JPH05128540A - 光デイスク装置 - Google Patents

光デイスク装置

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Publication number
JPH05128540A
JPH05128540A JP28981291A JP28981291A JPH05128540A JP H05128540 A JPH05128540 A JP H05128540A JP 28981291 A JP28981291 A JP 28981291A JP 28981291 A JP28981291 A JP 28981291A JP H05128540 A JPH05128540 A JP H05128540A
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JP
Japan
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pickup
swing arm
optical disk
disk device
optical
Prior art date
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Application number
JP28981291A
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English (en)
Inventor
Teruaki Sugata
輝明 菅田
Tetsuo Ikegame
哲夫 池亀
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク装置において、光ディスク上での
走査位置による情報トラックの接線方向とピックアップ
光学系の方向とのずれを簡単かつ小型の構成で補正す
る。 【構成】 スイングアーム21を回動自在に支持する第
1のヒンジ22と、スイングアームに対してピックアッ
プ24を回動自在に支持する第2のヒンジ23とを具
え、第1のヒンジを中心としてスイングアームを回動さ
せる第1のムービングコイル41および第2のヒンジを
中心としてピックアップを回動させる第2のムービング
コイル51とを共にピックアップに固着し、前記情報ト
ラックの接線方向と光学系の方向とのずれに応じた角度
補正信号を少なくとも第2のムービングコイルに供給し
てピックアップをスイングアームに対して回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピックアップと、この
ピックアップを支持するスイングアームと、このスイン
グアームを含む可動部全体を光ディスク装置本体に対し
て回動させる駆動部とを具える光ディスク装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図1AおよびBはスイングアームを用い
たこの種の光ディスク装置の一例の構成を示す線図的平
面図および断面図である。回動軸1を中心として回動自
在に配置されたスイングアーム2の一端にピックアップ
3を取り付けるとともに他端にはリニアモータ4を設
け、このリニアモータを駆動することによってスイング
アーム2を回動させて、所定の方向に回転する光ディス
ク5に対してピックアップ3を径方向に変位させるよう
に構成されている。
【0003】ピックアップ3は図1Bに示すようにレー
ザ光源6、コリメータレンズ7、ビームスプリッタ8、
対物レンズ9、エラー検出光学系10および光検出器1
1などの光学系を有している。レーザ光源6から出射さ
れレーザビームをコリメータレンズ7、ビームスプリッ
タ8および対物レンズ9を経て光ディスク5上に照射
し、その反射光を対物レンズ9、ビームスプリッタ8お
よびエラー検出光学系10を経て光検出器11に導くよ
うに構成されているとともに対物レンズ9はフォーカシ
ング機構およびトラッキング機構によって光軸方向およ
び光ディスクの径方向の2次元方向に微小変位できるよ
うにピックアップ本体に取り付けられている。
【0004】従来の光ディスク装置においては、スイン
グアーム2を用いてピックアップ3を光ディスク5の径
方向に変位させる場合には、対物レンズ9の移動軌跡が
光ディスクの径方向に対して円弧状となるため、対物レ
ンズの軌跡上に於ける情報トラックの接線方向が各トラ
ックにおいて異なっている。例えば図2Aに示すよう
に、点Oを中心として回転する光ディスク5に対し、対
物レンズ9が点Pを中心とする円弧状の軌跡を描く場
合、対物レンズの軌跡上の情報トラックTr1 〜Tr3の接
線方向が、スイングアーム2の延在方向に対して情報ト
ラックTr1 では右方向にずれ、情報トラックTr3 では左
方向にずれることになる。また、各情報トラック間での
接線方向も異なってくる。
【0005】このように従来の光ディスク装置において
は、光ディスク5上の位置に応じてピックアップ3の光
学系、特に光検出器11のトラッキング方向の分割方
向、あるいは複数本の光ビームスポットを照射する場合
には、そのスポット列の方向に対する情報トラックの接
線方向が傾斜することになる。そのため、光検出器11
によって情報トラックの反射光パターンの変化を検出し
てトラッキングエラー信号を得る場合、あるいは複数本
の光ビームスポットを照射してトラッキングエラー信号
を得る場合には、図2Bに示すように反射光パターンが
トラック毎に異なり、所望のトラッキングエラー信号を
得ることができない欠点がある。
【0006】また、書込用光ビームスポットと読取用光
ビームスポットとを照射して記録情報をモニタするな
ど、複数の光ビームスポットを光ディスク上に同時に照
射して書込み、読取、消去などを一度に行うような場合
には、光ディスク上のある情報トラック位置では図3A
に示すように書込用光ビームスポットPwと読取用光ビー
ムスポットPrとが同一の情報トラック上に位置していて
も、他の情報トラック位置においては、図3Bに示すよ
うに読取用光ビームスポットPrが書込用光ビームスポッ
トPwと同一の情報トラック上には位置せず、記録した情
報のモニタを正確に行うことができない欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題を解決す
るために、特開平2-278523号公報には、スイングアーム
にリンク機構を設けてスイングアームの回動に伴ってピ
ックアップを回動させるようにしたものが開示されてい
る。しかし、このリンク機構は設計的にリンクの長さや
関節部の位置の制限が多くあり、現実的ではなく、また
構造が大掛かりとなり、リンク機構の関節部(回動軸)
において、共振か生じ易いという欠点がある。また、リ
ンク機構では設計上一定の補正しかできない。したがっ
て、実用的には構成部品の公差のばらつきや組立精度に
よって生ずるスポットの回転を見込んだ補正はできず、
完全な補正は不可能である。
【0008】さらに、特開昭59−132432号公報には、モ
ータによってピックアップを、その光軸を中心として回
動させる回動機構を設け、複数の光ビームスポット列の
方向に対する情報トラックの接線方向のずれを補正する
ようにした光ディスク装置が開示されている。しかしな
がら、この従来の光ディスク装置においては、ピックア
ップを光軸を中心として回動させる回動機構の動力源で
あるモータとピックアップとを積み重ねて配置している
ので、光ディスク装置の厚みが増大し、薄型化が困難で
ある。また、可動部の重量が増すため、ピックアップを
高速で回動させることが困難となり、高速アクセスが困
難となる欠点もある。
【0009】本発明の目的は、従来のスイングアームを
用いた従来の光ディスク装置の上述した欠点を解決し、
常に安定なトラッキングエラー信号を得ることができ、
しかも複数の光ビームスポットを総ての情報トラックに
対して所定の位置に照射することができ、その結果高速
回転、高速アクセス、高転送レートの実現がきわめて容
易であり、しかも設計も容易で、構成が簡単であり、薄
型化にも適した光ディスク装置を提供しようとするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学系を含む
ピックアップと、このピックアップを支持するスイング
アームと、このスイングアームを含む可動部全体を光デ
ィスク装置本体に対して回転自在に連結する第1の連結
部材と、前記スイングアームに対してピックアップを回
転自在に連結する第2の連結部材と、少なくとも一部分
が前記ピックアップと一体的に設けられ、前記スイング
アームを含む可動部全体を前記第1の連結部を中心とし
て駆動する第1の駆動部と、少なくとも一部分が前記ピ
ックアップと一体的に設けられ、前記ピックアップを前
記第2の連結部を中心として駆動する第1の駆動部とを
具え、光ディスクの情報トラックの接線方向と前記ピッ
クアップの光学系の方向とのずれに応じた角度補正信号
で少なくとも前記第2の駆動部を駆動するように構成し
たことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような本発明による光ディスク装置におい
ては、第1および第2の駆動部の少なくとも一部、例え
ば後述する実施例のようにこれらの駆動部をボイスコイ
ルモータで構成する場合には、そのムービングコイルを
ピックアップと一体的に設け、第1の駆動部によってピ
ックアップをスイングアームに対して回動させ、第2の
駆動部によってスイングアームを含む可動部全体を装置
本体に対して回動させるように構成したので、ピックア
ップの回動半径を従来に比べて比較的小さくすることが
でき、したがって全体を小型とすることができ、高速ア
クセス、光ディスクの高速回転、高転送レートを実現す
ることができる。
【0012】また、光ディスクの情報トラックの接線方
向と前記ピックアップの光学系の方向とのずれに応じた
角度補正信号を粗シーク信号および精トラッキング信号
に加え、スイングアームを含む可動部を前記第1の連結
部を中心として回動させた後、ピックアップを第2の連
結部を中心として回動させて前記のずれを補正すること
ができる。さらに複数の光ビームスポットを同時に光デ
ィスク上に照射するときにはこれらの光ビームスポット
を同一の情報トラックに沿って整列させることができ、
したがって記録情報のモニタを正確に行うことができ
る。
【0013】
【実施例】図4は本発明による光ディスク装置の一実施
例の全体の構成を示す斜視図である。本例では、スイン
グアーム21に、粗シークのためのスイングアームの回
動中心となる第1の連結部を構成する第1のヒンジ22
と、精トラッキングを行うためにスイングアームに対し
てピックアップ24を回動させる際の回動中心となる第
2の連結部を構成する第2のヒンジ23とを形成する。
また、基部21aは光ディスク装置本体に固着する。本
例においては、これらのヒンジ22および23をスイン
グアーム21を構成するロッドを肉薄とすることによっ
て形成し、回動中心を中心とする円の径方向には変位し
ないように構成するが、他の同様の機能を有する回動支
持機構を使用することも可能である。
【0014】ピックアップ24は、光源、コリメータレ
ンズ、ビームスプリッタ、エラー検出光学系、光検出器
などを含む光学ボックス24aと、対物レンズ25や光
路を直角に折り曲げる立ち上げミラーなどを具える対物
レンズホルダ24bと、光学ボックスに対して対物レン
ズホルダを対物レンズの光軸方向に変位可能に支持する
一対の板ばね24c,24dとを具えている。
【0015】図5AおよびBは光学ボックス24aおよ
び対物レンズホルダ24bに設けされている光学系の構
成を示すものである。光学ボックス24a内では、図5
Aに示すようにレーザダイオード26から出射されるレ
ーザビームをコリメータレンズ27で平行光束とし、回
折格子28によって3本のレーザビームに分割する。0
次光であるメインビームおよび±1次光であるサブビー
ムはビームスプリッタ29、整形プリズム30を経て光
学ボックス24aから出射し、対物レンズホルダ24b
に設けられた立ち上げミラー31に入射される。
【0016】この立ち上げミラー31に入射される光ビ
ームが図5Aの平面に対して垂直な方向に反射される様
子が図5Bに示されている。立ち上げミラー31によっ
て上方に反射された3本の光ビームは対物レンズ25に
よって収束され、光ディスク32上に光ビームスポット
として照射される。この光ディスク32で反射され、情
報によって変調された光ビームは対物レンズ25で集光
され、立ち上げミラー31で水平方向に反射されて、光
学ボックス24aに入射される。
【0017】このようにして光学ボックス24aに入射
された3本の光ビームは整形プリズム30を経てビーム
スプリッタ29に入射され、ここで反射された後、1/2
波長板33および結像レンズ34を経て偏光ビームスプ
リッタ35に入射し、その偏光面で反射された光ビーム
は第1の光検出器36に入射し、偏光面を透過した光ビ
ームは第2の光検出器37に入射する。また、レーザダ
イオード26から放射され、ビームスプリッタ29で反
射される光ビームを受光器38で受光し、その出力によ
ってレーザダイオードの駆動電源を制御して光強度を安
定化するように構成する。
【0018】これら第1および第2の光検出器36およ
び37は、それぞれフォーカスエラーの検出方向に3分
割されており、いわゆるビームサイズ法でフォーカシン
グエラーを検出するようにしている。トラッキングエラ
ーの検出は、メインビームのプッシュプル信号と、2個
のサブビームのプッシュプル信号の和との差動演算を行
う、いわゆる差動プッシュプル法を採用している。この
ようなトラッキングエラーの検出方法については、例え
ば特開平3−54733号公報や特開昭61−9424
6号公報に記載されており、本発明の要旨ではないの
で、その詳細な説明は省略する。
【0019】図4に示すスイングアーム21を第1のヒ
ンジ22を中心として回動させて粗シークを行うため
に、光学ボックス24aには第1のムービングコイル4
1を固着し、この第1のムービングコイルを貫通する第
1の内ヨーク42と、この内ヨーク挟むように配置され
た「コ」の字状の第1の外ヨーク43と、この第1の外
ヨークの内側面に固着された第1の磁石44とでボイス
コイルモータより成る第1の駆動部を構成する。
【0020】第1の内ヨーク42および第1の外ヨーク
43は光ディスク装置本体に固定されている。第1のム
ービングコイル41および内ヨーク42は第1のヒンジ
22を中心とするほぼ円弧状に形成する。したがって、
第1のムービングコイル41に所定の方向に所定の大き
さの電流を流すことによって第1のムービングコイルを
第1のヒンジ22を中心とするほぼ円弧状の軌跡に沿っ
て所定の方向に所定量だけ移動させることができる。
【0021】さらに、光学ボックス24aを第2のヒン
ジ23を中心として回動させて精トラッキングやビーム
の回転補正を行うために、光学ボックス24aには第2
のムービングコイル51を固着し、この第2のムービン
グコイルを貫通する第1の内ヨーク52と、この内ヨー
ク挟むように配置された「コ」の字状の第2の外ヨーク
53と、この第2の外ヨークの内側面に固着された第2
の磁石54とでボイスコイルモータより成る第2の駆動
部を構成する。
【0022】第2の内ヨーク52および第2の外ヨーク
53も光ディスク装置本体に固定されている。第2のム
ービングコイル51および内ヨーク52は第2のヒンジ
23を中心とするほぼ円弧状に形成する。したがって、
第2のムービングコイル51に所定の方向に所定の大き
さの電流を流すことによって第2のムービングコイルを
第2のヒンジ23を中心とするほぼ円弧状の軌跡に沿っ
て所定の方向に所定量だけ移動させて精トラッキングを
行うことができるが、この精トラッキングの移動範囲は
粗シークのためのスイングアーム21の回動範囲に比べ
ると非常に小さいものである。
【0023】本発明においては、上述したように粗シー
クを行うための第1の駆動部の一部を構成する第1のム
ービングコイル41および精トラッキングを行うための
第2の駆動部の一部を構成する第2のムービングコイル
51を共にピックアップを構成する光学ボックス24a
に固着するが、第1のムービングコイル41はスイング
アーム21の延在方向に見て第1のヒンジ22と第2の
ヒンジ23との間の位置において光学ボックスに固着
し、第2のムービングコイル51は第2のヒンジ23よ
りも第1のヒンジ21から遠い位置において光学ボック
スに固着する。すなわち、第1および第2のムービング
コイル41および51の中間に第2のヒンジ23が位置
するように構成する。
【0024】対物レンズホルダ24bを光軸方向に移動
させてフォーカシング制御を行うために、第3のムービ
ングコイル55を、その上辺が第2の内ヨーク52と第
2の磁石54との間に形成される磁束内に配置されるよ
うに対物レンズホルダの前面に固着する。したがって、
この第3のムービングコイル55に所定の方向に所定の
大きさの電流を流すことによって対物レンズホルダ24
bを板ばね24c,24dの力に抗して対物レンズ25
の光軸方向に移動させることができる。
【0025】上述したように、第1のムービングコイル
41に電流を流してスイングアーム21を第1のヒンジ
22を中心として回動させて粗シークを行うが、この際
光学ボックス24aが第2のヒンジ23を中心として回
動してしまうので、スイングアーム21に対する光学ボ
ックス24aの角度を検出し、この検出した角度に応じ
た電流を角度補正信号として第2のムービングコイル5
1に供給するように構成する。このように構成すること
により粗シーク動作中光学ボックス24aを所定の基準
位置(通常、この基準位置は精トラッキング移動範囲の
中央の位置である)に保持することができる。
【0026】スイングアーム21に対する光学ボックス
24aの角度、すなわちスイングアームの延在方向に対
するピックアップ光学系の方向とのずれ角度を検出する
ために、図6に示すように、光学ボックスの側面に非接
触型の位置センサ56を取り付け、この位置センサと対
向するようなスイングアーム21の位置にミラー57を
取り付ける。
【0027】図6は位置センサ56の構成およびその出
力信号を処理して角度検出信号を作成する回路の構成を
示すものである。位置センサ56にはミラー57に向け
て光ビームを照射する光源58と、ミラーで反射された
光ビームを受光する受光器59とを設ける。受光器59
はその平面図をも示すように2分割された受光素子59
aおよび59bを有しており、これらの受光素子上に投
射される光ビームスポットPの位置は位置センサ56と
ミラー57との間の距離、したがってスイングアーム2
1に対する光学ボックス24aの位置に応じて変位する
ことになる。したがって、これらの受光素子59a,5
9bの出力の差を差動アンプ60で求めることにより上
述した角度検出信号を得ることができる。
【0028】上述したようにしてスイングアーム21に
対する光学ボックス24aの位置に応じて変化する角度
検出信号を処理して角度補正信号を生成し、それを第2
のムービングコイル51に流すことによって光学ボック
スを第2のヒンジ23を中心として回動させることがで
き、これによってスイングアーム21の延在方向に対す
る光学ボックス24aの光学系の方向のずれを補正して
ピックアップをシーク中も常に所定の基準位置に位置決
めすることができる。
【0029】さらに、本発明においては、光ディスク3
2上に投射される3個の光ビームスポットの配列方向と
情報トラックの接線方向とのずれを補正するために、ト
ラッキングエラー信号から得られる現在走査中のトラッ
クの光ディスク32上での位置に基づくビームの回転角
度補正信号を作成し、これに応じた電流を第2のムービ
ングコイル51に流すようにする。このように構成する
と、3個の光ビームスポットを光ディスク面のあらゆる
場所において情報トラックに沿って整列させることがで
きる。したがって、記録情報のモニタを正確に行うこと
ができる。また、このように複数の光ビームスポットを
用いない場合でも、ピックアップ24の光学系の方向、
例えば光学ボックス24aに設けたトラッキングエラー
検出用の光検出器のトラッキング方向の分割線の方向
と、各情報トラックの接線方向とを光ディスクのあらゆ
る位置において完全に一致させることができ、きわめて
正確なトラッキングエラー信号を得ることができる。
【0030】図7は第1のムービングコイル41および
第2のムービングコイル51に流す電流を形成するため
の信号処理回路の構成を示すものである。上述したよう
に第1のムービングコイル41に粗シーク信号を供給し
て粗シークを行い、第2のムービングコイル51に精ト
ラッキング信号を供給することによって精トラッキング
を行うことができるが、本実施例においては図7に示す
ように粗シーク信号と精トラッキング信号との差を減算
回路61で作成し、これを第1のムービングコイル41
に供給し、粗シーク信号と精トラッキング信号との和を
加算回路62で作成し、これを第2のムービングコイル
51に供給する。
【0031】また、上述した角度補正信号を粗シーク信
号および精トラッキング信号に加えて第1および第2の
コイル41および51に供給し、ピックアップ24を第
2のヒンジ23を中心として回動させてスイングアーム
21に対するピックアップの角度を補正するとともに光
ディスクの位置に応じてピックアップ光学系の方向と情
報トラックの接線方向とのずれを補正しながら精トラッ
キングを行うものである。すなわち、粗シーク信号に対
しては第1および第2のムービングコイル41および5
1において同じ方向に電磁力を発生させてスイングアー
ム21を第1のヒンジ22を中心として回動させ、精ト
ラッキング信号および角度補正信号については第1およ
び第2のムービングコイル41および51において互い
に反対方向の電磁力を発生させて光学ボックス24aを
第2のヒンジ23を中心として回動させ、この精トラッ
キング信号によってはスイングアームが第1のヒンジ2
2を中心として回動しないようにしている。
【0032】
【発明の効果】上述したように本発明による光ディスク
装置においては、スイングアーム21に第1および第2
の連結部(第1および第2のヒンジ22および23)を
設け、光学系を保持するピックアップ24およびスイン
グアーム21を含む可動部を第1の連結部を中心として
回動させて光ディスク32の径方向に移動させて粗シー
クを行うための第1の駆動部の一部(第1のムービング
コイル41)と、ピックアップを第2の連結部を中心と
してスイングアームに対して回動させて精トラッキング
を行うための第2の駆動部の一部(第2のムービングコ
イル51)とを共にピックアップに取り付け、光ディス
ク上の光ビームスポットの照射位置に応じて角度補正信
号で第2の駆動部を駆動するように構成したので、光デ
ィスク面上のあらゆる場所において、ピックアップの光
学系の方向、特に光検出器のトラッキング方向の分割線
の方向と、情報トラックの接線方向とを全く一致させる
ことができ、このことによって光ディスク上の内周部分
と外周部分とでのトラッキングエラー信号の変動を抑え
ることができ、常に正確なトラッキング状態を保持する
ことができる。また、複数の光ビームスポットを同時に
光ディスク上に照射する場合、これらの光ディスクスポ
ットを、同一の情報トラックに沿って整列させることが
でき、例えば記録情報のモニタを正確に行うことができ
る。また、従来のようにピックアップを回動させるため
にリンク機構を用いたり、ピックアップ全体をモータで
支持したりする必要がないので、構成となり、その結果
高速アクセス、光ディスクの高速回転、高転送レートな
どが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1AおよびBは、従来の光ディスク装置の一
例の構成を示す平面図および断面図である。
【図2】図2AおよびBは、同じくその動作を説明する
ための線図である。
【図3】図3AおよびBは、同じくその動作を説明する
ための線図である。
【図4】図4は、本発明による光ディスク装置の一実施
例の構成を示す斜視図である。
【図5】図5AおよびBは、同じくその光学系の構成を
示す平面図および側面図である。
【図6】図6は、同じくその角度検出信号を作成する部
分の構成を示す線図である。
【図7】図7は、同じくその駆動電流を形成する部分の
構成を示す線図である。
【符号の説明】
21 スイングアーム 22 第1ヒンジ(第1連結部) 23 第2ヒンジ(第2連結部) 24 ピックアップ 24a 光学ボックス 24b 対物レンズホルダ 24c,24d 板ばね 25 対物レンズ 32 光ディスク 41 第1ムービングコイル 42 第1内ヨーク 43 第1外ヨーク 44 第1磁石 51 第2ムービングコイル 52 第2内ヨーク 53 第2外ヨーク 54 第2磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を含むピックアップと、このピッ
    クアップを支持するスイングアームと、このスイングア
    ームを含む可動部全体を光ディスク装置本体に対して回
    転自在に連結する第1の連結部材と、前記スイングアー
    ムに対してピックアップを回転自在に連結する第2の連
    結部材と、少なくとも一部分が前記ピックアップと一体
    的に設けられ、前記スイングアームを含む可動部全体を
    前記第1の連結部を中心として駆動する第1の駆動部
    と、少なくとも一部分が前記ピックアップと一体的に設
    けられ、前記ピックアップを前記第2の連結部を中心と
    して駆動する第2の駆動部とを具え、光ディスクの情報
    トラックの接線方向と前記ピックアップの光学系の方向
    とのずれに応じた角度補正信号で少なくとも前記第2の
    駆動部を駆動するよう構成したことを特徴とする光ディ
    スク装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の駆動部を、前記ピックアップ
    に固着された第1のムービングコイルと、光ディスク装
    置本体に固着され、前記第1のムービングコイルを通る
    磁束を発生する第1の磁気回路とで構成し、前記第2の
    駆動部を、前記ピックアップに固着された第2のムービ
    ングコイルと、光ディスク装置本体に固着され、前記第
    2のムービングコイルを通る磁束を発生する第2の磁気
    回路とで構成したことを特徴とする請求項1記載の光デ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のムービングコイル
    を、スイングアームの延在方向に見て前記第2の連結部
    を挟むように前記ピックアップに取り付け、粗シークを
    前記第1および第2のムービングコイルに、同じ方向に
    電磁力が発生されるように供給し、精トラッキング信号
    を前記第1および第2のムービングコイルに互いに反対
    方向の電磁力が発生されるように供給し、前記スイング
    アームに対するピックアップの位置を検出して得られる
    角度補正信号を前記粗シーク信号および精トラッキング
    信号に加えるように構成したことを特徴とする請求項2
    記載の光ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507831A (ja) * 1999-08-13 2003-02-25 ゼン リサーチ(アイルランド) リミテッド 光ディスクの複数のトラックを読み取る方法および装置

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