JPH05129714A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH05129714A JPH05129714A JP28756891A JP28756891A JPH05129714A JP H05129714 A JPH05129714 A JP H05129714A JP 28756891 A JP28756891 A JP 28756891A JP 28756891 A JP28756891 A JP 28756891A JP H05129714 A JPH05129714 A JP H05129714A
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- JP
- Japan
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- layer
- semiconductor
- doped
- transition metal
- multilayer film
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】埋込構造半導体レーザに関し、低閾値および高
効率のレーザ素子を提供する。 【構成】半導体基板1の上の活性層3を含む多層構造を
積層しメサストライプを形成した後、ストライプ側面を
電流ブロック層により埋め込む構造において、電流ブロ
ック層構造をTiドープ層5とFeドープ層6の交互埋
込或いはn形半導体層とFeドープ層6の交互埋込によ
り形成する。 【効果】活性領域以外への電子および正孔の注入をより
効果的に阻止でき、無効電流を低減できるため素子の低
閾値化および高効率化が図れる。
効率のレーザ素子を提供する。 【構成】半導体基板1の上の活性層3を含む多層構造を
積層しメサストライプを形成した後、ストライプ側面を
電流ブロック層により埋め込む構造において、電流ブロ
ック層構造をTiドープ層5とFeドープ層6の交互埋
込或いはn形半導体層とFeドープ層6の交互埋込によ
り形成する。 【効果】活性領域以外への電子および正孔の注入をより
効果的に阻止でき、無効電流を低減できるため素子の低
閾値化および高効率化が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流注入領域を制限する
必要のある半導体レーザに関する。
必要のある半導体レーザに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザの低閾値化を達成するため
には、活性領域以外へのリーク電流の低減が必要であ
る。埋込ヘテロ(BH:buried heterostructure)構造
レーザでは、従来、電流ブロック層としてpーn接合を
用いたものや、更に電流ブロック効果を上げるためアプ
ライド・フィズィックス・レターズ 第51巻,第14
号,1987年,1054頁(Appl.Phys.Lett.
51(14) 1987p1054)に記載のように、
Feドープ半絶縁性半導体層により埋め込んだ構造を採
用していた。
には、活性領域以外へのリーク電流の低減が必要であ
る。埋込ヘテロ(BH:buried heterostructure)構造
レーザでは、従来、電流ブロック層としてpーn接合を
用いたものや、更に電流ブロック効果を上げるためアプ
ライド・フィズィックス・レターズ 第51巻,第14
号,1987年,1054頁(Appl.Phys.Lett.
51(14) 1987p1054)に記載のように、
Feドープ半絶縁性半導体層により埋め込んだ構造を採
用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、F
eドープ半絶縁性半導体層は電子トラップであるため電
子注入に対してはブロック層として機能するが、Feド
ープ層がp形半導体層と接触している場合、正孔に対す
るブロック効果が無い。Feドープ層内に注入された正
孔はFeドープ層内にトラップされていた電子と再結合
するため、結果的に更に電子の注入も起こる。電子と正
孔の注入、いわゆる、ダブルインジェクションが起こ
り、Feドープ層の電流ブロック層としての効果が低減
する。従って、活性領域以外へのリーク電流が発生し低
閾値化の妨げとなっていた。
eドープ半絶縁性半導体層は電子トラップであるため電
子注入に対してはブロック層として機能するが、Feド
ープ層がp形半導体層と接触している場合、正孔に対す
るブロック効果が無い。Feドープ層内に注入された正
孔はFeドープ層内にトラップされていた電子と再結合
するため、結果的に更に電子の注入も起こる。電子と正
孔の注入、いわゆる、ダブルインジェクションが起こ
り、Feドープ層の電流ブロック層としての効果が低減
する。従って、活性領域以外へのリーク電流が発生し低
閾値化の妨げとなっていた。
【0004】本発明の目的は、このようなリーク電流の
発生を抑制し低閾値化を図ることにある。
発生を抑制し低閾値化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では埋込層として電子トラップであるFeド
ープ半絶縁性半導体層と正孔トラップであるTiドープ
半絶縁性半導体層を交互に積層し、且つ、Feドープ層
がn形半導体層側に、Tiドープ層がp形半導体層側に
ある構造を用いた。更に、本発明における他の手段とし
て、Feドープ半絶縁性半導体層とn形半導体層を交互
に埋め込んだ。
に、本発明では埋込層として電子トラップであるFeド
ープ半絶縁性半導体層と正孔トラップであるTiドープ
半絶縁性半導体層を交互に積層し、且つ、Feドープ層
がn形半導体層側に、Tiドープ層がp形半導体層側に
ある構造を用いた。更に、本発明における他の手段とし
て、Feドープ半絶縁性半導体層とn形半導体層を交互
に埋め込んだ。
【0006】
【作用】本発明のように、Feドープ半絶縁性半導体層
とTiドープ半絶縁性半導体層で交互に埋め込んだ構造
とすることにより、Feドープ層は電子の注入を阻止
し、Tiドープ層は正孔の注入を阻止する。このため従
来構造に比較して電流ブロック効果が増し、リーク電流
を低減できるため、更に低閾値化が図れる。
とTiドープ半絶縁性半導体層で交互に埋め込んだ構造
とすることにより、Feドープ層は電子の注入を阻止
し、Tiドープ層は正孔の注入を阻止する。このため従
来構造に比較して電流ブロック効果が増し、リーク電流
を低減できるため、更に低閾値化が図れる。
【0007】また、Feドープ半絶縁性半導体層とn形
半導体層を交互に埋め込むと、n形半導体層が正孔の注
入に対する障壁となるため同様の効果が期待できる。
半導体層を交互に埋め込むと、n形半導体層が正孔の注
入に対する障壁となるため同様の効果が期待できる。
【0008】
【実施例】〈実施例1〉以下、本発明の一実施例を図1
によりInGaAsP 系BHレーザに適用した場合につい
て説明する。
によりInGaAsP 系BHレーザに適用した場合につい
て説明する。
【0009】有機金属気相成長(MOCVD)法により
p+−InP基板1上にp−InPクラッド層2(厚み
0.5〜1μm,キャリア濃度1×1018cm-3),InGa
AsP活性層3(0.2μm,アンドープ,バンドギャッ
プ波長λg =1.3μm),n−InPクラッド層4
(1μm,1×1018cm-3)を順次成長した後、SiO
2 膜をCVD法により被着する。その後、ホトリソグラ
フィ工程を経た後、ドライエッチングにより幅1μmの
メサストライプを形成する。この時、メサ深さは約1.
5μm としp−InPクラッド層2の途中までエッチ
ングした。次に、メサ側面の歪除去エッチングを行った
後、TiドープInP層5およびFeドープInP層6
で交互に四回繰り返して埋め込み電流ブロック層を形成
する。TiドープInP層5およびFeドープInP層
6の厚みは共に0.2μm とし、ほぼ平坦に埋め込まれ
るようにした。次に、n−InP層7(1μm,1×1
018 cm-3),n−InGaAsP層8(0.3μm,2×
1018cm-3)で埋め込む。更にp電極9およびn電極1
0を形成した後、へき開により素子化した。キャビティ
長は300μmである。
p+−InP基板1上にp−InPクラッド層2(厚み
0.5〜1μm,キャリア濃度1×1018cm-3),InGa
AsP活性層3(0.2μm,アンドープ,バンドギャッ
プ波長λg =1.3μm),n−InPクラッド層4
(1μm,1×1018cm-3)を順次成長した後、SiO
2 膜をCVD法により被着する。その後、ホトリソグラ
フィ工程を経た後、ドライエッチングにより幅1μmの
メサストライプを形成する。この時、メサ深さは約1.
5μm としp−InPクラッド層2の途中までエッチ
ングした。次に、メサ側面の歪除去エッチングを行った
後、TiドープInP層5およびFeドープInP層6
で交互に四回繰り返して埋め込み電流ブロック層を形成
する。TiドープInP層5およびFeドープInP層
6の厚みは共に0.2μm とし、ほぼ平坦に埋め込まれ
るようにした。次に、n−InP層7(1μm,1×1
018 cm-3),n−InGaAsP層8(0.3μm,2×
1018cm-3)で埋め込む。更にp電極9およびn電極1
0を形成した後、へき開により素子化した。キャビティ
長は300μmである。
【0010】本実施例におけるレーザ素子では、従来の
Feドープ層のみで埋め込んだ構造に比べ活性領域以外
への無効電流が低減され、閾値電流10mAの素子が得
られた。この値は、従来素子より約20%低い値であ
る。また、無効電流が低減されたため電流−光出力特性
におけるスロープ効率も改善され0.2mA/mW が得
られた。本実施例では、活性層に通常良く用いられるバ
ルク活性層を用いたが多重量子井戸構造(MQW)とし
ても良い。また本実施例のようなファブリペロー構造に
限らず分布帰還型(DFB)レーザ等他のBH構造レー
ザにおいても適用可能である。更に、本実施例では高抵
抗化のための遷移金属としてFeおよびTiを用いた
が、電子トラップおよび正孔トラップとして機能する二
種類の遷移金属を選ぶならこれに限定されない。
Feドープ層のみで埋め込んだ構造に比べ活性領域以外
への無効電流が低減され、閾値電流10mAの素子が得
られた。この値は、従来素子より約20%低い値であ
る。また、無効電流が低減されたため電流−光出力特性
におけるスロープ効率も改善され0.2mA/mW が得
られた。本実施例では、活性層に通常良く用いられるバ
ルク活性層を用いたが多重量子井戸構造(MQW)とし
ても良い。また本実施例のようなファブリペロー構造に
限らず分布帰還型(DFB)レーザ等他のBH構造レー
ザにおいても適用可能である。更に、本実施例では高抵
抗化のための遷移金属としてFeおよびTiを用いた
が、電子トラップおよび正孔トラップとして機能する二
種類の遷移金属を選ぶならこれに限定されない。
【0011】〈実施例2〉本発明の他の実施例を図1,
図2により説明する。
図2により説明する。
【0012】実施例1と同様にMOCVD法によりp+
−InP基板1上にp−InPクラッド層2,InGaA
sP 活性層3,n−InPクラッド層4を順次積層す
る。次に図1に示したTiドープInP層5の代わりに
n+−InP層(1〜5×1018 cm-3)を用い、Feドー
プInP層6と交互に埋め込んだ。その他の構造および
素子作製手順は実施例1と同様である。
−InP基板1上にp−InPクラッド層2,InGaA
sP 活性層3,n−InPクラッド層4を順次積層す
る。次に図1に示したTiドープInP層5の代わりに
n+−InP層(1〜5×1018 cm-3)を用い、Feドー
プInP層6と交互に埋め込んだ。その他の構造および
素子作製手順は実施例1と同様である。
【0013】このようにFeドープInP層とn+−I
nP 層で交互に埋め込んだ構造では、電流ブロック層
近傍のエネルギ準位が図2に示す構造になっており、n
−InP層がp形領域からの正孔の注入に対する障壁とな
る。したがって実施例1と同様の効果が期待でき、本実
施例においても先に示した実施例1の素子特性と遜色の
無い素子特性が得られた。
nP 層で交互に埋め込んだ構造では、電流ブロック層
近傍のエネルギ準位が図2に示す構造になっており、n
−InP層がp形領域からの正孔の注入に対する障壁とな
る。したがって実施例1と同様の効果が期待でき、本実
施例においても先に示した実施例1の素子特性と遜色の
無い素子特性が得られた。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、Feドープ層は電子ト
ラップとして作用しTiドープ層は正孔トラップとして
作用するため、これらを交互に、且つ、n導電形層側に
Feドープ層を、p導電形層側にTiドープ層を配置す
ることにより無効電流を防止できる。また、これらを複
数回交互に埋め込むことでより効果的に無効電流を低減
できる。従って素子の低閾値化および高効率化が図れる
という利点がある。
ラップとして作用しTiドープ層は正孔トラップとして
作用するため、これらを交互に、且つ、n導電形層側に
Feドープ層を、p導電形層側にTiドープ層を配置す
ることにより無効電流を防止できる。また、これらを複
数回交互に埋め込むことでより効果的に無効電流を低減
できる。従って素子の低閾値化および高効率化が図れる
という利点がある。
【0015】また、Feドープ層とn形半導体層を交互
に埋め込んだ構造でも、n形半導体層が正孔注入に対す
る障壁として作用するため同様の効果がある。
に埋め込んだ構造でも、n形半導体層が正孔注入に対す
る障壁として作用するため同様の効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す半導体レーザの断面
図。
図。
【図2】本発明の他の実施例における電流ブロック層近
傍のエネルギ準位図。
傍のエネルギ準位図。
1…p+−InP基板、2…p−InPクラッド層、3
…活性層、4…n−InPクラッド層、5…Tiドープ
InP高抵抗層、6…FeドープInP高抵抗層、7…
n−InP層、8…n+−InGaAsP層、9…p電極、
10…n電極。
…活性層、4…n−InPクラッド層、5…Tiドープ
InP高抵抗層、6…FeドープInP高抵抗層、7…
n−InP層、8…n+−InGaAsP層、9…p電極、
10…n電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 良治 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社電線研究所内 (72)発明者 茅根 直樹 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】半導体基板上に形成された半導体多層膜の
少なくとも一部がメサ状に加工され、前記メサ部側面が
半導体層により埋込まれた半導体装置において、前記半
導体埋込層が異なる二種類の不純物元素を交互に添加し
た半導体多層膜により構成されており、前記不純物元素
が高抵抗層を形成する遷移金属であり、電子を捕獲する
深い不純物準位を形成する遷移金属と正孔を捕獲する深
い不純物準位を形成する遷移金属からなることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項2】請求項1において、n形半導体基板を用い
る場合は、前記半導体多層膜の最初の第一層が電子を捕
獲する深い不純物準位を形成する遷移金属を添加した半
導体層であり、p形半導体基板を用いる場合は、最初の
第一層が正孔を捕獲する深い不純物準位を形成する遷移
金属を添加した半導体層により構成する半導体装置。 - 【請求項3】半導体基板上に形成された半導体多層膜の
少なくとも一部がメサ状に加工され、前記メサ部側面が
半導体層により埋込まれた半導体装置において、前記半
導体埋込層が異なる二種類の不純物元素を交互に添加し
て成る半導体多層膜により構成され、前記不純物元素が
高抵抗層を形成する遷移金属とn型不純物から成ること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】請求項3において、n形半導体基板を用い
る場合は、前記半導体多層膜の最初の第一層が電子を捕
獲する深い不純物準位を形成する遷移金属を添加した半
導体層であり、p形半導体基板を用いる場合は、最初の
第一層がn形不純物を添加した半導体層により構成され
ている半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28756891A JPH05129714A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28756891A JPH05129714A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05129714A true JPH05129714A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17719024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28756891A Pending JPH05129714A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05129714A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5452315A (en) * | 1993-06-30 | 1995-09-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser with semi-insulating current blocking layers |
| JP2003060310A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体光素子及びその製造方法 |
| CN113113519A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-07-13 | 武汉光迅科技股份有限公司 | 半导体发光器件及其制作方法 |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28756891A patent/JPH05129714A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5452315A (en) * | 1993-06-30 | 1995-09-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser with semi-insulating current blocking layers |
| JP2003060310A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体光素子及びその製造方法 |
| CN113113519A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-07-13 | 武汉光迅科技股份有限公司 | 半导体发光器件及其制作方法 |
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