JPH05130067A - 可変閾値型音声検出器 - Google Patents
可変閾値型音声検出器Info
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- JPH05130067A JPH05130067A JP3313915A JP31391591A JPH05130067A JP H05130067 A JPH05130067 A JP H05130067A JP 3313915 A JP3313915 A JP 3313915A JP 31391591 A JP31391591 A JP 31391591A JP H05130067 A JPH05130067 A JP H05130067A
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- circuit
- voice signal
- calculation circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】S/N比の大小に影響を受けずほぼ同等の音声
品質を確保する。 【構成】力信号の音声信号成分を計算する音声信号電力
計算回路1と、入力信号に含まれる雑音電力を計算する
雑音電力計算回路2と、音声信号電力と雑音電力との相
対比を計算する相対比計算回路3と、この相対比に応じ
てハングオーバー時間を計算するハングオーバー計算回
路4と、雑音電力に応じて判定閾値を計算し出力する閾
値発生回路5と、入力信号と判定閾値とを比較すること
により音声信号の有無を判定する判定回路6と、この判
定結果が音声信号有りから無しに変わった時点でその判
定結果にハングオーバー時間分を音声信号有りとして付
加するハングオーバー付加回路7とを備えている。
品質を確保する。 【構成】力信号の音声信号成分を計算する音声信号電力
計算回路1と、入力信号に含まれる雑音電力を計算する
雑音電力計算回路2と、音声信号電力と雑音電力との相
対比を計算する相対比計算回路3と、この相対比に応じ
てハングオーバー時間を計算するハングオーバー計算回
路4と、雑音電力に応じて判定閾値を計算し出力する閾
値発生回路5と、入力信号と判定閾値とを比較すること
により音声信号の有無を判定する判定回路6と、この判
定結果が音声信号有りから無しに変わった時点でその判
定結果にハングオーバー時間分を音声信号有りとして付
加するハングオーバー付加回路7とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号と雑音電力に
応じて設定される判定閾値とを比較することにより音声
信号の有無を判定しその判定結果にハングオーバーを付
加する可変閾値型音声検出器に関する。
応じて設定される判定閾値とを比較することにより音声
信号の有無を判定しその判定結果にハングオーバーを付
加する可変閾値型音声検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、DSI(Digital Speech Inter
polationの略称である。)技術を用いる装置への入力チ
ャネルに音声信号が存在するか否かを判定する為に用い
られる。また、音声検出器は、その特性が、装置の通話
品質、さらにはシステム設計に大きな影響を及ぼすた
め、音声検出器には、音声信号に対して可及的速やか
に応答すること、雑音に対してなるべく応答しないこ
と、簡単なハードウェアで実現できること、必要以
上にアクティビティ(音声検出器が音声信号有りを示し
ている時間的割合)を増加させないこと等が要求され
る。
polationの略称である。)技術を用いる装置への入力チ
ャネルに音声信号が存在するか否かを判定する為に用い
られる。また、音声検出器は、その特性が、装置の通話
品質、さらにはシステム設計に大きな影響を及ぼすた
め、音声検出器には、音声信号に対して可及的速やか
に応答すること、雑音に対してなるべく応答しないこ
と、簡単なハードウェアで実現できること、必要以
上にアクティビティ(音声検出器が音声信号有りを示し
ている時間的割合)を増加させないこと等が要求され
る。
【0003】従来、この種の音声検出器としては、例え
ばインテルサット(INTELSAT:International
Telecommunications Satellite Organization )仕様で
規定されるDCME(Digital Circuit Multiplication
Equipment)装置では、標本時刻毎に入力する入力信号と
この入力信号に含まれる雑音電力に応じて雑音電力が大
きい程高く設定される判定閾値とを比較することにより
信号の有無を判定し、この判定結果が音声信号有りから
無しに変わった時点で判定結果に予め定められたハング
オーバー時間(信号の継続時間に依存する)分だけ音声
信号有りとして付加し出力する可変閾値型音声検出器が
用いられている。
ばインテルサット(INTELSAT:International
Telecommunications Satellite Organization )仕様で
規定されるDCME(Digital Circuit Multiplication
Equipment)装置では、標本時刻毎に入力する入力信号と
この入力信号に含まれる雑音電力に応じて雑音電力が大
きい程高く設定される判定閾値とを比較することにより
信号の有無を判定し、この判定結果が音声信号有りから
無しに変わった時点で判定結果に予め定められたハング
オーバー時間(信号の継続時間に依存する)分だけ音声
信号有りとして付加し出力する可変閾値型音声検出器が
用いられている。
【0004】この音声検出器は、図7に示すように、D
SI技術を用いる装置の主信号経路に組み込まれて使用
される。この図7において、遅延回路50は音声検出器
40の検出時間を調整するためのものであり、選択回路
60は、遅延回路40の出力である遅延入力信号を音声
検出器40からの判定出力に基づいて選択するようにな
っている。これは、音声信号分のみを選択して伝送する
ことにより、回線効率を向上させんがためである。
SI技術を用いる装置の主信号経路に組み込まれて使用
される。この図7において、遅延回路50は音声検出器
40の検出時間を調整するためのものであり、選択回路
60は、遅延回路40の出力である遅延入力信号を音声
検出器40からの判定出力に基づいて選択するようにな
っている。これは、音声信号分のみを選択して伝送する
ことにより、回線効率を向上させんがためである。
【0005】図8に、この可変閾値型音声検出器の入出
力波形の一例が示されている。
力波形の一例が示されている。
【0006】例えば、入力信号30の音声信号電力と雑
音電力との相対比(以下「S/N比」という。)が小さ
い時には、音声信号に対して雑音が比較的大きいレベル
であるため、図8示す比較的大きいレベルの判定閾値で
ある第1の判定閾値31が設定され、この時の入力信号
30と判定閾値31との比較の結果である音声信号有無
の判定結果が第1の判定結果33のようになる。一方、
入力信号のS/N比が大きい時には、音声信号に対して
雑音が比較的小さいレベルであるため図8に示す比較的
小さいレベルの判定閾値である第2判定閾値32が設定
され、この時の音声信号有無の判定結果が第2の判定結
果36のようになる。また、これら第1の判定結果3
3,第2の判定結果36にそれぞれ一定のハングオーバ
ー時間thが付加されて、第1の判定出力35,第2の
判定出力37として前述した選択回路60に対して出力
される。
音電力との相対比(以下「S/N比」という。)が小さ
い時には、音声信号に対して雑音が比較的大きいレベル
であるため、図8示す比較的大きいレベルの判定閾値で
ある第1の判定閾値31が設定され、この時の入力信号
30と判定閾値31との比較の結果である音声信号有無
の判定結果が第1の判定結果33のようになる。一方、
入力信号のS/N比が大きい時には、音声信号に対して
雑音が比較的小さいレベルであるため図8に示す比較的
小さいレベルの判定閾値である第2判定閾値32が設定
され、この時の音声信号有無の判定結果が第2の判定結
果36のようになる。また、これら第1の判定結果3
3,第2の判定結果36にそれぞれ一定のハングオーバ
ー時間thが付加されて、第1の判定出力35,第2の
判定出力37として前述した選択回路60に対して出力
される。
【0007】この図8において、符号34は、選択回路
60へ入力される遅延回路50の出力である遅延入力信
号を示し、符号38は選択回路の出力を示す。また、第
1の判定結果33におけるtdl,第2の判定結果36に
おけるtdhが音声検出器40の動作時間換言すれば検出
に要する時間(以下、「検出時間」という。)であり、
遅延入力信号34におけるtf が遅延量である。
60へ入力される遅延回路50の出力である遅延入力信
号を示し、符号38は選択回路の出力を示す。また、第
1の判定結果33におけるtdl,第2の判定結果36に
おけるtdhが音声検出器40の動作時間換言すれば検出
に要する時間(以下、「検出時間」という。)であり、
遅延入力信号34におけるtf が遅延量である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインテ
ルサット仕様で規定されるDCME装置で用いられる可
変閾値型音声検出器では、必要以上にアクティビティを
増加させないために音声信号に付加するハングオーバー
時間th が30msec以内と規定されている。このた
め、S/N比が小さく音声信号有無判定のための判定閾
値が図の第1の判定閾値31のように高く設定された場
合、結果的に、選択回路への入力である判定出力が第1
の判定出力35のようになり、電力の小さい音声信号成
分が検出できず語中脱落(単語の途中がきれる。)や語
尾欠落(単語の最後がきれる。)の原因となるという不
都合があった。
ルサット仕様で規定されるDCME装置で用いられる可
変閾値型音声検出器では、必要以上にアクティビティを
増加させないために音声信号に付加するハングオーバー
時間th が30msec以内と規定されている。このた
め、S/N比が小さく音声信号有無判定のための判定閾
値が図の第1の判定閾値31のように高く設定された場
合、結果的に、選択回路への入力である判定出力が第1
の判定出力35のようになり、電力の小さい音声信号成
分が検出できず語中脱落(単語の途中がきれる。)や語
尾欠落(単語の最後がきれる。)の原因となるという不
都合があった。
【0009】また、検出時間td は、例えばインテルサ
ット使用で規定されるDCME装置では、図9のように
S/N比に対応して規定されている。それ故、検出時間
が最大の時でも語頭欠落が(単語の立ち上がり部が切れ
る。)起きないように、遅延回路の遅延量tf が図8の
如く設定され、しかもその遅延量は一定値となってい
る。このため、S/N比が大きく検出時間が小さい場合
に、図8の第2の判定出力37,選択回路出力38から
も明らかなように、語頭以前や語尾以降の雑音部が音声
信号として検出され、アクティビティを必要以上に増加
させるという不都合もあった。
ット使用で規定されるDCME装置では、図9のように
S/N比に対応して規定されている。それ故、検出時間
が最大の時でも語頭欠落が(単語の立ち上がり部が切れ
る。)起きないように、遅延回路の遅延量tf が図8の
如く設定され、しかもその遅延量は一定値となってい
る。このため、S/N比が大きく検出時間が小さい場合
に、図8の第2の判定出力37,選択回路出力38から
も明らかなように、語頭以前や語尾以降の雑音部が音声
信号として検出され、アクティビティを必要以上に増加
させるという不都合もあった。
【0010】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来技術の有す
る不都合を改善し、とくに、S/N比の大小に影響を受
ける事無くほぼ同等の音声品質を確保し得る可変閾値型
音声検出器を提供することにある。
る不都合を改善し、とくに、S/N比の大小に影響を受
ける事無くほぼ同等の音声品質を確保し得る可変閾値型
音声検出器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の可変閾値型音声
検出器は、標本時刻毎に入力する入力信号の音声信号成
分を計算する音声信号電力計算回路と、入力信号に含ま
れる雑音電力を計算する雑音電力計算回路と、音声信号
電力計算回路と雑音電力計算回路との出力に基づき音声
信号電力と雑音電力との相対比を計算する相対比計算回
路と、この相対比計算回路で計算された相対比に応じて
ハングオーバー時間を計算するハングオーバー計算回路
と、雑音電力計算回路から出力される雑音電力に応じて
判定閾値を計算し出力する閾値発生回路と、入力信号と
閾値発生回路から出力された判定閾値とを比較すること
により音声信号の有無を判定する判定回路と、この判定
回路の出力を受け判定結果が音声信号有りから無しに変
わった時点でその判定結果にハングオーバー計算回路か
ら出力されるハングオーバー時間分を音声信号有りとし
て付加するハングオーバー付加回路とを備えている。こ
のような構成によって、前述した目的を達成しようとす
るものである。
検出器は、標本時刻毎に入力する入力信号の音声信号成
分を計算する音声信号電力計算回路と、入力信号に含ま
れる雑音電力を計算する雑音電力計算回路と、音声信号
電力計算回路と雑音電力計算回路との出力に基づき音声
信号電力と雑音電力との相対比を計算する相対比計算回
路と、この相対比計算回路で計算された相対比に応じて
ハングオーバー時間を計算するハングオーバー計算回路
と、雑音電力計算回路から出力される雑音電力に応じて
判定閾値を計算し出力する閾値発生回路と、入力信号と
閾値発生回路から出力された判定閾値とを比較すること
により音声信号の有無を判定する判定回路と、この判定
回路の出力を受け判定結果が音声信号有りから無しに変
わった時点でその判定結果にハングオーバー計算回路か
ら出力されるハングオーバー時間分を音声信号有りとし
て付加するハングオーバー付加回路とを備えている。こ
のような構成によって、前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0012】
【第1実施例】以下、本発明の第1実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。
図3に基づいて説明する。
【0013】図1には、本実施例の音声検出器の構成が
示されている。この図1の実施例は、標本時刻毎に入力
する入力信号の音声信号成分を計算する音声信号電力計
算回路1と、入力信号に含まれる雑音電力を計算する雑
音電力計算回路2と、音声信号電力計算回路1と雑音電
力計算回路2との出力に基づき音声信号電力と雑音電力
との相対比であるS/N比を計算する相対比計算回路と
してのS/N比計算回路3と、このS/N比計算回路で
計算されたS/N比に応じてハングオーバー時間を計算
するハングオーバー計算回路4と、雑音電力計算回路2
から出力される雑音電力に応じて判定閾値を計算し出力
する閾値発生回路5と、入力信号と閾値発生回路5から
出力された判定閾値とを比較することにより音声信号の
有無を判定する判定回路6と、この判定回路6の出力を
受け判定結果が音声信号有りから無しに変わった時点で
その判定結果にハングオーバー計算回路4から出力され
るハングオーバー時間分を音声信号有りとして付加する
ハングオーバー付加回路7とを備えている。この図1に
おいて、符号9は、入力端子を示し、符号10は、前述
した選択回路60への出力端子を示す。
示されている。この図1の実施例は、標本時刻毎に入力
する入力信号の音声信号成分を計算する音声信号電力計
算回路1と、入力信号に含まれる雑音電力を計算する雑
音電力計算回路2と、音声信号電力計算回路1と雑音電
力計算回路2との出力に基づき音声信号電力と雑音電力
との相対比であるS/N比を計算する相対比計算回路と
してのS/N比計算回路3と、このS/N比計算回路で
計算されたS/N比に応じてハングオーバー時間を計算
するハングオーバー計算回路4と、雑音電力計算回路2
から出力される雑音電力に応じて判定閾値を計算し出力
する閾値発生回路5と、入力信号と閾値発生回路5から
出力された判定閾値とを比較することにより音声信号の
有無を判定する判定回路6と、この判定回路6の出力を
受け判定結果が音声信号有りから無しに変わった時点で
その判定結果にハングオーバー計算回路4から出力され
るハングオーバー時間分を音声信号有りとして付加する
ハングオーバー付加回路7とを備えている。この図1に
おいて、符号9は、入力端子を示し、符号10は、前述
した選択回路60への出力端子を示す。
【0014】次に、上述のように構成された本第1実施
例の全体的動作を説明する。
例の全体的動作を説明する。
【0015】入力端子9より入力した入力信号は、音声
信号電力計算回路1、雑音電力計算回路2及び判定回路
6に入力する。音声信号電力計算回路1では、判定回路
16の出力が音声信号有りを示している時,即ち入力信
号が音声信号の時に入力信号の信号電力を計算し、音声
信号電力としてS/N比計算回路3に出力する。一方、
雑音電力計算回路2では、判定回路6の出力が音声信号
無しを示している時すなわち入力信号が雑音の時に入力
信号の信号電力(雑音電力)を計算し、雑音電力として
S/N比計算回路3及び閾値発生回路5に出力する。
信号電力計算回路1、雑音電力計算回路2及び判定回路
6に入力する。音声信号電力計算回路1では、判定回路
16の出力が音声信号有りを示している時,即ち入力信
号が音声信号の時に入力信号の信号電力を計算し、音声
信号電力としてS/N比計算回路3に出力する。一方、
雑音電力計算回路2では、判定回路6の出力が音声信号
無しを示している時すなわち入力信号が雑音の時に入力
信号の信号電力(雑音電力)を計算し、雑音電力として
S/N比計算回路3及び閾値発生回路5に出力する。
【0016】S/N比計算回路3では、音声信号電力計
算回路1の出力である音声信号電力と雑音電力計算回路
2の出力である雑音電力とからS/N比(ここでは平均
音声信号電力と平均雑音電力との相対比と定義する。)
を計算しハングオーバー計算回路4に出力する。ハング
オーバー計算回路4では、S/N比計算回路3から出力
されるS/N比に応じてハングオーバー時間を計算し
(図3参照)、ハングオーバー付加回路7に出力する。
算回路1の出力である音声信号電力と雑音電力計算回路
2の出力である雑音電力とからS/N比(ここでは平均
音声信号電力と平均雑音電力との相対比と定義する。)
を計算しハングオーバー計算回路4に出力する。ハング
オーバー計算回路4では、S/N比計算回路3から出力
されるS/N比に応じてハングオーバー時間を計算し
(図3参照)、ハングオーバー付加回路7に出力する。
【0017】閾値発生回路5では、前述した雑音電力計
算回路2から出力される雑音電力に基づき、判定回路6
における音声信号有無の判定のための判定閾値(図2の
符号21,22参照)を計算し出力する。ここで、この
判定閾値は、雑音電力が大きい程高く設定される。判定
回路6では、入力信号(図2の符号20参照)と閾値発
生回路5から出力される判定閾値とを比較することによ
り音声信号の有無を判定しハングオーバー付加回路7に
その判定結果(図2の符号23,25参照)を出力す
る。ハングオーバー付加回路7では、判定回路6から出
力される判定結果が音声信号有りから無しに変わった時
点でその判定結果にハングオーバー計算回路4から出力
されるハングオーバー時間th 分を音声信号有りとして
付加し判定出力として出力する(図2の符号24,26
参照)。この結果、前述した選択回路60では、この判
定出力に基づいて、遅延回路50の出力である遅延入力
信号を選択することとなる。
算回路2から出力される雑音電力に基づき、判定回路6
における音声信号有無の判定のための判定閾値(図2の
符号21,22参照)を計算し出力する。ここで、この
判定閾値は、雑音電力が大きい程高く設定される。判定
回路6では、入力信号(図2の符号20参照)と閾値発
生回路5から出力される判定閾値とを比較することによ
り音声信号の有無を判定しハングオーバー付加回路7に
その判定結果(図2の符号23,25参照)を出力す
る。ハングオーバー付加回路7では、判定回路6から出
力される判定結果が音声信号有りから無しに変わった時
点でその判定結果にハングオーバー計算回路4から出力
されるハングオーバー時間th 分を音声信号有りとして
付加し判定出力として出力する(図2の符号24,26
参照)。この結果、前述した選択回路60では、この判
定出力に基づいて、遅延回路50の出力である遅延入力
信号を選択することとなる。
【0018】ここで、S/N比とハングオーバー時間と
の関係を第2図を用いて説明する。この図において、符
号20は入力信号、符号21は第1の判定閾値、符号2
2は第2の判定閾値、符号23は第1の判定結果、符号
24は第1の判定出力、符号25は第2の判定結果、符
号26は第2の判定出力をそれぞれ示している。なお、
ここでは、第1の判定閾値と第2の判定閾値のレベルの
大小を前述した従来例と反対に設定しているが特別な意
味はない。
の関係を第2図を用いて説明する。この図において、符
号20は入力信号、符号21は第1の判定閾値、符号2
2は第2の判定閾値、符号23は第1の判定結果、符号
24は第1の判定出力、符号25は第2の判定結果、符
号26は第2の判定出力をそれぞれ示している。なお、
ここでは、第1の判定閾値と第2の判定閾値のレベルの
大小を前述した従来例と反対に設定しているが特別な意
味はない。
【0019】例えば、入力信号20のS/N比が大きい
ときには、音声信号に対して雑音が比較的小さいレベル
であるため判定閾値としては比較的小さいレベルが閾値
発生回路5より出力される。この判定閾値を第1の判定
閾値21とすると、判定回路6の出力である音声信号の
有無を示す判定結果は第1の判定結果23となる。この
一方、入力信号20のS/N比が小さいときには、音声
信号に対して雑音が比較的大きいレベルであるため判定
閾値としては比較的大きいレベルが閾値発生回路15よ
り出力される。その判定閾値を第2の判定閾値22とす
ると、判定回路6の出力である音声信号の有無を示す判
定結果は第2の判定結果25となる。
ときには、音声信号に対して雑音が比較的小さいレベル
であるため判定閾値としては比較的小さいレベルが閾値
発生回路5より出力される。この判定閾値を第1の判定
閾値21とすると、判定回路6の出力である音声信号の
有無を示す判定結果は第1の判定結果23となる。この
一方、入力信号20のS/N比が小さいときには、音声
信号に対して雑音が比較的大きいレベルであるため判定
閾値としては比較的大きいレベルが閾値発生回路15よ
り出力される。その判定閾値を第2の判定閾値22とす
ると、判定回路6の出力である音声信号の有無を示す判
定結果は第2の判定結果25となる。
【0020】従って、入力信号20のS/N比が小さい
ときにS/N比が大きいときと同じ音声品質を確保する
ためには、第1の判定結果23と第2の判定結果25と
を比較して判るように、S/N比が小さいときにはS/
N比が大きいとき以上のハングオーバー時間th を判定
結果に付加する必要がある。本実施例では、図3で示す
ように、ハングオーバー計算回路4で、S/N比が小さ
いときには比較的長いハングオーバー時間を算出し、ま
た、S/N比が大きいときには比較的短いハングオーバ
ー時間を算出するようになっている。このため、本実施
例では、図2における第1の判定結果24,第2の判定
結果26で示すような判定出力が得られ、S/N比の大
小に影響される事無くほぼ同等の音声品質が確保され
る。
ときにS/N比が大きいときと同じ音声品質を確保する
ためには、第1の判定結果23と第2の判定結果25と
を比較して判るように、S/N比が小さいときにはS/
N比が大きいとき以上のハングオーバー時間th を判定
結果に付加する必要がある。本実施例では、図3で示す
ように、ハングオーバー計算回路4で、S/N比が小さ
いときには比較的長いハングオーバー時間を算出し、ま
た、S/N比が大きいときには比較的短いハングオーバ
ー時間を算出するようになっている。このため、本実施
例では、図2における第1の判定結果24,第2の判定
結果26で示すような判定出力が得られ、S/N比の大
小に影響される事無くほぼ同等の音声品質が確保され
る。
【0021】
【第2実施例】次に、本発明の第2実施例を図4ないし
図6に基づいて説明する。ここで、前述した第1実施例
と同一の構成部分については同一の符号を付すと共に、
その説明を省略するものとする。
図6に基づいて説明する。ここで、前述した第1実施例
と同一の構成部分については同一の符号を付すと共に、
その説明を省略するものとする。
【0022】この実施例は、前述した第1実施例におけ
るハングオーバー付加回路7の出力段に、S/N比計算
回路3で計算された判定閾値に応じてハングオーバー付
加回路7の出力を遅延させて検出時間を調整する遅延調
整回路8が併設されている点に特徴を有する。その他の
部分の構成は、第1実施例と同一である。
るハングオーバー付加回路7の出力段に、S/N比計算
回路3で計算された判定閾値に応じてハングオーバー付
加回路7の出力を遅延させて検出時間を調整する遅延調
整回路8が併設されている点に特徴を有する。その他の
部分の構成は、第1実施例と同一である。
【0023】このようにして構成された本第2実施例で
は、遅延調整回路8により図5に示す如くS/N比に対
応して図5で示される時間だけハングオーバー回路7の
出力が遅延して出力されるので、図9に示す動作時間に
図5示される遅延時間分を加えた時間が実質的な音声検
出器の検出時間となる。この結果、遅延調整回路8の出
力として図6に示すように検出時間td がta だけ補正
された調整判定出力39が得られることとなり、図に示
す選択回路出力38(これは、従来例で示したものと同
じ波形である。)と比較して分かるように、語頭以前の
雑音部を選択回路60が選択することがなく、語頭以前
の雑音部によるアクティビティ増加を防止することがで
きる。また、本第2実施例でも、第1実施例と同様にS
/N比に応じてハングオーバー時間が設定されるように
なっているので、結果的に、本実施例では、S/N比に
依存せずほぼ同等の音声品質を確保することができると
ともに、アクティビティの必要以上の増加をも防止でき
るようになっている。
は、遅延調整回路8により図5に示す如くS/N比に対
応して図5で示される時間だけハングオーバー回路7の
出力が遅延して出力されるので、図9に示す動作時間に
図5示される遅延時間分を加えた時間が実質的な音声検
出器の検出時間となる。この結果、遅延調整回路8の出
力として図6に示すように検出時間td がta だけ補正
された調整判定出力39が得られることとなり、図に示
す選択回路出力38(これは、従来例で示したものと同
じ波形である。)と比較して分かるように、語頭以前の
雑音部を選択回路60が選択することがなく、語頭以前
の雑音部によるアクティビティ増加を防止することがで
きる。また、本第2実施例でも、第1実施例と同様にS
/N比に応じてハングオーバー時間が設定されるように
なっているので、結果的に、本実施例では、S/N比に
依存せずほぼ同等の音声品質を確保することができると
ともに、アクティビティの必要以上の増加をも防止でき
るようになっている。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ングオーバー計算回路により、音声信号有無の判定結果
に付加するハングオーバー時間がS/N比に応じて計算
されることから、該ハングオーバー時間をS/N比が小
さいときには比較的長く、また、S/N比が大きいとき
には比較的短くすることができ、これによりS/N比の
大小に影響を受ける事無く常にほぼ同等の音声品質を確
保することができるという従来にない優れた可変閾値型
音声検出器を提供することができる。
ングオーバー計算回路により、音声信号有無の判定結果
に付加するハングオーバー時間がS/N比に応じて計算
されることから、該ハングオーバー時間をS/N比が小
さいときには比較的長く、また、S/N比が大きいとき
には比較的短くすることができ、これによりS/N比の
大小に影響を受ける事無く常にほぼ同等の音声品質を確
保することができるという従来にない優れた可変閾値型
音声検出器を提供することができる。
【0025】また、とくに、請求項2記載の発明にあっ
ては、S/N比に影響されない同等の音声品質の確保に
加えて必要以上のアクティビティの増加をも防止できる
という効果がある。
ては、S/N比に影響されない同等の音声品質の確保に
加えて必要以上のアクティビティの増加をも防止できる
という効果がある。
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1の実施例における各部の入出力波形の一例
を示す線図である。
を示す線図である。
【図3】図1のハングオーバー計算回路で設定されるS
/N比とハングオーバー時間との関係を示す線図であ
る。
/N比とハングオーバー時間との関係を示す線図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】図4の実施例における遅延回路の遅延量とS/
N比との関係を示す線図である。
N比との関係を示す線図である。
【図6】図4の実施例における調整判定出力を選択回路
出力と共に示す線図である。
出力と共に示す線図である。
【図7】DCMA装置の主信号経路の一部を示す図であ
る。
る。
【図8】従来の可変閾値型音声検出器の入出力波形の一
例を示す線図である。
例を示す線図である。
【図9】インテルサット仕様で規定されるDCME装置
におけるS/N比と音声検出器の検出時間との関係を示
す図である。
におけるS/N比と音声検出器の検出時間との関係を示
す図である。
1 音声信号電力計算回路 2 雑音電力計算回路 3 相対比計算回路としてのS/N比計算回路 4 ハングオーバー計算回路 5 閾値発生回路 6 判定回路6 7 ハングオーバー付加回路 8 遅延調整回路
Claims (2)
- 【請求項1】 標本時刻毎に入力する入力信号の音声信
号成分を計算する音声信号電力計算回路と、前記入力信
号に含まれる雑音電力を計算する雑音電力計算回路と、
前記音声信号電力計算回路と雑音電力計算回路との出力
に基づき音声信号電力と雑音電力との相対比を計算する
相対比計算回路と、この相対比計算回路で計算された相
対比に応じてハングオーバー時間を計算するハングオー
バー計算回路と、前記雑音電力計算回路から出力される
雑音電力に応じて判定閾値を計算し出力する閾値発生回
路と、前記入力信号と前記閾値発生回路から出力された
判定閾値とを比較することにより音声信号の有無を判定
する判定回路と、この判定回路の出力を受け判定結果が
音声信号有りから無しに変わった時点でその判定結果に
前記ハングオーバー計算回路から出力されるハングオー
バー時間分を音声信号有りとして付加するハングオーバ
ー付加回路とを備えていることを特徴とした可変閾値型
音声検出器。 - 【請求項2】 前記ハングオーバー付加回路の出力段
に、前記相対比計算回路で計算された判定閾値に応じて
前記ハングオーバー付加回路出力を遅延させて検出時間
を調整する遅延調整回路が併設されていることを特徴と
した請求項1記載の可変閾値型音声検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313915A JPH05130067A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 可変閾値型音声検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3313915A JPH05130067A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 可変閾値型音声検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05130067A true JPH05130067A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=18047056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3313915A Withdrawn JPH05130067A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 可変閾値型音声検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05130067A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001039175A1 (en) * | 1999-11-24 | 2001-05-31 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for voice detection |
| JP2003524794A (ja) * | 1999-02-08 | 2003-08-19 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 雑音のある信号におけるスピーチのエンドポイント決定 |
| US7133701B1 (en) * | 2001-09-13 | 2006-11-07 | Plantronics, Inc. | Microphone position and speech level sensor |
| JP2011123506A (ja) * | 1998-12-21 | 2011-06-23 | Qualcomm Inc | 可変レートスピーチ符号化 |
| KR20180008647A (ko) * | 2015-06-26 | 2018-01-24 | 지티이 코포레이션 | 보이스 활성화 수정 프레임 수량의 취득 방법, 보이스 활성화 탐지 방법 및 장치 |
| JP2019511864A (ja) * | 2016-03-09 | 2019-04-25 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | チャネル間時間差パラメータの安定性を増加させるための方法および装置 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3313915A patent/JPH05130067A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |