JPH051301Y2 - - Google Patents

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JPH051301Y2
JPH051301Y2 JP9086288U JP9086288U JPH051301Y2 JP H051301 Y2 JPH051301 Y2 JP H051301Y2 JP 9086288 U JP9086288 U JP 9086288U JP 9086288 U JP9086288 U JP 9086288U JP H051301 Y2 JPH051301 Y2 JP H051301Y2
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recovery line
circulation line
switching valve
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はレーザー光の持つ高いエネルギーを利
用して化学反応を行わせるようにしたレーザー光
反応器に関するものである。
[従来の技術] 一般に化学反応は、物質を高温・高圧という条
件下に置いて物質分子を活性化することにより、
物質分子の衝突頻度を高めるようにして行わせて
いる。
これに対して、近年、レーザー光の持つ高いエ
ネルギーを利用して物質分子を励起し、常温・常
圧或いはこれに近い条件下で化学反応を起こさせ
るレーザー光反応器が検討されている。
このようなレーザー光反応器の一例を第2図に
示す。
液状或いはスラリー状の未反応物質を貯える反
応器本体1の両端面対向位置に夫々光の透過率の
高い石英ガラス2等を取付けた入射窓3と出射窓
4を突設すると共に、反応器本体1の上面に未反
応物質を供給する入口5を取付け、反応器本体1
の底面にドレンバルブ6を備えた反応生成物質回
収用の回収ライン7を接続し、反応器本体1内部
に図示しない駆動装置により回転する撹拌器8を
取付け、且つ反応器本体1外部にポンプ9を備え
て反応器本体1の下部と上部を結ぶ循環ライン1
0を接続する。
このようなレーザー光反応器では、先ず入口5
から反応器本体1内に液状或いはスラリー状とし
た未反応物質を供給した後、図示しない駆動装置
により撹拌器8を作動して未反応物質を撹拌する
と共に、ポンプ9を作動して循環ライン10によ
り未反応物質を循環するようにして反応器本体1
内に未反応物質の流れを生じさせ、次に、入射窓
3から出射窓4に向けてレーザー光を照射して流
れを生じている未反応物質にレーザー光を当てる
ことにより、レーザー光の当つた未反応物質をレ
ーザー光の持つ高いエネルギーで励起して常温、
常圧付近で未反応物質に化学変化を起こさせ反応
生成物質を得るようにしている。
化学反応の結果生成した反応生成物質は、ドレ
ンバルブ6を開いて回収ライン7から取出す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら上記したレーザー光反応器では、
回収ライン7と循環ライン10を別個に設け二系
統としていたが、回収ライン7には反応生成物質
を回収し得るようドレンバルブ6を設けなければ
ならないため、回収ライン7のドレンバルブ6設
置位置上方に未反応物質が滞留してしまい、滞留
した未反応物質はレーザー光に当ることがないの
で未反応物質が化学変化を起こす反応率が低くな
つていた(即ちレーザー光反応器の効率が悪かつ
た)。
従つて、未反応物質が化学変化を起こす反応率
を高めるためには、一定時間毎にドレンバルブ6
を開き回収ライン7に滞留した未反応物質を取出
して入口5から再投入するようにするか、或いは
回収ライン7にはドレンバルブ6を設けず代わり
としてポンプを設けて回収ライン7に未反応物質
が滞留しないよう回収ライン7から連続的に入口
5等に未反応物質を循環させるようにすることが
考えられるが、このようにすると、前者の場合に
は未反応物質の再投入に大変な手間が掛かり、後
者の場合には回収ライン7は循環ライン10と実
質的に同一のものとなつて反応生成物質の回収が
できなくなつてしまうという問題があつた。
又、反応器本体1内部を圧力一定制御等してい
る場合には、前述したように回収ライン7に滞留
した未反応物質を入口5から再投入するためにド
レンバルブ6を開けたり、回収ライン7からサン
プリングを行つて化学反応の進み具合を調べるた
めにドレンバルブ6を開けたりすると、回収ライ
ン7は直接反応器本体1に接続されているため、
反応器本体1の内部環境が著しく変化してしまう
おそれがあつた。
本考案は上述の実情に鑑み、未反応物質の回収
ラインへの滞留をなくすことにより反応率を高
め、、又、サンプリング等を行つた場合でも内部
環境への影響をなくすることを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案は液状或いはスラリー状の未反応物質を
入れた反応器本体にレーザー光の入射窓を設け、
反応器本体内部に撹拌器を設け、反応器本体下部
と上部間にドレンバルブ及びポンプ並に第1の切
換バルブを備えた循環ラインを接続し、循環ライ
ンのポンプと第1の切換バルブの中間に第2の切
換えバルブを備えた回収ラインを接続したことを
特徴とするレーザー光反応器にかかるものであ
る。
[作用] 回収ラインを循環ライン途中に設けて両者を一
系統化しているので、未反応物質は循環ラインを
通つて循環し、回収ラインの未反応物質の滞留が
ない。
又、回収ラインは循環ラインを介して間接的に
反応器本体に接続されているので、サンプリング
を行つても反応器本体の内部環境への影響が小さ
い。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例であり、図中第2図
と同一の符号を付した部分は同一物を表わしてい
る。
反応器本体1の底面と上面間に中途部にドレン
バルブ11及びポンプ12を備えた循環ライン1
3を接続し該循環ライン13のポンプ12下流に
回収ライン14を接続し、回収ライン14途中と
循環ライン13の回収ライン14接続部下流に
夫々切換バルブ15,16を設け、切換バルブ1
5,16に両者を一定時間毎に切換えるタイマー
17を接続する。
先ず入口5から反応器本体1内に供給した液状
或いはスラリー状の未反応物質を撹拌器8で撹拌
すると共に、ドレンバルブ11及び切換バルブ1
6を開き切換バルブ15を閉じた状態にしてポン
プ12を作動することにより循環ライン13を用
いて未反応物質を循環し、反応器本体1内に未反
応物質の流れを起こさせる。
次に、入射窓3から出射窓4に向けてレーザー
光を照射すると、流れを生じている未反応物質の
多くにレーザー光が当たり、レーザー光の当つた
未反応物質はレーザー光の持つ高いエネルギーに
より励起し、常温常圧付近で化学変化を起こして
反応生成物質となる。
一定時間が経過するとタイマー17が作動して
切換弁16を閉に切換弁15を開にするので、循
環ライン13を流れていた未反応物質及び反応生
成物質を含む液体(以下反応生成物質等という)
は回収ライン14からサンプリングされる。
以後タイマー17の作用により上記が繰返し行
われ、未反応物質のレーザー光による化学変化が
進められる。
一方、サンプリングされた反応生成物質等を調
べた結果反応生成物質の割合が一定値を超えた
ら、切換弁16を閉じ切換弁15を開いて回収ラ
イン14から反応生成物質等を回収する。
反応生成物質等を回収する際には、反応器本体
1内の液全量を一度に回収した後再び反応器本体
1に未反応物質を供給し初めからレーザー光によ
る化学反応を起こさせるようにしても(全量回
収)、反応器本体1内部の液中の反応生成物質の
割合を一定に保持して反応生成物質等の一定量を
連続的に回収しつつ回収した反応生成物質等と同
量の未反応物質を供給するようにしても(定量連
続回収)良い。
このように、回収ライン14と循環ライン13
を一系統にまとめたのでドレンバルブ11に未反
応物質が滞留することがなくなり、全ての未反応
物質にレーザー光を当てることができるようにな
るので未反応物質が化学変化を起こす割合を高め
ることができる(即ちレーザー光反応器の効率を
高めることができる)。
又、回収ライン14は循環ライン13を介して
間接的に反応器本体1に接続されているので、サ
ンプリングによる反応器本体1の内部環境に対す
る影響を少くすることができる。
尚、本考案のレーザー光反応器は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、出射窓を設け
る代りに反応器本体内部に鏡を設けてレーザー光
を反射させるようにしても良いこと、その他本考
案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のレーザー光反応
器によれば、循環ラインの途中に回収ラインを設
けたので、回収ラインへの未反応物質の滞留がな
くなつて反応率を高めることができ、又サンプリ
ング時の内部環境への影響を小さくすることがで
きる等の種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図、第2図は
従来例の説明図である。 図中1は反応器本体、3は入射窓、4は出射
窓、5は入口、8は撹拌器、11はドレンバル
ブ、12はポンプ、13は循環ライン、14は回
収ライン、15,16は切換バルブ、17はタイ
マーを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液状或いはスラリー状の未反応物質を入れた反
    応器本体にレーザー光の入射窓を設け、反応器本
    体内部に撹拌器を設け、反応器本体下部と上部間
    にドレンバルブ及びポンプ並に第1の切換バルブ
    を備えた循環ラインを接続し、循環ラインのポン
    プと第1の切換バルブの中間に第2の切換バルブ
    を備えた回収ラインを接続したことを特徴とする
    レーザー光反応器。
JP9086288U 1988-07-08 1988-07-08 Expired - Lifetime JPH051301Y2 (ja)

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JPH0212440U JPH0212440U (ja) 1990-01-25
JPH051301Y2 true JPH051301Y2 (ja) 1993-01-13

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