JPH0513055Y2 - - Google Patents
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- JPH0513055Y2 JPH0513055Y2 JP11782588U JP11782588U JPH0513055Y2 JP H0513055 Y2 JPH0513055 Y2 JP H0513055Y2 JP 11782588 U JP11782588 U JP 11782588U JP 11782588 U JP11782588 U JP 11782588U JP H0513055 Y2 JPH0513055 Y2 JP H0513055Y2
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- resistor
- variable resistor
- adjustment circuit
- operational amplifier
- circuit
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Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、磁気テープ再生装置などで好適に用
いられる音質調整回路に関し、さらに詳しくは、
高音域のトレブルと低音域のバスとを個別に増
強/減衰することができるようにした音質調整回
路に関する。
いられる音質調整回路に関し、さらに詳しくは、
高音域のトレブルと低音域のバスとを個別に増
強/減衰することができるようにした音質調整回
路に関する。
従来の技術
第11図は、典型的な従来技術の音質調整回路
1の電気回路図である。音響信号源2からの音響
信号は、結合コンデンサc0を介して、並列に接
続された低域調整回路3と高域調整回路4とに与
えられる。低域調整回路3は、抵抗r4、可変抵
抗r7、および抵抗r5がこの順序で接続された
直列回路と、可変抵抗r7の両端に一方の端子が
接続されるコンデンサc2,c3とを含み、これ
らのコンデンサc2,c3の他方の端子が接続さ
れる前記可変抵抗r7の可動片r7aが演算増幅
器5の反転入力端子に入力されて構成される。
1の電気回路図である。音響信号源2からの音響
信号は、結合コンデンサc0を介して、並列に接
続された低域調整回路3と高域調整回路4とに与
えられる。低域調整回路3は、抵抗r4、可変抵
抗r7、および抵抗r5がこの順序で接続された
直列回路と、可変抵抗r7の両端に一方の端子が
接続されるコンデンサc2,c3とを含み、これ
らのコンデンサc2,c3の他方の端子が接続さ
れる前記可変抵抗r7の可動片r7aが演算増幅
器5の反転入力端子に入力されて構成される。
前記高域調整回路3は、抵抗r1、可変抵抗r
3、および抵抗r2がこの順序で接続された直列
回路と、可変抵抗r3の可動片r3aに一方の端
子が接続されるコンデンサc4とを含み、このコ
ンデンサc4の他方の端子が演算増幅器5の前記
反転入力端子に接続されて構成される。
3、および抵抗r2がこの順序で接続された直列
回路と、可変抵抗r3の可動片r3aに一方の端
子が接続されるコンデンサc4とを含み、このコ
ンデンサc4の他方の端子が演算増幅器5の前記
反転入力端子に接続されて構成される。
この演算増幅器5の出力は、ライン6から前記
低域および高域調整回路3,4を介して該演算増
幅器5に負帰還される。この演算増幅器5は、ラ
イン7から供給されるVccの電圧を有する電源か
らの電力によつて電力付勢され、またこの演算増
幅器5の非反転入力端子には、基準電圧として前
記電圧Vccの1/2の電圧が入力される。この演算
増幅器5からの出力は、電子増幅回路8などに与
えられ、スピーカ9から音響化される。
低域および高域調整回路3,4を介して該演算増
幅器5に負帰還される。この演算増幅器5は、ラ
イン7から供給されるVccの電圧を有する電源か
らの電力によつて電力付勢され、またこの演算増
幅器5の非反転入力端子には、基準電圧として前
記電圧Vccの1/2の電圧が入力される。この演算
増幅器5からの出力は、電子増幅回路8などに与
えられ、スピーカ9から音響化される。
考案が解決しようとする課題
上述のような従来技術の音質調整回路1では、
演算増幅器5と抵抗およびコンデンサとによるい
わゆるアクテイブフイルタを用いて低コスト化を
図つている。このためQを高くすることができ
ず、低音域および高音域の最大増強時および最大
減衰時には、第12図において斜線を施して示さ
れるように遮断周波数を超えた帯域では、そのゲ
インはピークを生じることなく、ほぼ一定の最大
増強量または減衰量のままで保持される。
演算増幅器5と抵抗およびコンデンサとによるい
わゆるアクテイブフイルタを用いて低コスト化を
図つている。このためQを高くすることができ
ず、低音域および高音域の最大増強時および最大
減衰時には、第12図において斜線を施して示さ
れるように遮断周波数を超えた帯域では、そのゲ
インはピークを生じることなく、ほぼ一定の最大
増強量または減衰量のままで保持される。
したがつて特に前記音響信号源2として磁気テ
ープ再生装置を用いた場合、高音域の増強を行う
と、必要外の帯域まで増強されてしまうため、ヒ
スノイズが増大して聴感上、違和感を生じてしま
う。
ープ再生装置を用いた場合、高音域の増強を行う
と、必要外の帯域まで増強されてしまうため、ヒ
スノイズが増大して聴感上、違和感を生じてしま
う。
本考案の目的は、聴感上、違和感なく高音域を
増強することができるようにした音質調整回路を
提供することである。
増強することができるようにした音質調整回路を
提供することである。
課題を解決するための手段
本考案は、音声信号が与えられるラインに、第
1抵抗R3と、第2抵抗R4と、第1可変抵抗R
7と、第3抵抗R5と、第4抵抗R6とをこの順
序で直列に接続し、 前記第1可変抵抗R7にはコンデンサC3を並
列に接続し、第1可変抵抗R7の出力を演算増幅
器に入力し、該演算増幅器の出力を第4抵抗R6
の出力側に接続し、 前記第1抵抗R3と第2抵抗R4との接続点
と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続点
との間に第2可変抵抗R8を接続し、この第2可
変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接続するこ
とを特徴とする音質調整回路である。
1抵抗R3と、第2抵抗R4と、第1可変抵抗R
7と、第3抵抗R5と、第4抵抗R6とをこの順
序で直列に接続し、 前記第1可変抵抗R7にはコンデンサC3を並
列に接続し、第1可変抵抗R7の出力を演算増幅
器に入力し、該演算増幅器の出力を第4抵抗R6
の出力側に接続し、 前記第1抵抗R3と第2抵抗R4との接続点
と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続点
との間に第2可変抵抗R8を接続し、この第2可
変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接続するこ
とを特徴とする音質調整回路である。
作 用
本考案に従えば、音声信号が与えられるライン
に、第1抵抗R3と、第2抵抗R4と、第1可変
抵抗R7と、第3抵抗R5と、第4抵抗R6とを
この順序で直列に接続し、また第1可変抵抗R7
にはコンデンサC3を並列に接続し、第1可変抵
抗R7の可動片から導出される該第1可変抵抗R
7の出力を演算増幅器に入力し、演算増幅器の出
力を前記第4抵抗R6の出力側に接続する。した
がつて前記第1可変抵抗R7の可動片を変位する
ことによつて低音域の増強もしくは減衰量が変化
される。
に、第1抵抗R3と、第2抵抗R4と、第1可変
抵抗R7と、第3抵抗R5と、第4抵抗R6とを
この順序で直列に接続し、また第1可変抵抗R7
にはコンデンサC3を並列に接続し、第1可変抵
抗R7の可動片から導出される該第1可変抵抗R
7の出力を演算増幅器に入力し、演算増幅器の出
力を前記第4抵抗R6の出力側に接続する。した
がつて前記第1可変抵抗R7の可動片を変位する
ことによつて低音域の増強もしくは減衰量が変化
される。
また前記第1抵抗R3と第2抵抗R4との接続
点と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続
点との間に第2可変抵抗R8を接続し、この第2
可変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接続す
る。したがつてこの直列共振回路にコイルや半導
体インダクタなどを用いてQを高くし、第2可変
抵抗R8を調整することによつて、この直列共振
回路の共振点付近の高音のみの増強または減衰を
行うことができ、たとえば磁気テープ再生時にお
けるヒスノイズ成分までも増強することなく、し
たがつて自然な聴感で高音域の増強を行うことが
できる。
点と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続
点との間に第2可変抵抗R8を接続し、この第2
可変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接続す
る。したがつてこの直列共振回路にコイルや半導
体インダクタなどを用いてQを高くし、第2可変
抵抗R8を調整することによつて、この直列共振
回路の共振点付近の高音のみの増強または減衰を
行うことができ、たとえば磁気テープ再生時にお
けるヒスノイズ成分までも増強することなく、し
たがつて自然な聴感で高音域の増強を行うことが
できる。
実施例
第1図は本考案の一実施例の音質調整回路11
の電気回路図である。たとえば磁気テープ再生装
置やラジオ受信機などの音響信号源12からの音
響信号は、結合コンデンサC0の介在されるライ
ン21を介して低域調整回路13に与えられる。
この低域調整回路13は、第1抵抗R3と、第2
抵抗R4と、第1可変抵抗R7と、第3抵抗R5
と、第4抵抗R6とがこの順序で直列に接続され
た直列回路と、前記第1可変抵抗R7に並列に接
続されるコンデンサC3とを含んで構成される。
の電気回路図である。たとえば磁気テープ再生装
置やラジオ受信機などの音響信号源12からの音
響信号は、結合コンデンサC0の介在されるライ
ン21を介して低域調整回路13に与えられる。
この低域調整回路13は、第1抵抗R3と、第2
抵抗R4と、第1可変抵抗R7と、第3抵抗R5
と、第4抵抗R6とがこの順序で直列に接続され
た直列回路と、前記第1可変抵抗R7に並列に接
続されるコンデンサC3とを含んで構成される。
第1可変抵抗R7の可動片R7aは、演算増幅
器15の反転入力端子に接続される。この演算増
幅器15の出力は、ライン16を介して前記第4
抵抗R6の出力側に与えられ、負帰還される。
器15の反転入力端子に接続される。この演算増
幅器15の出力は、ライン16を介して前記第4
抵抗R6の出力側に与えられ、負帰還される。
前記第1抵抗R3と第2抵抗R4との接続点2
2と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続
点23との間には、第2可変抵抗R8が接続され
おり、この第2可変抵抗R8の可動片R8aは、
コンデンサC4と、抵抗R9と、コイルL4にと
よつて構成される直列共振回路24を介して接地
される。この直列共振回路24と、第2可変抵抗
R8とを含んで高域調整回路14が構成される。
2と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続
点23との間には、第2可変抵抗R8が接続され
おり、この第2可変抵抗R8の可動片R8aは、
コンデンサC4と、抵抗R9と、コイルL4にと
よつて構成される直列共振回路24を介して接地
される。この直列共振回路24と、第2可変抵抗
R8とを含んで高域調整回路14が構成される。
前記演算増幅器15は、電源電圧Vccによつて
電力付勢されており、またこの演算増幅器15の
非反転入力端子には、前記電圧Vccの1/2の電圧
が与えられる。この演算増幅器15からの出力
は、電力増幅回路18を介してスピーカ19に与
えられ、音響化される。
電力付勢されており、またこの演算増幅器15の
非反転入力端子には、前記電圧Vccの1/2の電圧
が与えられる。この演算増幅器15からの出力
は、電力増幅回路18を介してスピーカ19に与
えられ、音響化される。
このように構成された音質調整回路11におい
て、まず各回路定数は以下のように選ばれる。
て、まず各回路定数は以下のように選ばれる。
R3+R4=R5+R6 …(1)
これによつて第1可変抵抗R7の可動片R7a
を第1図左方側に変位することによつて、第2図
において参照符l1で示されるように、低音域が
増強される。可動片R7aを第1図右方側に変位
することによつて、第2図において参照符l2で
示されるように、低音域は減衰され、また中高音
域では前記コンデンサC3が導通し、前記第1式
の条件から該中高音域においては、この低域調整
回路13のゲインは1に近付いてゆく。また第1
抵抗R3と、第2抵抗R4との抵抗値の和を決定
することによつて低域調整回路13の低音域にお
けるゲインが決定される。このときコンデンサC
4によつて低音域の信号は遮断され、したがつて
直列共振回路24が低音域のゲインに影響するこ
とはない。
を第1図左方側に変位することによつて、第2図
において参照符l1で示されるように、低音域が
増強される。可動片R7aを第1図右方側に変位
することによつて、第2図において参照符l2で
示されるように、低音域は減衰され、また中高音
域では前記コンデンサC3が導通し、前記第1式
の条件から該中高音域においては、この低域調整
回路13のゲインは1に近付いてゆく。また第1
抵抗R3と、第2抵抗R4との抵抗値の和を決定
することによつて低域調整回路13の低音域にお
けるゲインが決定される。このときコンデンサC
4によつて低音域の信号は遮断され、したがつて
直列共振回路24が低音域のゲインに影響するこ
とはない。
次に直列共振回路24の共振周波数0における
Qを、第1抵抗R3と、第5抵抗R9との分圧比
R3/R9によつて決定する。この場合、R3/
R9が大きくなるとQは小さくなる。したがつて
第2可変抵抗R8の可動片8aを第1図左方側に
変位することによつて、第2図において参照符l
3で示されるように、前記共振周波数0をピーク
として高音域が増強される。また可動片8aを第
1図右方側に変位することによつて、第2図にお
いて参照符l4で示されるように、前記共振周波
数0をデイツプとして高音域の減衰が行われる。
Qを、第1抵抗R3と、第5抵抗R9との分圧比
R3/R9によつて決定する。この場合、R3/
R9が大きくなるとQは小さくなる。したがつて
第2可変抵抗R8の可動片8aを第1図左方側に
変位することによつて、第2図において参照符l
3で示されるように、前記共振周波数0をピーク
として高音域が増強される。また可動片8aを第
1図右方側に変位することによつて、第2図にお
いて参照符l4で示されるように、前記共振周波
数0をデイツプとして高音域の減衰が行われる。
以上のように3つの条件を設定することによつ
て、低域調整回路13と、高域調整回路14との
相互間の影響をなくすことができるとともに、第
2図で示されるように高音域において前記共振周
波数0より高い周波数になるにつれてゲインが1
に近付くため、前記音響信号源12としてたとえ
ばテープ再生装置が用いられた場合には、音響信
号の高音域成分を増強しつつ、ヒスノイズ成分の
ゲインを抑えることができ、聴感上の違和感をな
くして高音域を増強することができる。
て、低域調整回路13と、高域調整回路14との
相互間の影響をなくすことができるとともに、第
2図で示されるように高音域において前記共振周
波数0より高い周波数になるにつれてゲインが1
に近付くため、前記音響信号源12としてたとえ
ばテープ再生装置が用いられた場合には、音響信
号の高音域成分を増強しつつ、ヒスノイズ成分の
ゲインを抑えることができ、聴感上の違和感をな
くして高音域を増強することができる。
第1図に示される実施例が第2図に示される特
性を有する理由についてさらに説明する。まず第
3図に示されるように演算増幅器15の反転入力
端子に抵抗R21を介して入力電圧e1が与えら
れ、そのとき流れる電流をi1とし、反転入力端
子に出力端子との間で抵抗R22が接続され、出
力電圧e2が得られ、抵抗R22に電流i2が流
れるとき、次の第2式〜第4式が成立する。
性を有する理由についてさらに説明する。まず第
3図に示されるように演算増幅器15の反転入力
端子に抵抗R21を介して入力電圧e1が与えら
れ、そのとき流れる電流をi1とし、反転入力端
子に出力端子との間で抵抗R22が接続され、出
力電圧e2が得られ、抵抗R22に電流i2が流
れるとき、次の第2式〜第4式が成立する。
e1=R1・i1 …(2)
e2=−R2・i2 …(3)
i1=i2 …(4)
したがつて第5式が成立する。
e2/e1=−R2/R1 …(5)
利得Gvは、第6式のようになる。
Gv=20logR22/R21 …(6)
そこで低域調整回路13の特性を考察する。説
明の簡略化のために、高域調整回路14を無視し
て考えると、第1図に示される回路は、第4図に
示されるとおりとなる。第1可変抵抗R7の可動
片R7aが第4図の抵抗R7,R5の接続点42
側にあるとき、演算増幅器15のゲインGvは、
前述の第3図に関連して第6式に基づき、次の第
7式のとおりとなる。
明の簡略化のために、高域調整回路14を無視し
て考えると、第1図に示される回路は、第4図に
示されるとおりとなる。第1可変抵抗R7の可動
片R7aが第4図の抵抗R7,R5の接続点42
側にあるとき、演算増幅器15のゲインGvは、
前述の第3図に関連して第6式に基づき、次の第
7式のとおりとなる。
Gv=20logR5+R6/R3+R4+RA …(7)
ここでRAは、第1可変抵抗R7とコンデンサ
C3との並列回路のインピーダンスである。
C3との並列回路のインピーダンスである。
したがつて
R3+R4+RA>R5+R6 …(8)
に選ぶと、インピーダンスRAは、低域から中高
域に進むに従つてインピーダンスが小さくなる特
性をもつので、(R5+R6)/(R3+R4+
RA)は低域では小さく、中高域に進むにつれて
大きい値になり、かつ全帯域にわたつて1より小
さい値となる。したがつて第2図の参照符l2で
示される特性が実現される。
域に進むに従つてインピーダンスが小さくなる特
性をもつので、(R5+R6)/(R3+R4+
RA)は低域では小さく、中高域に進むにつれて
大きい値になり、かつ全帯域にわたつて1より小
さい値となる。したがつて第2図の参照符l2で
示される特性が実現される。
第1可変抵抗R7の可動片R7aが抵抗R7,
R4の接続点41側にあるとき、演算増幅器15
のゲインGvは、第9式で示されるとおりとなる。
R4の接続点41側にあるとき、演算増幅器15
のゲインGvは、第9式で示されるとおりとなる。
Gv=20logRA+R5+R6/R3+R4 …(9)
したがつて
RA+R5+R6>R3+R4 …(10)
に選ぶと、(RA+R5+R6)/(R3+R4)
は低域で大きく、中高域に進むにつれて小さい値
になり、かつ全帯域にわたつて1より大きい値と
なる。これによつて第2図の参照符l1で示され
る特性が実現される。
は低域で大きく、中高域に進むにつれて小さい値
になり、かつ全帯域にわたつて1より大きい値と
なる。これによつて第2図の参照符l1で示され
る特性が実現される。
さらに第1可変抵抗R7の可動片R7aが接続
点41,42の間にあるとき、第2図のラインl
1,l2で示される特性の間の特性が得られる。
このようにして可変抵抗R7とコンデンサC3と
の並列回路では、各帯域、すなわち低域および中
高域においてインピーダンスが異なることを利用
して、演算増幅器15のゲインGvを変化し、こ
れによつて特性l1,l2を達成している。
点41,42の間にあるとき、第2図のラインl
1,l2で示される特性の間の特性が得られる。
このようにして可変抵抗R7とコンデンサC3と
の並列回路では、各帯域、すなわち低域および中
高域においてインピーダンスが異なることを利用
して、演算増幅器15のゲインGvを変化し、こ
れによつて特性l1,l2を達成している。
直列共振回路24による特性を考察する。この
ために前述の第1図に示される構成を簡略化して
示すと、第5図のとおりとなる。抵抗R23は、
接続点22と演算増幅器15の反転入力端子との
間の抵抗を示す。抵抗R24は接続点23と演算
増幅器15の反転入力端子との間の抵抗を示す。
直列共振回路24が、たとえば10kHzで共振して
いる状態では、第2可変抵抗R8の可動片R8a
は、第6図に示されるように接地された状態とな
つており、すなわち共振時には直列共振回路24
のインピーダンスは零である。第2可変抵抗R8
の可動片R8aがその第2可変抵抗R8の中央位
置にあるものとすると、ゲインGvは、第11式で
示されるとおりとなる。
ために前述の第1図に示される構成を簡略化して
示すと、第5図のとおりとなる。抵抗R23は、
接続点22と演算増幅器15の反転入力端子との
間の抵抗を示す。抵抗R24は接続点23と演算
増幅器15の反転入力端子との間の抵抗を示す。
直列共振回路24が、たとえば10kHzで共振して
いる状態では、第2可変抵抗R8の可動片R8a
は、第6図に示されるように接地された状態とな
つており、すなわち共振時には直列共振回路24
のインピーダンスは零である。第2可変抵抗R8
の可動片R8aがその第2可変抵抗R8の中央位
置にあるものとすると、ゲインGvは、第11式で
示されるとおりとなる。
Gv=20log5.6+2.2/2.2+5.6=0dB …(11)
ここで抵抗R3,R6は2.2kΩ、抵抗R23,
R24は5.6kΩ、可変抵抗R8の接続点22,2
3間の抵抗は50kΩとし、第7図に示される抵抗
R8の半分の抵抗値25kΩは大きい値であるので、
それを無視して考察すると、第7図のように等価
的に表すことができ、これによつて前述の第11式
が得られる。
R24は5.6kΩ、可変抵抗R8の接続点22,2
3間の抵抗は50kΩとし、第7図に示される抵抗
R8の半分の抵抗値25kΩは大きい値であるので、
それを無視して考察すると、第7図のように等価
的に表すことができ、これによつて前述の第11式
が得られる。
第2可変抵抗R8の可動片R8aが接続点22
側にあるとき、第8図のように等価回路が得ら
れ、このときゲインGvは第12式で表される。
側にあるとき、第8図のように等価回路が得ら
れ、このときゲインGvは第12式で表される。
Gv=20log5.6+2.2/2.2≒+10dB …(12)
また第2可変抵抗R8の可動片R8aが接続点
23にあるときには、第9図に示される等価回路
が得られ、このときゲインGvは第13式のとおり
となる。
23にあるときには、第9図に示される等価回路
が得られ、このときゲインGvは第13式のとおり
となる。
Gv=20log2.2/2.2+5.6≒−10dB …(13)
上述の第3図〜第9図の説明において演算増幅
器15の反転入力端子では、交流電圧は零である
ものとする。
器15の反転入力端子では、交流電圧は零である
ものとする。
この第12式において第8図の50kΩの抵抗を無
視することができ、これによつて第12式が上述の
ように得られる。
視することができ、これによつて第12式が上述の
ように得られる。
こうして第2図の参照符l3,l4で示される
特性が得られる。
特性が得られる。
第10図は本考案の他の実施例の音質調整回路
31の電気回路図であり、この実施例は前述の実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を
付す。この実施例では、高域調整回路34の直列
共振回路32には、前述のコイルL4に代えて、
トランジスタTr1を含む半導体インダクタが用
いられている。
31の電気回路図であり、この実施例は前述の実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を
付す。この実施例では、高域調整回路34の直列
共振回路32には、前述のコイルL4に代えて、
トランジスタTr1を含む半導体インダクタが用
いられている。
すなわち、第2可変抵抗R8の可動片R8aは
コンデンサC1,C2を介してトランジスタTr
1のベースに接続されており、またコンデンサC
1とコンデンサC2との接続点33とトランジス
タTr1のエミツタとの間には抵抗R1が接続さ
れる。トランジスタTr1のエミツタは、抵抗R
10を介して接地される。コンデンサC2とトラ
ンジスタTr1のベースとの接続点34は、抵抗
R2,R11を介して演算増幅器15の非反転入
力端子に接続される。
コンデンサC1,C2を介してトランジスタTr
1のベースに接続されており、またコンデンサC
1とコンデンサC2との接続点33とトランジス
タTr1のエミツタとの間には抵抗R1が接続さ
れる。トランジスタTr1のエミツタは、抵抗R
10を介して接地される。コンデンサC2とトラ
ンジスタTr1のベースとの接続点34は、抵抗
R2,R11を介して演算増幅器15の非反転入
力端子に接続される。
抵抗R11と抵抗R2との接続点35は、コン
デンサC5を介して接地される。この接続点35
にはまた、抵抗R12,R13を介して前記電源
電圧Vccが分圧されて与えられる。
デンサC5を介して接地される。この接続点35
にはまた、抵抗R12,R13を介して前記電源
電圧Vccが分圧されて与えられる。
今、抵抗R1を220Ωとし、抵抗R2,R11
を33kΩとし、抵抗R3,R6を2.2kΩとし、抵
抗R4,R5を5.6kΩとし、可変抵抗R7,R8
を50KΩとし、抵抗R10を3.3kΩとし、抵抗R
12,R13を4.7KΩとし、コンデンサC1を
18nFとし、コンデンサC2を1.5nFとし、コンデ
ンサC3を39nFとし、電源電圧Vccを8Vとする
とき、共振周波数0と、Qとは、 となる。
を33kΩとし、抵抗R3,R6を2.2kΩとし、抵
抗R4,R5を5.6kΩとし、可変抵抗R7,R8
を50KΩとし、抵抗R10を3.3kΩとし、抵抗R
12,R13を4.7KΩとし、コンデンサC1を
18nFとし、コンデンサC2を1.5nFとし、コンデ
ンサC3を39nFとし、電源電圧Vccを8Vとする
とき、共振周波数0と、Qとは、 となる。
このようにトランジスタTr1による半導体イ
ンダクタを用いることによつて、1チヤネル当た
り、該トランジスタTr1と、抵抗R2,R11
と、コンデンサC2との少ない構成部品でQの高
い高域調整回路34を実現することができ、共振
周波数0付近の帯域のみを増強または減衰させる
ことができ、特に磁気テープ再生時におけるヒス
ノイズ成分の増強を抑えて高音域を増強すること
ができ、自然な聴感で音質調整を行うことができ
る。
ンダクタを用いることによつて、1チヤネル当た
り、該トランジスタTr1と、抵抗R2,R11
と、コンデンサC2との少ない構成部品でQの高
い高域調整回路34を実現することができ、共振
周波数0付近の帯域のみを増強または減衰させる
ことができ、特に磁気テープ再生時におけるヒス
ノイズ成分の増強を抑えて高音域を増強すること
ができ、自然な聴感で音質調整を行うことができ
る。
考案の効果
以上のように本考案によれば、音声信号が与え
られるラインに、第1抵抗R3と、第2抵抗R4
と、第1可変抵抗R7と、第3抵抗R5と、第4
抵抗R6とをこの順序で直列に接続し、また第1
可変抵抗R7にはコンデンサC3を並列に接続
し、第1可変抵抗R7の可動片から導出される該
第1可変抵抗R7の出力を演算増幅器に入力し、
演算増幅器の出力を前記第4抵抗R6の出力側に
接続し、また前記第1抵抗R3と第2抵抗R4と
の接続点と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6と
の接続点との間に第2可変抵抗R8を接続し、こ
の第2可変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接
続するようにしたので、この直列共振回路にコイ
ルや半導体インダクタなどを用いてQを高くし、
第2可変抵抗R8を調整することによつて、この
直列共振回路の共振点付近の高音域のみの増強ま
たは減衰を行うことができ、たとえば磁気テープ
再生時におけるヒスノイズ成分までも増強するこ
となく、したがつて比較的簡単な構成によつて高
音域の増強を自然な聴感で行うことができる。
られるラインに、第1抵抗R3と、第2抵抗R4
と、第1可変抵抗R7と、第3抵抗R5と、第4
抵抗R6とをこの順序で直列に接続し、また第1
可変抵抗R7にはコンデンサC3を並列に接続
し、第1可変抵抗R7の可動片から導出される該
第1可変抵抗R7の出力を演算増幅器に入力し、
演算増幅器の出力を前記第4抵抗R6の出力側に
接続し、また前記第1抵抗R3と第2抵抗R4と
の接続点と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6と
の接続点との間に第2可変抵抗R8を接続し、こ
の第2可変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接
続するようにしたので、この直列共振回路にコイ
ルや半導体インダクタなどを用いてQを高くし、
第2可変抵抗R8を調整することによつて、この
直列共振回路の共振点付近の高音域のみの増強ま
たは減衰を行うことができ、たとえば磁気テープ
再生時におけるヒスノイズ成分までも増強するこ
となく、したがつて比較的簡単な構成によつて高
音域の増強を自然な聴感で行うことができる。
第1図は本考案の一実施例の音質調整回路11
の電気回路図、第2図は音質調整回路11の周波
数特性を示すグラフ、第3図は演算増幅回路15
の動作原理を説明するための電気回路図、第4図
は低域調整回路13による特性を説明するための
電気回路図、第5図は高域調整回路14の特性を
説明するための電気回路図、第6図は直列共振回
路24の共振時の動作を説明するための図、第7
図、第8図および第9図は第5図に示される電気
回路の動作状態を説明するための電気回路図、第
10図は本考案の他の実施例の音質調整回路31
の電気回路図、第11図は従来技術の音質調整回
路1の電気回路図、第12図は音質調整回路1の
周波数特性を示すグラフである。 11,31……音質調整回路、12……音響信
号源、13……低域調整回路、14,34……高
域調整回路、15……演算増幅器、16,21…
…ライン、18……電力増幅回路、19……スピ
ーカ、R1〜R6,R9〜R13……抵抗、R
7,R8……可変抵抗、C0,C1〜C5……コ
ンデンサ、Tr1……トランジスタ。
の電気回路図、第2図は音質調整回路11の周波
数特性を示すグラフ、第3図は演算増幅回路15
の動作原理を説明するための電気回路図、第4図
は低域調整回路13による特性を説明するための
電気回路図、第5図は高域調整回路14の特性を
説明するための電気回路図、第6図は直列共振回
路24の共振時の動作を説明するための図、第7
図、第8図および第9図は第5図に示される電気
回路の動作状態を説明するための電気回路図、第
10図は本考案の他の実施例の音質調整回路31
の電気回路図、第11図は従来技術の音質調整回
路1の電気回路図、第12図は音質調整回路1の
周波数特性を示すグラフである。 11,31……音質調整回路、12……音響信
号源、13……低域調整回路、14,34……高
域調整回路、15……演算増幅器、16,21…
…ライン、18……電力増幅回路、19……スピ
ーカ、R1〜R6,R9〜R13……抵抗、R
7,R8……可変抵抗、C0,C1〜C5……コ
ンデンサ、Tr1……トランジスタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 音声信号が与えられるラインに、第1抵抗R3
と、第2抵抗R4と、第1可変抵抗R7と、第3
抵抗R5と、第4抵抗R6とをこの順序で直列に
接続し、 前記第1可変抵抗R7にはコンデンサC3を並
列に接続し、第1可変抵抗R7の出力を演算増幅
器に入力し、該演算増幅器の出力を第4抵抗R6
の出力側に接続し、 前記第1抵抗R3と第2抵抗R4との接続点
と、前記第3抵抗R5と第4抵抗R6との接続点
との間に第2可変抵抗R8を接続し、この第2可
変抵抗R8の出力側に直列共振回路を接続するこ
とを特徴とする音質調整回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11782588U JPH0513055Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11782588U JPH0513055Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0238815U JPH0238815U (ja) | 1990-03-15 |
| JPH0513055Y2 true JPH0513055Y2 (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=31361622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11782588U Expired - Lifetime JPH0513055Y2 (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513055Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP11782588U patent/JPH0513055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0238815U (ja) | 1990-03-15 |
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