JPH0513135B2 - - Google Patents
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- JPH0513135B2 JPH0513135B2 JP60257520A JP25752085A JPH0513135B2 JP H0513135 B2 JPH0513135 B2 JP H0513135B2 JP 60257520 A JP60257520 A JP 60257520A JP 25752085 A JP25752085 A JP 25752085A JP H0513135 B2 JPH0513135 B2 JP H0513135B2
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- trimethylcyclopent
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C33/00—Unsaturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C33/05—Alcohols containing rings other than six-membered aromatic rings
- C07C33/12—Alcohols containing rings other than six-membered aromatic rings containing five-membered rings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2601/00—Systems containing only non-condensed rings
- C07C2601/06—Systems containing only non-condensed rings with a five-membered ring
- C07C2601/10—Systems containing only non-condensed rings with a five-membered ring the ring being unsaturated
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
α−ピネンエポキシドの転位生成物であるカン
フオレンアルデヒド1の誘導体はびやくだん型の
芳香性の化学薬品として知られている(E.
Theimer編、Academic Press発行、New
York1982のFragrance Chemistry中に記載のE.
−J.BrunkeおよびE.Kleinの概論)。たとえば、
カンフォレンアルデヒド1とアセトン、プロピオ
ンアルデヒドまたはブチルアルデヒドとのアルド
ール縮合(アルカリ水酸化物またはアルコレート
を触媒とする)によつて得られるα,β−不飽和
アルデヒド、および上記を引続き還元してびやく
だんまたはじやこう様香気を有する芳香性化学薬
品として得られるα,β−不飽和アルコール2,
3および4はすでにDE−A第1922391号に記載さ
れている。米国特許第4052341号はカンフオレン
アルデヒド1とメチルエチルケトンをアルドール
縮合(アルカリ水酸化物を触媒とする)してα,
β不飽和カルボニル化合物を作ることおよび次に
それらを還元して不飽和第二アルコール5/6と
飽和アルコール7/8の混合物を作ることを記載
している。 米国特許第4173585号においては、酢酸亜鉛二
水塩を様いてカンフオレンアルデヒドと種々なケ
トンとをアルコール縮合することを記載してい
る。この場合は、アルカリ水酸化物またはアルコ
レートを触媒とするアルドール縮合とは異なり、
作られるのは均一なα,β−不飽和ケトンではな
く、α,βおよびβ,γ−不飽和ケトンの混合物
であり、それらは(z)および(E)異性体(9−12)と
して存在する。これら混合物はヨノン型の芳香
(甘い、木のような、青草のような、メロンのよ
うな、あんずのような、花のような、菫のよう
な、竜涎香のような)を有するといわれている。
α,βおよびβ,γ−不飽和ケトンの混合物から
還元によつてえられるアルコール混合物14〜16は
びやくだん、杉材、樹脂のような、そして花のよ
うな香気を有するといわれている。個々の異性体
は単離されていない。 個々の異性体の香りの性質については何も知ら
れていない。 意外にも今我々は、一般式Aの今まで知られて
いなかつたβ,γ−不飽和アルコールがα,β−
不飽和アルコール3または4の典型的なびやくだ
んまたはじやこうの香気から十分異なる特徴的な
木のような、動物のようなそしてやわらかい、果
物のような香気性を有することを発見した。 一般式Aの化合物の香気性は芳香剤としての用
途に有利であり、特に同一置換の関連のα,β−
不飽和アルコールと組合わされたとき有利であ
る。 一般式Aのβ,γ−不飽和アルコールを製造す
るためにカンフオレンアルデヒド1を原料として
取り、公知の方法で短い鎖の脂肪族アルデヒドと
縮合するとα,β−不飽和アルデヒド17〜20が製
造された。これらアルドール縮合の調節はDEA
第1922391号および米国特許第4052341号に記載さ
れてぃる。α,β−不飽和アルデヒド17と18の対
応するα,β−不飽和アルコール3と4への還元
は、DEA第1922391号によれば、水素化金属錯体
を用いてまたはメーヤワイン・ポンドルフ法によ
るアルミニウムアルコレートの存在下で行なわれ
ることができる。 意外にも今、我々は、水素化錯体、好ましくは
水素化硼素ナトリウムを塩基性媒質、好ましくは
ソーダ灰の存在下で用いるときα,βからβ,γ
位置への二重結合の部分的転位が起こり、成立し
た平衡は温度と反応時間に影響されるがまたカー
ボニル基のアルコール基への還元によつても影響
されることを発見した(実施例1、第1表)。作
られた混合物から、式Aの化合物は公知の分離方
法で、好ましくは蒸留で単離されることできる。 一般式Aの新化合物の特定構造は分光測光法で
証明されることができる。単離されたアルコール
22の1H−NMRスペクトル(第1図)には、シ
クロペンタン系のオレフインプロトンの信号のほ
かに、側鎖のβ,α二重結合を特徴付ける多重線
がδ=4.9−5.7ppm(二つのプロトン)に現われ
ている。22の二重結合のこの位置は968cm-1にお
ける強いIRバンド(二置換二重結合)によつて
同様に示される。22のマススペクトル分析断片も
また特定化された構造に合致する。即ち(E−
22)の特定化された断片(第2図)も非常によく
似た形でZ配置の22(第3図)にあらわれる。対
応するα,β−不飽和アルコールからの最も明白
なマススペクトルの差異は好ましいα,β結合の
開裂であり、これはm/z=135を有するより強
い断片イオンを生ずる(4のマススペクトル:第
4図)。水素化リチウムアルミニウム(ジエチル
エーテル中)による還元によつて18から調製され
た4のように、アリルアルコールの場合は、アリ
ルの開裂より生ずるm/z=109の断片(シクロ
ペンタン系)は対応するβ,γ−不飽和アルコー
ル(ここでは22)の場合におけるよりもずつと顕
著である。さらに、β,γ−不飽和化合物の場合
はm/z=M+−31の典型的な断片イオンが出現
する(第2図)、これは対応するα,β−不飽和
アルコールにおいて明らかにより少ない強さを示
す(第4図)。更に詳しい構造の証明は飽和側鎖
を有する同様な化合物を生ずる選択的水化によつ
て与えられる。これら化合物はDEC2827957に記
載されている。特定化された基準は式Aの新化合
物の構造を証明する。 水素化リチウムアルミニウム/エーテル(0
℃)が不飽和アルデヒド17〜20の還元に用いられ
るとき、普通の反応条件下では二重結合の転位は
起こらない。 実施例 1 2−エチル−4−(2,2,3−トリメチルシ
クロペント−3−エン−1−イル)−ブト−2−
エン−アルの還元 15g(0.395モル)の水素化硼素ナトリウムと
0.15gの水酸化ナトリウムの溶液を、250gのメ
タノールに溶かした275.5g(1.25モル)の2−
エチル−4−(2,2,3−トリメチルシクロペ
ント−3−エン−1−イル)−ブト−2−エン−
アル(米国特許第4052341号と同様に調製した18)
の攪拌されている溶液の中へ60℃で1時間かけて
滴下した。反応溶液を更に30分間60℃で放置し
た。次いでメタノールを溜去した。残渣を200g
の石油エーテル(沸点50〜70℃)に加え塩化ナト
リウム溶液で中性になるまで洗つた。石油エーテ
ルを蒸溜で除去し残つた粗生成物を分別蒸留し
た。2−エチル−4(2,2,3−トリメチルシ
クロペント−3−エン−1−イル)−ブト−3−
エン−1−オル(22,E+Z異性体)2−エチル
−4−(2,2,3−トリメチルシクロペント−
3−エン−1−イル)−ブタン−1−オルと2−
エチル−4−(2,2,3−トリメチルシクロペ
ント−3−エン−1−イル)−ブト−2−エン−
1−オル(4,E+Z異性体)の混合物が得られ
た。収量は203g(78%)、沸点110〜124℃/
2pa、ガスクロマトグラムは第5図、マススペク
トルE−22は第2図、Z−22は第3図、E−4は
第4図。 上記の蒸留されたアルコール混合物の小部分を
再び1mのスピング・バンド・カラム上で分別蒸
留した。純粋の2−エチル−4−(2,2,3−
トリメチルシクロペント−3−エン−1−イル)
−ブト−3−エン−1−オル(22,E+Z異性
体)の分析試料を得た。沸点111〜113℃/2pa,1
H−NMRスペクトルは第1図。異なつた温度と
異なつた反応時間で、ここに記載された指示と同
様にして反応を行なつた。生成混合物はガスクロ
マトグラフイで調べた(30m DB WAX−
30N、温度プログラム:100〜240℃,4℃/分)
結果を第1表に示す。 【表】 実施例 2 2−メチル−4−(2,2,3−トリメチルシ
クロペント−3−エン−1−イル)−ブト−2−
エン−アルの還元 33gの水に溶かした水素化硼素ナトリウム10g
(0.236モル)と水酸化ナトリウムの0.1gの溶液
を、160gのメタノールに溶かした153.6g(0.8
モル)の2−メチル−4−(2,2,3−トリメ
チルシクロペント−3−エン−1−イル)−ブト
−2−エン−アル(17、米国特許第4052341号と
同様に調製したもの)の攪拌されている溶液中に
60℃で1時間かけて滴下した。反応溶液を更に30
分間60℃で放置した。次いでメタノールを溜去し
た。 残渣を150gの石油エーテル(沸点50〜70℃)
に加え、塩化ナトリウム溶液で中性になるまで洗
つた。石油エーテルを蒸留で除去し、残つた粗生
成物を分別蒸留した。2−メチル−4−(2,2,
3−トリメチルシクロペント−3−エン−1−イ
ル)−ブト−3−エン−1−オル(21,E+Z異
性体)、2−メチル−4−(2,2,3−トリメチ
ルシクロペント−3−エン−1−イル)−ブタン
−1−オルと2−メチル−4−(2,2,3−ト
リメチルシクロペント−3−エン−1−イル)−
ブト−2−エン−1−オル(3,E+Z異性体)
が得られた。収量は115g(74%)、沸点96〜110
℃/1.5mm、ガスクロマトグラムは第6図。 異なつた温度と異なつた反応時間で、ここに記
載した指示と同様して反応を行なつた。製造され
た混合物はガスクロマトグラフイで調べた(30m
DB WAX−30N、温度プログラム100〜240
℃、4℃/分)。結果を第2表に示す。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 カンフオレンアルデヒド1は光学活性形の
(+)または(−)−αピネンから作ることができ
る。従つて化合物AのC−1側鎖はαまたはβ−
配置となる。α−位置(側鎖の分岐)において
は、式Aの二重結合の転位したアルコールは更に
もう一つの不整中心を示す。したがつてアルーコ
ルAはジアステレオマーとして存在する。前記の
Z/E異性もまた存在する。ここに(z)または(E)異
性体として記載したβ,γ−不飽和アルコールは
またそれ故ジアスレレオマーと同じ幾何学配置で
存在する。 実施例 4 甘い草の型の香料基質 2,2−ジメチル−3−フエニル−プロパノー
ル 50 (ムゲツトアルコール、ドイツ特許第3139358
号) ラベンダー油、フランス産 15 ヒソツプ油、スペイン産 10 オークモス抽出物、ジプロピレングリコール50
%液 10 ジヒドロミルセンアルコール 5 ローズマリー油、スペイン産 5 実施例2からの生成物(21+3) 5 100 実施例2からの生成物を比較的高い割合で含有
するこの基質は魅力ある新鮮な甘い草の香りとは
つきりしているが柔らかい木の香りを持つてい
る。 実施例 5 木の香り型の香料基質 マホガニー酸塩 150 酢酸ヴエテイヴエリル 100 ムスコゲン 100 カリフイレノール 100 パチユーリ油 50 2,2−ジメチル−5−フエニル−プロパノー
ル 50 (ムゲツトアルコール、ドイツ特許第3139358
号) ムスクケトン 30 オークモス抽出物、50% 20 ラブダナムレジノイド、50% 20 ミルラレジノイド 10 胡椒油 5 ムトメグ油 5 シスタス油 5 オイゲノール 5 650 この香料基質は木の香りとじやこうの香りを持
つている。化合物4(ドイツOS第1922391号)
100部を加えると丸味が加わると同時に甘い木の
香りが強調される。化合物22を100部加えると香
りは一層調和すると同時に木質・動物質の香りが
強調される。実施例1からの生成物(22+4)
100部を加えるとびやくだんの香りを有する釣合
いのとれた組成物が生ずる。 実施例 6 【表】 = =
フオレンアルデヒド1の誘導体はびやくだん型の
芳香性の化学薬品として知られている(E.
Theimer編、Academic Press発行、New
York1982のFragrance Chemistry中に記載のE.
−J.BrunkeおよびE.Kleinの概論)。たとえば、
カンフォレンアルデヒド1とアセトン、プロピオ
ンアルデヒドまたはブチルアルデヒドとのアルド
ール縮合(アルカリ水酸化物またはアルコレート
を触媒とする)によつて得られるα,β−不飽和
アルデヒド、および上記を引続き還元してびやく
だんまたはじやこう様香気を有する芳香性化学薬
品として得られるα,β−不飽和アルコール2,
3および4はすでにDE−A第1922391号に記載さ
れている。米国特許第4052341号はカンフオレン
アルデヒド1とメチルエチルケトンをアルドール
縮合(アルカリ水酸化物を触媒とする)してα,
β不飽和カルボニル化合物を作ることおよび次に
それらを還元して不飽和第二アルコール5/6と
飽和アルコール7/8の混合物を作ることを記載
している。 米国特許第4173585号においては、酢酸亜鉛二
水塩を様いてカンフオレンアルデヒドと種々なケ
トンとをアルコール縮合することを記載してい
る。この場合は、アルカリ水酸化物またはアルコ
レートを触媒とするアルドール縮合とは異なり、
作られるのは均一なα,β−不飽和ケトンではな
く、α,βおよびβ,γ−不飽和ケトンの混合物
であり、それらは(z)および(E)異性体(9−12)と
して存在する。これら混合物はヨノン型の芳香
(甘い、木のような、青草のような、メロンのよ
うな、あんずのような、花のような、菫のよう
な、竜涎香のような)を有するといわれている。
α,βおよびβ,γ−不飽和ケトンの混合物から
還元によつてえられるアルコール混合物14〜16は
びやくだん、杉材、樹脂のような、そして花のよ
うな香気を有するといわれている。個々の異性体
は単離されていない。 個々の異性体の香りの性質については何も知ら
れていない。 意外にも今我々は、一般式Aの今まで知られて
いなかつたβ,γ−不飽和アルコールがα,β−
不飽和アルコール3または4の典型的なびやくだ
んまたはじやこうの香気から十分異なる特徴的な
木のような、動物のようなそしてやわらかい、果
物のような香気性を有することを発見した。 一般式Aの化合物の香気性は芳香剤としての用
途に有利であり、特に同一置換の関連のα,β−
不飽和アルコールと組合わされたとき有利であ
る。 一般式Aのβ,γ−不飽和アルコールを製造す
るためにカンフオレンアルデヒド1を原料として
取り、公知の方法で短い鎖の脂肪族アルデヒドと
縮合するとα,β−不飽和アルデヒド17〜20が製
造された。これらアルドール縮合の調節はDEA
第1922391号および米国特許第4052341号に記載さ
れてぃる。α,β−不飽和アルデヒド17と18の対
応するα,β−不飽和アルコール3と4への還元
は、DEA第1922391号によれば、水素化金属錯体
を用いてまたはメーヤワイン・ポンドルフ法によ
るアルミニウムアルコレートの存在下で行なわれ
ることができる。 意外にも今、我々は、水素化錯体、好ましくは
水素化硼素ナトリウムを塩基性媒質、好ましくは
ソーダ灰の存在下で用いるときα,βからβ,γ
位置への二重結合の部分的転位が起こり、成立し
た平衡は温度と反応時間に影響されるがまたカー
ボニル基のアルコール基への還元によつても影響
されることを発見した(実施例1、第1表)。作
られた混合物から、式Aの化合物は公知の分離方
法で、好ましくは蒸留で単離されることできる。 一般式Aの新化合物の特定構造は分光測光法で
証明されることができる。単離されたアルコール
22の1H−NMRスペクトル(第1図)には、シ
クロペンタン系のオレフインプロトンの信号のほ
かに、側鎖のβ,α二重結合を特徴付ける多重線
がδ=4.9−5.7ppm(二つのプロトン)に現われ
ている。22の二重結合のこの位置は968cm-1にお
ける強いIRバンド(二置換二重結合)によつて
同様に示される。22のマススペクトル分析断片も
また特定化された構造に合致する。即ち(E−
22)の特定化された断片(第2図)も非常によく
似た形でZ配置の22(第3図)にあらわれる。対
応するα,β−不飽和アルコールからの最も明白
なマススペクトルの差異は好ましいα,β結合の
開裂であり、これはm/z=135を有するより強
い断片イオンを生ずる(4のマススペクトル:第
4図)。水素化リチウムアルミニウム(ジエチル
エーテル中)による還元によつて18から調製され
た4のように、アリルアルコールの場合は、アリ
ルの開裂より生ずるm/z=109の断片(シクロ
ペンタン系)は対応するβ,γ−不飽和アルコー
ル(ここでは22)の場合におけるよりもずつと顕
著である。さらに、β,γ−不飽和化合物の場合
はm/z=M+−31の典型的な断片イオンが出現
する(第2図)、これは対応するα,β−不飽和
アルコールにおいて明らかにより少ない強さを示
す(第4図)。更に詳しい構造の証明は飽和側鎖
を有する同様な化合物を生ずる選択的水化によつ
て与えられる。これら化合物はDEC2827957に記
載されている。特定化された基準は式Aの新化合
物の構造を証明する。 水素化リチウムアルミニウム/エーテル(0
℃)が不飽和アルデヒド17〜20の還元に用いられ
るとき、普通の反応条件下では二重結合の転位は
起こらない。 実施例 1 2−エチル−4−(2,2,3−トリメチルシ
クロペント−3−エン−1−イル)−ブト−2−
エン−アルの還元 15g(0.395モル)の水素化硼素ナトリウムと
0.15gの水酸化ナトリウムの溶液を、250gのメ
タノールに溶かした275.5g(1.25モル)の2−
エチル−4−(2,2,3−トリメチルシクロペ
ント−3−エン−1−イル)−ブト−2−エン−
アル(米国特許第4052341号と同様に調製した18)
の攪拌されている溶液の中へ60℃で1時間かけて
滴下した。反応溶液を更に30分間60℃で放置し
た。次いでメタノールを溜去した。残渣を200g
の石油エーテル(沸点50〜70℃)に加え塩化ナト
リウム溶液で中性になるまで洗つた。石油エーテ
ルを蒸溜で除去し残つた粗生成物を分別蒸留し
た。2−エチル−4(2,2,3−トリメチルシ
クロペント−3−エン−1−イル)−ブト−3−
エン−1−オル(22,E+Z異性体)2−エチル
−4−(2,2,3−トリメチルシクロペント−
3−エン−1−イル)−ブタン−1−オルと2−
エチル−4−(2,2,3−トリメチルシクロペ
ント−3−エン−1−イル)−ブト−2−エン−
1−オル(4,E+Z異性体)の混合物が得られ
た。収量は203g(78%)、沸点110〜124℃/
2pa、ガスクロマトグラムは第5図、マススペク
トルE−22は第2図、Z−22は第3図、E−4は
第4図。 上記の蒸留されたアルコール混合物の小部分を
再び1mのスピング・バンド・カラム上で分別蒸
留した。純粋の2−エチル−4−(2,2,3−
トリメチルシクロペント−3−エン−1−イル)
−ブト−3−エン−1−オル(22,E+Z異性
体)の分析試料を得た。沸点111〜113℃/2pa,1
H−NMRスペクトルは第1図。異なつた温度と
異なつた反応時間で、ここに記載された指示と同
様にして反応を行なつた。生成混合物はガスクロ
マトグラフイで調べた(30m DB WAX−
30N、温度プログラム:100〜240℃,4℃/分)
結果を第1表に示す。 【表】 実施例 2 2−メチル−4−(2,2,3−トリメチルシ
クロペント−3−エン−1−イル)−ブト−2−
エン−アルの還元 33gの水に溶かした水素化硼素ナトリウム10g
(0.236モル)と水酸化ナトリウムの0.1gの溶液
を、160gのメタノールに溶かした153.6g(0.8
モル)の2−メチル−4−(2,2,3−トリメ
チルシクロペント−3−エン−1−イル)−ブト
−2−エン−アル(17、米国特許第4052341号と
同様に調製したもの)の攪拌されている溶液中に
60℃で1時間かけて滴下した。反応溶液を更に30
分間60℃で放置した。次いでメタノールを溜去し
た。 残渣を150gの石油エーテル(沸点50〜70℃)
に加え、塩化ナトリウム溶液で中性になるまで洗
つた。石油エーテルを蒸留で除去し、残つた粗生
成物を分別蒸留した。2−メチル−4−(2,2,
3−トリメチルシクロペント−3−エン−1−イ
ル)−ブト−3−エン−1−オル(21,E+Z異
性体)、2−メチル−4−(2,2,3−トリメチ
ルシクロペント−3−エン−1−イル)−ブタン
−1−オルと2−メチル−4−(2,2,3−ト
リメチルシクロペント−3−エン−1−イル)−
ブト−2−エン−1−オル(3,E+Z異性体)
が得られた。収量は115g(74%)、沸点96〜110
℃/1.5mm、ガスクロマトグラムは第6図。 異なつた温度と異なつた反応時間で、ここに記
載した指示と同様して反応を行なつた。製造され
た混合物はガスクロマトグラフイで調べた(30m
DB WAX−30N、温度プログラム100〜240
℃、4℃/分)。結果を第2表に示す。 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 【表】 カンフオレンアルデヒド1は光学活性形の
(+)または(−)−αピネンから作ることができ
る。従つて化合物AのC−1側鎖はαまたはβ−
配置となる。α−位置(側鎖の分岐)において
は、式Aの二重結合の転位したアルコールは更に
もう一つの不整中心を示す。したがつてアルーコ
ルAはジアステレオマーとして存在する。前記の
Z/E異性もまた存在する。ここに(z)または(E)異
性体として記載したβ,γ−不飽和アルコールは
またそれ故ジアスレレオマーと同じ幾何学配置で
存在する。 実施例 4 甘い草の型の香料基質 2,2−ジメチル−3−フエニル−プロパノー
ル 50 (ムゲツトアルコール、ドイツ特許第3139358
号) ラベンダー油、フランス産 15 ヒソツプ油、スペイン産 10 オークモス抽出物、ジプロピレングリコール50
%液 10 ジヒドロミルセンアルコール 5 ローズマリー油、スペイン産 5 実施例2からの生成物(21+3) 5 100 実施例2からの生成物を比較的高い割合で含有
するこの基質は魅力ある新鮮な甘い草の香りとは
つきりしているが柔らかい木の香りを持つてい
る。 実施例 5 木の香り型の香料基質 マホガニー酸塩 150 酢酸ヴエテイヴエリル 100 ムスコゲン 100 カリフイレノール 100 パチユーリ油 50 2,2−ジメチル−5−フエニル−プロパノー
ル 50 (ムゲツトアルコール、ドイツ特許第3139358
号) ムスクケトン 30 オークモス抽出物、50% 20 ラブダナムレジノイド、50% 20 ミルラレジノイド 10 胡椒油 5 ムトメグ油 5 シスタス油 5 オイゲノール 5 650 この香料基質は木の香りとじやこうの香りを持
つている。化合物4(ドイツOS第1922391号)
100部を加えると丸味が加わると同時に甘い木の
香りが強調される。化合物22を100部加えると香
りは一層調和すると同時に木質・動物質の香りが
強調される。実施例1からの生成物(22+4)
100部を加えるとびやくだんの香りを有する釣合
いのとれた組成物が生ずる。 実施例 6 【表】 = =
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Rはメチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基又はブチル基を表わし、波線は幾
何異性体を表わし、破線は立体異性形を表わす)
の4−(2,2,3−トリメチルシクロペント−
3−エン−1−イル)−ブト−3−エン−1−オ
ル。 2 (a) アルカリ水酸化物またはアルコレートを
触媒とし、カンフオレンアルデヒドとR−CH2
−CHO(式中Rはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基またはブチル基を表わ
す)を縮合し、 (b) 得られたα,β−不飽和アルデヒドを水素化
硼素ナトリウムを用いてアルカリ性環境におい
て、10〜80℃の温度で還元することを特徴とす
る (式中Rは前述した通りであり、波線は幾何
異性体を表わし、破線は立体異性形を表わす)
の4−(2,2,3−トリメチルクロペント−
3−エン−1−イル)−ブト−3−エン−1−
オルの製造方法。 3 一般式 (式中Rはメチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基又はブチル基を表わし、破線は幾
何学異性体を表わし、破線は立体異性形を表わ
す)の4−(2,2,3−トリメチルシクロペン
ト−3−エン−1−イル)−ブト−3−エン−1
−オルの混合物を含有する生成物の香気増大また
は増強量を香料またはオーデコロンに加える段階
を含む香料またはオーデコロンの香気増大または
増強方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3441902.0 | 1984-11-16 | ||
| DE3441902A DE3441902C1 (de) | 1984-11-16 | 1984-11-16 | 4-(2,2,3-Trimethylcyclopent-3-en-1-yl)-but-3-en-1-ole,Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung als Riechstoffe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61178944A JPS61178944A (ja) | 1986-08-11 |
| JPH0513135B2 true JPH0513135B2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=6250455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60257520A Granted JPS61178944A (ja) | 1984-11-16 | 1985-11-15 | 4−(2,2,3−トリメチルシクロペント−3−エン−1−イル)−ブト−3−エン−1−オル、それらの製造方法および芳香剤としての用途 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4652402A (ja) |
| EP (1) | EP0183137B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61178944A (ja) |
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-
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-
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- 1985-11-15 JP JP60257520A patent/JPS61178944A/ja active Granted
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