JPH0513165Y2 - - Google Patents
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- JPH0513165Y2 JPH0513165Y2 JP554288U JP554288U JPH0513165Y2 JP H0513165 Y2 JPH0513165 Y2 JP H0513165Y2 JP 554288 U JP554288 U JP 554288U JP 554288 U JP554288 U JP 554288U JP H0513165 Y2 JPH0513165 Y2 JP H0513165Y2
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、植物が植えられた土壌中に埋設され
て、植物への水分補給および土壌や根への酸素補
給を行なえる植物用酸素水補給器に関する。
て、植物への水分補給および土壌や根への酸素補
給を行なえる植物用酸素水補給器に関する。
盆栽等の植木を鑑賞用として、あるいは野菜や
果樹を自給食糧用などとして栽培する際には、そ
の植物が植えられた土壌に定期的に水分や養分を
補給したり、土壌の酸素不足などにより土壌が弱
つてきたら他の土壌への植え替えを行なつたりす
るなど細かな世話をして植物の成育を助ける必要
がある。
果樹を自給食糧用などとして栽培する際には、そ
の植物が植えられた土壌に定期的に水分や養分を
補給したり、土壌の酸素不足などにより土壌が弱
つてきたら他の土壌への植え替えを行なつたりす
るなど細かな世話をして植物の成育を助ける必要
がある。
ところが、このような細かな世話を永続的に行
なうことは困難であり、世話を怠つた場合、植物
が水枯れしたり成育が鈍化したりするなどの不都
合が生じることがある。
なうことは困難であり、世話を怠つた場合、植物
が水枯れしたり成育が鈍化したりするなどの不都
合が生じることがある。
従来、このような不都合を防止するために、植
物が例えばプランターや鉢等の容器に植えられて
いる場合、その容器を水分や養分の入つた皿上に
のせ、容器の底部に形成された穴を通じて水分や
養分を補給する方法が知られている。また、他の
方法として、サイホンを利用して水分や養分を土
壌に補給する方法も知られている。
物が例えばプランターや鉢等の容器に植えられて
いる場合、その容器を水分や養分の入つた皿上に
のせ、容器の底部に形成された穴を通じて水分や
養分を補給する方法が知られている。また、他の
方法として、サイホンを利用して水分や養分を土
壌に補給する方法も知られている。
しかしながら、これらの方法では、いずれも水
分や養分の補給を行なうことはできても、土壌中
への酸素補給を十分に行なうことができない問題
があつた。
分や養分の補給を行なうことはできても、土壌中
への酸素補給を十分に行なうことができない問題
があつた。
本考案は、上記の問題を解決すべき課題として
なされたもので、その目的とするところは植物へ
の水分補給および土壌や根への酸素補給を長期間
に亙つて永続的にかつ十分に行なえる植物用酸素
水補給器を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは植物へ
の水分補給および土壌や根への酸素補給を長期間
に亙つて永続的にかつ十分に行なえる植物用酸素
水補給器を提供することにある。
そこで、本考案の植物用酸素水補給器では、そ
の構成を、土壌中に埋設されかつ過酸化物を分散
させた多孔質体からなる埋設体と、該埋設体に口
部が該口部を下方に向けた状態で着脱自在に埋め
込まれる貯水容器とよりなるものとしたことによ
り、上記の課題を解決するようにした。
の構成を、土壌中に埋設されかつ過酸化物を分散
させた多孔質体からなる埋設体と、該埋設体に口
部が該口部を下方に向けた状態で着脱自在に埋め
込まれる貯水容器とよりなるものとしたことによ
り、上記の課題を解決するようにした。
〔作用〕
貯水容器の口部からの水がその口部を起点とし
て重力により埋設体の下方へまたは浸透作用によ
り水平方向へと漸次浸透してゆく。そして、埋設
体の内部が水で満たされたら、埋設体の表面から
土壌へ浸出する。そして、土壌が乾燥してくる
と、アイソトニツク効果(平衡効果)により、埋
設体の水分が土壌へ供給され、これに伴い貯水容
器の水が埋設体へ補給され、速やかに土壌への水
補給可能状態となる。
て重力により埋設体の下方へまたは浸透作用によ
り水平方向へと漸次浸透してゆく。そして、埋設
体の内部が水で満たされたら、埋設体の表面から
土壌へ浸出する。そして、土壌が乾燥してくる
と、アイソトニツク効果(平衡効果)により、埋
設体の水分が土壌へ供給され、これに伴い貯水容
器の水が埋設体へ補給され、速やかに土壌への水
補給可能状態となる。
また、埋設体の水分と過酸化物との反応によ
り、過酸化物が分解され酸素が放出される。この
酸素の一部はガスのまま埋設体内を通過して土壌
へ放出され、また他の酸素は埋設体中の水分に溶
解して高濃度酸素水となり、土壌へ供給される。
り、過酸化物が分解され酸素が放出される。この
酸素の一部はガスのまま埋設体内を通過して土壌
へ放出され、また他の酸素は埋設体中の水分に溶
解して高濃度酸素水となり、土壌へ供給される。
以下、図面を参照しながら本考案を詳しく説明
する。
する。
第1図は、本考案の一実施例を示すもので、図
中符号1は植物用酸素水補給器(以下、単に補給
器と略称する。)である。この例の補給器1は、
埋設体2と貯水容器(以下、容器と言う。)3と
から構成されている。
中符号1は植物用酸素水補給器(以下、単に補給
器と略称する。)である。この例の補給器1は、
埋設体2と貯水容器(以下、容器と言う。)3と
から構成されている。
埋設体2は、漆クイからなる展着剤を主成分と
し、この展着剤に過酸化物を分散混合し固化して
なる多孔質体である。ここで、上記の展着剤とし
ては、α−半水セツコウ等の歯科用のプラスター
(漆クイ)などが高強度の点で好適に用いられる。
また、上記の過酸化物としては、水と反応して酸
素を放出する性質を有するものが選ばれ、具体的
には過酸化カルシウム、過酸化バリウム、過酸化
カリウムなどが用いられる。特に、上記過酸化カ
ルシウムを用いれば、過酸化カルシウムは水に難
溶であるが、水との反応が僅かずつ永続的に行な
えるので、長期間に亙つて酸素を放出し続けるこ
とが可能となり、好適である。そして、この過酸
化物の埋設体中への分散量は、埋設体の機械強度
や使用時に要求される発生酸素量などに応じて決
められる。
し、この展着剤に過酸化物を分散混合し固化して
なる多孔質体である。ここで、上記の展着剤とし
ては、α−半水セツコウ等の歯科用のプラスター
(漆クイ)などが高強度の点で好適に用いられる。
また、上記の過酸化物としては、水と反応して酸
素を放出する性質を有するものが選ばれ、具体的
には過酸化カルシウム、過酸化バリウム、過酸化
カリウムなどが用いられる。特に、上記過酸化カ
ルシウムを用いれば、過酸化カルシウムは水に難
溶であるが、水との反応が僅かずつ永続的に行な
えるので、長期間に亙つて酸素を放出し続けるこ
とが可能となり、好適である。そして、この過酸
化物の埋設体中への分散量は、埋設体の機械強度
や使用時に要求される発生酸素量などに応じて決
められる。
また、この例の埋設体2は、略円錐形状(クサ
ビ状)に加工されており、この埋設体2の底部
(図面において上底部)2aの中央には、尖頭部
分2b側(図面において下方)に向けて略円筒状
にえぐられた孔2cが形成されている。
ビ状)に加工されており、この埋設体2の底部
(図面において上底部)2aの中央には、尖頭部
分2b側(図面において下方)に向けて略円筒状
にえぐられた孔2cが形成されている。
そして、この埋設体2の孔2cには、容器3の
口部3aが着脱自在に嵌め込まれており、これに
より埋設体2と容器3とが一体に連結されてい
る。
口部3aが着脱自在に嵌め込まれており、これに
より埋設体2と容器3とが一体に連結されてい
る。
この容器3は、その内部に植物への補給用また
は埋設体2中の過酸化物との反応用の水を貯留す
るものである。そして、この容器3は、例えばガ
ラス、あるいはメタクリル樹脂、ポリプロピレン
樹脂、AS樹脂等の合成樹脂などの比較的軽量で
かつ透明な材料から形成されている。このように
容器3を透明な材料から形成しておけば、使用時
に、容器3内の水の残量を容易に確認できる利点
がある。また、容器3の口部3aは、比較的細口
のノズル状とされ、この内径寸法は使用時に補給
すべき水分量などに応じて適宜決められる。
は埋設体2中の過酸化物との反応用の水を貯留す
るものである。そして、この容器3は、例えばガ
ラス、あるいはメタクリル樹脂、ポリプロピレン
樹脂、AS樹脂等の合成樹脂などの比較的軽量で
かつ透明な材料から形成されている。このように
容器3を透明な材料から形成しておけば、使用時
に、容器3内の水の残量を容易に確認できる利点
がある。また、容器3の口部3aは、比較的細口
のノズル状とされ、この内径寸法は使用時に補給
すべき水分量などに応じて適宜決められる。
次に、このような構成からなる補給器1を鉢植
え植物に適用した場合の使用方法の一例について
説明する。
え植物に適用した場合の使用方法の一例について
説明する。
まず、漆クイに過酸化物を分散し混練し、固化
させたうえで、切削加工により略円錐形状に加工
して埋設体2を得る。次いで、この埋設体2の底
部2aに切削加工により尖頭部分2b側に向けて
円筒状にえぐつて、容器3の口部3aの外径寸法
にほぼ匹敵する内径寸法を有する孔2cを形成す
る。
させたうえで、切削加工により略円錐形状に加工
して埋設体2を得る。次いで、この埋設体2の底
部2aに切削加工により尖頭部分2b側に向けて
円筒状にえぐつて、容器3の口部3aの外径寸法
にほぼ匹敵する内径寸法を有する孔2cを形成す
る。
次に、容器3の内部に所定量の水道水等の水を
収容したのち、口部3aを上方に向けて図示しな
い基台上に仮固定する。次いで、仮固定した容器
3の口部3aを埋設体2の孔2c内に嵌め込ん
で、埋設体2に容器3を連結して両者を一体化し
て補給器1を組み立てる。
収容したのち、口部3aを上方に向けて図示しな
い基台上に仮固定する。次いで、仮固定した容器
3の口部3aを埋設体2の孔2c内に嵌め込ん
で、埋設体2に容器3を連結して両者を一体化し
て補給器1を組み立てる。
次いで、容器3の仮固定を解除したのち、補給
器1全体を倒置し、埋設体2の尖頭部分2bを鉢
体A内の土壌Bの表層部分に押し付け、埋設体2
全体を土壌B中に突き差す。この際、補給器1は
完全に倒立した状態でなくでもよく、容器3内の
水が埋設体2内に浸透する程度に傾倒していれば
よい。また、埋設体2を突き差した際に、土壌B
上に容器3を露出させておけば、容器3の水の残
量を確認できるとともに、埋設体2を土壌Bに突
き差したままで、容器3を抜き取つて水を補給す
ることが可能となる。
器1全体を倒置し、埋設体2の尖頭部分2bを鉢
体A内の土壌Bの表層部分に押し付け、埋設体2
全体を土壌B中に突き差す。この際、補給器1は
完全に倒立した状態でなくでもよく、容器3内の
水が埋設体2内に浸透する程度に傾倒していれば
よい。また、埋設体2を突き差した際に、土壌B
上に容器3を露出させておけば、容器3の水の残
量を確認できるとともに、埋設体2を土壌Bに突
き差したままで、容器3を抜き取つて水を補給す
ることが可能となる。
このように土壌B中に突き差された補給器1に
おいては、容器3の口部3aからの水が埋設体2
の孔2c付近を起点として重力により埋設体2の
下方へまたは浸透作用により外方へと漸次浸透し
てゆく。そして、埋設体2の内部が水で満たされ
たら、埋設体2の表面から土壌Bへ水分が浸出
し、これにより鉢体A内の植物Pの根に十分な水
分が供給される。そして、土壌Bが乾燥してくる
と、アイソトニツク効果(平衡効果)により、埋
設体2の水分が土壌Bへ供給され、これに伴い容
器3の水が埋設体2へ補給され、速やかに土壌B
への水補給可能状態となる。
おいては、容器3の口部3aからの水が埋設体2
の孔2c付近を起点として重力により埋設体2の
下方へまたは浸透作用により外方へと漸次浸透し
てゆく。そして、埋設体2の内部が水で満たされ
たら、埋設体2の表面から土壌Bへ水分が浸出
し、これにより鉢体A内の植物Pの根に十分な水
分が供給される。そして、土壌Bが乾燥してくる
と、アイソトニツク効果(平衡効果)により、埋
設体2の水分が土壌Bへ供給され、これに伴い容
器3の水が埋設体2へ補給され、速やかに土壌B
への水補給可能状態となる。
また、埋設体2の水分と過酸化物との反応によ
り、過酸化物が分解されて酸素が放出される。こ
の酸素の一部はガスのまま埋設体2を通過して土
壌Bへ放出され、また他の酸素は埋設体2中の水
分に溶解して高濃度酸素水となり、土壌Bへ供給
される。
り、過酸化物が分解されて酸素が放出される。こ
の酸素の一部はガスのまま埋設体2を通過して土
壌Bへ放出され、また他の酸素は埋設体2中の水
分に溶解して高濃度酸素水となり、土壌Bへ供給
される。
そして、補給器1の埋設体2から容器3を抜き
取れば、埋設体2への水の供給を停止できるか
ら、漸次、埋設体2からの水や酸素または高濃度
酸素水の放出を停止できる。また、再び、埋設体
2に容器3を連結すれば、使用状態とすることが
できる。そして、埋設体2中の過酸化物が完全に
消費されて、酸素の発生が終了したならば、ハン
マー等で適当な大きさに砕いて土壌B中に混入す
ることにより、その粉砕物を土壌改良剤として使
用することもできる。
取れば、埋設体2への水の供給を停止できるか
ら、漸次、埋設体2からの水や酸素または高濃度
酸素水の放出を停止できる。また、再び、埋設体
2に容器3を連結すれば、使用状態とすることが
できる。そして、埋設体2中の過酸化物が完全に
消費されて、酸素の発生が終了したならば、ハン
マー等で適当な大きさに砕いて土壌B中に混入す
ることにより、その粉砕物を土壌改良剤として使
用することもできる。
以上の如く、この補給器1を用いれば、容器3
に水を溜め、この容器3を埋設体2に連結し、補
給器1全体を逆さにして土壌B中に突き差すこと
により、容器3内の水を土壌Bの乾燥具合に応じ
て土壌Bに適宜補給できるとともに、埋設体2内
に水分が満たされた状態となるから、埋設体2内
に過酸化物が残留している限り、この過酸化物と
水との反応により酸素を発生させることができ、
この酸素をガス状あるいは高濃度酸素水として土
壌Bや植物Pの根に逐次供給できる。したがつ
て、この補給器1によれば、植物Pの水枯れを確
実に防止でき、かつ萎えた植物Pの活性化も図る
ことができるとともに、土壌B中の酸素量を高水
準で維持できるから、植物Pの成育を促進させる
こともできる。さらに、この補給器1を用いた植
物栽培では、従来行なつていた水やり作業などの
栽培作業の一部を補給器1に代行させることがで
きるので、栽培作業の簡便化を図ることもでき
る。
に水を溜め、この容器3を埋設体2に連結し、補
給器1全体を逆さにして土壌B中に突き差すこと
により、容器3内の水を土壌Bの乾燥具合に応じ
て土壌Bに適宜補給できるとともに、埋設体2内
に水分が満たされた状態となるから、埋設体2内
に過酸化物が残留している限り、この過酸化物と
水との反応により酸素を発生させることができ、
この酸素をガス状あるいは高濃度酸素水として土
壌Bや植物Pの根に逐次供給できる。したがつ
て、この補給器1によれば、植物Pの水枯れを確
実に防止でき、かつ萎えた植物Pの活性化も図る
ことができるとともに、土壌B中の酸素量を高水
準で維持できるから、植物Pの成育を促進させる
こともできる。さらに、この補給器1を用いた植
物栽培では、従来行なつていた水やり作業などの
栽培作業の一部を補給器1に代行させることがで
きるので、栽培作業の簡便化を図ることもでき
る。
また、この例の補給器1では、その埋設体2の
形状を略円錐状にしたので、土壌B中に突き差す
ことが容易となる利点がある。なお、埋設体2の
形状としては上記の略円錐状に限定されることな
く、角柱状、円柱状など種々の形状も考えられる
が、例えば土壌が軟弱の場合には、埋設体2を埋
設した際に補給器1自体が傾倒しないように座り
のよい形状が選ばれる。
形状を略円錐状にしたので、土壌B中に突き差す
ことが容易となる利点がある。なお、埋設体2の
形状としては上記の略円錐状に限定されることな
く、角柱状、円柱状など種々の形状も考えられる
が、例えば土壌が軟弱の場合には、埋設体2を埋
設した際に補給器1自体が傾倒しないように座り
のよい形状が選ばれる。
なお、上記の例において、埋設体2の内部に分
散させる過酸化物に例えばカリウム塩などを用い
れば、過酸化物が水との反応で分解された際にカ
リウムが遊離して水中に溶解するから、このカリ
ウム溶液を植物Pの根への肥料とすることもでき
る。さらに、埋設体2の内部に、過酸化物の他に
水に溶解して肥料や土壌改良剤となり得る化合物
を分散させておくこともできる。このような化合
物としては、例えば亜硝酸ソーダ、亜硫酸ソー
ダ、燐酸カルシウム、二酸化マンガン、黒鉛など
が用いられる。この場合、土壌B中に改めて肥料
や土壌改良剤を散布する手間が省けるとともに、
植物Pの成育を促進させることもできる。
散させる過酸化物に例えばカリウム塩などを用い
れば、過酸化物が水との反応で分解された際にカ
リウムが遊離して水中に溶解するから、このカリ
ウム溶液を植物Pの根への肥料とすることもでき
る。さらに、埋設体2の内部に、過酸化物の他に
水に溶解して肥料や土壌改良剤となり得る化合物
を分散させておくこともできる。このような化合
物としては、例えば亜硝酸ソーダ、亜硫酸ソー
ダ、燐酸カルシウム、二酸化マンガン、黒鉛など
が用いられる。この場合、土壌B中に改めて肥料
や土壌改良剤を散布する手間が省けるとともに、
植物Pの成育を促進させることもできる。
また、この例の補給器に限らず、本考案に係る
補給器にあつては、埋設体と貯水容器とを着脱自
在に連結できるように構成したので、使用時の直
前に両者を組み立てればよく、不使用時にはそれ
ぞれ別々に保管できるとともに、埋設体が使用不
能となつた際には埋設体のみを新品と取り換える
だけでよいなどの利点もある。
補給器にあつては、埋設体と貯水容器とを着脱自
在に連結できるように構成したので、使用時の直
前に両者を組み立てればよく、不使用時にはそれ
ぞれ別々に保管できるとともに、埋設体が使用不
能となつた際には埋設体のみを新品と取り換える
だけでよいなどの利点もある。
第1図に示したような補給器を作製した。
容器としては内容量が20mlのものを用意した。
また、埋設体としては、下記処方1で各材料を混
練して固化させ、略円錐状に切削加工したものを
用意した。
また、埋設体としては、下記処方1で各材料を混
練して固化させ、略円錐状に切削加工したものを
用意した。
処方 1
亜硝酸ソーダ 0.25g
過酸化カルシウム 20g
モノ燐酸カルシウム 12.25g
二酸化マンガン 2.5g
固形化剤(歯科用漆クイ) 15g
合計 50g
この埋設体は、その底部の外径寸法が20mm、長
さ寸法が40mm、底部の孔の内径寸法が5mmのもの
で、その重量は約20gであつた。そして、この埋
設体を水中に浸漬したところ、約48時間に亙つて
酸素を発生させることができた。
さ寸法が40mm、底部の孔の内径寸法が5mmのもの
で、その重量は約20gであつた。そして、この埋
設体を水中に浸漬したところ、約48時間に亙つて
酸素を発生させることができた。
次に、この埋設体の孔に上記容器の口部を嵌め
込んで補給器を組み立てた。そして、この補給器
の埋設体を土壌中に突き差して、埋設体からの酸
素の発生を観察したところ、酸素の発生は約1ケ
月間続いた。また、容器内の水の減少量は、土壌
の乾燥度により多少異なるが、容器内の20mlの水
で2〜3週間の間、土壌の乾燥を防止できた。
込んで補給器を組み立てた。そして、この補給器
の埋設体を土壌中に突き差して、埋設体からの酸
素の発生を観察したところ、酸素の発生は約1ケ
月間続いた。また、容器内の水の減少量は、土壌
の乾燥度により多少異なるが、容器内の20mlの水
で2〜3週間の間、土壌の乾燥を防止できた。
また、埋設体を下記の処方2で作製し、上記と
同様の酸素発生実験を行なつたが、この場合も約
1ケ月間に亙る酸素の発生を確認することができ
た。
同様の酸素発生実験を行なつたが、この場合も約
1ケ月間に亙る酸素の発生を確認することができ
た。
処方 2
亜硫酸ソーダ 0.25g
過酸化バリウム 15.75g
モノ燐酸カルシウム 15g
黒鉛 1.5g
二酸化マンガン 2.5g固形化剤(歯科用漆クイ) 15g
合計 50g
さらに、1週間水を補給せずに、土を乾燥させ
た盆栽を用意した。この盆栽の土に、処方1の埋
設体を用いた補給器を突き差して水補給と酸素補
給を行なつたところ、萎えた盆栽を約5日間で活
性化させることができた。
た盆栽を用意した。この盆栽の土に、処方1の埋
設体を用いた補給器を突き差して水補給と酸素補
給を行なつたところ、萎えた盆栽を約5日間で活
性化させることができた。
また、処方1の埋設体を用いた補給器から得ら
れる高濃度酸素水(溶存酸素量約24ppm)と通常
の水道水(溶存酸素量約7ppm)とを用いて、約
1ケ月間、セントポーリア等の草花への水やり作
業を行なつた。その結果、高濃度酸素水を用いた
場合、花や葉に勢いが出て、通常の水道水を用い
た場合に比べてその違いは明白で、高酸素による
植物の活性化を確認することができた。
れる高濃度酸素水(溶存酸素量約24ppm)と通常
の水道水(溶存酸素量約7ppm)とを用いて、約
1ケ月間、セントポーリア等の草花への水やり作
業を行なつた。その結果、高濃度酸素水を用いた
場合、花や葉に勢いが出て、通常の水道水を用い
た場合に比べてその違いは明白で、高酸素による
植物の活性化を確認することができた。
以上説明したように、本考案の補給器によれ
ば、容器内の水を土壌の乾燥具合に応じて土壌に
適宜補給できるとともに、埋設体内に水分が満た
された状態となるから、埋設体内に過酸化物が残
留している限り、この過酸化物と水との反応によ
り酸素を発生させることができ、この酸素をガス
状あるいは高濃度酸素水として土壌や植物の根に
逐次供給できる。したがつて、この補給器によれ
ば、植物の水枯れを確実に防止でき、かつ萎えた
植物の活性化も図れることができるとともに、土
壌中の酸素量を高水準で維持できるから、植物の
成育を促進させることもできる。
ば、容器内の水を土壌の乾燥具合に応じて土壌に
適宜補給できるとともに、埋設体内に水分が満た
された状態となるから、埋設体内に過酸化物が残
留している限り、この過酸化物と水との反応によ
り酸素を発生させることができ、この酸素をガス
状あるいは高濃度酸素水として土壌や植物の根に
逐次供給できる。したがつて、この補給器によれ
ば、植物の水枯れを確実に防止でき、かつ萎えた
植物の活性化も図れることができるとともに、土
壌中の酸素量を高水準で維持できるから、植物の
成育を促進させることもできる。
第1図は、本考案の一実施例を示す部分断面
図、第2図は、本考案の補給器の使用状態の一例
を示す部分断面図である。 1……補給器(植物用酸素水補給器)、2……
埋設体、3……容器(貯水容器)。
図、第2図は、本考案の補給器の使用状態の一例
を示す部分断面図である。 1……補給器(植物用酸素水補給器)、2……
埋設体、3……容器(貯水容器)。
Claims (1)
- 土壌中に埋設されかつ過酸化物を分散させた多
孔質体からなる埋設体と、該埋設体に口部が該口
部を下方に向けた状態で着脱自在に埋め込まれる
貯水容器とよりなることを特徴とする植物用酸素
水補給器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP554288U JPH0513165Y2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP554288U JPH0513165Y2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163944U JPH01163944U (ja) | 1989-11-15 |
| JPH0513165Y2 true JPH0513165Y2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=31209006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP554288U Expired - Lifetime JPH0513165Y2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513165Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP554288U patent/JPH0513165Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163944U (ja) | 1989-11-15 |
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