JPH0513169Y2 - - Google Patents

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JPH0513169Y2
JPH0513169Y2 JP1987176466U JP17646687U JPH0513169Y2 JP H0513169 Y2 JPH0513169 Y2 JP H0513169Y2 JP 1987176466 U JP1987176466 U JP 1987176466U JP 17646687 U JP17646687 U JP 17646687U JP H0513169 Y2 JPH0513169 Y2 JP H0513169Y2
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water
sheet
floorboard
pedestal
hydroponic cultivation
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、野菜や果物等の水耕作物を育成する
のに用いられる水耕栽培床に関する。
(従来の技術) 野菜や果物等の水耕作物を育成するために、従
来から発砲ポリエチレン等の保温材で樋状に形成
された床板をわずかに傾斜させて架台上に設置
し、この床板上に培養液を流して培養液に前記水
耕作物の根部を浸漬して育成を行なう水耕栽培床
が広く用いられている。
上記水耕栽培床においては、培養液は平均2mm
乃至3mmの深さで流水面全面に対して均一に流水
される必要がある。また、特開昭60−239450号又
は実願昭60−78503号に係る本出願人の出願によ
る従来の水耕栽培床では、床板はブロツク状のも
のを架台上に単純に置き並べて取り付けたもので
あるため、ブロツク間の間〓からの漏水を防ぐ必
要がある。このため従来のこの種の水耕栽培床の
構成においては、床板上面のポリエチレンフイル
ム等よりなる防水シートを敷き、この防水シート
上に硬質塩ビ製の水路板を載置するなどして、で
きるだけ均一な流水面を形成するよう工夫してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように構成された従来の
水耕栽培床においては、防水シートを床板上に敷
くときにシワが発生しやすく、このシワによつて
防止シート上に載置された水路板が傾き、培養液
が片寄つて流水するという問題があつた。また防
水シートは破れやすく連続使用時の耐久性が劣る
という問題もあつた。さらに従来の水路板では、
培養液の供給量が少ない場合、培養液の表面張力
により流水面の一部に島状に水路板の表面が表出
されて、流水の整流効果が十分に得られなかつ
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、漏水を完全に防止でき、しかも培養液を均一
に流水することのできる耐久性が良好な水耕栽培
床を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための構成を、実施例に
対応する図面を参照して説明する。本考案に係る
水耕栽培床は、設置面上に立設された終端に向け
わずかに下り勾配が形成された架台9と、該架台
上に設置された保温性床板1と、該床板1の上面
に直接接して展置された導水シート2とを具備
し、該導水シート2は、繊維質部材または海綿状
多孔質部材よりなる吸水層2aの下面に予じめ一
体に防水層2bが形成された複合シートであるこ
とを特徴としている。
(作用) 上記の構成によると、床板1上を流れる培養液
は導水シート2の吸水層2aに浸潤するため、流
水面の一部に表面張力による島状部分が生じると
いうことがなく、流水は四方に拡がりながら流水
する。この結果、流水面の深さが均一になる。ま
た一体の防止層2bによつて漏水を完全に防止す
ることができる。さらに導水シート2は複合シー
ト構造であつてその一方の吸水層2aは繊維質又
は多孔質となつているためシワの発生がなく、流
水の片寄りの発生を防止して流水面の深さをさら
に均一にすることができ、しかも強靱となつて耐
久性が向上する。
(実施例) 以下、本考案に係る水耕栽培床の一実施例を図
面を参照して説明する。
第1図乃至第6図に本考案の一実施例を示す。
第1図及び第2図において、発砲ポリエチレン等
の保温材よりなる床板1は断面がコ字形の樋状に
形成されており、長手方向の上端部内側には段差
部1aが形成されている。この床板1の内面は導
水シート2が展置されており、この導水シート2
の長手方向の両端は床板1の両側面から外側に延
設されていて、床板1の底面及び両側面の内側を
被覆している。この導水シート2は、第3図に示
すように、不織布よりなる吸水層2aとポリエチ
レンシートよりなる防水層2bとが一体に接着さ
れてなる複合シートとなつており、防水層2b側
が前記床板1に当接している。また床板1の内側
の導水シート2上には、長手方向に直角に複数個
の流水調整バー3が所定の間〓、例えば2m間隔
で取り付けられている。この流水調整バー3はプ
ラスチツクでほぼ角柱状に作られており、前記導
水シート2に当接する面には前記床板1の長手方
向に平行に複数個、例えば6個の弓形の流水孔3
aが形成されている。床板1の上部には両側に段
差部5aが形成された発砲ポリエチレン等の保温
材よりなる長方形の蓋板5が設けられており、こ
の段差部5aと前記床板1の両側に形成された段
差部1aとが導水シート2を挟持して嵌合するこ
とにより、蓋板5が床板1に取り付けられるよう
になつている。またこの蓋板5には水耕作物の径
の基部を挿入しその根を水路中にからませて保持
するための多数の貫通孔5bが穿開されている。
前記床板1の長手方向の両側には、第2図に示
すような押え金具6が一定の間隔でそれぞれ2本
の取付棒7により取り付けられている。この押え
金具6は鉄板が3回直角方向に折り曲げられて形
成されており、一辺6aが床板1に固定され、他
の三辺で断面方形の係止部6bが形成され、さら
にこの三辺のうち一辺は前記床板1の下面に当接
している。そしてこの係止部6b内には床板1の
長手方向に貫通して角パイプ8が嵌合装着されて
いる。
一方、架台9は第4図に示すように設置面10
に一定の間隔で立設された複数対の角型の支柱1
1よりなつており、これらの支柱11の左右1対
の間に前記床板1が挟持され、一定の勾配をもつ
て固定されている。すなわち、支柱11の床板1
に対向する一辺には第5図に示すように、上端か
ら一定の距離の位置に2個の貫通孔11aが形成
されており、前記床板1に固定された押え金具6
及び角パイプ8のこれらの貫通孔11aに整合す
る位置に貫通孔12を形成し、これらの貫通孔1
1a及び12を通してボルト13を装着し、ナツ
ト14で締結して床板1を支柱11に固定してい
る。また支柱11の床板1に対して直角な面に
は、第6図に示すように前記貫通孔11aより下
部において別に1個の貫通孔11bが形成されて
いて、これらの貫通孔11bには平面状に成形さ
れた丸パイプ14の両端に設けられた貫通孔を介
してボルト15が挿入され、図示せぬナツトによ
つて締結されて丸パイプ14が支柱11に固定さ
れている。そして丸パイプ14によつて左右1対
の支柱が連結固定されるようになつている。
前記支柱11はプラスチツク材料により角柱状
に成形されてなつており、中心において軸方向に
穿開された縦孔に鉄製の心棒16が挿入され補強
の作用を果している。また支柱11の下端は円錐
状に成形されて、地中に打ち込みやすくなつてい
る。
次に架台9の構成の一例を第4図、第7図及び
第8図を参照して説明する。水耕栽培床におい
て、栽培水が床板1上を流れる流速を最適にする
ためには、床板1の勾配が2mにつき約2cm下る
ようにすることが望ましい。従つて例えば床板1
の長手方向の長さが20mの場合、この床板1を左
右それぞれ12本の支柱11で支持する場合、床板
1の長手方向の両端の支持点の高さの差が20cmあ
ればよいことになる。このため実際には第7図に
示すように支柱11の長さを例えば120cm、112
cm、104cmの3種類に分けて左右それぞれ4本ず
つ用意する。そして支柱11の頭部より最高65cm
から2cmずつ低い位置に順次マーク11cを形成
し、このマーク11cの位置が地上30cmの水平線
の位置に合うように杭打ちを行なえば、第4図に
示すように床板1を適正な勾配に取り付けること
ができる。このとき、前述した角パイプ8を取り
付ける貫通孔11aは、すべての支柱11につい
て上端から一定の距離、例えば7.5cmの位置に形
成しておく。また前記3種類の分離されたそれぞ
れ4本の支柱11のうちの長さを区別するため
に、第8図に示すように上端面外周に切欠部11
dを形成し、4辺のうちの切欠部11dのある数
により支柱11の長さを表示してもよい。
次に本実施例の作用及び効果を説明する。床板
1の底面及び側面内側は導水シート2で被覆され
ており、この導水シート2の上面は不織布等より
なる吸水層2aで形成されているので、栽培床の
始端から供給される培養液は吸水層に浸透し、四
方に拡がりながら流水する。このため流水面の深
さが均一になり、流水面の中間に島状の乾燥部分
が生じることはない。また導水シート2上には一
定の間隔で流水調整バー3が設けられているの
で、架台9が地盤沈下などで一方に傾斜して流水
が一方に片寄つて流れようとした場合でも、この
バー3で流水が一時的に堰止められ、流水孔3a
から整流された流水が流出するので、下流側の流
水面の深さが均一になる。この場合給水量は流水
孔3aから流出する水の量より僅かに多いことが
望ましい。また導水シート2の下面にはポリエチ
レンシート等よりなる防水層2bが接着などで一
体に接合されているので、漏水は完全に防止でき
る。さらに導水シート2は吸水層と防水層が一体
に接合された複合シートとなつているので、床板
1上に展設したときにシワが発生することはな
く、流水面の深さの均一性を確保することができ
る。しかも強靱となり耐久性が向上し連続使用が
可能となる。さらに導水シート2は剛性であるの
で床板1上にシワが発生することなく容易に展設
することができる。
一方、支柱11はプラスチツクで形成されてい
るので腐食することはなく、また鉄製の心棒16
が挿入されているので熱による変形も防止でき
る。さらに床板1の取り付けは床板1に固定され
た角パイプにボルト13を挿入して支柱11の貫
通孔11aを通してナツト14で締結するのみで
よく、別に取付用の金具類を必要とせず、取り付
けが容易でコストを下げることができる。また支
柱11には設置面10上に突出する高さを表示す
るマーク11cが形成されているので、支柱11
の杭打ちが容易となり、床板1の勾配を正確に設
定することができる。しかも支柱11の突出高さ
は上端面の周縁に形成された切欠部11dの位置
により容易に判別することができる。
上記実施例では導水シート2の吸水層2aが不
織布で形成された場合について説明したが、この
不織布は他の繊維質部材または海綿状多孔質部材
であつてもよい。
(考案の効果) 上述したように本考案によれば、水耕栽培床の
保温性床板の上面に直接接して、繊維質部材また
は海綿状多孔質部材よりなる吸水層2aの下面に
予じめ一体に防水層2bが形成された複合シート
よりなる導水シート2を展設したので、培養液が
導水シート2の吸水層2aに浸潤し、流水面の一
部に表面張力による島状の乾燥部分が生じるとい
うこともなく、さらに吸水層2aの裏面には一体
に防水層2bが形成されていることから吸水層2
aと防水層2bとの間に培養液が滞流するという
こともないことから常に均一な深さの流水面を得
ることができるという効果がある。
また、本考案に用いる導水シート2は、上述し
たように、繊維質又は多孔質吸水層2aと防水層
2bとが一体化された補強された複合シートであ
るところから、従来の単層の防水シートを用いる
構造のように、敷設したときにシートに滞流の原
因となるシワが生じるということがなく、また従
来のように薄手の防止シートの上面に厚手の水路
板を設置するという手間もかからず作業性の点で
も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水耕栽培床の一実施例を
示す部分斜視図、第2図は第1図の水耕栽培床を
支柱に取り付けた状態を示す正面図、第3図は導
水シートの拡大断面図、第4図は第1図に示す水
耕栽培床を取り付けた架台を示す側面図、第5図
及び第6図は第4図の支柱の上部を示すそれぞれ
側面図及び正面図、第7図は支柱の配列を示す側
面図、第8図は第7図の支柱の1グループの端面
を示す平面図である。 1……床面、2……導水シート、2a……吸水
層、2b……防水層、9……架台、10……設置
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設置面上に立設され終端に向けわずかに下り勾
    配が形成された架台9と、該架台上に設置された
    保温性床板1と、該床板1の上面に直接接して展
    置された導水シート2とを具備し、該導水シート
    2は、繊維質部材または海綿状多孔質部材よりな
    る吸水層2aの下面に予じめ一体に防水層2bが
    形成された複合シートであることを特徴とする水
    耕栽培床。
JP1987176466U 1987-11-20 1987-11-20 Expired - Lifetime JPH0513169Y2 (ja)

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JP1987176466U JPH0513169Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

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JPH0179957U JPH0179957U (ja) 1989-05-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60139449U (ja) * 1984-02-28 1985-09-14 徳寿工業株式会社 連設用水耕栽培容器

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JPH0179957U (ja) 1989-05-29

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