JPH05133018A - 構造体連結構造及び建屋据付構造 - Google Patents
構造体連結構造及び建屋据付構造Info
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- JPH05133018A JPH05133018A JP29917091A JP29917091A JPH05133018A JP H05133018 A JPH05133018 A JP H05133018A JP 29917091 A JP29917091 A JP 29917091A JP 29917091 A JP29917091 A JP 29917091A JP H05133018 A JPH05133018 A JP H05133018A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造体連結構造において、継手に作用する繰
り返し引抜力に対し、該継手に充分な連結強度を維持す
ること。 【構成】 梁22に突設した継手23を耐力壁24に連
結する梁/壁連結構造20において、耐力壁24にシー
ス25を一体化し、該シース25の先端部には、継手挿
入孔26が形成され、継手23の突出端部には、該継手
挿入孔26に挿入され、突出方向に向けて拡径するテー
パ状外側面27Aを持つ継手頭部27が形成され、該継
手頭部27の頂面には、外力により収縮する収縮体20
0が添設され、該継手挿入孔26内及び梁22と耐力壁
24の間に発泡グラウト剤28が充填されてなり、且つ
該継手23の梁22との結合部から該継手頭部27に至
るまでの継手中間部23Bは該グラウト剤28に対して
アンボンド状態とされるようにしたものである。
り返し引抜力に対し、該継手に充分な連結強度を維持す
ること。 【構成】 梁22に突設した継手23を耐力壁24に連
結する梁/壁連結構造20において、耐力壁24にシー
ス25を一体化し、該シース25の先端部には、継手挿
入孔26が形成され、継手23の突出端部には、該継手
挿入孔26に挿入され、突出方向に向けて拡径するテー
パ状外側面27Aを持つ継手頭部27が形成され、該継
手頭部27の頂面には、外力により収縮する収縮体20
0が添設され、該継手挿入孔26内及び梁22と耐力壁
24の間に発泡グラウト剤28が充填されてなり、且つ
該継手23の梁22との結合部から該継手頭部27に至
るまでの継手中間部23Bは該グラウト剤28に対して
アンボンド状態とされるようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造体連結構造及び建屋
据付構造に関する。
据付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建屋据付構造として、特開昭62-4
1823号公報に記載のものがある。この従来技術は、建屋
から下方に突設したアンカーを基礎に設けた挿入孔に挿
入し、この挿入孔内及び基礎上面と建屋下面との間にモ
ルタル(グラウト剤)を充填したものである。この従来
技術によれば、建屋を基礎上の所望位置に正確に据付け
ることができる。
1823号公報に記載のものがある。この従来技術は、建屋
から下方に突設したアンカーを基礎に設けた挿入孔に挿
入し、この挿入孔内及び基礎上面と建屋下面との間にモ
ルタル(グラウト剤)を充填したものである。この従来
技術によれば、建屋を基礎上の所望位置に正確に据付け
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、地震発生時等において、アンカーが結合されてい
る建屋の柱等に曲げ応力が作用し、これによってアンカ
ーに繰り返し引抜力が作用すると、アンカーは上記引抜
力によって伸びるため、グラウト剤との付着が上方側か
ら下方側に順に切れて行き、いずれは抜けてしまう虞れ
がある。
では、地震発生時等において、アンカーが結合されてい
る建屋の柱等に曲げ応力が作用し、これによってアンカ
ーに繰り返し引抜力が作用すると、アンカーは上記引抜
力によって伸びるため、グラウト剤との付着が上方側か
ら下方側に順に切れて行き、いずれは抜けてしまう虞れ
がある。
【0004】尚、上述の従来技術を、梁と耐力壁、柱と
柱、梁と梁、柱と梁の各組合わせにおける如く、2つの
構造体を連結する連結構造として採用するため、一方の
構造体に設けた継手を他方の構造体に設けた挿入孔に挿
入し、その挿入孔内及び両構造体間にグラウト剤を充填
する場合にも、継手に作用する繰り返し引抜力が継手と
グラウト剤との付着を切り、いずれは連結破壊する虞れ
がある。
柱、梁と梁、柱と梁の各組合わせにおける如く、2つの
構造体を連結する連結構造として採用するため、一方の
構造体に設けた継手を他方の構造体に設けた挿入孔に挿
入し、その挿入孔内及び両構造体間にグラウト剤を充填
する場合にも、継手に作用する繰り返し引抜力が継手と
グラウト剤との付着を切り、いずれは連結破壊する虞れ
がある。
【0005】本発明は、構造体連結構造において、継手
に作用する繰り返し引抜力に対し、該継手に充分な連結
強度を維持することを目的とする。
に作用する繰り返し引抜力に対し、該継手に充分な連結
強度を維持することを目的とする。
【0006】また、本発明は、建屋据付構造において、
アンカーに作用する繰り返し引抜力に対し、該アンカー
に充分な据付強度を維持することを目的とする。
アンカーに作用する繰り返し引抜力に対し、該アンカー
に充分な据付強度を維持することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、第1の構造体に突設した継手を第2の構造体に連結
する構造体連結構造において、第2の構造体にシースを
一体化し、該シースの先端部には、継手挿入孔が形成さ
れ、継手の突出端部には、該継手挿入孔に挿入され、突
出方向に向けて拡径するテーパ状外側面を持つ継手頭部
が形成され、該継手頭部の頂面には、外力により収縮す
る収縮体が添設され、該継手挿入孔内及び第1と第2の
両構造体間に発泡グラウト剤が充填されてなり、且つ該
継手の第1の構造体との結合部から該継手頭部に至るま
での継手中間部は該グラウト剤に対してアンボンド状態
とされるようにしたものである。
は、第1の構造体に突設した継手を第2の構造体に連結
する構造体連結構造において、第2の構造体にシースを
一体化し、該シースの先端部には、継手挿入孔が形成さ
れ、継手の突出端部には、該継手挿入孔に挿入され、突
出方向に向けて拡径するテーパ状外側面を持つ継手頭部
が形成され、該継手頭部の頂面には、外力により収縮す
る収縮体が添設され、該継手挿入孔内及び第1と第2の
両構造体間に発泡グラウト剤が充填されてなり、且つ該
継手の第1の構造体との結合部から該継手頭部に至るま
での継手中間部は該グラウト剤に対してアンボンド状態
とされるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、建屋から下方
に突設したアンカーを基礎に固定する建屋据付構造にお
いて、基礎中にシースを係着状態で埋設し、該シースの
上端部には、アンカー挿入孔が形成され、アンカーの下
端部には、該アンカー挿入孔に挿入され、下方に向けて
拡径するテーパ状外側面を持つアンカー頭部が形成さ
れ、該アンカー頭部の頂面には、外力により収縮する収
縮体が添設され、該アンカー挿入孔内及び基礎上面と建
屋下面との間に発泡グラウト剤が充填されてなり、且つ
該アンカーの建屋との結合部から該アンカー頭部に至る
までのアンカー中間部は該グラウト剤に対してアンボン
ド状態とされるようにしたものである。
に突設したアンカーを基礎に固定する建屋据付構造にお
いて、基礎中にシースを係着状態で埋設し、該シースの
上端部には、アンカー挿入孔が形成され、アンカーの下
端部には、該アンカー挿入孔に挿入され、下方に向けて
拡径するテーパ状外側面を持つアンカー頭部が形成さ
れ、該アンカー頭部の頂面には、外力により収縮する収
縮体が添設され、該アンカー挿入孔内及び基礎上面と建
屋下面との間に発泡グラウト剤が充填されてなり、且つ
該アンカーの建屋との結合部から該アンカー頭部に至る
までのアンカー中間部は該グラウト剤に対してアンボン
ド状態とされるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 継手挿入孔内及び第1と第2の両構造体間に充填され
る発泡グラウト剤は、継手の軸方向において、第1の構
造体に発泡力を及ぼすと共に、継手頭部のテーパ状外側
面に発泡力を及ぼし、これらの発泡力により、アンボン
ド状態にある継手中間部に導入張力を付与する。
る発泡グラウト剤は、継手の軸方向において、第1の構
造体に発泡力を及ぼすと共に、継手頭部のテーパ状外側
面に発泡力を及ぼし、これらの発泡力により、アンボン
ド状態にある継手中間部に導入張力を付与する。
【0010】尚、発泡グラウト剤が継手頭部の頂面に対
する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体の収縮により吸
収され、上記導入張力の付与に影響を及ぼすことがない
ようにされている。
する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体の収縮により吸
収され、上記導入張力の付与に影響を及ぼすことがない
ようにされている。
【0011】これにより、地震発生時等において、第1
と第2の両構造体の少なくとも一方に曲げ応力が作用
し、これによって継手に繰り返し引抜力Nが作用して
も、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、継手と一
体の第1の構造体は、第2の構造体に対して動かず完全
剛仕口となる。これにより、継手に充分な連結強度を維
持できる。
と第2の両構造体の少なくとも一方に曲げ応力が作用
し、これによって継手に繰り返し引抜力Nが作用して
も、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、継手と一
体の第1の構造体は、第2の構造体に対して動かず完全
剛仕口となる。これにより、継手に充分な連結強度を維
持できる。
【0012】アンカー挿入孔内及び基礎上面と建屋下
面との間に充填される発泡グラウト剤は、アンカーの軸
方向において、建屋下面に発泡力を及ぼすと共に、アン
カー頭部のテーパ状外側面に発泡力を及ぼし、これらの
発泡力により、アンボンド状態にあるアンカー中間部に
導入張力を付与する。
面との間に充填される発泡グラウト剤は、アンカーの軸
方向において、建屋下面に発泡力を及ぼすと共に、アン
カー頭部のテーパ状外側面に発泡力を及ぼし、これらの
発泡力により、アンボンド状態にあるアンカー中間部に
導入張力を付与する。
【0013】尚、発泡グラウト剤がアンカー頭部の頂面
に対する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体の収縮によ
り吸収され、上記導入張力の付与に影響を及ぼすことが
ないようにされている。
に対する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体の収縮によ
り吸収され、上記導入張力の付与に影響を及ぼすことが
ないようにされている。
【0014】これにより、地震発生時等において、アン
カーが結合されている建屋の柱等に曲げ応力が作用し、
これによってアンカーに繰り返し引抜力Nが作用して
も、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、アンカー
と一体の建屋は、基礎に対して動かず完全剛仕口とな
る。これにより、アンカーに充分な据付強度を維持でき
る。
カーが結合されている建屋の柱等に曲げ応力が作用し、
これによってアンカーに繰り返し引抜力Nが作用して
も、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、アンカー
と一体の建屋は、基礎に対して動かず完全剛仕口とな
る。これにより、アンカーに充分な据付強度を維持でき
る。
【0015】
【実施例】図1は本発明を建屋の据付構造に適用した第
1実施例を示す模式図、図2は本発明を梁と耐力壁との
連結構造に適用した第2実施例を示す模式図である。
1実施例を示す模式図、図2は本発明を梁と耐力壁との
連結構造に適用した第2実施例を示す模式図である。
【0016】(第1実施例)(図1参照) 建屋据付構造10は、建屋を構成する鉄骨柱12のエン
ドプレート12Aから下方に突設した鋼鉄製アンカー1
3をコンクリート基礎14に固定するものである。アン
カー13の上端部には、エンドプレート12Aに螺着さ
れるおねじ部13Aが設けられる。
ドプレート12Aから下方に突設した鋼鉄製アンカー1
3をコンクリート基礎14に固定するものである。アン
カー13の上端部には、エンドプレート12Aに螺着さ
れるおねじ部13Aが設けられる。
【0017】ここで、基礎14には鋼鉄製シース15が
係着状態で埋設される。シース15の下端側外周部に
は、基礎14に係着し得る凹凸係合部15Aが設けられ
る。
係着状態で埋設される。シース15の下端側外周部に
は、基礎14に係着し得る凹凸係合部15Aが設けられ
る。
【0018】また、シース15の上端部には、下方に向
けて拡径するテーパ状内側面16Aを持つアンカー挿入
孔16が形成されている。他方、アンカー13の下端部
には、アンカー挿入孔16に挿入され、下方に向けて拡
径するテーパ状外側面17Aを持つアンカー頭部17が
形成されている。
けて拡径するテーパ状内側面16Aを持つアンカー挿入
孔16が形成されている。他方、アンカー13の下端部
には、アンカー挿入孔16に挿入され、下方に向けて拡
径するテーパ状外側面17Aを持つアンカー頭部17が
形成されている。
【0019】また、アンカー頭部17の頂面には、外力
により収縮するスポンジ材等の収縮体100が添設され
ている。
により収縮するスポンジ材等の収縮体100が添設され
ている。
【0020】そして、アンカー挿入孔16内、及び基礎
14上面と柱12下面との間には、アルミ粉等混入モル
タル等の発泡グラウト剤18が充填される。
14上面と柱12下面との間には、アルミ粉等混入モル
タル等の発泡グラウト剤18が充填される。
【0021】更に、アンカー13は、おねじ部13Aと
アンカー頭部17との間のアンカー中間部13Bを、上
記発泡グラウト剤18に対してアンボンド状態とされ
る。アンボンド状態は、発泡グラウト剤18の充填前
に、アンカー中間部13Bの外周部にグリースを塗布
し、或いはテープを巻付ける等により得られる。
アンカー頭部17との間のアンカー中間部13Bを、上
記発泡グラウト剤18に対してアンボンド状態とされ
る。アンボンド状態は、発泡グラウト剤18の充填前
に、アンカー中間部13Bの外周部にグリースを塗布
し、或いはテープを巻付ける等により得られる。
【0022】次に、上述の建屋据付構造10の施工手順
について説明する。 (1) 柱12のエンドプレート12Aにアンカー13のお
ねじ部13Aを螺着する。 (2) 基礎14の打設時に、シース15を埋設する。
について説明する。 (1) 柱12のエンドプレート12Aにアンカー13のお
ねじ部13Aを螺着する。 (2) 基礎14の打設時に、シース15を埋設する。
【0023】(3) 基礎14の上面に不図示の建屋支持具
を設定しておき、且つ基礎14の上面回りに不図示のモ
ルタル用型枠を設定し、この型枠内及びシース15のア
ンカー挿入孔16に発泡グラウト剤18を流し込む。
を設定しておき、且つ基礎14の上面回りに不図示のモ
ルタル用型枠を設定し、この型枠内及びシース15のア
ンカー挿入孔16に発泡グラウト剤18を流し込む。
【0024】(4) 上記(3) の発泡グラウト剤18が固化
する前に、柱12を下降させ、アンカー13の頭部17
をシース15のアンカー挿入孔16に挿入する。これに
より、柱12を基礎14の所望の位置に容易に正確に据
付けると共に、アンカー13の頭部17をシース15の
アンカー挿入孔16に容易に挿入完了する。
する前に、柱12を下降させ、アンカー13の頭部17
をシース15のアンカー挿入孔16に挿入する。これに
より、柱12を基礎14の所望の位置に容易に正確に据
付けると共に、アンカー13の頭部17をシース15の
アンカー挿入孔16に容易に挿入完了する。
【0025】(5) 尚、上記(4) に先立ち、アンカー13
の中間部13Bにはグリースが塗布され、或いはテープ
が巻付けられ、発泡グラウト剤18とのアンボンドに備
えられる。
の中間部13Bにはグリースが塗布され、或いはテープ
が巻付けられ、発泡グラウト剤18とのアンボンドに備
えられる。
【0026】然るに、上記建屋据付構造10によれば、
下記の如くの作用がある。アンカー挿入孔16内及び基
礎14上面と柱12下面との間に充填される発泡グラウ
ト剤18は、アンカー13の軸方向において、柱12下
面に発泡力を及ぼすと共に、アンカー頭部17のテーパ
状外側面17Aに発泡力を及ぼし、これらの発泡力によ
り、アンボンド状態にあるアンカー中間部13Bに導入
張力nを付与する。
下記の如くの作用がある。アンカー挿入孔16内及び基
礎14上面と柱12下面との間に充填される発泡グラウ
ト剤18は、アンカー13の軸方向において、柱12下
面に発泡力を及ぼすと共に、アンカー頭部17のテーパ
状外側面17Aに発泡力を及ぼし、これらの発泡力によ
り、アンボンド状態にあるアンカー中間部13Bに導入
張力nを付与する。
【0027】尚、発泡グラウト剤18がアンカー頭部1
7の頂面に対する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体1
00の収縮により吸収され、上記導入張力nの付与に影
響を及ぼすことがないようにされている。
7の頂面に対する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体1
00の収縮により吸収され、上記導入張力nの付与に影
響を及ぼすことがないようにされている。
【0028】これにより、地震発生時等において、アン
カー13が結合されている柱12に曲げ応力が作用し、
これによってアンカー13に繰り返し引抜力Nが作用し
ても、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、アンカ
ー13と一体の柱12は、基礎14に対して動かず完全
剛仕口となる。これにより、アンカー13に充分な据付
強度を維持できる。
カー13が結合されている柱12に曲げ応力が作用し、
これによってアンカー13に繰り返し引抜力Nが作用し
ても、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、アンカ
ー13と一体の柱12は、基礎14に対して動かず完全
剛仕口となる。これにより、アンカー13に充分な据付
強度を維持できる。
【0029】(第2実施例)(図2参照) 梁/壁連結構造20は、第1の構造体を構成する梁22
のエンドプレート22Aから側方に突設した鋼鉄製継手
23を、第2の構造体としてのコンクリート耐力壁24
に連結するものである。継手23の一端部には、エンド
プレート22Aに螺着されるおねじ部23Aが設けられ
る。
のエンドプレート22Aから側方に突設した鋼鉄製継手
23を、第2の構造体としてのコンクリート耐力壁24
に連結するものである。継手23の一端部には、エンド
プレート22Aに螺着されるおねじ部23Aが設けられ
る。
【0030】ここで、耐力壁24には鋼鉄製シース25
が係着状態で一体化される。シース25の基端側外周部
には、耐力壁24に係着し得る凹凸係合部25Aが設け
られる。
が係着状態で一体化される。シース25の基端側外周部
には、耐力壁24に係着し得る凹凸係合部25Aが設け
られる。
【0031】また、シース25の先端部には、反先端側
に向けて拡径するテーパ状内側面26Aを持つ継手挿入
孔26が形成されている。他方、継手23の他端突出端
部には、継手挿入孔26に挿入され、突出方向に向けて
拡径するテーパ状外側面27Aを持つ継手頭部27が形
成されている。
に向けて拡径するテーパ状内側面26Aを持つ継手挿入
孔26が形成されている。他方、継手23の他端突出端
部には、継手挿入孔26に挿入され、突出方向に向けて
拡径するテーパ状外側面27Aを持つ継手頭部27が形
成されている。
【0032】また、継手頭部27の頂面には、外力によ
り収縮するスポンジ材等の収縮体200が添設されてい
る。
り収縮するスポンジ材等の収縮体200が添設されてい
る。
【0033】そして、継手挿入孔26内、及び梁22と
耐力壁24との間には、アルミ粉等混入モルタル等の発
泡グラウト材28が充填される。
耐力壁24との間には、アルミ粉等混入モルタル等の発
泡グラウト材28が充填される。
【0034】更に、継手23は、おねじ部23Aと頭部
27との間の継手中間部23Bを、上記発泡グラウト剤
28に対してアンボンド状態とされる。アンボンド状態
は、発泡グラウト剤28の充填前に、継手中間部23B
の外周部にグリースを塗布し、或いはテープを巻付ける
等により得られる。
27との間の継手中間部23Bを、上記発泡グラウト剤
28に対してアンボンド状態とされる。アンボンド状態
は、発泡グラウト剤28の充填前に、継手中間部23B
の外周部にグリースを塗布し、或いはテープを巻付ける
等により得られる。
【0035】次に、上述の梁/壁連結構造20の施工手
順について説明する。 (1) 梁22のエンドプレート22Aに継手23のおねじ
部23Aを螺着する。 (2) 耐力壁24の製造時に、シース25を内蔵してお
く。
順について説明する。 (1) 梁22のエンドプレート22Aに継手23のおねじ
部23Aを螺着する。 (2) 耐力壁24の製造時に、シース25を内蔵してお
く。
【0036】(3) 耐力壁24の表面に不図示の梁支持体
を設定しておき、且つ耐力壁24の表面回りに不図示の
モルタル用型枠を設定し、この型枠内及びシース25の
継手挿入孔26に発泡グラウト剤28を流しこむ。
を設定しておき、且つ耐力壁24の表面回りに不図示の
モルタル用型枠を設定し、この型枠内及びシース25の
継手挿入孔26に発泡グラウト剤28を流しこむ。
【0037】(4) 上記(3) の発泡グラウト剤28が固化
する前に、梁22を横移動し、継手23の頭部27をシ
ース25の継手挿入孔26に挿入する。これにより、梁
22を耐力壁24の所望の位置に容易に正確に配置する
とともに、継手23の頭部27をシース25の継手挿入
孔26に容易に挿入完了する。
する前に、梁22を横移動し、継手23の頭部27をシ
ース25の継手挿入孔26に挿入する。これにより、梁
22を耐力壁24の所望の位置に容易に正確に配置する
とともに、継手23の頭部27をシース25の継手挿入
孔26に容易に挿入完了する。
【0038】(5) 尚、上記(4) に先立ち、継手23の中
間部23Bにはグリースが塗布され、或いはテープが巻
付けられ、発泡グラウト剤28とのアンボンドに備えら
れる。
間部23Bにはグリースが塗布され、或いはテープが巻
付けられ、発泡グラウト剤28とのアンボンドに備えら
れる。
【0039】然るに、上記梁/壁連結構造20によれ
ば、下記の如くの作用がある。継手挿入孔26内及び梁
22と耐力壁24の間に充填される発泡グラウト剤28
は、継手23の軸方向において、梁22に発泡力を及ぼ
すと共に、継手頭部27のテーパ状外側面27Aに発泡
力を及ぼし、これらの発泡力により、アンボンド状態に
ある継手中間部23Bに導入張力nを付与する。
ば、下記の如くの作用がある。継手挿入孔26内及び梁
22と耐力壁24の間に充填される発泡グラウト剤28
は、継手23の軸方向において、梁22に発泡力を及ぼ
すと共に、継手頭部27のテーパ状外側面27Aに発泡
力を及ぼし、これらの発泡力により、アンボンド状態に
ある継手中間部23Bに導入張力nを付与する。
【0040】尚、発泡グラウト剤28が継手頭部27の
頂面に対する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体200
の収縮により吸収され、上記導入張力の付与に影響を及
ぼすことがないようにされている。
頂面に対する法線方向に及ぼす発泡力は、収縮体200
の収縮により吸収され、上記導入張力の付与に影響を及
ぼすことがないようにされている。
【0041】これにより、地震発生時等において、梁2
2と耐力壁24の少なくとも一方に曲げ応力が作用し、
これによって継手23に繰り返し引抜力Nが作用して
も、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、継手23
と一体の梁22は、耐力壁24に対して動かず完全剛仕
口となる。これにより、継手23に充分な連結強度を維
持できる。
2と耐力壁24の少なくとも一方に曲げ応力が作用し、
これによって継手23に繰り返し引抜力Nが作用して
も、引抜力Nが上記導入張力nに達するまで、継手23
と一体の梁22は、耐力壁24に対して動かず完全剛仕
口となる。これにより、継手23に充分な連結強度を維
持できる。
【0042】尚、本発明は、柱と柱、梁と梁、柱と梁の
各構造体の組合わせにおいて、それら構造体を互いに連
結する構造として広く採用できる。
各構造体の組合わせにおいて、それら構造体を互いに連
結する構造として広く採用できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、構造体連
結構造において、継手に作用する繰り返し引抜力に対
し、該継手に充分な連結強度を維持することができる。
結構造において、継手に作用する繰り返し引抜力に対
し、該継手に充分な連結強度を維持することができる。
【0044】また、本発明によれば、建屋据付構造にお
いて、アンカーに作用する繰り返し引抜力に対し、該ア
ンカーに充分な据付強度を維持することができる。
いて、アンカーに作用する繰り返し引抜力に対し、該ア
ンカーに充分な据付強度を維持することができる。
【図1】図1は本発明を建屋の据付構造に適用した第1
実施例を示す模式図である。
実施例を示す模式図である。
【図2】図2は本発明を梁と耐力壁との連結構造に適用
した第2実施例を示す模式図である。
した第2実施例を示す模式図である。
10 建屋据付構造 12 柱(建屋) 13 アンカー 14 基礎 15 シース 16 アンカー挿入孔 16A テーパー状内側面 17 アンカー頭部 17A テーパー状外側面 18 発泡グラウト剤 20 梁/壁連結構造 22 梁(第1の構造体) 23 継手 24 耐力壁(第2の構造体) 25 シース 26 継手挿入孔 26A テーパ状内側面 27 継手頭部 27A テーパ状外側面 28 発泡グラウト剤 100、200 収縮体
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の構造体に突設した継手を第2の構
造体に連結する構造体連結構造において、第2の構造体
にシースを一体化し、該シースの先端部には、継手挿入
孔が形成され、継手の突出端部には、該継手挿入孔に挿
入され、突出方向に向けて拡径するテーパ状外側面を持
つ継手頭部が形成され、該継手頭部の頂面には、外力に
より収縮する収縮体が添設され、該継手挿入孔内及び第
1と第2の両構造体間に発泡グラウト剤が充填されてな
り、且つ該継手の第1の構造体との結合部から該継手頭
部に至るまでの継手中間部は該グラウト剤に対してアン
ボンド状態とされることを特徴とする構造体連結構造。 - 【請求項2】 建屋から下方に突設したアンカーを基礎
に固定する建屋据付構造において、基礎中にシースを係
着状態で埋設し、該シースの上端部には、アンカー挿入
孔が形成され、アンカーの下端部には、該アンカー挿入
孔に挿入され、下方に向けて拡径するテーパ状外側面を
持つアンカー頭部が形成され、該アンカー頭部の頂面に
は、外力により収縮する収縮体が添設され、該アンカー
挿入孔内及び基礎上面と建屋下面との間に発泡グラウト
剤が充填されてなり、且つ該アンカーの建屋との結合部
から該アンカー頭部に至るまでのアンカー中間部は該グ
ラウト剤に対してアンボンド状態とされることを特徴と
する建屋据付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29917091A JP2883480B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 構造体連結構造及び建屋据付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29917091A JP2883480B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 構造体連結構造及び建屋据付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133018A true JPH05133018A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2883480B2 JP2883480B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=17869038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29917091A Expired - Fee Related JP2883480B2 (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 構造体連結構造及び建屋据付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2883480B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106121048A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-11-16 | 苏州天路保温材料有限公司 | Pc保温建筑住宅模块的五金连接装置及建筑住宅模块 |
| CN106337502A (zh) * | 2016-09-23 | 2017-01-18 | 常州工学院 | 多、高层木结构柱、梁及墙的综合连接结构及其施工方法 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP29917091A patent/JP2883480B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106121048A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-11-16 | 苏州天路保温材料有限公司 | Pc保温建筑住宅模块的五金连接装置及建筑住宅模块 |
| CN106337502A (zh) * | 2016-09-23 | 2017-01-18 | 常州工学院 | 多、高层木结构柱、梁及墙的综合连接结构及其施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2883480B2 (ja) | 1999-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |