JPH0513341Y2 - - Google Patents

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JPH0513341Y2
JPH0513341Y2 JP12475284U JP12475284U JPH0513341Y2 JP H0513341 Y2 JPH0513341 Y2 JP H0513341Y2 JP 12475284 U JP12475284 U JP 12475284U JP 12475284 U JP12475284 U JP 12475284U JP H0513341 Y2 JPH0513341 Y2 JP H0513341Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は食器類、台所小物、食品類、その他
哺乳瓶等を衛生的に収納する整理収納ケースに取
付けられ、上下に回動して開閉する扉(フード)
の腕をケース本体に枢支する軸受部の構造に関す
る。
(従来技術) フード付整理収納ケースは一般に第1図に示す
ようにケース本体1の前部1aの開口部2の両側
にあたる内壁3に軸受部4を設け、扉5の両側に
延設した腕6の自由端部に外方に向けて突出した
軸心棒7を軸受部4で支承し、軸心棒7を回転軸
として扉5をフード式に上下に回動させるように
なつている。扉を開けるには扉の取つ手8を指で
持つて上に押し上げ第1図のように扉5の本体を
水平にし、扉を閉めるには取つ手を押し下げて第
2図に実線で示すように扉の本体を垂直にして閉
じる。この場合、扉の重心の位置の関係から開蓋
位置は不安定なので、所定の開蓋位置に扉を位置
決めするための手段が必要である。
回動可能の部材を所定角度に位置決めする手段
として、例えば実公昭40−18645号にはケース本
体に回転軸方向に突出させた複数個の突起の間
に、ハンドルの回転軸方向に突出させた突起を係
合させて位置決めさせるものが示されており、実
公昭48−20256号にはケース本体と蓋の腕の間に
パツキンを介装し、ばねで腕をケース本体に押し
付けてパツキンによる摩擦力を利用して任意位置
に位置決めするものが示されている。また実公昭
55−38302号、実公昭56−10690号、実公昭57−
14651号、実公昭57−14652号等にも種々の位置決
め手段が示されているが、いずれも回転軸の軸線
方向に突出させた突起を組合せて、推力方向の力
により生ずる回転方向の摩擦力を利用しているた
め、突起の僅かな摩耗により位置決めが困難にな
るし、又軸方向に押圧する手段を必要とするため
構造が複雑となる嫌いがあつた。また扉の腕の外
面に回転軸を中心に設けた係合のための凹凸も、
腕の肉厚の制約のため十分深くすることができ
ず、十分な位置決め係合力を発生させることは困
難であつた。
(考案の目的) この考案は上述の如き従来の軸部構造の欠点を
除去し、構造が簡単で、組立、分解が容易であ
り、位置決めの確実な軸部構造を提供しようとす
るものである。
(考案の概要) ケース本体の開口部の両側にあたる本体の内壁
に設けた凹所に回り止め部のある軸受部材を、そ
の回転軸線を同一線上において、対向させて嵌挿
し、扉の両側に延設した腕の自由端と、上記軸受
部材のいずれか一方に軸心棒を突設し、他方には
軸心棒挿入孔を設けて、軸心棒挿入孔に軸心棒を
挿入して扉をケース本体に回転自在に取付けると
共に扉の腕には軸心棒に平行に位置決めピンを立
設し、軸受部材には放射方向に屈撓自在な円弧状
の弾性片を一体に設け、この円弧状の弾性片に設
けた放射方向の凹部に位置決めピンを係合可能と
して少くとも開蓋状態における扉の位置決めを可
能とした軸部構造に関するものである。
(実施例) 第1図において、ケース本体1には係合用穴9
を利用してケース本体の前部1aが嵌着される。
前部1aの開口部2の両側の折返した内壁3に軸
受部として後述する軸受部材を挿入するための穴
4が対向してあけられている。この挿入用穴4は
軸受部材の回り止めのため一部を切り欠いた円形
となつている。扉5にはその面の両側に面に垂直
に延びる腕6が設けられ、腕の端部の外側には扉
の回動軸となる軸心棒7が突設され、更に軸心棒
7に平行に位置決めピン10が突設されている。
8は取つ手である。
軸受部材11は第3図に示すように全体として
軸受部の穴4と等径の円形をなし、一部に回り止
め部12が形成されている。中央に軸心棒挿入孔
13が設けられると共に、腕の軸心棒7と位置決
めピン10の間隔と等しい間隔を、軸心棒挿入棒
13との間において位置決め用の凹部14が設け
られている。この凹部14は閉蓋状態において、
腕6の位置決めピン10の頭部が回転軸方向に係
合して扉の位置決めをするもので、実施例におい
ては有底の穴になつているが、貫通した位置決め
孔であつても差支えない。軸受部材11には更に
円周方向に延びる放射方向に屈撓可能な円弧状の
弾性片15が設けられている。この弾性片15に
は先端に内方突起16が設けられてその後方に放
射方向の外方へ凹入した凹部17を形成してい
る。この凹部17の位置は軸心棒挿入孔13に扉
の軸心棒7を挿入し、扉を開蓋位置においたと
き、位置決めピン10が凹部17内に放射方向、
即ち回転軸に垂直方向に係合して、内方突起16
に阻まれて弾性片15から離脱できない位置にあ
る。
第2図にはケース本体(図示省略)に取付けら
れた軸受部材11と扉5の腕6に立設された位置
決めピン10の関係が示されており、軸心棒挿入
孔13に軸心棒7が挿入されているものとする。
軸心棒7を挿入するには両方の腕6を内方に弾性
変形させて互に接近させて両方の軸心棒7の先端
の間隔を狭くして、軸心棒7の先端をケース本体
の内壁3の穴4に嵌挿されている一対の軸受部材
の軸心棒挿入孔13に挿入してから手を放して、
扉の腕を原形に復帰させればよい。第2図で実線
は閉蓋状態を示し位置決めピン10の先端は凹部
14内に没入して係合している。今扉を図におい
て時計方向に回転すると、位置決めピン10は腕
6を内方に弾性変形させつつ凹部14から離脱し
て時計方向に移動して、円弧状の弾性片15の内
方突起16に当接し、内方突起16を放射方向外
方に押し上げて弾性片15を外方に弾性変形させ
つつ内方突起の部分を通過する。通過すると弾性
片は原形に復帰し位置決めビンは破線で示す10
aの位置にあつて弾性片15の放射方向の凹部1
7に係合する。このとき実施例においては扉は
90°時計方向に回転して破線で示すような開蓋状
態になり、凹部17に係合した位置決めピン10
によりその位置に保持され、手などで外力を加え
ぬ限り、開蓋状態を保つている。扉を締めるには
取つ手8を持つて反時計方向に扉を回転させる
と、位置決めピン10は内方突起16に当接して
弾性片15を外方に弾性変形させつつ通過して、
扉5が閉蓋位置に達すると位置決めピン10は再
び凹部14に係合して扉を閉蓋位置に位置決めす
る。閉蓋位置では位置決めピン10には殆ど重力
に基づく扉の影響を受けないので軸方向の係合に
よる弱い係合力でも十分である。
軸受部材11は合成樹脂製で、強度、耐久性、
自己潤滑性、弾性、寸法精度等を考慮して、ポリ
アセタール樹脂、ナイロン樹脂、又はポリカーボ
ネート樹脂あるいは、上述の物性を満足するよう
な汎用樹脂で作つてもよい。
円弧状の弾性体15の外径は、位置決めビン1
0の通過時に外方に弾性変形する変形しろを見越
して他の部分の外径、換言すれば、穴4の内径よ
りも小径にしてある。
また、図において上下の2個所に円弧状の弾性
片を設けてあるのは、軸心棒挿入孔13が有底で
あるため、反対側の穴4に軸受部材11を挿嵌し
たときは、反対側の弾性片が位置決めピン10と
係脱することになる。従つて軸心棒挿入孔13を
貫通孔とすれば弾性片15は片方だけでよいこと
もある。
第4図の実施例では円弧状の弾性片15aを円
周方向に延長して内向突起16の数を増加して、
開蓋位置で位置決めピンが係合する凹部17a
と、閉蓋位置で位置決めビンが係合する凹部17
bを形成したもので、閉蓋位置で位置決めピンの
係合する凹部が放射方向の凹部であるから第2図
第3図の凹部14よりも係合する凹部の深さが深
くなるので係合が完全になる。
第5図に示す軸受部材11の実施例では第2図
第3図と同様の開蓋状態に位置決めビンと係合す
る円弧状の弾性片15の他に同様の構造で閉蓋状
態に位置決めピンと係合する放射方向の凹部を有
する円弧状の弾性片15bを設けたものである。
第6図に示す軸受部材の円弧状の弾性片15c
は位置決めピン10に当接して放射方向の内方に
弾性変形するもので、位置決めピンが係合する凹
部も放射方向の内方に凹入しており、17cは開
蓋状態の位置決め用の凹部、17bは閉蓋状態の
位置決め用の凹部である。
以上各図において均等の個所には同じ符号を付
してある。
(考案の効果) この考案によると、上記各実施例に示すよう
に、本体ケースの内壁に対向して嵌挿した回り止
め部を有する軸受部材11を、その軸心棒挿入孔
13を同一軸線上に対向させ、それに扉の腕部の
回転軸方向への曲げ弾性効果と、軸受部材の自己
潤滑性や適度の摩擦効果を利用して扉の軸心棒7
を挿入してあるので組立、分解が容易で清掃に便
利であることは言うまでもないが、特に軸受部材
に回転軸と垂直方向、即ち放射方向に屈撓可能な
円弧状の弾性片15,15a,15b,15cを
延設しその弾性片に放射方向の凹部17,17
a,17b,17cを設けて扉の腕に突設した位
置決めピン10と係合させるようにしたので、弾
性片の放射方向の屈撓が容易であるので、凹部と
位置決めピンとの係合深さを十分に大にすること
ができ、弾性片の放射方向の弾性効果を利用する
ので係合が確実であり、扉の所要開放角度を保持
し、位置決めを確実にすることができる。従つて
開放保持される扉が物品の出し入れの時の衝撃や
扉の自重により扉が閉じないような十分な係合力
を得ることができる。また凹部の数も任意に増加
できるので、中間位置にも位置決めすることも容
易である。又、放射方向の凹部による係合のた
め、従来の軸方向の凹凸部による係合力を利用す
るもののように摩耗による係合不良を生ずるよう
なおそれは全くない。
しかも部品点数も軸受部に軸受部材11だけを
嵌挿するだけですむので構造もきわめて簡単で組
立、保守に便利である。
また閉蓋状態の位置決めに円弧状弾性片の放射
方向の凹部を利用すると、放射方向の弾性効果に
より、開蓋時における扉のシヨツク及び衝撃音を
防止することもできる。
尚、この考案は実施例に示す如き、平面状の扉
を有する整理収納ケースに限定されるものではな
く、たとえば彎曲した曲面状の扉をもち、水平な
軸の回りに上下に開閉される扉をもつ整理収納ケ
ースなどにも実施できることは言うまでもない。
また実施例とは逆にケース本体に嵌挿される軸受
部材11に軸心棒7を突設し、扉の腕6の自由端
に軸心棒挿入孔13をあけると共に位置決めピン
10を突設し、軸心棒挿入孔と軸心棒を同一軸線
上に位置させて扉を回転自在に本体ケースに取付
けることもこの考案に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図は扉の閉蓋状態と開蓋状態における軸受部材
と位置決めピンの関係を示す説明図、第3図は軸
受部材の一実施例を示し、イは正面図、ロは裏面
図、ハはA−A断面図、ニはB−B断面図、第4
図は軸受部材の他の実施例を用いた第2図に相当
する説明図、第5図は更に軸受部材の他の実施例
を用いた第2図に相当する説明図、第6図は更に
軸受部材を他の実施例の正面図で位置決めピンと
の関係を示してある。 1……ケース本体、2……開口部、3……内
壁、5……扉、6……腕、7……軸心棒、10…
…位置決めピン、11……軸受部材、12……回
り止め部、13……軸心棒挿入孔、14……凹
部、15……弾性片、17……放射方向の凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース本体の開口部の両側の内壁に、回り止め
    部を有する軸受部材を、その回転軸線を同一軸線
    上に置いて、対向させて嵌挿し、扉の両側に延設
    した1対の腕の自由端と、上記軸受部材のいずれ
    か一方に軸心棒を突設し、他方に軸心棒挿入孔を
    設け、軸心棒を軸心棒挿入孔に挿入して扉をケー
    ス本体に回動自在に取付け、更に扉の腕の自由端
    には軸心棒と平行に位置決めピンを立設し、軸受
    部材には放射方向に屈撓可能な円弧状の弾性片を
    設け、かつ円弧状の弾性片には少くとも扉の開蓋
    位置において位置決めピンが没入して係合可能の
    放射方向の凹部を設けてあることを特徴とするフ
    ード付整理収納ケースの軸部構造。
JP12475284U 1984-08-17 1984-08-17 フ−ド付整理収納ケ−スの軸部構造 Granted JPS6139055U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12475284U JPS6139055U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 フ−ド付整理収納ケ−スの軸部構造

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JP12475284U JPS6139055U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 フ−ド付整理収納ケ−スの軸部構造

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Publication Number Publication Date
JPS6139055U JPS6139055U (ja) 1986-03-12
JPH0513341Y2 true JPH0513341Y2 (ja) 1993-04-08

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JP12475284U Granted JPS6139055U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 フ−ド付整理収納ケ−スの軸部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2767377B2 (ja) * 1993-11-24 1998-06-18 日本プラスト株式会社 収納箱のリッド取付装置

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JPS6139055U (ja) 1986-03-12

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