JPH0513578U - コータブレード - Google Patents

コータブレード

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JPH0513578U
JPH0513578U JP6682691U JP6682691U JPH0513578U JP H0513578 U JPH0513578 U JP H0513578U JP 6682691 U JP6682691 U JP 6682691U JP 6682691 U JP6682691 U JP 6682691U JP H0513578 U JPH0513578 U JP H0513578U
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JP
Japan
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blade
coating liquid
thin film
forming
film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6682691U
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English (en)
Inventor
睦朗 柿木
均 小林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6682691U priority Critical patent/JPH0513578U/ja
Publication of JPH0513578U publication Critical patent/JPH0513578U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間使用しても摩耗量が少なく、しかも良
好な塗工品質が長時間維持できる。 【構成】 バッキングロール3を巻回走行する基紙2面
に塗布された塗液の膜厚を制御する金属薄板よりなるブ
レード1において、同ブレード1の先端部に、真空蒸着
などの膜形成とイオン注入を同時に行なうダイナミック
ミキシング法により、金属と密着性が強く、かつ硬度の
高い硬化薄膜層31を形成した後、その上に生産性の高
いイオンプレーティング法により、10μm以下の硬質
金属化合物膜32を形成してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコータの塗液掻き取りに利用されるコータブレードに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
余剰な塗液を掻き取る方法の従来のコータの1例を図5及び図6に示すと、塗 液吹出口5から基紙2に向かって供給された塗液11は、塗液貯槽6に蓄えられ 、ここでバッキングロール3を巻回走行する基紙2の表面に塗布される。塗液貯 槽6の背後のブレード1は、基紙表面の余剰な塗液を掻き取り、所定の量の塗液 を基紙2の表面に残す。このようにして塗液貯槽6に蓄えられた塗液のうち、一 部は基紙面上に残って塗工紙を構成し、残部はオーバーフロー7して堰板4の上 面を越え、塗液回収再循環設備に至る。また塗液貯槽6内の液圧コントロールの ために堰板4は昇降可能であり、基紙2表面と堰板4の先端の隙間が調節される ようになっている。
【0003】 ところで塗工液の膜厚制御に大きな役割を果たしているブレード1は、バネ鋼 (SK4又はSK5)が一般に使用されており、断面の寸法形状は図3及び図4 の通りである。なお、ブレード長さは2000〜6000mmである。このブレ ード1に運転中接するのは塗工液であるが、この中に含まれる顔料等が研磨剤と してブレード1に作用するため、ブレードは摩耗する。従って使用するブレード は、焼入れ、焼戻しした硬度の高い(HV540程度)ものが一般的に使われて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の如く従来のブレード1は、顔料等が研磨剤として作用することによる早 期摩耗により、刃当りが不安定となって塗布面積が低下する欠点があった。従っ て従来は8時間程度の運転でブレード交換を実施していたが、近年生産性向上の ために、コータの高速化、広巾化が指向されており、従って従来のブレードでは 摩耗に一段と拍車がかかり、作業効率が悪化する問題があった。またブレード交 換中に発生する損紙の量も増えるという経済的な問題もあり、その対応が急務と なっていた。しかも従来のブレードでは、摩耗量が10μmを越えると、塗工品 質が劣化し始める問題があった。またこれを解決するための手段として、イオン プレーティング法による硬質金属化合物膜を形成させる方法があるが、金属との 密着力が充分でなく剥離が生じる問題があった。 本考案は前記従来の問題点を解決するために提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、バッキングロールを巻回走行する基紙面に塗布された塗液 の膜厚を制御する金属薄板よりなるブレードにおいて、同ブレードの先端部に、 真空蒸着などの膜形成とイオン注入を同時に行なうダイナミックミキシング法に より、金属と密着性が強く、かつ硬度の高い硬化薄膜層を形成した後、その上に イオンプレーティング法により、10μm以下の硬質金属化合物膜を形成してな るもので、これを課題解決のための手段とするものである。
【0006】
【作用】
本考案のコータブレードは、ダイナミックミキシング法により金属との密着性 が強く、かつ硬度の高い硬化薄膜層のアンダーコートを形成した後、その上に生 産性の高いイオンプレーティング法により10μm以下の硬質金属化合物膜を形 成することにより、密着力の高い硬化薄膜(10μm以下)を有する耐摩耗性に 優れたブレードを形成することができる。また摩耗量が少なく、長時間均一な刃 当りが保てると共に、長時間均一な塗布面積が得られる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面について説明すると、図1及び図2は本考案の実施 例を示す。この図1及び図2のコータブレードは、コータ装置の従来例として示 した図5及び図6において使用しているブレード1に代えて用いるものである。 この本考案のブレードはイオンビームミキシング技術におけるダイナミックミキ シング法(真空蒸着などの膜形成とイオン注入を同時に行なう方法)により、密 着性の高いアンダーコートとしての硬化薄膜層31を形成した後、その上にイオ ンプレーティング法により硬化薄膜層32を形成してなるものである。
【0008】 例えば、1実施例として図1及び図2に示すコータブレード1において、薄膜 形成に用いる金属チタンを、図示していない電子ビームで加熱し、図示しない坩 堝から蒸発させる。そしてこの蒸発したチタン23は、ブレード1の刃先面21 の近傍に蒸着される。同時に40KeV程度の加速電圧で、イオン源(図示せず )より引出された窒素イオン22を、ブレード刃先面21に向けて照射すること により、前記蒸着膜は硬化薄膜層31となる。なお、24はスペーサである。
【0009】 この場合は、窒素イオンとチタン蒸着原子が反応を起こして、ブレード1の素 材より遙かに硬度が高く、かつ母材との密着性の高い窒化チタン薄膜を形成し、 図2に示す様な刃先面21に硬化薄膜層31を有するブレード1を形成する。な お、窒素イオンの代わりに炭素イオンを用いることにより、炭化チタンの硬化薄 膜層31を有するブレードを得ることもできる。またアセチレンガス雰囲気中で 、前述と同様にチタン蒸着と同時に窒素イオンを照射することにより、チタン、 窒素、炭素から成る化合物薄膜を有するブレード1を形成することもできる。そ してこの様にして形成したダイナミックミキシング法による約1μmの前記薄膜 31上に、生産性の高いイオンプレーティング法により窒化チタン(TiN)、 炭化チタン(TiC)、窒素・炭素・チタン化合物(TiCN)等の硬質金属化 合物膜32を約10μm形成させる。
【0010】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案は、金属薄板の刃先部にダイナミックミキシン グ法を用いた金属との密着性の高い硬化薄膜層を形成した上に、生産性の高いイ オンプレーティング法により同様な硬化薄膜層を形成したブレードであるので、 従来に比べて摩耗量が格段に少なく、寿命が長くなり、かつ良好な塗工品質が長 時間維持出来る。またこのことにより従来に比べて剥離のない安価なブレードを 供給できる。更に寿命が長いため、ブレードの交換頻度が少なくなり、作業効率 の低下を防止できる。またブレードの交換頻度が少なくなるため、損紙量を低減 でき、生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すコータブレードの成膜方
法の1例の説明図である。
【図2】図1のブレードの先端部の詳細断面図である。
【図3】従来のブレードの寸法例を示す側面図である。
【図4】図3の底面図である。
【図5】従来のブレードを取付けたコータの1例を示す
側断面図である。
【図6】図5の要部の詳細断面図である。
【符号の説明】
1 ブレード 21 刃先面 22 窒素イオン 23 チタン 24 スペーサ 31 硬化薄膜層 32 硬質金属化合物膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッキングロールを巻回走行する基紙面
    に塗布された塗液の膜厚を制御する金属薄板よりなるブ
    レードにおいて、同ブレードの先端部に、真空蒸着など
    の膜形成とイオン注入を同時に行なうダイナミックミキ
    シング法により、金属と密着性が強く、かつ硬度の高い
    硬化薄膜層を形成した後、その上にイオンプレーティン
    グ法により、10μm以下の硬質金属化合物膜を形成し
    てなることを特徴とするコータブレード。
JP6682691U 1991-07-30 1991-07-30 コータブレード Withdrawn JPH0513578U (ja)

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JPH0513578U true JPH0513578U (ja) 1993-02-23

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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