JPH05136681A - 信号入力回路 - Google Patents
信号入力回路Info
- Publication number
- JPH05136681A JPH05136681A JP3300222A JP30022291A JPH05136681A JP H05136681 A JPH05136681 A JP H05136681A JP 3300222 A JP3300222 A JP 3300222A JP 30022291 A JP30022291 A JP 30022291A JP H05136681 A JPH05136681 A JP H05136681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- type mos
- mos transistor
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】MOS・LSIにおけるチップ外からの入力信
号を受ける信号入力回路の動作余裕が電源電圧や素子の
特性バラツキによって減少せず、誤動作を生じにくいよ
うにする。 【構成】基準電圧回路12はMOS・FETのしきい電
圧差を利用して基準電圧をつくり、電源電圧変動により
変化しない。信号入力回路11の論理しきい電圧は内部
電源電圧VCLや入力信号の電圧振幅の半分とする。論
理しきい電圧の検出回路14は、信号入力回路11とト
ランジスタの定数をできるだけ合せ、論理しきい電圧を
同じにする。信号入力回路11のトランジスタM104
のしきい電圧が低くなったとすると、トランジスタM1
02のしきい電圧も低くなり、帰還回路の帰還率が低下
し、内部電源電圧VCLが高くなり、信号入力回路11
の論理しきい電圧は高くなる。トランジスタの定数の他
のバラツキに対しても同様である。
号を受ける信号入力回路の動作余裕が電源電圧や素子の
特性バラツキによって減少せず、誤動作を生じにくいよ
うにする。 【構成】基準電圧回路12はMOS・FETのしきい電
圧差を利用して基準電圧をつくり、電源電圧変動により
変化しない。信号入力回路11の論理しきい電圧は内部
電源電圧VCLや入力信号の電圧振幅の半分とする。論
理しきい電圧の検出回路14は、信号入力回路11とト
ランジスタの定数をできるだけ合せ、論理しきい電圧を
同じにする。信号入力回路11のトランジスタM104
のしきい電圧が低くなったとすると、トランジスタM1
02のしきい電圧も低くなり、帰還回路の帰還率が低下
し、内部電源電圧VCLが高くなり、信号入力回路11
の論理しきい電圧は高くなる。トランジスタの定数の他
のバラツキに対しても同様である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCMOS・LSIのLS
Iチップ外からの信号をLSIチップ内に取り込む半導
体装置の動作余裕の向上に関する。
Iチップ外からの信号をLSIチップ内に取り込む半導
体装置の動作余裕の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCMOS・LSIで一般的に用い
られている信号入力回路を図2に示す。この回路はCM
OSインバータである。同図で矢印の付いているMOS
・FETがPチャンネルMOS・FET(ここではPM
OSと略す)、矢印の付いていないMOS・FETがN
チャンネルMOS・FET(ここではNMOSと略す)
である。VCC、VSSは電源ノードでVCCに高電
位、VSSに低電位(ここでは接地電位)が印加され
る。201がLSIチップ外からの信号を受ける入力ノ
ード、202がLSIチップ内の回路に信号を送る出力
ノードである。VINは入力信号の電圧を、VOUTは
出力信号の電圧を示す。この回路の直流の入出力特性を
図3に示す。実線300が特性曲線である。すなわち、
入力電圧VINが低い間はPMOSがオン、NMOSが
オフであるため出力電圧VOUTは電源電圧と同じ5V
である。入力電圧がNMOSのしきい電圧を越えるとP
MOS、NMOSともオン状態となり、出力電圧は急激
に低下する。さらに入力電圧が高くなるとPMOSがオ
フ、NMOSがオンとなり、出力電圧は0Vとなる。さ
て、同図で実線303は入力電圧と出力電圧が等しい点
を示している。ここでは特性曲線300と実線303の
交点が示す電圧を論理しきい電圧と定義する。また、入
力電圧が0Vから出力電圧の低下が始まるまでの電圧
(ここでは傾き−1の直線と特性曲線の接点が示す電圧
まで)をVIL、出力電圧の低下が終了する電圧(ここ
では傾き−1の直線と特性曲線の接点が示す電圧)から
入力電圧5Vまでの電圧をVIHとする。VIL、VI
Hは信号入力回路の入力電圧に対する動作余裕を表して
いる。VILは低電位側の動作余裕を、VIHは高電位
側の動作余裕を表している。これらの動作余裕はほぼ論
理しきい電圧に連動して変わり、論理しきい電圧が高く
なるとVILが増大し、VIHが減少する。逆に、論理
しきい電圧が低くなるとVILが減少し、VIHが増大
する。一般的にMOS・LSIはTTL回路で制御され
るので入力信号レベルはTTLレベルである。この場
合、高電位の最小値は2.4V、低電位の最大値は0.
8Vである。したがって、従来の信号入力回路では動作
余裕を確保するために論理しきい電圧は1.6Vに設計
される。
られている信号入力回路を図2に示す。この回路はCM
OSインバータである。同図で矢印の付いているMOS
・FETがPチャンネルMOS・FET(ここではPM
OSと略す)、矢印の付いていないMOS・FETがN
チャンネルMOS・FET(ここではNMOSと略す)
である。VCC、VSSは電源ノードでVCCに高電
位、VSSに低電位(ここでは接地電位)が印加され
る。201がLSIチップ外からの信号を受ける入力ノ
ード、202がLSIチップ内の回路に信号を送る出力
ノードである。VINは入力信号の電圧を、VOUTは
出力信号の電圧を示す。この回路の直流の入出力特性を
図3に示す。実線300が特性曲線である。すなわち、
入力電圧VINが低い間はPMOSがオン、NMOSが
オフであるため出力電圧VOUTは電源電圧と同じ5V
である。入力電圧がNMOSのしきい電圧を越えるとP
MOS、NMOSともオン状態となり、出力電圧は急激
に低下する。さらに入力電圧が高くなるとPMOSがオ
フ、NMOSがオンとなり、出力電圧は0Vとなる。さ
て、同図で実線303は入力電圧と出力電圧が等しい点
を示している。ここでは特性曲線300と実線303の
交点が示す電圧を論理しきい電圧と定義する。また、入
力電圧が0Vから出力電圧の低下が始まるまでの電圧
(ここでは傾き−1の直線と特性曲線の接点が示す電圧
まで)をVIL、出力電圧の低下が終了する電圧(ここ
では傾き−1の直線と特性曲線の接点が示す電圧)から
入力電圧5Vまでの電圧をVIHとする。VIL、VI
Hは信号入力回路の入力電圧に対する動作余裕を表して
いる。VILは低電位側の動作余裕を、VIHは高電位
側の動作余裕を表している。これらの動作余裕はほぼ論
理しきい電圧に連動して変わり、論理しきい電圧が高く
なるとVILが増大し、VIHが減少する。逆に、論理
しきい電圧が低くなるとVILが減少し、VIHが増大
する。一般的にMOS・LSIはTTL回路で制御され
るので入力信号レベルはTTLレベルである。この場
合、高電位の最小値は2.4V、低電位の最大値は0.
8Vである。したがって、従来の信号入力回路では動作
余裕を確保するために論理しきい電圧は1.6Vに設計
される。
【0003】CMOSインバータを用いた信号入力回路
について詳しくは1988年8月版の日立ICメモリデ
ータブックの69ページから70ページに記載されてい
る。
について詳しくは1988年8月版の日立ICメモリデ
ータブックの69ページから70ページに記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の信号入力回路の
VIL、VIHと電源電圧の関係を図4に示す。同図で
実線401と横軸の間の電圧がVILを示している。実
線400と5Vを示す破線の間の電圧がVIHを示して
いる。また、実線404は論理しきい電圧を示してい
る。同図から明らかなようにVIL、VIHおよび論理
しきい電圧は電源電圧によって変動する。VILは電源
電圧が低くなると減少する。VIHは電源電圧が高くな
ると減少する。すなわち、電源電圧が低くなると信号入
力回路の低電位側の動作余裕が減少し、電源電圧が高く
なると高電位側の動作余裕が減少してしまう。
VIL、VIHと電源電圧の関係を図4に示す。同図で
実線401と横軸の間の電圧がVILを示している。実
線400と5Vを示す破線の間の電圧がVIHを示して
いる。また、実線404は論理しきい電圧を示してい
る。同図から明らかなようにVIL、VIHおよび論理
しきい電圧は電源電圧によって変動する。VILは電源
電圧が低くなると減少する。VIHは電源電圧が高くな
ると減少する。すなわち、電源電圧が低くなると信号入
力回路の低電位側の動作余裕が減少し、電源電圧が高く
なると高電位側の動作余裕が減少してしまう。
【0005】ところで、LSIを構成する素子の特性に
はバラツキがある。これによって信号入力回路のVI
L、VIHおよび論理しきい電圧は変動する。すなわち
図4で実線400、401、404が上下に移動する。
例えば、信号入力回路のNMOSのしきい電圧が低くな
ったとすると、論理しきい電圧は低下し、VILが減少
する。すなわち、低電位側の動作余裕が減少する。ま
た、信号入力回路のPMOSのしきい電圧が低くなった
とすると、論理しきい電圧は高くなり、VIHが減少す
る。すなわち、高電位側の動作余裕が減少する。
はバラツキがある。これによって信号入力回路のVI
L、VIHおよび論理しきい電圧は変動する。すなわち
図4で実線400、401、404が上下に移動する。
例えば、信号入力回路のNMOSのしきい電圧が低くな
ったとすると、論理しきい電圧は低下し、VILが減少
する。すなわち、低電位側の動作余裕が減少する。ま
た、信号入力回路のPMOSのしきい電圧が低くなった
とすると、論理しきい電圧は高くなり、VIHが減少す
る。すなわち、高電位側の動作余裕が減少する。
【0006】以上述べたように従来の信号入力回路では
動作余裕が電源電圧の変動や素子の特性バラツキによっ
て減少してしまう問題がある。また、近年、MOS・L
SIは消費電力の低減、素子耐圧の確保の両面から電源
電圧を低くする方向にある。この場合、入力信号振幅や
論理しきい電圧も低下するので信号入力回路の動作余裕
はますます減少する。このような動作余裕の減少は回路
の誤動作の原因となる。したがって、この動作余裕の減
少をなくし、回路の誤動作を防止する必要がある。
動作余裕が電源電圧の変動や素子の特性バラツキによっ
て減少してしまう問題がある。また、近年、MOS・L
SIは消費電力の低減、素子耐圧の確保の両面から電源
電圧を低くする方向にある。この場合、入力信号振幅や
論理しきい電圧も低下するので信号入力回路の動作余裕
はますます減少する。このような動作余裕の減少は回路
の誤動作の原因となる。したがって、この動作余裕の減
少をなくし、回路の誤動作を防止する必要がある。
【0007】本発明の目的は電源電圧の変動や素子の特
性バラツキがあっても信号入力回路の動作余裕が減少し
ない信号入力回路を提供することにある。
性バラツキがあっても信号入力回路の動作余裕が減少し
ない信号入力回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
チップ内に電源電圧変動の小さな基準電圧回路、差動増
幅回路、PMOSのバッファ、位相補償容量、論理しき
い電圧の検出手段からなる電圧安定化回路を設けた。そ
の出力電圧は論理しきい電圧の検出手段の出力により調
整するようにし、信号入力回路の電源電圧とした。
チップ内に電源電圧変動の小さな基準電圧回路、差動増
幅回路、PMOSのバッファ、位相補償容量、論理しき
い電圧の検出手段からなる電圧安定化回路を設けた。そ
の出力電圧は論理しきい電圧の検出手段の出力により調
整するようにし、信号入力回路の電源電圧とした。
【0009】
【作用】電源電圧の変動があっても基準電圧回路の出力
電圧が変動しないので電圧安定化回路の出力電圧も変動
しない。これにより信号入力回路の電源電圧の変動がな
くなるので信号入力回路の電源電圧の変動による動作余
裕の減少が無くなる。また、素子の特性バラツキがあっ
ても論理しきい電圧の検出手段を用いて電圧安定化回路
の出力電圧を自動的に調整するので信号入力回路の論理
しきい電圧を一定に保つことができる。これにより素子
の特性バラツキによる信号入力回路の動作余裕の減少が
無くなる。
電圧が変動しないので電圧安定化回路の出力電圧も変動
しない。これにより信号入力回路の電源電圧の変動がな
くなるので信号入力回路の電源電圧の変動による動作余
裕の減少が無くなる。また、素子の特性バラツキがあっ
ても論理しきい電圧の検出手段を用いて電圧安定化回路
の出力電圧を自動的に調整するので信号入力回路の論理
しきい電圧を一定に保つことができる。これにより素子
の特性バラツキによる信号入力回路の動作余裕の減少が
無くなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図5により説明す
る。図5は電圧安定化回路を用いた信号入力回路の構成
を示している。同図で11はCMOSインバータで構成
された信号入力回路で104は信号入力ノード、105
は信号出力ノードである。10は電圧安定化回路で基準
電圧回路12、差動増幅回路13、PMOSのバッファ
M100、位相補償容量C101からなる。100、1
01は電源ノードで100は高電位VCCのノード、1
01は低電位VSSのノードである。103は電圧安定
化回路の出力ノードで信号入力回路の電源ノードとな
る。この電圧安定化回路の出力電圧を内部電源電圧VC
Lという。基準電圧回路は特開平1-296491に示すような
MOS・FETのしきい電圧差を利用して基準電圧を作
る回路を用いることができる。差動増幅回路は図6に示
す回路を用いることができる。同図で602が正の入力
ノード、603が負の入力ノード、604が出力ノード
である。また、605は差動増幅回路のバイアス電流を
制御する信号の入力ノードである。
る。図5は電圧安定化回路を用いた信号入力回路の構成
を示している。同図で11はCMOSインバータで構成
された信号入力回路で104は信号入力ノード、105
は信号出力ノードである。10は電圧安定化回路で基準
電圧回路12、差動増幅回路13、PMOSのバッファ
M100、位相補償容量C101からなる。100、1
01は電源ノードで100は高電位VCCのノード、1
01は低電位VSSのノードである。103は電圧安定
化回路の出力ノードで信号入力回路の電源ノードとな
る。この電圧安定化回路の出力電圧を内部電源電圧VC
Lという。基準電圧回路は特開平1-296491に示すような
MOS・FETのしきい電圧差を利用して基準電圧を作
る回路を用いることができる。差動増幅回路は図6に示
す回路を用いることができる。同図で602が正の入力
ノード、603が負の入力ノード、604が出力ノード
である。また、605は差動増幅回路のバイアス電流を
制御する信号の入力ノードである。
【0011】図5に示す回路の動作を電源電圧VCC=
3.3V、VSS=0V、内部電源電圧VCL=1.5
V、信号入力回路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合
について説明する。差動増幅回路とPMOSのバッファ
から成る増幅回路は電圧ゲインが1であるので基準電圧
回路の出力電圧値がそのまま電圧安定化回路の出力電圧
値となる。したがって、基準電圧回路の出力電圧VLを
1.5Vとすると電圧安定化回路の出力電圧も1.5Vと
なる。これにより信号入力回路は1.5Vの内部電源電
圧で動作することになる。ここで、基準電圧回路を特開
平1-296491に示すMOS・FETのしきい電圧差を利用
して基準電圧を作る回路とすると、この基準電圧は電源
電圧に対してほとんど変化しない。したがって、電圧安
定化回路の出力電圧も電源電圧に対してほとんど変化し
なくなる。これにより従来問題となった信号入力回路の
動作余裕の電源電圧変動による減少が無くなる。したが
って、信号入力回路が誤動作を起こすことも無くなる。
3.3V、VSS=0V、内部電源電圧VCL=1.5
V、信号入力回路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合
について説明する。差動増幅回路とPMOSのバッファ
から成る増幅回路は電圧ゲインが1であるので基準電圧
回路の出力電圧値がそのまま電圧安定化回路の出力電圧
値となる。したがって、基準電圧回路の出力電圧VLを
1.5Vとすると電圧安定化回路の出力電圧も1.5Vと
なる。これにより信号入力回路は1.5Vの内部電源電
圧で動作することになる。ここで、基準電圧回路を特開
平1-296491に示すMOS・FETのしきい電圧差を利用
して基準電圧を作る回路とすると、この基準電圧は電源
電圧に対してほとんど変化しない。したがって、電圧安
定化回路の出力電圧も電源電圧に対してほとんど変化し
なくなる。これにより従来問題となった信号入力回路の
動作余裕の電源電圧変動による減少が無くなる。したが
って、信号入力回路が誤動作を起こすことも無くなる。
【0012】上記の様に電圧安定化回路を用いることに
より動作余裕の電源電圧変動による減少をなくすことが
できる。しかし、前述のように素子の特性バラツキによ
る動作余裕の減少もあり、この減少もなくす必要があ
る。次に、素子の特性バラツキによる動作余裕の減少対
策を行った実施例を図7により説明する。図7はトリミ
ング回路を用いた電圧安定化回路と信号入力回路の構成
である。同図で11は信号入力回路で図5に示す実施例
の信号入力回路と同じ回路である。10は電圧安定化回
路で12の基準電圧回路以外は図5に示す実施例の電圧
安定化回路と同じ回路である。103は電圧安定化回路
の出力ノードで信号入力回路の電源ノードとなる。この
電圧安定化回路の出力電圧を内部電源電圧VCLとい
う。基準電圧回路では抵抗R710からR715とダイ
オードD710からD712により基準電圧を作ってい
る。ノード711から714の電圧が基準電圧となる。
この基準電圧はトランジスタM711からM714とト
リミング用デコード回路で選択され差動増幅回路に入力
される。ここでは初期状態としてM713がオン状態で
ノード713の電圧が差動増幅回路に入力されていると
する。トリミング用デコード回路の具体例を図8に示
す。同図でF801はトリミング用のフューズである。
81は80と同じ回路構成となっている。802から8
05が出力ノードで図7のトランジスタM711からM
714のゲートに接続される。フューズを切断するか否
かによってNORゲートの入力信号レベルが決まり、4
本の出力ノードの内の1本が高電位となる。これにより
トランジスタM711からM714内の1個がオンとな
る。
より動作余裕の電源電圧変動による減少をなくすことが
できる。しかし、前述のように素子の特性バラツキによ
る動作余裕の減少もあり、この減少もなくす必要があ
る。次に、素子の特性バラツキによる動作余裕の減少対
策を行った実施例を図7により説明する。図7はトリミ
ング回路を用いた電圧安定化回路と信号入力回路の構成
である。同図で11は信号入力回路で図5に示す実施例
の信号入力回路と同じ回路である。10は電圧安定化回
路で12の基準電圧回路以外は図5に示す実施例の電圧
安定化回路と同じ回路である。103は電圧安定化回路
の出力ノードで信号入力回路の電源ノードとなる。この
電圧安定化回路の出力電圧を内部電源電圧VCLとい
う。基準電圧回路では抵抗R710からR715とダイ
オードD710からD712により基準電圧を作ってい
る。ノード711から714の電圧が基準電圧となる。
この基準電圧はトランジスタM711からM714とト
リミング用デコード回路で選択され差動増幅回路に入力
される。ここでは初期状態としてM713がオン状態で
ノード713の電圧が差動増幅回路に入力されていると
する。トリミング用デコード回路の具体例を図8に示
す。同図でF801はトリミング用のフューズである。
81は80と同じ回路構成となっている。802から8
05が出力ノードで図7のトランジスタM711からM
714のゲートに接続される。フューズを切断するか否
かによってNORゲートの入力信号レベルが決まり、4
本の出力ノードの内の1本が高電位となる。これにより
トランジスタM711からM714内の1個がオンとな
る。
【0013】素子の特性バラツキにより信号入力回路の
動作余裕が減少した場合の本実施例の回路動作は次のよ
うである。図5に示す実施例と同じ様に電源電圧VCC
=3.3V、VSS=0V、内部電源電圧VCL=1.5
V、信号入力回路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合
について説明する。内部電源電圧VCLは基準電圧回路
の出力電圧VLを1.5Vに設定することにより1.5V
とする。ここで信号入力回路のトランジスタM104の
しきい電圧が低くなったとする。この場合、信号入力回
路の論理しきい電圧が低下するので、低電位側の動作余
裕が減少する。この減少を防ぐため内部電源電圧VCL
を高くする。これはトリミングにより基準電圧回路の出
力電圧VLを高くすることで実現できる。例えば、初期
状態はトランジスタM713がオンであるがM712を
オンとする。これにより内部電源電圧VCLが高くな
る。CMOSインバータの論理しきい電圧は電源電圧に
比例して変わるので上記トリミングで信号入力回路の論
理しきい電圧を高くできる。したがって、信号入力回路
の低電位側の動作余裕が大きくなる。図9にCMOSイ
ンバータの入出力特性の電源電圧依存性を示す。実線9
01から905が入出力特性を示している。901から
905の順に電源電圧は低くなる。また、実線900は
入力電圧と出力電圧が等しい電圧を示している。実線9
01から905と実線900の交点が示す電圧がそれぞ
れの電源電圧での論理しきい電圧である。これから論理
しきい電圧が電源電圧に比例して変わることがわかる。
一方、信号入力回路の論理しきい電圧が高くなった場合
は、内部電源電圧VCLを低くする。これにより信号入
力回路の論理しきい電圧を低くする。したがって、信号
入力回路の高電位側の動作余裕が大きくなる。この様に
本実施例によると素子の特性バラツキによる動作余裕の
減少が無くなり、信号入力回路が誤動作を起こすことも
無くなる。
動作余裕が減少した場合の本実施例の回路動作は次のよ
うである。図5に示す実施例と同じ様に電源電圧VCC
=3.3V、VSS=0V、内部電源電圧VCL=1.5
V、信号入力回路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合
について説明する。内部電源電圧VCLは基準電圧回路
の出力電圧VLを1.5Vに設定することにより1.5V
とする。ここで信号入力回路のトランジスタM104の
しきい電圧が低くなったとする。この場合、信号入力回
路の論理しきい電圧が低下するので、低電位側の動作余
裕が減少する。この減少を防ぐため内部電源電圧VCL
を高くする。これはトリミングにより基準電圧回路の出
力電圧VLを高くすることで実現できる。例えば、初期
状態はトランジスタM713がオンであるがM712を
オンとする。これにより内部電源電圧VCLが高くな
る。CMOSインバータの論理しきい電圧は電源電圧に
比例して変わるので上記トリミングで信号入力回路の論
理しきい電圧を高くできる。したがって、信号入力回路
の低電位側の動作余裕が大きくなる。図9にCMOSイ
ンバータの入出力特性の電源電圧依存性を示す。実線9
01から905が入出力特性を示している。901から
905の順に電源電圧は低くなる。また、実線900は
入力電圧と出力電圧が等しい電圧を示している。実線9
01から905と実線900の交点が示す電圧がそれぞ
れの電源電圧での論理しきい電圧である。これから論理
しきい電圧が電源電圧に比例して変わることがわかる。
一方、信号入力回路の論理しきい電圧が高くなった場合
は、内部電源電圧VCLを低くする。これにより信号入
力回路の論理しきい電圧を低くする。したがって、信号
入力回路の高電位側の動作余裕が大きくなる。この様に
本実施例によると素子の特性バラツキによる動作余裕の
減少が無くなり、信号入力回路が誤動作を起こすことも
無くなる。
【0014】図10はトリミング回路を用いた電圧安定
化回路と信号入力回路の別の構成である。この回路は電
圧安定化回路の出力電圧の帰還回路が図5に示す実施例
と異なる。それ以外の回路は図5に示す実施例と同じで
ある。11は論理回路や駆動回路等の信号入力回路、1
0は電圧安定化回路である。103は電圧安定化回路の
出力ノードで信号入力回路の電源ノードとなる。この電
圧安定化回路の出力電圧を内部電源電圧VCLという。
12は基準電圧回路、13は差動増幅回路、M100は
PMOSのバッファ、C101は位相補償容量である。
71はトリミング用デコード回路である。この回路と抵
抗RA10からRA14およびトランジスタMA10か
らMA13で帰還回路を構成している。
化回路と信号入力回路の別の構成である。この回路は電
圧安定化回路の出力電圧の帰還回路が図5に示す実施例
と異なる。それ以外の回路は図5に示す実施例と同じで
ある。11は論理回路や駆動回路等の信号入力回路、1
0は電圧安定化回路である。103は電圧安定化回路の
出力ノードで信号入力回路の電源ノードとなる。この電
圧安定化回路の出力電圧を内部電源電圧VCLという。
12は基準電圧回路、13は差動増幅回路、M100は
PMOSのバッファ、C101は位相補償容量である。
71はトリミング用デコード回路である。この回路と抵
抗RA10からRA14およびトランジスタMA10か
らMA13で帰還回路を構成している。
【0015】素子の特性バラツキにより信号入力回路の
動作余裕が減少した場合の本実施例の回路動作は次のよ
うである。図5に示す実施例と同じ様に電源電圧VCC
=3.3V、VSS=0V、内部電源電圧VCL=1.5
V、信号入力回路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合
について説明する。ここでは信号入力回路の論理しきい
電圧は内部電源電圧VCLや入力信号の電圧振幅の半分
である0.75Vに設計されるとする。帰還回路は初期
状態でトランジスタMA12がオンで帰還率を0.5と
する。この場合、差動増幅回路とPMOSのバッファお
よび帰還回路からなる帰還増幅回路の電圧ゲインは2で
ある。したがって、内部電源電圧VCLは基準電圧回路
の出力電圧VLを0.75Vとすることにより1.5Vと
なる。図7で示す実施例と同様に信号入力回路のトラン
ジスタM104のしきい電圧が低くなったとする。これ
により信号入力回路の論理しきい電圧が低下するので低
電位側の動作余裕が減少する。この場合、電圧安定化回
路の出力電圧の帰還率を小さくすることにより内部電源
電圧VCLを高くする。すなわち初期状態ではトランジ
スタMA12がオンであるがMA13をオンとする。こ
れにより内部電源電圧VCLが高くなり、信号入力回路
の論理しきい電圧を高くする。したがって、信号入力回
路の低電位側の動作余裕が大きくなる。信号入力回路の
論理しきい電圧が高くなった場合は、電圧安定化回路の
出力電圧の帰還率を大きくする。これにより内部電源電
圧VCLが低くなり、信号入力回路の論理しきい電圧を
低くする。したがって、信号入力回路の高電位側の動作
余裕が大きくなる。この様に本実施例によると素子の特
性バラツキによる動作余裕の減少が無くなり、信号入力
回路が誤動作を起こすことも無くなる。
動作余裕が減少した場合の本実施例の回路動作は次のよ
うである。図5に示す実施例と同じ様に電源電圧VCC
=3.3V、VSS=0V、内部電源電圧VCL=1.5
V、信号入力回路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合
について説明する。ここでは信号入力回路の論理しきい
電圧は内部電源電圧VCLや入力信号の電圧振幅の半分
である0.75Vに設計されるとする。帰還回路は初期
状態でトランジスタMA12がオンで帰還率を0.5と
する。この場合、差動増幅回路とPMOSのバッファお
よび帰還回路からなる帰還増幅回路の電圧ゲインは2で
ある。したがって、内部電源電圧VCLは基準電圧回路
の出力電圧VLを0.75Vとすることにより1.5Vと
なる。図7で示す実施例と同様に信号入力回路のトラン
ジスタM104のしきい電圧が低くなったとする。これ
により信号入力回路の論理しきい電圧が低下するので低
電位側の動作余裕が減少する。この場合、電圧安定化回
路の出力電圧の帰還率を小さくすることにより内部電源
電圧VCLを高くする。すなわち初期状態ではトランジ
スタMA12がオンであるがMA13をオンとする。こ
れにより内部電源電圧VCLが高くなり、信号入力回路
の論理しきい電圧を高くする。したがって、信号入力回
路の低電位側の動作余裕が大きくなる。信号入力回路の
論理しきい電圧が高くなった場合は、電圧安定化回路の
出力電圧の帰還率を大きくする。これにより内部電源電
圧VCLが低くなり、信号入力回路の論理しきい電圧を
低くする。したがって、信号入力回路の高電位側の動作
余裕が大きくなる。この様に本実施例によると素子の特
性バラツキによる動作余裕の減少が無くなり、信号入力
回路が誤動作を起こすことも無くなる。
【0016】図1は論理しきい電圧の検出回路を用いた
電圧安定化回路と信号入力回路の構成である。この回路
は電圧安定化回路の出力電圧の帰還回路が図5に示す実
施例と異なる。それ以外の回路は図5に示す実施例と同
じである。図1で10は電圧安定化回路、11は論理回
路や駆動回路等の信号入力回路である。信号入力回路は
CMOSインバータで104は信号入力ノード、105
は信号出力ノードである。電圧安定化回路の出力ノード
103は信号入力回路の電源ノードとなる。この電圧安
定化回路の出力電圧を内部電源電圧VCLという。電圧
安定化回路は基準電圧回路12、差動増幅回路13、P
MOSのバッファM100、位相補償容量C101、論
理しきい電圧の検出回路14からなる。論理しきい電圧
の検出回路は帰還回路を構成している。この回路は信号
入力回路と同じCMOSインバータで、入力ノードと出
力ノードを接続している。
電圧安定化回路と信号入力回路の構成である。この回路
は電圧安定化回路の出力電圧の帰還回路が図5に示す実
施例と異なる。それ以外の回路は図5に示す実施例と同
じである。図1で10は電圧安定化回路、11は論理回
路や駆動回路等の信号入力回路である。信号入力回路は
CMOSインバータで104は信号入力ノード、105
は信号出力ノードである。電圧安定化回路の出力ノード
103は信号入力回路の電源ノードとなる。この電圧安
定化回路の出力電圧を内部電源電圧VCLという。電圧
安定化回路は基準電圧回路12、差動増幅回路13、P
MOSのバッファM100、位相補償容量C101、論
理しきい電圧の検出回路14からなる。論理しきい電圧
の検出回路は帰還回路を構成している。この回路は信号
入力回路と同じCMOSインバータで、入力ノードと出
力ノードを接続している。
【0017】図1に示す回路の動作を説明する。図5に
示す実施例と同じ様に電源電圧VCC=3.3V、VS
S=0V、内部電源電圧VCL=1.5V、信号入力回
路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合について説明す
る。ここでは信号入力回路の論理しきい電圧は内部電源
電圧VCLや入力信号の電圧振幅の半分である0.75
Vに設計されるとする。この場合、論理しきい電圧の検
出回路も論理しきい電圧を0.75Vに設計する。これ
により帰還回路の帰還率は0.5となる。したがって、
差動増幅回路、PMOSのバッファ、論理しきい電圧の
検出回路から成る帰還増幅回路は電圧ゲインが2とな
る。内部電源電圧VCLは基準電圧回路の出力電圧VL
を0.75Vとすることにより1.5Vとなる。
示す実施例と同じ様に電源電圧VCC=3.3V、VS
S=0V、内部電源電圧VCL=1.5V、信号入力回
路の入力信号の電圧振幅1.5Vの場合について説明す
る。ここでは信号入力回路の論理しきい電圧は内部電源
電圧VCLや入力信号の電圧振幅の半分である0.75
Vに設計されるとする。この場合、論理しきい電圧の検
出回路も論理しきい電圧を0.75Vに設計する。これ
により帰還回路の帰還率は0.5となる。したがって、
差動増幅回路、PMOSのバッファ、論理しきい電圧の
検出回路から成る帰還増幅回路は電圧ゲインが2とな
る。内部電源電圧VCLは基準電圧回路の出力電圧VL
を0.75Vとすることにより1.5Vとなる。
【0018】さて、信号入力回路のトランジスタM10
4のしきい電圧が低くなったとする。これにより信号入
力回路の論理しきい電圧が低下するので低電位側の動作
余裕が減少する。しかし、信号入力回路と論理しきい電
圧の検出回路を同時に作るとすれば、論理しきい電圧の
検出回路のトランジスタM102のしきい電圧も低くな
る。この場合、帰還回路の帰還率が低下するので内部電
源電圧VCLは高くなる。したがって、信号入力回路の
論理しきい電圧は高くなり、信号入力回路の低電位側の
動作余裕の減少は無くなる。一方、信号入力回路のトラ
ンジスタM103のしきい電圧が低くなると、信号入力
回路の論理しきい電圧が高くなるので高電位側の動作余
裕が減少する。しかし、論理しきい電圧の検出回路のト
ランジスタM101のしきい電圧も低くなるので、帰還
回路の帰還率が大きくなり内部電源電圧VCLは低くな
る。したがって、信号入力回路の論理しきい電圧は低く
なり、信号入力回路の高電位側の動作余裕の減少が無く
なる。この様に本実施例によれば素子の特性バラツキに
応じて内部電源電圧をかえることにより、信号入力回路
の論理しきい電圧の変化を抑えている。これにより信号
入力回路の動作余裕の減少が無くなる。さて、論理しき
い電圧の検出回路のトランジスタのチャネル長、チャネ
ル幅、しきい電圧等の素子定数を信号入力回路のトラン
ジスタと同一にしておけば、信号入力回路の論理しきい
電圧の変化が直接帰還されるのと等価となる。この場合
が最も信号入力回路の論理しきい電圧の変化を抑えるこ
とができる。したがって、論理しきい電圧の検出回路の
トランジスタの定数はできるだけ信号入力回路のトラン
ジスタの定数に合わせたほうがよい。また、基準電圧回
路の出力電圧と論理しきい電圧は同一の値となるので基
準電圧回路の出力電圧で信号入力回路の論理しきい電圧
は決まることになる。したがって、この回路では信号入
力回路の論理しきい電圧を入力信号の雑音に応じて設定
することができる。例えば、入力信号の低電位側に雑音
が加わっている場合は論理しきい電圧を少し高くする。
これにより信号入力回路の動作余裕が確保できる。ここ
では信号入力回路の電源電圧を1.5Vとしたが、これ
は入力信号の電圧振幅で決まるもので、他の電圧でもか
まわない。例えば、信号入力回路の電源電圧を2.8V
とし、論理しきい電圧を1.4V(基準電圧回路の出力
電圧は1.4Vとなる)とすると、TTLレベルの入力
信号に整合した電源電圧となる。また、本実施例では信
号入力回路の電源電圧、すなわちPMOSのソース電圧
を制御して論理しきい電圧の変化を抑えたが、NMOS
のソース電圧を制御して論理しきい電圧の変化を抑える
こともできる。例えば、論理しきい電圧の検出回路およ
び信号入力回路のNMOSのソースノードと低電位の電
源線の間に抵抗を挿入し、そこを流れる電流を論理しき
い電圧の検出回路の検出結果に応じて制御する。
4のしきい電圧が低くなったとする。これにより信号入
力回路の論理しきい電圧が低下するので低電位側の動作
余裕が減少する。しかし、信号入力回路と論理しきい電
圧の検出回路を同時に作るとすれば、論理しきい電圧の
検出回路のトランジスタM102のしきい電圧も低くな
る。この場合、帰還回路の帰還率が低下するので内部電
源電圧VCLは高くなる。したがって、信号入力回路の
論理しきい電圧は高くなり、信号入力回路の低電位側の
動作余裕の減少は無くなる。一方、信号入力回路のトラ
ンジスタM103のしきい電圧が低くなると、信号入力
回路の論理しきい電圧が高くなるので高電位側の動作余
裕が減少する。しかし、論理しきい電圧の検出回路のト
ランジスタM101のしきい電圧も低くなるので、帰還
回路の帰還率が大きくなり内部電源電圧VCLは低くな
る。したがって、信号入力回路の論理しきい電圧は低く
なり、信号入力回路の高電位側の動作余裕の減少が無く
なる。この様に本実施例によれば素子の特性バラツキに
応じて内部電源電圧をかえることにより、信号入力回路
の論理しきい電圧の変化を抑えている。これにより信号
入力回路の動作余裕の減少が無くなる。さて、論理しき
い電圧の検出回路のトランジスタのチャネル長、チャネ
ル幅、しきい電圧等の素子定数を信号入力回路のトラン
ジスタと同一にしておけば、信号入力回路の論理しきい
電圧の変化が直接帰還されるのと等価となる。この場合
が最も信号入力回路の論理しきい電圧の変化を抑えるこ
とができる。したがって、論理しきい電圧の検出回路の
トランジスタの定数はできるだけ信号入力回路のトラン
ジスタの定数に合わせたほうがよい。また、基準電圧回
路の出力電圧と論理しきい電圧は同一の値となるので基
準電圧回路の出力電圧で信号入力回路の論理しきい電圧
は決まることになる。したがって、この回路では信号入
力回路の論理しきい電圧を入力信号の雑音に応じて設定
することができる。例えば、入力信号の低電位側に雑音
が加わっている場合は論理しきい電圧を少し高くする。
これにより信号入力回路の動作余裕が確保できる。ここ
では信号入力回路の電源電圧を1.5Vとしたが、これ
は入力信号の電圧振幅で決まるもので、他の電圧でもか
まわない。例えば、信号入力回路の電源電圧を2.8V
とし、論理しきい電圧を1.4V(基準電圧回路の出力
電圧は1.4Vとなる)とすると、TTLレベルの入力
信号に整合した電源電圧となる。また、本実施例では信
号入力回路の電源電圧、すなわちPMOSのソース電圧
を制御して論理しきい電圧の変化を抑えたが、NMOS
のソース電圧を制御して論理しきい電圧の変化を抑える
こともできる。例えば、論理しきい電圧の検出回路およ
び信号入力回路のNMOSのソースノードと低電位の電
源線の間に抵抗を挿入し、そこを流れる電流を論理しき
い電圧の検出回路の検出結果に応じて制御する。
【0019】図11は論理しきい電圧の検出回路を用い
た電圧安定化回路と信号入力回路の別の構成である。こ
の回路は差動増幅回路13、論理しきい電圧の検出回路
14にパワーダウン用のトランジスタがついている以外
は図1に示す実施例と同じである。信号入力回路が動作
しない時は、このパワーダウン用のトランジスタをオフ
することにより電圧安定化回路の低消費電力化が図れ
る。このトランジスタのオン、オフはチップ外部から入
力されるクロック信号で行う。また、チップ内に設けた
発振回路の出力信号によりオン、オフしてもよい。この
場合、発振回路は信号入力回路と非同期で動作するので
電圧安定化回路の出力ノードに大きなキャパシタンスを
設けておけば出力電圧の変動は少ない。また、この場
合、信号入力回路はチップ外部からのクロック信号が入
力されなくても電源ノードには電源電圧が印加されてい
るのでクロック信号を待たずに動作できる。したがっ
て、信号入力回路の高速化が図れる。
た電圧安定化回路と信号入力回路の別の構成である。こ
の回路は差動増幅回路13、論理しきい電圧の検出回路
14にパワーダウン用のトランジスタがついている以外
は図1に示す実施例と同じである。信号入力回路が動作
しない時は、このパワーダウン用のトランジスタをオフ
することにより電圧安定化回路の低消費電力化が図れ
る。このトランジスタのオン、オフはチップ外部から入
力されるクロック信号で行う。また、チップ内に設けた
発振回路の出力信号によりオン、オフしてもよい。この
場合、発振回路は信号入力回路と非同期で動作するので
電圧安定化回路の出力ノードに大きなキャパシタンスを
設けておけば出力電圧の変動は少ない。また、この場
合、信号入力回路はチップ外部からのクロック信号が入
力されなくても電源ノードには電源電圧が印加されてい
るのでクロック信号を待たずに動作できる。したがっ
て、信号入力回路の高速化が図れる。
【0020】図12は論理しきい電圧の検出回路を用い
た電圧安定化回路と信号入力回路の別の構成である。同
図でL01は論理しきい電圧の検出回路を用いた電圧安
定化回路、AB1からAB4は信号入力回路である。1
00、101は電源ノード、103は内部電源ノードで
ある。本実施例では1個の電圧安定化回路で複数の信号
入力回路に電圧を印加するので電圧安定化回路での消費
電力が低減できる。また、チップ面積も小さくできる。
た電圧安定化回路と信号入力回路の別の構成である。同
図でL01は論理しきい電圧の検出回路を用いた電圧安
定化回路、AB1からAB4は信号入力回路である。1
00、101は電源ノード、103は内部電源ノードで
ある。本実施例では1個の電圧安定化回路で複数の信号
入力回路に電圧を印加するので電圧安定化回路での消費
電力が低減できる。また、チップ面積も小さくできる。
【0021】
【発明の効果】電源電圧の変動があっても基準電圧回路
の出力電圧が変動しないので電圧安定化回路の出力電圧
も変動しない。これにより信号入力回路の電源電圧が変
動しないので信号入力回路の電源電圧の変動による動作
余裕の減少が無くなる。素子の特性バラツキがあっても
トリミングにより電圧安定化回路の出力電圧を調整し、
信号入力回路の論理しきい電圧の変動を補正する。これ
により素子の特性バラツキによる信号入力回路の動作余
裕の減少が無くなる。また、素子の特性バラツキがあっ
ても論理しきい電圧の検出回路を用いて電圧安定化回路
の出力電圧を自動的に調整するので信号入力回路の論理
しきい電圧を一定に保つことができる。これにより素子
の特性バラツキによる信号入力回路の動作余裕の減少が
無くなる。したがって、信号入力回路が誤動作を起こす
ことも無くなる。
の出力電圧が変動しないので電圧安定化回路の出力電圧
も変動しない。これにより信号入力回路の電源電圧が変
動しないので信号入力回路の電源電圧の変動による動作
余裕の減少が無くなる。素子の特性バラツキがあっても
トリミングにより電圧安定化回路の出力電圧を調整し、
信号入力回路の論理しきい電圧の変動を補正する。これ
により素子の特性バラツキによる信号入力回路の動作余
裕の減少が無くなる。また、素子の特性バラツキがあっ
ても論理しきい電圧の検出回路を用いて電圧安定化回路
の出力電圧を自動的に調整するので信号入力回路の論理
しきい電圧を一定に保つことができる。これにより素子
の特性バラツキによる信号入力回路の動作余裕の減少が
無くなる。したがって、信号入力回路が誤動作を起こす
ことも無くなる。
【図1】論理しきい電圧の検出回路を用いた電圧安定化
回路と信号入力回路の構成である。
回路と信号入力回路の構成である。
【図2】従来のCMOS・LSIで一般的に用いられて
いる信号入力回路である。
いる信号入力回路である。
【図3】従来の信号入力回路の直流の入出力特性であ
る。
る。
【図4】従来の信号入力回路の低電位側動作余裕および
高電位側動作余裕と電源電圧の関係を示す図である。
高電位側動作余裕と電源電圧の関係を示す図である。
【図5】電圧安定化回路を用いた信号入力回路の構成で
ある。
ある。
【図6】差動増幅回路の例である。
【図7】トリミング回路を用いた電圧安定化回路と信号
入力回路の構成である。
入力回路の構成である。
【図8】トリミング用デコード回路の具体例である。
【図9】CMOSインバータの入出力特性の電源電圧依
存性である。
存性である。
【図10】トリミング回路を用いた電圧安定化回路と信
号入力回路の別の構成である。
号入力回路の別の構成である。
【図11】論理しきい電圧の検出回路を用いた電圧安定
化回路と信号入力回路の別の構成である。
化回路と信号入力回路の別の構成である。
【図12】論理しきい電圧の検出回路を用いた電圧安定
化回路と信号入力回路の別の構成である。
化回路と信号入力回路の別の構成である。
10…電圧安定化回路、11…信号入力回路、12…基
準電圧回路、13…差動増幅回路、14…論理しきい電
圧の検出回路、71…トリミング用デコード回路、10
3…内部電源ノード。
準電圧回路、13…差動増幅回路、14…論理しきい電
圧の検出回路、71…トリミング用デコード回路、10
3…内部電源ノード。
Claims (8)
- 【請求項1】半導体チップ外からの外部電源電圧が供給
され内部電圧を出力する内部電圧発生手段と、該内部電
圧が供給される複数のインバータ回路と、該複数のイン
バータ回路の論理しきい値を検出する検出手段とを有す
る半導体装置において、 上記内部電圧発生手段の入力に上記検出手段の出力を入
力することにより、上記複数のインバータ回路の論理し
きい値が所定の論理しきい値になるように上記内部電圧
を設定することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の半導体装置において、 上記複数のインバータ回路のそれぞれは1つのp型MO
Sトランジスタと1つのn型MOSトランジスタからな
り、 上記内部電圧の高電位側の電源線は上記p型MOSトラ
ンジスタのソース又はドレインの一方に接続され、 上記内部電圧の低電位側の電源線は上記n型MOSトラ
ンジスタのソース又はドレインの一方に接続され、 上記p型MOSトランジスタのソース又はドレインの他
方は上記n型MOSトランジスタのソース又はドレイン
の他方に接続され、 上記p型MOSトランジスタのゲートは上記n型MOS
トランジスタのゲートに接続され、 上記p型MOSトランジスタの形成される領域のバック
バイアス電圧は上記内部電圧の上記高電位側の電源線か
ら供給されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2の何れかに記載の半
導体装置において、 上記検出手段は1つのp型MOSトランジスタと1つの
n型MOSトランジスタを含み、 上記検出手段のp型MOSトランジスタの形成される領
域のバックバイアス電圧は上記内部電圧の高電位側の電
源線から供給され、 上記内部電圧の上記高電位側の電源線は上記検出手段の
p型MOSトランジスタのソース及びドレイン、上記検
出手段のn型MOSトランジスタのソース及びドレイン
を通して上記内部電圧の低電位側の電源線に接続され、 上記検出手段のp型MOSトランジスタのソース又はド
レインの一方は上記検出手段のn型MOSトランジスタ
のソース又はドレインの一方に接続され、 上記検出手段のp型MOSトランジスタのソース又はド
レインの他方は上記検出手段のp型MOSトランジスタ
のソース又はドレインの上記一方より高電位側にあり、 上記検出手段のn型MOSトランジスタのソース又はド
レインの他方は上記検出手段のn型MOSトランジスタ
のソース又はドレインの上記一方より低電位側にあり、 上記検出手段の上記出力は上記検出手段のp型MOSト
ランジスタのソース又はドレインの上記一方、上記検出
手段のn型MOSトランジスタのソース又はドレインの
上記一方、上記検出手段のp型MOSトランジスタのゲ
ート及び上記検出手段のn型MOSトランジスタのゲー
トに接続されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の半導体装置において、 上記複数のインバータ回路を構成するp型MOSトラン
ジスタとn型MOSトランジスタは上記検出手段を構成
するp型MOSトランジスタとn型MOSトランジスタ
とほぼ同じ大きさで、かつ同じ工程で形成されることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れかに記載の半
導体装置において、 上記所定の電圧は基準電圧発生回路から発生され、 上記内部電圧発生回路は上記検出手段の出力と上記所定
の電圧とを比較して上記内部電圧を出力することを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項5の何れかに記載の半
導体装置において、 上記内部電圧発生回路は差動増巾回路とp型MOSトラ
ンジスタを含み、 上記所定の電圧と上記検出手段の出力は上記差動増巾回
路の入力に入力され、 上記差動増巾回路の出力は上記内部電圧発生回路のp型
MOSトランジスタのゲートに入力され、 上記内部電圧発生回路のp型MOSトランジスタのソー
ス又はドレインの一方に上記外部電源電圧が供給され、 上記内部電圧は上記内部電圧発生回路のp型MOSトラ
ンジスタのソース又はドレインの他方から出力されるこ
とを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6の何れかに記載の半
導体装置において、 上記複数のインバータの一部は論理回路の一部を構成す
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】請求項1乃至請求項7の何れかに記載の半
導体装置において、 上記複数のインバータの一部は駆動回路の一部を構成す
ることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3300222A JPH05136681A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 信号入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3300222A JPH05136681A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 信号入力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05136681A true JPH05136681A (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=17882193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3300222A Pending JPH05136681A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 信号入力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05136681A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2853475A1 (fr) * | 2003-04-01 | 2004-10-08 | Atmel Nantes Sa | Circuit integre delivrant des niveaux logiques a une tension independante de la tension d'alimentation, sans regulateur associe pour la partie puissance, et module de communication correspondant |
| JP2008085693A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Kawasaki Microelectronics Kk | 半導体集積回路および半導体集積回路の制御方法 |
| JP2009010498A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Nec Electronics Corp | 半導体回路 |
| EP2648332B1 (fr) * | 2012-04-03 | 2022-02-23 | Commissariat à l'Énergie Atomique et aux Énergies Alternatives | Dispositif de polarisation de préamplificateurs |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3300222A patent/JPH05136681A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2853475A1 (fr) * | 2003-04-01 | 2004-10-08 | Atmel Nantes Sa | Circuit integre delivrant des niveaux logiques a une tension independante de la tension d'alimentation, sans regulateur associe pour la partie puissance, et module de communication correspondant |
| EP1487106A1 (fr) * | 2003-04-01 | 2004-12-15 | Atmel Nantes Sa | Circuit intégré délivrant des niveaux logiques à une tension indépendante de la tension d'alimentation, sans régulateurs associé pour la partie puissance, et module de communication correspondant |
| US7138854B2 (en) | 2003-04-01 | 2006-11-21 | Atmel Nantes S.A. | Integrated circuit delivering logic levels at a voltage independent from the mains voltage, with no attached regulator for the power section, and corresponding communication module |
| JP2008085693A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Kawasaki Microelectronics Kk | 半導体集積回路および半導体集積回路の制御方法 |
| JP2009010498A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Nec Electronics Corp | 半導体回路 |
| EP2648332B1 (fr) * | 2012-04-03 | 2022-02-23 | Commissariat à l'Énergie Atomique et aux Énergies Alternatives | Dispositif de polarisation de préamplificateurs |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5982162A (en) | Internal voltage generation circuit that down-converts external power supply voltage and semiconductor device generating internal power supply voltage on the basis of reference voltage | |
| US6018265A (en) | Internal CMOS reference generator and voltage regulator | |
| KR0182269B1 (ko) | 버퍼 회로 | |
| US6194887B1 (en) | Internal voltage generator | |
| EP0747800B1 (en) | Circuit for providing a bias voltage compensated for P-channel transistor variations | |
| JP2549743B2 (ja) | 出力回路 | |
| JP3238526B2 (ja) | 基準電位発生回路とそれを用いた半導体集積回路 | |
| JP2003142999A (ja) | 内部降圧回路 | |
| JPH1153039A (ja) | 定電圧発生回路 | |
| JP2003078406A (ja) | データバッファ回路およびデータ出力バッファ | |
| JPH0917181A (ja) | 半導体メモリ装置の定電圧発生回路 | |
| JP2003179481A (ja) | 適応型出力ドライバを有する半導体記憶装置 | |
| US6259280B1 (en) | Class AB amplifier for use in semiconductor memory devices | |
| US5592121A (en) | Internal power-supply voltage supplier of semiconductor integrated circuit | |
| US6281731B1 (en) | Control of hysteresis characteristic within a CMOS differential receiver | |
| JP3625918B2 (ja) | 電圧発生回路 | |
| JP4109998B2 (ja) | スイッチングポイント感知回路及びそれを用いた半導体装置 | |
| KR19990024637A (ko) | 내부 전원 전압 발생 회로 및 그것을 이용한 반도체 메모리 장치 | |
| JPH05136681A (ja) | 信号入力回路 | |
| US6815998B1 (en) | Adjustable-ratio global read-back voltage generator | |
| US5710516A (en) | Input logic signal buffer circuits | |
| JP3449465B2 (ja) | 入力回路及び半導体集積回路装置 | |
| KR19990081305A (ko) | 기준 전압 발생회로 | |
| JP3076097B2 (ja) | 基準電位発生回路 | |
| US5907255A (en) | Dynamic voltage reference which compensates for process variations |