JPH0513826B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513826B2 JPH0513826B2 JP1078513A JP7851389A JPH0513826B2 JP H0513826 B2 JPH0513826 B2 JP H0513826B2 JP 1078513 A JP1078513 A JP 1078513A JP 7851389 A JP7851389 A JP 7851389A JP H0513826 B2 JPH0513826 B2 JP H0513826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration damping
- present
- base material
- damping material
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は制振材に関するものである。
<従来の技術>
例えば、自動車等において、振動発生源である
エンジンルームと運転室内との間には、第5図に
示すようにダツシユパネル4を配置して2つの空
間を区画している。
エンジンルームと運転室内との間には、第5図に
示すようにダツシユパネル4を配置して2つの空
間を区画している。
しかし、エンジンルームで発生した振動によつ
て、区画しているダツシユパネル4自体が振動し
て音を発生してしまう。
て、区画しているダツシユパネル4自体が振動し
て音を発生してしまう。
そこでダツシユパネル4の振動を防ぐ手段とし
て、従来はダツシユパネル4にアスフアルトフオ
ーム5を積層して対処している。
て、従来はダツシユパネル4にアスフアルトフオ
ーム5を積層して対処している。
このアスフアルトフオーム5は、アスフアルト
を均一に含浸させた平面状物であり、制振効果を
有するとされている。
を均一に含浸させた平面状物であり、制振効果を
有するとされている。
<本発明が解決しようとする問題点>
前記した従来の制振技術は、制振効果が不十分
であつた。
であつた。
この制振効果を向上させるためにはアスフアル
トの厚さを厚くすることになるが、自動車などで
はたとえ1gでも重量を軽減することが重要な課
題であつて、重量を増加させることには限界があ
る。
トの厚さを厚くすることになるが、自動車などで
はたとえ1gでも重量を軽減することが重要な課
題であつて、重量を増加させることには限界があ
る。
<本発明の目的>
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、ア
スフアルトフオームを使用した場合に比較して、
重量を増加させずに制振効果を向上させることの
できる制振材を提供することを目的とする。
スフアルトフオームを使用した場合に比較して、
重量を増加させずに制振効果を向上させることの
できる制振材を提供することを目的とする。
<本発明の構成>
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
本発明に係る制振材は、基材2の上に基材2の
質量よりも大きい質量を有する材料で構成した大
質量部3を分散して形成するものである。
質量よりも大きい質量を有する材料で構成した大
質量部3を分散して形成するものである。
<イ> 基材の形成
制振材の基材2として、たとえば軟質ウレタン
フオームを使用する。
フオームを使用する。
その場合に、第1図で示す実施例に用いる基材
2は表面の平らなブロツクではなく、多数の山部
分を突設させて、その間を谷部分として形成した
盤体(プロフアイルタイプ)の物を使用する。
2は表面の平らなブロツクではなく、多数の山部
分を突設させて、その間を谷部分として形成した
盤体(プロフアイルタイプ)の物を使用する。
<ロ> 大質量部の配置
基材2上の複数箇所に、大質量部3を分散して
配置する。
配置する。
[大質量部]
大質量部3は、軟質ウレタンフオームなどの基
材2よりも質量が大きく、かつ可撓性を有する材
料を使用する。
材2よりも質量が大きく、かつ可撓性を有する材
料を使用する。
この材料として例えば次のような物を挙げるこ
とができる。
とができる。
無発泡軟質ウレタンエラストマー、含油軟質ウ
レタンエラストマー、熱可塑性エラストマーな
ど、溶液の状態で軟質ウレタンフオームに含浸さ
せ硬化後可撓性を有するものなら何でも使用でき
る。
レタンエラストマー、熱可塑性エラストマーな
ど、溶液の状態で軟質ウレタンフオームに含浸さ
せ硬化後可撓性を有するものなら何でも使用でき
る。
含浸液としては例えばA液とB液とを混合して
使用する。
使用する。
A液
(a) エチレングリコールにアルキレンオキサイド
を付加重合させたポリエーテルポリオール(分
子量2000〜3000) 100部 (b) 減粘剤(メチレンクロライドのような溶剤)
5〜10部 (c) 触媒(ウレタン化触媒) 1〜3部 B液 トリレンジイソシアナートと上記(a)とを混合
し、残留NCOを5〜15%に調合したプレポリ
マー 46部 [分散] 本発明の制振材は前記したように、基材2上に
大質量部3を分散して配置したことを特徴とす
る。
を付加重合させたポリエーテルポリオール(分
子量2000〜3000) 100部 (b) 減粘剤(メチレンクロライドのような溶剤)
5〜10部 (c) 触媒(ウレタン化触媒) 1〜3部 B液 トリレンジイソシアナートと上記(a)とを混合
し、残留NCOを5〜15%に調合したプレポリ
マー 46部 [分散] 本発明の制振材は前記したように、基材2上に
大質量部3を分散して配置したことを特徴とす
る。
本発明の場合における「分散」とは、大質量部
3を一面に配置しない状態のことであり、例え
ば、波状やスポツト状に配置する。
3を一面に配置しない状態のことであり、例え
ば、波状やスポツト状に配置する。
[製造方法]
本実施例のようなプロフアイルタイプの制振材
は、次のような工程によつて容易に製造できる。
は、次のような工程によつて容易に製造できる。
まず、大質量部3を構成する含浸液を満たした
槽を用意する。
槽を用意する。
そして、基材2の山の部分を下に向けて、含浸
液を満たした槽内に没入する。
液を満たした槽内に没入する。
こうして含浸液を山部分だけに含浸させれば、
大質量部3を分散して構成することができる。
大質量部3を分散して構成することができる。
従つて、複雑な機械や操作等を必要とせず、簡
単に制振材を製造できる。
単に制振材を製造できる。
<ハ> 制振材の形成
以上のようにして製造した基材2を、鉄板など
の面板4の表面に張り付ける。
の面板4の表面に張り付ける。
このときに、分散して突出する大質量部3の頂
点側を、面板4に張り付ける。
点側を、面板4に張り付ける。
したがつて面板4と基材2との間には分散して
空間部、すなわち質量の存在しない部分、あるい
は質量の小さい部分(後述する第2図の実施例)
が位置することになる。
空間部、すなわち質量の存在しない部分、あるい
は質量の小さい部分(後述する第2図の実施例)
が位置することになる。
<実験例>
本発明の制振材と、従来のアスフアルトフオー
ムとの制振効果を比較するために、次のような実
験を行つた(第3図) <イ> 使用機材、実験方法 厚さが0.7mm面積450cm2の鉄板6に本発明の制振
材1やその他の比較材料を張り付ける。
ムとの制振効果を比較するために、次のような実
験を行つた(第3図) <イ> 使用機材、実験方法 厚さが0.7mm面積450cm2の鉄板6に本発明の制振
材1やその他の比較材料を張り付ける。
すなわち、鉄板6に従来のアスフアルトフオー
ムその他第4図に示すような各種の制振材を張り
付けた供試体を準備する。
ムその他第4図に示すような各種の制振材を張り
付けた供試体を準備する。
そして鉄板6に対して制振材とは反対側に鋼球
7を配置し、反対側には騒音計8とリアルタイム
アナライザー9を配置する。
7を配置し、反対側には騒音計8とリアルタイム
アナライザー9を配置する。
そして、各制振材毎に鋼球7を鉄板6に衝突さ
せて騒音の低減量をそれぞれ測定した。
せて騒音の低減量をそれぞれ測定した。
プロフアイルタイプと鉄板6との接合は、いず
れも前記したように、突起部分を鉄板6に接触さ
せて接着して製作した。
れも前記したように、突起部分を鉄板6に接触さ
せて接着して製作した。
プロフアイルタイプの形状は、山の部分の最大
厚は30mm、谷の部分の最小厚は10mmに統一して製
作する。
厚は30mm、谷の部分の最小厚は10mmに統一して製
作する。
各制振材における材料の含浸状況等は第4図に
示す通りである。
示す通りである。
<ロ> 実験結果
それぞれの場合の低減量は、第4図の最下段に
示す通りであり、次のような結論を導きだすこと
ができる。
示す通りであり、次のような結論を導きだすこと
ができる。
1 従来の製品との比較(同一重量の場合)
従来の制振材であるアスフアルト含浸フオーム
の場合は、重量61g450cm2の場合、低減量は
「4.2dB(A)」であり、低減率に直すと約5%弱と
なる。
の場合は、重量61g450cm2の場合、低減量は
「4.2dB(A)」であり、低減率に直すと約5%弱と
なる。
これに対し、本発明の制振材の場合には、突起
部分の途中まで寒天状に含浸させたタイプで、同
じ重量の場合に低減量は「7.6dB(A)」(低減率約
9%)である。
部分の途中まで寒天状に含浸させたタイプで、同
じ重量の場合に低減量は「7.6dB(A)」(低減率約
9%)である。
すなわち重量が同じであつても2倍近い低減量
を得ることができた。
を得ることができた。
これは反対に考えると、同一の低減率を得る目
的ならば、従来のものよりも格段に軽いもので済
むということになる。
的ならば、従来のものよりも格段に軽いもので済
むということになる。
また突起部分の全域に寒天状に含浸させたタイ
プの低減量は「9.3dB(A)」(低減率約11%)とい
う試験結果が得られたことから、重量の増加を問
題にしなければ従来のものよりも数倍の低減率を
得られることがわかる。
プの低減量は「9.3dB(A)」(低減率約11%)とい
う試験結果が得られたことから、重量の増加を問
題にしなければ従来のものよりも数倍の低減率を
得られることがわかる。
2 含浸材料の相違
含浸材が寒天状の軟らかい材料である場合(本
発明の制振材)に比較して、含浸材がセメントの
ような硬い材料の場合にはほとんど制振効果が上
がつていないことがわかる。
発明の制振材)に比較して、含浸材がセメントの
ような硬い材料の場合にはほとんど制振効果が上
がつていないことがわかる。
3 形状の相違
本発明の制振材のように質量の相違する部分を
分散した構成の場合(低減値7.6dB)には、単な
るシート状材料の全体に均等に含浸させたもの
(同5.3)に比較して同じ軟らかい材料を含浸させ
たものであつても優れた制振効果を発揮すること
がわかつた。
分散した構成の場合(低減値7.6dB)には、単な
るシート状材料の全体に均等に含浸させたもの
(同5.3)に比較して同じ軟らかい材料を含浸させ
たものであつても優れた制振効果を発揮すること
がわかつた。
<他の実施例>(第2図)
本発明の制振材1の形状は、谷や山を多数突設
したプロフアイルタイプに限定されることがな
い。
したプロフアイルタイプに限定されることがな
い。
例えば、平面状態の基材2上に大質量部3を分
散して配置した形状を採用することも可能であ
る。
散して配置した形状を採用することも可能であ
る。
<本発明の効果>
本発明に係る制振材は、軟質ウレタンフオーム
により基材を形成し、この基材上に質量が大きく
かつ軟らかい材料を分散して配置したものであ
る。
により基材を形成し、この基材上に質量が大きく
かつ軟らかい材料を分散して配置したものであ
る。
したがつて次のような効果を期待することがで
きる。
きる。
<イ> 自動車のようにその重量が機能に大きく
影響するものでは、少しでも部品の重量を軽減す
ることが重要な課題である。
影響するものでは、少しでも部品の重量を軽減す
ることが重要な課題である。
本発明の制振材は第4図に示す通り、従来の材
料と同一の重量のまま、鉄板振動による騒音を5
割程度低下させることができた。
料と同一の重量のまま、鉄板振動による騒音を5
割程度低下させることができた。
したがつて自動車などにきわめて有効に使用す
ることができる。
ることができる。
<ロ> いつぽう、もし低減値が従来と同じで良
いのならば、制振材の重量を大きく軽量化するこ
とができる。
いのならば、制振材の重量を大きく軽量化するこ
とができる。
したがつて、自動車などに利用する場合にはさ
らに有効である。
らに有効である。
第1図……本発明の一実施例の説明図、第2図
……他の実施例の説明図、第3図……各制振材の
騒音の低減量を実験するための説明図、第4図…
…第3図の試験結果の説明図、第5図……従来例
の説明図。
……他の実施例の説明図、第3図……各制振材の
騒音の低減量を実験するための説明図、第4図…
…第3図の試験結果の説明図、第5図……従来例
の説明図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軟質ウレタンフオームにより基材を形成し、
この基材上の複数箇所に、 軟質ウレンタンフオームよりも質量が大きく、 かつ可撓性を有する大質量部を、 分散して配置したことを特徴とする、 制振材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7851389A JPH02258331A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 制振材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7851389A JPH02258331A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 制振材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02258331A JPH02258331A (ja) | 1990-10-19 |
| JPH0513826B2 true JPH0513826B2 (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=13664019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7851389A Granted JPH02258331A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 制振材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02258331A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622655U (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-25 | 自動車機器株式会社 | チェンジレバーユニット |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2861669B1 (fr) * | 2003-10-30 | 2006-02-17 | Cera | Element de faux plancher multifonction comprenant des patins en mousse formant ressort d'un systeme masse-ressort |
| DE102005038184A1 (de) * | 2005-08-12 | 2007-02-15 | Daimlerchrysler Ag | Dämmeinrichtung sowie Anordnung mit einer Dämmeinrichtung |
| JP6311780B1 (ja) * | 2016-11-28 | 2018-04-18 | マツダ株式会社 | 車両フロアの遮音構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6250254A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-04 | Nippon Tokushu Toryo Kk | 車両等の騒音防止方法 |
| JPH0626953B2 (ja) * | 1985-09-04 | 1994-04-13 | 日本特殊塗料株式会社 | 車両等への防音方法 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP7851389A patent/JPH02258331A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622655U (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-25 | 自動車機器株式会社 | チェンジレバーユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02258331A (ja) | 1990-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |