JPH05139203A - 車両用前照灯装置 - Google Patents
車両用前照灯装置Info
- Publication number
- JPH05139203A JPH05139203A JP30063291A JP30063291A JPH05139203A JP H05139203 A JPH05139203 A JP H05139203A JP 30063291 A JP30063291 A JP 30063291A JP 30063291 A JP30063291 A JP 30063291A JP H05139203 A JPH05139203 A JP H05139203A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- light
- optical
- light distribution
- optical axis
- Prior art date
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- Pending
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前方視界を維持しつつ、操舵時の進行予定方
向にも視界が確保でき、しかも前方とこの進行予定方向
との間の方向についても視界を確保する配光パターンを
得ることができ、かつ、対向車等の運転者に眩惑を起こ
させない。 【構成】 プロジェクタヘッドライト9 のレンズ5 の前
方に、曲面35a を有することで幅方向に連続的に屈折角
を変化させたプリズム11を配設し、このプリズム11をラ
ックアンドピニオン機構により左右方向連続的に移動す
ると共に、回動ギヤ機構によって回動することで、主光
軸LLの側部の照射光を、主光軸LL近傍から遠ざかるに従
って下向き及び側方向きの角度が大きくなる光線とし、
前方斜め前をも照らしつつ車体近くを中心に広く拡大し
た右折時用の拡大照射領域AR1 を得る。左右移動量及び
回動量の調整により、高速カーブ走行や進路変更の際に
望ましい拡大照射領域AR2 の照射も可能である。
向にも視界が確保でき、しかも前方とこの進行予定方向
との間の方向についても視界を確保する配光パターンを
得ることができ、かつ、対向車等の運転者に眩惑を起こ
させない。 【構成】 プロジェクタヘッドライト9 のレンズ5 の前
方に、曲面35a を有することで幅方向に連続的に屈折角
を変化させたプリズム11を配設し、このプリズム11をラ
ックアンドピニオン機構により左右方向連続的に移動す
ると共に、回動ギヤ機構によって回動することで、主光
軸LLの側部の照射光を、主光軸LL近傍から遠ざかるに従
って下向き及び側方向きの角度が大きくなる光線とし、
前方斜め前をも照らしつつ車体近くを中心に広く拡大し
た右折時用の拡大照射領域AR1 を得る。左右移動量及び
回動量の調整により、高速カーブ走行や進路変更の際に
望ましい拡大照射領域AR2 の照射も可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用前照灯装置に係
り、特に操舵時の操舵方向視界確保等を可能にした車両
用前照灯装置に関する。
り、特に操舵時の操舵方向視界確保等を可能にした車両
用前照灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両がカーブ走行,右左折,進路変更等
を行う場合に、単にヘッドライトで前方を照らすだけで
は進行予定方向の視界が十分に確保できない場合があ
る。従来、こうした場合の視界を確保するために、ヘッ
ドライトを左右に振る機構を備えたものが知られている
(例えば、特開昭61−2071243号,特開昭61
−211146号又は特開昭61−61852号)。
を行う場合に、単にヘッドライトで前方を照らすだけで
は進行予定方向の視界が十分に確保できない場合があ
る。従来、こうした場合の視界を確保するために、ヘッ
ドライトを左右に振る機構を備えたものが知られている
(例えば、特開昭61−2071243号,特開昭61
−211146号又は特開昭61−61852号)。
【0003】ところが、これらの技術では、逆に車両の
前方方向が照らされなくなるという不具合があったた
め、特開昭64−74135号では、4灯式ランプにお
いて、内側2灯を固定し、外側2灯をそれぞれ左右に可
動とし、車両前方も照らしつつ操舵時の進行予定方向を
も的確に照射する工夫がなされている。
前方方向が照らされなくなるという不具合があったた
め、特開昭64−74135号では、4灯式ランプにお
いて、内側2灯を固定し、外側2灯をそれぞれ左右に可
動とし、車両前方も照らしつつ操舵時の進行予定方向を
も的確に照射する工夫がなされている。
【0004】また、前方視界と共にこうした右左折時の
視界確保をするためにコーナリングランプを設ける技術
も知られているが、さらに特開昭62−222507号
では、ヘッドランプに内蔵した反射板を運転席のスイッ
チ操作で左右に回動させ、主光軸を変化させずに図10
に示す様な補助配光パターンを作ることでコーナリング
ランプを不要にした技術が開示されている。なお、この
公報記載の装置では、反射板の水平軸に対する角度も調
整可能になっていた。
視界確保をするためにコーナリングランプを設ける技術
も知られているが、さらに特開昭62−222507号
では、ヘッドランプに内蔵した反射板を運転席のスイッ
チ操作で左右に回動させ、主光軸を変化させずに図10
に示す様な補助配光パターンを作ることでコーナリング
ランプを不要にした技術が開示されている。なお、この
公報記載の装置では、反射板の水平軸に対する角度も調
整可能になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前三者
及び特開昭64−74135号の技術は、光軸を左右に
変化させる構成であるため、対向車や路地等から出よう
とする車両の運転者に眩惑を生じさせ、安全上好ましく
ない。
及び特開昭64−74135号の技術は、光軸を左右に
変化させる構成であるため、対向車や路地等から出よう
とする車両の運転者に眩惑を生じさせ、安全上好ましく
ない。
【0006】また、特開昭62−222507号は主光
軸を変化させないが、図**に示す様に、前方と手前は
明るく照らすことができても、斜め前方は照らせないと
いう不具合があり、斜め前方で道路を横断しようとする
歩行者がいた場合に、これを発見しにくいなどの問題が
あった。この斜め前方をも明るくするには、反射板の水
平軸に対する角度を変えて補助配光パターン内の光軸を
前方に向かせてやればよいが、これでは対向車の眩惑を
防止できないという問題があった。
軸を変化させないが、図**に示す様に、前方と手前は
明るく照らすことができても、斜め前方は照らせないと
いう不具合があり、斜め前方で道路を横断しようとする
歩行者がいた場合に、これを発見しにくいなどの問題が
あった。この斜め前方をも明るくするには、反射板の水
平軸に対する角度を変えて補助配光パターン内の光軸を
前方に向かせてやればよいが、これでは対向車の眩惑を
防止できないという問題があった。
【0007】また、操舵時の視界確保のための配光パタ
ーンは、高速道路等での進路変更の場合には斜め前方遠
くを照らす必要があるのに対し、低速での右左折時には
車両近くを斜め前方を含んで広く照らす必要があり、車
両の運転状況に応じた種々の配光パターンを的確に実現
することが必要である。
ーンは、高速道路等での進路変更の場合には斜め前方遠
くを照らす必要があるのに対し、低速での右左折時には
車両近くを斜め前方を含んで広く照らす必要があり、車
両の運転状況に応じた種々の配光パターンを的確に実現
することが必要である。
【0008】そこで、本発明は、操舵時の進行予定方向
及び前方視界の確保ができ、かつ斜め前方から車両直近
まで広い範囲を対向車等の運転者の眩惑を起こさせるこ
となく照射可能な基本的及び具体的技術思想からなる車
両用前照灯装置を提供することを目的とし、かつ、運転
状況に応じた種々の配光パターンに基づく的確な視界確
保を可能にした車両用前照灯装置を提供することをも目
的として完成された。
及び前方視界の確保ができ、かつ斜め前方から車両直近
まで広い範囲を対向車等の運転者の眩惑を起こさせるこ
となく照射可能な基本的及び具体的技術思想からなる車
両用前照灯装置を提供することを目的とし、かつ、運転
状況に応じた種々の配光パターンに基づく的確な視界確
保を可能にした車両用前照灯装置を提供することをも目
的として完成された。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】かかる目的を達
成すべく、本発明の車両用前照灯装置においては、請求
項1に記載する如く、車両に取り付けられ、前方を照ら
す前照灯と、該前照灯の主光軸の側部に位置変更可能に
設けられ、主光軸側部の光の照射方向を変更可能な光学
手段と、該光学手段の位置を調整することで前記主光軸
側部の光を側方下向きに照射する調整手段とを備える車
両用前照灯装置において、前記調整手段は、前記光学手
段の光学的特性を決定する光学要素を光学手段の部位に
よって連続的に変化した状態で前記主光軸側部の光の範
囲内に位置せしめることにより、前記側方下向きの光を
主光軸から離れるに従って下を向く角度及び側方を向く
角度を連続的に大きくする光線ひねり手段を備えること
を特徴とする。
成すべく、本発明の車両用前照灯装置においては、請求
項1に記載する如く、車両に取り付けられ、前方を照ら
す前照灯と、該前照灯の主光軸の側部に位置変更可能に
設けられ、主光軸側部の光の照射方向を変更可能な光学
手段と、該光学手段の位置を調整することで前記主光軸
側部の光を側方下向きに照射する調整手段とを備える車
両用前照灯装置において、前記調整手段は、前記光学手
段の光学的特性を決定する光学要素を光学手段の部位に
よって連続的に変化した状態で前記主光軸側部の光の範
囲内に位置せしめることにより、前記側方下向きの光を
主光軸から離れるに従って下を向く角度及び側方を向く
角度を連続的に大きくする光線ひねり手段を備えること
を特徴とする。
【0010】この車両用前照灯装置によれば、光線ひね
り手段が、光学手段の光学的特性を決定する光学要素を
光学手段の前照灯に対する相対的な部位によって連続的
に変化した状態で前記主光軸側部の光の範囲内に位置せ
しめることにより、側方下向きの光を主光軸から離れる
に従って下を向く角度及び側方を向く角度を連続的に大
きくするから、光学手段によって拡大された照射領域
は、連続的に斜めにひねった光線で構成することができ
る。即ち、例えば、図4(a)の上側に記載したような
主光軸近傍は横向き角も下向き角も小さな光線とし、外
側にいくに従って横向き角も下向き角も大きくなる光線
へと連続的に照射方向を変化させることにより、斜め前
方を含んでかつ車両直近まで広い範囲AR1を照射する
ことを可能とする。
り手段が、光学手段の光学的特性を決定する光学要素を
光学手段の前照灯に対する相対的な部位によって連続的
に変化した状態で前記主光軸側部の光の範囲内に位置せ
しめることにより、側方下向きの光を主光軸から離れる
に従って下を向く角度及び側方を向く角度を連続的に大
きくするから、光学手段によって拡大された照射領域
は、連続的に斜めにひねった光線で構成することができ
る。即ち、例えば、図4(a)の上側に記載したような
主光軸近傍は横向き角も下向き角も小さな光線とし、外
側にいくに従って横向き角も下向き角も大きくなる光線
へと連続的に照射方向を変化させることにより、斜め前
方を含んでかつ車両直近まで広い範囲AR1を照射する
ことを可能とする。
【0011】ここで、この基本的技術思想において照射
方向を変更するのは主光軸側部の光であって、主光軸自
体は変化させない。従って、前方の視界を犠牲にするこ
となく右左折時の進行予定方向の視界を、斜め前方の横
断者の確認まで可能な形で確保することができる。しか
も、この補助配光内の光は連続的に光線をひねることで
全体として下向きの光線とすることができているから、
対向車等の運転車の眩惑防止をも達成することができ
る。
方向を変更するのは主光軸側部の光であって、主光軸自
体は変化させない。従って、前方の視界を犠牲にするこ
となく右左折時の進行予定方向の視界を、斜め前方の横
断者の確認まで可能な形で確保することができる。しか
も、この補助配光内の光は連続的に光線をひねることで
全体として下向きの光線とすることができているから、
対向車等の運転車の眩惑防止をも達成することができ
る。
【0012】なお、この車両用前照灯装置は、例えば請
求項2に記載の如く、前記光学手段を、正面から見た幅
方向に光学要素を連続的に変化させた光学素子から構成
すると共に、前記光線ひねり手段は、該光学手段を主光
軸に対して相対的に回転させる回転手段として構成して
もよい。この様に構成することで、請求項1記載の基本
技術同様に、下向き及び側方向きの角度を連続的に変化
させてひねった光線による拡大照射領域を確保すること
ができると共に、その様なひねりをもたない状態の光線
も必要に応じて得ることができる。
求項2に記載の如く、前記光学手段を、正面から見た幅
方向に光学要素を連続的に変化させた光学素子から構成
すると共に、前記光線ひねり手段は、該光学手段を主光
軸に対して相対的に回転させる回転手段として構成して
もよい。この様に構成することで、請求項1記載の基本
技術同様に、下向き及び側方向きの角度を連続的に変化
させてひねった光線による拡大照射領域を確保すること
ができると共に、その様なひねりをもたない状態の光線
も必要に応じて得ることができる。
【0013】特に、請求項3記載の如く、前記光学手段
を、前記前照灯の前方に配設され、背後から通過する光
の方向を変更する手段であって、主光軸近傍側から離れ
るに従って当該部位を通過する光の側方を向く角度を連
続的に大きくするように光学要素を変化させた光学素子
から構成し、前記調整手段が、該光学手段を左右方向に
移動させる左右移動手段を有することとすれば、光学手
段と前照灯との位置関係を左右方向及び回転方向に調整
することができるから、側方広い範囲を照射する場合に
は図4(a)の如き照射領域AR1を得ることができる
と共に、必要に応じて前方遠くの側方を拡大する補助配
光パターン(図4(b)のAR2参照)をも実現するこ
とができる。
を、前記前照灯の前方に配設され、背後から通過する光
の方向を変更する手段であって、主光軸近傍側から離れ
るに従って当該部位を通過する光の側方を向く角度を連
続的に大きくするように光学要素を変化させた光学素子
から構成し、前記調整手段が、該光学手段を左右方向に
移動させる左右移動手段を有することとすれば、光学手
段と前照灯との位置関係を左右方向及び回転方向に調整
することができるから、側方広い範囲を照射する場合に
は図4(a)の如き照射領域AR1を得ることができる
と共に、必要に応じて前方遠くの側方を拡大する補助配
光パターン(図4(b)のAR2参照)をも実現するこ
とができる。
【0014】かかる光学手段は、より具体的には、例え
ば、入射面及び/又は出射面の少なくとも一部を曲面で
形成したプリズムとし、あるいは表面に形成する鋸歯状
断面部の形状及び/又は配設ピッチを連続的に変更した
フレネルレンズとし、若しくは参照光に対する物体光の
向かう方向を連続的に変化させた内部構造を有するホロ
グラム光学素子とすることにより、簡単に実現すること
ができる。
ば、入射面及び/又は出射面の少なくとも一部を曲面で
形成したプリズムとし、あるいは表面に形成する鋸歯状
断面部の形状及び/又は配設ピッチを連続的に変更した
フレネルレンズとし、若しくは参照光に対する物体光の
向かう方向を連続的に変化させた内部構造を有するホロ
グラム光学素子とすることにより、簡単に実現すること
ができる。
【0015】この様な請求項1〜請求項6のいずれか記
載の車両用前照灯装置において、さらに、車速を検出す
る車速検出手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段
と、車速及び操舵角に対応して、複数の配光パターンを
記憶する配光パターン記憶手段と、前記検出される車速
及び操舵角に基づいて前記記憶された複数の配光パター
ンの中から特定の配光パターンを選択し、当該配光パタ
ーンに基づいて前記左右調整手段及び上下調整手段を駆
動制御する配光制御手段とを備えれば、車速検出手段と
操舵角検出手段とにより車両の進行予定方向に関する運
転状態を検出し、配光制御手段によって最適な配光パタ
ーンを選択した制御を実行することができる。この結
果、車両の運転状態に応じた的確な配光パターンによる
照射領域の拡大を実現することができる。
載の車両用前照灯装置において、さらに、車速を検出す
る車速検出手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段
と、車速及び操舵角に対応して、複数の配光パターンを
記憶する配光パターン記憶手段と、前記検出される車速
及び操舵角に基づいて前記記憶された複数の配光パター
ンの中から特定の配光パターンを選択し、当該配光パタ
ーンに基づいて前記左右調整手段及び上下調整手段を駆
動制御する配光制御手段とを備えれば、車速検出手段と
操舵角検出手段とにより車両の進行予定方向に関する運
転状態を検出し、配光制御手段によって最適な配光パタ
ーンを選択した制御を実行することができる。この結
果、車両の運転状態に応じた的確な配光パターンによる
照射領域の拡大を実現することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例につき図面に
基づいて説明する。実施例の車両用前照灯装置1は、図
1に示す様に、光源3、光源3の前方に配設されたレン
ズ5、及び光源3の第2焦点近傍に配設された遮光板7
からなるプロジェクタヘッドライト9と、このプロジェ
クタヘッドライト9のレンズ5の前方に配設されたプリ
ズム11とを備えている。
基づいて説明する。実施例の車両用前照灯装置1は、図
1に示す様に、光源3、光源3の前方に配設されたレン
ズ5、及び光源3の第2焦点近傍に配設された遮光板7
からなるプロジェクタヘッドライト9と、このプロジェ
クタヘッドライト9のレンズ5の前方に配設されたプリ
ズム11とを備えている。
【0017】遮光板7は、図示の様に光源3からの上方
へ向かう光線をカットしてすれ違いビーム配光をするた
めのものであり、下方へ移動されることで遠方をも照射
可能な配光(いわゆるハイビーム)との切り換えを行
う。プリズム11は、図2の正面図に示す様に、半円状
の支持部13と一体に構成されている。この支持部13
は、2本のピン15,17を介して、アングル19に設
けた円弧状のガイド溝21,23と摺動自在に係合され
ている。また、支持部13の外周には扇型ギヤ25が刻
設されており、アングル19のほぼ中央に取り付けられ
た回動ギヤ27と係合している。即ち、プリズム11
は、支持部13を介してアングル19に3箇所にて係合
支持され、回動ギヤ27を回転することでガイド溝2
1,23に沿った回動を行うように構成されている。
へ向かう光線をカットしてすれ違いビーム配光をするた
めのものであり、下方へ移動されることで遠方をも照射
可能な配光(いわゆるハイビーム)との切り換えを行
う。プリズム11は、図2の正面図に示す様に、半円状
の支持部13と一体に構成されている。この支持部13
は、2本のピン15,17を介して、アングル19に設
けた円弧状のガイド溝21,23と摺動自在に係合され
ている。また、支持部13の外周には扇型ギヤ25が刻
設されており、アングル19のほぼ中央に取り付けられ
た回動ギヤ27と係合している。即ち、プリズム11
は、支持部13を介してアングル19に3箇所にて係合
支持され、回動ギヤ27を回転することでガイド溝2
1,23に沿った回動を行うように構成されている。
【0018】一方、このアングル19の下部にはラック
29が設けられている。このラック29には車体と固定
されたブラケット31に取り付けられたピニオン33が
係合している。即ち、アングル19は、ラックアンドピ
ニオン機構によって車体に対して左右方向へ連続的に摺
動することができるように構成されている。従って、プ
リズム11は、アングル19の移動に伴って左右方向へ
も摺動することができる。
29が設けられている。このラック29には車体と固定
されたブラケット31に取り付けられたピニオン33が
係合している。即ち、アングル19は、ラックアンドピ
ニオン機構によって車体に対して左右方向へ連続的に摺
動することができるように構成されている。従って、プ
リズム11は、アングル19の移動に伴って左右方向へ
も摺動することができる。
【0019】プリズム11はまた、図3の平面図に示す
様に、斜辺部35が平面35aと曲面35bとで構成さ
れている。プリズム11による屈折角は入射面と出射面
のなす稜角と入射角によって決まるため、曲面35bを
用いることにより稜角は連続的に変化し、屈折角も連続
的に変化する。
様に、斜辺部35が平面35aと曲面35bとで構成さ
れている。プリズム11による屈折角は入射面と出射面
のなす稜角と入射角によって決まるため、曲面35bを
用いることにより稜角は連続的に変化し、屈折角も連続
的に変化する。
【0020】図示(a)は右折時のプリズムの左右移動
位置を示している。図示の様に、プリズム11をレンズ
5の中心近くの主光軸LL寄りに移動させ、かつ図示反
時計方向へ回転させることで、主光軸LLの側部の照射
光を、主光軸LL近傍から遠ざかるに従って下向き及び
側方向きの角度が大きくなる光線とし、前方斜め前をも
照らしつつ車体近くを中心に広く拡大した右折時用の拡
大照射領域AR1を得ることができる。このとき、プリ
ズム11が回動されて全体が下向きの光であるから、斜
め前方をも照らしているにも拘らず、対向車等に眩惑を
生じさせることがない。一方、図示(b)はカーブ走
行,進路変更時のプリズム配置例を示している。図示の
様に、プリズム11をレンズ5の端にかかる程度の位置
へ移動させることで、主光軸LLの側部の照射光を遠方
を中心に拡大した進路変更用の拡大照射領域AR2を得
ることができる。この結果図4(a),(b)に示す様
な二つの異なる配光パターンを簡単に実現することがで
きる。
位置を示している。図示の様に、プリズム11をレンズ
5の中心近くの主光軸LL寄りに移動させ、かつ図示反
時計方向へ回転させることで、主光軸LLの側部の照射
光を、主光軸LL近傍から遠ざかるに従って下向き及び
側方向きの角度が大きくなる光線とし、前方斜め前をも
照らしつつ車体近くを中心に広く拡大した右折時用の拡
大照射領域AR1を得ることができる。このとき、プリ
ズム11が回動されて全体が下向きの光であるから、斜
め前方をも照らしているにも拘らず、対向車等に眩惑を
生じさせることがない。一方、図示(b)はカーブ走
行,進路変更時のプリズム配置例を示している。図示の
様に、プリズム11をレンズ5の端にかかる程度の位置
へ移動させることで、主光軸LLの側部の照射光を遠方
を中心に拡大した進路変更用の拡大照射領域AR2を得
ることができる。この結果図4(a),(b)に示す様
な二つの異なる配光パターンを簡単に実現することがで
きる。
【0021】これらの構成からなる車両用前照灯装置1
は、車両前部の右側に取り付けられる。なお、上述した
構成と同一でプリズム及びその関連機器の位置が反対に
ある左側用前照灯装置が車両の左前部に取り付けられ
る。これらは図5に示す制御系により駆動制御されて種
々の配光パターンを実現する。
は、車両前部の右側に取り付けられる。なお、上述した
構成と同一でプリズム及びその関連機器の位置が反対に
ある左側用前照灯装置が車両の左前部に取り付けられ
る。これらは図5に示す制御系により駆動制御されて種
々の配光パターンを実現する。
【0022】この制御系は、CPU,ROM,RAM,
バックアップRAM等を備えた制御コンピュータ41を
中心に構成されている。制御コンピュータ41は、車速
センサ43と操舵角センサ45とから車速信号SPD及
び操舵角信号θを入力し、ROM内の演算処理プログラ
ムに従って配光パターン選択処理を実行し、その配光パ
ターンを実現するための駆動制御信号をプリズム回動モ
ータ47r,47l及びプリズム移動モータ49r,4
9lへ出力する。プリズム回動モータ47r,47l
は、アングル19に取り付けられた回動ギヤ27を回転
させるためのステッピングモータである。また、プリズ
ム移動モータ49r,49lは、ピニオン33を回転さ
せるためのステッピングモータである。なお、添字
「r」は右側前方の前照灯用を、添字「l」は左側前照
灯用のものを、意味する。
バックアップRAM等を備えた制御コンピュータ41を
中心に構成されている。制御コンピュータ41は、車速
センサ43と操舵角センサ45とから車速信号SPD及
び操舵角信号θを入力し、ROM内の演算処理プログラ
ムに従って配光パターン選択処理を実行し、その配光パ
ターンを実現するための駆動制御信号をプリズム回動モ
ータ47r,47l及びプリズム移動モータ49r,4
9lへ出力する。プリズム回動モータ47r,47l
は、アングル19に取り付けられた回動ギヤ27を回転
させるためのステッピングモータである。また、プリズ
ム移動モータ49r,49lは、ピニオン33を回転さ
せるためのステッピングモータである。なお、添字
「r」は右側前方の前照灯用を、添字「l」は左側前照
灯用のものを、意味する。
【0023】配光パターンは、図6に示す様に、車速S
PDと操舵角θを読み込み(ステップS1)、これらに
応じて図7に示す配光パターンマップ51を検索し(ス
テップS2)、配光パターンを特定したらそれに応じた
モータ駆動信号を出力する(ステップS3,S4)。
PDと操舵角θを読み込み(ステップS1)、これらに
応じて図7に示す配光パターンマップ51を検索し(ス
テップS2)、配光パターンを特定したらそれに応じた
モータ駆動信号を出力する(ステップS3,S4)。
【0024】なお、配光パターンマップ51は制御コン
ピュータ41のROM内に予め書き込まれている。ま
た、「配光パターン0」は、直進走行時のパターンであ
り、このパターンではプリズム11を図2でいうと左端
へ移動させてレンズ5の正面から逃がすと共に回動量を
上下方向「0」とする。また、「配光パターン1」は図
4(a)の右折時の配光パターンに相当し、ちょうど図
3(a)に示した様に、プリズム11をレンズ中心へ大
きく移動させると共に反時計方向(左前部前照灯は時計
方向)に大きく回動する。さらに、「配光パターン2」
は図4(b)の配光パターンに相当し、ちょうど図3
(b)に示した様に、プリズム11をレンズの側部にや
やかかった状態まで移動させると共に回動量「0」の中
立状態とする。さらに、「配光パターン3」,「配光パ
ターン4」はそれぞれ「左折時」,「左カーブ走行時又
は左進路変更時」に対応する。
ピュータ41のROM内に予め書き込まれている。ま
た、「配光パターン0」は、直進走行時のパターンであ
り、このパターンではプリズム11を図2でいうと左端
へ移動させてレンズ5の正面から逃がすと共に回動量を
上下方向「0」とする。また、「配光パターン1」は図
4(a)の右折時の配光パターンに相当し、ちょうど図
3(a)に示した様に、プリズム11をレンズ中心へ大
きく移動させると共に反時計方向(左前部前照灯は時計
方向)に大きく回動する。さらに、「配光パターン2」
は図4(b)の配光パターンに相当し、ちょうど図3
(b)に示した様に、プリズム11をレンズの側部にや
やかかった状態まで移動させると共に回動量「0」の中
立状態とする。さらに、「配光パターン3」,「配光パ
ターン4」はそれぞれ「左折時」,「左カーブ走行時又
は左進路変更時」に対応する。
【0025】以上説明した様に、実施例の車両用前照灯
装置1は、曲面35bを用いることにより連続的に稜角
を変化させたプリズム11を用い、これをラックアンド
ピニオン機構29,33を介して左右方向に連続的に移
動させると共に、回動機構25,27で回動することが
できるから、主光軸LLの外側の部分の光を、主光軸L
Lから離れるに従って下を向く角度及び側方を向く角度
を連続的に大きくしたひねられた光線とすることができ
るから、右左折時に車両直近の側方広くを照射すること
ができるだけでなく、斜め前方の範囲まで照射すること
ができる。しかも、これを光線にひねりを与える手段に
より実現しているから、全体としては下向きの光線で拡
大照射領域AR1を構成することができ、対向車や前方
の路地から出ようとする車両の運転者に眩惑状態を起こ
させないようにすることができる。しかも、ラックアン
ドピニオン機構29,33及び回動機構25,27の駆
動状態を調整すれば、車線変更や高速カーブ走行等の場
合に好適な配光パターンをも実現することができる。
装置1は、曲面35bを用いることにより連続的に稜角
を変化させたプリズム11を用い、これをラックアンド
ピニオン機構29,33を介して左右方向に連続的に移
動させると共に、回動機構25,27で回動することが
できるから、主光軸LLの外側の部分の光を、主光軸L
Lから離れるに従って下を向く角度及び側方を向く角度
を連続的に大きくしたひねられた光線とすることができ
るから、右左折時に車両直近の側方広くを照射すること
ができるだけでなく、斜め前方の範囲まで照射すること
ができる。しかも、これを光線にひねりを与える手段に
より実現しているから、全体としては下向きの光線で拡
大照射領域AR1を構成することができ、対向車や前方
の路地から出ようとする車両の運転者に眩惑状態を起こ
させないようにすることができる。しかも、ラックアン
ドピニオン機構29,33及び回動機構25,27の駆
動状態を調整すれば、車線変更や高速カーブ走行等の場
合に好適な配光パターンをも実現することができる。
【0026】また、制御コンピュータ41が予め記憶し
た配光パターンを車速SPD及び操舵角θに基づいて検
索した配光パターンとなるようにプリズム11を駆動制
御しているから、自動的に、右左折時には車両直前の右
左折方向を下向きに広く照らし出すことができ、逆にカ
ーブ走行や進路変更にあっては遠方で照射範囲を拡大す
ることができる。この結果、運転状態に応じた照射領域
の拡大を的確に行うことができる。
た配光パターンを車速SPD及び操舵角θに基づいて検
索した配光パターンとなるようにプリズム11を駆動制
御しているから、自動的に、右左折時には車両直前の右
左折方向を下向きに広く照らし出すことができ、逆にカ
ーブ走行や進路変更にあっては遠方で照射範囲を拡大す
ることができる。この結果、運転状態に応じた照射領域
の拡大を的確に行うことができる。
【0027】こうした顕著な作用・効果の一方で、主光
軸を変化させないからまっすぐ前の視界が悪くなるとい
うことがない。なお、拡大照射領域はやや暗くなるが、
これは元の光源3の光度を高くしておくことでどのよう
にでも調整が可能である。以上本発明の一実施例につい
て説明したが、本発明は何等この実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々なる態様
にて実施することができる。
軸を変化させないからまっすぐ前の視界が悪くなるとい
うことがない。なお、拡大照射領域はやや暗くなるが、
これは元の光源3の光度を高くしておくことでどのよう
にでも調整が可能である。以上本発明の一実施例につい
て説明したが、本発明は何等この実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々なる態様
にて実施することができる。
【0028】例えば、プリズム11の代わりに、図8に
示す様に、フレネルレンズ101をレンズ5の前方に配
設する構成としてもよい。フレネルレンズの用い方とし
ては、灯台等におけるように光線を平行光にして遠くへ
も到達可能な様にする用い方がよく知られているが、こ
の変形例では、主光軸LL近傍側では側方への屈折角が
小さく、主光軸LLから離れるに従って側方への屈折角
を大きくする様に、その背面に形成した鋸歯状要素10
3の楔角,高さ,ピッチを変更した構成としたものを用
いた。なお、このフレネルレンズ101の駆動機構は、
プリズムによる実施例と全く同じで、図2のプリズム1
1の代わりにフレネルレンズ101が支持部13に支持
されているだけであるから、詳細の説明は省略するが、
実施例と全く同様の作用・効果を奏する。なお、この変
形例によれば、プリズムを用いた実施例よりも装置構成
を薄くできるという利点がある。
示す様に、フレネルレンズ101をレンズ5の前方に配
設する構成としてもよい。フレネルレンズの用い方とし
ては、灯台等におけるように光線を平行光にして遠くへ
も到達可能な様にする用い方がよく知られているが、こ
の変形例では、主光軸LL近傍側では側方への屈折角が
小さく、主光軸LLから離れるに従って側方への屈折角
を大きくする様に、その背面に形成した鋸歯状要素10
3の楔角,高さ,ピッチを変更した構成としたものを用
いた。なお、このフレネルレンズ101の駆動機構は、
プリズムによる実施例と全く同じで、図2のプリズム1
1の代わりにフレネルレンズ101が支持部13に支持
されているだけであるから、詳細の説明は省略するが、
実施例と全く同様の作用・効果を奏する。なお、この変
形例によれば、プリズムを用いた実施例よりも装置構成
を薄くできるという利点がある。
【0029】また、他の変形例として、図9に示す様
に、ホログラム光学素子111をレンズ5の前方に配設
する構成を採用することもできる。即ち、屈折による照
射領域の拡大だけでなく、光の干渉による手法も採用可
能なのである。ここで用いるホログラム素子111は、
参照光に対する物体光の向かう方向を決定する干渉縞等
の内部構造を、物体光が側方を向く角度が、主光軸LL
近傍側では小さく、主光軸LLから離れるに従って連続
的に大きくなる様に、予め調整したものである。従っ
て、プリズムやフレネルレンズによる場合と全く同様の
作用・効果を奏する。なお、この場合の駆動機構も実施
例の機構をそのまま使用することができる。
に、ホログラム光学素子111をレンズ5の前方に配設
する構成を採用することもできる。即ち、屈折による照
射領域の拡大だけでなく、光の干渉による手法も採用可
能なのである。ここで用いるホログラム素子111は、
参照光に対する物体光の向かう方向を決定する干渉縞等
の内部構造を、物体光が側方を向く角度が、主光軸LL
近傍側では小さく、主光軸LLから離れるに従って連続
的に大きくなる様に、予め調整したものである。従っ
て、プリズムやフレネルレンズによる場合と全く同様の
作用・効果を奏する。なお、この場合の駆動機構も実施
例の機構をそのまま使用することができる。
【0030】これら変形例以外にも、例えば、反射面の
曲率が部位によって連続的に異なっている反射板を用い
ても構わない。また、ヘッドライトのリフレクタ自体を
例えば油圧等によって変形させる機構を用いて部分的に
反射面の曲率を変化させる構成としてもよく、種々の光
学手段をその性質に応じた光学要素を部位によって最初
からあるいは使用の際に連続的に変化させることで、ひ
ねった光線を得るようにすればよい。
曲率が部位によって連続的に異なっている反射板を用い
ても構わない。また、ヘッドライトのリフレクタ自体を
例えば油圧等によって変形させる機構を用いて部分的に
反射面の曲率を変化させる構成としてもよく、種々の光
学手段をその性質に応じた光学要素を部位によって最初
からあるいは使用の際に連続的に変化させることで、ひ
ねった光線を得るようにすればよい。
【0031】また、実施例においては右左折とカーブ又
は進路変更とで配光パターンを変更するだけであった
が、さらに細かく配光パターンを定めておいてもよい。
実施例のプリズム11は、連続的に照射領域を拡大させ
たり連続的に上下方向の照射方向を変更できることか
ら、配光パターンマップを変更するだけでさらに細かな
制御が直ちに実行できるという点で優れており、この効
果は、また上述した変形例等においても共通する。
は進路変更とで配光パターンを変更するだけであった
が、さらに細かく配光パターンを定めておいてもよい。
実施例のプリズム11は、連続的に照射領域を拡大させ
たり連続的に上下方向の照射方向を変更できることか
ら、配光パターンマップを変更するだけでさらに細かな
制御が直ちに実行できるという点で優れており、この効
果は、また上述した変形例等においても共通する。
【0032】加えて、ヘッドライトの形式についてもプ
ロジェクトタイプのものに限らず、シールドビームタイ
プでもよいし、異形ヘッドライトでもよいことはもちろ
んである。
ロジェクトタイプのものに限らず、シールドビームタイ
プでもよいし、異形ヘッドライトでもよいことはもちろ
んである。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の車両用前照
灯装置によれば、前方視界を維持しつつ、操舵時の進行
予定方向にも視界が確保でき、しかも前方とこの進行予
定方向との間の方向についても視界を確保する配光パタ
ーンを得ることができ、斜め前方に横断者等が存在する
場合にこれをも的確に確認することが可能になる。その
上、この配光パターンは全体として下向きの光線により
構成されるから、対向車等の運転者に眩惑を起こさせる
こともない。
灯装置によれば、前方視界を維持しつつ、操舵時の進行
予定方向にも視界が確保でき、しかも前方とこの進行予
定方向との間の方向についても視界を確保する配光パタ
ーンを得ることができ、斜め前方に横断者等が存在する
場合にこれをも的確に確認することが可能になる。その
上、この配光パターンは全体として下向きの光線により
構成されるから、対向車等の運転者に眩惑を起こさせる
こともない。
【0034】また、請求項2に記載の如く構成すれば、
下向き及び側方向きの角度を連続的に変化させてひねっ
た光線による拡大照射領域を確保することができると共
に、その様なひねりをもたない状態の光線も必要に応じ
て得ることができる。特に、請求項3記載の如く構成す
れば、光学手段と前照灯との位置関係を左右方向及び回
転方向に調整することができるから、側方広い範囲を照
射する場合には図4(a)の如き照射領域AR1を得る
ことができると共に、必要に応じて前方遠くの側方を拡
大する補助配光パターン(図4(b)のAR2参照)を
も実現することができる。
下向き及び側方向きの角度を連続的に変化させてひねっ
た光線による拡大照射領域を確保することができると共
に、その様なひねりをもたない状態の光線も必要に応じ
て得ることができる。特に、請求項3記載の如く構成す
れば、光学手段と前照灯との位置関係を左右方向及び回
転方向に調整することができるから、側方広い範囲を照
射する場合には図4(a)の如き照射領域AR1を得る
ことができると共に、必要に応じて前方遠くの側方を拡
大する補助配光パターン(図4(b)のAR2参照)を
も実現することができる。
【0035】かかる効果は、請求項4〜請求項6記載の
例示の如き具体的光学手段により簡単に達成することが
できる。さらに、請求項7記載の如く構成することで、
かかる顕著な効果を奏する請求項1〜請求項6記載の前
照灯装置の利点を活かして、車両の運転状態に応じた的
確な配光パターンによる照射領域の拡大を確実に、しか
も自動的に実現することができる。
例示の如き具体的光学手段により簡単に達成することが
できる。さらに、請求項7記載の如く構成することで、
かかる顕著な効果を奏する請求項1〜請求項6記載の前
照灯装置の利点を活かして、車両の運転状態に応じた的
確な配光パターンによる照射領域の拡大を確実に、しか
も自動的に実現することができる。
【図1】 実施例の車両用前照灯装置の側面から見た概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】 実施例の車両用前照灯装置の正面から見た概
略構成図である。
略構成図である。
【図3】 実施例の車両用前照灯装置の動作状態の説明
図である。
図である。
【図4】 実施例の車両用前照灯装置による配光パター
ンを例示する説明図である。
ンを例示する説明図である。
【図5】 実施例の車両用前照灯装置の制御系の概略構
成図である。
成図である。
【図6】 実施例の車両用前照灯装置の制御処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】 実施例の配光パターンマップを例示する説明
図である。
図である。
【図8】 変形例の車両用前照灯装置の平面概略構成図
である。
である。
【図9】 変形例の車両用前照灯装置の平面概略構成図
である。
である。
【図10】 従来の右折時の配光パターンの平面図であ
る。
る。
1・・・車両用前照灯装置、3・・・光源、5・・・レ
ンズ、7・・・遮光板、11・・・プリズム、25・・
・扇型ギヤ、27・・・回動ギヤ、29・・・ラック、
33・・・ピニオン、41・・・制御コンピュータ、4
3・・・車速センサ、45・・・操舵角センサ、47
r,47l・・・プリズム回動モータ、49r,49l
・・・プリズム移動モータ、51・・・配光パターンマ
ップ、AR1,AR2・・・拡大照射領域、LL・・・
主光軸、101・・・フレネルレンズ、103・・・鋸
歯状要素、111・・・ホログラム光学素子。
ンズ、7・・・遮光板、11・・・プリズム、25・・
・扇型ギヤ、27・・・回動ギヤ、29・・・ラック、
33・・・ピニオン、41・・・制御コンピュータ、4
3・・・車速センサ、45・・・操舵角センサ、47
r,47l・・・プリズム回動モータ、49r,49l
・・・プリズム移動モータ、51・・・配光パターンマ
ップ、AR1,AR2・・・拡大照射領域、LL・・・
主光軸、101・・・フレネルレンズ、103・・・鋸
歯状要素、111・・・ホログラム光学素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21M 3/20 Z 9249−3K F21V 5/02 2113−3K
Claims (7)
- 【請求項1】 車両に取り付けられ、前方を照らす前照
灯と、 該前照灯の主光軸の側部に位置変更可能に設けられ、主
光軸側部の光の照射方向を変更可能な光学手段と、 該光学手段の位置を調整することで前記主光軸側部の光
を側方下向きに照射する調整手段とを備える車両用前照
灯装置において、 前記調整手段は、前記光学手段の光学的特性を決定する
光学要素を光学手段の部位によって連続的に変化した状
態で前記主光軸側部の光の範囲内に位置せしめることに
より、前記側方下向きの光を主光軸から離れるに従って
下を向く角度及び側方を向く角度を連続的に大きくする
光線ひねり手段を備えることを特徴とする車両用前照灯
装置。 - 【請求項2】 前記光学手段を、正面から見た幅方向に
光学要素を連続的に変化させた光学素子から構成すると
共に、 前記光線ひねり手段は、該光学手段を主光軸に対して相
対的に回転させる回転手段であることを特徴とする請求
項1記載の車両用前照灯装置。 - 【請求項3】 前記光学手段を、前記前照灯の前方に配
設され、背後から通過する光の方向を変更する手段であ
って、主光軸近傍側から離れるに従って当該部位を通過
する光の側方を向く角度を連続的に大きくするように光
学要素を変化させた光学素子から構成し、 前記調整手段が、該光学手段を左右方向に移動させる左
右移動手段を有することを特徴とする請求項2記載の車
両用前照灯装置。 - 【請求項4】 前記光学手段は、入射面及び/又は出射
面の少なくとも一部を曲面で形成したプリズムであるこ
とを特徴とする請求項3記載の車両用前照灯装置。 - 【請求項5】 前記光学手段は、表面に形成する鋸歯状
断面部の形状及び/又は配設ピッチを連続的に変更した
フレネルレンズであることを特徴とする請求項3記載の
車両用前照灯装置。 - 【請求項6】 前記光学手段は、参照光に対する物体光
の向かう方向を連続的に変化させた内部構造を有するホ
ログラム光学素子であることを特徴とする請求項3記載
の車両用前照灯装置。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか記載の車
両用前照灯装置であって、さらに、 車速を検出する車速検出手段と、 操舵角を検出する操舵角検出手段と、 車速及び操舵角に対応して、複数の配光パターンを記憶
する配光パターン記憶手段と、 前記検出される車速及び操舵角に基づいて前記記憶され
た複数の配光パターンの中から特定の配光パターンを選
択し、当該配光パターンに基づいて前記左右調整手段及
び上下調整手段を駆動制御する配光制御手段とを備えた
ことを特徴とする車両用前照灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30063291A JPH05139203A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 車両用前照灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30063291A JPH05139203A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 車両用前照灯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139203A true JPH05139203A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17887204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30063291A Pending JPH05139203A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 車両用前照灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05139203A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07245003A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Nippondenso Co Ltd | プリズム及び車両用前照灯装置 |
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| KR20140111733A (ko) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | 한국과학기술원 | 매트릭스형 스마트 자동차 전조등 |
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| CN111094840A (zh) * | 2017-08-24 | 2020-05-01 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用灯具 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP30063291A patent/JPH05139203A/ja active Pending
Cited By (22)
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| US7149613B2 (en) | 2001-03-05 | 2006-12-12 | Gentex Corporation | Image processing system to control vehicle headlamps or other vehicle equipment |
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| EP2492579A2 (en) | 2011-02-22 | 2012-08-29 | Stanley Electric Co., Ltd. | Illumination optical system for vehicle and method of manufacturing illumination optical system for vehicle |
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| KR20140111733A (ko) * | 2013-03-12 | 2014-09-22 | 한국과학기술원 | 매트릭스형 스마트 자동차 전조등 |
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