JPH05140238A - 脂肪族系石油樹脂の製造方法 - Google Patents

脂肪族系石油樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPH05140238A
JPH05140238A JP32985291A JP32985291A JPH05140238A JP H05140238 A JPH05140238 A JP H05140238A JP 32985291 A JP32985291 A JP 32985291A JP 32985291 A JP32985291 A JP 32985291A JP H05140238 A JPH05140238 A JP H05140238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fraction
polymerization
petroleum resin
aliphatic petroleum
pentene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32985291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Sakai
靖嗣 坂井
Koji Tanaka
浩二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP32985291A priority Critical patent/JPH05140238A/ja
Publication of JPH05140238A publication Critical patent/JPH05140238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ナフサ,石油の分解または改質の際に生成する
沸点が20〜110℃の範囲である飽和,不飽和の炭化
水素成分の混合物であるC5留分(以下、留分Aとい
う)を原料として、フリ−デルクラフト型触媒を用いて
重合を行ない脂肪族系石油樹脂を製造するにあたり、重
合溶媒として留分Aを重合反応して得られた脂肪族系石
油樹脂を除去した未反応の炭化水素留分を用いることを
特徴とする脂肪族系石油樹脂の製造方法。 【効果】重合溶媒の回収,分離,精製工程を必要としな
いプロセスで脂肪族系石油樹脂を製造することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脂肪族系石油樹脂の製造
法に関し、重合溶媒回収,分離,精製工程を必要としな
い、かつ色相の改良された工業的に有用な脂肪族系石油
樹脂の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分解ナフサ又は軽油から得られたC5留
分(以下、留分Aという)中には、イソプレン,1,3
−ペンタジエン,1,3−ブタジエン等の鎖状共役ジオ
レフィン又はこれらとブテン類,ペンテン類,ヘキセン
類等の炭素数4〜10のモノオレフィン性不飽和炭化水
素を含有している。
【0003】しかしながら、この留分A中には、樹脂の
色相を悪化させゲルの生成を促進するシクロペンタジエ
ン,ジシクロペンタジエンが存在しており、これらの樹
脂物性に悪影響を与えるモノマ−成分を二量化、蒸留に
より除去した後、この留分を原料として種々の性質を有
する重合体が得られている。
【0004】更に留分Aを重合して得られる樹脂の色相
を改良する方法として、シクロジエン類を調節した留分
Aに無水マレイン酸を添加し、生成した反応付加物を分
離,除去した留分Aを原料として使用し重合する方法
(特公昭43−21737号公報)、又重合前に留分A
に有機高分子安定剤,有機リン化合物及び含金属化合物
類の添加剤を加えた後重合する方法(特公昭46−31
73号公報)等が公知である。
【0005】重合触媒として含酸素化合物等を錯化剤に
用いた無水塩化アルミニウム液状化触媒を使用する重合
方法(特公昭45−30829号公報)、又は固体無水
塩化アルミニウムをそのまま触媒として使用する方法等
があり、それぞれに於いて実施されている。
【0006】又、その触媒を用いての反応方法はバッチ
式、連続式、一方、原料中に触媒を投入する方法、触媒
中に原料留分を投入する方法にかかわらず、公知の方法
に従って実施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の触媒中に留分A
を投入する方法により樹脂を製造する場合は、触媒を溶
解、懸濁させるための重合溶媒としてベンゼン等の芳香
族系化合物(特公昭47−45832号公報)、ヘキサ
ン等の脂肪族系化合物(特公昭47−45831号公
報)が一般に使用されているが、この場合、これら有機
溶剤は石油樹脂原料に比べて価格が高く、石油樹脂製造
コストの上昇を招くため回収再利用されている。このた
め、重合溶媒回収,分離,精製工程が必要となり、プラ
ント建設費の上昇を招いている。
【0008】又、従来の留分Aに、無水マレイン酸,有
機高分子安定剤等の添加剤を加える方法により得られる
樹脂の色相を改良する方法は、これら添加剤が石油樹脂
原料に比べて価格が高く、石油樹脂製造コストの上昇を
招いている。
【0009】本発明の目的は、従来の方法により製造さ
れた樹脂と同等の分子量、軟化点を持ち、重合溶媒回
収,分離,精製工程の不要で、かつ添加剤等を加えるこ
と無く従来の有機溶剤使用の場合より色相の優れた脂肪
族系石油樹脂の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ナフサ
分解等によって得られる留分Aを原料として、フリ−デ
ルクラフト型触媒を用いて重合を行ない脂肪族系石油樹
脂を製造するにあたり、重合溶媒として留分Aを重合反
応して得られた脂肪族系石油樹脂を除去した未反応の炭
化水素留分を用いることを特徴とする脂肪族系石油樹脂
の製造方法にある。以下にその詳細について説明する。
【0011】本発明に於いて使用される留分Aは、イソ
プレン,ピペリレンに代表される炭素数4〜6の鎖状共
役ジオレフィンと、ブテン類,ペンテン類,メチルブテ
ン類,ジイソブチレン,シクロペンテン類などのモノオ
レフィン性不飽和炭化水素類を含んでいる。例えばこの
組成(重量%)の概略を示すならば、下記の通りであ
る。
【0012】 3−メチル−1−ブテン 0.3〜2.5% イソペンタン 9.0〜28.0% 1,4−ペンタジエン 0.2〜3.3% 1−ペンテン 2.3〜6.8% 2−メチル−1−ブテン 2.5〜6.9% n−ペンタン 16.4〜38.0% イソプレン 9.6〜19.5% トランス−2−ペンテン 4.2〜7.6% シス−2−ペンテン 4.0〜6.7% 2−メチル−2−ブテン 1.2〜4.9% トランス−1,3−ペンタジエン 4.7〜12.8% シス−1,3−ペンタジエン 3.5〜5.9% シクロペンテン 3.1〜5.4% シクロペンタン 0.6〜4.5% 2,3−ジメチル−1−ブテン 0.2〜3.1% 2−メチルペンタン 3.3〜4.7% 4−メチル−2−ペンテン 0.5〜4.6% 3−メチルペンタン 0.7〜4.3% n−ヘキサン 0.4〜2.5% 又本発明の効果を本質的に妨げない範囲内であれば,シ
クロペンタジエン,その二量体,シクロペンタジエンと
鎖状共役ジエンの共二量体などが含有されていても良
い。
【0013】重合触媒として使用されるフリ−デルクラ
フト型触媒としては、ハロゲン化アルミニウム,ハロゲ
ン化ホウ素等を挙げることができ、これらの1種又は2
種以上を用いることもできるが、好ましくは塩化アルミ
ニウムである。
【0014】重合触媒であるハロゲン化アルミニウムは
通常5〜200メッシュサイズの粒子として使用される
が、これに限定されることなく、より大きな粒子もしく
は小さな粒子としても使用することができる。
【0015】触媒の使用量については、原料となる留分
Aに対して0.1〜10.0重量部、好ましくは0.5
〜5.0重量部の割合で使用される。使用量が0.1重
量部未満であると得られる樹脂の収率が低いものとなっ
たり、一方、10.0重量部を越えると生成する樹脂の
色相,耐熱性等が悪化したりする場合がある。
【0016】本発明に使用される重合溶媒は、留分Aを
重合反応して得られた脂肪族系石油樹脂を除去した未反
応の炭化水素留分であり、イソプレン,ピペリレンに代
表される炭素数4〜6の鎖状共役ジオレフィンと、ブテ
ン類,ペンテン類,メチルブテン類,ジイソブチレン,
シクロペンテン類などのモノオレフィン性不飽和炭化水
素類を含有している。例えばこの留分の組成(重量%)
の概略を示すならば、下記の通りである。
【0017】 3−メチル−1−ブテン 0.3〜2.5% イソペンタン 15.0〜45.0% 1,4−ペンタジエン 1.2〜5.0% 1−ペンテン 2.8〜7.8% 2−メチル−1−ブテン 0〜1.3% n−ペンタン 23.3〜63.3% イソプレン 0〜3.0% トランス−2−ペンテン 0.5〜5.0% シス−2−ペンテン 0.5〜3.0% 2−メチル−2−ブテン 0〜1.5% トランス−1,3−ペンタジエン 0〜0.8% シス−1,3−ペンタジエン 0〜1.3% シクロペンテン 1.1〜3.4% シクロペンタン 1.7〜5.3% 2,3−ジメチル−1−ブテン 0〜0.4% 2−メチルペンタン 1.1〜3.3% 4−メチル−2−ペンテン 0〜0.3% 3−メチルペンタン 0.2〜1.0% n−ヘキサン 0.1〜0.5% 通常、この留分中に含まれるイソプレン,ピペリレン等
の鎖状共役ジオレフィン類の含有量は2〜6重量%であ
るが、これに限定されることなく使用できる。しかしな
がら、この鎖状共役ジオレフィン類の含有量が多くなる
と、本発明に於ける重合反応を開始する前に触媒と反応
し高分子量物を生成するおそれがあるので15重量%以
下、更に10重量%以下とすることが好ましい。又、ペ
ンテン,ブテン類のモノオレフィン類の含有量は通常7
〜15重量%であるが、これに限定されること無く使用
できる。
【0018】本発明の方法においては、この重合溶媒中
に前述の触媒を溶解又は懸濁させ、更にこれに留分Aを
投入し、重合させて脂肪族系石油樹脂が得られる。
【0019】重合溶媒の使用量としては固体状重合触媒
である無水塩化アルミニウムを溶解又は懸濁させうる量
であればよく、好ましくは重合系内の温度コントロ−ル
を旨く行なえる様、原料油の5重量%以上又、重合開始
剤使用量の5倍以上であれば良い。
【0020】重合の反応は通常、重合温度20〜100
℃、好ましくは40〜80℃で行われる。反応系の圧力
は、大気圧以上もしくはそれ以下であっても良く、一
方、反応時間も重要ではなく、一般に数分ないし12時
間もしくはそれ以上にわたって変化することが出来る。
【0021】具体的な重合方法としては、反応器に重合
開始剤と重合溶媒とを投入し、重合開始剤を重合溶媒に
溶解又は懸濁させるために攪拌と温度コントロ−ルを実
施し、二成分重合反応系を生成させる。そして更に、こ
の生成した二成分重合反応系に原料油を徐々に投入する
ことにより重合を開始し、本発明の重合物を得る。
【0022】以上の操作によって得られた重合体は、通
常の方法に従って処理され、更に乾燥される。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが本発明はこれらに限定されない。尚、実施例及び
参考例中の部及び%は特に断りのない限り重量基準であ
る。
【0024】参考例 ステンレス製オ−トクレ−ブに塩化ベンゼン 100部
と触媒として塩化アルミニウム1.5部を仕込み、攪拌
しながら系の温度を60℃に維持した。次に、上記懸濁
溶液中にイソペンタン,1−ペンテン,2−メチル−1
−ブテン,n−ペンタン,イソプレン,2−ペンテン,
ピペリレン,シクロペンテン等を含有したナフサ分解留
分より得られるC5留分500部を原料油として、連続
的に90分間にわたり徐々に添加した。使用した原料油
の組成(重量%)は下記の通りである。
【0025】 3−メチル−1−ブテン 0.6% イソペンタン 15.1% 1,4−ペンタジエン 0.7% 1−ペンテン 4.0% 2−メチル−1−ブテン 5.8% n−ペンタン 23.2% イソプレン 15.4% トランス−2−ペンテン 4.5% シス−2−ペンテン 4.0% 2−メチル−2−ブテン 2.9% トランス−1,3−ペンタジエン7.1% シス−1,3−ペンタジエン 4.9% シクロペンテン 3.9% シクロペンタン 2.3% 2,3−ジメチル−1−ブテン 0.3% 2−メチルペンタン 3.3% 4−メチル−2−ペンテン 0.6% 3−メチルペンタン 0.8% n−ヘキサン 0.6% 系は反応による発熱のため温度上昇がみられるため、外
部より冷却して系内の温度が60℃になるように保っ
た。原料の添加終了後、更に90分間攪拌を継続し反応
の熟成を計り、その後3.0%水酸化ナトリウム水溶液
250部を添加して塩化アルミニウムを分解し、重合を
終了させた。
【0026】このようにして得られた混合溶液につい
て、攪拌を止め、更に1時間温度を保って静置すると、
重合物を溶解した上層の油相と不活性化された触媒より
得られた水酸化アルミニウムを含む下層の水相に分離し
た。
【0027】更に上層の油相のみをガラス製セパラブル
フラスコに移し、窒素を吹き込みつつ加熱して、未反応
炭化水素と溶媒を除去、回収した。この未反応炭化水素
と溶媒の混合物から、蒸留により沸点範囲20〜110
℃の未反応炭化水素留分のみを分離した。この留分の組
成(重量%)は下記の通りである。
【0028】 3−メチル−1−ブテン 0.9% イソペンタン 30.0% 1,4−ペンタジエン 2.5% 1−ペンテン 5.5% 2−メチル−1−ブテン 0.1% n−ペンタン 46.6% イソプレン 0.2% トランス−2−ペンテン 2.5% シス−2−ペンテン 1.1% 2−メチル−2−ブテン 0.1% トランス−1,3−ペンタジエン0.1% シス−1,3−ペンタジエン 0.5% シクロペンテン 2.3% シクロペンタン 3.4% 2,3−ジメチル−1−ブテン 0.1% 2−メチルペンタン 2.2% 4−メチル−2−ペンテン 0.1% 3−メチルペンタン 0.5% n−ヘキサン 0.2% 実施例1 ステンレス製オ−トクレ−ブに参考例にて回収した、沸
点範囲20〜110℃の未反応炭化水素留分75部と触
媒として塩化アルミニウム10部を仕込み、攪拌しなが
ら系の温度を60℃に維持した。
【0029】次に、上記懸濁溶液中にイソペンタン、1
−ペンテン,2−メチル−1−ブテン,n−ペンタン,
イソプレン,2−ペンテン,ピペリレン,シクロペンテ
ン等を含有したナフサ分解留分より得られるC5留分7
50部を原料油として、連続的に90分間にわたり徐々
に添加した。使用した原料油の組成(重量%)は下記の
通りである。
【0030】 3−メチル−1−ブテン 0.5% イソペンタン 18.4% 1,4−ペンタジエン 0.6% 1−ペンテン 3.4% 2−メチル−1−ブテン 5.1% n−ペンタン 25.1% イソプレン 14.0% トランス−2−ペンテン 4.5% シス−2−ペンテン 4.0% 2−メチル−2−ブテン 2.5% トランス−1,3−ペンタジエン6.3% シス−1,3−ペンタジエン 4.0% シクロペンテン 3.6% シクロペンタン 2.4% 2,3−ジメチル−1−ブテン 0.3% 2−メチルペンタン 3.3% 4−メチル−2−ペンテン 0.6% 3−メチルペンタン 0.8% n−ヘキサン 0.6% 系は反応による発熱のため温度上昇がみられるため、外
部より冷却して系内の温度が60℃になるように保っ
た。原料の添加終了後、更に90分間攪拌を継続し反応
の熟成を計り、その後3.0%水酸化ナトリウム水溶液
250部を添加して塩化アルミニウムを分解し、重合を
終了させた。
【0031】このようにして得られた混合溶液につい
て、攪拌を止め、更に1時間温度を保って静置すると、
重合物を溶解した上層の油相と不活性化された触媒より
得られた水酸化アルミニウムを含む下層の水相に分離し
た。
【0032】更に上層の油相のみをガラス製セパラブル
フラスコに移し、窒素を吹き込みつつ加熱して、未反応
炭化水素を除去、回収した。この留分の組成(重量%)
は下記の通りである。
【0033】 3−メチル−1−ブテン 0.7% イソペンタン 33.8% 1,4−ペンタジエン 1.9% 1−ペンテン 3.8% 2−メチル−1−ブテン 0.3% n−ペンタン 44.8% イソプレン 0.7% トランス−2−ペンテン 1.9% シス−2−ペンテン 0.9% 2−メチル−2−ブテン 0.1% トランス−1,3−ペンタジエン0.1% シス−1,3−ペンタジエン 0.4% シクロペンテン 1.9% シクロペンタン 3.1% 2,3−ジメチル−1−ブテン 0.1% 2−メチルペンタン 2.3% 4−メチル−2−ペンテン 0.1% 3−メチルペンタン 0.5% n−ヘキサン 0.3% 得られた炭化水素樹脂について、樹脂収率、及び軟化点
(JIS K−2207によって規定された環球法によ
り測定)、重量平均分子量及び数平均分子量(GPCに
より規定、東ソ−株式会社製HLC−8020)、ガ−
ドナ−色度(ASTM D−1544−63Tにより測
定)、及び種々の有機溶剤との溶解性等の物性を測定し
た。また、それらの結果は表1、表2中に、比較例と共
にあわせて示した。
【0034】実施例2 実施例1で示した重合の操作と同じ操作で重合を行なっ
たが、重合溶媒に参考例で回収した沸点範囲20〜11
0℃の未反応炭化水素を使用する代わりに、実施例1で
回収した未反応炭化水素留分を使用した。得られた樹脂
は実施例1と同様に色相良好で、種々の有機溶剤に対す
る溶解性も良好なものであった。
【0035】比較例1、2 実施例2で示した重合の操作と同じ操作で重合を行なっ
たが、重合溶媒に回収した未反応炭化水素留分を使用す
る代わりに、ベンゼン、塩化ベンゼンを使用した。得ら
れた樹脂の色相は、実施例に比べて悪いものであった。
【0036】比較例3 実施例2で示した重合の操作と同じ操作で重合を行なっ
たが、重合溶媒に回収した未反応炭化水素留分を使用す
る代わりに、エチルベンゼンを使用した。得られた樹脂
は、実施例に比べて軟化点も低く色相も悪いものであっ
た。
【0037】比較例4 実施例2で示した重合の操作と同じ操作で重合を行なっ
たが、重合溶媒に回収した未反応炭化水素留分を使用す
る代わりに、ヘキサンを使用した。得られた樹脂は、実
施例に比べて重量平均分子量が高く、ヘキサンに対する
溶解性の悪いものであった。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、重合触媒を溶解、又は懸濁させる重合溶媒に石
油類の分解の際に生成する沸点範囲20〜110℃の飽
和,不飽和の炭化水素成分の混合物であるC5留分を重
合反応させ、得られた脂肪族系石油樹脂を除去した未反
応炭化水素留分を用いて重合することにより、重合溶媒
の回収,分離,精製工程を必要としないプロセスで脂肪
族系石油樹脂を製造することが可能となり、その工業的
価値は高い。
【0041】又、本発明の脂肪族系石油樹脂は、原料油
に添加剤等を加えること無く、重合溶媒にベンゼン等の
有機溶剤を使用して得られた脂肪族系石油樹脂より色相
の優れた樹脂である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナフサ,石油の分解または改質の際に生成
    する沸点が20〜110℃の範囲である飽和,不飽和の
    炭化水素成分の混合物であるC5留分(以下、留分Aと
    いう)を原料として、フリ−デルクラフト型触媒を用い
    て重合を行ない脂肪族系石油樹脂を製造するにあたり、
    重合溶媒として留分Aを重合反応して得られた脂肪族系
    石油樹脂を除去した未反応の炭化水素留分を用いること
    を特徴とする脂肪族系石油樹脂の製造方法。
JP32985291A 1991-11-19 1991-11-19 脂肪族系石油樹脂の製造方法 Pending JPH05140238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32985291A JPH05140238A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 脂肪族系石油樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32985291A JPH05140238A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 脂肪族系石油樹脂の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05140238A true JPH05140238A (ja) 1993-06-08

Family

ID=18225956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32985291A Pending JPH05140238A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 脂肪族系石油樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05140238A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104710571A (zh) * 2015-02-04 2015-06-17 新疆独山子天利实业总公司 一种采用固相催化剂生产石油树脂的方法
CN105418848A (zh) * 2015-12-09 2016-03-23 宁波甬华树脂有限公司 一种三氟化硼催化制备c5石油树脂的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104710571A (zh) * 2015-02-04 2015-06-17 新疆独山子天利实业总公司 一种采用固相催化剂生产石油树脂的方法
CN105418848A (zh) * 2015-12-09 2016-03-23 宁波甬华树脂有限公司 一种三氟化硼催化制备c5石油树脂的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3577398A (en) Synthetic resin
US3640980A (en) Continuous process for the production of alfin polymers by polymerization of alfin monomers in an organic solvent and for recovering and recycling solvent
JP2964511B2 (ja) 高軟化点脂肪族系石油樹脂の製造方法
US2894937A (en) Process for preparing petroleum resins ii
JP6827556B2 (ja) 共役ジエン系重合体の製造方法及び共役ジエン系重合体の製造装置
US2856389A (en) Petroleum resins containing indene
US3505300A (en) Method of refining resins
JPH05140238A (ja) 脂肪族系石油樹脂の製造方法
US4391961A (en) Process for preparing light colored petroleum resins and resins produced thereby (CS-203)
EP0057510B1 (en) Improvements in the production of hydrocarbon resins and products resulting therefrom
US4403080A (en) Isomerization and polymerization of hydrocarbon resins
KR20140086109A (ko) 석유수지 제조용 분자량 조절제 및 이를 이용한 석유수지의 제조방법
JP5785191B2 (ja) 無害な溶媒における高cisポリブタジエンゴムおよびこれの調製方法
US3467632A (en) Method of making modified beta-pinene resin and resultant product
US3950453A (en) Process for preparing petroleum resins
US2849512A (en) Preparation of olefinc-aromatic feeds for solvent extraction
GB2044277A (en) Process for producing a cyclopentadiene copolymer and a composition comprising said copolymer and a rubber
EP0412597B1 (en) Method for removing A1C13-based catalyst residues from polymer mixtures
JPH05209023A (ja) 無色の炭化水素樹脂の製造方法及びそれから得られる樹脂
US2991275A (en) Hydrocarbon resins produced using cycloparaffinic diluent
JPH0578413A (ja) AlCl3 及び/またはその錯体化合物を基にした触媒残留物の改良除去法
US4562233A (en) Process for preparing light colored petroleum resins and resins produced thereby
US3640978A (en) Continuous process for the production of alfin polymers by polymerization of alfin monomers in an organic solvent and for recovering and recycling solvent
US3706720A (en) Continuous process for the production of alfin polymers
US3535296A (en) Continuous process for the production of alfin polymers in crumb form