JPH05141424A - 玉軸受装置 - Google Patents
玉軸受装置Info
- Publication number
- JPH05141424A JPH05141424A JP3295545A JP29554591A JPH05141424A JP H05141424 A JPH05141424 A JP H05141424A JP 3295545 A JP3295545 A JP 3295545A JP 29554591 A JP29554591 A JP 29554591A JP H05141424 A JPH05141424 A JP H05141424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball bearing
- magnetic fluid
- bearing
- peripheral surface
- lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
- F16C33/664—Retaining the liquid in or near the bearing
- F16C33/6644—Retaining the liquid in or near the bearing by a magnetic field acting on a magnetic liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】軸受ハウジングからの潤滑剤の漏れを完全に防
止するとともに、コンパクトかつ高性能で長期信頼性に
優れた玉軸受装置を提供するものである。 【構成】本発明の玉軸受装置は、玉軸受2の潤滑剤に磁
性流体22を使用するとともに、回転軸1と一体に回転
する回転スリーブ15の外周面の中心と、この回転スリ
ーブ15の周囲を包囲する軸受ブラケット17の内周面
の中心とを互いに偏心させて配置した粘性ポンプ機構2
1を構成し、この粘性ポンプ機構21により前記回転軸
1の回転に伴って磁性流体22が自己循環するよう構成
する一方、前記磁性流体22をティス16aと永久磁石
16bとを備えた磁性流体シール装置16でシールした
ことを特徴とする。
止するとともに、コンパクトかつ高性能で長期信頼性に
優れた玉軸受装置を提供するものである。 【構成】本発明の玉軸受装置は、玉軸受2の潤滑剤に磁
性流体22を使用するとともに、回転軸1と一体に回転
する回転スリーブ15の外周面の中心と、この回転スリ
ーブ15の周囲を包囲する軸受ブラケット17の内周面
の中心とを互いに偏心させて配置した粘性ポンプ機構2
1を構成し、この粘性ポンプ機構21により前記回転軸
1の回転に伴って磁性流体22が自己循環するよう構成
する一方、前記磁性流体22をティス16aと永久磁石
16bとを備えた磁性流体シール装置16でシールした
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦型回転機構における
玉軸受装置に係り、特に潤滑剤の漏れ防止の性能を向上
させた高性能な玉軸受装置に関する。
玉軸受装置に係り、特に潤滑剤の漏れ防止の性能を向上
させた高性能な玉軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各技術分野における環境汚染防止
規制が厳しくなる中で、各種回転機構の軸受潤滑剤の漏
れ防止対策が重要視されている。また、例えば原子力発
電所に設置される誘導電動機等の各種回転機構では長期
信頼性とメンテナンスフリーの要求が強い。
規制が厳しくなる中で、各種回転機構の軸受潤滑剤の漏
れ防止対策が重要視されている。また、例えば原子力発
電所に設置される誘導電動機等の各種回転機構では長期
信頼性とメンテナンスフリーの要求が強い。
【0003】ここに、軸受部からの潤滑剤の漏れは、環
境汚染に繋がるばかりでなく、潤滑剤不足による軸受性
能の悪化や、回転機構内への潤滑剤の漏洩による絶縁物
(コイルの被覆など)の劣化、更には絶縁破壊などを引
き起こし、事故発生への主な原因となる恐れがある。ま
た、潤滑油を冷却する水冷管の撤去による構造の簡略化
や小型化による省資源、並びにメンテナンスの簡略化の
要求が非常に強くなって来ている。次に、従来の玉軸受
装置の一般的な構成を図5に示す断面図を参照して説明
する。
境汚染に繋がるばかりでなく、潤滑剤不足による軸受性
能の悪化や、回転機構内への潤滑剤の漏洩による絶縁物
(コイルの被覆など)の劣化、更には絶縁破壊などを引
き起こし、事故発生への主な原因となる恐れがある。ま
た、潤滑油を冷却する水冷管の撤去による構造の簡略化
や小型化による省資源、並びにメンテナンスの簡略化の
要求が非常に強くなって来ている。次に、従来の玉軸受
装置の一般的な構成を図5に示す断面図を参照して説明
する。
【0004】同図において、符号1は玉軸受装置に回転
自在に支持される回転軸を示し、この回転軸1に玉軸受
2と回転スリーブ3とが嵌合され締付けナット4により
固定される。回転スリーブ3には、放射状に延びる数個
の自己ポンプ穴3aが穿設されている。
自在に支持される回転軸を示し、この回転軸1に玉軸受
2と回転スリーブ3とが嵌合され締付けナット4により
固定される。回転スリーブ3には、放射状に延びる数個
の自己ポンプ穴3aが穿設されている。
【0005】一方、玉軸受2は、この外周部に配置され
た軸受ブラケット5とこの軸受ブラケット5の上端に配
置された軸受押え6により固定されている。また、軸受
ブラケット5の下端部には、回転スリーブ3の自己ポン
プ穴3aに対応する位置に、円周溝5aとこの円周溝5
aに連通する数個の給油孔5bとが形成されるととも
に、軸受押え6にも前記給油孔5bに連通するこれと同
数の給油溝6aが設けられている。更に、前記軸受ブラ
ケット5の上部と下部には、複数個の上部排油孔5cと
下部排油孔5dとがそれぞれ形成されている。
た軸受ブラケット5とこの軸受ブラケット5の上端に配
置された軸受押え6により固定されている。また、軸受
ブラケット5の下端部には、回転スリーブ3の自己ポン
プ穴3aに対応する位置に、円周溝5aとこの円周溝5
aに連通する数個の給油孔5bとが形成されるととも
に、軸受押え6にも前記給油孔5bに連通するこれと同
数の給油溝6aが設けられている。更に、前記軸受ブラ
ケット5の上部と下部には、複数個の上部排油孔5cと
下部排油孔5dとがそれぞれ形成されている。
【0006】軸受ブラケット5は、軸受ハウジング7に
取り付けられ、この軸受ハウジング7の底部には、油筒
8が取り付けられている。また、軸受ハウジング7の内
部には、潤滑油9が貯蔵され、この貯蔵された潤滑油9
の内部に水冷管10が位置するようなされている。
取り付けられ、この軸受ハウジング7の底部には、油筒
8が取り付けられている。また、軸受ハウジング7の内
部には、潤滑油9が貯蔵され、この貯蔵された潤滑油9
の内部に水冷管10が位置するようなされている。
【0007】軸受押え6の上面にラビリンスシール11
が配置されているとともに、このラビリングシール11
の上方に軸流ファン12が、この軸流ファン12の側方
に防風板13が、この防風板13の内部にステータコイ
ル14がそれぞれ配置される。次にこの玉軸受装置の作
用を説明する。
が配置されているとともに、このラビリングシール11
の上方に軸流ファン12が、この軸流ファン12の側方
に防風板13が、この防風板13の内部にステータコイ
ル14がそれぞれ配置される。次にこの玉軸受装置の作
用を説明する。
【0008】回転軸1が回転すると、潤滑油9は、回転
軸1に取り付けられた回転スリーブ3の遠心力作用によ
り自己ポンプ穴3aを介して円周溝5a、数個の給油孔
5bから給油溝6aと順次通過して玉軸受2に上部から
供給される。
軸1に取り付けられた回転スリーブ3の遠心力作用によ
り自己ポンプ穴3aを介して円周溝5a、数個の給油孔
5bから給油溝6aと順次通過して玉軸受2に上部から
供給される。
【0009】玉軸受2に供給された潤滑油9は玉軸受2
を潤滑する一方、余分な潤滑油9は、上部排油孔5cよ
り軸受ハウジング7に排出される。一方、玉軸受2に供
給された潤滑油9は、玉軸受2の潤滑と冷却を行った後
に下部排油孔5dより軸受ハンジング7に排出される。
この潤滑油9は、玉軸受2の発熱により温度が高くなる
が冷却管10の周りを流動する際に冷却されるようにな
っている。
を潤滑する一方、余分な潤滑油9は、上部排油孔5cよ
り軸受ハウジング7に排出される。一方、玉軸受2に供
給された潤滑油9は、玉軸受2の潤滑と冷却を行った後
に下部排油孔5dより軸受ハンジング7に排出される。
この潤滑油9は、玉軸受2の発熱により温度が高くなる
が冷却管10の周りを流動する際に冷却されるようにな
っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
玉軸受装置における循環給油パスでは、軸受ハウジング
7内における回転スリーブ3による潤滑油9の攪拌が大
きく、また玉軸受2の内部ではころがり損失並びに潤滑
油の攪拌損失により潤滑油9の温度が高くなり、軸受ハ
ウジング7内の潤滑油9の上面から潤滑油9のベーパが
発生する。更に、発生したベーパとより軸受ハウジング
7の内部圧力が高くなることや軸流ファン12により軸
受ハウジング7の外部が負圧となることから、ラビリン
スシール11より破線の矢印で示す油漏れが発生する。
玉軸受装置における循環給油パスでは、軸受ハウジング
7内における回転スリーブ3による潤滑油9の攪拌が大
きく、また玉軸受2の内部ではころがり損失並びに潤滑
油の攪拌損失により潤滑油9の温度が高くなり、軸受ハ
ウジング7内の潤滑油9の上面から潤滑油9のベーパが
発生する。更に、発生したベーパとより軸受ハウジング
7の内部圧力が高くなることや軸流ファン12により軸
受ハウジング7の外部が負圧となることから、ラビリン
スシール11より破線の矢印で示す油漏れが発生する。
【0011】このため、長期間に亘る運転ではかなりの
量の潤滑油が機内へと排出されることになり、ステータ
コイル14の絶縁劣化や機外漏れの場合には環境汚染を
招くばかりでなく、軸受ハウジング7の潤滑油9の油量
不足により軸受潤滑性能が低下して、軸受損傷へとつな
がることがあるといった問題点があった。
量の潤滑油が機内へと排出されることになり、ステータ
コイル14の絶縁劣化や機外漏れの場合には環境汚染を
招くばかりでなく、軸受ハウジング7の潤滑油9の油量
不足により軸受潤滑性能が低下して、軸受損傷へとつな
がることがあるといった問題点があった。
【0012】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、軸受ハウジングからの潤滑剤の漏れを完全に防
止するとともに、コンパクトかつ高性能で長期信頼性に
優れた玉軸受装置を提供することを目的とする。
もので、軸受ハウジングからの潤滑剤の漏れを完全に防
止するとともに、コンパクトかつ高性能で長期信頼性に
優れた玉軸受装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る玉軸受装置は、玉軸受の潤滑剤に磁性
流体を使用するとともに、回転軸と一体に回転する回転
スリーブの外周面の中心とこの回転スリーブの周囲を包
囲する軸受ブラケットの内周面の中心とを互いに偏心さ
せて配置した粘性ポンプ機構を介して前記回転軸の回転
に伴って磁性流体が自己循環するよう構成する一方、前
記磁性流体をティスと永久磁石とを備えた磁性流体シー
ル装置でシールしたものである。
め、本発明に係る玉軸受装置は、玉軸受の潤滑剤に磁性
流体を使用するとともに、回転軸と一体に回転する回転
スリーブの外周面の中心とこの回転スリーブの周囲を包
囲する軸受ブラケットの内周面の中心とを互いに偏心さ
せて配置した粘性ポンプ機構を介して前記回転軸の回転
に伴って磁性流体が自己循環するよう構成する一方、前
記磁性流体をティスと永久磁石とを備えた磁性流体シー
ル装置でシールしたものである。
【0014】
【作用】本発明の玉軸受装置によれば、玉軸受の潤滑剤
として磁性流体を使用し、この磁性流体を粘性ポンプ機
構を介して回転軸の回転に伴って自己循環させることに
より、玉軸受に対する十分な潤滑性能を得ることができ
るとともに、磁性流体を磁性流体シール装置の永久磁石
の作る磁界で形成した磁性流体膜で完全にシールして粘
性流体の流体漏れを完全に防止することができる。
として磁性流体を使用し、この磁性流体を粘性ポンプ機
構を介して回転軸の回転に伴って自己循環させることに
より、玉軸受に対する十分な潤滑性能を得ることができ
るとともに、磁性流体を磁性流体シール装置の永久磁石
の作る磁界で形成した磁性流体膜で完全にシールして粘
性流体の流体漏れを完全に防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る玉軸受装置の一実施例を
図1〜図4を参照して説明する。ここに、図1は玉軸受
装置の縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図
1のB−B断面図、図4は図1のC部詳細図をそれぞれ
示し、図5の従来例で示した部品と同一構成部品につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
図1〜図4を参照して説明する。ここに、図1は玉軸受
装置の縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図
1のB−B断面図、図4は図1のC部詳細図をそれぞれ
示し、図5の従来例で示した部品と同一構成部品につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
【0016】本実施例の玉軸受装置において、磁性体材
料からなる回転スリーブ15が玉軸受2の内輪の下部の
回転軸1に取り付けられ、この回転スリーブ15の外周
面側には、磁性流体シール装置16が軸受ブラケット1
7に組込まれ押さえ板18によって固定されている。
料からなる回転スリーブ15が玉軸受2の内輪の下部の
回転軸1に取り付けられ、この回転スリーブ15の外周
面側には、磁性流体シール装置16が軸受ブラケット1
7に組込まれ押さえ板18によって固定されている。
【0017】この磁性流体シール装置16は、図3及び
図4に詳細に示すように、内周面に歯形形状を持つ複数
個、例えば2個のティス16aと、リング状あるいは小
円筒から構成される複数の永久磁石16bと、非磁性体
材料のケース16cと、Oリング19とから主に構成さ
れる。この磁性流体シール装置16は、玉軸受2の上部
に配置された軸受押え20に同様にして取り付けられ
る。
図4に詳細に示すように、内周面に歯形形状を持つ複数
個、例えば2個のティス16aと、リング状あるいは小
円筒から構成される複数の永久磁石16bと、非磁性体
材料のケース16cと、Oリング19とから主に構成さ
れる。この磁性流体シール装置16は、玉軸受2の上部
に配置された軸受押え20に同様にして取り付けられ
る。
【0018】玉軸受2の下部に位置する軸受ブラケット
17の内周面の中心は、図2に示すように回転スリーブ
15の外周面の中心に対して偏心量eだけ偏心した状態
に配置され、この軸受ブラケット17と回転スリーブ1
5により粘性ポンプ機構21が構成される。また、軸受
ブラケット17の偏心方向の反対側には縦溝17aが、
また偏心位置より回転遅れ側に約30°回転した位置に
は磁性流体22の吐出口17bがそれぞれ設けられると
ともに、玉軸受2の外輪外周位置の軸受ブラケット17
の内周面には数個からなる軸方向溝17cが形成され、
これによって磁性流体22が回転軸1の回転に伴って前
記ポンプ機構21を介して自己循環するよう構成されて
いる。
17の内周面の中心は、図2に示すように回転スリーブ
15の外周面の中心に対して偏心量eだけ偏心した状態
に配置され、この軸受ブラケット17と回転スリーブ1
5により粘性ポンプ機構21が構成される。また、軸受
ブラケット17の偏心方向の反対側には縦溝17aが、
また偏心位置より回転遅れ側に約30°回転した位置に
は磁性流体22の吐出口17bがそれぞれ設けられると
ともに、玉軸受2の外輪外周位置の軸受ブラケット17
の内周面には数個からなる軸方向溝17cが形成され、
これによって磁性流体22が回転軸1の回転に伴って前
記ポンプ機構21を介して自己循環するよう構成されて
いる。
【0019】玉軸受装置は回転軸1の回転に伴って回転
スリーブ15が回転するのであるが、この時、粘性ポン
プ機構21の楔形状の隙間内に吸い込まれた磁性流体2
2には、隙間の楔膜と粘性効果により一点鎖線で示す膜
圧力が発生し、この膜厚力によって吐出口17bより供
給溝20aを介して磁性流体22が玉軸受2に少量づつ
供給されるようなされている。
スリーブ15が回転するのであるが、この時、粘性ポン
プ機構21の楔形状の隙間内に吸い込まれた磁性流体2
2には、隙間の楔膜と粘性効果により一点鎖線で示す膜
圧力が発生し、この膜厚力によって吐出口17bより供
給溝20aを介して磁性流体22が玉軸受2に少量づつ
供給されるようなされている。
【0020】さらに、軸受ブラケット17の外周面に
は、軸方向に沿って数本の円筒溝17dが設けられ、こ
の軸受ブラケット17の外周部にはシール円筒23がO
リング24を介装した状態で嵌合されている。このシー
ル円筒23には、軸対称に冷却媒体の入口管25と出口
管26とがそれぞれ接続されている。
は、軸方向に沿って数本の円筒溝17dが設けられ、こ
の軸受ブラケット17の外周部にはシール円筒23がO
リング24を介装した状態で嵌合されている。このシー
ル円筒23には、軸対称に冷却媒体の入口管25と出口
管26とがそれぞれ接続されている。
【0021】なお、軸受ブラケット17の入口管25と
出口管26に相対する位置には、前記円筒溝17dに直
交する直交溝17eがそれぞれ設けられる一方、玉軸受
2の下方には、回転スリーブ15と軸受ブラケット17
とによって磁性流体22が溜まる貯槽27となる空隙が
形成されている。なお、軸受押え20には、供給溝20
aと排出溝20bが設けられている。次に玉軸受装置の
作用について説明する。
出口管26に相対する位置には、前記円筒溝17dに直
交する直交溝17eがそれぞれ設けられる一方、玉軸受
2の下方には、回転スリーブ15と軸受ブラケット17
とによって磁性流体22が溜まる貯槽27となる空隙が
形成されている。なお、軸受押え20には、供給溝20
aと排出溝20bが設けられている。次に玉軸受装置の
作用について説明する。
【0022】図4に示すように、磁性流体シール装置1
6の永久磁石16bにより破線で示すような磁路が形成
される。この時、ティス16aの内周面に設けられた歯
形形状部に磁束が集中されることから、強固な磁性流体
22によるシール膜が形成され、これによって磁性材料
22の漏れが確実に防止される。
6の永久磁石16bにより破線で示すような磁路が形成
される。この時、ティス16aの内周面に設けられた歯
形形状部に磁束が集中されることから、強固な磁性流体
22によるシール膜が形成され、これによって磁性材料
22の漏れが確実に防止される。
【0023】また、回転軸1が図2の矢印方向Rに回転
することにより、縦溝17aから粘性ポンプ装置21の
楔形の隙間内に吸い込まれた磁性流体には、隙間の楔膜
と粘性効果により、一点破線で示す膜圧力が発生する。
この膜圧力は吐出口17b付近で最も高くなり、この膜
圧力により、吐出口17bより供給溝20aを介して玉
軸受2に少量の磁性流体22が供給される。
することにより、縦溝17aから粘性ポンプ装置21の
楔形の隙間内に吸い込まれた磁性流体には、隙間の楔膜
と粘性効果により、一点破線で示す膜圧力が発生する。
この膜圧力は吐出口17b付近で最も高くなり、この膜
圧力により、吐出口17bより供給溝20aを介して玉
軸受2に少量の磁性流体22が供給される。
【0024】玉軸受2の冷却が十分なされているものに
ついては、その潤滑量は微量(例えば数cc/mi
n.)で十分であり、玉軸受2の内部に供給されない磁
性流体22の余剰量は排出溝22bより貯槽27内に還
元される。
ついては、その潤滑量は微量(例えば数cc/mi
n.)で十分であり、玉軸受2の内部に供給されない磁
性流体22の余剰量は排出溝22bより貯槽27内に還
元される。
【0025】一方、玉軸受装置は、玉軸受2の冷却強化
が重要となることから、軸受ブラケット17の外周に設
けられたシール円筒23の入口管25より、例えば空気
や水等の冷却媒体を流入させ、直交溝17eから冷却効
率を上げるべく円筒溝17dを貫通させ、その後、出口
管26より外部に放出させることにより、玉軸受2の冷
却強化を図っている。
が重要となることから、軸受ブラケット17の外周に設
けられたシール円筒23の入口管25より、例えば空気
や水等の冷却媒体を流入させ、直交溝17eから冷却効
率を上げるべく円筒溝17dを貫通させ、その後、出口
管26より外部に放出させることにより、玉軸受2の冷
却強化を図っている。
【0026】以上の構成と作用により、潤滑剤の玉軸受
装置内・外への漏れを完全に防止でき、かつ磁性流体を
潤滑剤として、玉軸受により安定した潤滑性能と冷却性
能とを得ることができるばかりでなく、構造が比較的簡
単でメンテナンスに優れたものとなすことができる。
装置内・外への漏れを完全に防止でき、かつ磁性流体を
潤滑剤として、玉軸受により安定した潤滑性能と冷却性
能とを得ることができるばかりでなく、構造が比較的簡
単でメンテナンスに優れたものとなすことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
停止状態から高速運転領域に亘る広い範囲において、軸
受部からの潤滑剤の漏れをほぼ完璧にシールすることが
でき、且つ、十分な潤滑性能を得ることができる。これ
により、軸受性能の低下や環境汚染を改善することがで
きるとともに、長期信頼性に優れ、メンテナンスの簡素
化を図ることができる。
停止状態から高速運転領域に亘る広い範囲において、軸
受部からの潤滑剤の漏れをほぼ完璧にシールすることが
でき、且つ、十分な潤滑性能を得ることができる。これ
により、軸受性能の低下や環境汚染を改善することがで
きるとともに、長期信頼性に優れ、メンテナンスの簡素
化を図ることができる。
【図1】本発明に係る玉軸受装置の一実施例を示す断面
図。
図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】図1のC部拡大図。
【図5】従来の玉軸受装置を示す断面図。
1 回転軸 2 玉軸受 15 回転スリーブ 16 粘性シール装置 16a ティス 16b 永久磁石 17 軸受ブラケット 21 粘性ポンプ機構 22 磁性流体
Claims (1)
- 【請求項1】 玉軸受の潤滑剤に磁性流体を使用すると
ともに、回転軸と一体に回転する回転スリーブの外周面
の中心とこの回転スリーブの周囲を包囲する軸受ブラケ
ットの内周面の中心とを互いに偏心させて粘性ポンプ機
構を構成し、この粘性ポンプ機構により回転軸の回転に
伴って前記磁性流体が自己循環するよう構成する一方、
前記磁性流体をティスと永久磁石とを備えた磁性流体シ
ール装置でシールしたことを特徴とする玉軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3295545A JPH05141424A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 玉軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3295545A JPH05141424A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 玉軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141424A true JPH05141424A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17822037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3295545A Pending JPH05141424A (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 玉軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05141424A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL424082A1 (pl) * | 2017-12-27 | 2019-07-01 | Akademia Górniczo-Hutnicza im. Stanisława Staszica w Krakowie | Ślizgowe łożysko oporowe smarowane cieczą magnetyczną |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP3295545A patent/JPH05141424A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| PL424082A1 (pl) * | 2017-12-27 | 2019-07-01 | Akademia Górniczo-Hutnicza im. Stanisława Staszica w Krakowie | Ślizgowe łożysko oporowe smarowane cieczą magnetyczną |
| PL233734B1 (pl) * | 2017-12-27 | 2019-11-29 | Akademia Gorniczo Hutnicza Im Stanislawa Staszica W Krakowie | Slizgowe lozysko oporowe smarowane ciecza magnetyczna |
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