JPH05141965A - スペツクルノイズの除去装置 - Google Patents

スペツクルノイズの除去装置

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JPH05141965A
JPH05141965A JP3334269A JP33426991A JPH05141965A JP H05141965 A JPH05141965 A JP H05141965A JP 3334269 A JP3334269 A JP 3334269A JP 33426991 A JP33426991 A JP 33426991A JP H05141965 A JPH05141965 A JP H05141965A
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light
speckle noise
laser
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Kazuo Nakazawa
和夫 中澤
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Ono Sokki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサに悪影響のある振動を与えることな
く、確実にスペックルノイズを除去することを可能とす
る。 【構成】 レーザ光を物体面に投射し、その反射光を撮
像系によって撮像する装置に用いられるスペックルノイ
ズの除去装置において、物体面までの光路が異なるよう
に複数配置された投光手段11a〜11nと、投光手段
を組み合わせて所定の時間内に複数回点灯させる点灯制
御手段15,18とからなり、投光手段から投光される
複数の組み合わせからなるレーザ光をインコヒーレント
加算することによりスペックルノイズを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いた距離
計測装置などに用いるスペックルノイズの除去装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】3次元距離計測は、ロボットビジョンに
限らず、医用、アパレル等多くの分野で重要な情報入力
手段となっている。このような計測の中で、レーザ光を
用いた手法は、安定性や計測精度の点から他の手法と比
較して優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したレー
ザ光を用いた距離計測では、レーザの高い干渉性のため
にスペックルノイズが発生し、計測精度に対して悪影響
を与えていた。ここで、スペックルノイズとは、レーザ
光のように高い可干渉性を持つ波によって発生するノイ
ズである。
【0004】このようなレーザ光を用いた距離計測で
は、レーザスポット光やスリット光を計測対象に投影
し、その反射光を撮像して距離を計測する。そのため、
スペックルノイズの発生原因としては、物体表面での
波長程度の凹凸による光路差、物体表面から撮像素子
までの経路の違いによる光路差の2つが考えられる。し
たがって、スペックルノイズを除去するためには、複数
の光路を伝搬してきた光をインコヒーレント加算するこ
とによって除去できることになる。
【0005】この手法を実現するために、物体または撮
像素子を振動させることも考えられるが、そのような振
動はセンサにとって悪影響を与えてしまい、距離計測器
などに適用するスペックルノイズの除去方法として採用
することはできない。
【0006】本発明の目的は、前述の課題を解決し、セ
ンサに悪影響のある振動を与えることなく、確実にスペ
ックルノイズを除去するスペックルノイズの除去装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるスペックル
ノイズの除去装置は、レーザ光を物体面に投射し、その
反射光を撮像系によって撮像する装置に用いられるスペ
ックルノイズの除去装置において、前記物体面までの光
路が異なるように複数配置された投光手段と、前記投光
手段を組み合わせて所定の時間内に複数回点灯させる点
灯制御手段とからなり、前記投光手段から投光される複
数の組み合わせからなるレーザ光をインコヒーレント加
算することによりスペックルノイズを除去するように構
成してある。
【0008】
【作用】本発明によれば、投光手段を物体面までの光路
が異なるように複数配置して、点灯制御手段によって所
定時間内にランダムに点灯させると、複数のレーザ光が
あたかも1つのレーザ光のようにして、物体面に投光さ
れる。それらのレーザ光は、その組み合わせによって、
特有なスペックルノイズが発生する。物体面から反射さ
れたレーザ光は、所定の時間内に点灯した全ての組み合
わせにより平均化されるので、スペックルノイズが除去
される。
【0009】
【実施例】次に、実施例をあげて、本発明を詳細に説明
する。図1は、本発明によるスペックルノイズの除去装
置の第1の実施例を示したブロック図、図2は、第1の
実施例に係る除去装置に用いる投射手段を示した斜視
図、図3は、第1の実施例に係る除去装置の動作を説明
する線図である。
【0010】この実施例のスペックルノイズの除去装置
は、図1に示すように、レーザ光を用いた計測装置に組
み込んだものである。投光器11a〜11nは、レーザ
光源から発振した光をスリット光にして投射するための
ものであり、物体面Aまでの光路が異なるように配置さ
れている。これらの投光器11a〜11nは、CPU1
5からの信号により、レーザコントローラ18を介し
て、所定の時間内に所定の組み合わせでランダムに点灯
されるように制御される。投光器11a〜11nから投
射されたスリット光は、物体面Aに照射され、その反射
光が結像レンズ12によって、CCD14上の観察面B
に結像する。このときに、レーザ光は、投光器11a〜
11nの組み合わせによって、特有なスペックルノイズ
が発生する(図3(A)参照)。しかし、物体面Aから
反射されてしたレーザ光は、所定のシャッタ時間内に点
灯した全ての組み合わせにより平均化されるので、スペ
ックルノイズが除去される(図3(B)参照)。
【0011】CCDカメラ14の出力は、カメラコント
ローラ16によって、画像メモリ17の入力信号として
変換され、その変換された信号は、画像メモリ17に一
時記憶される。CPU15は、画像メモリ17上でデー
タの処理を行い、物体面Aの三次元的な表面形状を算出
して出力する。CPU15の出力は、CRT,プリンタ
や磁気記録装置等からなる表示・記録装置20に出力さ
れる。
【0012】この実施例のように、撮像素子としてCC
Dカメラ14を用いた場合には、1/30秒で1画面が
取り込まれる。したがって、この期間内に、投光器11
a〜11nの所定の組み合わせパターンを出現させるこ
とによって、距離計算用のCPU15には、特別な演算
をさせる必要がない。
【0013】次に、n個の投光器11a〜11nの点灯
の仕方について説明する。投光器11a〜11nを1個
点灯させる場合には、n個の組み合わせの数だけ存在す
る。また、投光器11a〜11nを2個点灯させる場合
には、n個の中から2個を取り出す組み合わせの数だけ
存在する。さらに、投光器11a〜11nをm個点灯さ
せる場合には、n個の中からm個を取り出す組み合わせ
の数だけ存在する。
【0014】このような点灯は、1サンプリング時間内
に、全ての点灯を終了させることにより、本来の計測用
センサになんら変更を加えることなく、スペックルノイ
ズの除去が可能となる。また、点灯時間は、光強度を考
慮して、点灯させる投光器11a〜11nの数に反比例
させることが好ましい。
【0015】例えば、シャッタ時間を1/30秒とし
て、4個の投光器を用いて、1個点灯させる場合には 4
1 =4通り、2個点灯させる場合には 42 =6通
り、3個点灯させる場合には 43 =4通り、4個点灯
させる場合には 44 =1通りの15通りある。これら
全ての組み合わせで、1/30秒以内に点灯させること
により、151/2 のノイズを除去し、計測精度を向上さ
せることができる。点灯時間および光強度は、各組み合
わせにおいて、点灯時間×光強度×点灯個数を一定にす
ることが必要である。例えば、光強度を一定とした場合
には、点灯個数が1個、2個、3個、4個の場合に、点
灯時間をそれぞれ1、1/2、1/3、1/4の割合に
制御すればよい。
【0016】図4は、本発明によるスペックルノイズの
除去装置の第2の実施例を示した斜視図である。なお、
以下に説明する各実施例では、第1の実施例と重複する
部分は省略して、相違点のみ説明する。第2の実施例で
は、投光手段として、マルチチャンネルLD21を用い
て、コリメータレンズ22およびシリンドリカルレンズ
23を通過させることにより、スリット光群を生成した
ものである。この実施例のようなマルチチャンネルLD
21を用いることにより、投光器を小型化することがで
きる。
【0017】図5は、本発明によるスペックルノイズの
除去装置の第3の実施例を示した斜視図である。第3の
実施例では、投光手段として、LD31a〜31nから
ビーム状のレーザ光を発振させて、ハーフミラー32a
〜32nにより順次反射させたものである。この実施例
は、レーザを用いた距離計測において、ビーム光を用い
るものに適用できるようにしたものである。
【0018】なお、シャッタ時間が非常に短い場合など
であって、点灯回数が十分にとれないときには、撮像さ
れた像をCPU内においてインコヒーレント加算して平
均化するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザを用いた距離計測などにおいて問題となるスペッ
クルノイズを、複数の投光手段からの光束を組み合わせ
て投射して、インコヒーレント加算して平均化するよう
にしたので、スペックルノイズを除去することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスペックルノイズの除去装置の第
1の実施例を示したブロック図である。
【図2】第1の実施例に係るスペックルノイズの除去装
置に用いる投光手段を示した斜視図である。
【図3】第1の実施例に係るスペックルノイズの除去装
置の動作を説明するための図である。
【図4】本発明によるスペックルノイズの除去装置の第
2の実施例を示した斜視図である。
【図5】本発明によるスペックルノイズの除去装置の第
3の実施例を示した斜視図である。
【符号の説明】
11a〜11n 投光器 12 結像レンズ 14 CCDカメラ 15 CPU 16 カメラコントローラ 17 画像メモリ 18 レーザコントローラ 20 表示・記録装置 21 マルチチャンネルレーザ光源 22 コリメートレンズ 23 シリンドリカルレンズ 31a〜31n レーザ光源 32a〜32n ハーフミラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を物体面に投射し、その反射光
    を撮像系によって撮像する装置に用いられるスペックル
    ノイズの除去装置において、 前記物体面までの光路が異なるように複数配置された投
    光手段と、 前記投光手段を組み合わせて所定の時間内に複数回点灯
    させる点灯制御手段とからなり、 前記投光手段から投光される複数の組み合わせからなる
    レーザ光をインコヒーレント加算することによりスペッ
    クルノイズを除去することを特徴とするスペックルノイ
    ズの除去装置。
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