JPH05142076A - 差圧センサ及びそのダイヤフラム - Google Patents
差圧センサ及びそのダイヤフラムInfo
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- JPH05142076A JPH05142076A JP30638991A JP30638991A JPH05142076A JP H05142076 A JPH05142076 A JP H05142076A JP 30638991 A JP30638991 A JP 30638991A JP 30638991 A JP30638991 A JP 30638991A JP H05142076 A JPH05142076 A JP H05142076A
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 差圧センサにおいて、検出特性の線形性及び
検出精度を高め、動作信頼性を実用性のあるものとし、
更に小型化する。加えて、そのダイヤフラムに関し、構
造的に圧力検出精度を高くし、製作工程における各部の
位置合せを正確に且つ簡単に行うことを可能とする。 【構成】 2つの異なる圧力に感応し、2つの圧力の差
を計測する差圧センサであり、少なくとも2つの起歪部
2を有する圧力検出部材1を設け、2つの起歪部2の各
受圧面の反対側面に、同時に製作される圧力検出用成膜
部1Bを設ける。圧力検出部材1は1つの部材で形成さ
れるか、又は少なくとも2つの孔52,53を有する支
持部材51と2つの孔が開口する支持部材の端面に各孔
の開口部を塞ぐように接合された板状部材54とから構
成される。またダイヤフラム1Aは、単一の板状部材で
形成され、少なくとも2つの薄肉部を形成することによ
り少なくとも2つの起歪部2を有し、これらの起歪部の
成膜面が単一面である。更に成膜面の周囲に段差5を形
成し、この段差5を利用して所定位置関係にある2つの
位置合せ部を設けた。
検出精度を高め、動作信頼性を実用性のあるものとし、
更に小型化する。加えて、そのダイヤフラムに関し、構
造的に圧力検出精度を高くし、製作工程における各部の
位置合せを正確に且つ簡単に行うことを可能とする。 【構成】 2つの異なる圧力に感応し、2つの圧力の差
を計測する差圧センサであり、少なくとも2つの起歪部
2を有する圧力検出部材1を設け、2つの起歪部2の各
受圧面の反対側面に、同時に製作される圧力検出用成膜
部1Bを設ける。圧力検出部材1は1つの部材で形成さ
れるか、又は少なくとも2つの孔52,53を有する支
持部材51と2つの孔が開口する支持部材の端面に各孔
の開口部を塞ぐように接合された板状部材54とから構
成される。またダイヤフラム1Aは、単一の板状部材で
形成され、少なくとも2つの薄肉部を形成することによ
り少なくとも2つの起歪部2を有し、これらの起歪部の
成膜面が単一面である。更に成膜面の周囲に段差5を形
成し、この段差5を利用して所定位置関係にある2つの
位置合せ部を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差圧センサ及びそのダイ
ヤフラムに係り、特に、土木機械や建設機械等に組み込
まれる油圧システムの油圧回路各部の差圧の検出に好適
な差圧センサ及びそのダイヤフラムに関する。
ヤフラムに係り、特に、土木機械や建設機械等に組み込
まれる油圧システムの油圧回路各部の差圧の検出に好適
な差圧センサ及びそのダイヤフラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の差圧センサの例は、次の通りであ
る。まず代表的な第1の構成としては、単一圧力を検出
する圧力センサを2つ用意し、これらの圧力センサのそ
れぞれで異なる圧力を検出し、それらの差を計算して差
圧を求めるように構成される例である。この圧力センサ
は、圧力を導く部分と、圧力に受けて変形する起歪部
と、起歪部の変形状態に基づき印加圧力を検出する圧力
検出用成膜部を備える。この圧力検出用成膜部は、半導
体により所定のパターンの歪み検出部を備える。第2の
構成としては、1つの板状のダイヤフラムの表裏の両面
に異なる2つの圧力を印加するように構成し、2つの圧
力の差圧に応じてダイヤフラムが変形するとき、その変
形状態を、一方の面に形成した前記圧力検出用成膜部に
基づいて検出するように構成される例である。上記の圧
力検出用成膜部では、複数の歪みゲージを利用して、圧
力又は差圧を検出している。
る。まず代表的な第1の構成としては、単一圧力を検出
する圧力センサを2つ用意し、これらの圧力センサのそ
れぞれで異なる圧力を検出し、それらの差を計算して差
圧を求めるように構成される例である。この圧力センサ
は、圧力を導く部分と、圧力に受けて変形する起歪部
と、起歪部の変形状態に基づき印加圧力を検出する圧力
検出用成膜部を備える。この圧力検出用成膜部は、半導
体により所定のパターンの歪み検出部を備える。第2の
構成としては、1つの板状のダイヤフラムの表裏の両面
に異なる2つの圧力を印加するように構成し、2つの圧
力の差圧に応じてダイヤフラムが変形するとき、その変
形状態を、一方の面に形成した前記圧力検出用成膜部に
基づいて検出するように構成される例である。上記の圧
力検出用成膜部では、複数の歪みゲージを利用して、圧
力又は差圧を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】2つの圧力センサを利
用して差圧を計測する構成例では、それぞれの圧力セン
サは別々に製作されるため、完全に同一に作ることがで
きず、それぞれの圧力検出特性が同じにならない。従っ
て、同一の検出特性に基づいて検出された2つの圧力の
差ではないので、算出された差圧の精度が低下し、また
実際の圧力差に対する検出信号の線形性も良くない。そ
こで、各圧力センサの検出特性を一致させるための調整
回路が必要となるが、これが製品のコストアップを招
く。更に、2つの圧力センサを組み込む構成を採用しな
ければならないため、装置を小型化することができない
という不具合が生じる。
用して差圧を計測する構成例では、それぞれの圧力セン
サは別々に製作されるため、完全に同一に作ることがで
きず、それぞれの圧力検出特性が同じにならない。従っ
て、同一の検出特性に基づいて検出された2つの圧力の
差ではないので、算出された差圧の精度が低下し、また
実際の圧力差に対する検出信号の線形性も良くない。そ
こで、各圧力センサの検出特性を一致させるための調整
回路が必要となるが、これが製品のコストアップを招
く。更に、2つの圧力センサを組み込む構成を採用しな
ければならないため、装置を小型化することができない
という不具合が生じる。
【0004】単一のダイヤフラムの両面を受圧面として
構成された差圧センサでは、圧力検出用成膜部が形成さ
れたダイヤフラム面の側に直接的に一方の圧油等が印加
されるため、圧力検出用成膜部の保護を十分に行う必要
が生じる。しかし、実際上の問題として、圧力検出用成
膜部を完全に保護することができず、その結果、圧力検
出用成膜部の検出機能の信頼性が低下し、センサ自体の
信頼性が低下するおそれがある。更に、圧力検出用成膜
部に接続された検出信号を取り出すための信号取出しワ
イヤは、圧油の中に配線されることになるため、圧油の
影響を受け、切断されるおそれがあり、信頼性の点で問
題を有する。
構成された差圧センサでは、圧力検出用成膜部が形成さ
れたダイヤフラム面の側に直接的に一方の圧油等が印加
されるため、圧力検出用成膜部の保護を十分に行う必要
が生じる。しかし、実際上の問題として、圧力検出用成
膜部を完全に保護することができず、その結果、圧力検
出用成膜部の検出機能の信頼性が低下し、センサ自体の
信頼性が低下するおそれがある。更に、圧力検出用成膜
部に接続された検出信号を取り出すための信号取出しワ
イヤは、圧油の中に配線されることになるため、圧油の
影響を受け、切断されるおそれがあり、信頼性の点で問
題を有する。
【0005】以上の観点から、実用性の高い差圧センサ
を製作するにあたり、2つの圧力検出部を含む場合に、
それらの圧力検出部の圧力検出特性が、製作後に特別に
調整回路を付加しなくても構造として基本的に検出特性
が一致していること、且つその後の長期にわたる継続的
使用において、安定して良好な検出特性で差圧を検出
し、構造的に破損せず、動作信頼性が高いものであるこ
とが望まれる。
を製作するにあたり、2つの圧力検出部を含む場合に、
それらの圧力検出部の圧力検出特性が、製作後に特別に
調整回路を付加しなくても構造として基本的に検出特性
が一致していること、且つその後の長期にわたる継続的
使用において、安定して良好な検出特性で差圧を検出
し、構造的に破損せず、動作信頼性が高いものであるこ
とが望まれる。
【0006】また差圧センサの製作において、金属体で
ある圧力検出部材に機械加工を施し、薄肉の起歪部を形
成すると共に、この起歪部の成膜面に半導体成膜技術を
適用して、圧力検出用成膜部を形成しなければならな
い。この製作工程において、高い位置合せ精度が要求さ
れる。
ある圧力検出部材に機械加工を施し、薄肉の起歪部を形
成すると共に、この起歪部の成膜面に半導体成膜技術を
適用して、圧力検出用成膜部を形成しなければならな
い。この製作工程において、高い位置合せ精度が要求さ
れる。
【0007】本発明の目的は、検出特性の線形性が良好
で且つ検出精度が高く、動作信頼性が高い実用性のある
小型の差圧センサを提供することにある。
で且つ検出精度が高く、動作信頼性が高い実用性のある
小型の差圧センサを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、構造的に圧力検出精
度が高く、且つ製作工程における各部の位置合せを正確
に且つ簡単に行うことができる構造を有したダイヤフラ
ムを提供することにある。
度が高く、且つ製作工程における各部の位置合せを正確
に且つ簡単に行うことができる構造を有したダイヤフラ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る差圧センサ
は、2つの異なる圧力に感応し、2つの圧力の差を計測
する差圧センサであり、少なくとも2つの起歪部を有す
る圧力検出部材を設け、2つの起歪部の各受圧面の反対
側面に、同時に製作される圧力検出用成膜部を設けてい
る。前記の構成において、好ましくは、圧力検出部材は
1つの部材で形成される。前記の構成において、好まし
くは、圧力検出部材は、少なくとも2つの孔を有する支
持部材と、2つの孔が開口する支持部材の端面に各孔の
開口部を塞ぐように接合された板状部材とから構成され
る。前記の構成において、好ましくは、2つの起歪部の
各受圧面の面積が同一である。前記の構成において、好
ましくは、2つの起歪部の前記各受圧面の面積が異な
る。前記構成において、好ましくは、起歪部の反対側面
は単一の平面を形成する。前記構成において、好ましく
は、2つの起歪部は近接した位置で形成される。本発明
に係るダイヤフラムは、単一の板状部材で形成され、少
なくとも2つの薄肉部を形成することにより少なくとも
2つの起歪部を有し、これらの起歪部の成膜面が単一面
である。前記の構成において、成膜面の周囲に段差を形
成し、この段差を利用して所定の位置関係にある2つの
位置合せ部を設けた。
は、2つの異なる圧力に感応し、2つの圧力の差を計測
する差圧センサであり、少なくとも2つの起歪部を有す
る圧力検出部材を設け、2つの起歪部の各受圧面の反対
側面に、同時に製作される圧力検出用成膜部を設けてい
る。前記の構成において、好ましくは、圧力検出部材は
1つの部材で形成される。前記の構成において、好まし
くは、圧力検出部材は、少なくとも2つの孔を有する支
持部材と、2つの孔が開口する支持部材の端面に各孔の
開口部を塞ぐように接合された板状部材とから構成され
る。前記の構成において、好ましくは、2つの起歪部の
各受圧面の面積が同一である。前記の構成において、好
ましくは、2つの起歪部の前記各受圧面の面積が異な
る。前記構成において、好ましくは、起歪部の反対側面
は単一の平面を形成する。前記構成において、好ましく
は、2つの起歪部は近接した位置で形成される。本発明
に係るダイヤフラムは、単一の板状部材で形成され、少
なくとも2つの薄肉部を形成することにより少なくとも
2つの起歪部を有し、これらの起歪部の成膜面が単一面
である。前記の構成において、成膜面の周囲に段差を形
成し、この段差を利用して所定の位置関係にある2つの
位置合せ部を設けた。
【0010】
【作用】本発明による差圧センサでは、同一の圧力検出
部材を用いて比較的に位置が接近した状態で、同一の製
作条件及び同一の製作バッチによる成膜に基づき2つの
圧力感応部を形成するものであり、その結果、圧力検出
特性が非常に類似した2つの圧力感応部を設けることが
できる。これによって、2つの圧力感応部の特性を調整
するための補正回路は設ける必要がない。本発明による
ダイヤフラムでは、上記の差圧センサに専用に用いられ
るダイヤフラムであり、上記差圧センサを実現するため
のものである。1つの圧力検出部材によって2つの起歪
部を形成するように構成したため、2つの起歪部の変形
特性を実質的に同じにすることができる。またダイヤフ
ラムの上面に作られる段差を利用して例えば直角の位置
関係にある2つの位置合せ部を形成するようにしたた
め、正確な位置合せを行うことによりダイヤフラム及び
差圧センサを製作することができる。
部材を用いて比較的に位置が接近した状態で、同一の製
作条件及び同一の製作バッチによる成膜に基づき2つの
圧力感応部を形成するものであり、その結果、圧力検出
特性が非常に類似した2つの圧力感応部を設けることが
できる。これによって、2つの圧力感応部の特性を調整
するための補正回路は設ける必要がない。本発明による
ダイヤフラムでは、上記の差圧センサに専用に用いられ
るダイヤフラムであり、上記差圧センサを実現するため
のものである。1つの圧力検出部材によって2つの起歪
部を形成するように構成したため、2つの起歪部の変形
特性を実質的に同じにすることができる。またダイヤフ
ラムの上面に作られる段差を利用して例えば直角の位置
関係にある2つの位置合せ部を形成するようにしたた
め、正確な位置合せを行うことによりダイヤフラム及び
差圧センサを製作することができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示し、
図1は差圧センサを本体装置に組み付けた状態を示す断
面図、図2は差圧センサのみを拡大して示した平面図、
図3は差圧センサの縦断面図である。
て説明する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示し、
図1は差圧センサを本体装置に組み付けた状態を示す断
面図、図2は差圧センサのみを拡大して示した平面図、
図3は差圧センサの縦断面図である。
【0012】図1〜図3において、1は本発明に係る差
圧センサである。差圧センサ1は、ダイヤフラム1A
と、ダイヤフラム1Aの上面の所定箇所に形成された圧
力を検出するための成膜部1Bとから成る。ダイヤフラ
ム1Aは、所要の強度及び厚みを有する板状の金属材料
を機械加工することにより形成され、少なくとも2つの
起歪部を有する圧力検出部材である。2が起歪部であ
り、図中下面で圧力を受けて変形する作用を有する。
圧センサである。差圧センサ1は、ダイヤフラム1A
と、ダイヤフラム1Aの上面の所定箇所に形成された圧
力を検出するための成膜部1Bとから成る。ダイヤフラ
ム1Aは、所要の強度及び厚みを有する板状の金属材料
を機械加工することにより形成され、少なくとも2つの
起歪部を有する圧力検出部材である。2が起歪部であ
り、図中下面で圧力を受けて変形する作用を有する。
【0013】本実施例による差圧センサ1では、上記ダ
イヤフラム1Aが1つの部材で形成される。差圧センサ
1は、図2に示す如く、円形の平面形状を有している。
図3に示す如く、差圧センサ1の上面部には、円形の中
央部3と環状の周辺部4の間に僅かに段差5が形成され
ている。中央部3に対応する表面部分は単一の面として
形成される。そして、中央部3に対応する位置で、下面
側から例えば円形の断面を有した2つの穴6,7が形成
されている。本実施例で、穴6,7は同一の径を有す
る。中央部3において、好ましくは、中心点3aを通る
直線8に関して対称的な位置に穴6,7が形成される。
穴6,7を形成することによって、所要の厚みを有する
前記の起歪部2が形成される。2つの起歪部2は同一の
条件で形成される。また穴6,7は、圧油等による圧力
を起歪部2の受圧面に導く通路である。穴6,7の側か
らみれば、その穴底の面が、起歪部2における受圧面と
なっている。
イヤフラム1Aが1つの部材で形成される。差圧センサ
1は、図2に示す如く、円形の平面形状を有している。
図3に示す如く、差圧センサ1の上面部には、円形の中
央部3と環状の周辺部4の間に僅かに段差5が形成され
ている。中央部3に対応する表面部分は単一の面として
形成される。そして、中央部3に対応する位置で、下面
側から例えば円形の断面を有した2つの穴6,7が形成
されている。本実施例で、穴6,7は同一の径を有す
る。中央部3において、好ましくは、中心点3aを通る
直線8に関して対称的な位置に穴6,7が形成される。
穴6,7を形成することによって、所要の厚みを有する
前記の起歪部2が形成される。2つの起歪部2は同一の
条件で形成される。また穴6,7は、圧油等による圧力
を起歪部2の受圧面に導く通路である。穴6,7の側か
らみれば、その穴底の面が、起歪部2における受圧面と
なっている。
【0014】前記の成膜部1Bは、差圧センサ1の上
面、特に中央部3に対応させて形成される。成膜部1B
は、起歪部2が圧力を受けて変形した時、発生した歪み
に基づき印加された圧力を検出する。成膜部1Bは次の
ように作られる。まず、ダイヤフラム1Aの上面に、例
えばプラズマCVDを用いてSiO2 の絶縁膜を形成す
る。この上に、更にポリシリコンによる半導体歪みゲー
ジを所定のパターンで複数形成する。歪みゲージのパタ
ーンは、リソグラフィ技術を適用することにより位置決
めされる。複数の歪みゲージは、電気的に接続される。
この電気的接続ではホイートストンブリッジ回路が形成
される。成膜部1Bにおける電気的接続には、配線とし
てCr/Auの膜が使用される。成膜部1Bで検出され
た信号を、外部に取り出すためには、通常、中間基板
(図示せず)を設け、この中間基板を介して外部に線を
引き出すように構成される。
面、特に中央部3に対応させて形成される。成膜部1B
は、起歪部2が圧力を受けて変形した時、発生した歪み
に基づき印加された圧力を検出する。成膜部1Bは次の
ように作られる。まず、ダイヤフラム1Aの上面に、例
えばプラズマCVDを用いてSiO2 の絶縁膜を形成す
る。この上に、更にポリシリコンによる半導体歪みゲー
ジを所定のパターンで複数形成する。歪みゲージのパタ
ーンは、リソグラフィ技術を適用することにより位置決
めされる。複数の歪みゲージは、電気的に接続される。
この電気的接続ではホイートストンブリッジ回路が形成
される。成膜部1Bにおける電気的接続には、配線とし
てCr/Auの膜が使用される。成膜部1Bで検出され
た信号を、外部に取り出すためには、通常、中間基板
(図示せず)を設け、この中間基板を介して外部に線を
引き出すように構成される。
【0015】図2には、複数の歪みゲージ9の配置状態
を示す。歪みゲージ9は、4個づつで組を形成し、前記
穴6,7に対応する起歪部2の上面に配置される。この
面は起歪部2の受圧面の反対側の面となる。
を示す。歪みゲージ9は、4個づつで組を形成し、前記
穴6,7に対応する起歪部2の上面に配置される。この
面は起歪部2の受圧面の反対側の面となる。
【0016】10は、差圧センサ1が取り付けられる被
取付け部材である。この被取付け部材10は、例えば油
圧装置を備えた機械の壁部である。この被取付け部材1
0には圧力センサ1を配置するための凹所11が形成さ
れる。被取付け部材10には、凹所11の底部に開口さ
れた2つの圧力導入孔12,13が形成されている。圧
力導入孔12は穴6に通じており、圧力導入孔13は穴
7に通じている。圧力導入孔12及び穴6を介して一方
の起歪部2に圧力Aが印加される。また圧力導入孔13
及び穴7を介して他方の起歪部2に圧力Bが印加され
る。こうして2つの起歪部2のそれぞれには異なる圧力
A,Bが印加される。
取付け部材である。この被取付け部材10は、例えば油
圧装置を備えた機械の壁部である。この被取付け部材1
0には圧力センサ1を配置するための凹所11が形成さ
れる。被取付け部材10には、凹所11の底部に開口さ
れた2つの圧力導入孔12,13が形成されている。圧
力導入孔12は穴6に通じており、圧力導入孔13は穴
7に通じている。圧力導入孔12及び穴6を介して一方
の起歪部2に圧力Aが印加される。また圧力導入孔13
及び穴7を介して他方の起歪部2に圧力Bが印加され
る。こうして2つの起歪部2のそれぞれには異なる圧力
A,Bが印加される。
【0017】凹所11の底部には各圧力導入孔12,1
3の周囲にリング状の溝が形成され、これらの溝の中に
はそれぞれOリング14,15が配置される。Oリング
14,15は、差圧センサ1の下面に当接し、シール作
用を発揮する。
3の周囲にリング状の溝が形成され、これらの溝の中に
はそれぞれOリング14,15が配置される。Oリング
14,15は、差圧センサ1の下面に当接し、シール作
用を発揮する。
【0018】16はキャップ形状の押え部材であり、被
取付け部材10の凹所11に配置した差圧センサ1を、
その上方から周辺部4を押えつけ、ボルト17で固定し
ている。
取付け部材10の凹所11に配置した差圧センサ1を、
その上方から周辺部4を押えつけ、ボルト17で固定し
ている。
【0019】被取付け部材10に装着された差圧センサ
1は、2つの圧力A,Bをそれぞれの起歪部2で受けて
変形することによって、2つの圧力を検出し、その後2
つの圧力を電気信号として処理回路に伝送し、圧力A,
Bの差圧を算出する。
1は、2つの圧力A,Bをそれぞれの起歪部2で受けて
変形することによって、2つの圧力を検出し、その後2
つの圧力を電気信号として処理回路に伝送し、圧力A,
Bの差圧を算出する。
【0020】上記の第1実施例の差圧センサ1では、ダ
イヤフラム1Aを1つの金属部材で形成し、このダイヤ
フラム1Aに2つの起歪部2を同一の加工条件で同一感
圧平面を形成する如く形成することができる。例えば2
つのドリル及び穴6,7の深さが等しくなるように調整
されたエンドミルを用いて加工を行うことができる。更
に、同一の加工条件としては、2つの起歪部2を形成す
るための穴6、7の切削において、同じ温度条件で加工
することができ、これにより、2つの起歪部2の加工精
度を同じにすることができる。こうして、穴6,7の深
さを同一とし、これにより起歪部2の各厚みを等しく
し、各起歪部2の感度を等しくすることが可能となる。
イヤフラム1Aを1つの金属部材で形成し、このダイヤ
フラム1Aに2つの起歪部2を同一の加工条件で同一感
圧平面を形成する如く形成することができる。例えば2
つのドリル及び穴6,7の深さが等しくなるように調整
されたエンドミルを用いて加工を行うことができる。更
に、同一の加工条件としては、2つの起歪部2を形成す
るための穴6、7の切削において、同じ温度条件で加工
することができ、これにより、2つの起歪部2の加工精
度を同じにすることができる。こうして、穴6,7の深
さを同一とし、これにより起歪部2の各厚みを等しく
し、各起歪部2の感度を等しくすることが可能となる。
【0021】またダイヤフラム1Aの上面における成膜
部1Bが形成される成膜面も、同一の研磨作業により研
磨されるので、圧力感応部である2つの起歪部2の上面
の面精度が同一となり、起歪部2の上面に同一の膜を形
成することが容易となる。
部1Bが形成される成膜面も、同一の研磨作業により研
磨されるので、圧力感応部である2つの起歪部2の上面
の面精度が同一となり、起歪部2の上面に同一の膜を形
成することが容易となる。
【0022】加えて、2つの起歪部2のそれぞれの上面
に圧力検出用成膜部1Bを形成するにあたり、成膜、リ
ソグラフィ等の工程が、できる限り近接した位置に設定
された起歪部2の箇所に対し、同一の一連の成膜処理で
実施できるので、複数の歪みゲージで構成される成膜部
1Bの圧力検出特性は、極めて類似したものにすること
ができる。歪みゲージの検出精度への影響が大きい温度
特性を同一にできるので、2つの起歪部2の圧力検出特
性をほぼ同一のものにすることできる。このことから、
調整のための補正回路が不要となり、後段の信号処理回
路の構成が簡単となる。
に圧力検出用成膜部1Bを形成するにあたり、成膜、リ
ソグラフィ等の工程が、できる限り近接した位置に設定
された起歪部2の箇所に対し、同一の一連の成膜処理で
実施できるので、複数の歪みゲージで構成される成膜部
1Bの圧力検出特性は、極めて類似したものにすること
ができる。歪みゲージの検出精度への影響が大きい温度
特性を同一にできるので、2つの起歪部2の圧力検出特
性をほぼ同一のものにすることできる。このことから、
調整のための補正回路が不要となり、後段の信号処理回
路の構成が簡単となる。
【0023】図4に示す実施例では、前述の第1実施例
の構成において、押え部材16の内側天井部に中央押え
部16aを設けるようにした。中央押え部16aは、例
えばロッド形状を有する。中央押え部16aを備えた押
え部材16によれば、本体装置10に取り付けた差圧セ
ンサ1の上面中央箇所を中央押え部16aで上方から押
えることができ、このため差圧センサ1の周辺部4を押
える作用と相俟って、差圧センサ1の全体を均一に押さ
えることができる。これにより、差圧センサ1の2つの
起歪部2の圧力感度を更に高めることができる。
の構成において、押え部材16の内側天井部に中央押え
部16aを設けるようにした。中央押え部16aは、例
えばロッド形状を有する。中央押え部16aを備えた押
え部材16によれば、本体装置10に取り付けた差圧セ
ンサ1の上面中央箇所を中央押え部16aで上方から押
えることができ、このため差圧センサ1の周辺部4を押
える作用と相俟って、差圧センサ1の全体を均一に押さ
えることができる。これにより、差圧センサ1の2つの
起歪部2の圧力感度を更に高めることができる。
【0024】前記の実施例では、ダイヤフラム1Aに2
つの起歪部2を形成するための2つの穴6,7は径が同
一であった。これによって2つの起歪部2の圧力検出特
性を同一にすることができる。
つの起歪部2を形成するための2つの穴6,7は径が同
一であった。これによって2つの起歪部2の圧力検出特
性を同一にすることができる。
【0025】他方、他の実施例として、図5に示す如
く、穴6a,7aの径を異ならせることにより、起歪部
2a,2bの領域面積を異ならせるように構成されたダ
イヤフラム1Aを考えることができる。ここで平面形状
が円形である起歪部2a,2bの径がそれぞれC1 ,C
2 (C1 >C2 )であるとする。これにより、図6の圧
力・出力特性において、径C1 ,C2 のそれぞれに対応
して2つの出力特性が決定される。この差圧センサは次
のように使用される。起歪部2a,2bに同一の圧力P
1 が印加された場合、図6の出力特性で明らかなよう
に、起歪部2aでは出力v1 が発生し、起歪部2bでは
出力v1 ′が発生する。出力v1 ′を起歪部2a側で換
算すると、圧力P1 ′に相当する。上記の関係を利用す
れば、例えば図7に示すような片ロッドタイプのシリン
ダ等の負荷の検出に有効となる。すなわち、片ロッドタ
イプのシリンダは、ロッド側とボトム側とで各受圧面積
が異なるため、両側の負荷が釣り合っていても圧力は異
なる。そこで、上記の差圧センサを適用し、ボトム側を
径C1 の起歪部2aに接続し、ロッド側を径C2 の起歪
部2bに接続すれば、P1 ′/P1 の比をシリンダの受
圧面積の比に合せておけば、差圧センサの出力値で直接
2つの印加圧力を比較することができる。上記差圧セン
サは、径の異なるバルブ用スプールにも応用することが
できる。
く、穴6a,7aの径を異ならせることにより、起歪部
2a,2bの領域面積を異ならせるように構成されたダ
イヤフラム1Aを考えることができる。ここで平面形状
が円形である起歪部2a,2bの径がそれぞれC1 ,C
2 (C1 >C2 )であるとする。これにより、図6の圧
力・出力特性において、径C1 ,C2 のそれぞれに対応
して2つの出力特性が決定される。この差圧センサは次
のように使用される。起歪部2a,2bに同一の圧力P
1 が印加された場合、図6の出力特性で明らかなよう
に、起歪部2aでは出力v1 が発生し、起歪部2bでは
出力v1 ′が発生する。出力v1 ′を起歪部2a側で換
算すると、圧力P1 ′に相当する。上記の関係を利用す
れば、例えば図7に示すような片ロッドタイプのシリン
ダ等の負荷の検出に有効となる。すなわち、片ロッドタ
イプのシリンダは、ロッド側とボトム側とで各受圧面積
が異なるため、両側の負荷が釣り合っていても圧力は異
なる。そこで、上記の差圧センサを適用し、ボトム側を
径C1 の起歪部2aに接続し、ロッド側を径C2 の起歪
部2bに接続すれば、P1 ′/P1 の比をシリンダの受
圧面積の比に合せておけば、差圧センサの出力値で直接
2つの印加圧力を比較することができる。上記差圧セン
サは、径の異なるバルブ用スプールにも応用することが
できる。
【0026】次に、図2及び図3で示した差圧センサ1
の製作工程について説明する。製作工程に配慮して、差
圧センサ1の平面図を詳細に示すと、図8に示す如くな
る。図2で示した例と異なる構成上の点は、段差5を利
用して、2つの位置合せ部21,22を形成している点
である。これらの2つの位置合せ部21,22は好まし
くは直交する位置関係にて形成される。かかる位置合せ
部21,22を設けることにより、これらを基準にし
て、2つの起歪部2の位置が決定され、且つ歪みゲージ
9の位置が決定される。こうして、差圧センサ1のダイ
ヤフラム1Aにおいて、圧力を導入する穴6,7と起歪
部2の変形を検出する複数の歪みゲージ9を、それぞれ
正確な位置合わせ状態で形成することができる。これに
より、圧力感応部である2つの起歪部2の感度を実質的
に等しくすることができる。
の製作工程について説明する。製作工程に配慮して、差
圧センサ1の平面図を詳細に示すと、図8に示す如くな
る。図2で示した例と異なる構成上の点は、段差5を利
用して、2つの位置合せ部21,22を形成している点
である。これらの2つの位置合せ部21,22は好まし
くは直交する位置関係にて形成される。かかる位置合せ
部21,22を設けることにより、これらを基準にし
て、2つの起歪部2の位置が決定され、且つ歪みゲージ
9の位置が決定される。こうして、差圧センサ1のダイ
ヤフラム1Aにおいて、圧力を導入する穴6,7と起歪
部2の変形を検出する複数の歪みゲージ9を、それぞれ
正確な位置合わせ状態で形成することができる。これに
より、圧力感応部である2つの起歪部2の感度を実質的
に等しくすることができる。
【0027】図9〜図15を参照し、位置合せ部21,
22を利用した差圧センサ1の製作工程を説明する。ま
ずダイヤフラムの素材となる板部材31の上面に段差5
を作り、同時に位置合せ部21,22を形成する。2つ
の位置合せ部は、直交する位置関係にある(図9、図1
0)。次に位置合せ部21,22を基準にして、板部材
31の下面側に、圧力を導入するための穴6,7を形成
する。穴6,7を形成することにより、薄肉部として2
箇所の起歪部2が形成される。こうして図11に示され
る如くダイヤフラム1Aが形成される。その後、ダイヤ
フラム1Aの上面に絶縁膜32と、その上に例えばポリ
(多結晶)シリコン膜33を形成する。更に多結晶シリ
コン膜33の上にレジスト膜34を形成する。図13の
35は、圧力検出部である複数の歪みゲージを形成する
ためのガラスマスクである。37,38はガラスマスク
35に形成された歪みゲージのパターンである。39,
40は合せマークである。ガラスマスク35における合
せマーク39,40と歪みゲージパターン37,38
は、それぞれ、ダイヤフラム1Aの位置合せ部21,2
2とダイヤフラム1Aに形成された圧力導入のための穴
6,7の各位置に合致するように形成されている。図1
4に示す如くダイヤフラム1Aの位置合せ部21,22
とガラスマスク35の合せマーク39,40を位置合せ
して、露光及び現像等を行い、レジストパターンを製作
する。次にポリシリコン膜33のエッチングを行い、図
15に示すように、歪みゲージ9を形成する。歪みゲー
ジ9によって形成される圧力検出用成膜部1Bは起歪部
2の上面に正確に形成される。その後、歪みゲージ9の
間を接続する電極配線が形成される。電極配線の形成方
法は、電極配線となる膜を形成し、その上にレジスト膜
を形成し、電極配線のパターンが形成されたガラスマス
クを用いて露光し、エッチングを行い、電極配線のパタ
ーンを形成する。最後には、成膜部分の上面全体にパッ
シベーション膜を形成する。
22を利用した差圧センサ1の製作工程を説明する。ま
ずダイヤフラムの素材となる板部材31の上面に段差5
を作り、同時に位置合せ部21,22を形成する。2つ
の位置合せ部は、直交する位置関係にある(図9、図1
0)。次に位置合せ部21,22を基準にして、板部材
31の下面側に、圧力を導入するための穴6,7を形成
する。穴6,7を形成することにより、薄肉部として2
箇所の起歪部2が形成される。こうして図11に示され
る如くダイヤフラム1Aが形成される。その後、ダイヤ
フラム1Aの上面に絶縁膜32と、その上に例えばポリ
(多結晶)シリコン膜33を形成する。更に多結晶シリ
コン膜33の上にレジスト膜34を形成する。図13の
35は、圧力検出部である複数の歪みゲージを形成する
ためのガラスマスクである。37,38はガラスマスク
35に形成された歪みゲージのパターンである。39,
40は合せマークである。ガラスマスク35における合
せマーク39,40と歪みゲージパターン37,38
は、それぞれ、ダイヤフラム1Aの位置合せ部21,2
2とダイヤフラム1Aに形成された圧力導入のための穴
6,7の各位置に合致するように形成されている。図1
4に示す如くダイヤフラム1Aの位置合せ部21,22
とガラスマスク35の合せマーク39,40を位置合せ
して、露光及び現像等を行い、レジストパターンを製作
する。次にポリシリコン膜33のエッチングを行い、図
15に示すように、歪みゲージ9を形成する。歪みゲー
ジ9によって形成される圧力検出用成膜部1Bは起歪部
2の上面に正確に形成される。その後、歪みゲージ9の
間を接続する電極配線が形成される。電極配線の形成方
法は、電極配線となる膜を形成し、その上にレジスト膜
を形成し、電極配線のパターンが形成されたガラスマス
クを用いて露光し、エッチングを行い、電極配線のパタ
ーンを形成する。最後には、成膜部分の上面全体にパッ
シベーション膜を形成する。
【0028】本発明に係る差圧センサの第2実施例を、
図16及び図17を参照して説明する。この実施例の差
圧センサでは、2つの部材で形成される。1つの部材
は、圧力を導入するための孔52,53が形成されたセ
ンサ基体51であり、他の1つの部材は起歪部となる部
分を含む板状の部材54である。センサ基体51は外観
的には円柱形の形状を有し、2つの孔52,53は軸線
に対して平行である。また板状部材54は円盤形状を有
している。板状部材54を、センサ基体51の1つの端
面に接合する。センサ基体51の2つの孔52,53の
各開口部に対応する板状部材54の部分が起歪部とな
る。このようにして、この実施例による差圧センサは2
つの部材により形成される。材質的には第1の実施例の
場合と同じである。
図16及び図17を参照して説明する。この実施例の差
圧センサでは、2つの部材で形成される。1つの部材
は、圧力を導入するための孔52,53が形成されたセ
ンサ基体51であり、他の1つの部材は起歪部となる部
分を含む板状の部材54である。センサ基体51は外観
的には円柱形の形状を有し、2つの孔52,53は軸線
に対して平行である。また板状部材54は円盤形状を有
している。板状部材54を、センサ基体51の1つの端
面に接合する。センサ基体51の2つの孔52,53の
各開口部に対応する板状部材54の部分が起歪部とな
る。このようにして、この実施例による差圧センサは2
つの部材により形成される。材質的には第1の実施例の
場合と同じである。
【0029】変形実施例は次の通りである。前記実施例
では、起歪部を2つとしたが、それ以上の数にすること
ができる。また2つの位置合せ部の位置関係は、直角以
外の角度に設定することもできる。
では、起歪部を2つとしたが、それ以上の数にすること
ができる。また2つの位置合せ部の位置関係は、直角以
外の角度に設定することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、次の効果を奏する。差圧センサにおいて、少なく
とも2つの起歪部を、同じ加工条件により単一面で且つ
近接して形成するようにし、且つ2つの起歪部の一方の
面に形成される圧力検出用の成膜部を同じ成膜条件で作
ることができるため、2つの圧力検出用感応部の圧力検
出特性が一致し、実用性の高い高精度の差圧センサを作
ることができ、且つその後の2つの圧力感応部を調整す
るための電気回路部が不要となる。1つの圧力検出用基
体部分に2つの圧力感応部を形成するため、差圧センサ
として全体的に小型に作ることができる。同じ製作バッ
チで、2つの圧力感応部と圧力検出用成膜部を製作する
ことができるので、製作工程が簡略化され、製作コスト
を低減することができる。1つの部材を用いて差圧セン
サを製作する場合に、ダイヤフラムの上面に形成される
中央部と周辺部の間に段差を利用して所定の位置関係に
ある2つの位置合せ部を形成し、これらの位置合せ部を
利用して圧力を導入するための穴と歪みゲージを含む圧
力検出用成膜部との位置合せを行うようにしたため、正
確に位置合せが行われた差圧センサを製作することがで
きる。
れば、次の効果を奏する。差圧センサにおいて、少なく
とも2つの起歪部を、同じ加工条件により単一面で且つ
近接して形成するようにし、且つ2つの起歪部の一方の
面に形成される圧力検出用の成膜部を同じ成膜条件で作
ることができるため、2つの圧力検出用感応部の圧力検
出特性が一致し、実用性の高い高精度の差圧センサを作
ることができ、且つその後の2つの圧力感応部を調整す
るための電気回路部が不要となる。1つの圧力検出用基
体部分に2つの圧力感応部を形成するため、差圧センサ
として全体的に小型に作ることができる。同じ製作バッ
チで、2つの圧力感応部と圧力検出用成膜部を製作する
ことができるので、製作工程が簡略化され、製作コスト
を低減することができる。1つの部材を用いて差圧セン
サを製作する場合に、ダイヤフラムの上面に形成される
中央部と周辺部の間に段差を利用して所定の位置関係に
ある2つの位置合せ部を形成し、これらの位置合せ部を
利用して圧力を導入するための穴と歪みゲージを含む圧
力検出用成膜部との位置合せを行うようにしたため、正
確に位置合せが行われた差圧センサを製作することがで
きる。
【図1】本発明に係る差圧センサの第1実施例を示し、
取付け状態の縦断面図である。
取付け状態の縦断面図である。
【図2】差圧センサの平面図である。
【図3】差圧センサのみの縦断面図である。
【図4】差圧センサの第1実施例の変形例を示す縦断面
図である。
図である。
【図5】圧力導入用の穴の径を異ならせたダイヤフラム
の他の実施例を示す縦断面図である。
の他の実施例を示す縦断面図である。
【図6】受圧面積の異なる起歪部の各圧力検出特性を示
すグラフである。
すグラフである。
【図7】異なる径の圧力導入穴を有する差圧センサの適
用装置の例を示す内部構造図である。
用装置の例を示す内部構造図である。
【図8】差圧センサの形状を詳細に示した平面図であ
る。
る。
【図9】製造初期のダイヤフラム基材の平面図である。
【図10】ダイヤフラム基材の縦断面図である。
【図11】圧力を導入する穴を形成したダイヤフラムの
縦断面図である。
縦断面図である。
【図12】ダイヤフラムの上面に各種膜を形成した状態
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図13】歪みゲージを作製するためのガラスマスクの
平面図である。
平面図である。
【図14】ガラスマスクとダイヤフラムとを位置合せし
た平面図である。
た平面図である。
【図15】製造された差圧センサの平面図である。
【図16】本発明の第2実施例の差圧センサの平面図で
ある。
ある。
【図17】上記第2実施例の差圧センサの縦断面図であ
る。
る。
1 差圧センサ 1A ダイヤフラム 1B 成膜部 2 起歪部 3 中央部 4 周辺部 5 段差 6,7 穴 9 歪みゲージ 10 被取付け部材 12,13 圧力導入孔 16 押え部材 16a 中央押え部 21,22 位置合せ部 35 ガラスマスク 39,40 合せマーク 51 センサ基体 52 板状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 幸男 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (9)
- 【請求項1】 2つの異なる圧力に感応し、前記2つの
圧力の差を計測する差圧センサにおいて、少なくとも2
つの起歪部を有する圧力検出部材を設け、前記2つの起
歪部の各受圧面の反対側面に、同時に製作される圧力検
出用成膜部を設けたことを特徴とする差圧センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の差圧センサにおいて、前
記圧力検出部材は、1つの部材で形成されることを特徴
とする差圧センサ。 - 【請求項3】 請求項1記載の差圧センサにおいて、前
記圧力検出部材は、少なくとも2つの孔を有する支持部
材と、前記2つの孔が開口する前記支持部材の端面に前
記各孔の開口部を塞ぐように接合された板状部材とから
構成されることを特徴とする差圧センサ。 - 【請求項4】 請求項1記載の差圧センサにおいて、前
記2つの起歪部の前記各受圧面の面積が同一であること
を特徴とする差圧センサ。 - 【請求項5】 請求項1記載の差圧センサにおいて、前
記2つの起歪部の前記各受圧面の面積が異なることを特
徴とする差圧センサ。 - 【請求項6】 請求項1記載の差圧センサにおいて、前
記起歪部の前記反対側面は単一の平面を形成することを
特徴とする差圧センサ。 - 【請求項7】 請求項1記載の差圧センサにおいて、前
記2つの起歪部は近接した位置で形成されることを特徴
とする差圧センサ。 - 【請求項8】 単一の板状部材で形成され、少なくとも
2つの薄肉部を形成することにより少なくとも2つの起
歪部を有し、これらの起歪部の成膜面が単一面であるこ
とを特徴とするダイヤフラム。 - 【請求項9】 請求項8記載のダイヤフラムにおいて、
前記成膜面の周囲に段差を形成し、この段差を利用して
所定の位置関係にある2つの位置合せ部を設けたことを
特徴とするダイヤフラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30638991A JPH05142076A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 差圧センサ及びそのダイヤフラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30638991A JPH05142076A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 差圧センサ及びそのダイヤフラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142076A true JPH05142076A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17956431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30638991A Pending JPH05142076A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 差圧センサ及びそのダイヤフラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05142076A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11295176A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Nagano Keiki Co Ltd | 差圧センサ |
| CN109682529A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-26 | 上海朝辉压力仪器有限公司 | 一种块式差压力传感器 |
| CN116222873A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-06-06 | 松诺盟科技有限公司 | 一种差压传感器 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP30638991A patent/JPH05142076A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11295176A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-10-29 | Nagano Keiki Co Ltd | 差圧センサ |
| CN109682529A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-26 | 上海朝辉压力仪器有限公司 | 一种块式差压力传感器 |
| CN109682529B (zh) * | 2019-01-17 | 2024-08-23 | 上海朝辉压力仪器有限公司 | 一种块式差压力传感器 |
| CN116222873A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-06-06 | 松诺盟科技有限公司 | 一种差压传感器 |
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