JPH05143108A - プロセスの適応制御方法 - Google Patents
プロセスの適応制御方法Info
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- JPH05143108A JPH05143108A JP3304490A JP30449091A JPH05143108A JP H05143108 A JPH05143108 A JP H05143108A JP 3304490 A JP3304490 A JP 3304490A JP 30449091 A JP30449091 A JP 30449091A JP H05143108 A JPH05143108 A JP H05143108A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】制御系のステップ応答を得るのが難しい制御対
象でも、制御系の制御パラメータを調整できるプロセス
適応制御方法を提供する。 【目的】制御対象1の順システム・モデルを同定する順
システム・モデル同定システム3,同定した順システム
・モデルを用いて制御パラメータを調整する制御パラメ
ータ調整システム4,調整した制御パラメータを用いて
制御対象1を制御する制御システム2から構成される。
順システム・モデル同定システム3は、制御対象1の入
出力変数の時系列信号を入力し、制御対象1の出力変数
の値を推定する順システム・モデルを制御対象1の運転
データを用いてニューラル・ネットワークにより同定す
る。
象でも、制御系の制御パラメータを調整できるプロセス
適応制御方法を提供する。 【目的】制御対象1の順システム・モデルを同定する順
システム・モデル同定システム3,同定した順システム
・モデルを用いて制御パラメータを調整する制御パラメ
ータ調整システム4,調整した制御パラメータを用いて
制御対象1を制御する制御システム2から構成される。
順システム・モデル同定システム3は、制御対象1の入
出力変数の時系列信号を入力し、制御対象1の出力変数
の値を推定する順システム・モデルを制御対象1の運転
データを用いてニューラル・ネットワークにより同定す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセスの適応制御方
法に係り、特に、プロセスが多入力多出力系の場合で
も、プロセスの特性に適応して、制御系の特性を良好に
保持するに好適なプロセスの適応制御方法に関する。
法に係り、特に、プロセスが多入力多出力系の場合で
も、プロセスの特性に適応して、制御系の特性を良好に
保持するに好適なプロセスの適応制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】制御システムによりプロセスを制御する
場合、プロセスの特性に適応して制御システムの制御パ
ラメータを調整する必要がある。その一つの方法とし
て、「ファジィ推論を応用したPIDコントローラ用オ
ートチューニング方式」(計測自動制御学会第13回シ
ステム・シンポジウム,'87−11)に記載されている
調整方法がある。以下に、この従来の調整方法の概要を
説明する。
場合、プロセスの特性に適応して制御システムの制御パ
ラメータを調整する必要がある。その一つの方法とし
て、「ファジィ推論を応用したPIDコントローラ用オ
ートチューニング方式」(計測自動制御学会第13回シ
ステム・シンポジウム,'87−11)に記載されている
調整方法がある。以下に、この従来の調整方法の概要を
説明する。
【0003】図2は、従来の調整方法の構成を示す。
【0004】この方法は、目標値をステップ変化させた
ときの制御量の応答波形から、図3に示すオーバシュー
ト量E,減衰比D,振動周期比R等の特徴量を抽出し、
これらの特徴量に基づいてファジィ推論により制御パラ
メータを決定するものである。
ときの制御量の応答波形から、図3に示すオーバシュー
ト量E,減衰比D,振動周期比R等の特徴量を抽出し、
これらの特徴量に基づいてファジィ推論により制御パラ
メータを決定するものである。
【0005】ファジィ推論は、次に示すような定性的表
現の調整ルールをファジィ・ルールで表わし、このファ
ジィ・ルールを用いて特徴量からファジィ演算により制
御パラメータを決定する。
現の調整ルールをファジィ・ルールで表わし、このファ
ジィ・ルールを用いて特徴量からファジィ演算により制
御パラメータを決定する。
【0006】「オーバシュート量Eと減衰比Dが大きい
なら、比例ゲインKpと微分時間Tdを小さくする。」 (調整ルールの例)
なら、比例ゲインKpと微分時間Tdを小さくする。」 (調整ルールの例)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、制
御系のステップ応答からオーバシュート量E,減衰比
D,振動周期比R等の特徴量を抽出し、これらの特徴量
に基づいてファジィ推論により制御パラメータを調整す
るので、制御系のステップ応答を得るのが難しい制御対
象の場合は、調整が難しい。
御系のステップ応答からオーバシュート量E,減衰比
D,振動周期比R等の特徴量を抽出し、これらの特徴量
に基づいてファジィ推論により制御パラメータを調整す
るので、制御系のステップ応答を得るのが難しい制御対
象の場合は、調整が難しい。
【0008】また、上記従来技術では、制御対象が1入
力1出力系の場合を対象にしているので、制御対象が多
入力多出力系の場合は、制御系の制御パラメータの調整
が難しいという問題があった。特に、複数の制御量間の
干渉が大きい制御対象の場合は、より調整が難しかっ
た。
力1出力系の場合を対象にしているので、制御対象が多
入力多出力系の場合は、制御系の制御パラメータの調整
が難しいという問題があった。特に、複数の制御量間の
干渉が大きい制御対象の場合は、より調整が難しかっ
た。
【0009】更に、上記従来技術では、制御対象が線形
系である場合を対象にしているので、制御対象が非線形
系、すなわち非線形特性を持つ系の場合は、制御系の制
御パラメータの調整が難しかった。
系である場合を対象にしているので、制御対象が非線形
系、すなわち非線形特性を持つ系の場合は、制御系の制
御パラメータの調整が難しかった。
【0010】また、上記従来技術では、フィードバック
制御系の制御パラメータを対象にしているので、フィー
ドフォワード制御系の制御パラメータの場合は、調整が
難しい。
制御系の制御パラメータを対象にしているので、フィー
ドフォワード制御系の制御パラメータの場合は、調整が
難しい。
【0011】本発明の目的は、制御系のステップ応答を
得るのが難しい制御対象でも制御系の制御パラメータを
調整できるプロセス適応制御方法を提供することにあ
る。
得るのが難しい制御対象でも制御系の制御パラメータを
調整できるプロセス適応制御方法を提供することにあ
る。
【0012】また、本発明の他の目的は、多入力多出力
系の制御対象、特に複数の制御量間の干渉が大きい制御
対象でも制御系の制御パラメータを調整できるプロセス
適応制御方法を提供することにある。
系の制御対象、特に複数の制御量間の干渉が大きい制御
対象でも制御系の制御パラメータを調整できるプロセス
適応制御方法を提供することにある。
【0013】更に、本発明の他の目的は、非線形特性を
持つ制御対象でも制御系の制御パラメータを調整できる
プロセス適応制御方法を提供することにある。
持つ制御対象でも制御系の制御パラメータを調整できる
プロセス適応制御方法を提供することにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、フィードフォ
ワード制御系の制御パラメータを調整できるプロセス適
応制御方法を提供することにある。
ワード制御系の制御パラメータを調整できるプロセス適
応制御方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は制御対象の順システム・モデルをニューラ
ル・ネットワークにより同定し、この順システム・モデ
ルを用いて、フィードバック制御系の制御パラメータ、
あるいはフィードフォワード制御系の制御パラメータを
調整するようにした。
に、本発明は制御対象の順システム・モデルをニューラ
ル・ネットワークにより同定し、この順システム・モデ
ルを用いて、フィードバック制御系の制御パラメータ、
あるいはフィードフォワード制御系の制御パラメータを
調整するようにした。
【0016】また、制御対象の逆システム・モデルをニ
ューラル・ネットワークにより同定し、この逆システム
・モデルを用いて、フィードフォワード制御系の制御パ
ラメータを調整するようにした。
ューラル・ネットワークにより同定し、この逆システム
・モデルを用いて、フィードフォワード制御系の制御パ
ラメータを調整するようにした。
【0017】更に、制御対象の逆システム・モデルをニ
ューラル・ネットワークにより同定し、この逆システム
・モデルを用いて、フィード・フォワード制御系を構成
し、このフィード・フォワード制御系と制御システムの
フィード・バック制御系を組合せて制御対象を制御する
ようにした。
ューラル・ネットワークにより同定し、この逆システム
・モデルを用いて、フィード・フォワード制御系を構成
し、このフィード・フォワード制御系と制御システムの
フィード・バック制御系を組合せて制御対象を制御する
ようにした。
【0018】
【作用】制御対象の運転時の入力変数の時系列信号を学
習用入力データとすると共に、制御対象の運転時の出力
変数の時系列信号を学習用教師データとして使用し、制
御対象の順システム・モデル同定用ニューラル・ネット
ワークを学習させ、この順システム・モデルを用いて制
御系の制御パラメータを調整するので、制御系のステッ
プ応答を得るのが難しい制御対象でも制御系の制御パラ
メータを調整することができる。
習用入力データとすると共に、制御対象の運転時の出力
変数の時系列信号を学習用教師データとして使用し、制
御対象の順システム・モデル同定用ニューラル・ネット
ワークを学習させ、この順システム・モデルを用いて制
御系の制御パラメータを調整するので、制御系のステッ
プ応答を得るのが難しい制御対象でも制御系の制御パラ
メータを調整することができる。
【0019】また、順システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークは、多入力多出力系の制御対象でも、
順システム・モデルを同定できるので、この順システム
・モデルを用いて制御系の制御パラメータを調整するこ
とにより複数の制御量間の干渉が大きい制御対象でも制
御系の制御パラメータを調整できる。
ル・ネットワークは、多入力多出力系の制御対象でも、
順システム・モデルを同定できるので、この順システム
・モデルを用いて制御系の制御パラメータを調整するこ
とにより複数の制御量間の干渉が大きい制御対象でも制
御系の制御パラメータを調整できる。
【0020】更に、ニューラル・ネットワークは、入力
を非線形変換して、その結果を出力する機能がある。従
って、この機能を利用しているので、順システム・モデ
ル同定用ニューラル・ネットワークは、制御対象の非線
形回帰モデルを実現できる。これにより、非線形特性を
持つ制御対象でも制御系の制御パラメータを調整するこ
とができる。
を非線形変換して、その結果を出力する機能がある。従
って、この機能を利用しているので、順システム・モデ
ル同定用ニューラル・ネットワークは、制御対象の非線
形回帰モデルを実現できる。これにより、非線形特性を
持つ制御対象でも制御系の制御パラメータを調整するこ
とができる。
【0021】また、制御対象の運転時の出力変数の時系
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするようにフィード・フォワード制御系の制御パラメ
ータを調整できる。
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするようにフィード・フォワード制御系の制御パラメ
ータを調整できる。
【0022】また、制御対象の運転時の出力変数の時系
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするフィードフォワード制御系を構成でき、このフィ
ード・フォワード制御系と制御システムのフィード・バ
ック制御系を組合せて制御対象を制御するので、制御対
象の特性に適応して制御系の特性を良好に保持できる。
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするフィードフォワード制御系を構成でき、このフィ
ード・フォワード制御系と制御システムのフィード・バ
ック制御系を組合せて制御対象を制御するので、制御対
象の特性に適応して制御系の特性を良好に保持できる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。
【0024】本実施例は、制御対象1の順システム・モ
デルを同定する順システム・モデル同定システム3,同
定した順システム・モデルを用いて制御パラメータを調
整する制御パラメータ調整システム4,調整した制御パ
ラメータを用いて制御対象1を制御する制御システム2
から構成される。
デルを同定する順システム・モデル同定システム3,同
定した順システム・モデルを用いて制御パラメータを調
整する制御パラメータ調整システム4,調整した制御パ
ラメータを用いて制御対象1を制御する制御システム2
から構成される。
【0025】以下、制御対象1として火力プラントを対
象に、本発明の一実施例を説明する。
象に、本発明の一実施例を説明する。
【0026】本発明の実施例の詳細説明に入る前に、火
力プラント及び火力プラント制御システムの概要につい
て説明する。図4は、高圧タービン417及び中・低圧
タービン418を具備した火力プラントの構成を示した
ものである。
力プラント及び火力プラント制御システムの概要につい
て説明する。図4は、高圧タービン417及び中・低圧
タービン418を具備した火力プラントの構成を示した
ものである。
【0027】中・低圧タービン418からの排気は、復
水器420によって冷却され、水に戻される。この水
は、給水ポンプ415,火炉水壁410,一次過熱器4
11,二次過熱器408を順次経て過熱蒸気になり、主
蒸気加減弁416を介して高圧タービン417に与えら
れる。高圧タービン417からの排気は、再び、ボイラ
422内の一次再熱器423,二次再熱器409で再熱
され、中・低圧タービン418に与えられる。この結
果、発電機419が高圧・中・低圧タービン417,4
18によって回転駆動され、発電が行なわれる。なお、
スプレ制御弁413は、スプレ421により一次,二次
過熱器411,408間の配管に給水するためのもので
ある。また、ボイラ422への微粉炭の供給は、石炭バ
ンカ404,給炭機駆動モータ405,給炭機406及
び石炭ミル407により行なわれる。さらに、押込み通
風機401,空気予熱器402,空気ファン403,誘
引通風機414及びガス再循環ファン412は、空気の
供給や燃焼ガスの排気,廃熱の再利用のために設けられ
ている。
水器420によって冷却され、水に戻される。この水
は、給水ポンプ415,火炉水壁410,一次過熱器4
11,二次過熱器408を順次経て過熱蒸気になり、主
蒸気加減弁416を介して高圧タービン417に与えら
れる。高圧タービン417からの排気は、再び、ボイラ
422内の一次再熱器423,二次再熱器409で再熱
され、中・低圧タービン418に与えられる。この結
果、発電機419が高圧・中・低圧タービン417,4
18によって回転駆動され、発電が行なわれる。なお、
スプレ制御弁413は、スプレ421により一次,二次
過熱器411,408間の配管に給水するためのもので
ある。また、ボイラ422への微粉炭の供給は、石炭バ
ンカ404,給炭機駆動モータ405,給炭機406及
び石炭ミル407により行なわれる。さらに、押込み通
風機401,空気予熱器402,空気ファン403,誘
引通風機414及びガス再循環ファン412は、空気の
供給や燃焼ガスの排気,廃熱の再利用のために設けられ
ている。
【0028】火力プラントは、以上説明した構成になっ
ており、中央給電指令所(以下中給と略称する)からの
負荷指令LC や火力プラントの制御量に基づいて、主蒸
気加減弁416,給水ポンプ415,給炭機駆動モータ
405,押込通風機401,スプレ制御弁413,ガス
再循環ファン412,誘引通風機414などを適当に操
作しなければならない。このために、火力プラント制御
システムが必要であり、この火力プラント制御システム
の構成例を図5に示す。
ており、中央給電指令所(以下中給と略称する)からの
負荷指令LC や火力プラントの制御量に基づいて、主蒸
気加減弁416,給水ポンプ415,給炭機駆動モータ
405,押込通風機401,スプレ制御弁413,ガス
再循環ファン412,誘引通風機414などを適当に操
作しなければならない。このために、火力プラント制御
システムが必要であり、この火力プラント制御システム
の構成例を図5に示す。
【0029】火力プラント制御システムは、マスタ・コ
ントローラ100とサブループ・コントローラ300か
らなり、火力プラント400を制御する。マスタ・コン
トローラ100では、中給からの負荷指令LC (=EL
D+AFC)が加算器101により得られ、これを変化
率制限器102によって処理することにより、負荷デマ
ンドLD が求められる。この負荷デマンドLD と制御量
yのフィード・バック制御器110〜116、すなわ
ち、発電機出力MW,主蒸気圧力PMS,一次過熱器出口
蒸気温度TISH ,排ガスO2O2,主蒸気温度TMS,再熱
蒸気温TRH,火炉ドラフトPWWのフィード・バック制御
器110〜116からのデマンド修正量ΔFMSD,ΔF
FWD,ΔFFD,ΔFAD,ΔFSPD,ΔFGRD,ΔFGDに基
づき、フィードフォワード制御器付補正回路109,1
03〜108により、タービン蒸気流量デマンド
FMSD ,給水流量デマンドFFWD ,燃料流量デマンドF
FD,空気流量デマンドFAD,スプレ流量デマンド
FSPD ,再循環ガス流量デマンドFGRD ,排ガス流量デ
マンドFGDが決定される。これらの関係を次式に示す。
ントローラ100とサブループ・コントローラ300か
らなり、火力プラント400を制御する。マスタ・コン
トローラ100では、中給からの負荷指令LC (=EL
D+AFC)が加算器101により得られ、これを変化
率制限器102によって処理することにより、負荷デマ
ンドLD が求められる。この負荷デマンドLD と制御量
yのフィード・バック制御器110〜116、すなわ
ち、発電機出力MW,主蒸気圧力PMS,一次過熱器出口
蒸気温度TISH ,排ガスO2O2,主蒸気温度TMS,再熱
蒸気温TRH,火炉ドラフトPWWのフィード・バック制御
器110〜116からのデマンド修正量ΔFMSD,ΔF
FWD,ΔFFD,ΔFAD,ΔFSPD,ΔFGRD,ΔFGDに基
づき、フィードフォワード制御器付補正回路109,1
03〜108により、タービン蒸気流量デマンド
FMSD ,給水流量デマンドFFWD ,燃料流量デマンドF
FD,空気流量デマンドFAD,スプレ流量デマンド
FSPD ,再循環ガス流量デマンドFGRD ,排ガス流量デ
マンドFGDが決定される。これらの関係を次式に示す。
【0030】
【数1】
【0031】ここで、gi( ):関数 hi( ):関数 また、サブループ・コントローラ300は、これらのデ
マンドに従い、タービン制御器301,給水流量制御器
302,燃料流量制御器303,空気流量制御器30
4,スプレ流量制御器305,再循環ガス流量制御器3
06,排ガス流量制御器307を介して、火力プラント
400の主蒸気加減弁416,給水ポンプ415,給炭
機駆動モータ405,押込み通風機401,スプレ制御
弁413,ガス再循環ファン412,誘引通風機414
を操作する。この結果、火力プラント400の制御量
y、すなわち、発電機出力MW,主蒸気圧力PMS,一次
過熱器出力蒸気温度TISH ,排ガスO2O2,主蒸気温度
TMS,再熱蒸気温度TRH,火炉ドラフトPWWが望みの目
標値になるように制御される。
マンドに従い、タービン制御器301,給水流量制御器
302,燃料流量制御器303,空気流量制御器30
4,スプレ流量制御器305,再循環ガス流量制御器3
06,排ガス流量制御器307を介して、火力プラント
400の主蒸気加減弁416,給水ポンプ415,給炭
機駆動モータ405,押込み通風機401,スプレ制御
弁413,ガス再循環ファン412,誘引通風機414
を操作する。この結果、火力プラント400の制御量
y、すなわち、発電機出力MW,主蒸気圧力PMS,一次
過熱器出力蒸気温度TISH ,排ガスO2O2,主蒸気温度
TMS,再熱蒸気温度TRH,火炉ドラフトPWWが望みの目
標値になるように制御される。
【0032】順システム・モデル同定システム3は、火
力プラント1の入出力変数の時系列信号を入力して、火
力プラント1の出力変数の値を推定する順システム・モ
デルを同定する。この順システム・モデルは、図6及び
次式で表わされる。
力プラント1の入出力変数の時系列信号を入力して、火
力プラント1の出力変数の値を推定する順システム・モ
デルを同定する。この順システム・モデルは、図6及び
次式で表わされる。
【0033】
【数2】
【0034】 ここで、C:火力プラント1の出力変数yの現時点tで
の値y(t)の推定値y(t) Z:火力プラント1の入出力変数の時系列信号 F:順システム・モデル関数(非線形変換関数) 火力プラント1の出力変数yの現時点tでの値y(t)
は、例えば次式で与えられる。
の値y(t)の推定値y(t) Z:火力プラント1の入出力変数の時系列信号 F:順システム・モデル関数(非線形変換関数) 火力プラント1の出力変数yの現時点tでの値y(t)
は、例えば次式で与えられる。
【0035】
【数3】
【0036】 ここで、MW(t) :現時点tでの発電機出力の値 PMS(t) :現時点tでの主蒸気圧力の値 TISH(t):現時点tでの一次過熱器出口蒸気温度の
値 O2(t) :現時点tでの排ガスO2 濃度の値 TMS(t) :現時点tでの主蒸気温度の値 TRH(t) :現時点tでの再熱蒸気温度の値 PWW(t) :現時点tでの火炉ドラフトの値 また、火力プラント1の入出力変数の時系列信号Zは、
例えば次式で与えられる。
値 O2(t) :現時点tでの排ガスO2 濃度の値 TMS(t) :現時点tでの主蒸気温度の値 TRH(t) :現時点tでの再熱蒸気温度の値 PWW(t) :現時点tでの火炉ドラフトの値 また、火力プラント1の入出力変数の時系列信号Zは、
例えば次式で与えられる。
【0037】
【数4】
【0038】
【数5】
【0039】
【数6】
【0040】 ここで、FMS(t−i):時点(t−i)での主蒸気流
量の値 FFW(t−i):時点(t−i)での給水流量の値 FF(t−i) :時点(t−i)での燃料流量の値 FA(t−i) :時点(t−i)での空気流量の値 FSP(t−i):時点(t−i)でのスプレイ流量の値 FGR(t−i):時点(t−i)でのガス再循環流量の
値 FG(t−i) :時点(t−i)での排ガス流量の値 L :モデルの次数 順システム・モデル関数F(Z)は、図7に示す多層
(m層)のニューラル・ネットワークにより構築する。
量の値 FFW(t−i):時点(t−i)での給水流量の値 FF(t−i) :時点(t−i)での燃料流量の値 FA(t−i) :時点(t−i)での空気流量の値 FSP(t−i):時点(t−i)でのスプレイ流量の値 FGR(t−i):時点(t−i)でのガス再循環流量の
値 FG(t−i) :時点(t−i)での排ガス流量の値 L :モデルの次数 順システム・モデル関数F(Z)は、図7に示す多層
(m層)のニューラル・ネットワークにより構築する。
【0041】このニューラル・ネットワークの構成要素
であるユニットの構成を図8に示す。
であるユニットの構成を図8に示す。
【0042】このユニットの入出力関係は、次式で表わ
される。
される。
【0043】
【数7】
【0044】
【数8】
【0045】 ここで、uj(k) :第k層の第jユニットへ
の入力の総和 vj(k) :第k層の第jユニットの出力 wij(k−1,k):第(k−1)層の第iユニットか
ら第k層の第jユニットへの結合の重み係数 f :各ユニットの入出力関係を与える
関数(入出力関数) ニューラル・ネットワークの第一層は、入力層であり、
第一層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワーク
への入力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル
・ネットワークへの入力信号は、火力プラント1の入出
力変数の時系列信号Zであり、数4からその対応は次式
で表わされる。
の入力の総和 vj(k) :第k層の第jユニットの出力 wij(k−1,k):第(k−1)層の第iユニットか
ら第k層の第jユニットへの結合の重み係数 f :各ユニットの入出力関係を与える
関数(入出力関数) ニューラル・ネットワークの第一層は、入力層であり、
第一層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワーク
への入力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル
・ネットワークへの入力信号は、火力プラント1の入出
力変数の時系列信号Zであり、数4からその対応は次式
で表わされる。
【0046】
【数9】
【0047】また、ニューラル・ネットワークの最終層
(本発明の実施例では第m層)は、出力層であり、この
層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワークの出
力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル・ネッ
トワークの出力信号は、火力プラント1の出力変数yの
現時点tでの値y(t)の推定値y^(t)(=C)で
あり、数3からその対応は次式で表わされる。
(本発明の実施例では第m層)は、出力層であり、この
層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワークの出
力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル・ネッ
トワークの出力信号は、火力プラント1の出力変数yの
現時点tでの値y(t)の推定値y^(t)(=C)で
あり、数3からその対応は次式で表わされる。
【0048】
【数10】
【0049】数2に示す非線形変換関数F(Z)の特性
は、数7,数8に示すユニットの入出力関係が変化する
とそれに伴って変化する。すなわち、ニューラル・ネッ
トワークの層の個数,各層のユニットの個数,各ユニッ
トの重み係数wij(k−1,k),各ユニットの入出力
関係を与える関数fが変化すると、非線形変換関数F
(Z)の特性が変化する。従って、層の個数,各層のユ
ニットの個数,各ユニットの重み係数wij(k−1,
k),各ユニットの入出力関係を与える関数fを調整す
ることにより目的に適合する非線形変換関数F(Z)を
構築できる。
は、数7,数8に示すユニットの入出力関係が変化する
とそれに伴って変化する。すなわち、ニューラル・ネッ
トワークの層の個数,各層のユニットの個数,各ユニッ
トの重み係数wij(k−1,k),各ユニットの入出力
関係を与える関数fが変化すると、非線形変換関数F
(Z)の特性が変化する。従って、層の個数,各層のユ
ニットの個数,各ユニットの重み係数wij(k−1,
k),各ユニットの入出力関係を与える関数fを調整す
ることにより目的に適合する非線形変換関数F(Z)を
構築できる。
【0050】順システム・モデル同定システム3は、制
御対象1の順システム・モデルを学習により同定する。
次に、この学習のアルゴリズムについて説明する。
御対象1の順システム・モデルを学習により同定する。
次に、この学習のアルゴリズムについて説明する。
【0051】先ず、学習用データとして入出力の組
(Z,C)が与えられたとき、次式に示す誤差の二乗を
損失関数Rとして定義する。
(Z,C)が与えられたとき、次式に示す誤差の二乗を
損失関数Rとして定義する。
【0052】
【数11】
【0053】 ここで、w :ニューラル・ネットワー
クの結合の重み係数をすべてまとめたもの vj(m)(w,Z):入力Zと重み係数wから総合的に
得られる第m層(出力層)の第jユニットの出力 wの修正量Δwは、損失関数Rのwについての勾配(gr
adient) から求められ、次式で表わされる。
クの結合の重み係数をすべてまとめたもの vj(m)(w,Z):入力Zと重み係数wから総合的に
得られる第m層(出力層)の第jユニットの出力 wの修正量Δwは、損失関数Rのwについての勾配(gr
adient) から求められ、次式で表わされる。
【0054】
【数12】
【0055】 ここで、Δwij(k−1,k):第(k−1)層の第i
ユニットから第k層の第jユニットへの結合の重み係数
wij(k−1,k)の修正量 ε :正の定数 数12の右辺の∂R/∂wij(k−1,k)は、次式の
ように変形できる。
ユニットから第k層の第jユニットへの結合の重み係数
wij(k−1,k)の修正量 ε :正の定数 数12の右辺の∂R/∂wij(k−1,k)は、次式の
ように変形できる。
【0056】
【数13】
【0057】数8を数13に代入して整理すると、次式
が導かれる。
が導かれる。
【0058】
【数14】
【0059】k≠mのとき、数14の右辺の∂R/∂u
j(k)は、次式により求められる。
j(k)は、次式により求められる。
【0060】
【数15】
【0061】数7,数8を数15に代入して整理する
と、次式が得られる。
と、次式が得られる。
【0062】
【数16】
【0063】ここで、f1 :各ユニットの入出力関係を
与える関数fの導関数 ∂R/∂uj(k)=dj(k)とおくと、数12,数16
は、次式で表わされる。
与える関数fの導関数 ∂R/∂uj(k)=dj(k)とおくと、数12,数16
は、次式で表わされる。
【0064】
【数17】
【0065】
【数18】
【0066】また、k=mのとき、∂R/∂uj(m)
は、数11から次式により求められる。
は、数11から次式により求められる。
【0067】
【数19】
【0068】数17,数18,数19を用いると、結合
の重み係数vij(k−1,k)の修正が、k=mからk=
2に向かって、再帰的に計算される。すなわち、出力層
での理想出力Cj と実際の出力uj(m)(w,z)との誤
差を入力として、出力層から入力層の方向へ、信号の伝
播と逆の方向にwij(k,k−1)で重みをつけた和をと
りながら伝播していく。これが、誤差逆伝播学習アルゴ
リズムである。
の重み係数vij(k−1,k)の修正が、k=mからk=
2に向かって、再帰的に計算される。すなわち、出力層
での理想出力Cj と実際の出力uj(m)(w,z)との誤
差を入力として、出力層から入力層の方向へ、信号の伝
播と逆の方向にwij(k,k−1)で重みをつけた和をと
りながら伝播していく。これが、誤差逆伝播学習アルゴ
リズムである。
【0069】各ユニットの入出力関係を与える関数fが
すべてのユニットについて共通で、次式で表わされるも
のとする。
すべてのユニットについて共通で、次式で表わされるも
のとする。
【0070】
【数20】
【0071】数20より、次式で得られる。
【0072】
【数21】
【0073】数7,数21より、次式が導かれる。
【0074】
【数22】
【0075】なお、学習を滑らかに速く収束させるため
に、数17は次式のように修正することができる。
に、数17は次式のように修正することができる。
【0076】
【数23】
【0077】 ここで、α:正の定数(α=1−εとしてもよい) τ:修正の回数 学習用データの入出力の組(Z,C)において、入力Z
を学習用入力データと呼び、出力Cを学習用教師データ
と呼ぶ。次に、本発明の実施例において学習用データの
獲得方法について説明する。
を学習用入力データと呼び、出力Cを学習用教師データ
と呼ぶ。次に、本発明の実施例において学習用データの
獲得方法について説明する。
【0078】学習用データの入出力の組(Z,C)には、
制御対象1の運転データ、すなわち、制御対象1の入出
力変数の時系列データを利用する。例えば、サンプリン
グ周期Δtで収集した現時点tからMサンプリング前ま
での時系列データ{(y(t),x(t)),(y(t−1),
x(t−1)),……,(y(t−M),x(t−M))}(M
>L)を記憶しておき、このデータを利用する。この時
系列データと学習用入出力の組(Z,C)との対応を次
式に示す。
制御対象1の運転データ、すなわち、制御対象1の入出
力変数の時系列データを利用する。例えば、サンプリン
グ周期Δtで収集した現時点tからMサンプリング前ま
での時系列データ{(y(t),x(t)),(y(t−1),
x(t−1)),……,(y(t−M),x(t−M))}(M
>L)を記憶しておき、このデータを利用する。この時
系列データと学習用入出力の組(Z,C)との対応を次
式に示す。
【0079】
【数24】
【0080】上記の(M−L+1)個の学習用データに
入出力の組(Z,C)を用いて、先に説明した誤差逆伝
播学習アルゴリズムによりニューラル・ネットワークを
学習させ、順システム・モデルを同定する。
入出力の組(Z,C)を用いて、先に説明した誤差逆伝
播学習アルゴリズムによりニューラル・ネットワークを
学習させ、順システム・モデルを同定する。
【0081】なお、学習用データとして、上ではある期
間収録しておいた運転データを使用するようにしたが、
時々刻々変化する運転データを使用することもできる。
制御対象の特性変化が速いときは、時々刻々変化する運
転データを使用する方がよい。
間収録しておいた運転データを使用するようにしたが、
時々刻々変化する運転データを使用することもできる。
制御対象の特性変化が速いときは、時々刻々変化する運
転データを使用する方がよい。
【0082】制御パラメータ調整システム4は、順シス
テム・モデル同定システム3で同定した制御対象1の順
システム・モデルを用いて、制御システム2のフィード
・バック制御系の制御パラメータを調整する。すなわ
ち、図9に示すように、制御システム2のモデル42と
同定した制御対象1の順システム・モデル41を組合
せ、この組合せた制御系のモデルが良好な制御応答を得
るようにフィード・バック制御系の制御パラメータを調
整する。
テム・モデル同定システム3で同定した制御対象1の順
システム・モデルを用いて、制御システム2のフィード
・バック制御系の制御パラメータを調整する。すなわ
ち、図9に示すように、制御システム2のモデル42と
同定した制御対象1の順システム・モデル41を組合
せ、この組合せた制御系のモデルが良好な制御応答を得
るようにフィード・バック制御系の制御パラメータを調
整する。
【0083】本発明の実施例では、制御対象1は、火力
プラントであり、制御システム2は、火力プラント制御
システムである。火力プラント制御システムのフィード
・バック制御系の制御パラメータは、図5のフィード・
バック制御器110〜116の制御パラメータである。
フィード・バック制御器110〜116は、次式で表わ
される。比例・積分器あるいは比例・積分・微分器等に
より構成される。
プラントであり、制御システム2は、火力プラント制御
システムである。火力プラント制御システムのフィード
・バック制御系の制御パラメータは、図5のフィード・
バック制御器110〜116の制御パラメータである。
フィード・バック制御器110〜116は、次式で表わ
される。比例・積分器あるいは比例・積分・微分器等に
より構成される。
【0084】
【数25】
【0085】 ここで、GC1(s):比例・積分器の伝達関数 Kp :比例ゲイン Ti :積分時間 s :ラプラス演算子
【0086】
【数26】
【0087】 ここで、GC2(s):比例・積分・微分器の伝達関数 Td :微分時間 フィード・バック制御器110〜116の制御パラメー
タ、すなわち比例ゲインKp ,積分時間Ti ,微分時間
Td は、図9に示す制御系のモデルが良好な制御特性を
持つように調整される。例えば、図3に示すように、制
御系のモデルのステップ応答が望ましいオーバシュート
量,減衰比,立上がり時間を持つように調整される。
タ、すなわち比例ゲインKp ,積分時間Ti ,微分時間
Td は、図9に示す制御系のモデルが良好な制御特性を
持つように調整される。例えば、図3に示すように、制
御系のモデルのステップ応答が望ましいオーバシュート
量,減衰比,立上がり時間を持つように調整される。
【0088】本発明の他の実施例を図10に示す。
【0089】本実施例は、制御対象1の逆システム・モ
デルを同定する逆システム・モデル同定システム5,同
定した逆システム・モデルを用いて制御パラメータを調
整する制御パラメータ調整システム4,調整した制御パ
ラメータを用いて制御対象1を制御する制御システム2
から構成される。
デルを同定する逆システム・モデル同定システム5,同
定した逆システム・モデルを用いて制御パラメータを調
整する制御パラメータ調整システム4,調整した制御パ
ラメータを用いて制御対象1を制御する制御システム2
から構成される。
【0090】以下、制御対象1として火力プラントを対
象に、本発明の他の実施例を説明する。なお、火力プラ
ント及び火力プラント制御システムの概要は、図1の実
施例で説明した通りである。
象に、本発明の他の実施例を説明する。なお、火力プラ
ント及び火力プラント制御システムの概要は、図1の実
施例で説明した通りである。
【0091】逆システム・モデル同定システム5は、制
御対象1の出力変数の時系列信号を入力して、制御対象
1の入力変数の時系列信号を推定する逆システム・モデ
ルを同定する。この逆システム・モデルは、図11及び
次式で表わされる。
御対象1の出力変数の時系列信号を入力して、制御対象
1の入力変数の時系列信号を推定する逆システム・モデ
ルを同定する。この逆システム・モデルは、図11及び
次式で表わされる。
【0092】
【数27】
【0093】 ここで、C1 :制御対象1の入力変数の時系列信号の推
定値 Z1 :制御対象1の出力変数の時系列信号 F1 :逆システム・モデル関数(非線形変換関数) 制御対象1の入力変数の時系列信号の推定値C1 は、次
式で表わされる。
定値 Z1 :制御対象1の出力変数の時系列信号 F1 :逆システム・モデル関数(非線形変換関数) 制御対象1の入力変数の時系列信号の推定値C1 は、次
式で表わされる。
【0094】
【数28】
【0095】 ここで、x^(t−l):(t−l)サンプリング時点の
制御対象1の操作量の推定値 L1 :次数 T :転置を表わす記号 また、制御対象1の出力変数の時系列信号Z1 は、次式
で与えられる。
制御対象1の操作量の推定値 L1 :次数 T :転置を表わす記号 また、制御対象1の出力変数の時系列信号Z1 は、次式
で与えられる。
【0096】
【数29】
【0097】ここで、y(t−l):(t−l)サンプリ
ング時点の制御量 逆システム・モデル関数F1(Z1)は、順システム・モデ
ル関数F(Z1)と同様に図7に示す多層のニューラル・
ネットワーク(m1 層)で構成する。また、このニュー
ラル・ネットワークの構成要素であるユニットも、順シ
ステム・モデル関数F(Z)と同様に図8に示す構成のユ
ニットを使用する。
ング時点の制御量 逆システム・モデル関数F1(Z1)は、順システム・モデ
ル関数F(Z1)と同様に図7に示す多層のニューラル・
ネットワーク(m1 層)で構成する。また、このニュー
ラル・ネットワークの構成要素であるユニットも、順シ
ステム・モデル関数F(Z)と同様に図8に示す構成のユ
ニットを使用する。
【0098】先に述べたように、ニューラル・ネットワ
ークの第一層は、入力層であり、第一層のユニットの出
力は、ニューラル・ネットワークへの入力信号となる。
本発明の実施例では、逆システム・モデル同定用ニュー
ラル・ネットワークへの入力信号は、制御対象1の出力
変数の時系列信号Z1 であり、その対応を次式に示す。
ークの第一層は、入力層であり、第一層のユニットの出
力は、ニューラル・ネットワークへの入力信号となる。
本発明の実施例では、逆システム・モデル同定用ニュー
ラル・ネットワークへの入力信号は、制御対象1の出力
変数の時系列信号Z1 であり、その対応を次式に示す。
【0099】
【数30】
【0100】また、ニューラル・ネットワークの最終層
(本発明の実施例では第m1 層)は、出力層であり、こ
の層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワークの
出力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル・ネ
ットワークの出力信号は、制御対象1の入力変数の時系
列信号の推定値C1 であり、その対応を次式に示す。
(本発明の実施例では第m1 層)は、出力層であり、こ
の層のユニットの出力は、ニューラル・ネットワークの
出力信号となる。本発明の実施例では、ニューラル・ネ
ットワークの出力信号は、制御対象1の入力変数の時系
列信号の推定値C1 であり、その対応を次式に示す。
【0101】
【数31】
【0102】数27に示す逆システム・モデル関数F1
(Z1 )は、数7,数8に示すユニットの入出力関係が変
化するとそれに伴って変化する。すなわち、ニューラル
・ネットワークの層の個数,各層のユニットの個数,各
ユニットの重み係数wij(k−1,k),各ユニットの
入出力関数を与える関数fが変化すると、逆システム・
モデル関数F1(Z1)が変化する。したがって、層の個
数,各層のユニットの個数,各ユニットの重み係数wij
(k−1,k),各ユニットの入出力関数を与える関数f
を調整することにより目的に適合する逆システム・モデ
ル関数F1(Z1)を構築できる。
(Z1 )は、数7,数8に示すユニットの入出力関係が変
化するとそれに伴って変化する。すなわち、ニューラル
・ネットワークの層の個数,各層のユニットの個数,各
ユニットの重み係数wij(k−1,k),各ユニットの
入出力関数を与える関数fが変化すると、逆システム・
モデル関数F1(Z1)が変化する。したがって、層の個
数,各層のユニットの個数,各ユニットの重み係数wij
(k−1,k),各ユニットの入出力関数を与える関数f
を調整することにより目的に適合する逆システム・モデ
ル関数F1(Z1)を構築できる。
【0103】逆システム・モデル同定システム5は、逆
システム・モデル関数F1(Z1)を学習により構築し、制
御対象1の逆システム・モデルを同定する。すなわち、
学習用データとして入出力の組(Z1,C1)が与えられ
たとき、順システム・モデルの同定と同様に、誤差逆伝
播学習アルゴリズムにより各ユニットの重みwij(k,k
−1)を修正し、逆システム・モデル関数F1(Z1)を構
築する。
システム・モデル関数F1(Z1)を学習により構築し、制
御対象1の逆システム・モデルを同定する。すなわち、
学習用データとして入出力の組(Z1,C1)が与えられ
たとき、順システム・モデルの同定と同様に、誤差逆伝
播学習アルゴリズムにより各ユニットの重みwij(k,k
−1)を修正し、逆システム・モデル関数F1(Z1)を構
築する。
【0104】学習用データの入出力の組(Z1,C1)に
おいて、入力Z1 を学習用入力データと呼び、出力C1
を学習用教師データと呼ぶ。本発明の実施例では、制御
対象1の運転データを学習用データとして使用し、逆シ
ステム・モデルを同定する。この場合、制御対象1の出
力変数(制御量)の時系列信号を学習用入力データとし
て使用し、制御対象1の入力変数(操作量)の時系列信
号を学習用教師データとして使用する。これらの学習用
データの入出力の組(Z1,C1)は、時々刻々変化する
運転データを使用することもできる。また、ある期間収
録しておいた運転データを使用することもできる。制御
対象の特性変化が速いときは、時々刻々変化する運転デ
ータを使用する方がよい。
おいて、入力Z1 を学習用入力データと呼び、出力C1
を学習用教師データと呼ぶ。本発明の実施例では、制御
対象1の運転データを学習用データとして使用し、逆シ
ステム・モデルを同定する。この場合、制御対象1の出
力変数(制御量)の時系列信号を学習用入力データとし
て使用し、制御対象1の入力変数(操作量)の時系列信
号を学習用教師データとして使用する。これらの学習用
データの入出力の組(Z1,C1)は、時々刻々変化する
運転データを使用することもできる。また、ある期間収
録しておいた運転データを使用することもできる。制御
対象の特性変化が速いときは、時々刻々変化する運転デ
ータを使用する方がよい。
【0105】制御パラメータ調整システム4は、逆シス
テム・モデル同定システム5で同定した制御対象1の逆
システム・モデルを用いて制御システム2のフィード・
フォワード制御系の制御パラメータを調整する。すなわ
ち、制御システム2のフィード・フォード制御系と制御
対象1を組合せた制御系の応答特性が望ましい応答特性
を持つ規範モデルの特性に一致するようにフィード・フ
ォワード制御系の制御パラメータを調整する。なお、規
範モデルとしては、予めシミュレーション等により求め
ておいたものを利用できる。次に、これについて説明す
る。
テム・モデル同定システム5で同定した制御対象1の逆
システム・モデルを用いて制御システム2のフィード・
フォワード制御系の制御パラメータを調整する。すなわ
ち、制御システム2のフィード・フォード制御系と制御
対象1を組合せた制御系の応答特性が望ましい応答特性
を持つ規範モデルの特性に一致するようにフィード・フ
ォワード制御系の制御パラメータを調整する。なお、規
範モデルとしては、予めシミュレーション等により求め
ておいたものを利用できる。次に、これについて説明す
る。
【0106】制御対象1の制御量、すなわち、出力変数
の目標値rの時系列信号Z2 は、次式で与えられる。
の目標値rの時系列信号Z2 は、次式で与えられる。
【0107】
【数32】
【0108】
【数33】
【0109】ここで、n:制御量の個数 この目標値rの時系列信号Z2 を規範モデルに入力する
ことにより規範モデルの出力変数yM の時系列信号Z2
は、次式で与えられる。
ことにより規範モデルの出力変数yM の時系列信号Z2
は、次式で与えられる。
【0110】
【数34】
【0111】
【数35】
【0112】この規範モデルの出力変数yM の時系列信
号Z3 と同定した制御対象1の逆システム・モデルを用
いてフィード・フォワード制御系の制御パラメータを調
整する。すなわち、目標値rの時系列信号Z2に対する
望ましい応答である規範モデルの出力変数yM の時系列
信号Z3 を同定した制御対象1の逆システム・モデルに
入力すると、制御対象1に入力すべき入力変数xd の時
系列信号C3 が次式により得られる。
号Z3 と同定した制御対象1の逆システム・モデルを用
いてフィード・フォワード制御系の制御パラメータを調
整する。すなわち、目標値rの時系列信号Z2に対する
望ましい応答である規範モデルの出力変数yM の時系列
信号Z3 を同定した制御対象1の逆システム・モデルに
入力すると、制御対象1に入力すべき入力変数xd の時
系列信号C3 が次式により得られる。
【0113】
【数36】
【0114】
【数37】
【0115】
【数38】
【0116】C3 :望ましい応答である規範モデルの出
力変数yM の時系列信号Z3 を得るために、制御対象1
に入力すべき入力変数xの時系列信号 この制御対象1に入力すべき入力変数xd の時系列信号
C3 と次式に示す制御システム2のフィード・フォワー
ド制御系の出力の時系列信号C4 が一致するように、フ
ィード・フォワード制御系の制御パラメータを調整す
る。
力変数yM の時系列信号Z3 を得るために、制御対象1
に入力すべき入力変数xの時系列信号 この制御対象1に入力すべき入力変数xd の時系列信号
C3 と次式に示す制御システム2のフィード・フォワー
ド制御系の出力の時系列信号C4 が一致するように、フ
ィード・フォワード制御系の制御パラメータを調整す
る。
【0117】
【数39】
【0118】
【数40】
【0119】ここで、xfi:フィード・フォワード制御
系の出力 これにより、目標値rの時系列信号に対して制御対象1
の制御量、すなわち、出力変数の時系列信号が望ましい
応答をするようにできる。具体的方法について、以下に
説明する。
系の出力 これにより、目標値rの時系列信号に対して制御対象1
の制御量、すなわち、出力変数の時系列信号が望ましい
応答をするようにできる。具体的方法について、以下に
説明する。
【0120】火力プラント制御システムにおいては、先
に説明したように、火力プラントの各操作量のデマン
ド、すなわち、タービン蒸気流量デマンドFMSD ,給水
流量デマンドFFWD ,燃料流量デマンドFFD,空気流量
デマンドFAD,スプレ流量デマンドFSPD ,再循環ガス
流量デマンドFGRD ,排ガス流量デマンドFGDが数1に
示す関係により求められる。このうち、フィード・フォ
ワード制御系により決定される各操作量のデマンドは、
次式に示す部分である。
に説明したように、火力プラントの各操作量のデマン
ド、すなわち、タービン蒸気流量デマンドFMSD ,給水
流量デマンドFFWD ,燃料流量デマンドFFD,空気流量
デマンドFAD,スプレ流量デマンドFSPD ,再循環ガス
流量デマンドFGRD ,排ガス流量デマンドFGDが数1に
示す関係により求められる。このうち、フィード・フォ
ワード制御系により決定される各操作量のデマンドは、
次式に示す部分である。
【0121】
【数41】
【0122】先に述べた制御システム2のフィード・フ
ォワード制御系の出力の時系列信号C4 は、火力プラン
ト制御システムでは、数41に示す各操作量のデマンド
の時系列信号に対応する。また、制御対象1に入力すべ
き入力変数xd の時系列信号C3 は、火力プラントに入
力すべき各操作量の時系列信号に対応する。したがっ
て、火力プラント制御システムでは、火力プラントに入
力すべき各操作量の時系列信号に、数41に示す各操作
量のデマンドの時系列信号ができるだけ一致するように
関数gi(x),hi(x)を調整することになる。これによ
り、火力プラント制御システムのフィード・フォワード
制御系の調整が可能となる。
ォワード制御系の出力の時系列信号C4 は、火力プラン
ト制御システムでは、数41に示す各操作量のデマンド
の時系列信号に対応する。また、制御対象1に入力すべ
き入力変数xd の時系列信号C3 は、火力プラントに入
力すべき各操作量の時系列信号に対応する。したがっ
て、火力プラント制御システムでは、火力プラントに入
力すべき各操作量の時系列信号に、数41に示す各操作
量のデマンドの時系列信号ができるだけ一致するように
関数gi(x),hi(x)を調整することになる。これによ
り、火力プラント制御システムのフィード・フォワード
制御系の調整が可能となる。
【0123】本発明の他の実施例を図12に示す。
【0124】本実施例は、制御対象1の逆システム・モ
デルを同定する逆システム・モデル同定システム5,同
定した逆システム・モデルを用いてフィード・フォワー
ド制御量を求める逆システム応用フィード・フォワード
制御システム6,逆システム応用フィード・フォワード
制御システム6と協調して制御対象1を制御する制御シ
ステム2から構成される。
デルを同定する逆システム・モデル同定システム5,同
定した逆システム・モデルを用いてフィード・フォワー
ド制御量を求める逆システム応用フィード・フォワード
制御システム6,逆システム応用フィード・フォワード
制御システム6と協調して制御対象1を制御する制御シ
ステム2から構成される。
【0125】以下、制御対象1として火力プラントを対
象に、本発明の他の実施例を説明する。なお、火力プラ
ント及び火力プラント制御システムの概要は、図1の実
施例で説明した通りである。
象に、本発明の他の実施例を説明する。なお、火力プラ
ント及び火力プラント制御システムの概要は、図1の実
施例で説明した通りである。
【0126】逆システム・モデル同定システム5は、図
11に示す実施例と同様にして、制御対象1の逆システ
ム・モデルを同定する。また、逆システム応用フィード
・フォワード制御システム6は、逆システム・モデル同
定システム5で同定した制御対象1の逆システム・モデ
ルを用いて、フィード・フォワード制御量を求める。す
なわち、フィード・フォワード制御量を制御対象1に入
力したときの応答特性が望ましい応答特性を持つ規範モ
デルの特性に一致するようにフィード・フォワード制御
量を求める。このため、図11の実施例と同様にして、
目標値rの時系列信号に対する望ましい応答である規範
モデルの出力変数の時系列信号を求め、この規範モデル
の出力変数の時系列信号を同定した制御対象1の逆シス
テム・モデルに入力して制御対象1に入力すべき入力変
数の時系列信号を求める。なお、規範モデルとしては、
図11に示す実施例と同様のものを用いる。この制御対
象1に入力すべき入力変数の時系列信号をフィード・フ
ォワード制御量として制御システム2に出力する。火力
プラントの場合、フィード・フォワード制御量は、数4
1に対応する各操作量のデマンドである。制御システム
2は、このフィード・フォワード制御量を取込み、これ
とフィード・バック制御系で求めたフィード・バック制
御量と組合せて、制御対象1の操作量を求める。火力プ
ラントの場合、操作量は、数1に対応する各操作量のデ
マンドである。
11に示す実施例と同様にして、制御対象1の逆システ
ム・モデルを同定する。また、逆システム応用フィード
・フォワード制御システム6は、逆システム・モデル同
定システム5で同定した制御対象1の逆システム・モデ
ルを用いて、フィード・フォワード制御量を求める。す
なわち、フィード・フォワード制御量を制御対象1に入
力したときの応答特性が望ましい応答特性を持つ規範モ
デルの特性に一致するようにフィード・フォワード制御
量を求める。このため、図11の実施例と同様にして、
目標値rの時系列信号に対する望ましい応答である規範
モデルの出力変数の時系列信号を求め、この規範モデル
の出力変数の時系列信号を同定した制御対象1の逆シス
テム・モデルに入力して制御対象1に入力すべき入力変
数の時系列信号を求める。なお、規範モデルとしては、
図11に示す実施例と同様のものを用いる。この制御対
象1に入力すべき入力変数の時系列信号をフィード・フ
ォワード制御量として制御システム2に出力する。火力
プラントの場合、フィード・フォワード制御量は、数4
1に対応する各操作量のデマンドである。制御システム
2は、このフィード・フォワード制御量を取込み、これ
とフィード・バック制御系で求めたフィード・バック制
御量と組合せて、制御対象1の操作量を求める。火力プ
ラントの場合、操作量は、数1に対応する各操作量のデ
マンドである。
【0127】なお、プラント制御系の安定性を考え、制
御対象1の制御量の変動がある規準値以上になると、制
御システム2は、制御システム2内のフィード・フォワ
ード制御系で求めたフィード・フォワード制御量とフィ
ード・バック制御系で求めたフィード・バック制御量を
組合せて、制御対象1の操作量を求めるようにしてもよ
い。このとき、逆システム応用フィード・フォワード制
御システム6で求めたフィード・フォワード制御量は無
効にされる。
御対象1の制御量の変動がある規準値以上になると、制
御システム2は、制御システム2内のフィード・フォワ
ード制御系で求めたフィード・フォワード制御量とフィ
ード・バック制御系で求めたフィード・バック制御量を
組合せて、制御対象1の操作量を求めるようにしてもよ
い。このとき、逆システム応用フィード・フォワード制
御システム6で求めたフィード・フォワード制御量は無
効にされる。
【0128】図9に示す本発明の実施例は、順システム
・モデル同定システム3で同定した制御対象1の順シス
テム・モデルを用いて、制御システム2のフィード・バ
ック制御系の制御パラメータを調整するようにしたが、
制御システム2のフィード・フォワード制御系の制御パ
ラメータも合せて調整するようにしてもよい。
・モデル同定システム3で同定した制御対象1の順シス
テム・モデルを用いて、制御システム2のフィード・バ
ック制御系の制御パラメータを調整するようにしたが、
制御システム2のフィード・フォワード制御系の制御パ
ラメータも合せて調整するようにしてもよい。
【0129】図10,図12では、規範モデルとして、
予めシミュレーション等で求めておいたものを利用する
ようにしたが、目標値そのものを規範モデルの出力とす
るようにしてもよい。また、目標値に無駄時間遅れの演
算を施したものを規範モデルの出力とするようにしても
よい。また、目標値12に一パスフィルタ処理を施した
ものを規範モデルの出力とするようにしてもよい。
予めシミュレーション等で求めておいたものを利用する
ようにしたが、目標値そのものを規範モデルの出力とす
るようにしてもよい。また、目標値に無駄時間遅れの演
算を施したものを規範モデルの出力とするようにしても
よい。また、目標値12に一パスフィルタ処理を施した
ものを規範モデルの出力とするようにしてもよい。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、制御対象の運転時の入
力変数の時系列信号を学習用入力データとすると共に、
制御対象の運転時の出力変数の時系列信号を学習用教師
データとして使用し、制御対象の順システム・モデル同
定用ニューラル・ネットワークを学習させ、この順シス
テム・モデルを用いて制御系の制御パラメータを調整す
るので、制御系のステップ応答を得るのが難しい制御対
象でも制御系の制御パラメータを調整できる。
力変数の時系列信号を学習用入力データとすると共に、
制御対象の運転時の出力変数の時系列信号を学習用教師
データとして使用し、制御対象の順システム・モデル同
定用ニューラル・ネットワークを学習させ、この順シス
テム・モデルを用いて制御系の制御パラメータを調整す
るので、制御系のステップ応答を得るのが難しい制御対
象でも制御系の制御パラメータを調整できる。
【0131】なお、順システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークは、多入力多出力系の制御対象でも、
順システム・モデルを同定できるので、この順システム
・モデルを用いて制御系の制御パラメータを調整するこ
とにより複数の制御量間の干渉が大きい制御対象でも制
御系の制御パラメータを調整できる。
ル・ネットワークは、多入力多出力系の制御対象でも、
順システム・モデルを同定できるので、この順システム
・モデルを用いて制御系の制御パラメータを調整するこ
とにより複数の制御量間の干渉が大きい制御対象でも制
御系の制御パラメータを調整できる。
【0132】更に、ニューラル・ネットワークは、入力
を非線形変換して、その結果を出力する機能があり、こ
の機能を利用しているので、順システム・モデル同定用
ニューラル・ネットワークは、制御対象の非線形回帰モ
デルが実現でき、非線形特性を持つ制御対象でも制御系
の制御パラメータを調整できる。
を非線形変換して、その結果を出力する機能があり、こ
の機能を利用しているので、順システム・モデル同定用
ニューラル・ネットワークは、制御対象の非線形回帰モ
デルが実現でき、非線形特性を持つ制御対象でも制御系
の制御パラメータを調整できる。
【0133】また、制御対象の運転時の出力変数の時系
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするようにフィード・フォワード制御系の制御パラメ
ータを調整できる。
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするようにフィード・フォワード制御系の制御パラメ
ータを調整できる。
【0134】また、制御対象の運転時の出力変数の時系
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするフィード・フォワード制御系を構成でき、このフ
ィード・フォワード制御系と制御システムのフィード・
バック制御系を組合せて制御対象を制御するので、制御
対象の特性に適応して制御系の特性を良好に保持でき
る。
列信号を学習用入力データとすると共に、制御対象の運
転時の入力変数の時系列信号を学習用教師データとして
使用し、制御対象の逆システム・モデル同定用ニューラ
ル・ネットワークを学習させるので、この逆システム・
モデルを用いて制御対象が目標値に対して望ましい応答
をするフィード・フォワード制御系を構成でき、このフ
ィード・フォワード制御系と制御システムのフィード・
バック制御系を組合せて制御対象を制御するので、制御
対象の特性に適応して制御系の特性を良好に保持でき
る。
【図1】本発明の一実施例を示すシステムブロック図。
【図2】従来の制御パラメータ調整方法の概要を示すシ
ステムブロック図。
ステムブロック図。
【図3】制御量のステップ応答の特徴量を示す時間応答
波形図。
波形図。
【図4】火力プラントの概要を示すシステム系統図。
【図5】火力プラント御御システムの概要を示すシステ
ムブロック図。
ムブロック図。
【図6】順システム・モデルの入出力関係を示す説明
図。
図。
【図7】ニューラル・ネットワークの構成例を示す説明
図。
図。
【図8】ニューラル・ネットワークのユニットの構成を
示す説明図。
示す説明図。
【図9】本発明の一実施例を説明するためのシステムブ
ロック図。
ロック図。
【図10】本発明の他の実施例を示すシステムブロック
図。
図。
【図11】逆システム・モデルの入出力関係を示す説明
図。
図。
【図12】本発明の他の実施例を示すシステムブロック
図。
図。
1…制御対象、2…制御システム、3…順システム・モ
デル同定システム、4…制御パラメータ調整システム。
デル同定システム、4…制御パラメータ調整システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 亨 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (17)
- 【請求項1】制御量を目標値に一致させるように制御対
象を制御する方法において、前記制御対象の入出力変数
の信号を用いて前記制御対象のモデルをニューラル・ネ
ットワークにより実現し、前記モデルを用いて前記制御
対象の特性変化に適応して制御装置の制御パラメータを
調整することを特徴とするプロセスの適応制御方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記制御対象の運転デ
ータを記録しておき、前記運転データを学習用データと
して使用し、これにより前記ニューラル・ネットワーク
を学習させてモデルを同定するプロセスの適応制御方
法。 - 【請求項3】請求項1において、前記制御対象の時々刻
々変化する運転データを学習用データとして使用し、こ
れによりオンライン・リアルタイムで前記ニューラル・
ネットワークを学習させてモデルを同定するプロセスの
適応制御方法。 - 【請求項4】請求項1において、前記制御対象の入出力
変数の信号として、前記制御対象の負荷レベルを表わす
変数の信号を用いるプロセスの適応制御方法。 - 【請求項5】請求項1において、前記制御対象の入出力
変数の信号として、時系列信号を用いるプロセス適応制
御方法。 - 【請求項6】請求項1において、前記ニューラル・ネッ
トワークにより実現したモデルを用いて、制御装置のフ
ィード・バック制御系の制御パラメータを調整するプロ
セスの適応制御方法。 - 【請求項7】請求項1において、前記ニューラル・ネッ
トワークにより実現したモデルを用いて、制御装置のフ
ィード・フォワード制御系の制御パラメータを調整する
プロセスの適応制御方法。 - 【請求項8】請求項1において、前記制御対象の入出力
変数の信号を入力して前記制御対象の出力変数の推定値
を出力する順システム・モデルをニューラル・ネットワ
ークにより実現し、このモデルを用いて、制御装置の制
御パラメータを調整するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項9】請求項1において、前記制御対象の出力変
数の信号を入力して前記制御対象の入力変数の推定値を
出力する逆システム・モデルをニューラル・ネットワー
クにより実現し、このモデルを用いて、制御装置の制御
パラメータを調整するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項10】請求項8において、前記ニューラル・ネ
ットワークにより実現した順システム・モデルを用い
て、制御装置のフィード・バック制御系の制御パラメー
タを調整するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項11】請求項8において、前記ニューラル・ネ
ットワークにより実現した順システム・モデルを用い
て、制御装置のフィード・フォワード制御系の制御パラ
メータを調整するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項12】請求項9において、前記ニューラル・ネ
ットワークにより実現した逆システム・モデルを用い
て、制御装置のフィード・フォワード制御系の制御パラ
メータを調整するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項13】制御量を目標値に一致させるように制御
対象を制御する方法において、前記制御対象の入出力変
数の信号を用いて前記制御対象のモデルをニューラル・
ネットワークにより実現し、このモデルを用いて前記制
御対象の特性変化に適応して前記制御対象を制御するこ
とを特徴とするプロセスの適応制御方法。 - 【請求項14】請求項13において、前記ニューラル・
ネットワークにより実現したモデルと制御装置を組合せ
て前記制御対象を制御するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項15】請求項14において、前記制御対象の出
力変数の信号を入力して前記制御対象の入力変数の推定
値を出力する逆システム・モデルをニューラル・ネット
ワークにより実現し、このモデルを用いてフィード・フ
ォワード制御系を構成すると共に、このフィード・フォ
ワード制御系と制御装置を組合せて前記制御対象を制御
するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項16】請求項15において、逆システム・モデ
ルで実現したフィード・フォワード制御系と制御装置の
フィード・バック制御系を組合せて前記制御対象を制御
するプロセスの適応制御方法。 - 【請求項17】請求項15において、逆システム・モデ
ルで実現したフィード・フォワード制御系と制御装置の
フィード・バック制御系を組合せて前記制御対象を制御
すると共に、制御性能が定められた基準以下になった場
合、制御装置のフィード・フォワード制御系とフィード
・バック制御系により前記制御対象を制御するプロセス
の適応制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3304490A JPH05143108A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | プロセスの適応制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3304490A JPH05143108A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | プロセスの適応制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143108A true JPH05143108A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17933662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3304490A Pending JPH05143108A (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | プロセスの適応制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05143108A (ja) |
Cited By (9)
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-
1991
- 1991-11-20 JP JP3304490A patent/JPH05143108A/ja active Pending
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