JPH05143130A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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- JPH05143130A JPH05143130A JP30778991A JP30778991A JPH05143130A JP H05143130 A JPH05143130 A JP H05143130A JP 30778991 A JP30778991 A JP 30778991A JP 30778991 A JP30778991 A JP 30778991A JP H05143130 A JPH05143130 A JP H05143130A
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- variable
- program
- machining
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変数を使用した加工プログラムを誤って作成
した場合でも誤動作を未然に防ぎ、またプログラムミス
を起こした箇所を容易に捜し出せる数値制御装置を提供
する。 【構成】 各変数に対して読み出し書き込み許可情報を
記憶する変数許可情報記憶部16と、所望の加工系統の
加工プログラムから変数の指定がなされた時に、指定さ
れた変数に該当する許可情報を変数許可情報記憶部16
から読み出し、所望の加工系統に対して読み出し及び書
き込みを許可するか否かを判定する変数許可判定部17
とを設けた。所望の加工系統の加工プログラムから変数
の指定がなされた時に、指定された変数に該当する許可
情報を変数許可情報記憶部16から読み出し、所望の加
工系統に対して読み出し及び書き込みを許可するか否か
を変数許可判定部17により判定する。読み出し及び書
き込みが許可されないと判定された時、変数処理手段に
よりアラームを発生して加工プログラムの実行を停止す
る。
した場合でも誤動作を未然に防ぎ、またプログラムミス
を起こした箇所を容易に捜し出せる数値制御装置を提供
する。 【構成】 各変数に対して読み出し書き込み許可情報を
記憶する変数許可情報記憶部16と、所望の加工系統の
加工プログラムから変数の指定がなされた時に、指定さ
れた変数に該当する許可情報を変数許可情報記憶部16
から読み出し、所望の加工系統に対して読み出し及び書
き込みを許可するか否かを判定する変数許可判定部17
とを設けた。所望の加工系統の加工プログラムから変数
の指定がなされた時に、指定された変数に該当する許可
情報を変数許可情報記憶部16から読み出し、所望の加
工系統に対して読み出し及び書き込みを許可するか否か
を変数許可判定部17により判定する。読み出し及び書
き込みが許可されないと判定された時、変数処理手段に
よりアラームを発生して加工プログラムの実行を停止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】複数の加工プログラムの情報に基
づき複数の加工系統からなる工作機械を制御する事がで
き、全ての加工系統の加工プログラムから読み出し及び
書き込み可能な変数を処理し得る数値制御装置に関す
る。
づき複数の加工系統からなる工作機械を制御する事がで
き、全ての加工系統の加工プログラムから読み出し及び
書き込み可能な変数を処理し得る数値制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、工作機械は複数の刃物台を有し、
更に複数の主軸を有する事により多工程を効率良く加工
できるように構成したものが非常に多くなっている。こ
こで複数の加工系統を制御する数値制御装置とは、これ
ら複数の刃物台と複数の制御軸及び1つ以上の主軸の各
々の組合わせを独立した1つ1つの系統と称し、各系統
に対応する加工プログラムに基づき独立して制御し得る
ものを指す。図5は、複数の加工系統を有する数値制御
工作機械の構成を示す代表的な例として2系統の工作機
械の例を示す図であり、図5において被加工物(W)を
把握し回転させる主軸(S)と、X1軸方向とZ1軸方
向に移動制御される第1の刃物台(T1)とにより構成
される加工系統を第1の系統とし、主軸(S)と、X2
軸方向とZ2軸方向に移動制御される第2の刃物台(T
2)とにより構成される加工系統を第2の系統とする2
系統で構成される。図4は、図5に示した2系統を有す
る数値制御工作機械を制御し、かつ全ての系統の加工プ
ログラムから読み出し及び書き込み可能な変数を処理す
る事ができる従来の数値制御装置の構成を示すブロック
図であり、数値制御装置は、紙テープやフロッピーディ
スク等を媒体として数値制御装置に入力された加工プロ
グラムを記憶する加工プログラム記憶部1を有してお
り、加工プログラム記憶部1には、第1系統制御部21
の加工プログラムを読み出して格納する第1系統プログ
ラム格納部2と、第2系統制御部22の加工プログラム
を読み出して格納する第2系統プログラム格納部8とが
接続されている。そして、第1系統プログラム格納部2
には、第1系統プログラム格納部2から順次加工プログ
ラム内容を解析して指令値を生成しかつ加工プログラム
中に全系統に共通な変数を用いた指令があった場合に変
数指令VM1を第1系統変数処理部7に送り出す第1系
統プログラム解釈部3が接続されており、第1系統プロ
グラム解釈部3には、第1系統プログラム解釈部3によ
り生成された指令値に基づき送り軸移動量を算出する第
1系統関数発生部4と、第1系統プログラム解釈部3か
ら出力された変数指令VM1から指令に該当する変数番
号の読み出し/書き込み要求VRW1を共通変数記憶部
14に送出する第1系統変数処理部7とが接続されてい
る。更に、第1系統関数発生部4には、第1系統関数発
生部4により算出された送り軸移動量により制御軸モー
タ6を駆動して位置制御する第1系統軸制御部5が接続
されている。また、第1系統変数処理部7は変数指令V
M1に基づき、単純な変数の読み出し/書き込みのみな
らず、変数間のデータの受渡しや演算処理及び指定され
た変数処理を施した後にそのデータを指令値として代入
したVD1を第1系統プログラム解釈部3に送出する等
変数に関する所定の処理を行うようになっている。そし
て、共通変数記憶部14には、変数データを読み出し/
書き込みする操作部15が接続されている。また、第2
系統プログラム格納部8には、第2系統プログラム格納
部8から順次加工プログラム内容を解析して指令値を生
成しかつ加工プログラム中に全系統に共通な変数を用い
た指令があった場合に変数指令VM2を第2系統変数処
理部13に送り出す第2系統プログラム解釈部9が接続
されており、第2系統プログラム解釈部9には、第2系
統プログラム解釈部9により生成された指令値に基づき
送り軸移動量を算出する第2系統関数発生部10と、第
2系統プログラム解釈部9から出力された変数指令VM
2から指令に該当する変数番号の読み出し/書き込み要
求VRW2を共通変数記憶部14に送出する第2系統変
数処理部13とが接続されている。更に、第2系統関数
発生部10には、第2系統関数発生部10により算出さ
れた送り軸移動量により制御軸モータ12を駆動して位
置制御する第2系統軸制御部11が接続されている。ま
た、第2系統変数処理部13は変数指令VM2に基づ
き、単純な変数の読み出し/書き込みのみならず、変数
間のデータの受渡しや演算処理及び指定された変数処理
を施した後にそのデータを指令値として代入したVD2
を第2系統プログラム解釈部9に送出する等変数に関す
る所定の処理を行うようになっている。次に動作につい
て説明する。紙テープやフロッピーディスク等を媒体と
して数値制御装置に入力された加工プログラムを記憶す
る加工プログラム記憶部1から第1系統プログラム格納
部2は、系統1の加工プログラムを読み出し格納する。
それから、第1系統プログラム解釈部3は第1系統プロ
グラム格納部2から順次加工プログラム内容を解析し、
指令値を生成し、第1系統関数発生部4に送り出す。更
に、第1系統関数発生部4は指令値に基づき送り軸移動
量を算出して第1系統軸制御部5に送り出し、第1系統
軸制御部5はこの送り軸移動量から制御軸モータ6を駆
動して位置制御する。また、第1系統プログラム解釈部
3により、加工プログラム中に全系統に共通な変数を用
いた指令があった場合、第1系統プログラム解釈部3か
ら変数指令VM1を第1系統変数処理部7に送り出し、
第1系統変数処理部7は、変数指令VM1から指令に該
当する変数番号の読み出し/書き込み要求VRW1を共
通変数記憶部14に送出する。読み出し要求の場合、該
当する変数データVRD1を共通変数記憶部14から読
み出し、書き込み要求の場合、該当する変数データVW
D1を共通変数記憶部14に書き込む。また、第2系統
制御部22においても、上述した第1系統制御部21と
同様の動作が行われる。なお、上述した数値制御装置は
2系統を有していたが、3系統以上のN系統を有してい
てもよい。この場合、3系統以上のN系統の制御につい
ても第1系統制御部21と同様の構成を系統の数だけN
個備えるよう構成し、第N系統制御部の各部の処理動作
は上述した第1系統制御部21と同様に行われる。
更に複数の主軸を有する事により多工程を効率良く加工
できるように構成したものが非常に多くなっている。こ
こで複数の加工系統を制御する数値制御装置とは、これ
ら複数の刃物台と複数の制御軸及び1つ以上の主軸の各
々の組合わせを独立した1つ1つの系統と称し、各系統
に対応する加工プログラムに基づき独立して制御し得る
ものを指す。図5は、複数の加工系統を有する数値制御
工作機械の構成を示す代表的な例として2系統の工作機
械の例を示す図であり、図5において被加工物(W)を
把握し回転させる主軸(S)と、X1軸方向とZ1軸方
向に移動制御される第1の刃物台(T1)とにより構成
される加工系統を第1の系統とし、主軸(S)と、X2
軸方向とZ2軸方向に移動制御される第2の刃物台(T
2)とにより構成される加工系統を第2の系統とする2
系統で構成される。図4は、図5に示した2系統を有す
る数値制御工作機械を制御し、かつ全ての系統の加工プ
ログラムから読み出し及び書き込み可能な変数を処理す
る事ができる従来の数値制御装置の構成を示すブロック
図であり、数値制御装置は、紙テープやフロッピーディ
スク等を媒体として数値制御装置に入力された加工プロ
グラムを記憶する加工プログラム記憶部1を有してお
り、加工プログラム記憶部1には、第1系統制御部21
の加工プログラムを読み出して格納する第1系統プログ
ラム格納部2と、第2系統制御部22の加工プログラム
を読み出して格納する第2系統プログラム格納部8とが
接続されている。そして、第1系統プログラム格納部2
には、第1系統プログラム格納部2から順次加工プログ
ラム内容を解析して指令値を生成しかつ加工プログラム
中に全系統に共通な変数を用いた指令があった場合に変
数指令VM1を第1系統変数処理部7に送り出す第1系
統プログラム解釈部3が接続されており、第1系統プロ
グラム解釈部3には、第1系統プログラム解釈部3によ
り生成された指令値に基づき送り軸移動量を算出する第
1系統関数発生部4と、第1系統プログラム解釈部3か
ら出力された変数指令VM1から指令に該当する変数番
号の読み出し/書き込み要求VRW1を共通変数記憶部
14に送出する第1系統変数処理部7とが接続されてい
る。更に、第1系統関数発生部4には、第1系統関数発
生部4により算出された送り軸移動量により制御軸モー
タ6を駆動して位置制御する第1系統軸制御部5が接続
されている。また、第1系統変数処理部7は変数指令V
M1に基づき、単純な変数の読み出し/書き込みのみな
らず、変数間のデータの受渡しや演算処理及び指定され
た変数処理を施した後にそのデータを指令値として代入
したVD1を第1系統プログラム解釈部3に送出する等
変数に関する所定の処理を行うようになっている。そし
て、共通変数記憶部14には、変数データを読み出し/
書き込みする操作部15が接続されている。また、第2
系統プログラム格納部8には、第2系統プログラム格納
部8から順次加工プログラム内容を解析して指令値を生
成しかつ加工プログラム中に全系統に共通な変数を用い
た指令があった場合に変数指令VM2を第2系統変数処
理部13に送り出す第2系統プログラム解釈部9が接続
されており、第2系統プログラム解釈部9には、第2系
統プログラム解釈部9により生成された指令値に基づき
送り軸移動量を算出する第2系統関数発生部10と、第
2系統プログラム解釈部9から出力された変数指令VM
2から指令に該当する変数番号の読み出し/書き込み要
求VRW2を共通変数記憶部14に送出する第2系統変
数処理部13とが接続されている。更に、第2系統関数
発生部10には、第2系統関数発生部10により算出さ
れた送り軸移動量により制御軸モータ12を駆動して位
置制御する第2系統軸制御部11が接続されている。ま
た、第2系統変数処理部13は変数指令VM2に基づ
き、単純な変数の読み出し/書き込みのみならず、変数
間のデータの受渡しや演算処理及び指定された変数処理
を施した後にそのデータを指令値として代入したVD2
を第2系統プログラム解釈部9に送出する等変数に関す
る所定の処理を行うようになっている。次に動作につい
て説明する。紙テープやフロッピーディスク等を媒体と
して数値制御装置に入力された加工プログラムを記憶す
る加工プログラム記憶部1から第1系統プログラム格納
部2は、系統1の加工プログラムを読み出し格納する。
それから、第1系統プログラム解釈部3は第1系統プロ
グラム格納部2から順次加工プログラム内容を解析し、
指令値を生成し、第1系統関数発生部4に送り出す。更
に、第1系統関数発生部4は指令値に基づき送り軸移動
量を算出して第1系統軸制御部5に送り出し、第1系統
軸制御部5はこの送り軸移動量から制御軸モータ6を駆
動して位置制御する。また、第1系統プログラム解釈部
3により、加工プログラム中に全系統に共通な変数を用
いた指令があった場合、第1系統プログラム解釈部3か
ら変数指令VM1を第1系統変数処理部7に送り出し、
第1系統変数処理部7は、変数指令VM1から指令に該
当する変数番号の読み出し/書き込み要求VRW1を共
通変数記憶部14に送出する。読み出し要求の場合、該
当する変数データVRD1を共通変数記憶部14から読
み出し、書き込み要求の場合、該当する変数データVW
D1を共通変数記憶部14に書き込む。また、第2系統
制御部22においても、上述した第1系統制御部21と
同様の動作が行われる。なお、上述した数値制御装置は
2系統を有していたが、3系統以上のN系統を有してい
てもよい。この場合、3系統以上のN系統の制御につい
ても第1系統制御部21と同様の構成を系統の数だけN
個備えるよう構成し、第N系統制御部の各部の処理動作
は上述した第1系統制御部21と同様に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の数値制
御装置では、全ての加工系統に共通な変数に対する各系
統の加工プログラムの読み出し/書き込み要求に対し
て、その処理を無条件に許可して行っていることから、
プログラマーが変数を使用した加工プログラムを作成す
る時、特定の変数が特定の加工系統によってデータが書
き込まれ、他の系統は読み出しのみ行うような場合にお
いて、誤って他の加工系統が前記変数にデータを書き込
み、特定の加工系統によって書き込まれたデータを破壊
するようなプログラムミスをしてもそのまま実行してし
まい誤動作を発生させてしまうという問題点があった。
また、この様なプログラムミスを起こした場合、プロク
ラマーは間違えたプログラム箇所を容易に捜し出す事が
できないという問題点があった。例えば、図6の加工系
統に共通な変数を使用した加工プログラム例に示すよう
に、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックaでV
C1に“1”を書き込み、第2系統加工プログラムの変
数指定ブロックbで第1系統加工プログラムで書き込ん
だVC1の内容を読み出し、“0”か否か判定し、
“0”であればシーケンスN△△△にジャンプさせるも
ので、本例ではVC1には“1”が書き込まれているの
でシーケンスN△△△にジャンプするのでなく変数指定
ブロックbの次のシーケンスで実行していく事になる。
しかし、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックa
の後、第2系統加工プログラムの変数指定ブロックbの
前で第2系統加工プログラムの変数指定ブロックcのよ
うに誤って、VC1に“0”を書き込む指令がなされる
と、変数指定ブロックbでシーケンスN△△△にジャン
プすることになり、前述の所定の動作と異なった動作を
引き起こしてしまう。尚、図中dのpコードは系統間の
同期待ちを指定するコードであり、ここでは第1系統加
工プログラムでVC1に書き込んだ結果を第2系統加工
プログラムで参照するようにしている。本発明は、上記
のような課題を解消するために成されたものであり、本
発明の目的は、変数を使用した加工プログラムを誤って
作成した場合でも誤動作を未然に防ぎ、またプログラム
ミスを起こした箇所を容易に捜し出す事ができる数値制
御装置を提供することにある。
御装置では、全ての加工系統に共通な変数に対する各系
統の加工プログラムの読み出し/書き込み要求に対し
て、その処理を無条件に許可して行っていることから、
プログラマーが変数を使用した加工プログラムを作成す
る時、特定の変数が特定の加工系統によってデータが書
き込まれ、他の系統は読み出しのみ行うような場合にお
いて、誤って他の加工系統が前記変数にデータを書き込
み、特定の加工系統によって書き込まれたデータを破壊
するようなプログラムミスをしてもそのまま実行してし
まい誤動作を発生させてしまうという問題点があった。
また、この様なプログラムミスを起こした場合、プロク
ラマーは間違えたプログラム箇所を容易に捜し出す事が
できないという問題点があった。例えば、図6の加工系
統に共通な変数を使用した加工プログラム例に示すよう
に、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックaでV
C1に“1”を書き込み、第2系統加工プログラムの変
数指定ブロックbで第1系統加工プログラムで書き込ん
だVC1の内容を読み出し、“0”か否か判定し、
“0”であればシーケンスN△△△にジャンプさせるも
ので、本例ではVC1には“1”が書き込まれているの
でシーケンスN△△△にジャンプするのでなく変数指定
ブロックbの次のシーケンスで実行していく事になる。
しかし、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックa
の後、第2系統加工プログラムの変数指定ブロックbの
前で第2系統加工プログラムの変数指定ブロックcのよ
うに誤って、VC1に“0”を書き込む指令がなされる
と、変数指定ブロックbでシーケンスN△△△にジャン
プすることになり、前述の所定の動作と異なった動作を
引き起こしてしまう。尚、図中dのpコードは系統間の
同期待ちを指定するコードであり、ここでは第1系統加
工プログラムでVC1に書き込んだ結果を第2系統加工
プログラムで参照するようにしている。本発明は、上記
のような課題を解消するために成されたものであり、本
発明の目的は、変数を使用した加工プログラムを誤って
作成した場合でも誤動作を未然に防ぎ、またプログラム
ミスを起こした箇所を容易に捜し出す事ができる数値制
御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたもので、本発明に係わる数値制御装置は、複
数の加工系統の加工プログラムから読み出し及び書き込
み可能な変数を処理する変数処理手段と、これらの変数
を記憶する変数記憶手段と、変数記憶手段に記憶されて
いる各変数に対して読み出し及び書き込み許可情報を記
憶する変数許可情報記憶手段と、所望の加工系統の加工
プログラムから変数の指定がなされた時に、指定された
変数に該当する許可情報を前記変数許可情報記憶手段か
ら読み出し、所望の加工系統に対して読み出し及び書き
込みを許可するか否かを判定する変数許可判定手段を備
え、前記変数許可判定手段により所望の加工系統に対し
て読み出し及び書き込みが許可されないと判定された
時、前記変数処理手段は、アラームを発生させ加工プロ
グラムの実行を停止することを特徴とするものである。
また、前記変数許可情報記憶手段が記憶する各変数に対
する読み出し及び書き込み許可情報を、加工系統毎に設
定する設定手段を設けたことを特徴とするものである。
みなされたもので、本発明に係わる数値制御装置は、複
数の加工系統の加工プログラムから読み出し及び書き込
み可能な変数を処理する変数処理手段と、これらの変数
を記憶する変数記憶手段と、変数記憶手段に記憶されて
いる各変数に対して読み出し及び書き込み許可情報を記
憶する変数許可情報記憶手段と、所望の加工系統の加工
プログラムから変数の指定がなされた時に、指定された
変数に該当する許可情報を前記変数許可情報記憶手段か
ら読み出し、所望の加工系統に対して読み出し及び書き
込みを許可するか否かを判定する変数許可判定手段を備
え、前記変数許可判定手段により所望の加工系統に対し
て読み出し及び書き込みが許可されないと判定された
時、前記変数処理手段は、アラームを発生させ加工プロ
グラムの実行を停止することを特徴とするものである。
また、前記変数許可情報記憶手段が記憶する各変数に対
する読み出し及び書き込み許可情報を、加工系統毎に設
定する設定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】上述構成に基づき、本発明の数値制御装置は、
複数の加工系統の加工プログラムから読み出し及び書き
込み可能な変数を変数記憶手段により記憶し、変数記憶
手段に記憶されている各変数に対して読み出し及び書き
込み許可情報を変数許可情報記憶手段により記憶し、所
望の加工系統の加工プログラムから変数の指定がなされ
た時に、指定された変数に該当する許可情報を前記変数
許可情報記憶手段から読み出し、所望の加工系統に対し
て読み出し及び書き込みを許可するか否かを変数許可判
定手段により判定し、変数許可判定手段により所望の加
工系統に対して読み出し及び書き込みが許可されないと
判定された時、変数処理手段によりアラームを発生して
加工プログラムの実行を停止する。禁止されている変数
を使用した加工プログラムを誤って作成した場合、誤動
作を未然に防ぎ、またプログラムミスを起こした箇所を
容易に捜し出せる。
複数の加工系統の加工プログラムから読み出し及び書き
込み可能な変数を変数記憶手段により記憶し、変数記憶
手段に記憶されている各変数に対して読み出し及び書き
込み許可情報を変数許可情報記憶手段により記憶し、所
望の加工系統の加工プログラムから変数の指定がなされ
た時に、指定された変数に該当する許可情報を前記変数
許可情報記憶手段から読み出し、所望の加工系統に対し
て読み出し及び書き込みを許可するか否かを変数許可判
定手段により判定し、変数許可判定手段により所望の加
工系統に対して読み出し及び書き込みが許可されないと
判定された時、変数処理手段によりアラームを発生して
加工プログラムの実行を停止する。禁止されている変数
を使用した加工プログラムを誤って作成した場合、誤動
作を未然に防ぎ、またプログラムミスを起こした箇所を
容易に捜し出せる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。図1は、複数の系統からなる工作機械を制御し、全
ての系統に共通な変数に対して読み出し及び書き込みの
可否を判定処理を行う事のできる本実施例に係る数値制
御装置の構成を示すブロック図であり、図4と同一構成
箇所は同一符号を付して説明を省略する。この数値制御
装置は、設定手段としての操作部15により予め全ての
系統に共通な変数に対して各々読み出しおよび書き込み
許可が設定されている変数許可情報を記憶する変数許可
情報記憶部16を有しており、変数許可情報記憶部16
には、第1系統変数処理部7から出力される変数要求V
RQ1を受け取ると、変数許可情報記憶部16から指定
された変数番号に対する変数許可情報VPDを読み出し
て所望の加工系統に対して読み出し及び書き込みを許可
するか否かを判定する変数許可判定手段としての共通変
数許可判定部17が接続されており、共通変数許可判定
部17は第1系統変数処理部7および第2系統変数処理
部13に接続されている。なお、図1においては第1系
統制御部21および第2系統制御部22のみを示した
が、N系統の制御第N系統制御部の各部の処理動作も第
1系統制御部と同様の構成となっている。図3は、変数
許可情報記憶部16に記憶される変数許可情報のデータ
例であり、例えば4つの系統で全系統に共通な変数がn
個ある場合で、各々の変数に対応して変数許可情報が存
在し各変数許可情報は読み出し許可情報と書き込み許可
情報に大別し、各系統を該当するビットに割り付けたも
ので、ビットが“1”の時、その系統が許可が与えられ
ている事を示しビットが“0”の時、禁止されているこ
とを示す。従って、図中(a)の例では、変数VC1は
系統1と系統2に書き込み許可が与えられ、系統1と系
統2と系統3と系統4に読み出し許可が与えられてお
り、4系統全てが読み出し可能であるが、書き込みがで
きるのは系統1と系統2のみである事を示している。こ
のようにして各変数に対する読み出し、書き込み許可情
報として、1つ以上の特定の系統を操作部15より指定
する事もできる。次に、本実施例の作用を図2のフロー
チャートに沿って説明する。紙テープやフロッピーディ
スク等を媒体として数値制御装置に入力された加工プロ
グラムを記憶する加工プログラム記憶部1から第1系統
プログラム格納部2は、系統1の加工プログラムを読み
出し格納する。それから、第1系統プログラム解釈部3
は第1系統プログラム格納部2から順次加工プログラム
内容を解析し指令値を生成し第1系統関数発生部4に送
り出す。更に、第1系統関数発生部4は指令値に基づき
送り軸移動量を算出して第1系統軸制御部5に送り出
し、第1系統軸制御部5はこの送り軸移動量から制御軸
モータ6を駆動して位置制御する。また、第1プログラ
ム解釈部3により、加工プログラム中に全系統に共通な
変数を用いた指令があった場合、第1系統プログラム解
釈部3から変数指令VM1を第1系統変数処理部7に送
り出す。この際、第1系統変数処理部7は全系統に共通
な変数を用いた変数指令VM1の有無を確認し(ステッ
プS1)、変数指令VM1が無い場合には処理を終了す
る。また、変数指令VM1がある場合には、系統指令に
該当する変数番号読み出し/書き込み要求を示す変数要
求VRQ1を生成し、共通変数許可判定部17に送り出
す(ステップS2)。そして、変数要求VRQ1を受け
取った共通変数許可判定部17は、図3に示す指定され
た変数番号に対する変数許可情報のデータ例のような変
数許可情報VPDを変数許可情報記憶部16から読み込
み(ステップS3)、変数要求が読み出し要求か否か判
定する(ステップS4)。それから、変数要求が読み出
し要求の場合、変数許可情報VPDの中から読み出し許
可情報を抽出し、指令した系統番号に対応する読み出し
許可情報と照合し(ステップS5)、読み出しの可否を
判定する(ステップS7)。更に、読み出し可と判定さ
れた場合、読み出し許可フラグをONし(ステップS
9)、ステップ11に進む。一方、読み出し要求でな
い、即ち書き込み要求の場合、変数許可情報VPDの中
から書き込み許可情報を抽出し、指令した系統番号に対
応する書き込み情報と照合し(ステップS6)、書き込
みの可否を判定する(ステップS8)。そして、書き込
み可と判定された場合、書き込み許可フラグをONし
(ステップS10)、読み出し要求の時と同様にステッ
プS11に進む。ステップS11ではステップS9、ス
テップS10でセットされた読み出し許可フラグ、書き
込み許可フラグを基に読み出し/書き込み許可RWP1
を生成し第1系統変数処理部7に送出する(ステップS
12)。それから、第1系統変数処理部7は、読み出し
/書き込み許可RWP1を受け取ると、変数指令VM1
に対する所定の処理を行う(ステップS12)。また、
前述ステップS7において読み出し不可と判定された
時、またはステップS8において書き込み不可と判定さ
れた時はアラームを発生させ加工プログラムの実行を停
止させるアラーム処理を行う(ステップS12)。
る。図1は、複数の系統からなる工作機械を制御し、全
ての系統に共通な変数に対して読み出し及び書き込みの
可否を判定処理を行う事のできる本実施例に係る数値制
御装置の構成を示すブロック図であり、図4と同一構成
箇所は同一符号を付して説明を省略する。この数値制御
装置は、設定手段としての操作部15により予め全ての
系統に共通な変数に対して各々読み出しおよび書き込み
許可が設定されている変数許可情報を記憶する変数許可
情報記憶部16を有しており、変数許可情報記憶部16
には、第1系統変数処理部7から出力される変数要求V
RQ1を受け取ると、変数許可情報記憶部16から指定
された変数番号に対する変数許可情報VPDを読み出し
て所望の加工系統に対して読み出し及び書き込みを許可
するか否かを判定する変数許可判定手段としての共通変
数許可判定部17が接続されており、共通変数許可判定
部17は第1系統変数処理部7および第2系統変数処理
部13に接続されている。なお、図1においては第1系
統制御部21および第2系統制御部22のみを示した
が、N系統の制御第N系統制御部の各部の処理動作も第
1系統制御部と同様の構成となっている。図3は、変数
許可情報記憶部16に記憶される変数許可情報のデータ
例であり、例えば4つの系統で全系統に共通な変数がn
個ある場合で、各々の変数に対応して変数許可情報が存
在し各変数許可情報は読み出し許可情報と書き込み許可
情報に大別し、各系統を該当するビットに割り付けたも
ので、ビットが“1”の時、その系統が許可が与えられ
ている事を示しビットが“0”の時、禁止されているこ
とを示す。従って、図中(a)の例では、変数VC1は
系統1と系統2に書き込み許可が与えられ、系統1と系
統2と系統3と系統4に読み出し許可が与えられてお
り、4系統全てが読み出し可能であるが、書き込みがで
きるのは系統1と系統2のみである事を示している。こ
のようにして各変数に対する読み出し、書き込み許可情
報として、1つ以上の特定の系統を操作部15より指定
する事もできる。次に、本実施例の作用を図2のフロー
チャートに沿って説明する。紙テープやフロッピーディ
スク等を媒体として数値制御装置に入力された加工プロ
グラムを記憶する加工プログラム記憶部1から第1系統
プログラム格納部2は、系統1の加工プログラムを読み
出し格納する。それから、第1系統プログラム解釈部3
は第1系統プログラム格納部2から順次加工プログラム
内容を解析し指令値を生成し第1系統関数発生部4に送
り出す。更に、第1系統関数発生部4は指令値に基づき
送り軸移動量を算出して第1系統軸制御部5に送り出
し、第1系統軸制御部5はこの送り軸移動量から制御軸
モータ6を駆動して位置制御する。また、第1プログラ
ム解釈部3により、加工プログラム中に全系統に共通な
変数を用いた指令があった場合、第1系統プログラム解
釈部3から変数指令VM1を第1系統変数処理部7に送
り出す。この際、第1系統変数処理部7は全系統に共通
な変数を用いた変数指令VM1の有無を確認し(ステッ
プS1)、変数指令VM1が無い場合には処理を終了す
る。また、変数指令VM1がある場合には、系統指令に
該当する変数番号読み出し/書き込み要求を示す変数要
求VRQ1を生成し、共通変数許可判定部17に送り出
す(ステップS2)。そして、変数要求VRQ1を受け
取った共通変数許可判定部17は、図3に示す指定され
た変数番号に対する変数許可情報のデータ例のような変
数許可情報VPDを変数許可情報記憶部16から読み込
み(ステップS3)、変数要求が読み出し要求か否か判
定する(ステップS4)。それから、変数要求が読み出
し要求の場合、変数許可情報VPDの中から読み出し許
可情報を抽出し、指令した系統番号に対応する読み出し
許可情報と照合し(ステップS5)、読み出しの可否を
判定する(ステップS7)。更に、読み出し可と判定さ
れた場合、読み出し許可フラグをONし(ステップS
9)、ステップ11に進む。一方、読み出し要求でな
い、即ち書き込み要求の場合、変数許可情報VPDの中
から書き込み許可情報を抽出し、指令した系統番号に対
応する書き込み情報と照合し(ステップS6)、書き込
みの可否を判定する(ステップS8)。そして、書き込
み可と判定された場合、書き込み許可フラグをONし
(ステップS10)、読み出し要求の時と同様にステッ
プS11に進む。ステップS11ではステップS9、ス
テップS10でセットされた読み出し許可フラグ、書き
込み許可フラグを基に読み出し/書き込み許可RWP1
を生成し第1系統変数処理部7に送出する(ステップS
12)。それから、第1系統変数処理部7は、読み出し
/書き込み許可RWP1を受け取ると、変数指令VM1
に対する所定の処理を行う(ステップS12)。また、
前述ステップS7において読み出し不可と判定された
時、またはステップS8において書き込み不可と判定さ
れた時はアラームを発生させ加工プログラムの実行を停
止させるアラーム処理を行う(ステップS12)。
【0007】なお、第2系統制御部22以降の第N系統
制御部の各部の処理動作も上述した第1系統制御部21
の動作と同様に行われる。
制御部の各部の処理動作も上述した第1系統制御部21
の動作と同様に行われる。
【0008】
【発明の効果】以上のように、本発明の数値制御装置に
よれば、全ての系統に共通な変数に対して、各々読み出
し及び書き込み許可情報を記憶しておき、変数指定がな
された時、前記許可情報を基に読み出し及び書き込みの
可否を判定できるように構成したので、プログラムミス
により特定の系統にしか書き込みできない変数に誤って
それ以外の系統から書き込みする事により起こる誤動作
を未然に回避し、誤加工や機械の破損を防ぐ事ができ
る。また、前記変数許可情報記憶手段が記憶する各変数
に対する読み出し及び書き込み許可情報を、加工系統毎
に設定する設定手段を備え、各系統専用の変数が不足し
た場合、全ての系統に共通な変数に所定の読み出し及び
書き込み許可情報を設定手段により設定するように構成
したので、全ての系統に共通な変数を一時的に、各系統
専用の変数に振り当てる事ができる効果もある。
よれば、全ての系統に共通な変数に対して、各々読み出
し及び書き込み許可情報を記憶しておき、変数指定がな
された時、前記許可情報を基に読み出し及び書き込みの
可否を判定できるように構成したので、プログラムミス
により特定の系統にしか書き込みできない変数に誤って
それ以外の系統から書き込みする事により起こる誤動作
を未然に回避し、誤加工や機械の破損を防ぐ事ができ
る。また、前記変数許可情報記憶手段が記憶する各変数
に対する読み出し及び書き込み許可情報を、加工系統毎
に設定する設定手段を備え、各系統専用の変数が不足し
た場合、全ての系統に共通な変数に所定の読み出し及び
書き込み許可情報を設定手段により設定するように構成
したので、全ての系統に共通な変数を一時的に、各系統
専用の変数に振り当てる事ができる効果もある。
【図1】本発明に係る数値制御装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の作用を示すフローチャートである。
【図3】変数許可情報のデータ例を示すデータ構成図で
ある。
ある。
【図4】従来の数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】複数系統を有する数値制御工作機械構成の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】系統に共通な変数を使用した加工プログラム例
を示す図である。
を示す図である。
1 加工プログラム記憶部 2 第1系統プログラム格納部 3 第1系統プログラム解釈部 4 第1系統関数発生部 5 第1系統軸制御部 6 制御軸モータ 7 第1系統変数処理部 8 第2系統プログラム格納部 9 第2系統プログラム解釈部 10 第2系統関数発生部 11 第2系統軸制御部 12 制御軸モータ 13 第2系統変数処理部 14 共通変数記憶部 15 操作部 16 変数許可情報記憶部 17 共通変数許可判定部
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の数値制
御装置では、全ての加工系統に共通な変数に対する各系
統の加工プログラムの読み出し/書き込み要求に対し
て、その処理を無条件に許可して行っていることから、
プログラマーが変数を使用した加工プログラムを作成す
る時、特定の変数が特定の加工系統によってデータが書
き込まれ、他の系統は読み出しのみ行うような場合にお
いて、誤って他の加工系統が前記変数にデータを書き込
み、特定の加工系統によって書き込まれたデータを破壊
するようなプログラムミスをしてもそのまま実行してし
まい誤動作を発生させてしまうという問題点があった。
また、この様なプログラムミスを起こした場合、プロク
ラマーは間違えたプログラム箇所を容易に捜し出す事が
できないという問題点があった。例えば、図6の加工系
統に共通な変数を使用した加工プログラム例に示すよう
に、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックaでV
C1に“1”を書き込み、第2系統加工プログラムの変
数指定ブロックbで第1系統加工プログラムで書き込ん
だVC1の内容を読み出し、“0”か否か判定し、
“0”であればシーケンスN△△△にジャンプさせるも
ので、本例ではVC1には“1”が書き込まれているの
でシーケンスN△△△にジャンプするのでなく変数指定
ブロックbの次のシーケンスを実行していく事になる。
しかし、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックa
の後、第2系統加工プログラムの変数指定ブロックbの
前で第2系統加工プログラムの変数指定ブロックcのよ
うに誤って、VC1に“0”を書き込む指令がなされる
と、変数指定ブロックbでシーケンスN△△△にジャン
プすることになり、前述の所定の動作と異なった動作を
引き起こしてしまう。尚、図中dのpコードは系統間の
同期待ちを指定するコードであり、ここでは第1系統加
工プログラムでVC1に書き込んだ結果を第2系統加工
プログラムで参照するようにしている。本発明は、上記
のような課題を解消するために成されたものであり、本
発明の目的は、変数を使用した加工プログラムを誤って
作成した場合でも誤動作を未然に防ぎ、またプログラム
ミスを起こした箇所を容易に捜し出す事ができる数値制
御装置を提供することにある。
御装置では、全ての加工系統に共通な変数に対する各系
統の加工プログラムの読み出し/書き込み要求に対し
て、その処理を無条件に許可して行っていることから、
プログラマーが変数を使用した加工プログラムを作成す
る時、特定の変数が特定の加工系統によってデータが書
き込まれ、他の系統は読み出しのみ行うような場合にお
いて、誤って他の加工系統が前記変数にデータを書き込
み、特定の加工系統によって書き込まれたデータを破壊
するようなプログラムミスをしてもそのまま実行してし
まい誤動作を発生させてしまうという問題点があった。
また、この様なプログラムミスを起こした場合、プロク
ラマーは間違えたプログラム箇所を容易に捜し出す事が
できないという問題点があった。例えば、図6の加工系
統に共通な変数を使用した加工プログラム例に示すよう
に、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックaでV
C1に“1”を書き込み、第2系統加工プログラムの変
数指定ブロックbで第1系統加工プログラムで書き込ん
だVC1の内容を読み出し、“0”か否か判定し、
“0”であればシーケンスN△△△にジャンプさせるも
ので、本例ではVC1には“1”が書き込まれているの
でシーケンスN△△△にジャンプするのでなく変数指定
ブロックbの次のシーケンスを実行していく事になる。
しかし、第1系統加工プログラムの変数指定ブロックa
の後、第2系統加工プログラムの変数指定ブロックbの
前で第2系統加工プログラムの変数指定ブロックcのよ
うに誤って、VC1に“0”を書き込む指令がなされる
と、変数指定ブロックbでシーケンスN△△△にジャン
プすることになり、前述の所定の動作と異なった動作を
引き起こしてしまう。尚、図中dのpコードは系統間の
同期待ちを指定するコードであり、ここでは第1系統加
工プログラムでVC1に書き込んだ結果を第2系統加工
プログラムで参照するようにしている。本発明は、上記
のような課題を解消するために成されたものであり、本
発明の目的は、変数を使用した加工プログラムを誤って
作成した場合でも誤動作を未然に防ぎ、またプログラム
ミスを起こした箇所を容易に捜し出す事ができる数値制
御装置を提供することにある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。図1は、複数の系統からなる工作機械を制御し、全
ての系統に共通な変数に対して読み出し及び書き込みの
可否を判定処理を行う事のできる本実施例に係る数値制
御装置の構成を示すブロック図であり、図4と同一構成
箇所は同一符号を付して説明を省略する。この数値制御
装置は、設定手段としての操作部15により予め全ての
系統に共通な変数に対して各々読み出しおよび書き込み
許可が設定されている変数許可情報を記憶する変数許可
情報記憶部16を有しており、変数許可情報記憶部16
には、第1系統変数処理部7から出力される変数要求V
RQ1を受け取ると、変数許可情報記憶部16から指定
された変数番号に対する変数許可情報VPDを読み出し
て所望の加工系統に対して読み出し及び書き込みを許可
するか否かを判定する変数許可判定手段としての共通変
数許可判定部17が接続されており、共通変数許可判定
部17は第1系統変数処理部7および第2系統変数処理
部13に接続されている。なお、図1においては第1系
統制御部21および第2系統制御部22のみを示した
が、N系統の制御第N系統制御部の各部の処理動作も第
1系統制御部と同様の構成となっている。図3は、変数
許可情報記憶部16に記憶される変数許可情報のデータ
例であり、例えば4つの系統で全系統に共通な変数がn
個ある場合で、各々の変数に対応して変数許可情報が存
在し各変数許可情報は読み出し許可情報と書き込み許可
情報に大別し、各系統を該当するビットに割り付けたも
ので、ビットが“1”の時、その系統が許可が与えられ
ている事を示しビットが“0”の時、禁止されているこ
とを示す。従って、図中(a)の例では、変数VC1は
系統1と系統2に書き込み許可が与えられ、系統1と系
統2と系統3と系統4に読み出し許可が与えられてお
り、4系統全てが読み出し可能であるが、書き込みがで
きるのは系統1と系統2のみである事を示している。こ
のようにして各変数に対する読み出し、書き込み許可情
報として、1つ以上の特定の系統を操作部15より指定
する事もできる。次に、本実施例の作用を図2のフロー
チャートに沿って説明する。紙テープやフロッピーディ
スク等を媒体として数値制御装置に入力された加工プロ
グラムを記憶する加工プログラム記憶部1から第1系統
プログラム格納部2は、系統1の加工プログラムを読み
出し格納する。それから、第1系統プログラム解釈部3
は第1系統プログラム格納部2から順次加工プログラム
内容を解析し指令値を生成し第1系統関数発生部4に送
り出す。更に、第1系統関数発生部4は指令値に基づき
送り軸移動量を算出して第1系統軸制御部5に送り出
し、第1系統軸制御部5はこの送り軸移動量から制御軸
モータ6を駆動して位置制御する。また、第1プログラ
ム解釈部3により、加工プログラム中に全系統に共通な
変数を用いた指令があった場合、第1系統プログラム解
釈部3から変数指令VM1を第1系統変数処理部7に送
り出す。この際、第1系統変数処理部7は全系統に共通
な変数を用いた変数指令VM1の有無を確認し(ステッ
プS1)、変数指令VM1が無い場合には処理を終了す
る。また、変数指令VM1がある場合には、系統番号と
変数指令に該当する変数番号の読み出し/書き込み要求
を示す変数要求VRQ1を生成し、共通変数許可判定部
17に送り出す(ステップS2)。そして、変数要求V
RQ1を受け取った共通変数許可判定部17は、図3に
示す指定された変数番号に対する変数許可情報のデータ
例のような変数許可情報VPDを変数許可情報記憶部1
6から読み込み(ステップS3)、変数要求が読み出し
要求か否か判定する(ステップS4)。それから、変数
要求が読み出し要求の場合、変数許可情報VPDの中か
ら読み出し許可情報を抽出し、指令した系統番号に対応
する読み出し許可情報と照合し(ステップS5)、読み
出しの可否を判定する(ステップS7)。更に、読み出
し可と判定された場合、読み出し許可フラグをONし
(ステップS9)、ステップ11に進む。一方、読み出
し要求でない、即ち書き込み要求の場合、変数許可情報
VPDの中から書き込み許可情報を抽出し、指令した系
統番号に対応する書き込み情報と照合し(ステップS
6)、書き込みの可否を判定する(ステップS8)。そ
して、書き込み可と判定された場合、書き込み許可フラ
グをONし(ステップS10)、読み出し要求の時と同
様にステップS11に進む。ステップS11ではステッ
プS9、ステップS10でセットされた読み出し許可フ
ラグ、書き込み許可フラグを基に読み出し/書き込み許
可RWP1を生成し第1系統変数処理部7に送出する
(ステップS12)。それから、第1系統変数処理部7
は、読み出し/書き込み許可RWP1を受け取ると、変
数指令VM1に対する所定の処理を行う(ステップS1
2)。また、前述ステップS7において読み出し不可と
判定された時、またはステップS8において書き込み不
可と判定された時はアラームを発生させ加工プログラム
の実行を停止させるアラーム処理を行う(ステップS1
2)。
る。図1は、複数の系統からなる工作機械を制御し、全
ての系統に共通な変数に対して読み出し及び書き込みの
可否を判定処理を行う事のできる本実施例に係る数値制
御装置の構成を示すブロック図であり、図4と同一構成
箇所は同一符号を付して説明を省略する。この数値制御
装置は、設定手段としての操作部15により予め全ての
系統に共通な変数に対して各々読み出しおよび書き込み
許可が設定されている変数許可情報を記憶する変数許可
情報記憶部16を有しており、変数許可情報記憶部16
には、第1系統変数処理部7から出力される変数要求V
RQ1を受け取ると、変数許可情報記憶部16から指定
された変数番号に対する変数許可情報VPDを読み出し
て所望の加工系統に対して読み出し及び書き込みを許可
するか否かを判定する変数許可判定手段としての共通変
数許可判定部17が接続されており、共通変数許可判定
部17は第1系統変数処理部7および第2系統変数処理
部13に接続されている。なお、図1においては第1系
統制御部21および第2系統制御部22のみを示した
が、N系統の制御第N系統制御部の各部の処理動作も第
1系統制御部と同様の構成となっている。図3は、変数
許可情報記憶部16に記憶される変数許可情報のデータ
例であり、例えば4つの系統で全系統に共通な変数がn
個ある場合で、各々の変数に対応して変数許可情報が存
在し各変数許可情報は読み出し許可情報と書き込み許可
情報に大別し、各系統を該当するビットに割り付けたも
ので、ビットが“1”の時、その系統が許可が与えられ
ている事を示しビットが“0”の時、禁止されているこ
とを示す。従って、図中(a)の例では、変数VC1は
系統1と系統2に書き込み許可が与えられ、系統1と系
統2と系統3と系統4に読み出し許可が与えられてお
り、4系統全てが読み出し可能であるが、書き込みがで
きるのは系統1と系統2のみである事を示している。こ
のようにして各変数に対する読み出し、書き込み許可情
報として、1つ以上の特定の系統を操作部15より指定
する事もできる。次に、本実施例の作用を図2のフロー
チャートに沿って説明する。紙テープやフロッピーディ
スク等を媒体として数値制御装置に入力された加工プロ
グラムを記憶する加工プログラム記憶部1から第1系統
プログラム格納部2は、系統1の加工プログラムを読み
出し格納する。それから、第1系統プログラム解釈部3
は第1系統プログラム格納部2から順次加工プログラム
内容を解析し指令値を生成し第1系統関数発生部4に送
り出す。更に、第1系統関数発生部4は指令値に基づき
送り軸移動量を算出して第1系統軸制御部5に送り出
し、第1系統軸制御部5はこの送り軸移動量から制御軸
モータ6を駆動して位置制御する。また、第1プログラ
ム解釈部3により、加工プログラム中に全系統に共通な
変数を用いた指令があった場合、第1系統プログラム解
釈部3から変数指令VM1を第1系統変数処理部7に送
り出す。この際、第1系統変数処理部7は全系統に共通
な変数を用いた変数指令VM1の有無を確認し(ステッ
プS1)、変数指令VM1が無い場合には処理を終了す
る。また、変数指令VM1がある場合には、系統番号と
変数指令に該当する変数番号の読み出し/書き込み要求
を示す変数要求VRQ1を生成し、共通変数許可判定部
17に送り出す(ステップS2)。そして、変数要求V
RQ1を受け取った共通変数許可判定部17は、図3に
示す指定された変数番号に対する変数許可情報のデータ
例のような変数許可情報VPDを変数許可情報記憶部1
6から読み込み(ステップS3)、変数要求が読み出し
要求か否か判定する(ステップS4)。それから、変数
要求が読み出し要求の場合、変数許可情報VPDの中か
ら読み出し許可情報を抽出し、指令した系統番号に対応
する読み出し許可情報と照合し(ステップS5)、読み
出しの可否を判定する(ステップS7)。更に、読み出
し可と判定された場合、読み出し許可フラグをONし
(ステップS9)、ステップ11に進む。一方、読み出
し要求でない、即ち書き込み要求の場合、変数許可情報
VPDの中から書き込み許可情報を抽出し、指令した系
統番号に対応する書き込み情報と照合し(ステップS
6)、書き込みの可否を判定する(ステップS8)。そ
して、書き込み可と判定された場合、書き込み許可フラ
グをONし(ステップS10)、読み出し要求の時と同
様にステップS11に進む。ステップS11ではステッ
プS9、ステップS10でセットされた読み出し許可フ
ラグ、書き込み許可フラグを基に読み出し/書き込み許
可RWP1を生成し第1系統変数処理部7に送出する
(ステップS12)。それから、第1系統変数処理部7
は、読み出し/書き込み許可RWP1を受け取ると、変
数指令VM1に対する所定の処理を行う(ステップS1
2)。また、前述ステップS7において読み出し不可と
判定された時、またはステップS8において書き込み不
可と判定された時はアラームを発生させ加工プログラム
の実行を停止させるアラーム処理を行う(ステップS1
2)。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の加工系統の加工プログラムから読
み出し及び書き込み可能な変数を処理する変数処理手段
と、これらの変数を記憶する変数記憶手段とを備え、複
数の加工系統を制御する数値制御装置において、 前記変数記憶手段に記憶されている各変数に対して読み
出し及び書き込み許可情報を記憶する変数許可情報記憶
手段と、 所望の加工系統の加工プログラムから変数の指定がなさ
れた時に、指定された変数に該当する許可情報を前記変
数許可情報記憶手段から読み出し、所望の加工系統に対
して読み出し及び書き込みを許可するか否かを判定する
変数許可判定手段を備え、 前記変数許可判定手段により所望の加工系統に対して読
み出し及び書き込みが許可されないと判定された時、前
記変数処理手段は、アラームを発生させ加工プログラム
の実行を停止することを特徴とする数値制御装置。 - 【請求項2】 前記変数許可情報記憶手段が記憶する各
変数に対する読み出し及び書き込み許可情報を、加工系
統毎に設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載の数値制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30778991A JP2834921B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30778991A JP2834921B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 数値制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05143130A true JPH05143130A (ja) | 1993-06-11 |
| JP2834921B2 JP2834921B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=17973271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30778991A Expired - Lifetime JP2834921B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2834921B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997014999A1 (en) * | 1995-10-19 | 1997-04-24 | Fanuc Ltd | Numerical control system |
| DE102015002540A1 (de) | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Fanuc Corporation | Numerische Steuervorrichtung |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP30778991A patent/JP2834921B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997014999A1 (en) * | 1995-10-19 | 1997-04-24 | Fanuc Ltd | Numerical control system |
| DE102015002540A1 (de) | 2014-03-07 | 2015-09-10 | Fanuc Corporation | Numerische Steuervorrichtung |
| DE102015002540B4 (de) | 2014-03-07 | 2018-07-12 | Fanuc Corporation | Numerische Steuervorrichtung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2834921B2 (ja) | 1998-12-14 |
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