JPH05143797A - 数字情報の記憶媒体及びその読出し装置 - Google Patents

数字情報の記憶媒体及びその読出し装置

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JPH05143797A
JPH05143797A JP3308864A JP30886491A JPH05143797A JP H05143797 A JPH05143797 A JP H05143797A JP 3308864 A JP3308864 A JP 3308864A JP 30886491 A JP30886491 A JP 30886491A JP H05143797 A JPH05143797 A JP H05143797A
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勝昭 寺田
Kosuke Iwagami
光佑 岩上
Yuji Watanabe
裕司 渡辺
Yoshihiro Nagano
良博 永野
Nobuko Toda
伸子 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は数字情報の記憶媒体及びその読取り
装置の改善に関し、数字情報の検出/解読する装置の構
成を複雑化することなく、また、特定の数字情報のみに
限定されることなく、「0」〜「9」の数字コード記号
を簡易に構成し、その格納情報が多くなった場合であっ
ても容易、かつ、再現性良く数字データを読み出すこと
を目的とする。 【構成】 数字情報の記憶媒体は、数字情報0〜nを付
加する媒体11と、前記媒体11の情報書込み領域11A
に数字コード記号F及び制御コード記号Cとが具備さ
れ、前記数字コード記号F及び制御コード記号Cが前記
媒体11の任意の方向を基準にして長いマークBH と短
いマークBL が組み合わされて成ることを含み構成し、
また、その読出し装置は、媒体位置出し手段12,二以
上の検出手段PS1,PS2及び前記情報記憶媒体14の数
字情報0〜nの解読処理をするデータ解読手段13とを
具備し、本発明に係る数字情報の記憶媒体が使用される
ことを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図13) 発明が解決しようとする課題(図14) 課題を解決するための手段(図1〜3) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図4〜9) (2)第2の実施例の説明(図10〜12) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、数字情報の記憶媒体及
びその読出し装置に関するものであり、更に詳しく言え
ば、数字データが格納された情報記憶媒体とその数字デ
ータを読み出す装置の改善に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図13,14は、従来例に係る説明図であ
る。また、図13(a),(b)は、従来例に係るカード
読取り装置を説明する図であり、図13(a)は、バーコ
ードを検出/解読してデータを読み取るカード読取り装
置を示している。
【0004】図13(a)において、データ管理カード等
に設けられたバーコード10を検出/解読するカード読
取り装置は、バーコードセンサ1,自動送り回路2,デ
ータ解読回路3及び制御用CPU(中央演算処理装置)
4等から成る。
【0005】当該装置の機能は、バーコード10が設け
られたカード5がCPU4を介して自動送り回路2によ
り、バーコードセンサ1に誘導される。また、該カード
5に設けられたバーコード10がバーコードセンサ1に
より検出され、該バーコードセンサ1から出力される検
出信号Sに基づいてデータがCPU4を介してデータ解
読回路3により解読処理される。この際に、CPU4は
予めROM(読出し専用メモリ)等に格納されている比
較基準データとデータ解読回路3により解読処理された
解読データとを比較することにより、当該データ管理カ
ードの固有の書込みデータを認識している。
【0006】また、図13(b)に示すようにデータ入力
済の磁気テープ6を有する磁気カード7をスリット8に
通し、その一部に設けられた磁気ヘッド9により該磁気
カード7に記憶された磁気データを読取り、音声等を発
生するような教育装置が使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来例のカー
ド読取り装置によれば、例えば、図13(a)に示すよう
にデータ管理カード等のカード5のバーコード10を検
出/解読する場合、CPU4がROM(読出し専用メモ
リ)等に格納されている比較基準データとデータ解読回
路3により解読処理されたバーコード解読データとを比
較しなくてはならない。
【0008】このため、当該カード5を遊戯用又は簡易
的な数字情報の記憶媒体に適用した場合、バーコード1
0を認識するCPU4と、その認識の基準となる比較基
準データを格納するメモリとが必要となる。これによ
り、読出し装置の内部構成が複雑化をするという問題が
ある。
【0009】また、磁気カード7に記憶された磁気デー
タDを磁気ヘッド9により読取る磁気カードリード/ラ
イト装置では、カード挿入速度を一定に保ちながら所定
ステップ処理をする送り装置が必要となり、その制御系
の処理フローが複雑化をしたり、また、外部磁気の影響
を受けやすい。このことから磁気カードリード/ライト
装置を簡易的な数字情報の読出し装置に適用した場合、
その構成が複雑化してコストアップを招く。
【0010】なお、本発明者らが先に特許出願(特願平
3−100651)したデータ隠蔽カードによれば、当該カー
ド5に格納することができる数字情報が限られていた。
例えば、図14に示すような上下2段に連なる制御マーク
BCと上下2段のデータマークBDから成るSK(数字
コード)カードによれば、64通りの数字データ「1」
〜「64」のみ格納することが可能である。
【0011】このため、当該カード5を64通りの数字
データ以内で収まる遊戯用の数字情報記憶媒体として使
用する場合には差し支えない。しかし、情報量の増大に
伴い格納情報が多く必要になった場合には好ましくない
という問題がある。
【0012】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、数字情報の検出/解読する装置の
構成を複雑化することなく、また、特定の数字情報のみ
に限定されることなく、「0」〜「9」の数字コード記
号を簡易に構成定義し、その格納情報が多くなった場合
であっても容易、かつ、再現性良く数字データを読み出
すことが可能となる数字情報の記憶媒体及びその読出し
装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1,図2は本発明に係
る数字情報の記憶媒体の原理図(その1,2)であり、
図3は本発明に係る数字情報の読出し装置の原理図をそ
れぞれ示している。
【0014】本発明の第1の数字情報の記憶媒体は、図
1(a)に示すように数字情報0〜nを付加する媒体1
1と、前記媒体11の情報書込み領域11Aに数字コード
記号F及び制御コード記号Cとが具備され、前記数字コ
ード記号F及び制御コード記号Cが前記媒体11の任意
の方向を基準にして長いマークBH と短いマークBLが
組み合わされて成ることを特徴とする。
【0015】また、本発明の第2の数字情報の記憶媒体
は、図1(b)に示すように第1の数字情報の記憶媒体
において、前記情報書込み領域11Aが前記赤外線を透過
する隠蔽物質11Bにより表面処理されることを特徴とす
る。
【0016】なお、前記第1,第2の数字情報の記憶媒
体において、前記数字コード記号F及び制御コード記号
Cの長いマークBH や短いマークBL が、少なくとも、
赤外線を吸収する物質により成ることを特徴とする。
【0017】また、前記第1,第2の数字情報の記憶媒
体において、前記数字コード記号Fは、図2(a)に示
すように前記媒体11の任意の方向を基準にして長いマ
ークBH と、前記長いマークBH の概略半分の短いマー
クBL から成り、前記長いマークBH を付した記号を数
字「0」と定義し、前記長いマークBH に対して1つの
短いマークBL を所定間隙δを空けて並べた記号を数字
の「1」又は「4」と定義し、前記長いマークBH に対
して2つの短いマークBL を所定間隙δを空けて並べた
記号を数字の「2」,「5」又は「7」と定義し、前記
長いマークBHに対して3つの短いマークBL を所定間
隙δを空けて並べた記号を数字の「3」,「6」,
「8」又は「9」と定義し、前記数字の「5」,「6」
及び「8」の短いマークBL が連続的に並ばないことを
特徴とする。
【0018】さらに、前記第1,第2の数字情報の記憶
媒体において、前記制御コード記号Cは、図2(b)に
示すように前記媒体11の任意の方向を基準にして長い
マークBH と、前記長いマークBH の概略半分の短いマ
ークBL から成り、前記長いマークBH に対して3つの
短いマークBL を所定間隙δを空けて並べた数字の
「3」,「6」,「8」又は「9」以外の記号と定義す
ることを特徴とする。
【0019】また、本発明の数字情報の読出し装置は、
図3(a)に示すように情報記憶媒体14のスライド状
態を規定する媒体位置出し手段12と、前記情報記憶媒
体14に設けられた複数のマークBH やBL を検出する
二以上の検出手段PS1,PS2と、前記検出手段PS1,P
S2から出力される検出信号SP1,SP2に基づいて前記情
報記憶媒体14の数字情報0〜nの解読処理をするデー
タ解読手段13とを具備し、前記情報記憶媒体14に本
発明に係る第1,第2の数字情報の記憶媒体が使用され
ることを特徴とする。
【0020】なお、前記数字情報の読出し装置におい
て、前記検出手段PS1,PS2に反射型赤外線センサが用
いられることを特徴とする。また、前記数字情報の読出
し装置において、前記データ解読手段13は、図3
(b)に示すように検出信号SP1,SP2の入力処理をす
る信号入力回路13Aと、前記検出信号SP1,SP2に係る
検出データDP1,DP2に基づいて各桁の数字情報0〜9
を解読する第1の論理回路13Bと、前記検出データDP
1,DP2に基づいて制御データDCを出力する第2の論
理回路13Cと、前記数字情報0〜9に基づいて桁単位に
数字データDFを出力する信号出力回路13Dから成るこ
とを特徴とし、上記目的を達成する。
【0021】
【作 用】本発明の第1の数字情報の記憶媒体によれ
ば、図1(a)に示すように媒体11の情報書込み領域
11Aに数字コード記号F及び制御コード記号Cが付加さ
れ、該数字コード記号F及び制御コード記号Cが該媒体
11の任意の方向を基準にして長いマークBH と短いマ
ークBL が組み合わされいる。
【0022】例えば、赤外線を吸収する物質により成る
数字コード記号F及び制御コード記号Cの長いマークB
H や短いマークBL が、少なくとも、図2(a)に示す
ように媒体11の任意の方向を基準にして長いマークB
Hと、該長いマークBH の概略半分の短いマークBL か
ら成っている。
【0023】また、長いマークBH を付した記号が数字
「0」と定義されると、長いマークBH に対して所定間
隙δを空けて並べられた1つの短いマークBL により構
成される記号が数字の「1」又は「4」と定義され、さ
らに、長いマークBH に対して所定間隙δを空けて並べ
られた2つの短いマークBL により構成される記号が数
字の「2」,「5」又は「7」と定義される。
【0024】なお、長いマークBH に対して所定間隙δ
を空けて並べられた3つの短いマークBL により構成さ
れる記号が数字の「3」,「6」,「8」又は「9」と
定義される。また、数字の「5」,「6」及び「8」の
短いマークBL が連続的に並べられないものと規定され
る。
【0025】さらに、制御コード記号Cは、図2(b)
に示すように長いマークBH ,その概略半分の短いマー
クBL から成り、長いマークBHに対して3つの短いマ
ークBL が所定間隙δを空けて並べられた数字の
「3」,「6」,「8」又は「9」以外の記号が定義さ
れる。
【0026】このため、本発明者らが先に特許出願(特
願平3−100651)したデータ隠蔽カードに比べ、例え
ば、4桁の数字情報において、「0」〜「9999」の
10000通りの数字データを媒体11に格納することが可
能となる。このことで、情報量の増大に伴い格納情報が
多く必要になった場合にも十分対処することが可能とな
る。
【0027】これにより、数字情報の検出/解読する装
置の構成を複雑化することなく、「0」〜「9」の数字
コード記号を利用した遊戯用の数字情報の記憶媒体を始
めとして、各種入場券,通行券,通帳,証書,宝くじ及
び葉書等の情報媒体に該記号を応用することが可能とな
る。
【0028】また、本発明の第2の数字情報の記憶媒体
は、図1(b)に示すように第1の数字情報の記憶媒体
において、情報書込み領域11Aが赤外線を透過する隠蔽
物質11Bにより表面処理される。
【0029】このため、当該媒体11の表面に数字情報
がそのままカード表面情報として現れないため、当該読
出し装置を介さない場合には、その数字データ内容が容
易に解読されない。なお、従来例のような単純に重ね合
わせた混合色に基づく隠蔽物質の場合に比べて、数字デ
ータの隠蔽効果の向上を図ることが可能となる。
【0030】このことで、データ内容が容易に解読され
てはならないという当該数字情報の記憶機能を損なうこ
となく、該数字情報を隠蔽することが可能となる。これ
により、本発明者らが先に特許出願(特願平3−10065
1)したデータ隠蔽カードと同様にカード単体における
データ解読の難易度を高めることが可能となる。
【0031】さらに、本発明の数字情報の読出し装置に
よれば、図3(a)に示すように媒体位置出し手段1
2,二以上の検出手段PS1,PS2,データ解読手段13
が具備され、該情報記憶媒体14に本発明に係る第1,
第2の数字情報の記憶媒体が使用される。
【0032】例えば、本発明に係る第1,第2の数字情
報の記憶媒体(情報記憶媒体)14のスライド状態が媒
体位置出し手段12により規定されると、該情報記憶媒
体14に設けられた複数のマークBH やBL が反射型赤
外線センサから成る二以上の検出手段PS1,PS2により
検出される。
【0033】また、検出手段PS1,PS2から出力された
検出信号SP1,SP2に基づいて情報記憶媒体14の数字
情報0〜nがデータ解読手段13により解読処理され
る。この際に、図3(b)に示すような検出信号SP1,
SP2が信号入力回路13Aにより入力処理されると、該検
出信号SP1,SP2に係る検出データDP1,DP2に基づい
て各桁の数字情報0〜9が第1の論理回路13Bにより解
読される。
【0034】さらに、該数字情報0〜9に基づいて桁単
位に数字データDFが信号出力回路13Dから出力され
る。また、検出データDP1,DP2に基づいて制御データ
DCが第2の論理回路13Cにより出力される。
【0035】このため、従来例のデータ解読処理装置の
ようにバーコード1を認識するCPU4や、その認識の
基準となる比較基準データを格納するメモリ等を用いる
ことなく、「0」〜「9」の数字データを容易に直接読
み出すことが可能となる。また、従来例の磁気カードや
データ管理カード等の書込みデータを読み取るカード読
取り装置等のように、カード移動速度を一定に規制する
必要がなく、手動,すなわち、その移動速度に制約を受
けずに挿入される数字情報の記憶媒体11に基づいて再
現性良く数字データの読出しを行うことが可能となる。
【0036】これにより、従来例のようなカードの送り
装置等が不要となり、当該読出し装置の構成の簡略化を
図ることが可能となる。このことで、読出し装置の低廉
化を図ることが可能となる。
【0037】
【実施例】次に図を参照しながら本発明の実施例につい
て説明をする。図4〜12は、本発明の実施例に係る数字
情報の記憶媒体及びその読出し装置を説明する図であ
る。
【0038】(1)第1の実施例の説明 図4(a),(b)は、本発明の第1の実施例に係る数
字情報カードの説明図であり、図4(a)はその平面図
である。
【0039】例えば、4桁の数字「0000」〜「9999」の
格納する各種入場券,通行券,通帳,証書,宝くじ及び
葉書等の情報媒体に適用可能な数字情報カードは、図4
(a)において、カード基板21と、該カード基板21
に設けられた数字データ格納領域21Aから成る。
【0040】すなわち、カード基板21は媒体11の一
実施例であり、数字情報「0000」〜「9999」を付加する
各種入場券,通行券等である。例えば、カード基板21
は横の長さWが86〔mm〕程度、幅Hが58. 5〔m
m〕程度の紙基板である。
【0041】数字データ格納領域21Aは情報書込み領域
11Aの一例であり、カード基板21の表面に設けられ
る。例えば、数字データ格納領域21Aは、その表面領域
にw×h=10×78〔mm2 〕程度が設けられる。ま
た、数字データ格納領域21Aの上段が縦×横=5〔m
m〕×2〔mm〕×39に分割され、その下段が縦×横
=5〔mm〕×2〔mm〕×39に分割されている。
【0042】図4(b)は本発明の第1の実施例に係る
数字情報カードに格納された数字「9999」の記号例
を示している。例えば、数字「9999」の数字情報カ
ードは、図4(b)において、データコードF=「99
99」及びコントロールコードC=「終了」から成る。
【0043】すなわち、データコードFは数字コード記
号の一例であり、4桁の数字「0000」〜「9999」を示す
記号である。なお、数字情報の1の位,10の位, 100
の位,1000の位はそれぞれ先に分割された39の数字デ
ータ格納領域21Aの中の4×8=32が使用される。
【0044】また、コントロールコードCは制御コード
記号の一例であり、本発明の実施例では「終了」を示す
記号である。なお、データコードF及びコントロールコ
ードCがカード基板21の任意の方向を基準にして長い
マークBH と短いマークBLが組み合わされて成る。そ
の定義については、図5,6において詳述する。
【0045】また、データコードF及びコントロールコ
ードCの長いマークBH や短いマークBL が、少なくと
も、赤外線を吸収するカーボンブラックを使用したイン
キ(スミと呼ばれる黒やスミを混入したセピア色などを
いう)を主体とする黒色マークにより印刷される。例え
ば、黒色マークは墨インキ熱転写及び静電カボーン印刷
法により行う。
【0046】なお、21Cは領域分割線であり、便宜上数
字データ格納領域21Aを2つに分割する境界線である。
また、S1,S2は数字データ格納領域21Aを上下に2
分割した際に生ずるデータ列を示し、以後S1列,S2
列といい、S1列は当該数字情報カードの下部に位置
し、当該カードを本発明の実施例に係る読出し装置に適
用した場合に、S1列の黒色マークが第1の光センサP
S1により検出される関係にあるものとする。
【0047】図5は本発明の各実施例に係る数字コード
記号「0〜9」の定義説明図を示している。例えば、数
字「0」〜「9」を長いマークBH 1本と短いマークB
L 3本の計4本で定義する場合、図5において、まず、
数字「0」をカード基板21の任意の方向,例えば、そ
の読出し装置のスキャン方向を基準にして長いマーク
(2×10〔mm2 〕)BH =1本を数字データ格納領
域21Aの最初の2〔mm〕×10〔mm〕に印刷するも
のとする。
【0048】また、数字「1」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、さらに、長いマークBH の
下部にそれを揃えて並べた記号と定義する。
【0049】なお、数字「2」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =2本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、かつ、長いマークBH の下
部に短いマークBL =2本を間隙δ=2〔mm〕を空け
て並べた記号と定義する。
【0050】また、数字「3」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =3本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、かつ、長いマークBH の下
部に短いマークBL =3本を間隙δ=2〔mm〕を空け
て並べた記号と定義する。
【0051】さらに、数字「4」は長いマーク(2×1
0〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半
分の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL から成り、該
長いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ
=2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短いマー
クBL を揃えて並べた記号と定義する。
【0052】なお、数字「5」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL と短いマーク
(2×5〔mm2 〕)BL から成り、該長いマークBH
を付した数字記号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を
空け、長いマークBH の上部に短いマーク(2×5〔m
2 〕)BL を揃えて並べ、かつ、その下部に短いマー
ク(2×5〔mm2 〕)BL を揃えて並べた記号と定義
する。
【0053】また、数字「6」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本と、短い
マーク(2×5〔mm2 〕)BL =2本から成り、該長
いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ=
2〔mm2 〕を空け、長いマークBH の上部に短いマー
ク(2×5〔mm2 〕)BL =1本を間隙δ=2〔m
m〕を空けて並べ、かつ、その下部に短いマーク(2×
5〔mm2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔mm〕を空け
て並べた記号と定義する。
【0054】さらに、数字「7」は長いマーク(2×1
0〔mm〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =2本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短
いマークBL =2本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べ
た記号と定義する。
【0055】また、数字「8」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =2本と、短い
マーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本から成り、該長
いマークBH を付した数字記号「0」に対して間隙δ=
2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短いマーク
(2×5〔mm2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔mm〕
を空けて並べ、かつ、その下部に短いマーク(2×5
〔mm2 〕)BL =1本を間隙δ=2〔mm〕を空けて
並べた記号と定義する。
【0056】なお、数字「9」は長いマーク(2×10
〔mm2 〕)BH =1本と、長いマークBH の概略半分
の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =3本から成
り、該長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、長いマークBH の上部に短
いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =3本を間隙δ=2
〔mm〕を空けて並べた記号と定義する。
【0057】図6(a)〜(c)は本発明の各実施例に
係る制御コード記号の説明図及びその応用図であり、図
6(a)はその定義説明図をそれぞれ示している。例え
ば、長いマークBH 1本と短いマークBL 3本の計4本
で定義された数字「0000」〜「9999」の制御コード記号
は、図6(a)において、長いマークBH=1本と、該
長いマークBH の概略半分の短いマークBL =3本から
成る3種類のコントロールコードC1〜C3に割り当て
るものとし、長いマークBH に対して3つの短いマーク
BL を間隙δを空けて並べた数字の「3」,「6」,
「8」又は「9」以外の記号を定義するものである。
【0058】すなわち、第1のコントロールコードC1
は、カード基板21の読出し装置のスキャン方向を基準
にして長いマーク(2×10〔mm2 〕)BH =1本
と、長いマークBH の概略半分の短いマーク(2×5
〔mm2 〕)BL =1本と、短いマーク(2×5〔mm
2 〕)BL =2本から成る。
【0059】また、該コードC1は、長いマークBH を
付した数字記号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を空
け、長いマークBH の下部に短いマーク(2×5〔mm
2 〕)BL =1本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べ、
かつ、その上部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL
=2本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べた記号と定義
する。
【0060】第2のコントロールコードC2は、カード
基板21の読出し装置のスキャン方向を基準にして長い
マーク(2×10〔mm〕)BH =1本と、長いマーク
BHの概略半分の短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL
=2本と、短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本
から成る。
【0061】また、該コードC2は、長いマークBH を
付した数字記号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を空
け、長いマークBH の下部に短いマーク(2×5〔mm
2 〕)BL =1本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べ、
かつ、その上部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL
=1本を間隙δ=2〔mm〕を空けて、さらに、その下
部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本を間隙
δ=2〔mm〕を空けて並べた記号と定義する。
【0062】第3のコントロールコードC3は、カード
基板21の読出し装置のスキャン方向を基準にして長い
マーク(2×10〔mm2 〕)BH =1本と、長いマー
クBH の概略半分の短いマーク(2×5〔mm2 〕)B
L =2本と、短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1
本から成る。
【0063】また、該コードC3は、長いマークBH を
付した数字記号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を空
け、長いマークBH の下部に短いマーク(2×5〔mm
2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べ、
かつ、その上部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL
=1本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べた記号と定義
する。
【0064】図6(b)は本発明の各実施例に係る制御
コード記号の応用図である。例えば、長いマークBH 1
本と短いマークBL 3本の計4本で定義された数字「00
00」の「終了」を示す場合には、図6(b)において、
数字「0000」の示す長いマークBH 4本に間隔δ=2
〔mm〕を空けて第1のコントロールコードC1を付加
するものとする。
【0065】なお、数字「0000」の記号は、本発明者ら
が先に特許出願(特願平3−59116)したカードゲーム
機に見られるような以前に入力した数字データをキャン
セルするコードとして用いることができる。
【0066】図6(C)は本発明の各実施例に係るデー
タコードとコントロールコードを組み合わせた他の例を
示している。例えば、4桁の数字「6802」を格納する場
合には、1の位=「2」については、長いマークBH を
付した数字記号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を空
け、かつ、長いマークBH の下部に短いマークBL =2
本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べる。
【0067】また、10の位の数字「0」については、
数字の「2」の短いマークBL に対して間隙δ=2〔m
m〕を空けて該長いマークBH を連続して並べる。さら
に、100の位の数字「8」については数字「0」の長い
マークBH に連続して該長いマークBH を付した数字記
号「0」に対して間隙δ=2〔mm〕を空け、長いマー
クBH の上部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =
2本を間隙δ=2〔mm〕を空けて並べ、かつ、その下
部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本を間隙
δ=2〔mm〕を空けて並べる。
【0068】なお、1000の位の数字「6」については数
字「8」の短いマークBL に間隙δ=2〔mm〕を空け
連続して、該長いマークBH を付した数字記号「0」に
対して間隙δ=2〔mm〕を空け、長いマークBH の上
部に短いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本を間隙
δ=2〔mm〕を空けて並べ、かつ、その下部に短いマ
ーク(2×5〔mm2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔m
m〕を空けて並べる。
【0069】また、数字「6802」の「終了」は数字
「6」の短いマークBL に間隙δ=2〔mm〕を空け連
続して長いマークBH を付した数字記号「0」に対して
間隙δ=2〔mm〕を空け、長いマークBH の下部に短
いマーク(2×5〔mm2 〕)BL =1本を間隙δ=2
〔mm〕を空けて並べ、かつ、その上部に短いマーク
(2×5〔mm2 〕)BL =2本を間隙δ=2〔mm〕
を空けて並べる。
【0070】これにより、4桁の数字「6802」を各種入
場券や通行券に格納することが可能となる。このように
して、本発明の第1の実施例に係る数字情報カードによ
れば、図4(a)に示すようにカード基板21の数字デ
ータ格納領域21AにデータコードF及びコントロールコ
ードCが付加され、該データコードF及びコントロール
コードCが該カード基板21の任意の方向を基準にして
長いマークBH と短いマークBL が組み合わされて成っ
ている。
【0071】例えば、赤外線を吸収するカーボンブラッ
クを主体とする印刷物質により成るデータコードF及び
コントロールコードCの長いマークBH や短いマークB
L が、少なくとも、図5,6に示すようにカード基板2
1のスキャン方向を基準にして長いマーク(2×10〔m
2 〕)BH と、該長いマークBH の概略半分の短いマ
ーク(2×5〔mm2 〕)BL や短いマーク(2×5
〔mm2 〕)BL から成っている。
【0072】また、長いマークBH を付した記号が数字
「0」と定義されると、長いマークBH に対して所定間
隙δを空けて並べられた1つの短いマークBL により構
成される記号が数字の「1」又は「4」と定義され、さ
らに、長いマークBH に対して所定間隙δを空けて並べ
られた2つの短いマークBL により構成される記号が数
字の「2」,「5」又は「7」と定義される。
【0073】なお、長いマークBH に対して所定間隙δ
を空けて並べられた3つの短いマークBL により構成さ
れる記号が数字の「3」,「6」,「8」又は「9」と
定義される。また、数字の「5」,「6」及び「8」の
短いマークBL が連続的に並ばないように規定される。
【0074】さらに、コントロールコードC1〜C3に
よれば、図6(a)に示すように長いマークBH ,その
概略半分の短いマークBL から成り、長いマークBH に
対して3つの短いマークBL が所定間隙δを空けて並べ
られた数字の「3」,「6」,「8」又は「9」以外の
記号が定義される。
【0075】このため、本発明者らが先に特許出願(特
願平3−100651)したデータ隠蔽カードに比べ、例え
ば、4桁の数字情報において、「0」〜「9999」の
10000通りの数字データをカード基板21に格納するこ
とが可能となる。このことで、情報量の増大に伴い格納
情報が多く必要になった場合にも十分対処することが可
能となる。
【0076】これにより、数字情報の検出/解読する装
置の構成を複雑化することなく、「0」〜「9」のデー
タコードFを利用した遊戯用の数字情報カードを始めと
して、各種入場券,通行券,通帳,証書,宝くじ及び葉
書等の情報媒体に該記号を応用することが可能となる。
【0077】次に、当該数字情報カードが使用される読
出し装置について当該カードを補足しながら説明をす
る。図7〜9は、本発明の各実施例に係る数字情報の読
出し装置の構成図(その1〜3)であり、図7(a),
(b)は、その数字情報の検出部の全体構成図とその内
部回路図を示している。なお、図8はその論理回路の内
部回路図であり、図9はその出力回路とその他の内部回
路図をそれぞれ示している。
【0078】例えば、本発明の各実施例に係る数字情報
カード200 の4桁の数字「0000」〜「9999」の読出をす
る装置は、本発明者らが先に特許出願(特願平3−5911
6 )したカードゲーム機に見られるように、黒色マーク
検出回路20,カードガイド22及びデータ解読回路2
3等から成り、該解読回路23の一部構成に改良を加え
たものである。
【0079】すなわち、黒色マーク検出回路20は二以
上の検出手段PS1,PS2の一実施例であり、数字情報カ
ード200 に設けられた複数のマークBH やBL を検出す
るものである。例えば、黒色マーク検出回路20は二以
上の光センサPS1,PS2と、下部マーク信号処理回路22
A及び上部マーク信号処理回路22Bから成る。
【0080】また、第1,第2の光センサPS1, PS2は
反射型赤外線センサから成り、各光センサPS1, PS2が
数字情報カード200 のS1列,S2列に設けられた複数
の黒色マークB1〜Bnを検出して検出信号SP1,SP2
を下部,上部マーク信号処理回路22A,22Bに出力する
ものである。なお、光センサPS1,PS2は、第1,第2
の光センサPS1, PS2のように二つに限定されることは
ない。
【0081】下部マーク信号処理回路22Aは入力レベル
が調整された検出信号SP1と基準電圧とを比較し、その
結果となるマーク検出データ(以下マーク検出データDP
1ともいう)を出力するものである。
【0082】また、上部マーク信号処理回路22Bは入力
レベルが調整された検出信号SP2と基準電圧とを比較
し、その結果となるマーク検出データ(以下マーク検出
データDP2ともいう)を出力するものである。
【0083】カードガイド22は媒体位置出し手段12
の一実施例であり、数字情報カード200 のスライド状態
を規定するものである。ここまでは、本発明者らが先に
特許出願(特願平3−59116 )したカードゲーム機に見
られるような黒色マーク検出回路20及びカードガイド
22の構成と同様である。
【0084】また、数字情報カード200 は情報記憶媒体
14の一例であり、4桁の数字「0000」〜「9999」の一
つが格納されたカードであり、本発明に係る第1の数字
情報カード200 や後述する第2の数字情報カード201 が
使用されるものであり、データ解読回路23が先に特許
出願(特願平3−59116 )したカードゲーム機の主要部
と異なるものである。
【0085】すなわち、データ解読回路23はデータ解
読手段13の一実施例であり、図8,9に示すようにデ
ータ入力回路23A,データコード解読回路23B,制御コ
ード解読回路23C及び数字データ出力回路23Dから成
り、上部・下部マーク信号処理回路22B・22Aから出力
されたマーク検出データDP1,DP2に基づいて数字情報
カード200の数字情報0〜nの解読処理をするものであ
る。
【0086】データ入力回路23Aは信号入力回路13Aの
一実施例であり、マーク検出データDP1,DP2の入力処
理をするものである。例えば、データ入力回路23Aは図
8に示すように、二入力否定論理積回路NAND ,二入力
論理和回路OR,6個のD型フリップ・フロップ回路,
4個のインバータINV から成り、該マーク検出データDP
1,DP2が二入力否定論理積回路NAND や二入力論理和
回路ORに入力される。
【0087】また、データコード解読回路23Bは第1の
論理回路13Bの一実施例であり、マーク検出データDP
1,DP2に基づいて各桁の数字情報0〜9を解読するも
のである。例えば、データコード解読回路23Bは図8に
示すように3個の三入力論理積回路AND3 ,2個の二入
力論理積回路AND,2個の三入力論理和回路OR3 ,1
個の三入力論理和回路ORから成る。
【0088】制御コード解読回路23Cは第2の論理回路
13Cの一実施例であり、マーク検出データDP1,DP2に
基づいて制御データDCを出力するものである。例え
ば、制御コード解読回路23Cは図8に示すように3個の
三入力論理積回路AND3 から成り、本発明に係るコント
ロールコードC1〜C3を出力するものである。
【0089】数字データ出力回路23Dは信号出力回路13
Dの一実施例であり、数字情報0〜9に基づいて桁単位
に数字データDFを出力するものである。例えば、数字
データ出力回路23Dは、図9に示すように16個のD型
フリップ・フロップ回路から成り、本発明に係る4桁の
数字「0000」〜「9999」を4ビットの2値化符号により
出力するものである。
【0090】なお、2値化符号データD00〜D03が数字
の1の位を示し、同様に、データD10〜D13が数字の1
0の位,データD20〜D23が数字の100の位,データD
30〜D33が数字の1000の位をそれぞれ示すものである。
【0091】これにより、当該カード200 の数字データ
格納領域21Aに設けられたデータコード「0」が解読さ
れる毎に4桁の数字データが次々に解読出力される。こ
れは、先に特許出願(特願平3−59116 )したカードゲ
ーム機の読出し機能と比較すれば、制御コードを検出す
る毎に、その解読以前の第1,第2の光センサPS1,PS
2が検出したデータマークBDを無効にする方法と大き
く異なる点である。
【0092】なお、当該読出し装置の電源回路23Eを数
字データ出力回路23Dに併せて示している。このように
して、本発明の各実施例に係る数字情報カードの読出し
装置によれば、図7〜9に示すように黒色マーク検出回
路20,カードガイド22及びデータ解読回路23が具
備され、該数字情報カード200 に本発明に係る第1,第
2の数字情報カードが使用される。
【0093】例えば、本発明の第1の実施例に係る数字
情報カード(数字=6802 )200 のスライド状態がカード
ガイド22により規定されると、該数字情報カード200
に設けられた複数のマークBH やBL が反射型赤外線セ
ンサから成る二以上の光センサPS1,PS2により検出さ
れる。
【0094】また、光センサPS1,PS2から出力された
検出信号SP1,SP2に基づくマーク検出データDP1,DP
2に基づいて数字情報カード200 の数字情報「2,0,
8,6」がデータ解読回路23により解読処理される。
この際に、図7(b)に示すようなマーク検出データDP
1,DP2がデータ入力回路23Aにより入力処理される
と、該マーク検出データDP1,DP2に基づいて各桁の数
字情報「2,0,8,6」がデータコード解読回路23B
により解読される。
【0095】さらに、該数字情報「2,0,8,6」に
基づいて桁単位に数字データDFが数字データ出力回路
23Dから出力される。また、マーク検出データDP1,D
P2に基づいて制御データDCが制御コード解読回路23C
により出力される。
【0096】このため、従来例のデータ解読処理装置の
ようにバーコード1を認識するCPU4や、その認識の
基準となる比較基準データを格納するメモリ等を用いる
ことなく、「0」〜「9」の数字データ=6802を容易に
直接読み出すことが可能となる。また、従来例の磁気カ
ードやデータ管理カード等の書込みデータを読み取るカ
ード読取り装置等のように、カード移動速度を一定に規
制する必要がなく、手動,すなわち、その移動速度に制
約を受けずに挿入される数字情報カード200 に基づいて
再現性良く4桁の数字データ「0000」〜「9999」の読出
しを行うことが可能となる。
【0097】これにより、従来例のようなカードの送り
装置等が不要となり、当該読出し装置の構成の簡略化を
図ることが可能となる。このことで、読出し装置の低廉
化を図ることが可能となる。
【0098】(2)第2の実施例の説明 図10〜12は、本発明の第2の実施例に係る数字情報カー
ドの説明図であり、図10(a),(b)は、その隠蔽処
理の説明図を示している。
【0099】図10(a)において、第1の実施例と異な
るのは第2の実施例では、数字データ格納領域21Aが隠
蔽レヤーフィルム21Bにより隠蔽処理されるものであ
る。例えば、数字データ=6802が付加された数字情報隠
蔽カード201 は、図10(a)において、カード基板21
に設けられた数字データ格納領域21Aに数字データ=68
02が格納され、図10(b)に示すように、該データ格納
領域21Aの全面に隠蔽物質11Bの一例となる隠蔽レヤー
フィルム21Bに覆われている。
【0100】なお、隠蔽レヤーフィルム21Bはカーボン
ブラックを含まない赤外線を透過する隠蔽物質である。
また、図11,12は本発明の第2の実施例に係るデータ隠
蔽方法の説明図(その1,2)をそれぞれ示している。
【0101】例えば、データコードの第1のデータ隠蔽
方法は、本発明者らが先に特許出願(特願平3−10065
1)したデータ隠蔽カードに見られるように、図11
(a)において、まず、カード基板21にカーボンブラ
ックインキを主体としないシアン色C,イエロー色Y及
びマゼンタ色Mにより印刷処理(べた印刷)をする。
【0102】次いで、図11(b)において、数字データ
格納領域21Aにカーボンブラックインキを主体とした黒
色のマーク部Biの印刷処理をする。この状態は、数字
データ=6802がそのままカード表面情報として露出して
いるものである。
【0103】従って、当該カード200 の数字データのデ
ータコードFが自明になると、本発明の実施例に係る読
出し装置と組み合わせない場合であっても、当該カード
200に書き込まれたデータ内容が容易に解読されてしま
う可能性がある。このため、当該カード200 の使用態様
によっては数字データを隠蔽する必要が生じる。
【0104】次に、図11(c)において、数字データ格
納領域21Aを含む全面にカーボンブラックインキを主体
としないシアン色C,イエロー色Y及びマゼンタ色Mに
より印刷処理をする。なお、その上面にカーボンブラッ
クを含まない隠蔽レヤーフィルム21Bをコーテイング処
理しても良い。
【0105】なお、隠蔽レヤーフィルム21Bは塩化ビニ
ールカードに使用されるシグネチュアー転写シールが適
している。これにより、マーク部Biでは赤外線が吸収
されるが、シアン色C, イエロー色Y及びマゼンタ色M
を主体とする黒色領域では透過率が確保され、マーク部
Bi以外の境界スペース(間隙δ)では赤外線が反射す
る。このことで、本発明の実施例に係る読出し装置の反
射型赤外線センサにおいて、マーク部Biの判別が十分
に可能となる。
【0106】また、データコードの第2のデータ隠蔽方
法は、本発明者らが先に特許出願(特願平3−100651)
したデータ隠蔽カードに見られるように、図12(a)に
おいて、まず、カード基板21に赤外線光の吸収可能な
範囲の網点30〔%〕程度のカーボンが含有された黒色
(墨)印刷によりマーク部Biを印刷する。例えば、該
カード基板21のデータマーク部Biとスペース部(間
隙δ)上に、網点,20〔%〕,80〔%〕のマゼンタ
色M,網点 100〔%〕のシアン色C及び網点 100〔%〕
のイエロー色Yにより加色印刷処理する。
【0107】ここで、網点とは印刷原版規格 150線/イ
ンチ平網を基準にした場合の25.4×25.4〔mm2 〕に含
まれる印刷ドットラインの割合を示すものとする。ま
た、マーク部Biの網点の空隙を100 〔μm〕程度とす
ると、ベース部の網点の空隙を150 〔μm〕以上とする
ことで隠蔽効果が向上する。さらに、網点のピッチを不
連続とすることでも隠蔽効果が向上する。
【0108】次いで、図12(b)において、数字データ
格納領域21Aにカーボンブラックインキを主体とした黒
色のマーク部Biの印刷処理をする。この状態は、数字
データ=6802がそのままカード表面情報として露出して
いるものである。
【0109】次に、図12(c)において、数字データ格
納領域21Aを含む全面にカーボンブラックインキを主体
としないシアン色C,イエロー色Y及びマゼンタ色Mに
より印刷処理をする。なお、シアン色C,イエロー色Y
及びマゼンタ色Mの加色印刷をせずにその上面に直接カ
ーボンブラックを含まない隠蔽レヤーフィルム21Bをコ
ーテイング処理しても良い。
【0110】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る数字情報カードによれば、図10〜12に示すように第
1の数字情報カード200において、数字データ格納領域
21Aが赤外線を透過する隠蔽レヤーフィルム21Aにより
表面処理される。
【0111】このため、当該カード基板21の表面に数
字情報がそのままカード表面情報として現れないため、
本発明に係る読出し装置を介さない場合には、その数字
データ内容が容易に解読されない。なお、第1のデータ
隠蔽方法のような単純に重ね合わせた混合色に基づく隠
蔽物質の場合に比べて、第2のデータ隠蔽方法では、数
字データの隠蔽効果の向上を図ることが可能となる。こ
のことで、データ内容が容易に解読されてはならないと
いう当該数字情報の記憶機能を損なうことなく、該数字
情報を隠蔽することが可能となる。
【0112】これにより、本発明者らが先に特許出願
(特願平3−100651)したデータ隠蔽カードと同様にカ
ード単体におけるデータ解読の難易度を高めることが可
能となる。
【0113】なお、本発明の各実施例では、4桁の数字
「0000」〜「9999」と読出し装置の光センサPS1,PS2
が上下2段の場合について説明をしたが、数字桁数を自
由に増減した場合であっても同様な効果が得られる。ま
た、該センサPS1,PS2を上・中・下3段とすることに
より、単位数字データ格納領域に格納される数字情報を
増加することや、その領域を縮小することも可能とな
る。
【0114】さらに、数字データ格納領域を上下方向に
ユニット単位に増加させ、複合数字情報を読み出すこと
も可能となる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の数
字情報の記憶媒体によれば、該媒体の情報書込み領域に
数字コード記号及び制御コード記号が付加され、それら
が赤外線を吸収する物質により成る長いマークと短いマ
ークにより組み合わされる。
【0116】このため、長いマークを付した記号を数字
「0」と定義すると、該長いマークに対して短いマーク
を所定間隙を空けて並べることにより、数字の「1」〜
「9」と定義することができ、また、数字の「1」〜
「9」の残りの記号を制御コード記号として定義するこ
とが可能となる。このことで、従来例に比べて多くの数
字情報を媒体に格納することが可能となる。
【0117】また、本発明の第2の数字情報の記憶媒体
によれば、第1の数字情報の記憶媒体において、情報書
込み領域が赤外線を透過する隠蔽物質により表面処理さ
れる。
【0118】このため、当該媒体の表面に数字情報がそ
のままカード表面情報として現れないため、その数字デ
ータ内容が容易に解読されない。このことで、従来例の
データ隠蔽カードと同様にカード単体におけるデータ解
読の難易度を高めることが可能となる。
【0119】さらに、本発明の数字情報の読出し装置に
よれば、媒体位置出し手段,二以上の検出手段,データ
解読手段が具備され、該情報記憶媒体に本発明に係る第
1,第2の数字情報の記憶媒体が使用される。
【0120】このため、従来例のようにバーコードや磁
気情報を認識する制御装置や、その認識の基準となる比
較基準データを格納するメモリ等を用いることなく、
「0」〜「9」の数字データを容易に直接読み出すこと
が可能となる。また、当該読出し装置の構成の簡略化を
図ることが可能となり、その低廉化を図ることが可能と
なる。
【0121】これにより、格納情報が多く必要になった
場合にも、外部磁気等の影響を受けることなく、各種入
場券,通行券,通帳,証書,宝くじ及び葉書等に数字情
報の情報媒体を応用することが可能となる。また、その
取扱が簡便な汎用読出し装置の提供に寄与するところが
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る数字情報の記憶媒体の原理図(そ
の1)である。
【図2】本発明に係る数字情報の記憶媒体の原理図(そ
の2)である。
【図3】本発明に係る数字情報の読出し装置の原理図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例に係る数字情報カードの
構成図である。
【図5】本発明の各実施例に係る数字コード記号「0〜
9」の定義説明図である。
【図6】本発明の各実施例に係る制御コード記号の定義
説明図及びその応用図である。
【図7】本発明の各実施例に係る数字情報の読出し装置
の構成図(その1)である。
【図8】本発明の各実施例に係る数字情報の読出し装置
の構成図(その2)である。
【図9】本発明の各実施例に係る数字情報の読出し装置
の構成図(その3)である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る数字情報カードの
説明図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係るデータ隠蔽方法の
説明図(その1)である。
【図12】本発明の第2の実施例に係るデータ隠蔽方法の
説明図(その2)である。
【図13】従来例に係るデータ読取り装置の構成図であ
る。
【図14】従来例に係る他の問題点を説明する数字コード
の代表フォーマットである。
【符号の説明】
11…媒体、 12…カード位置出し手段、 13…データ解読手段、 11A…情報書込み領域、 11B…隠蔽物質、 13A…信号入力回路、 13B,13C…第1,第2の論理回路、 13D…信号出力回路、 PS1, PS2…光センサ、 F…数字コード記号、 C…制御コード記号、 BH …長いマーク(データマーク)、 BL …短いマーク(データマーク)、 SP1,SP2…検出信号、 DC…制御データ、 DF…数字データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 良博 東京都文京区小石川四丁目十四番十二号 共同印刷株式会社内 (72)発明者 戸田 伸子 東京都文京区小石川四丁目十四番十二号 共同印刷株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数字情報(0〜n)を付加する媒体(1
    1)と、前記媒体(11)の情報書込み領域(11A)に
    数字コード記号(F)及び制御コード記号(C)とが具
    備され、前記数字コード記号(F)及び制御コード記号
    (C)が前記媒体(11)の任意の方向を基準にして長
    いマーク(BH )と短いマーク(BL )が組み合わされ
    て成ることを特徴とする数字情報の記憶媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の数字情報の記憶媒体にお
    いて、前記情報書込み領域(11A)が前記赤外線を透過
    する隠蔽物質(11B)により表面処理されることを特徴
    とする数字情報の記憶媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2記載の数字情報の記憶媒
    体において、前記数字コード記号(F)及び制御コード
    記号(C)の長いマーク(BH )や短いマーク(BL )
    が、少なくとも、赤外線を吸収する物質により成ること
    を特徴とする数字情報の記憶媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1及び2記載の数字情報の記憶媒
    体において、前記数字コード記号(F)は、前記媒体
    (11)の任意の方向を基準にして長いマーク(BH )
    と、前記長いマーク(BH )の概略半分の短いマーク
    (BL)から成り、前記長いマーク(BH )を付した記
    号を数字「0」と定義し、前記長いマーク(BH )に対
    して1つの短いマーク(BL )を所定間隙(δ)を空け
    て並べた記号を数字の「1」又は「4」と定義し、前記
    長いマーク(BH )に対して2つの短いマーク(BL )
    を所定間隙(δ)を空けて並べた記号を数字の「2」,
    「5」又は「7」と定義し、前記長いマーク(BH )に
    対して3つの短いマーク(BL)を所定間隙(δ)を空
    けて並べた記号を数字の「3」,「6」,「8」又は
    「9」と定義し、前記数字の「5」,「6」及び「8」
    の短いマーク(BL )が連続的に並ばないことを特徴と
    する数字情報の記憶媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1及び2記載の数字情報の記憶媒
    体において、前記制御コード記号(C)は、前記媒体
    (11)の任意の方向を基準にして長いマーク(BH )
    と、前記長いマーク(BH )の概略半分の短いマーク
    (BL)から成り、前記長いマーク(BH )に対して3
    つの短いマーク(BL )を所定間隙(δ)を空けて並べ
    た数字の「3」,「6」,「8」又は「9」以外の記号
    と定義することを特徴とする数字情報の記憶媒体。
  6. 【請求項6】 情報記憶媒体(14)のスライド状態を
    規定する媒体位置出し手段(12)と、前記情報記憶媒
    体(14)に設けられた複数のマーク(BH やBL )を
    検出する二以上の検出手段(PS1,PS2)と、前記検出
    手段(PS1,PS2)から出力される検出信号(SP1,SP
    2)に基づいて前記情報記憶媒体(14)の数字情報
    (0〜n)の解読処理をするデータ解読手段(13)と
    を具備し、前記情報記憶媒体(14)に請求項1,2記
    載の数字情報の記憶媒体が使用されることを特徴とする
    数字情報の読出し装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の数字情報の読出し装置に
    おいて、前記検出手段(PS1,PS2)に反射型赤外線セ
    ンサが用いられることを特徴とする数字情報の読出し装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の数字情報の読出し装置に
    おいて、前記データ解読手段(13)は、検出信号(SP
    1,SP2)の入力処理をする信号入力回路(13A)と、
    前記検出信号(SP1,SP2)に係る検出データ(DP1,
    DP2)に基づいて各桁の数字情報(0〜9)を解読する
    第1の論理回路(13B)と、前記検出データ(DP1,D
    P2)に基づいて制御データ(DC)を出力する第2の論
    理回路(13C)と、前記数字情報(0〜9)に基づいて
    桁単位に数字データ(DF)を出力する信号出力回路
    (13D)から成ることを特徴とする数字情報の読出し装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5818031A (en) * 1995-03-16 1998-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Bar code encoding system using four-state codes

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