JPH0514527U - ウオータポンプの潤滑構造 - Google Patents
ウオータポンプの潤滑構造Info
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸受部やオイルシール部の摺動面の摩耗を防
止し、耐久性を向上する。 【構成】 軸受3に至るオイル通路9の途中に異物溜り
10を設け、その底部にマグネット11を配設する。
止し、耐久性を向上する。 【構成】 軸受3に至るオイル通路9の途中に異物溜り
10を設け、その底部にマグネット11を配設する。
Description
【0001】
本考案はウォータポンプに関し、特にエンジンオイルを用いてその軸受の潤滑 を行うようにしたウォータポンプの潤滑構造に関する。
【0002】
従来、かかるウォータポンプとしては、例えば、実開昭63−190519号 公報に記載されたものが知られている。
【0003】 このものは、ボディに支持された回転軸の一端にインペラを固設し、外部動力 により回転軸を回転させてエンジンの冷却水を循環するようにしている。そして 、ウォータポンプの回転軸はすべり軸受により支承され、エンジンに潤滑油を循 環するオイルポンプから、前記すべり軸受の軸受部に潤滑油を供給する通路を設 けている。
【0004】
しかしながら、かかる従来のウォータポンプにあっては、オイルポンプから軸 受部に潤滑油を供給する通路が単なる管路状であることから、エンジン内を循環 し異物(主に鉄粉等)を含んだオイルがそのまま軸受部に供給され、その異物が 軸受部の摺動面に侵入したり、あるいはオイルシール部の摺動面に侵入したりし て摩耗を促進させるという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、軸受部やオイルシール部の摺動 面の摩耗を防止し、耐久性を向上し得るウォータポンプの潤滑構造を提供するこ とにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は、ボディに軸受を介して支承された回転 軸の一端にインペラを固設し、該軸受にオイル通路を介してエンジンオイルを供 給するようにしたウォータポンプにおいて、前記オイル通路の途中に異物溜りを 設けたことを特徴とする。
【0007】
本考案によれば、例え異物を含んだエンジンオイルがオイル通路に供給された としても、オイル通路の途中に設けた異物溜りにこれらの異物は回収され、軸受 には清澄なオイルのみが供給されることになる。
【0008】
以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ説明する。
【0009】 図において、1はポンプボディ、2はポンプボディ1に軸受3を介して回転自 在に支承された回転軸である。回転軸2の一端にはポンプインペラ4が圧入固定 されており、他端には、例えばエンジンのクランクシャフトに固設された歯車と 噛合する歯車5が圧入固定されている。ポンプボディ1には冷却水通路を構成す る管部材6が取付けられており、6Aはラジエータに連通する吸入通路、6Bは バイパス通路である。なお、ポンプの吐出通路1Aは不図示のシリンダブロック に連通されている。さらに、ポンプインペラ4とポンプボディ1との間には周知 の如くメカニカルシール7が介設されている。また、軸受3とメカニカルシール 7との間にはそのリップ部が回転軸2に摺接するオイルシール8が設けられてい る。
【0010】 9はポンプボディ1の端面に入口部9Aを有し、軸受3にエンジンオイルを供 給するオイル通路であり、本実施例にあっては、重力を利用してオイルを供給す るレイアウトを採っている。
【0011】 そして、このオイル通路9の途中に異物溜り10が設けられている。異物溜り 10は、図2に詳細に示すように、上下方向に長い円柱状空間10Aを備え、そ の中腹部に入口側オイル通路9Bが連通され、頭部に出口側オイル通路9Cが連 通されている。さらに、円柱状空間10Aの底部にマグネット11が配設されて いる。
【0012】 上記構成になる本実施例にあっては、不図示のエンジンの回転に伴い、歯車5 と回転軸2とを介してポンプインペラ4が回転され、エンジンに冷却水が送られ ることになる。このとき、不図示のクランクシャフトの回転によりオイルパン内 のエンジンオイルが掻き飛ばされ、一部がオイル通路9の入口部9Aに浸入する 。そして、浸入したエンジンオイルは重力の作用により入口側オイル通路9Bを 介して異物溜り10に至り、ここでエンジンオイル中に含まれている異物が沈殿 する。また、鉄系の異物はマグネット11で積極的に吸着される。そこで、異物 が除去された上澄みのエンジンオイルは、異物溜り10の頭部から出口側オイル 通路9Cを経て軸受3に流入する。
【0013】 次に、図3ないし図5に示す本考案の他の実施例につき説明する。
【0014】 この実施例は、まず前実施例が単にマグネット11を円柱状空間10Aの底部 に配設したのに対し、この円柱状空間10Aの底部に貫通する貫通孔12をポン プボディ1に形成し、この貫通孔12にドレンプラグ13を螺着するようにし、 そして、さらにこのドレンプラグ13の先端にマグネット11を配設するように したものである。このようにすることによって、異物溜り10の円柱状空間10 Aの底部に沈殿累積した異物を清掃除去し得るようにしたのである。また、ドレ ンプラグ13の先端にマグネット11を配設したことにより、鉄系の異物の除去 を極めて容易とすることができる。
【0015】 本考案のさらに他の実施例として、上述の鉄系異物除去作業をさらに簡素化で きる例を図6に示す。
【0016】 本実施例では、ドレンプラグの少なくとも外面部を樹脂やアルミニウム等の非 磁性体材料で構成する。このために、ドレンプラグ13を有底筒状の外筒状部1 3Aと棒状体13Bとの二重構造とし、有底外筒状部13Aの先端底部にマグネ ット11を棒状体13Bの先端でもって押圧保持するようにしたものである。
【0017】 しかして、このドレンプラグ13を通常は貫通孔12に螺合してその先端を円 柱状空間10Aに臨ませておくと、非磁性体外筒状部13Aの周りに鉄系異物が マグネット11の磁力により吸着される。この状態でドレンプラグ13を取外し 、さらに棒状体13Bを外してマグネット11を取除くと、外筒状部13Aには 最早磁力が作用しないので、極めて容易に鉄系異物が除去され得るのである。
【0018】 なお、上述の実施例は重力式のオイル供給通路につき説明したが、本考案は圧 送式においても同様に適用できることはいうまでもない。
【0019】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、オイル供給通路の途中に異 物溜りを設けるようにしたので、軸受部やオイルシール部の摺動面の摩耗を防止 でき、ウォータポンプの耐久性を向上することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す拡大断面図である。
【図4】図3のX−X矢視断面図である。
【図5】本考案実施例のドレンプラグの一例を示す断面
図である。
図である。
【図6】本考案実施例のドレンプラグの他の例を示す断
面図である。
面図である。
1 ポンプボディ 2 回転軸 3 軸受 4 ポンプインペラ 8 オイルシール 9 オイル通路 10 異物溜り 11 マグネット 13 ドレンプラグ
Claims (4)
- 【請求項1】 ボディに軸受を介して支承された回転軸
の一端にインペラを固設し、 該軸受にオイル通路を介してエンジンオイルを供給する
ようにしたウォータポンプにおいて、前記オイル通路の
途中に異物溜りを設けたことを特徴とするウォータポン
プの潤滑構造。 - 【請求項2】 前記異物溜りの底部にマグネットを配設
したことを特徴とする請求項1に記載のウォータポンプ
の潤滑構造。 - 【請求項3】 前記マグネットは着脱自在のドレンプラ
グ先端に設けられていることを特徴とする請求項2に記
載のウォータポンプの潤滑構造。 - 【請求項4】 前記ドレンプラグが非磁性体で形成され
ていることを特徴とする請求項3に記載のウォータポン
プの潤滑構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6148791U JPH0514527U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ウオータポンプの潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6148791U JPH0514527U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ウオータポンプの潤滑構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514527U true JPH0514527U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13172497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6148791U Pending JPH0514527U (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | ウオータポンプの潤滑構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514527U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011058627A1 (ja) | 2009-11-11 | 2011-05-19 | トヨタ自動車株式会社 | 軸受装置 |
| JP2018178743A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | スズキ株式会社 | 内燃機関 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP6148791U patent/JPH0514527U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011058627A1 (ja) | 2009-11-11 | 2011-05-19 | トヨタ自動車株式会社 | 軸受装置 |
| JP2018178743A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | スズキ株式会社 | 内燃機関 |
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