JPH05145457A - サイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式 - Google Patents
サイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式Info
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- JPH05145457A JPH05145457A JP3303423A JP30342391A JPH05145457A JP H05145457 A JPH05145457 A JP H05145457A JP 3303423 A JP3303423 A JP 3303423A JP 30342391 A JP30342391 A JP 30342391A JP H05145457 A JPH05145457 A JP H05145457A
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- power control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 TDMA衛星通信方式でアップリンクにおけ
る送信電力を制御するサイトダイバーシチを用いた送信
電力制御方式に関し、同期制御基準局の交替を最小限に
抑えながら送信電力制御誤差の低減を可能にすることを
目的とする。 【構成】 複数の制御基準局および従局と、同期制御基
準局の主/副交替を行う同期制御管理手段と、各制御基
準局で各従局の送信電力制御量を求め制御回線を介して
各従局に通知する第1の送信電力制御手段と、各従局で
通知された送信電力制御量に従って自局の送信電力を制
御する第2の送信電力制御手段とを備え、各制御基準局
で測定される自局折り返しの基準局同期バーストの回線
品質に応じて同期制御主基準局とは独立した送信電力制
御主基準局を設定し、送信電力制御主基準局が送出する
基準局同期バーストの受信レベルを基準として各従局ご
との送信電力制御量を求め、制御回線を介して各従局に
通知する。
る送信電力を制御するサイトダイバーシチを用いた送信
電力制御方式に関し、同期制御基準局の交替を最小限に
抑えながら送信電力制御誤差の低減を可能にすることを
目的とする。 【構成】 複数の制御基準局および従局と、同期制御基
準局の主/副交替を行う同期制御管理手段と、各制御基
準局で各従局の送信電力制御量を求め制御回線を介して
各従局に通知する第1の送信電力制御手段と、各従局で
通知された送信電力制御量に従って自局の送信電力を制
御する第2の送信電力制御手段とを備え、各制御基準局
で測定される自局折り返しの基準局同期バーストの回線
品質に応じて同期制御主基準局とは独立した送信電力制
御主基準局を設定し、送信電力制御主基準局が送出する
基準局同期バーストの受信レベルを基準として各従局ご
との送信電力制御量を求め、制御回線を介して各従局に
通知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御基準局を用
いたサイトダイバーシチ方式をとるTDMA(時分割多
元接続)衛星通信方式において、アップリンクにおける
降雨減衰量を補償して衛星中継器(トランスポンダ)へ
の到達電力が一定になるように送信電力を制御するサイ
トダイバーシチを用いた送信電力制御方式に関する。
いたサイトダイバーシチ方式をとるTDMA(時分割多
元接続)衛星通信方式において、アップリンクにおける
降雨減衰量を補償して衛星中継器(トランスポンダ)へ
の到達電力が一定になるように送信電力を制御するサイ
トダイバーシチを用いた送信電力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】送信電力制御方式は、受信側で測定され
る受信レベルからアップリンクにおける降雨減衰量を推
定し、送信側に送信電力制御量をフィードバックして送
信電力の制御を行うものであり、干渉の軽減および回線
品質の改善に有効な手段となっている。
る受信レベルからアップリンクにおける降雨減衰量を推
定し、送信側に送信電力制御量をフィードバックして送
信電力の制御を行うものであり、干渉の軽減および回線
品質の改善に有効な手段となっている。
【0003】一方、TDMA衛星通信方式では、自局バ
ーストの位置情報を送り返してもらい、それに従ってバ
ースト送信タイミングを制御するフィードバック同期方
式があるが、この同期制御回線と送信電力制御回線とを
共用することにより、制御回線用のハードウェアを増加
させることなく従局に対する送信電力制御が可能になっ
ている。また、TDMA衛星通信方式における同期制御
の信頼性向上を目的として複数の制御基準局を用いるサ
イトダイバーシチ方式をとった場合には、送信電力制御
にもこのサイトダイバーシチが適用されるが、従来方式
では同期制御および送信電力制御の制御主基準局は同一
となっていた。
ーストの位置情報を送り返してもらい、それに従ってバ
ースト送信タイミングを制御するフィードバック同期方
式があるが、この同期制御回線と送信電力制御回線とを
共用することにより、制御回線用のハードウェアを増加
させることなく従局に対する送信電力制御が可能になっ
ている。また、TDMA衛星通信方式における同期制御
の信頼性向上を目的として複数の制御基準局を用いるサ
イトダイバーシチ方式をとった場合には、送信電力制御
にもこのサイトダイバーシチが適用されるが、従来方式
では同期制御および送信電力制御の制御主基準局は同一
となっていた。
【0004】図2は、TDMA衛星通信方式に適用され
るサイトダイバーシチ構成において、従来の送信電力制
御方式のシステム構成例を示すブロック図である。な
お、ここでは2つの制御基準局によりサイトダイバーシ
チが行われる構成例について示す。また、TDMAフレ
ームは、図3に示すように第1の制御基準局の基準局同
期バーストR1 、第2の制御基準局の基準局同期バース
トR2 、従局同期バーストNおよび各局に割り当てられ
るデータバーストDから構成され、さらに各キャリアご
とに独立したフレーム構成をとる。このような複数のキ
ャリアが用いられる場合には、送信電力制御によってチ
ャネル間の干渉を軽減することが不可欠である。
るサイトダイバーシチ構成において、従来の送信電力制
御方式のシステム構成例を示すブロック図である。な
お、ここでは2つの制御基準局によりサイトダイバーシ
チが行われる構成例について示す。また、TDMAフレ
ームは、図3に示すように第1の制御基準局の基準局同
期バーストR1 、第2の制御基準局の基準局同期バース
トR2 、従局同期バーストNおよび各局に割り当てられ
るデータバーストDから構成され、さらに各キャリアご
とに独立したフレーム構成をとる。このような複数のキ
ャリアが用いられる場合には、送信電力制御によってチ
ャネル間の干渉を軽減することが不可欠である。
【0005】図2において、第1の制御基準局201 ,
第2の制御基準局202 および従局30は、衛星中継器
(トランスポンダ)40を介する衛星中継回線によって
接続される。ここで、太線矢印は衛星折り返しとなる
基準局同期バーストであり、細線矢印は従局から制御
基準局へ送られる従局同期バーストであり、破線矢印
は従局の制御に用いられる制御回線である。
第2の制御基準局202 および従局30は、衛星中継器
(トランスポンダ)40を介する衛星中継回線によって
接続される。ここで、太線矢印は衛星折り返しとなる
基準局同期バーストであり、細線矢印は従局から制御
基準局へ送られる従局同期バーストであり、破線矢印
は従局の制御に用いられる制御回線である。
【0006】各制御基準局201 ,202 の回線品質検
出部21は、それぞれ分離部22で受信信号から分離さ
れた自局折り返しの基準局同期バーストR1 ,R2 を取
り込み、それぞれの回線品質を検出してシステム管理制
御装置50の同期制御管理部51に通知する。同期制御
管理部51は、あらかじめ同期制御主基準局としてシス
テム全体に宣言されている制御基準局の回線品質が規定
値を下回った場合に、同期制御基準局の主/副交替を行
う。なお、同期制御主基準局がいずれの制御基準局にな
るかを示す信号は、同期制御管理部51から各制御基準
局201 ,20 2 の合成部23に送られ、制御回線を
介してシステム全体に宣言される。
出部21は、それぞれ分離部22で受信信号から分離さ
れた自局折り返しの基準局同期バーストR1 ,R2 を取
り込み、それぞれの回線品質を検出してシステム管理制
御装置50の同期制御管理部51に通知する。同期制御
管理部51は、あらかじめ同期制御主基準局としてシス
テム全体に宣言されている制御基準局の回線品質が規定
値を下回った場合に、同期制御基準局の主/副交替を行
う。なお、同期制御主基準局がいずれの制御基準局にな
るかを示す信号は、同期制御管理部51から各制御基準
局201 ,20 2 の合成部23に送られ、制御回線を
介してシステム全体に宣言される。
【0007】また、各制御基準局201 ,202 の減衰
量検出部24は受信信号を取り込み、それぞれ自局折り
返しの基準局同期バーストR1 ,R2 の受信レベルを基
準とする従局30の従局同期バーストNの受信レベルか
ら、従局30のアップリンクにおける降雨減衰量を推定
して送信電力制御量算出部25に通知する。送信電力制
御量算出部25では、各従局ごとの送信電力制御量を算
出して合成部23に送り、制御回線を介して各従局に
通知する。
量検出部24は受信信号を取り込み、それぞれ自局折り
返しの基準局同期バーストR1 ,R2 の受信レベルを基
準とする従局30の従局同期バーストNの受信レベルか
ら、従局30のアップリンクにおける降雨減衰量を推定
して送信電力制御量算出部25に通知する。送信電力制
御量算出部25では、各従局ごとの送信電力制御量を算
出して合成部23に送り、制御回線を介して各従局に
通知する。
【0008】さらに、減衰量検出部24および送信電力
制御量算出部25は、自局の基準局同期バーストR1 ,
R2 の受信レベルからその送信電力制御量についても算
出する。送信電力制御部26は、送信電力制御量算出部
25から設定される送信電力制御量に従って、合成部2
3から出力される送信信号の送信電力を制御する。した
がって、自局の基準局同期バーストについてもある程度
の降雨減衰量までは補償される構成になっている。
制御量算出部25は、自局の基準局同期バーストR1 ,
R2 の受信レベルからその送信電力制御量についても算
出する。送信電力制御部26は、送信電力制御量算出部
25から設定される送信電力制御量に従って、合成部2
3から出力される送信信号の送信電力を制御する。した
がって、自局の基準局同期バーストについてもある程度
の降雨減衰量までは補償される構成になっている。
【0009】なお、基準局同期バーストR1 ,R2 およ
び従局同期バーストNは、衛星中継器40から各制御基
準局201 ,202 までのダウンリンクが共通となる。
したがって、ダウンリンクでの降雨減衰量がそれぞれ同
じと仮定すれば、各制御基準局201 ,202 で検出さ
れる各バーストの受信レベルの差は、衛星中継器40で
検出される各アップリンクの受信レベルの差と等価にな
り、各制御基準局20 1 ,202 において従局30のア
ップリンクにおける降雨減衰量が推定できる。
び従局同期バーストNは、衛星中継器40から各制御基
準局201 ,202 までのダウンリンクが共通となる。
したがって、ダウンリンクでの降雨減衰量がそれぞれ同
じと仮定すれば、各制御基準局201 ,202 で検出さ
れる各バーストの受信レベルの差は、衛星中継器40で
検出される各アップリンクの受信レベルの差と等価にな
り、各制御基準局20 1 ,202 において従局30のア
ップリンクにおける降雨減衰量が推定できる。
【0010】一方、従局30では、分離部31が各制御
基準局201 ,202 の制御回線から同期制御主基準
局と宣言された方を選択し、その制御信号に含まれる送
信電力制御量情報を分離して送信電力制御量算出部32
に通知する。送信電力制御部33は、送信電力制御量算
出部32から設定される送信電力制御量に従って送信信
号の送信電力を制御する。
基準局201 ,202 の制御回線から同期制御主基準
局と宣言された方を選択し、その制御信号に含まれる送
信電力制御量情報を分離して送信電力制御量算出部32
に通知する。送信電力制御部33は、送信電力制御量算
出部32から設定される送信電力制御量に従って送信信
号の送信電力を制御する。
【0011】このように、サイトダイバーシチ方式にお
ける従来の送信電力制御方式は、同期制御主基準局が算
出した送信電力制御量に従って各従局が送信電力を制御
し、アップリンクにおける降雨減衰量を補償する構成に
なっていた。すなわち、同期制御基準局が自動的に送信
電力制御基準局にもなり、同期制御基準局が交替すれば
送信電力制御基準局も交替するようにその交替基準が同
一になっていた。
ける従来の送信電力制御方式は、同期制御主基準局が算
出した送信電力制御量に従って各従局が送信電力を制御
し、アップリンクにおける降雨減衰量を補償する構成に
なっていた。すなわち、同期制御基準局が自動的に送信
電力制御基準局にもなり、同期制御基準局が交替すれば
送信電力制御基準局も交替するようにその交替基準が同
一になっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各制御基準
局201 ,202 の回線品質検出部21で検出される回
線品質は、自局折り返しの基準局同期バーストR1 ,R
2 の符号誤り率を測定しており、その交替規定値となる
符号誤り率は交替頻度とTDMA同期はずれとの兼ね合
いで決められている。
局201 ,202 の回線品質検出部21で検出される回
線品質は、自局折り返しの基準局同期バーストR1 ,R
2 の符号誤り率を測定しており、その交替規定値となる
符号誤り率は交替頻度とTDMA同期はずれとの兼ね合
いで決められている。
【0013】一方、送信電力制御では、上述したように
自局折り返しの基準局同期バーストR1 ,R2 の受信レ
ベルを基準として各従局の従局同期バーストNの受信レ
ベルを監視し、それらの差を従局のアップリンクにおけ
る降雨減衰量と推定して対応する送信電力制御量を決め
ている。しかし、それは送信電力制御で基準となる基準
局同期バーストの受信レベルが、自局アップリンクの降
雨減衰量によらずに一定にできることを前提としてい
る。以下、図4を参照してこの前提が成立せずに送信電
力制御誤差を生ずる場合について説明する。
自局折り返しの基準局同期バーストR1 ,R2 の受信レ
ベルを基準として各従局の従局同期バーストNの受信レ
ベルを監視し、それらの差を従局のアップリンクにおけ
る降雨減衰量と推定して対応する送信電力制御量を決め
ている。しかし、それは送信電力制御で基準となる基準
局同期バーストの受信レベルが、自局アップリンクの降
雨減衰量によらずに一定にできることを前提としてい
る。以下、図4を参照してこの前提が成立せずに送信電
力制御誤差を生ずる場合について説明する。
【0014】図4(1) は、同期制御主基準局(=送信電
力制御主基準局)Aのアップリンクの降雨減衰量が無で
あり、従局Bのアップリンクの降雨減衰がある場合に、
衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRおよび従局
同期バーストNの受信レベルである。この受信レベルの
差d1 はそのまま同期制御主基準局Aで観測され、従局
Bの送信電力制御量として検出される。
力制御主基準局)Aのアップリンクの降雨減衰量が無で
あり、従局Bのアップリンクの降雨減衰がある場合に、
衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRおよび従局
同期バーストNの受信レベルである。この受信レベルの
差d1 はそのまま同期制御主基準局Aで観測され、従局
Bの送信電力制御量として検出される。
【0015】図4(2) は、同期制御主基準局(=送信電
力制御主基準局)Aのアップリンクの降雨減衰量が小で
あり、従局Bのアップリンクの降雨減衰がある場合に、
衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRおよび従局
同期バーストNの受信レベルである。ここで、同期制御
主基準局Aでは、自局折り返しの基準局同期バーストR
の受信レベルから自局の送信電力についても制御が働く
ので、衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRの受
信レベルは降雨減衰量が補償されて (1)の場合と同じに
できる。すなわち、同期制御主基準局Aのアップリンク
の降雨減衰量が補償可能範囲であれば送信電力制御に与
える影響はなく、受信レベルの差は (1)の場合と同じd
1 となり、それはそのまま同期制御主基準局Aで従局B
の送信電力制御量として検出される。
力制御主基準局)Aのアップリンクの降雨減衰量が小で
あり、従局Bのアップリンクの降雨減衰がある場合に、
衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRおよび従局
同期バーストNの受信レベルである。ここで、同期制御
主基準局Aでは、自局折り返しの基準局同期バーストR
の受信レベルから自局の送信電力についても制御が働く
ので、衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRの受
信レベルは降雨減衰量が補償されて (1)の場合と同じに
できる。すなわち、同期制御主基準局Aのアップリンク
の降雨減衰量が補償可能範囲であれば送信電力制御に与
える影響はなく、受信レベルの差は (1)の場合と同じd
1 となり、それはそのまま同期制御主基準局Aで従局B
の送信電力制御量として検出される。
【0016】図4(3) は、同期制御主基準局(=送信電
力制御主基準局)Aのアップリンクの降雨減衰量が大で
あり、従局Bのアップリンクの降雨減衰がある場合に、
衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRおよび従局
同期バーストNの受信レベルである。ここで、同期制御
主基準局Aは、同様に自局折り返しの基準局同期バース
トRについて送信電力制御を行うが、降雨減衰量が大き
いために完全にそれを補償することができない。したが
って、衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRの受
信レベルは (1),(2)の場合に比べて小さくなる。このこ
とは、送信電力制御の基準レベルが変動してしまうこと
を意味しており、受信レベルの差d2 は(1),(2)の場合
と異なってしまう。この受信レベルの差d2 がそのまま
同期制御主基準局Aで従局Bの送信電力制御量として検
出される。ここで、d1 とd2 の差が送信電力制御誤差
である。
力制御主基準局)Aのアップリンクの降雨減衰量が大で
あり、従局Bのアップリンクの降雨減衰がある場合に、
衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRおよび従局
同期バーストNの受信レベルである。ここで、同期制御
主基準局Aは、同様に自局折り返しの基準局同期バース
トRについて送信電力制御を行うが、降雨減衰量が大き
いために完全にそれを補償することができない。したが
って、衛星中継器Cにおける基準局同期バーストRの受
信レベルは (1),(2)の場合に比べて小さくなる。このこ
とは、送信電力制御の基準レベルが変動してしまうこと
を意味しており、受信レベルの差d2 は(1),(2)の場合
と異なってしまう。この受信レベルの差d2 がそのまま
同期制御主基準局Aで従局Bの送信電力制御量として検
出される。ここで、d1 とd2 の差が送信電力制御誤差
である。
【0017】なお、この送信電力制御誤差は、同期制御
主基準局(=送信電力制御主基準局)の基準局同期バー
ストの受信レベルを低下させる程の降雨減衰量となって
いても、回線品質(符号誤り率)が規定値を下回らない
限り制御基準局の交替が行われないことが原因となって
いる。しかし、送信電力制御の基準となる基準局同期バ
ーストの受信レベルが変動するときには、制御基準局も
交替するようにその規定値を緩めた場合には、送信電力
制御誤差は低減されるものの制御基準局の交替が頻繁に
起こり、TDMA同期制御へ悪影響を及ぼす。
主基準局(=送信電力制御主基準局)の基準局同期バー
ストの受信レベルを低下させる程の降雨減衰量となって
いても、回線品質(符号誤り率)が規定値を下回らない
限り制御基準局の交替が行われないことが原因となって
いる。しかし、送信電力制御の基準となる基準局同期バ
ーストの受信レベルが変動するときには、制御基準局も
交替するようにその規定値を緩めた場合には、送信電力
制御誤差は低減されるものの制御基準局の交替が頻繁に
起こり、TDMA同期制御へ悪影響を及ぼす。
【0018】本発明は、サイトダイバーシチ方式をとる
TDMA衛星通信方式において、同期制御基準局の交替
を最小限に抑えながら送信電力制御誤差の低減を可能に
するサイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式を提
供することを目的とする。
TDMA衛星通信方式において、同期制御基準局の交替
を最小限に抑えながら送信電力制御誤差の低減を可能に
するサイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、サイトダイバ
ーシチ方式をとるTDMA衛星通信システムの複数の制
御基準局および従局と、予め宣言された同期制御主基準
局で測定される自局折り返しの基準局同期バーストの回
線品質が、規定値を下回った場合に他の制御基準局との
間で主/副交替を行う同期制御管理手段と、前記各制御
基準局に備えられ、従局同期バーストの受信レベルから
各従局のアップリンクにおける降雨減衰量を推定し、得
られた送信電力制御量を制御回線を介して各従局に通知
する第1の送信電力制御手段と、前記各従局に備えら
れ、前記同期制御主基準局の制御回線を介して通知され
た送信電力制御量に従って自局の送信電力を制御する第
2の送信電力制御手段とを備えたサイトダイバーシチを
用いた送信電力制御方式において、前記各制御基準局で
測定される自局折り返しの基準局同期バーストの回線品
質を比較し、所定の回線品質を有する制御基準局を前記
同期制御主基準局とは独立した送信電力制御主基準局と
して設定する送信電力制御管理手段を備え、前記第1の
送信電力制御手段は、前記送信電力制御主基準局が送出
する基準局同期バーストの受信レベルを基準とする各従
局の従局同期バーストの受信レベルから各従局ごとの送
信電力制御量を求め、前記制御回線を介して各従局に通
知する構成であることを特徴とする。
ーシチ方式をとるTDMA衛星通信システムの複数の制
御基準局および従局と、予め宣言された同期制御主基準
局で測定される自局折り返しの基準局同期バーストの回
線品質が、規定値を下回った場合に他の制御基準局との
間で主/副交替を行う同期制御管理手段と、前記各制御
基準局に備えられ、従局同期バーストの受信レベルから
各従局のアップリンクにおける降雨減衰量を推定し、得
られた送信電力制御量を制御回線を介して各従局に通知
する第1の送信電力制御手段と、前記各従局に備えら
れ、前記同期制御主基準局の制御回線を介して通知され
た送信電力制御量に従って自局の送信電力を制御する第
2の送信電力制御手段とを備えたサイトダイバーシチを
用いた送信電力制御方式において、前記各制御基準局で
測定される自局折り返しの基準局同期バーストの回線品
質を比較し、所定の回線品質を有する制御基準局を前記
同期制御主基準局とは独立した送信電力制御主基準局と
して設定する送信電力制御管理手段を備え、前記第1の
送信電力制御手段は、前記送信電力制御主基準局が送出
する基準局同期バーストの受信レベルを基準とする各従
局の従局同期バーストの受信レベルから各従局ごとの送
信電力制御量を求め、前記制御回線を介して各従局に通
知する構成であることを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明は、自局折り返しの基準局同期バースト
について各制御基準局ごとの回線品質を比較し、所定の
回線品質を有する制御基準局を同期制御主基準局とは独
立に送信電力制御主基準局として設定する。すなわち、
送信電力制御主基準局は、同期制御基準局の主/副交替
の規定値とは別の基準によって選定されるので、送信電
力制御主基準局の基準局同期バーストの受信レベルを常
に安定したものにすることが可能となる。
について各制御基準局ごとの回線品質を比較し、所定の
回線品質を有する制御基準局を同期制御主基準局とは独
立に送信電力制御主基準局として設定する。すなわち、
送信電力制御主基準局は、同期制御基準局の主/副交替
の規定値とは別の基準によって選定されるので、送信電
力制御主基準局の基準局同期バーストの受信レベルを常
に安定したものにすることが可能となる。
【0021】これは、各従局の従局同期バーストの受信
レベルの測定基準が安定化されることを示し、従って各
従局のアップリンクにおける降雨減衰量、さらに送信電
力制御量を比較的正確に求めることができ、送信電力制
御誤差を低減させることができる。
レベルの測定基準が安定化されることを示し、従って各
従局のアップリンクにおける降雨減衰量、さらに送信電
力制御量を比較的正確に求めることができ、送信電力制
御誤差を低減させることができる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の実施例構成を示すブロック
図である。なお、本実施例の説明においても2つの制御
基準局によりサイトダイバーシチが行われる構成につい
て示す。
図である。なお、本実施例の説明においても2つの制御
基準局によりサイトダイバーシチが行われる構成につい
て示す。
【0023】本実施例では、第1の制御基準局101 お
よび第2の制御基準局102 に自局折り返しの基準局同
期バーストのC/N比を測定するC/N測定部11を備
える。システム管理制御装置60の送信電力制御管理部
61は、各制御基準局101 ,102 のC/N測定部1
1から測定されたC/N比を取り込み、その大きい方の
制御基準局を選択して送信電力制御主基準局とする。各
制御基準局101 ,102 の減衰量検出部12は、送信
電力制御主基準局の基準局同期バーストの受信レベルを
基準とする従局30の従局同期バーストNの受信レベル
から、従局30のアップリンクにおける降雨減衰量を推
定する。
よび第2の制御基準局102 に自局折り返しの基準局同
期バーストのC/N比を測定するC/N測定部11を備
える。システム管理制御装置60の送信電力制御管理部
61は、各制御基準局101 ,102 のC/N測定部1
1から測定されたC/N比を取り込み、その大きい方の
制御基準局を選択して送信電力制御主基準局とする。各
制御基準局101 ,102 の減衰量検出部12は、送信
電力制御主基準局の基準局同期バーストの受信レベルを
基準とする従局30の従局同期バーストNの受信レベル
から、従局30のアップリンクにおける降雨減衰量を推
定する。
【0024】なお、各制御基準局101 ,102 および
システム管理制御装置60におけるその他の構成と従局
30の構成は、従来の制御基準局201 ,202 、シス
テム管理制御装置50および従局30と同様であり、同
期制御主基準局となる制御基準局は従来と同様の手順に
従って従局30へ通知される。
システム管理制御装置60におけるその他の構成と従局
30の構成は、従来の制御基準局201 ,202 、シス
テム管理制御装置50および従局30と同様であり、同
期制御主基準局となる制御基準局は従来と同様の手順に
従って従局30へ通知される。
【0025】このように、本発明の特徴とするところ
は、従来は自局折り返しの基準局同期バーストの受信レ
ベルを基準として従局30のアップリンクにおける降雨
減衰量を推定していたのに対して、送信電力制御主基準
局となった方の基準局同期バーストの受信レベルを基準
とする構成にある。すなわち、同期制御主基準局におい
ても、送信電力制御主基準局の基準局同期バーストの受
信レベルを基準として従局の送信電力制御量が求められ
る。
は、従来は自局折り返しの基準局同期バーストの受信レ
ベルを基準として従局30のアップリンクにおける降雨
減衰量を推定していたのに対して、送信電力制御主基準
局となった方の基準局同期バーストの受信レベルを基準
とする構成にある。すなわち、同期制御主基準局におい
ても、送信電力制御主基準局の基準局同期バーストの受
信レベルを基準として従局の送信電力制御量が求められ
る。
【0026】一方、従局40では、制御回線から同期
制御主基準局と宣言された方を選択し、その制御信号に
含まれる送信電力制御量に基づいて送信信号の送信電力
を制御する。したがって、従局では従来と同様に同期制
御主基準局の制御回線から通知される送信電力制御量に
従って送信電力制御を行えばよく、制御回線の変更は不
要である。すなわち、同期制御主基準局と送信電力制御
主基準局が必ずしも一致しなくても送信電力制御の支障
にならないばかりでなく、送信電力制御の基準となる基
準局同期バーストの受信レベルの安定化が図られるの
で、送信電力制御誤差を最小限に抑えることができる。
制御主基準局と宣言された方を選択し、その制御信号に
含まれる送信電力制御量に基づいて送信信号の送信電力
を制御する。したがって、従局では従来と同様に同期制
御主基準局の制御回線から通知される送信電力制御量に
従って送信電力制御を行えばよく、制御回線の変更は不
要である。すなわち、同期制御主基準局と送信電力制御
主基準局が必ずしも一致しなくても送信電力制御の支障
にならないばかりでなく、送信電力制御の基準となる基
準局同期バーストの受信レベルの安定化が図られるの
で、送信電力制御誤差を最小限に抑えることができる。
【0027】また、送信電力制御の基準となる基準局同
期バーストの受信レベルの変動を少なくするために送信
電力制御主基準局となる制御基準局を頻繁に交替して
も、同期制御主基準局とは独立になっているのでTDM
A同期制御に与える影響はない。すなわち、従来は同期
制御主基準局の交替に伴って送信電力制御主基準局も交
替していたために、交替によって生ずる基準局同期バー
ストの受信レベルの変動も大きくなっていたが、本発明
方式では同期制御主基準局とは別に送信電力制御主基準
局の交替が可能になるので、小まめに交替することによ
って基準局同期バーストの受信レベルの変動を小さくす
ることができ、交替に伴う送信電力制御誤差を小さくす
ることができる。
期バーストの受信レベルの変動を少なくするために送信
電力制御主基準局となる制御基準局を頻繁に交替して
も、同期制御主基準局とは独立になっているのでTDM
A同期制御に与える影響はない。すなわち、従来は同期
制御主基準局の交替に伴って送信電力制御主基準局も交
替していたために、交替によって生ずる基準局同期バー
ストの受信レベルの変動も大きくなっていたが、本発明
方式では同期制御主基準局とは別に送信電力制御主基準
局の交替が可能になるので、小まめに交替することによ
って基準局同期バーストの受信レベルの変動を小さくす
ることができ、交替に伴う送信電力制御誤差を小さくす
ることができる。
【0028】なお、本実施例の説明では、送信電力制御
主基準局の選定に当たって、各制御基準局の自局折り返
しの基準局同期バーストのC/N比を比較しているが、
基準局同期バーストの受信レベルが安定する方を選択で
きる回線品質であれば他の比較基準を用いてもよい。
主基準局の選定に当たって、各制御基準局の自局折り返
しの基準局同期バーストのC/N比を比較しているが、
基準局同期バーストの受信レベルが安定する方を選択で
きる回線品質であれば他の比較基準を用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、同期制御
主基準局と送信電力制御主基準局とを個別の基準に従っ
て指定することにより、TDMA同期制御に悪影響を与
えることなく送信電力制御誤差を軽減することができ
る。
主基準局と送信電力制御主基準局とを個別の基準に従っ
て指定することにより、TDMA同期制御に悪影響を与
えることなく送信電力制御誤差を軽減することができ
る。
【図1】本発明の実施例構成を示すブロック図である。
【図2】従来の送信電力制御方式のシステム構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】TDMA方式におけるフレーム構成例を示す図
である。
である。
【図4】従来の送信電力制御方式で送信電力制御誤差が
生ずる例を説明する図である。
生ずる例を説明する図である。
10 制御基準局 11 C/N測定部 12 減衰量検出部 20 制御基準局 21 回線品質検出部 22 分離部 23 合成部 24 減衰量検出部 25 送信電力制御量算出部 26 送信電力制御部 30 従局 31 分離部 32 送信電力制御量算出部 33 送信電力制御部 40 衛星中継器 50,60 システム管理制御装置 51 同期制御管理部 61 送信電力制御管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 修三 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 サイトダイバーシチ方式をとるTDMA
衛星通信システムの複数の制御基準局および従局と、 予め宣言された同期制御主基準局で測定される自局折り
返しの基準局同期バーストの回線品質が、規定値を下回
った場合に他の制御基準局との間で主/副交替を行う同
期制御管理手段と、 前記各制御基準局に備えられ、従局同期バーストの受信
レベルから各従局のアップリンクにおける降雨減衰量を
推定し、得られた送信電力制御量を制御回線を介して各
従局に通知する第1の送信電力制御手段と、 前記各従局に備えられ、前記同期制御主基準局の制御回
線を介して通知された送信電力制御量に従って自局の送
信電力を制御する第2の送信電力制御手段とを備えたサ
イトダイバーシチを用いた送信電力制御方式において、 前記各制御基準局で測定される自局折り返しの基準局同
期バーストの回線品質を比較し、所定の回線品質を有す
る制御基準局を前記同期制御主基準局とは独立した送信
電力制御主基準局として設定する送信電力制御管理手段
を備え、 前記第1の送信電力制御手段は、前記送信電力制御主基
準局が送出する基準局同期バーストの受信レベルを基準
とする各従局の従局同期バーストの受信レベルから各従
局ごとの送信電力制御量を求め、前記制御回線を介して
各従局に通知する構成であることを特徴とするサイトダ
イバーシチを用いた送信電力制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303423A JPH05145457A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | サイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303423A JPH05145457A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | サイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05145457A true JPH05145457A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17920839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3303423A Pending JPH05145457A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | サイトダイバーシチを用いた送信電力制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05145457A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6181948B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-01-30 | Nec Corporation | Radio base station receiving data transmission system for uplink site diversity of mobile communication system |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP3303423A patent/JPH05145457A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6181948B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-01-30 | Nec Corporation | Radio base station receiving data transmission system for uplink site diversity of mobile communication system |
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