JPH0514566B2 - - Google Patents

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JPH0514566B2
JPH0514566B2 JP1849188A JP1849188A JPH0514566B2 JP H0514566 B2 JPH0514566 B2 JP H0514566B2 JP 1849188 A JP1849188 A JP 1849188A JP 1849188 A JP1849188 A JP 1849188A JP H0514566 B2 JPH0514566 B2 JP H0514566B2
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JP
Japan
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stud
socket
insert
spigot
sole
Prior art date
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Application number
JP1849188A
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English (en)
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JPS63283601A (ja
Inventor
Sutanrei Korinzu Roi
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TORISUHOOTO Ltd
Original Assignee
TORISUHOOTO Ltd
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Publication date
Application filed by TORISUHOOTO Ltd filed Critical TORISUHOOTO Ltd
Priority to JP1849188A priority Critical patent/JPS63283601A/ja
Publication of JPS63283601A publication Critical patent/JPS63283601A/ja
Publication of JPH0514566B2 publication Critical patent/JPH0514566B2/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は履物に着脱可能に備えることのできる
履物用スタツドに関する。この種の履物はスポー
ツをする人たちによく用いられる。スタツドは、
履物を地面としつかり係合させることを大体の目
的としており、種々の形状をしたものがある。例
えば先端を平らにしたり丸めたりしたものや、ま
たはスパイクのように、とがらせたものもある。
しかしながら本願明細書では記載の都合上、これ
らのものを総称してスタツドという。
取外し可能または交換可能なスタツドは、通
常、外側ねじを形成されたスピゴツトを備えてい
る。それぞれのスピゴツトは、補完的な内側ねじ
を形成されて履物の下面に設けられたソケツト内
に螺入される。これらのソケツトを履物に設ける
ためのいくつかの方法が提案されている。例えば
そのひとつにおいては、複数のソケツトを個々に
作つて履物に取付けるか、あるいは履物に合体さ
せる。履物の底やかかとがプラスチツク材をモー
ルデイングして作られるものである場合には、予
め作られた複数のソケツトを鋳型内に設置し、そ
れらのまわりに履物底やかかとをモールデイング
するようにしてもよい。ソケツトは、該ソケツト
を取囲む履物底やかかとの部分と係合するための
係止部を備えている。この係止部は、使用中にソ
ケツトが履物底やかかとから取れたり、ゆるんだ
りするのを防止する。使用者が走つたり歩いたり
するとき、スタツドには大きな応力が加わり、こ
れらの応力はソケツトに伝達され、そのため、ソ
ケツトはゆるみやすくなる。さらに、スタツドを
ソケツト内に螺入したり、または逆に外したりす
るとき、ソケツトには回転力が加わり、この回転
力はソケツトをゆるめたり、ときには履物底やか
かとの一部を破壊したり、ゆがませたりする。そ
れによりソケツトは、内側ねじの回転軸のまわり
を履物底やかかとに対して回転するようになつて
しまう。このような問題点は、改良されたデザイ
ンのソケツトを用いることにより解消することが
できる場合がある。しかしながら、比較的広い面
積を有して複数のソケツトを一体に設けた挿入体
を、モールデイングされる履物底やかかとに適用
することにより、これらの問題点を解消しようと
する試みがなされてきた。公知の挿入体は、ばね
鋼からなる板と、それぞれが一体化されたタグを
有するダイキヤスト製の複数のソケツトとを含
む。タグは板のスロツト内に挿入されて変形し、
板に取付けられる。このような形式の挿入体は製
造コストが高く、履物の柔軟性を損つて履き心地
を悪くする。さらに板がさびやすい。そこで挿入
体をプラスチツク材でモールデイングした単一体
とすることが提案された。この挿入体は、内側ね
じを設けられた複数のソケツトと、該ソケツトと
相互結合する支持手段とを含んでいる。
最終的に残された大きな課題は、使用者が走つ
たり歩いたりするときにスタツドの接地端部に作
用する横方向の大きな力に起因してスタツドのス
ピゴツトに生じソケツトに伝達される曲げ応力の
半径方向成分によつて、ソケツトが広がつてしま
うことである。
スタツドの接地端部に横方向の力が加わること
によつてスピゴツトに生じ、ソケツトに伝達され
る曲げ応力は、ねじの一方の側では上向きに作用
し、他方の側では下向きに作用しようとする。履
物底の下側面に当接するようなフランジをスタツ
ドに設けることにより、上向きに作用しようとす
る応力を実際にはフランジから履物の下側面へと
伝達させ、ねじには実質的に作用させないように
することができる。
しかしながら、下向きに作用しようとする曲げ
応力は、フランジと履物の下側面とによつて支持
することはできず、スピゴツトおよびソケツトの
ねじの傾斜支持面間で伝達される。このようにし
てソケツトに伝達された曲げ応力の半径方向外方
成分がソケツトを広げ、スタツドをゆるませてし
まう。ソケツトが永久的に変形してしまつた場
合、もはやそこにスタツドを取り付けることはで
きず、履物そのものを廃棄しなくてはならないこ
ともある。
そこで本発明の目的は、このような課題を解決
することにある。
本発明によれば、外側ねじ付きのスピゴツトを
有し、履物に設けられた内側ねじ付きのソケツト
内に受け入れられるための、履物用スタツドであ
つて、前記スピゴツトの外側ねじは、使用時に該
スピゴツトから前記ソケツトの内側ねじへと軸方
向力を伝達するための支持面を有しており、該支
持面のうち、スタツドの接地端部の方を向いた支
持面は、前記ねじの軸から該軸に垂直にまたは実
質的に垂直に外方に延びる母線によつて画成され
ている平坦な支持面であることを特徴とするスタ
ツドが提供される。
したがつて平坦な支持面は、外側ねじの軸を含
む断面でスピゴツトを切断すると、該軸に垂直な
または実質的に垂直な直線としてあらわれる。
スタツドのスピゴツトのねじの平坦な支持面
が、対応するソケツトのねじの平坦な支持面を押
すような状態になるように、スタツドへと曲げに
よる軸方向力が加えられるとき、この力はソケツ
トへと軸方向に伝達される。このとき、もし平坦
な支持面が、傾斜した、すなわち平坦でない面で
あつたならば生じるであろう半径方向外方への力
は、まつたく生じないか、またはわずかしか生じ
ない。普通の形のねじを有する従来のスタツドお
よびソケツトにおいては、ねじの上側の支持面も
下側の支持面も傾斜している。したがつて従来の
スタツドに曲げによる軸方向力が加えられると、
スピゴツトのねじがソケツトの傾斜した支持面に
押付けられるようになり、ソケツトは外方に広が
るように付勢される。実際には、このようなとき
ソケツトには外向きの力による亀裂が生じること
がある。このような事態に陥ると、履物全体が使
いものにならなくなつてしまう。たとえ亀裂が生
じなかつたにしても、ソケツトは一時的にあるい
は永久的に広がつてしまうので、もはや以前のよ
うにスタツドのスピゴツトをしつかりと把持する
ことはできない。しかしながら前述したように平
坦な支持面を利用すれば、スタツドに曲げによる
軸方向力が加わつたときに、外方へ向かう力の発
生を防止または抑制することができるのである。
使用時においてスタツドが曲げによる下向きの
軸方向力を受けるとき、スタツドのスピゴツトの
ねじは、補完的な平坦な支持面に大きな力で押付
けられる。スタツドが受ける下向きの軸方向力と
は、スタツドをソケツトから外そうとする方向の
力である。この下向きの力は、特にスタツドの突
起部へと横方向の力が加えられてスタツドがソケ
ツトに対して傾くように付勢されるときに、スタ
ツドによつてソケツトに強く加えられる傾向にあ
る。もし平坦な支持面の母線がねじの軸に対して
90°以外の角度をなしているとすれば、その誤差
は5°以内であることが望ましく、典型的な望まし
い例では誤差が3゜とされる。
それぞれのねじの上側および下側の支持面の双
方とも平坦にすることも可能であるが、望ましく
はひとつの支持面だけを平坦とする。それぞれの
スピゴツトおよびソケツトのねじは望ましくは一
条ねじとするが、本発明の範囲内において多条ね
じとすることもできる。
望ましくは挿入体のソケツトのそれぞれは、ス
タツドが完全に交換着脱できるような形状のもの
とされる。
各ソケツトまたは少なくとも一群のソケツト
は、上方端を閉鎖されていることが望ましい。こ
のようにすることにより、ソケツトは強化され、
また、モールデイング工程においてプラスチツク
材の流れが好ましい状態になる。すなわちプラス
チツク材は、各ソケツトのための鋳型空所内へ主
として軸方向に流れる方が、円周方向へと流れる
よりも望ましい。円周方向へと流れるようにする
と、2つのプラスチツク材の流れが出合うところ
で強度的に弱くなり、また、いわゆる湯境が生じ
る可能性があるからである。さらに、履物の底や
かかとを作る際に、これらを作るためのプラスチ
ツク材がソケツトの閉鎖端の上方を流れるように
なるように挿入体を鋳型内に設置でき、ソケツト
内へとプラスチツク材が流れこむのを防ぐための
手段を必要としない。ソケツトの上方端を開口端
としたならば、流れこみ防止手段が必要となろ
う。しかしながら、ソケツトの少なくともいくつ
かは上方端を開口端としたものであつてもよい。
この場合、筒状のソケツトが用いられ、各ソケツ
トの孔は、支持手段の内方へ延びる上方部を有す
る。この孔の上方部は、内側にねじを設けたもの
であつてもよいし、また、使用時にスタツドのス
ピゴツトの一部と適合するようになされたものと
してもよい。このようにすれば挿入体全体の厚さ
は薄くすることができる。
支持手段は、互いに平行に広がる第1および第
2の面を有する層状のものとすることが望まし
い。望ましくは、第1の面はソケツトにより中断
されないものとし、第2の面からソケツトが突出
しているものとする。使用時に第1の面は上面と
なり、第2の面は下面となる。
層状の支持手段は、孔なしの板としてもよく、
また、孔付の板としてもよい。後者の場合には、
帯状細工の形状をしたものとすることもできる。
ここに開示する挿入体は比較的低いコストで製
造できる。また、従来のばね鋼の板で作つたもの
よりも充軟性が高い。特に孔付の板を用いた場合
には、撓みに対する抵抗は非常に少なく、金属板
に比べて多様な撓み方ができる。さらに横軸およ
び縦軸の双方のまわりに同時に撓むことができる
ように設計することもできる。
履物底のための挿入体としては、支持手段の外
周縁の隣接し且つ互いに間隔をおいて複数のソケ
ツトを配置することが望ましい。支持手段が孔付
の板を含む場合、ソケツトは、支持手段の少なく
とも一部を構成する周辺ストラツプ(帯)によつ
て支持されることが望ましい。このストラツプ
は、全体が開口しているか或いはひとつ以上の副
ストラツプを有している中央領域を取囲んでい
る。挿入体はモールデイング工程において製造さ
れることができる。この場合、鋳型の中の上記中
央領域の中央部あるいはその近くに相当する位置
にプラスチツク材を流し入れ、その流入口から半
径方向に延びる副ストラツプを画成する流路を経
て周辺ストラツプおよびソケツトを画成する部分
へと導く。
履物のかかとのための挿入体としては、履物底
のためのものと同様に、支持手段が孔付であり、
ソケツトを支持する周辺ストラツプを含むことが
望ましい。しかし、この場合、周辺ストラツプに
囲まれる中央領域は開口しており、副ストラツプ
を有していないのが通例である。あるいはまた、、
支持手段は、ソケツトを支持する放射状ストラツ
プの構成を含むものとすることもできる。さらに
別の構成においては、支持手段を孔なしの板と
し、この板が、該板の外周縁に隣接し且つ互いに
間隔をあけて配置された複数のソケツトを支持す
るようにしてもよい。
各スタツドは、該スタツドのスピゴツトのねじ
の平坦な支持面と補完的な一方あるいは双方の平
坦な支持面を有するねじを設けたソケツトととも
に使用される。
スピゴツトは、スタツドの接地端部の方を向い
た平坦な支持面を有していることが、前記母線
は、ねじの軸に垂直な面に対して5°以上の角度を
なしていないことが望ましく、典型的な例ではこ
の角度が3゜とされる。
以下、添附図面を参照しつつ本発明の望ましい
実施例について説明する。
第1図に示した挿入体1は、例えば米国デユポ
ン社で商品名Delrin100として販売されている物
質のような高衝撃アセタール樹脂の一体モールデ
イング部材を含んでいる。モールデイング部材は
また、やはりデユポン社で販売されているST(ス
ーパー・タフ)ナイロンのようなゴム性ナイロン
で作つてもよい。挿入体1は、均一な厚さの支持
板2を含んでいる。支持板2は、外周縁4に隣接
し且つ互いに間隔をあけて配置された複数のソケ
ツト3を一側に備えている。支持板2は孔をあけ
られておらず、靴底の形とほぼ対応した形状をし
ている。後に述べるように、挿入体は例えばゴル
フシユーズの靴底と一体に組合せることを意図し
ている。また、挿入体の外周の形状は靴底に似て
いるが、靴底が挿入体の外周縁を越えてわずかに
延びるよう、挿入体の長さおよび幅は靴底のそれ
らよりもいくらか小さくされている。第2図に示
すように、挿入体の外周縁4は半円形の断面形状
している。
それぞれのソケツト3は、ほぼ円筒形状をして
おり、一体となつた円形閉鎖板5によつて上方端
を閉鎖されている。円形閉鎖板5の上側面は支持
板1の上側面と一致した高さになつている。各ソ
ケツトの上方端を閉鎖したことによる得られる利
点は前述したとおりである。各ソケツト3は内側
にねじ6が設けられている。このねじ6は特殊な
断面形状をした単一(single−start)ねじであ
る。第7図および第9図に示すように、ねじは2
つの主支持面7,8を有している。これらの支持
面7,8は、ソケツト3のほぼ軸方向へ向かう螺
旋に沿つた面であり、後に詳述するスタツドの補
完的な面と協働する。支持面7の母線は、第2図
に符号9で示すソケツト3の軸に対して傾斜して
いる。しかしながら支持面8の母線はソケツトの
軸9に対して略垂直に延びている。支持面8の母
線と軸9に垂直な面との間の角度はわずかに3゜程
度である。したがつて支持面8は実質的に平坦支
持面であるといえる。支持面7,8の外端縁は、
円柱面状をした内側端面10の両側縁にそれぞれ
結合している。ねじの谷ともうひとつの隣接する
谷との間には、ねじを切られずに残されたソケツ
ト3の穴の円柱面部11が存在している。
挿入体の別の形態が第3図および第4図に示さ
れている。この挿入体12の外周縁の形状は挿入
体1のものと同じである。また、挿入体12は、
前述したソケツト3と同様の形状および配置をし
た複数のソケツト13を含んでいる。しかしなが
ら、挿入体12の支持板は前述した支持板2と異
なり、孔があけられており、また、周辺ストラツ
プ14を含んでいる。周辺ストラツプ14は、ソ
ケツト13を支持しており、また、副ストラツプ
15を含む中央領域を取囲んでいる。副ストラツ
プ15は挿入体12の中央部16から放射状に延
びている。モールデイング工程において、プラス
チツク材が中央部16に対応するモールドの部分
に射出され、副ストラツプ15に対応する部分に
沿い、外周縁14およびソケツト13に対応する
部分へと流れてゆく。副ストラツプ15は挿入体
12の中央領域(周辺ストラツプ14の内側の領
域)を複数の副領域すなわち孔17に分割してい
る。孔17は互いに連通していない。周辺ストラ
ツプ14および副ストラツプ15の縁は符号18
で示すように下側を面取りされている。
第5図には、これも本発明の実施例である挿入
体19が示されている。この挿入体19は、例え
ばゴルフシユーズのかかとに組合せられるための
ものである。挿入体19は、下側に4つのソケツ
ト21を支持する支持板20を含んでいる。形状
を除けば、支持板20は前述した支持板2と類似
している。また、ソケツト21は前述したソケツ
ト3と同様のものである。挿入体19はモールデ
イングによる単一体として作られる。挿入体19
は、前述した挿入体1および12を作つた材料と
同様の材料で作ることができる。
支持板20は孔を設けておらず、また、ソケツ
ト21は支持板20の外周縁22に隣接した状態
で互いに間隔をあけて配置されている。図示しな
い他の変形例においては、支持板20の中央部に
孔を設けてもよい。
前述したように、第1図に示した挿入体1は例
えばゴルフシユーズの靴底に一体に組合せること
を意図したものである。靴底は複数の層を重ねて
互いに接着し、さらに周辺を縫い合せてある。こ
の縫目は挿入体の外周縁のすぐ外側に位置するこ
とになる。靴底の層は皮や他の1種または複数種
の材料で作られる。支持板2は靴底の2枚の層の
間にはさまれ、これらの層に接着される。支持板
2の下側になる靴底の層(1枚または複数枚)
は、支持板2のソケツト3が貫通して延びること
ができるよう、ソケツト3と対応する形状、大き
さおよび配置の複数の孔を有する。支持板2の上
側になる靴底の層(1枚または複数枚)は孔を有
しない。支持板2の下側になる層は、ソケツト3
の下端が例えば約1ミリメートルぐらいの短い距
離だけ靴底の底面の上方に位置づけられるよう
に、すなわち、ソケツト3が支持板2の下側の層
の重なりあつた孔の下端にわずかに達しないとこ
ろまで延びている状態になるように、所定の枚数
だけ設けられる。
別の製造方法としては、プラスチツク、ゴムま
たはこれに類する材料をモールデイング材料と
し、挿入体1が埋込まれた状態で靴底をモールデ
イング成形することにより両者を合体させる方法
がある。この場合、挿入体1は適当な形状をした
鋳型の中に置かけ、そのまわりに靴底あるいはそ
の一部がモールド成形されることになる。できあ
がつた状態では、モールデイング部材である靴底
は、ソケツト3の下端面を除き、挿入体の周囲全
体を取囲んでいる。ソケツト3の下端面はモール
デイング部材の底面と同一平面か、わずかに上方
に位置している(なお、モールデイングされる材
料はもちろんソケツト3の内部に入りこまないよ
うにされている)。第10図はモールデイングさ
れた靴底23の断片断面図であり、ソケツト3の
ひとつが靴底23の底面のわずか上方の位置にま
で延びている状態が示されている。
挿入体12は、上述たような挿入体1を靴の底
に組合せるいずれかの方法を用いて同様に靴底に
組合せるようにしてもよい。しかしながら挿入体
12の場合は、靴底を形成する材料が挿入体12
の孔あき支持板の孔17を通つて流れることがで
きるので、モールデイングされる靴と合体させる
方法の方がよい。
かかと用の挿入体19は、挿入体1および12
をモールデイングされる靴底に合体させたのとほ
ぼ同様の方法により、モールデイングされるかか
とと合体させるようにしてもよい。実際には、靴
底およびかかとは全体を一体にモールデイング成
形し、挿入体1,12,19がその中に埋め込ま
れるようにしてもよい。しかしながら別の製造方
法では、皮や他の適当な材料で作られ周辺に隣接
したところで釘により互いに一緒にされている層
間にかかと用の挿入体19を挾みこむようにして
もよい。釘は支持板20の外周縁を越えた位置に
位置づけられる。かかとの層と挿入体19とは互
いに接着して取付けられもする。かかとを組立て
る際には、かかとの周辺を釘でとめる前に、かか
との中央部近くに1本以上のテーパ釘を打ちすえ
て仮どめしておく。このテーパ釘は後で取外され
ることになる。この組立て方法は公知のもののひ
とつである。かかと用挿入体19と合体するかか
とを作るのにこの方法を用いるとすると、テーパ
釘を支持板20を貫通するように打ちすえるか、
あるいはテーパ釘が通れるような孔を中央部近く
に設けた挿入体を使用することになろう。
上述した挿入体のそれぞれは、頂部に適当な形
状のねじ付スピゴツトを有するゴルフシユーズ等
用のスタツドとともに用いられることを意図して
いる。本発明によるスタツドの典型的な一例を第
6図に示す。スタツドは2つの部分からなり、そ
のひとつは中央のスチールピン24であり、他の
ひとつは外側のプラスチツクモールデイング部材
25である。ピン24の下部は接地端部26を形
成しているが、上部はリベツト27を構成してい
る。接地端部26とリベツト27との間には外方
に向いたフランジ28が設けられている。モール
デイング部材25は外側に雄ねじを切られたスピ
ゴツト29を有しており、下端には外方を向いた
皿形のフランジ30が設けられている。製造工程
においては、ピン24とモールデイング部材25
とを別々に作り、リベツト27をスピゴツト29
内に挿入し、図示するようにモールデイング部材
25がフランジ28に押付けられた状態で保持さ
れるようリベツトどめされる。この形態に関して
は英国特許第2028102号に詳しい。モールデイン
グ部材25はアセタール樹脂のような適当なプラ
スチツク材料で作ることができる。
第6図に示したスタツドは、スピゴツト29の
ねじがソケツト3のねじ6と補完的な特殊形状を
していることに特徴がある。このねじの形は第8
図に詳しく示されている。ねじのひとつの支持面
31はスタツドの軸に対して傾斜した母線を有し
ているが、他方の支持面32の母線はスタツドの
軸から外方に該軸に対して実質的に垂直に延びて
おり、該軸と垂直な面に対する傾斜角は3゜程度で
ある。したがつて支持面32は実質的に平坦であ
るといえる。支持面31および32の内端縁は、
円柱面状の内側端面33の両側縁にそれぞれ結合
している。ねじの谷ともうひとつの隣接する谷と
の間には、ねじを切られずに残されたスピゴツト
29の外表面の円柱面部34が存在している。第
8図から明らかなように、スピゴツトのねじの断
面は、通常のねじの先端を切取つた切頭形状をし
ている。
使用の際にスタツドのスピゴツト29はソケツ
ト内にきつく螺入され、モールデイング部材25
のフランジ30が靴底あるいはかかとの底面に押
付けられるようにし、ほとんど皿形が目立たない
くらい弾性的に変形されることが望ましい。スピ
ゴツト29のねじは第9図に示すようにソケツト
のねじと係合し、平坦な支持面8および32は互
いに押付け合う。靴を使用するとき、横方向の力
はスタツドの突出した接地端部26に加えられる
ことになる。このような力はソケツトの中でスタ
ツドを傾かせようとする。上方に付勢されるスタ
ツドの側においては、フランジ30が靴底の下側
面に、より強く押付けられることになり、フラン
ジ30の半径と等しい距離だけスタツドの軸から
離れた点に反作用力を生じさせる。しかしなが
ら、下方に付勢されるスタツドの側においては、
平坦な支持面8と32との間の係合によりスタツ
ドの下方への移動に抵抗する。これらの支持面
8,32は平坦なので、外向きの力または実質的
に外向きの力はスタツドからソケツトへと加えら
れない。支持面8,32が支持面7,31のよう
に傾斜した面であつたならこのような横方向の力
が加えられることとなろう。ところが平坦な支持
面が本発明におけるごとく配置されていることに
より、ソケツト内におけるスタツドの上方への移
動ではなく、下方への移動に対して抵抗が与えら
れるのである。
図示しない別の実施例においては、前述した傾
斜した支持面7,31もまた平坦な支持面として
もよい。
ねじは一条ねじに限らず、二条ねじまたは多条
ねじとしてもよい。
前述した平坦な支持面の考え方は、この明細書
で例示した以外のソケツトやスタツドに応用する
ことにより、幅広く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はゴルフシユーズの靴底と合体させるた
めの挿入体であつて、本発明の一実施例によるス
タツドとともに用いられる挿入体の底面図。第2
図は第1図における線2−2に沿つた拡大断面
図。第3図は別の実施例による挿入体の底面図。
第4図は第3図における線4−4に沿つた拡大断
面図。第5図はゴルフシユーズのかかとと合体さ
せるための挿入体であつて、本発明の一実施例に
よるスタツドとともに用いられる挿入体の底面
図。第6図は、第1図,第3図および第5図に示
す挿入体のいずれにも適用することのできる本発
明によるスタツドの一実施例の断面図。第7図は
第2図の一部を拡大した図であり、ねじの形状を
詳細に示している。第8図は第6図の一部を拡大
した図であり、ねじの形状を詳細に示している。
第9図は、第6図に示すスタツドを第1図に示す
挿入体と係合させたときの第7図および第8図に
示した部分の状態を示す断面図。第10図は本発
明の実施例による挿入体と合体した靴底の一部の
断面図。 1,12……挿入体、2……支持板、3,13
……ソケツト、6……内側ねじ、26……接地端
部、29……スピゴツト、32……平坦な支持
面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外側ねじ付きのスピゴツトを有し、履物に設
    けられた内側ねじ付きのソケツト内に受け入れら
    れるための、履物用スタツドであつて、前記スピ
    ゴツトの外側ねじは、使用時に該スピゴツトから
    前記ソケツトの内側ねじへと軸方向力を伝達する
    ための支持面を有しており、該支持面のうち、ス
    タツドの接地端部の方を向いた支持面は、前記ね
    じの軸から該軸に垂直にまたは実質的に垂直に外
    方に延びる母線によつて画成されている平坦な支
    持面であることを特徴とするスタツド。 2 前記母線は、前記軸に垂直な面となす角度が
    5以下であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のスタツド。 3 前記スピゴツトの外側ねじの断面が切頭形状
    をしていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項に記載のスタツド。
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