JPH05146744A - 化粧材及び表示板とその製造方法 - Google Patents
化粧材及び表示板とその製造方法Info
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- JPH05146744A JPH05146744A JP33594391A JP33594391A JPH05146744A JP H05146744 A JPH05146744 A JP H05146744A JP 33594391 A JP33594391 A JP 33594391A JP 33594391 A JP33594391 A JP 33594391A JP H05146744 A JPH05146744 A JP H05146744A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面に金属粉あるいはパール調粉が散布され
た状態の化粧材、あるいは該化粧材の表面に文字等が抜
いて形成されてなる表示板において、その表面の金属粉
あるいはパール調粉部分の濃度が、はん点状等不定形状
に濃くあるいは薄く偏よって形成された化粧材あるいは
表示板を得ることを目的としている。 【構成】 基材(1)の表面に、有色ラッカー(3)
に金属粉、パール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカ
ー塗膜とは比重の異なる化粧粉末(4)を混合してなる
混合塗料層(5)が形成され、該混合塗料層(5)の表
面には透明ラッカー(6)が不定形状に散布されるとと
もに該透明ラッカー中には前記有色ラッカー塗膜あるい
は化粧粉末(4)が溶け出した状態で乾燥定着されて形
成されている化粧層(7)を有することを特徴とする化
粧材(100)。
た状態の化粧材、あるいは該化粧材の表面に文字等が抜
いて形成されてなる表示板において、その表面の金属粉
あるいはパール調粉部分の濃度が、はん点状等不定形状
に濃くあるいは薄く偏よって形成された化粧材あるいは
表示板を得ることを目的としている。 【構成】 基材(1)の表面に、有色ラッカー(3)
に金属粉、パール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカ
ー塗膜とは比重の異なる化粧粉末(4)を混合してなる
混合塗料層(5)が形成され、該混合塗料層(5)の表
面には透明ラッカー(6)が不定形状に散布されるとと
もに該透明ラッカー中には前記有色ラッカー塗膜あるい
は化粧粉末(4)が溶け出した状態で乾燥定着されて形
成されている化粧層(7)を有することを特徴とする化
粧材(100)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内装材、外装材、各種
の表面材あるいは表示板として使用される金属調あるい
はパール調の化粧材とその製造方法、及び該化粧材の製
造方法を利用して製造し、その化粧材中に文字等を抜い
て形成した各種の指示板、表札、看板、電飾看板等の表
示板とその製造方法に関するものである。
の表面材あるいは表示板として使用される金属調あるい
はパール調の化粧材とその製造方法、及び該化粧材の製
造方法を利用して製造し、その化粧材中に文字等を抜い
て形成した各種の指示板、表札、看板、電飾看板等の表
示板とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表面に金、銀あるいはパール調粉
が散布された状態の、金属調あるいはパール調の化粧シ
ート又は化粧板があり、各種の内装材、外装材あるいは
家具等の表面材として用いられている。
が散布された状態の、金属調あるいはパール調の化粧シ
ート又は化粧板があり、各種の内装材、外装材あるいは
家具等の表面材として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の上記
化粧材は、表面一様に金属粉あるいはパール調粉が散布
された表面状態となっており、豪華さは十分ある反面、
深みと上品さに欠けるという問題点があった。また、こ
の化粧材を、表面に文字等を有する表示板の地の面に用
いた場合には、地の面の金属あるいはパール調光沢が強
くなりすぎ、表示が目立ちにくいという問題点があっ
た。
化粧材は、表面一様に金属粉あるいはパール調粉が散布
された表面状態となっており、豪華さは十分ある反面、
深みと上品さに欠けるという問題点があった。また、こ
の化粧材を、表面に文字等を有する表示板の地の面に用
いた場合には、地の面の金属あるいはパール調光沢が強
くなりすぎ、表示が目立ちにくいという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みてなしたもの
で、表面に金属粉あるいはパール調粉が散布された状態
の化粧材、あるいは該化粧材の表面に文字等が抜いて形
成されてなる表示板において、その表面の金属粉あるい
はパール調粉部分の濃度が、はん点状等不定形状に濃く
あるいは薄く偏よって形成された化粧材あるいは表示板
を得ることを目的としている。
で、表面に金属粉あるいはパール調粉が散布された状態
の化粧材、あるいは該化粧材の表面に文字等が抜いて形
成されてなる表示板において、その表面の金属粉あるい
はパール調粉部分の濃度が、はん点状等不定形状に濃く
あるいは薄く偏よって形成された化粧材あるいは表示板
を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決すための手段】次に、上記の課題を解決す
るための手段としての、本願の第1乃至第4の発明を、
実施例に対応する図面を参照して説明する。
るための手段としての、本願の第1乃至第4の発明を、
実施例に対応する図面を参照して説明する。
【0006】第1の発明(図3参照) 特許請求の範囲中請求項1に記載の化粧材の発明 基材(1)の表面に、有色ラッカー(3)に金属粉、パ
ール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは比
重の異なる化粧粉末(4)を混合してなる混合塗料層
(5)が形成され、該混合塗料層(5)の表面には透明
ラッカー(6)が不定形状に散布されるとともに該透明
ラッカー中には前記有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末
(4)が溶け出した状態で乾燥定着されて形成されてい
る化粧層(7)を有することを特徴とする化粧材(10
0)。
ール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは比
重の異なる化粧粉末(4)を混合してなる混合塗料層
(5)が形成され、該混合塗料層(5)の表面には透明
ラッカー(6)が不定形状に散布されるとともに該透明
ラッカー中には前記有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末
(4)が溶け出した状態で乾燥定着されて形成されてい
る化粧層(7)を有することを特徴とする化粧材(10
0)。
【0007】第2の発明(図1乃至図3参照) 特許請求の範囲中請求項2に記載の化粧材の製造方法の
発明であって、上記第1の発明を製造する方法の発明で
ある。有色ラッカー(3)に、金属粉、パール調粉ある
いは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは比重の異なる化
粧粉末(4)を混合してなる混合塗料を基材(1)の表
面に塗布して混合塗料層(5)を形成し、乾燥後、該混
合塗料層(5)の表面に透明ラッカー(6)を不定形状
に散布し、透明ラッカー(6)中に、前記有色ラッカー
塗膜あるいは化粧粉末(4)が溶け出した状態で乾燥定
着させたことを特徴とする化粧材(100)の製造方
法。
発明であって、上記第1の発明を製造する方法の発明で
ある。有色ラッカー(3)に、金属粉、パール調粉ある
いは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは比重の異なる化
粧粉末(4)を混合してなる混合塗料を基材(1)の表
面に塗布して混合塗料層(5)を形成し、乾燥後、該混
合塗料層(5)の表面に透明ラッカー(6)を不定形状
に散布し、透明ラッカー(6)中に、前記有色ラッカー
塗膜あるいは化粧粉末(4)が溶け出した状態で乾燥定
着させたことを特徴とする化粧材(100)の製造方
法。
【0008】第3の発明(図8参照) 特許請求の範囲中請求項3に記載の表示板の発明であっ
て、上記第1の発明の構成の要部を利用する発明であ
る。第1の発明に係る化粧材(100)の表面に、前記
化粧層(7)(又は混合塗料層(5))が抜けて前記基
材(1)の表面が表出された状態の文字等の表示(1
0)が形成されていることを特徴とする表示板(20
0)。
て、上記第1の発明の構成の要部を利用する発明であ
る。第1の発明に係る化粧材(100)の表面に、前記
化粧層(7)(又は混合塗料層(5))が抜けて前記基
材(1)の表面が表出された状態の文字等の表示(1
0)が形成されていることを特徴とする表示板(20
0)。
【0009】第4の発明(図1乃至図8参照) 特許請求の範囲中請求項4に記載の表示板の製造方法の
発明であって、上記第3の発明の表示板を製造する方法
の発明であり、上記第2の化粧材の製造方法の発明の構
成の要部を利用する発明である。有色ラッカーに、金属
粉、パール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜
とは比重の異なる化粧粉末(4)を混合してなる混合塗
料を基材の表面に塗布して混合塗料層(5)を形成し
(図2)、乾燥後、該混合塗料層(5)の表面に透明ラ
ッカー(3)を不定形状に散布し、透明ラッカー中に、
前記有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末(4)が溶け出
した状態で乾燥させた化粧層(7)形成工程(図3)
と、前記基材表面の、前記化粧層(7)の上面に、面方
向に連続する感光乳剤膜(8)を形成させる感光乳剤膜
形成工程(図4)と、前記感光乳剤膜(8)上にデザイ
ンされたフィルム(9)を通して適宜なる光源により前
記フィルム(9)のデザインに応じた物理的に除去可能
な感光化膜を現像定着により形成させる感光化膜形成工
程(図5)と、前記感光化膜形成工程における現像定着
時に露出された、未感光化膜(8a)とその下の前記化
粧層(7)を、有機溶剤により除去して前記未感光膜
(8a)下の基材(6)表面を表出させるデザイン抜き
工程(図7)と、前記デザイン抜き工程の後に前記感光
化膜(8b)を全て物理的に除去させる除去工程(図
8)と、を具備することを特徴とする表示板(200)
の製造方法。
発明であって、上記第3の発明の表示板を製造する方法
の発明であり、上記第2の化粧材の製造方法の発明の構
成の要部を利用する発明である。有色ラッカーに、金属
粉、パール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜
とは比重の異なる化粧粉末(4)を混合してなる混合塗
料を基材の表面に塗布して混合塗料層(5)を形成し
(図2)、乾燥後、該混合塗料層(5)の表面に透明ラ
ッカー(3)を不定形状に散布し、透明ラッカー中に、
前記有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末(4)が溶け出
した状態で乾燥させた化粧層(7)形成工程(図3)
と、前記基材表面の、前記化粧層(7)の上面に、面方
向に連続する感光乳剤膜(8)を形成させる感光乳剤膜
形成工程(図4)と、前記感光乳剤膜(8)上にデザイ
ンされたフィルム(9)を通して適宜なる光源により前
記フィルム(9)のデザインに応じた物理的に除去可能
な感光化膜を現像定着により形成させる感光化膜形成工
程(図5)と、前記感光化膜形成工程における現像定着
時に露出された、未感光化膜(8a)とその下の前記化
粧層(7)を、有機溶剤により除去して前記未感光膜
(8a)下の基材(6)表面を表出させるデザイン抜き
工程(図7)と、前記デザイン抜き工程の後に前記感光
化膜(8b)を全て物理的に除去させる除去工程(図
8)と、を具備することを特徴とする表示板(200)
の製造方法。
【0010】
【作用】上記第1乃至第4の発明によれば、混合塗料層
(5)の表面に不定形状に散布された透明ラッカー
(6)により混合塗料層(5)表面の透明ラッカーに接
する部分が溶け、透明ラッカー(6)中に、混合塗料層
(5)中の有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末(4)の
うち比重の軽い方が主として溶け出した状態で乾燥固定
される。従って、化粧材(100)の表面又は表示板
(200)表面の地の面の、化粧粉末(4)の濃度が、
透明ラッカー(6)の部分が他の部分より不定形のはん
点状に濃く又は薄くなり、且つ微妙に突出することにな
る。
(5)の表面に不定形状に散布された透明ラッカー
(6)により混合塗料層(5)表面の透明ラッカーに接
する部分が溶け、透明ラッカー(6)中に、混合塗料層
(5)中の有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末(4)の
うち比重の軽い方が主として溶け出した状態で乾燥固定
される。従って、化粧材(100)の表面又は表示板
(200)表面の地の面の、化粧粉末(4)の濃度が、
透明ラッカー(6)の部分が他の部分より不定形のはん
点状に濃く又は薄くなり、且つ微妙に突出することにな
る。
【0011】
【実施例】次に、添付の図面を参照して、本発明の実施
例を説明する。まず、図1乃至図3を参照して化粧材1
00の製造方法(上記第2の発明)の実施例を説明す
る。 第1工程(前処理工程) 図1を参照して前処理工程としての第1工程を説明す
る。金属又はプラスチック基材1表面の被塗装面1a
に、ゴミ吸着防止のための帯電防止剤を塗布する。ただ
し、被塗装面1aが汚れている場合には、アルコール等
により被塗装面1aを洗浄するとともに、このアルコー
ル内に帯電防止剤を混入させて塗布する。基材1は、シ
ート材でも板材でも良く、表面が凹凸形状に予じめ成形
されていても良い。基材1の材質に限定はなく、プラス
チックあるいは金属等を用いることができ、製造される
化粧材又は表示板を、裏面に光源を有するタイプの電飾
看板として用いるときには、透明又は半透明のアクリル
等のプラスチック板を用いる。また、基材1の表面に、
不溶性の塗膜面を設けても良く、この場合には、不溶性
の塗膜面の表面が基材1の表面となる。 第2工程(混合塗料層形成工程) 図2を参照して、混合塗料層形成工程としての第2工程
を説明する。有色ラッカー3に、該有色ラッカー塗膜と
は比重の異なる各種の化粧粉末4を混合して別途混合塗
料を用意する。化粧粉末4としては、アルミニウム、
金、銅等の金属粉、天然、プラスチック等のパール調
粉、雲母粉、各種の顔料等不溶性の色粉を用いることが
できる。また、アルミニウム粉等の化粧粉末を予じめク
リアラッカーに溶かしたものと、有色ラッカーとを混合
して用いることができる。その混合比は、1%〜99%
迄自由に定めることができる。このようにして得られた
混合塗料を、基材1の表面に塗布して混合塗料層5を形
成する。これを、自然に又は強制的に乾燥させる。尚、
製造される化粧材100を、電飾看板として用いるとき
には、基材1として透明又は半透明のプラスチック板を
用い、混合塗料層5の下に、ピンホールによる光漏れを
防ぐためのグレーの目止層を形成させる。 第3工程(化粧層形成工程) 図3を参照して、化粧層形成工程としての第3工程を説
明する。乾燥された混合塗料層5の表面に、スプレーガ
ンや霧吹器等により、そのノズルの形状と圧力を調整し
て、透明ラッカー6を不定形状にまだら状に散布する。
するとこの透明ラッカー6中に、前記有色ラッカー塗膜
あるいは化粧粉末4のうち、比重の軽い方が溶け出した
状態で乾燥定着し、基材1の表面に化粧層7が形成され
る。このようにして、化粧材100(上記第1の発明)
が製造される。図3の実施例の化粧材100は、アルミ
ニウム粉が混合された有色ラッカー塗料層よりなる化粧
層7の地の面(混合塗料層5の面)に、アルミニウム粉
の濃度の濃い(又は薄い)部分(透明ラッカー6の内
部)が、不定形状のまだら状に形成された表面形状とな
っている。
例を説明する。まず、図1乃至図3を参照して化粧材1
00の製造方法(上記第2の発明)の実施例を説明す
る。 第1工程(前処理工程) 図1を参照して前処理工程としての第1工程を説明す
る。金属又はプラスチック基材1表面の被塗装面1a
に、ゴミ吸着防止のための帯電防止剤を塗布する。ただ
し、被塗装面1aが汚れている場合には、アルコール等
により被塗装面1aを洗浄するとともに、このアルコー
ル内に帯電防止剤を混入させて塗布する。基材1は、シ
ート材でも板材でも良く、表面が凹凸形状に予じめ成形
されていても良い。基材1の材質に限定はなく、プラス
チックあるいは金属等を用いることができ、製造される
化粧材又は表示板を、裏面に光源を有するタイプの電飾
看板として用いるときには、透明又は半透明のアクリル
等のプラスチック板を用いる。また、基材1の表面に、
不溶性の塗膜面を設けても良く、この場合には、不溶性
の塗膜面の表面が基材1の表面となる。 第2工程(混合塗料層形成工程) 図2を参照して、混合塗料層形成工程としての第2工程
を説明する。有色ラッカー3に、該有色ラッカー塗膜と
は比重の異なる各種の化粧粉末4を混合して別途混合塗
料を用意する。化粧粉末4としては、アルミニウム、
金、銅等の金属粉、天然、プラスチック等のパール調
粉、雲母粉、各種の顔料等不溶性の色粉を用いることが
できる。また、アルミニウム粉等の化粧粉末を予じめク
リアラッカーに溶かしたものと、有色ラッカーとを混合
して用いることができる。その混合比は、1%〜99%
迄自由に定めることができる。このようにして得られた
混合塗料を、基材1の表面に塗布して混合塗料層5を形
成する。これを、自然に又は強制的に乾燥させる。尚、
製造される化粧材100を、電飾看板として用いるとき
には、基材1として透明又は半透明のプラスチック板を
用い、混合塗料層5の下に、ピンホールによる光漏れを
防ぐためのグレーの目止層を形成させる。 第3工程(化粧層形成工程) 図3を参照して、化粧層形成工程としての第3工程を説
明する。乾燥された混合塗料層5の表面に、スプレーガ
ンや霧吹器等により、そのノズルの形状と圧力を調整し
て、透明ラッカー6を不定形状にまだら状に散布する。
するとこの透明ラッカー6中に、前記有色ラッカー塗膜
あるいは化粧粉末4のうち、比重の軽い方が溶け出した
状態で乾燥定着し、基材1の表面に化粧層7が形成され
る。このようにして、化粧材100(上記第1の発明)
が製造される。図3の実施例の化粧材100は、アルミ
ニウム粉が混合された有色ラッカー塗料層よりなる化粧
層7の地の面(混合塗料層5の面)に、アルミニウム粉
の濃度の濃い(又は薄い)部分(透明ラッカー6の内
部)が、不定形状のまだら状に形成された表面形状とな
っている。
【0012】次に、図4乃至図8を参照して表示板20
0の製造方法(上記第4の発明)の実施例を説明する。
表示板200の製造方法は、上記化粧材100の製造方
法の工程である第1工程乃至第3工程を共通とし、これ
に続く下記第4工程乃至第7工程により行なわせるもの
で、第4工程から説明する。 第4工程(感光化乳剤膜形成工程) 図4を参照して、感光化乳剤膜形成工程を説明する。こ
れは、上記の化粧層7の上面に、感光乳剤を塗布して感
光乳剤膜8を形成する工程である。 第5工程(感光化膜形成工程) 図5及び図6を参照して、感光化膜形成工程としての第
5工程を説明する。上記第4工程で感光乳剤膜8が形成
された基材1上にデザインされたフィルム9を重ねる。
このフィルム9は、文字及び図形の部分が不透明部9a
であり、他の部分が透明部9bとなっている。次に、こ
のデザインフィルム9の上から適当な光源、例えば水銀
灯、アーク灯、紫外線灯を照射して、上記透明部9bに
対応する部分の感光乳剤膜8を感光させる。(図5参
照)。そして、デザインフィルム9を基材1より取り除
き、基材1を現像液に浸漬して上記感光乳剤膜8を現像
定着させる。この現像定着により感光乳剤膜8の未感光
化膜8a即ち文字及び図形の部分が溶かされ、水又は湯
水で洗い流すことにより上記文字及び図形の部分が除去
されて、図6に示すように未感光化膜8a下の化粧層7
が表出される。また、このとき、感光乳剤膜8の感光化
膜8bの部分は残存する。すなわち、感光乳剤膜8の未
感光化膜8aが水溶性であると共に感光化膜8bが難水
溶性であり、例えば可性ソーダあるいは合成洗剤水溶液
を含ませた布等で上記未感光化膜8aを拭えば除去でき
る性状を有している。尚、現像定着作業の際に基材1に
対して物理的作用をすると、感光乳剤膜8の感光化膜8
bが損傷をうけるので注意を要する。 第6工程(デザイン抜き工程) 図7を参照して、デザイン抜き工程としての第6工程を
説明する。上記感光化膜形成工程における現像定着時に
表出された未感光化膜8a下の化粧層7をラッカーシン
ナで溶解したのち除去して自然乾燥させる。しかして、
基材1上には、上記デザインフィルム9の不透明部9a
に対応する文字、図形を表すデザイン抜き溝Dが形成さ
れ、このデザイン抜き溝Dの深さは、化粧層7と感光乳
剤膜8の感光化膜8bの積層部分とされており、デザイ
ン抜き溝Dの底部には、アクリル基材1の上面が表出さ
れる。尚、感光乳剤膜8の感光化膜8bは、ラッカーシ
ンナの様な有機溶剤に不溶であることから溶解されるこ
となく上記表出した化粧層7のみがラッカーシンナによ
り溶解除去されることになる。 第7工程(除去工程) 図8を参照して、除去工程としての第7工程を説明す
る。上記基材1上の感光化膜8bを水あるいは合成洗剤
水を含ませた布等でこすり、あるいはタワシ等でこする
等の物理的方法により、除去させる。この除去工程によ
り、地の化粧層7模様中に、デザインされた文字、図形
等の表示10が抜けてアクリル基材1の白色表面が表出
される。この様にデザインされた基材1の全面に、有機
溶剤可溶なるつや消し塗料をスプレー塗装して、保護膜
11を形成させる。このようにして、上述した化粧材1
00の表面の化粧層7中に文字、図形等の表示10の抜
けた表示板200(上記第3の発明)を製造することが
出来る。
0の製造方法(上記第4の発明)の実施例を説明する。
表示板200の製造方法は、上記化粧材100の製造方
法の工程である第1工程乃至第3工程を共通とし、これ
に続く下記第4工程乃至第7工程により行なわせるもの
で、第4工程から説明する。 第4工程(感光化乳剤膜形成工程) 図4を参照して、感光化乳剤膜形成工程を説明する。こ
れは、上記の化粧層7の上面に、感光乳剤を塗布して感
光乳剤膜8を形成する工程である。 第5工程(感光化膜形成工程) 図5及び図6を参照して、感光化膜形成工程としての第
5工程を説明する。上記第4工程で感光乳剤膜8が形成
された基材1上にデザインされたフィルム9を重ねる。
このフィルム9は、文字及び図形の部分が不透明部9a
であり、他の部分が透明部9bとなっている。次に、こ
のデザインフィルム9の上から適当な光源、例えば水銀
灯、アーク灯、紫外線灯を照射して、上記透明部9bに
対応する部分の感光乳剤膜8を感光させる。(図5参
照)。そして、デザインフィルム9を基材1より取り除
き、基材1を現像液に浸漬して上記感光乳剤膜8を現像
定着させる。この現像定着により感光乳剤膜8の未感光
化膜8a即ち文字及び図形の部分が溶かされ、水又は湯
水で洗い流すことにより上記文字及び図形の部分が除去
されて、図6に示すように未感光化膜8a下の化粧層7
が表出される。また、このとき、感光乳剤膜8の感光化
膜8bの部分は残存する。すなわち、感光乳剤膜8の未
感光化膜8aが水溶性であると共に感光化膜8bが難水
溶性であり、例えば可性ソーダあるいは合成洗剤水溶液
を含ませた布等で上記未感光化膜8aを拭えば除去でき
る性状を有している。尚、現像定着作業の際に基材1に
対して物理的作用をすると、感光乳剤膜8の感光化膜8
bが損傷をうけるので注意を要する。 第6工程(デザイン抜き工程) 図7を参照して、デザイン抜き工程としての第6工程を
説明する。上記感光化膜形成工程における現像定着時に
表出された未感光化膜8a下の化粧層7をラッカーシン
ナで溶解したのち除去して自然乾燥させる。しかして、
基材1上には、上記デザインフィルム9の不透明部9a
に対応する文字、図形を表すデザイン抜き溝Dが形成さ
れ、このデザイン抜き溝Dの深さは、化粧層7と感光乳
剤膜8の感光化膜8bの積層部分とされており、デザイ
ン抜き溝Dの底部には、アクリル基材1の上面が表出さ
れる。尚、感光乳剤膜8の感光化膜8bは、ラッカーシ
ンナの様な有機溶剤に不溶であることから溶解されるこ
となく上記表出した化粧層7のみがラッカーシンナによ
り溶解除去されることになる。 第7工程(除去工程) 図8を参照して、除去工程としての第7工程を説明す
る。上記基材1上の感光化膜8bを水あるいは合成洗剤
水を含ませた布等でこすり、あるいはタワシ等でこする
等の物理的方法により、除去させる。この除去工程によ
り、地の化粧層7模様中に、デザインされた文字、図形
等の表示10が抜けてアクリル基材1の白色表面が表出
される。この様にデザインされた基材1の全面に、有機
溶剤可溶なるつや消し塗料をスプレー塗装して、保護膜
11を形成させる。このようにして、上述した化粧材1
00の表面の化粧層7中に文字、図形等の表示10の抜
けた表示板200(上記第3の発明)を製造することが
出来る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による化粧
材あるいは表示板、又はその製造方法によれば、化粧材
の表面又は表示板表面の地の面の、金属粉又はパール調
粉等の化粧粉末の濃度が、透明ラッカーを散布した部分
が他の部分より不定形のはん点状に濃く又は薄く形成さ
れて微妙に質感が変化し、且つ地の部分と上記不定形の
はん点状部分との間の差異は、濃度の差異であって基本
的に連続するものであることから、従来の一面の金属調
又はパール調あるいは印刷等による部分的な金属調又は
パール調の化粧材又は表示板に比し、複雑で上品な金属
調又はパール調の化粧表材が得られ、その利用範囲を拡
大させることが出来る効果がある。また、透明ラッカー
の散布状態を変化させて、用途に応じて、該用途に適し
た変化に富む化粧材又は表示板を容易に製作させること
ができる。また、化粧材表面の化粧層は、有機溶剤に可
溶な層であることから、これに写真製版技術を適応させ
ることにより、上記化粧材表面の化粧層の中に文字等の
表示をクリマーに抜いた金属調又はパール調の上記変化
に富む地を有する表示板を得ることができる。
材あるいは表示板、又はその製造方法によれば、化粧材
の表面又は表示板表面の地の面の、金属粉又はパール調
粉等の化粧粉末の濃度が、透明ラッカーを散布した部分
が他の部分より不定形のはん点状に濃く又は薄く形成さ
れて微妙に質感が変化し、且つ地の部分と上記不定形の
はん点状部分との間の差異は、濃度の差異であって基本
的に連続するものであることから、従来の一面の金属調
又はパール調あるいは印刷等による部分的な金属調又は
パール調の化粧材又は表示板に比し、複雑で上品な金属
調又はパール調の化粧表材が得られ、その利用範囲を拡
大させることが出来る効果がある。また、透明ラッカー
の散布状態を変化させて、用途に応じて、該用途に適し
た変化に富む化粧材又は表示板を容易に製作させること
ができる。また、化粧材表面の化粧層は、有機溶剤に可
溶な層であることから、これに写真製版技術を適応させ
ることにより、上記化粧材表面の化粧層の中に文字等の
表示をクリマーに抜いた金属調又はパール調の上記変化
に富む地を有する表示板を得ることができる。
【図1】(A), (B)は、本発明の化粧材の製造の前処理工
程を示す平面図と断面図。
程を示す平面図と断面図。
【図2】(A), (B)は、同混合塗料層形成工程を示す平面
図と断面図。
図と断面図。
【図3】(A), (B)は、同化粧層形成工程を示す平面図と
断面図であって、本発明に係る化粧材の平面図と断面
図。
断面図であって、本発明に係る化粧材の平面図と断面
図。
【図4】(A), (B)は、本発明の表示板の製造の感光化乳
剤膜形成工程を示す平面図と断面図。
剤膜形成工程を示す平面図と断面図。
【図5】(A), (B)は、同感光化膜形成工程の前段の工程
を示す平面図と断面図。
を示す平面図と断面図。
【図6】(A), (B)は、同感光化膜形成工程の後段の工程
を示す平面図と断面図。
を示す平面図と断面図。
【図7】(A), (B)は、同デザイン抜き工程を示す平面図
と断面図。
と断面図。
【図8】(A), (B)は、同除去工程を示す平面図と断面図
であって、本発明に係る表示板の平面図と断面図。
であって、本発明に係る表示板の平面図と断面図。
100 化粧材 200 表示板 1 基材 1a 被塗装面 3 有色ラッカー 4 化粧粉末 5 混合塗料層 6 透明ラッカー 7 化粧層 8 感光乳剤膜 8a 未感光膜 8b 感光化膜 9 フィルム 10 表示 11 保護膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 5/06 101 Z 8616−4D 104 D 8616−4D 7/24 301 T 8616−4D 303 C 8616−4D Z 8616−4D
Claims (4)
- 【請求項1】 基材の表面に、有色ラッカーに金属粉、
パール調粉あるいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは
比重の異なる化粧粉末を混合してなる混合塗料層が形成
され、該混合塗料層の表面には透明ラッカーが不定形状
に散布されるとともに該透明ラッカー中には前記有色ラ
ッカー塗膜あるいは化粧粉末が溶け出した状態で乾燥定
着されて形成されている化粧層を有することを特徴とす
る化粧材。 - 【請求項2】 有色ラッカーに、金属粉、パール調粉あ
るいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは比重の異なる
化粧粉末を混合してなる混合塗料を基材の表面に塗布し
て混合塗料層を形成し、乾燥後、該混合塗料層の表面に
透明ラッカーを不定形状に散布し、透明ラッカー中に、
前記有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末が溶け出した状
態で乾燥定着させた化粧層形成工程を有することを特徴
とする化粧材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の化粧材の表面に、前記
化粧層若しくは混合塗料層が抜けて前記基材の表面が表
出された状態の文字等の表示が形成されていることを特
徴とする表示板。 - 【請求項4】 有色ラッカーに、金属粉、パール調粉あ
るいは色粉等の前記有色ラッカー塗膜とは比重の異なる
化粧粉末を混合してなる混合塗料を基材の表面に塗布し
て混合塗料層を形成し、乾燥後、該混合塗料層の表面に
透明ラッカーを不定形状に散布し、透明ラッカー中に、
前記有色ラッカー塗膜あるいは化粧粉末が溶け出した状
態で乾燥定着させた化粧層形成工程と、 前記基材表面の、前記化粧層の上面に、面方向に連続す
る感光乳剤膜を形成させる感光乳剤膜形成工程と、 前記感光乳剤膜上にデザインされたフィルムを通して適
宜なる光源により前記フィルムのデザインに応じた物理
的に除去可能な感光化膜を現像定着により形成させる感
光化膜形成工程と、 前記感光化膜形成工程における現像定着時に露出され
た、未感光化膜とその下の前記化粧層を、有機溶剤によ
り除去して前記未感光膜下の基材表面を表出させるデザ
イン抜き工程と、 前記デザイン抜き工程の後に前記感光化膜を全て物理的
に除去させる除去工程と、 を具備することを特徴とする表示板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33594391A JPH05146744A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 化粧材及び表示板とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33594391A JPH05146744A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 化粧材及び表示板とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05146744A true JPH05146744A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18294078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33594391A Pending JPH05146744A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 化粧材及び表示板とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05146744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4830828A (en) * | 1986-09-23 | 1989-05-16 | Battelle Memorial Institute | Method for inhibiting sulfide stress corrosion cracking and hydrogen induced stepwise cracking |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617876A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | 三菱電機株式会社 | 表示画面切換装置 |
| JPH0342945A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-25 | Nec Corp | モデム専用回線診断方式 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP33594391A patent/JPH05146744A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617876A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | 三菱電機株式会社 | 表示画面切換装置 |
| JPH0342945A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-25 | Nec Corp | モデム専用回線診断方式 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4830828A (en) * | 1986-09-23 | 1989-05-16 | Battelle Memorial Institute | Method for inhibiting sulfide stress corrosion cracking and hydrogen induced stepwise cracking |
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