JPH05147111A - 装飾板の製造方法 - Google Patents
装飾板の製造方法Info
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- JPH05147111A JPH05147111A JP3180421A JP18042191A JPH05147111A JP H05147111 A JPH05147111 A JP H05147111A JP 3180421 A JP3180421 A JP 3180421A JP 18042191 A JP18042191 A JP 18042191A JP H05147111 A JPH05147111 A JP H05147111A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 野地板、パーチクルボード、クレークボード
などの下級板材を基板1とした装飾板6の製造作業の効
率化を図ると共に、表面の目が粗く、凹凸を有する下級
板材によってなる基板の自然な表面生地を表出させるこ
とができる装飾板の製造を可能にする。 【構成】 基板1の外面の選択された領域、あるいはこ
の領域に被覆される接着剤透過含浸特性を有する表装材
5の内面の少なくともいずれか一方に接着剤を塗布して
接着剤層4を形成し、この接着剤層4を表装材5で被覆
して、表装材5に接着剤を透過含浸させて表面の平滑な
前記接着剤と表装材5との複合外層9を形成するように
している。
などの下級板材を基板1とした装飾板6の製造作業の効
率化を図ると共に、表面の目が粗く、凹凸を有する下級
板材によってなる基板の自然な表面生地を表出させるこ
とができる装飾板の製造を可能にする。 【構成】 基板1の外面の選択された領域、あるいはこ
の領域に被覆される接着剤透過含浸特性を有する表装材
5の内面の少なくともいずれか一方に接着剤を塗布して
接着剤層4を形成し、この接着剤層4を表装材5で被覆
して、表装材5に接着剤を透過含浸させて表面の平滑な
前記接着剤と表装材5との複合外層9を形成するように
している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、机やテーブルなどの面
板、キャビネットの外板あるいは壁板などに多用できる
装飾板の製造方法に関する。
板、キャビネットの外板あるいは壁板などに多用できる
装飾板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】野地板、パーチクルボード、フレークボ
ードなどの下級板材は、無垢の高級板材、たとえば、杉
材や桧材に比べコストは低いが、その表面生地が粗く、
また、表面に凹凸があるなどして、一般には床下や壁の
裏側などの下地材としてもっぱら使用されていた。した
がって、従来、下級板材をそのまま床板、壁板、サイド
ボードの天板などに使用されることはなかった。
ードなどの下級板材は、無垢の高級板材、たとえば、杉
材や桧材に比べコストは低いが、その表面生地が粗く、
また、表面に凹凸があるなどして、一般には床下や壁の
裏側などの下地材としてもっぱら使用されていた。した
がって、従来、下級板材をそのまま床板、壁板、サイド
ボードの天板などに使用されることはなかった。
【0003】そして前記下級板材を基板として使用し、
装飾板を製造する方法は、一般に、図7で示す基板1の
表面の凹凸2,2を、図8で示すように、パテのような
粘土状の目埋め材を塗布することによって消去する工
程、また、サンドペーパー掛けなどの研磨処理によって
平滑な表面に仕上げる工程、或いは、基板1の吸い止め
処理を行う工程などによる下地塗装3を施し、この下地
塗装工程をへて、次に、図9のようにある程度平滑に仕
上げられた基板1の表面に接着剤層4を形成する工程
と、図10のように該基板1の表面を外部から遮蔽する
ために色彩や図柄や模様などが適宜印刷され、かつ、前
記接着剤が浸透しない、或いは浸透しないように処理さ
れた、布や樹脂フィルムなどのプリントフィルムなどに
よってなる表装材5を、接着剤層4を介して基板1の表
面に貼着する工程によって装飾板6を製造する方法を挙
げることができる。
装飾板を製造する方法は、一般に、図7で示す基板1の
表面の凹凸2,2を、図8で示すように、パテのような
粘土状の目埋め材を塗布することによって消去する工
程、また、サンドペーパー掛けなどの研磨処理によって
平滑な表面に仕上げる工程、或いは、基板1の吸い止め
処理を行う工程などによる下地塗装3を施し、この下地
塗装工程をへて、次に、図9のようにある程度平滑に仕
上げられた基板1の表面に接着剤層4を形成する工程
と、図10のように該基板1の表面を外部から遮蔽する
ために色彩や図柄や模様などが適宜印刷され、かつ、前
記接着剤が浸透しない、或いは浸透しないように処理さ
れた、布や樹脂フィルムなどのプリントフィルムなどに
よってなる表装材5を、接着剤層4を介して基板1の表
面に貼着する工程によって装飾板6を製造する方法を挙
げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、下級板材によ
ってなる基板1の表面は、大小さまざまな高さの凹凸
2,2が連続し、しかも凹凸2,2の間隔も大小さまざ
までランダムな粗い面であるから、図7で示す基板1の
表面の凹凸2,2を、図8で示すように、パテのような
粘土状の目埋め材を塗布することによって消去する工
程、また、サンドペーパー掛けなどの研磨処理によって
平滑な表面に仕上げる工程、或いは、基板1の吸い止め
処理を行う工程のどによる下地塗装3を施し、この下地
塗装工程を何回にもわたって行わなわなければならず、
作業がきわめて煩雑である難点を有しているとともに、
このような煩雑な作業によって凹凸2,2を消去し、平
滑な表面に仕上げたとしても、たとえば経時的な自然乾
燥が要因になって下地塗装3に体積縮小を生じて陥没
し、一度消去された表面の凹凸2,2が再現して、装飾
板6の表面平滑度が損なわれ、装飾板6の装飾機能を喪
失させる欠点が有る。したがって、経済効果の高い下級
板材を基板1として、装飾板6を製造する場合、下級板
材は、専ら、その剛性を活用して外部より視認不能な内
側構成部材としてのみ使用され、装飾板6において基板
1の自然な表面生地を表出させるには、表面に凹凸2,
2のない平滑な上級板材、つまり価格の高い基板1を使
用して製造しなければならない制約された現状である。
ってなる基板1の表面は、大小さまざまな高さの凹凸
2,2が連続し、しかも凹凸2,2の間隔も大小さまざ
までランダムな粗い面であるから、図7で示す基板1の
表面の凹凸2,2を、図8で示すように、パテのような
粘土状の目埋め材を塗布することによって消去する工
程、また、サンドペーパー掛けなどの研磨処理によって
平滑な表面に仕上げる工程、或いは、基板1の吸い止め
処理を行う工程のどによる下地塗装3を施し、この下地
塗装工程を何回にもわたって行わなわなければならず、
作業がきわめて煩雑である難点を有しているとともに、
このような煩雑な作業によって凹凸2,2を消去し、平
滑な表面に仕上げたとしても、たとえば経時的な自然乾
燥が要因になって下地塗装3に体積縮小を生じて陥没
し、一度消去された表面の凹凸2,2が再現して、装飾
板6の表面平滑度が損なわれ、装飾板6の装飾機能を喪
失させる欠点が有る。したがって、経済効果の高い下級
板材を基板1として、装飾板6を製造する場合、下級板
材は、専ら、その剛性を活用して外部より視認不能な内
側構成部材としてのみ使用され、装飾板6において基板
1の自然な表面生地を表出させるには、表面に凹凸2,
2のない平滑な上級板材、つまり価格の高い基板1を使
用して製造しなければならない制約された現状である。
【0005】そこで本発明は、作業工程の簡素化を図る
と共に、経済効果を高めるために、下級板材によってな
る基板を用いて装飾板6を製造する場合、きわめて煩雑
である基板表面への下地塗装作業を省略せしめることが
でき、かつ、表面の目が粗く、凹凸を有する下級板材に
よってなる基板1においても、その基板1の自然な表面
生地を表出させることができる装飾板6の製造方法を提
供しようとするものである。
と共に、経済効果を高めるために、下級板材によってな
る基板を用いて装飾板6を製造する場合、きわめて煩雑
である基板表面への下地塗装作業を省略せしめることが
でき、かつ、表面の目が粗く、凹凸を有する下級板材に
よってなる基板1においても、その基板1の自然な表面
生地を表出させることができる装飾板6の製造方法を提
供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
外面の選択された領域と該領域に被覆される接着剤透過
含浸特性を有する表装材の内面の少なくともいずれか一
方に接着剤を塗布して接着剤層を形成する工程と、この
接着剤層の固化前に該接着剤層を介して前記基板外面の
選択された領域を前記表装材で被覆する工程と、この表
装材に接着剤を透過含浸させて表面の平滑な前記接着剤
と表装材との複合外層を形成する工程と、からなること
を特徴とし、煩雑な下地塗装工程を省略することで、下
級板材によってなる基板を用いた装飾板の製造を能率的
にかつ迅速にして、経済的にも有利な装飾板を提供する
目的を実現した。
外面の選択された領域と該領域に被覆される接着剤透過
含浸特性を有する表装材の内面の少なくともいずれか一
方に接着剤を塗布して接着剤層を形成する工程と、この
接着剤層の固化前に該接着剤層を介して前記基板外面の
選択された領域を前記表装材で被覆する工程と、この表
装材に接着剤を透過含浸させて表面の平滑な前記接着剤
と表装材との複合外層を形成する工程と、からなること
を特徴とし、煩雑な下地塗装工程を省略することで、下
級板材によってなる基板を用いた装飾板の製造を能率的
にかつ迅速にして、経済的にも有利な装飾板を提供する
目的を実現した。
【0007】請求項2の発明は、接着剤層を透明な接着
剤によって形成するとともに、表装材を光透過特性にす
ぐれた素材によって形成することで、透明な接着剤層と
前記表装材との相乗作用で表装材8の透明性が発揮さ
れ、基板外面の選択された領域に、基板外面の自然な板
面模様を視認させるようにしている。
剤によって形成するとともに、表装材を光透過特性にす
ぐれた素材によって形成することで、透明な接着剤層と
前記表装材との相乗作用で表装材8の透明性が発揮さ
れ、基板外面の選択された領域に、基板外面の自然な板
面模様を視認させるようにしている。
【0008】請求項3の発明は、基板外面の選択された
領域に着色塗装層を形成することで、透明な接着剤と、
光透過特性にすぐれた表装材の使用により、透明な接着
剤層と前記表装材との協動で基板外面の選択された領域
に、基板外面の自然な板面模様と着色塗装層の色彩とを
マッチさせた模様を視認させるようにしている。
領域に着色塗装層を形成することで、透明な接着剤と、
光透過特性にすぐれた表装材の使用により、透明な接着
剤層と前記表装材との協動で基板外面の選択された領域
に、基板外面の自然な板面模様と着色塗装層の色彩とを
マッチさせた模様を視認させるようにしている。
【0009】請求項4の発明は、基板外面の選択された
領域と該領域に被覆される接着剤透過含浸特性を有する
表装材の内面の少なくともいずれか一方に接着剤を塗布
して接着剤層を形成する工程と、この接着剤層の固化前
に該接着剤層を介して前記基板外面の選択された領域を
前記表装材で被覆する工程と、この表装材に接着剤を透
過含浸させて表面の平滑な前記接着剤と表装材との複合
外層を形成する工程と、この複合外層の表面に透明なコ
ーティング層を形成する工程と、からなることを特徴と
し、煩雑な下地塗装工程を省略することで、下級板材に
よってなる基板を用いた装飾板の製造を能率的にかつ迅
速にして、経済的にも有利な装飾板を提供することを可
能にするとともに、コーティング層の保護機能により装
飾板の機械的特性および物理的特性を向上させた装飾板
を提供できるようにした。
領域と該領域に被覆される接着剤透過含浸特性を有する
表装材の内面の少なくともいずれか一方に接着剤を塗布
して接着剤層を形成する工程と、この接着剤層の固化前
に該接着剤層を介して前記基板外面の選択された領域を
前記表装材で被覆する工程と、この表装材に接着剤を透
過含浸させて表面の平滑な前記接着剤と表装材との複合
外層を形成する工程と、この複合外層の表面に透明なコ
ーティング層を形成する工程と、からなることを特徴と
し、煩雑な下地塗装工程を省略することで、下級板材に
よってなる基板を用いた装飾板の製造を能率的にかつ迅
速にして、経済的にも有利な装飾板を提供することを可
能にするとともに、コーティング層の保護機能により装
飾板の機械的特性および物理的特性を向上させた装飾板
を提供できるようにした。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、基板外面の選択され
た領域に、接着剤透過含浸特性を有する表装材に接着剤
を透過含浸させた前記接着剤と表装材との複合外層を形
成されることになるので、下級板材によってなる基板を
用いたとしても、接着剤層を形成する工程と、該接着剤
層上に表装材で被覆する工程と、接着剤と表装材との複
合外層を形成する工程との簡単な作業によって下級板材
によってなる基板外面の凹凸を消去することができ、し
かも、接着剤と表装材との複合外層には経時的な自然乾
燥による体積縮小が発生しないから、一度消去された表
面の凹凸が再現する現象を生じない。また、接着剤と表
装材との複合外層は、接着剤の粘性と表装材の接着剤透
過含浸特性との相対関係、つまり接着剤の表装材に対す
る透過含浸特性と、表装材自体の接着剤透過含浸特性と
の相対関係によって、複合外層を構成する両者の複合率
を比較的任意に調整できる。したがって、この複合率に
応じて表面状態が異なる種々の趣をもった独自の装飾機
能を発揮させることができ。
た領域に、接着剤透過含浸特性を有する表装材に接着剤
を透過含浸させた前記接着剤と表装材との複合外層を形
成されることになるので、下級板材によってなる基板を
用いたとしても、接着剤層を形成する工程と、該接着剤
層上に表装材で被覆する工程と、接着剤と表装材との複
合外層を形成する工程との簡単な作業によって下級板材
によってなる基板外面の凹凸を消去することができ、し
かも、接着剤と表装材との複合外層には経時的な自然乾
燥による体積縮小が発生しないから、一度消去された表
面の凹凸が再現する現象を生じない。また、接着剤と表
装材との複合外層は、接着剤の粘性と表装材の接着剤透
過含浸特性との相対関係、つまり接着剤の表装材に対す
る透過含浸特性と、表装材自体の接着剤透過含浸特性と
の相対関係によって、複合外層を構成する両者の複合率
を比較的任意に調整できる。したがって、この複合率に
応じて表面状態が異なる種々の趣をもった独自の装飾機
能を発揮させることができ。
【0011】請求項2の発明によれば、基板外面の選択
された領域に、基板外面の自然な板面模様を、光透過特
性にすぐれた表装材および透明な接着剤層とよりなる複
合外層を透して視認させることで、装飾機能を高めるこ
とも可能になる。
された領域に、基板外面の自然な板面模様を、光透過特
性にすぐれた表装材および透明な接着剤層とよりなる複
合外層を透して視認させることで、装飾機能を高めるこ
とも可能になる。
【0012】請求項3の発明によれば、基板外面の選択
された領域に、基板外面の自然な板面模様と着色塗装層
の色彩とをマッチさせた模様を、光透過特性にすぐれた
表装材および透明な接着剤層とよりなる複合外層を透し
て視認させることで、装飾機能を高めることも可能にな
る。
された領域に、基板外面の自然な板面模様と着色塗装層
の色彩とをマッチさせた模様を、光透過特性にすぐれた
表装材および透明な接着剤層とよりなる複合外層を透し
て視認させることで、装飾機能を高めることも可能にな
る。
【0013】請求項4の発明によれば、基板外面の選択
された領域に、接着剤透過含浸特性を有する表装材に接
着剤を透過含浸させた前記接着剤と表装材との複合外層
を形成されることになるので、下級板材によってなる基
板を用いたとしても、接着剤層を形成する工程と、該接
着剤層上に表装材で被覆する工程と、接着剤と表装材と
の複合外層を形成する工程との簡単な作業によって下級
板材によってなる基板外面の凹凸を消去することがで
き、しかも、接着剤と表装材との複合外層には経時的な
自然乾燥による体積縮小が発生しないから、一度消去さ
れた表面の凹凸が再現する現象を生じない。また、接着
剤と表装材との複合外層は、接着剤の粘性と表装材の接
着剤透過含浸特性との相対関係、つまり接着剤の表装材
に対する透過含浸特性と、表装材自体の接着剤透過含浸
特性との相対関係によって、複合外層を構成する両者の
複合率を比較的任意に調整できる。したがって、この複
合率に応じて表面状態が異なる種々の趣をもった独自の
装飾機能を発揮させることができるとともに、コーティ
ング層の保護機能により装飾板の対衝撃性、対擦過性、
対摩耗性などの機械的特性および耐候性、耐熱性、耐湿
性などの物理的特性を向上させて、装飾板の延命を達成
する。
された領域に、接着剤透過含浸特性を有する表装材に接
着剤を透過含浸させた前記接着剤と表装材との複合外層
を形成されることになるので、下級板材によってなる基
板を用いたとしても、接着剤層を形成する工程と、該接
着剤層上に表装材で被覆する工程と、接着剤と表装材と
の複合外層を形成する工程との簡単な作業によって下級
板材によってなる基板外面の凹凸を消去することがで
き、しかも、接着剤と表装材との複合外層には経時的な
自然乾燥による体積縮小が発生しないから、一度消去さ
れた表面の凹凸が再現する現象を生じない。また、接着
剤と表装材との複合外層は、接着剤の粘性と表装材の接
着剤透過含浸特性との相対関係、つまり接着剤の表装材
に対する透過含浸特性と、表装材自体の接着剤透過含浸
特性との相対関係によって、複合外層を構成する両者の
複合率を比較的任意に調整できる。したがって、この複
合率に応じて表面状態が異なる種々の趣をもった独自の
装飾機能を発揮させることができるとともに、コーティ
ング層の保護機能により装飾板の対衝撃性、対擦過性、
対摩耗性などの機械的特性および耐候性、耐熱性、耐湿
性などの物理的特性を向上させて、装飾板の延命を達成
する。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、説明の便宜上、前記図7ないし図14出説明
した従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付
して説明する。図1の基板1は、野地板、パーチクルボ
ード、フレークボードなどの下級板材によってなり、略
長方形に形成されるとともに、上面1Aと4つの立面1
B,1B,1B,1Bとの交差部は、小さい曲率半径を
もつ円弧によって面取りがなされ、投影平面上の四隅部
は、比較的大きい曲率半径をもつ円弧面に形成されてい
る。基板1の選択された領域、つまり前記面取および円
弧面を含む上面1Aと4つの立面1B,1B,1B,1
Bの全面に、図2のように、比較的粘性の低い接着剤を
塗布して接着剤層4を形成する。接着剤層4を形成する
ための比較的粘性の低い接着剤としては、エチレン酢酸
ビニール樹脂またはメラミン樹脂などの樹脂系接着剤が
推奨され、スプレーガンによる吹き付け、あるいはロー
ラ転写などの周知の塗布手段によって、約0.1mm 〜
0.5mm の厚さに形成される。
る。なお、説明の便宜上、前記図7ないし図14出説明
した従来例と同一もしくは相当部分には、同一符号を付
して説明する。図1の基板1は、野地板、パーチクルボ
ード、フレークボードなどの下級板材によってなり、略
長方形に形成されるとともに、上面1Aと4つの立面1
B,1B,1B,1Bとの交差部は、小さい曲率半径を
もつ円弧によって面取りがなされ、投影平面上の四隅部
は、比較的大きい曲率半径をもつ円弧面に形成されてい
る。基板1の選択された領域、つまり前記面取および円
弧面を含む上面1Aと4つの立面1B,1B,1B,1
Bの全面に、図2のように、比較的粘性の低い接着剤を
塗布して接着剤層4を形成する。接着剤層4を形成する
ための比較的粘性の低い接着剤としては、エチレン酢酸
ビニール樹脂またはメラミン樹脂などの樹脂系接着剤が
推奨され、スプレーガンによる吹き付け、あるいはロー
ラ転写などの周知の塗布手段によって、約0.1mm 〜
0.5mm の厚さに形成される。
【0015】つぎに、接着剤層4の固化前、すなわち接
着剤層4形成後、接着剤が乾燥しないうちに、図3のよ
うに表装材8で接着剤層4を被覆する。つまり接着剤層
4を介して基板1外面の選択された領域を表装材8で被
覆する。表装材8としては、和紙、織布、不織布などの
接着剤透過含浸特性にすぐれたものが推奨される。つい
で、ホットプレスまたは真空プレスなどの周知のプレス
手段によって、プレス処理を行う。その結果、図4に示
すように、表装材8の繊維組織に接着剤層4を形成して
いる前述の接着剤を透過含侵して、表面の平滑な複合外
層9が形成された装飾板6を製造することができる。
着剤層4形成後、接着剤が乾燥しないうちに、図3のよ
うに表装材8で接着剤層4を被覆する。つまり接着剤層
4を介して基板1外面の選択された領域を表装材8で被
覆する。表装材8としては、和紙、織布、不織布などの
接着剤透過含浸特性にすぐれたものが推奨される。つい
で、ホットプレスまたは真空プレスなどの周知のプレス
手段によって、プレス処理を行う。その結果、図4に示
すように、表装材8の繊維組織に接着剤層4を形成して
いる前述の接着剤を透過含侵して、表面の平滑な複合外
層9が形成された装飾板6を製造することができる。
【0016】前述のように、基板1の上面1Aと4つの
立面1B,1B,1B,1Bの全面に、表装材8の繊維
組織に接着剤層4を形成している前述の接着剤を透過含
侵した複合外層9が形成されてることで、下級板材によ
ってなる基板1を用いたとしても、4つの立面1B,1
B,1B,1Bの全面に接着剤層を形成する工程と、該
接着剤層上に表装材で被覆する工程と、接着剤と表装材
との複合外層を形成する工程との簡単な作業によって、
基板1の上面1Aと4つの立面1B,1B,1B,1B
の全面の凹凸2,2を除去することができ、しかも、接
着剤層4には経時的な自然乾燥による体積縮小が発生し
ないから、一度除去された表面の凹凸2,2が再現する
現象を生じない。つまり従来の煩雑な目埋め材の塗布作
業などの下地塗装作業を省略して確実に凹凸2,2を除
去することができる。勿論、吸い止め処理を行う必要も
ない。また接着剤層4を形成していた接着剤と表装材8
との複合外層は、接着剤の粘性(流動性)と表装材8の
接着剤透過含浸特性(表装材8の繊維密が高いほど透過
含浸特性が低い)との相対関係、つまり接着剤の表装材
に対する透過含浸特性と、表装材8自体の接着剤透過含
浸特性との相対関係によって、複合外層9を構成する両
者4、8の複合率を比較的任意に調整できる。したがっ
て、接着剤透過含浸特性にすぐれた(繊維密度の低い)
表装材8を用いて、接着剤の複合率を高めることで、表
面状態がはっきりとした、鮮明な趣をもつ装飾機能を発
揮させることができ、接着剤透過含浸特性を若干劣る
(繊維密度の高い)表装材8を用いて、接着剤の複合率
を高めることで、表面状態がぼかした状態のような趣を
もつ装飾機能を発揮させることができる。
立面1B,1B,1B,1Bの全面に、表装材8の繊維
組織に接着剤層4を形成している前述の接着剤を透過含
侵した複合外層9が形成されてることで、下級板材によ
ってなる基板1を用いたとしても、4つの立面1B,1
B,1B,1Bの全面に接着剤層を形成する工程と、該
接着剤層上に表装材で被覆する工程と、接着剤と表装材
との複合外層を形成する工程との簡単な作業によって、
基板1の上面1Aと4つの立面1B,1B,1B,1B
の全面の凹凸2,2を除去することができ、しかも、接
着剤層4には経時的な自然乾燥による体積縮小が発生し
ないから、一度除去された表面の凹凸2,2が再現する
現象を生じない。つまり従来の煩雑な目埋め材の塗布作
業などの下地塗装作業を省略して確実に凹凸2,2を除
去することができる。勿論、吸い止め処理を行う必要も
ない。また接着剤層4を形成していた接着剤と表装材8
との複合外層は、接着剤の粘性(流動性)と表装材8の
接着剤透過含浸特性(表装材8の繊維密が高いほど透過
含浸特性が低い)との相対関係、つまり接着剤の表装材
に対する透過含浸特性と、表装材8自体の接着剤透過含
浸特性との相対関係によって、複合外層9を構成する両
者4、8の複合率を比較的任意に調整できる。したがっ
て、接着剤透過含浸特性にすぐれた(繊維密度の低い)
表装材8を用いて、接着剤の複合率を高めることで、表
面状態がはっきりとした、鮮明な趣をもつ装飾機能を発
揮させることができ、接着剤透過含浸特性を若干劣る
(繊維密度の高い)表装材8を用いて、接着剤の複合率
を高めることで、表面状態がぼかした状態のような趣を
もつ装飾機能を発揮させることができる。
【0017】なお、前記表面状態をぼかした状態のよう
な趣を出すには、接着剤の透明性或いは接着剤の着色性
を調整することによっても表現することができる。すな
わち、接着剤の透明性を減少させることにより、或い
は、着色した接着剤を使用することにより、表面状態を
はっきりとさせた状態にするのではなく、表面状態をぼ
かした状態のような趣をもつ装飾機能を発揮させること
ができる。つまり、接着剤層4を不透明な接着剤或い
は、着色接着剤によって形成することによっても、前記
基板1の自然な板面模様を視認する場合と異なる趣の装
飾機能を発揮することになる。
な趣を出すには、接着剤の透明性或いは接着剤の着色性
を調整することによっても表現することができる。すな
わち、接着剤の透明性を減少させることにより、或い
は、着色した接着剤を使用することにより、表面状態を
はっきりとさせた状態にするのではなく、表面状態をぼ
かした状態のような趣をもつ装飾機能を発揮させること
ができる。つまり、接着剤層4を不透明な接着剤或い
は、着色接着剤によって形成することによっても、前記
基板1の自然な板面模様を視認する場合と異なる趣の装
飾機能を発揮することになる。
【0018】また、接着剤層4を透明な接着剤によって
形成するとともに、表装材8を光透過特性にすぐれた和
紙あるいは不織布などの素材によって形成することで、
透明な接着剤層4と表装材8との相乗作用で表装材8の
透明性が発揮され、基板1の上面1Aと4つの立面1
B,1B,1B,1Bの全面に、基板1の自然な板面模
様視認させることができる。つまり画一的でない独自の
装飾機能を発揮することになる。
形成するとともに、表装材8を光透過特性にすぐれた和
紙あるいは不織布などの素材によって形成することで、
透明な接着剤層4と表装材8との相乗作用で表装材8の
透明性が発揮され、基板1の上面1Aと4つの立面1
B,1B,1B,1Bの全面に、基板1の自然な板面模
様視認させることができる。つまり画一的でない独自の
装飾機能を発揮することになる。
【0019】さらに、図5に示すように、基板1の上面
1Aと4つの立面1B,1B,1B,1Bの全面に、着
色塗装層10を形成することで、基板1の自然な板面模
様とこの着色塗装層10の色彩とをマッチさせた模様
を、光透過特性にすぐれた表装材8および透明な接着剤
層4よりなる複合外層9を透して視認させることがで
き、前記基板1の自然な板面模様を視認する場合と異な
る趣の装飾機能、すなわち色彩を主体とした独自の装飾
機能を発揮することになる。特に、大小さまざまな高さ
の凹凸2,2が連続し、しかも凹凸2,2の間隔も大小
さまざまでランダムな粗い面の下級板材によって基板1
を形成した場合は、凹部に沈着した塗料と凸部に被着し
た塗料に色の濃淡を生じ、これが独自のコントラストを
かもしだすことになる。
1Aと4つの立面1B,1B,1B,1Bの全面に、着
色塗装層10を形成することで、基板1の自然な板面模
様とこの着色塗装層10の色彩とをマッチさせた模様
を、光透過特性にすぐれた表装材8および透明な接着剤
層4よりなる複合外層9を透して視認させることがで
き、前記基板1の自然な板面模様を視認する場合と異な
る趣の装飾機能、すなわち色彩を主体とした独自の装飾
機能を発揮することになる。特に、大小さまざまな高さ
の凹凸2,2が連続し、しかも凹凸2,2の間隔も大小
さまざまでランダムな粗い面の下級板材によって基板1
を形成した場合は、凹部に沈着した塗料と凸部に被着し
た塗料に色の濃淡を生じ、これが独自のコントラストを
かもしだすことになる。
【0020】この凹凸2,2による色の濃淡のコントラ
ストは、前記接着剤層4を着色接着剤によって形成する
場合においても、凹部に沈着した着色接着剤と凸部に被
着した着色接着剤に色の濃淡を生じ、上記着色塗装層1
0の場合とは趣の異なる装飾機能を表出する。
ストは、前記接着剤層4を着色接着剤によって形成する
場合においても、凹部に沈着した着色接着剤と凸部に被
着した着色接着剤に色の濃淡を生じ、上記着色塗装層1
0の場合とは趣の異なる装飾機能を表出する。
【0021】図6は、第2の発明によって製造された装
飾板6の実施例を示す縦断面図である。この第2の発明
は、前記図1ないし図4に基づいて説明した第1の発明
によって製造された装飾板6の複合外層9の表面に、透
明なコーティング層11を形成することによって装飾板
6の製造がなされる。透明なコーティング層11は、ウ
レタン,UV,ポリエステルなどの塗料や、塩化ビニー
ル,ポリエステルなどの 透明なフィルムによってな
り、周知の一般的塗装仕上げやラミネイトによって複合
外層9の表面にコーティングされる。
飾板6の実施例を示す縦断面図である。この第2の発明
は、前記図1ないし図4に基づいて説明した第1の発明
によって製造された装飾板6の複合外層9の表面に、透
明なコーティング層11を形成することによって装飾板
6の製造がなされる。透明なコーティング層11は、ウ
レタン,UV,ポリエステルなどの塗料や、塩化ビニー
ル,ポリエステルなどの 透明なフィルムによってな
り、周知の一般的塗装仕上げやラミネイトによって複合
外層9の表面にコーティングされる。
【0022】その結果、第1の発明によって製造された
装飾板6と同様に、下級板材によってなる基板1を用い
たとしても、煩雑な目埋め材の塗布作業などの下地塗装
作業を省略した簡単な複合外層9の形成作業によって、
凹凸2,2を除去し、かつ一度除去された凹凸2,2の
再現を確実に阻止し、複合外層9を構成する両者4、8
の複合率を任意に調整して、表面状態が種々異なる特性
をもつ独自の装飾機能を発揮させることができ、しかも
前述と同様、基板1の自然な板面模様の視認および基板
1の自然な板面模様と着色塗装層10の色彩とをマッチ
ングさせた模様の視認を可能にするとともに、複合外層
9とコーティング層11の保護機能により装飾板6に対
する衝撃を吸収穏和して耐衝撃性を高め、装飾板6(或
いは複合外層9)が他部材により擦過されたり部材と摺
接することによって損傷する不都合の発生を回避して、
装飾板6の耐擦過性および耐摩耗性を向上させるととも
に、耐侯特性、断熱特性や湿度遮断特性によって装飾板
6の耐侯性、耐熱性および耐湿性を向上させてその延命
を達成する。
装飾板6と同様に、下級板材によってなる基板1を用い
たとしても、煩雑な目埋め材の塗布作業などの下地塗装
作業を省略した簡単な複合外層9の形成作業によって、
凹凸2,2を除去し、かつ一度除去された凹凸2,2の
再現を確実に阻止し、複合外層9を構成する両者4、8
の複合率を任意に調整して、表面状態が種々異なる特性
をもつ独自の装飾機能を発揮させることができ、しかも
前述と同様、基板1の自然な板面模様の視認および基板
1の自然な板面模様と着色塗装層10の色彩とをマッチ
ングさせた模様の視認を可能にするとともに、複合外層
9とコーティング層11の保護機能により装飾板6に対
する衝撃を吸収穏和して耐衝撃性を高め、装飾板6(或
いは複合外層9)が他部材により擦過されたり部材と摺
接することによって損傷する不都合の発生を回避して、
装飾板6の耐擦過性および耐摩耗性を向上させるととも
に、耐侯特性、断熱特性や湿度遮断特性によって装飾板
6の耐侯性、耐熱性および耐湿性を向上させてその延命
を達成する。
【0023】なお、前期実施例では、基板1として略長
方形のものを使用して説明しているが、異なる形状の基
板1の使用が可能であることはいうまでもない。また、
基板1の選択された領域、つまり面取および円弧面を含
む上面1Aと4つの立面1B,1B,1B,1Bの全面
に接着剤を塗布して接着剤層4を形成するように説明し
ているが、表装材8の内面、つまり表装材8の基板1に
対向する側面に接着剤を塗布するようにしても、あるい
は基板1の選択された領域と表装材8の前記内面の両方
に接着剤を塗布するようにしていてもよい。勿論、基板
1として使用できる素材は、前記実施例で述べた野地
板、パーチクルボード、フレークボードなどの下級板材
にのみ制限されるものではなく、上級板材(突板,無垢
材)などでも使用できることはいうまでもない。
方形のものを使用して説明しているが、異なる形状の基
板1の使用が可能であることはいうまでもない。また、
基板1の選択された領域、つまり面取および円弧面を含
む上面1Aと4つの立面1B,1B,1B,1Bの全面
に接着剤を塗布して接着剤層4を形成するように説明し
ているが、表装材8の内面、つまり表装材8の基板1に
対向する側面に接着剤を塗布するようにしても、あるい
は基板1の選択された領域と表装材8の前記内面の両方
に接着剤を塗布するようにしていてもよい。勿論、基板
1として使用できる素材は、前記実施例で述べた野地
板、パーチクルボード、フレークボードなどの下級板材
にのみ制限されるものではなく、上級板材(突板,無垢
材)などでも使用できることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明、煩雑な目埋め材の塗布
作業などの下地塗装作業を省略して確実に基板の凹凸を
除去することができ、しかも、一度除去された表面の凹
凸が再現する現象を生じないので、下級板材によってな
る基板をそのまま、その表面を遮蔽することなく使用で
きる。したがって経済的にも有利な装飾板を提供できる
とともに、複合外層を構成する接着剤層と表装材の複合
率を任意に調節して、表面状態が異なる種々の趣をもつ
独自の装飾機能を発揮させることができるなどの利点が
ある。
作業などの下地塗装作業を省略して確実に基板の凹凸を
除去することができ、しかも、一度除去された表面の凹
凸が再現する現象を生じないので、下級板材によってな
る基板をそのまま、その表面を遮蔽することなく使用で
きる。したがって経済的にも有利な装飾板を提供できる
とともに、複合外層を構成する接着剤層と表装材の複合
率を任意に調節して、表面状態が異なる種々の趣をもつ
独自の装飾機能を発揮させることができるなどの利点が
ある。
【0025】請求項2の発明は、透明な接着剤層と表装
材との相乗作用で表装材の透明性が発揮され、基板外面
の選択された領域に、下級板材によってなる基板の表面
を遮蔽することなくをそのまま、即ち、基板1の自然な
板面模様を視認させることができる。つまり画一的でな
い独自の装飾機能を発揮できる。
材との相乗作用で表装材の透明性が発揮され、基板外面
の選択された領域に、下級板材によってなる基板の表面
を遮蔽することなくをそのまま、即ち、基板1の自然な
板面模様を視認させることができる。つまり画一的でな
い独自の装飾機能を発揮できる。
【0026】請求項3の発明は、着色塗装層の色彩を形
成することにより、基板の自然な板面模様とこの着色塗
装層の色彩とをマッチさせた模様を、光透過特性にすぐ
れた表装材および透明な接着剤層よりなる複合外層を透
して視認させることができ、基板の自然な板面模様を視
認させることができる場合と異なる趣の装飾機能、すな
わち色彩を主体とした独自の装飾機能を発揮できる。
成することにより、基板の自然な板面模様とこの着色塗
装層の色彩とをマッチさせた模様を、光透過特性にすぐ
れた表装材および透明な接着剤層よりなる複合外層を透
して視認させることができ、基板の自然な板面模様を視
認させることができる場合と異なる趣の装飾機能、すな
わち色彩を主体とした独自の装飾機能を発揮できる。
【0027】請求項4の発明は、煩雑な目埋め材の塗布
作業などの下地塗装作業を省略して確実に基板の凹凸を
消去することができ、しかも、一度消去された表面の凹
凸が再現する現象を生じないので、下級板材によってな
る基板を使用できる。したがって、経済的にも有利な装
飾板を提供できるとともに、複合外層を構成する接着剤
層と表装材の複合率を任意に調節して、表面状態が異な
る種々の趣をもつ独自の装飾機能を発揮させることがで
きる。しかも、複合外層とコーティング層の保護機能に
より装飾板の耐衝撃性、耐擦過性、耐摩耗性などの機会
的特性および耐熱性、耐湿性などの物理性特性を向上さ
せて、装飾板の延命を達成することができるなどの利点
を有する。
作業などの下地塗装作業を省略して確実に基板の凹凸を
消去することができ、しかも、一度消去された表面の凹
凸が再現する現象を生じないので、下級板材によってな
る基板を使用できる。したがって、経済的にも有利な装
飾板を提供できるとともに、複合外層を構成する接着剤
層と表装材の複合率を任意に調節して、表面状態が異な
る種々の趣をもつ独自の装飾機能を発揮させることがで
きる。しかも、複合外層とコーティング層の保護機能に
より装飾板の耐衝撃性、耐擦過性、耐摩耗性などの機会
的特性および耐熱性、耐湿性などの物理性特性を向上さ
せて、装飾板の延命を達成することができるなどの利点
を有する。
【図1】基板の1実施例を示す斜視図である。
【図2】接着剤層の形成状態を示す拡大縦断面要領図で
ある。
ある。
【図3】表装材の被覆状態を示す拡大縦断面要領図であ
る。
る。
【図4】第1の発明による装飾板の完成状態を示す拡大
縦断面要領図である。
縦断面要領図である。
【図5】着色塗装層の形成状態を示す拡大縦断面要領図
だある。
だある。
【図6】第2の発明による装飾板の完成状態を示す拡大
縦断面要領図である。
縦断面要領図である。
【図7ないし図10】従来の製造工程を示す拡大縦断面
要領図である。
要領図である。
1 基板 4 接着剤層 5 表装材 6 装飾板 9 複合外層 10 着色塗装層 11 透明コーティング層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A47B 13/08 B 6850−3K B29L 9:00 4F
Claims (4)
- 【請求項1】 基板外面の選択された領域と該領域に被
覆される接着剤透過含浸特性を有する表装材の内面の少
なくともいずれか一方に接着剤を塗布して接着剤層を形
成する工程と、この接着剤層の固化前に該接着剤層を介
して前記基板外面の選択された領域を前記表装材で被覆
する工程と、この表装材に接着剤を透過含浸させた前記
接着剤と表装材との複合外層を形成する工程と、からな
ることを特徴をする装飾板の製造方法。 - 【請求項2】 前記接着剤層を透明接着剤によって形成
するとともに、表装材を光透過特性にすぐれた素材によ
って形成する請求項1記載の装飾板の製造方法。 - 【請求項3】 前記基板外面の選択された領域に着色塗
装層を形成する請求項1または請求項2記載の装飾板の
製造方法。 - 【請求項4】 基板外面の選択された領域と該領域に被
覆される接着剤透過含浸特性を有する表装材の内面の少
なくともいずれか一方に接着剤を塗布して接着剤層を形
成する工程と、この接着剤層の固化前に該接着剤層を介
して前記基板外面の選択された領域を前記表装材で被覆
する工程と、この表装材に接着剤を透過含浸させて表面
の平滑な前記接着剤と表装材との複合外層を形成する工
程と、この複合外層の表面に透明なコーティング層を形
成する工程と、からなることを特徴とする装飾板の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180421A JPH05147111A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 装飾板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180421A JPH05147111A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 装飾板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147111A true JPH05147111A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=16082971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3180421A Pending JPH05147111A (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | 装飾板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147111A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013468A (ja) * | 1973-06-07 | 1975-02-12 | ||
| JPS5842407A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | 山陽国策パルプ株式会社 | 化粧合板の製造方法 |
| JPS6054801A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-03-29 | 山陽国策パルプ株式会社 | 装飾板の製造方法 |
| JPS60132758A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-15 | 株式会社住建産業 | 化粧板の製造方法 |
| JPH0243043A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-13 | Yamaha Corp | 化粧材の製造方法 |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP3180421A patent/JPH05147111A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013468A (ja) * | 1973-06-07 | 1975-02-12 | ||
| JPS5842407A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | 山陽国策パルプ株式会社 | 化粧合板の製造方法 |
| JPS6054801A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-03-29 | 山陽国策パルプ株式会社 | 装飾板の製造方法 |
| JPS60132758A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-15 | 株式会社住建産業 | 化粧板の製造方法 |
| JPH0243043A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-13 | Yamaha Corp | 化粧材の製造方法 |
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