JPH05147772A - 紙葉類繰り出し機構 - Google Patents
紙葉類繰り出し機構Info
- Publication number
- JPH05147772A JPH05147772A JP3314895A JP31489591A JPH05147772A JP H05147772 A JPH05147772 A JP H05147772A JP 3314895 A JP3314895 A JP 3314895A JP 31489591 A JP31489591 A JP 31489591A JP H05147772 A JPH05147772 A JP H05147772A
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- paper sheet
- roller
- bill
- conveyance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩擦分離型紙葉類繰り出し機構において、繰
り出された紙葉類の搬送状態を自動的に検知し、紙葉類
の搬送を適正状態に調整するためのものである。 【構成】 フィードローラ5とゲートローラ6のすき間
から繰り出された紙葉類3の搬送状態を検出する搬送状
態検出部20と、この搬送状態検出部20の検出信号を
もとに通過紙葉類の搬送間隔と斜行量を求める処理回路
15および16と、この処理回路で求めた値から制御信
号を生成する制御部17と、この制御信号により、搬送
紙葉類の搬送状態を修正する紙葉類搬送状態補正手段2
1とを備えたものである。
り出された紙葉類の搬送状態を自動的に検知し、紙葉類
の搬送を適正状態に調整するためのものである。 【構成】 フィードローラ5とゲートローラ6のすき間
から繰り出された紙葉類3の搬送状態を検出する搬送状
態検出部20と、この搬送状態検出部20の検出信号を
もとに通過紙葉類の搬送間隔と斜行量を求める処理回路
15および16と、この処理回路で求めた値から制御信
号を生成する制御部17と、この制御信号により、搬送
紙葉類の搬送状態を修正する紙葉類搬送状態補正手段2
1とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙幣、小切手、カット用
紙などの紙葉類(以下、単に紙幣と言う)を1枚ずつ繰
り出し、走行させながら通過、枚数、真偽および金種な
どを検出する複数の光学センサおよび磁気センサを備え
た紙葉類自動取扱い装置における紙葉類繰り出し機構に
関する。
紙などの紙葉類(以下、単に紙幣と言う)を1枚ずつ繰
り出し、走行させながら通過、枚数、真偽および金種な
どを検出する複数の光学センサおよび磁気センサを備え
た紙葉類自動取扱い装置における紙葉類繰り出し機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、銀行等の金融機関の窓口業務合理
化のため、自動入金機や自動出金機、あるいは自動入出
金機(以下、単に紙幣自動取扱い装置と言う)が使用さ
れている。
化のため、自動入金機や自動出金機、あるいは自動入出
金機(以下、単に紙幣自動取扱い装置と言う)が使用さ
れている。
【0003】一般に、紙幣自動取扱い装置は、紙幣を1
枚ずつ分離し、繰り出す紙幣繰り出し機構、繰り出され
た紙幣をベルトやローラなどで、所定の場所へ搬送する
紙幣搬送系、搬送中の紙幣の通過、枚数、真偽および金
種などを認識判別するために不可欠な情報である光学的
パターン、磁気量パターンを検出する複数のセンサを配
置した紙幣認識部、この紙幣認識部で正規紙幣と判断さ
れた紙幣を金種ごとに保管しておく紙幣収納部、および
正規紙幣と判断されず、リジェクトされた紙幣を保管し
ておくリジェクトプールを備えている。
枚ずつ分離し、繰り出す紙幣繰り出し機構、繰り出され
た紙幣をベルトやローラなどで、所定の場所へ搬送する
紙幣搬送系、搬送中の紙幣の通過、枚数、真偽および金
種などを認識判別するために不可欠な情報である光学的
パターン、磁気量パターンを検出する複数のセンサを配
置した紙幣認識部、この紙幣認識部で正規紙幣と判断さ
れた紙幣を金種ごとに保管しておく紙幣収納部、および
正規紙幣と判断されず、リジェクトされた紙幣を保管し
ておくリジェクトプールを備えている。
【0004】このような紙幣自動取扱い装置において
は、従来より高速で、正確に紙幣の真偽、金種、枚数、
折れ曲がり状態などを判別でき、しかも、紙幣が途中で
折れ曲がったり、破損したりせず、紙づまりによる機能
の停止がない高信頼、高安定で、小型、低価格の紙幣自
動取扱い装置が要求されている。
は、従来より高速で、正確に紙幣の真偽、金種、枚数、
折れ曲がり状態などを判別でき、しかも、紙幣が途中で
折れ曲がったり、破損したりせず、紙づまりによる機能
の停止がない高信頼、高安定で、小型、低価格の紙幣自
動取扱い装置が要求されている。
【0005】特に、金融機関における営業時間(運用時
間)の延長、完全週休2日制の実施による休日運用や無
人化運用にともない故障による機能停止ができるだけ少
ない高安定、高信頼な装置が望まれている。このような
紙幣自動取扱い装置においての安定性や紙幣処理能力
は、紙幣の分離、搬送状態に大きく左右される。
間)の延長、完全週休2日制の実施による休日運用や無
人化運用にともない故障による機能停止ができるだけ少
ない高安定、高信頼な装置が望まれている。このような
紙幣自動取扱い装置においての安定性や紙幣処理能力
は、紙幣の分離、搬送状態に大きく左右される。
【0006】紙幣を1枚ずつ分離し、順に繰り出し、搬
送する紙幣繰り出し機構としては、一般に、紙幣の集積
体をバネ力により紙幣集積板を介してピックアップロー
ラおよびフィードローラに押圧し、このピックアップロ
ーラおよびフィードローラを回転させることにより、ロ
ーラと紙幣表面の摩擦を利用して紙幣を1枚ずつ順に、
フィードローラと、このフィードローラに対向して設け
られているゲートローラとのすきまから繰り出すように
構成した、いわゆる摩擦分離型紙幣繰り出し機構が用い
られているが、積載された紙幣を分離する際に、紙幣が
斜めに送られたり(以下、斜行と言う)、紙幣の搬送間
隔(以下、紙幣間隔と言う)に異常をきたしたり、ある
いは一度に複数枚の紙幣が繰り出されたり(以下、重走
と言う)することがある。
送する紙幣繰り出し機構としては、一般に、紙幣の集積
体をバネ力により紙幣集積板を介してピックアップロー
ラおよびフィードローラに押圧し、このピックアップロ
ーラおよびフィードローラを回転させることにより、ロ
ーラと紙幣表面の摩擦を利用して紙幣を1枚ずつ順に、
フィードローラと、このフィードローラに対向して設け
られているゲートローラとのすきまから繰り出すように
構成した、いわゆる摩擦分離型紙幣繰り出し機構が用い
られているが、積載された紙幣を分離する際に、紙幣が
斜めに送られたり(以下、斜行と言う)、紙幣の搬送間
隔(以下、紙幣間隔と言う)に異常をきたしたり、ある
いは一度に複数枚の紙幣が繰り出されたり(以下、重走
と言う)することがある。
【0007】紙幣が斜行したままで搬送されると、斜行
した紙幣の角が搬送中に装置筺体と接触したり、搬送系
内の分岐点を通過する際に、紙幣の角が搬送ローラやベ
ルトに異常に衝突したりして斜行量が増大したり、紙幣
が折れ曲がったり、大きなしわが発生したり、さらには
破損したりすることがあるため、紙づまりが発生しやす
くなる。
した紙幣の角が搬送中に装置筺体と接触したり、搬送系
内の分岐点を通過する際に、紙幣の角が搬送ローラやベ
ルトに異常に衝突したりして斜行量が増大したり、紙幣
が折れ曲がったり、大きなしわが発生したり、さらには
破損したりすることがあるため、紙づまりが発生しやす
くなる。
【0008】また、紙幣間隔の異常は、処理速度に大き
な影響を与えるし、重走が起こった場合には、搬送経路
内のゲート部や分岐点などで、紙づまりが非常に発生し
やすくなる。このため、紙幣認識精度の低下、あるいは
認識不能、さらには搬送経路内での紙づまりによる機能
停止が起こりやすくなる。そこで、紙幣の斜行や紙幣間
隔の異常を調整するために、現在では、斜行補正装置を
設けた紙幣繰り出し機構が主流となっている。
な影響を与えるし、重走が起こった場合には、搬送経路
内のゲート部や分岐点などで、紙づまりが非常に発生し
やすくなる。このため、紙幣認識精度の低下、あるいは
認識不能、さらには搬送経路内での紙づまりによる機能
停止が起こりやすくなる。そこで、紙幣の斜行や紙幣間
隔の異常を調整するために、現在では、斜行補正装置を
設けた紙幣繰り出し機構が主流となっている。
【0009】このような斜行補正装置によって、斜行量
と紙幣間隔の調整を行なうときは、熟練した操作者が適
当数量の調整用基準紙幣などを搬送させて、その状態を
目視によって確認し、確認後、搬送を停止させて、調整
ねじを回わして、調整するという操作を繰り返し、調整
を行なっていた。
と紙幣間隔の調整を行なうときは、熟練した操作者が適
当数量の調整用基準紙幣などを搬送させて、その状態を
目視によって確認し、確認後、搬送を停止させて、調整
ねじを回わして、調整するという操作を繰り返し、調整
を行なっていた。
【0010】しかし、このような調整操作と確認動作を
行なうことは面倒であり、また、操作がすべて人為的に
なされるため、調整作業に正確さがかけるという不具合
を招いた。そこで、例えば、特公平2−46993号公
報に示す紙幣繰り出し機構が提案された。この紙幣繰り
出し機構は、紙幣が送り出される搬送路の幅方向に対し
て間隔をもって設けられ、紙幣に対して抵抗を与える少
なくとも一対の抵抗ローラ(例えば、ゲートローラ)
と、この抵抗ローラの抵抗(例えば、フィードローラと
ゲートローラ間のすき間量、あるいはフィードローラと
ゲートローラの圧接力)をそれぞれ調整して、紙幣の斜
行および紙幣間隔を補正する補正機構を有する紙幣搬送
装置において、通常の現金処理を行なうための現金処理
モードと抵抗ローラの調整を行なうための調整モードと
を切り替えるモード切り替えスイッチと、搬送路の幅方
向に対して間隔をもって設けられ、紙幣の通過の有無を
検知する複数の検知器と、これら検知器の出力信号に基
づいて紙幣の搬送状態を検知し、紙幣の搬送状態に関す
るデータを出力する判別部と、前記モード切り替えスイ
ッチが調整モードを選択している時に、所定枚数の紙幣
を搬送路上に搬送させて、前記判別部から出力されたデ
ータを予め設定しておいた基準データと比較することに
より、紙幣の搬送状態を判断すると共に、その判断結果
を表示部に表示させる制御部とを設けたものであり、こ
れにより、判断部において、検知器からの出力信号に基
づき、紙幣の搬送状態、例えば、各紙幣の斜行量、紙幣
間隔などが判別され、さらに、制御部において、判別部
から出力された搬送状態に関するデータを基準データと
比較することにより、斜行の有無、紙幣間隔の良否など
の情報が表示部に表示されるので、操作者が表示部に表
示された情報を参照することによって、補正装置を操作
して紙幣に対して抵抗を与える抵抗ローラの調整を容易
に、かつ確実に行なうというものである。
行なうことは面倒であり、また、操作がすべて人為的に
なされるため、調整作業に正確さがかけるという不具合
を招いた。そこで、例えば、特公平2−46993号公
報に示す紙幣繰り出し機構が提案された。この紙幣繰り
出し機構は、紙幣が送り出される搬送路の幅方向に対し
て間隔をもって設けられ、紙幣に対して抵抗を与える少
なくとも一対の抵抗ローラ(例えば、ゲートローラ)
と、この抵抗ローラの抵抗(例えば、フィードローラと
ゲートローラ間のすき間量、あるいはフィードローラと
ゲートローラの圧接力)をそれぞれ調整して、紙幣の斜
行および紙幣間隔を補正する補正機構を有する紙幣搬送
装置において、通常の現金処理を行なうための現金処理
モードと抵抗ローラの調整を行なうための調整モードと
を切り替えるモード切り替えスイッチと、搬送路の幅方
向に対して間隔をもって設けられ、紙幣の通過の有無を
検知する複数の検知器と、これら検知器の出力信号に基
づいて紙幣の搬送状態を検知し、紙幣の搬送状態に関す
るデータを出力する判別部と、前記モード切り替えスイ
ッチが調整モードを選択している時に、所定枚数の紙幣
を搬送路上に搬送させて、前記判別部から出力されたデ
ータを予め設定しておいた基準データと比較することに
より、紙幣の搬送状態を判断すると共に、その判断結果
を表示部に表示させる制御部とを設けたものであり、こ
れにより、判断部において、検知器からの出力信号に基
づき、紙幣の搬送状態、例えば、各紙幣の斜行量、紙幣
間隔などが判別され、さらに、制御部において、判別部
から出力された搬送状態に関するデータを基準データと
比較することにより、斜行の有無、紙幣間隔の良否など
の情報が表示部に表示されるので、操作者が表示部に表
示された情報を参照することによって、補正装置を操作
して紙幣に対して抵抗を与える抵抗ローラの調整を容易
に、かつ確実に行なうというものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、(A)繰り出し状態の調整は、使用初期
において調整されるが、環境状態の変化や経年変化など
で、抵抗ローラによる抵抗値が変化し、繰り出し状態が
初期設定からズレてくるため、定期的に保守点検して、
再調整が必要となるが、保守点検は、期間を短く設定し
ないと有効性が得られないので、管理作業が大変煩わし
いこと。(B)斜行、紙幣間隔のデータが表示されて
も、そのデータをもとに、抵抗ローラの調整を最適に行
なうのは非常に難しく、熟練者の経験や勘に頼るところ
が多く、しかも熟練者でさえ、何回もの試行錯誤を行な
わないと良好な調整が行なえないため、効率が悪いこ
と。(C)繰出し状態が最適に調整されていても、紙幣
は、温度、湿度などの環境条件の影響を受けやすく、紙
幣の物理特性、特に紙幣の摩擦係数やコシが変化するた
め、紙幣間隔異常や斜行が発生してくること、などの問
題点があった。
成の装置では、(A)繰り出し状態の調整は、使用初期
において調整されるが、環境状態の変化や経年変化など
で、抵抗ローラによる抵抗値が変化し、繰り出し状態が
初期設定からズレてくるため、定期的に保守点検して、
再調整が必要となるが、保守点検は、期間を短く設定し
ないと有効性が得られないので、管理作業が大変煩わし
いこと。(B)斜行、紙幣間隔のデータが表示されて
も、そのデータをもとに、抵抗ローラの調整を最適に行
なうのは非常に難しく、熟練者の経験や勘に頼るところ
が多く、しかも熟練者でさえ、何回もの試行錯誤を行な
わないと良好な調整が行なえないため、効率が悪いこ
と。(C)繰出し状態が最適に調整されていても、紙幣
は、温度、湿度などの環境条件の影響を受けやすく、紙
幣の物理特性、特に紙幣の摩擦係数やコシが変化するた
め、紙幣間隔異常や斜行が発生してくること、などの問
題点があった。
【0012】本発明は以上述べたように、摩擦分離型紙
幣繰り出し機構における問題点を除去するため、繰り出
された紙幣の搬送状態を自動的に検知し、紙幣間隔異常
や斜行が発生している場合には、検出信号をもとに、搬
送経路内に設けられた紙幣搬送状態補正手段により、紙
幣が適正状態になるように、自動的に調整して、紙幣搬
送間隔の異常や斜行を防止し、しかも作業員による保守
点検や再調整をなくし、高速で、安定した繰り出しを可
能にする紙幣繰り出し機構を提供することを目的とす
る。
幣繰り出し機構における問題点を除去するため、繰り出
された紙幣の搬送状態を自動的に検知し、紙幣間隔異常
や斜行が発生している場合には、検出信号をもとに、搬
送経路内に設けられた紙幣搬送状態補正手段により、紙
幣が適正状態になるように、自動的に調整して、紙幣搬
送間隔の異常や斜行を防止し、しかも作業員による保守
点検や再調整をなくし、高速で、安定した繰り出しを可
能にする紙幣繰り出し機構を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は紙幣が送り出さ
れる搬送路中に、搬送路の幅方向に対して間隔をおいて
設けられ、紙幣の通過の有無や紙幣搬送状態を検出する
検出器からの信号をもとに、紙幣の斜行や紙幣間隔の変
動を検知し、これらの値から、斜行や紙幣間隔の変動を
抑制するように、紙幣搬送状態検知器の後方に設けられ
た一対の抵抗ローラ間の左右のすき間量あるいは圧接力
を自動調整するように駆動制御する手段を有するもので
ある。
れる搬送路中に、搬送路の幅方向に対して間隔をおいて
設けられ、紙幣の通過の有無や紙幣搬送状態を検出する
検出器からの信号をもとに、紙幣の斜行や紙幣間隔の変
動を検知し、これらの値から、斜行や紙幣間隔の変動を
抑制するように、紙幣搬送状態検知器の後方に設けられ
た一対の抵抗ローラ間の左右のすき間量あるいは圧接力
を自動調整するように駆動制御する手段を有するもので
ある。
【0014】
【作用】本発明は、搬送経路内における紙幣の搬送を自
動的に適正状態に調整することができる。
動的に適正状態に調整することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る紙幣繰り出し機構の一実
施例を示す概略構成図である。同図において、1は押圧
用バネ2により押圧され、紙幣3を集積した紙幣集積
板、4はこの紙幣3を取り出すピッカローラ、5はこの
紙幣3を繰り出すための第1のフィードローラ、6はこ
の第1のフィードローラ5に対向して設けられており、
紙幣3を複数枚同時に繰り出されるのを防止するため、
反繰出し方向への回動を許容する一方向クラッチを有す
る第1のゲートローラであり、この第1のフィードロー
ラ5とこの第1のゲートローラ6により紙幣繰出しゲー
ト部を構成する。7はこの紙幣繰り出しゲート部5,6
から繰り出された紙幣3の搬送状態を検出するため、紙
幣搬送経路内に設けられた発光素子、8はこの発光素子
7に対向して設けられた受光素子、9は第2のフィード
ローラ、10はこの第2のフィードローラ9に対向して
設けられた第2のゲートローラであり、この第2のフィ
ードローラ9および第2のゲートローラ10により一対
の抵抗ローラを構成する。11は軸12で揺動可能に支
持され、一端に第2のゲートローラ10が回転可能に装
着されたアーム、13はその回転軸13aの先端がアー
ム11の下面で軸12と下記の付勢用バネとの間に当接
し、上記第2のフィードローラ9と第2のゲートローラ
10の対向状態、例えばすきま量あるいは圧接力を調整
する対向状態調整用モータ(以下、調整用モータと言
う)、14はアーム11を調整用モータ13側に付勢し
ているバネ、15は信号処理回路、16はデータ処理
部、17は制御部、18は調整用モータ13の駆動回路
である。
施例を示す概略構成図である。同図において、1は押圧
用バネ2により押圧され、紙幣3を集積した紙幣集積
板、4はこの紙幣3を取り出すピッカローラ、5はこの
紙幣3を繰り出すための第1のフィードローラ、6はこ
の第1のフィードローラ5に対向して設けられており、
紙幣3を複数枚同時に繰り出されるのを防止するため、
反繰出し方向への回動を許容する一方向クラッチを有す
る第1のゲートローラであり、この第1のフィードロー
ラ5とこの第1のゲートローラ6により紙幣繰出しゲー
ト部を構成する。7はこの紙幣繰り出しゲート部5,6
から繰り出された紙幣3の搬送状態を検出するため、紙
幣搬送経路内に設けられた発光素子、8はこの発光素子
7に対向して設けられた受光素子、9は第2のフィード
ローラ、10はこの第2のフィードローラ9に対向して
設けられた第2のゲートローラであり、この第2のフィ
ードローラ9および第2のゲートローラ10により一対
の抵抗ローラを構成する。11は軸12で揺動可能に支
持され、一端に第2のゲートローラ10が回転可能に装
着されたアーム、13はその回転軸13aの先端がアー
ム11の下面で軸12と下記の付勢用バネとの間に当接
し、上記第2のフィードローラ9と第2のゲートローラ
10の対向状態、例えばすきま量あるいは圧接力を調整
する対向状態調整用モータ(以下、調整用モータと言
う)、14はアーム11を調整用モータ13側に付勢し
ているバネ、15は信号処理回路、16はデータ処理
部、17は制御部、18は調整用モータ13の駆動回路
である。
【0016】なお、19は上記紙幣集積板1、押圧用バ
ネ2、ピッカローラ4、第1のフィードローラ5および
第1のゲートローラ6から構成された紙幣分離・繰出し
部、20は上記発光素子7および受光素子8から構成さ
れた紙幣搬送状態検出部を構成し、紙幣搬送経路内の幅
方向に対して間隔をおいて設けられている。21は上記
第2のフィードローラ9、第2のゲートローラ10、ア
ーム11、調整用モータ13、バネ14、信号処理回路
15、データ処理部16、制御部17および駆動回路1
8から構成され、紙幣搬送状態検出部20の後方に設け
られ、搬送紙幣の搬送状態を補正する紙幣搬送状態補正
手段である。
ネ2、ピッカローラ4、第1のフィードローラ5および
第1のゲートローラ6から構成された紙幣分離・繰出し
部、20は上記発光素子7および受光素子8から構成さ
れた紙幣搬送状態検出部を構成し、紙幣搬送経路内の幅
方向に対して間隔をおいて設けられている。21は上記
第2のフィードローラ9、第2のゲートローラ10、ア
ーム11、調整用モータ13、バネ14、信号処理回路
15、データ処理部16、制御部17および駆動回路1
8から構成され、紙幣搬送状態検出部20の後方に設け
られ、搬送紙幣の搬送状態を補正する紙幣搬送状態補正
手段である。
【0017】次に、上記構成による紙幣繰り出し機構の
動作について説明する。まず、紙幣3は紙幣集積板1上
に集積され、この紙幣集積板1を介して押圧用バネ2に
よりピッカローラ4に押圧されている。そして、ピッカ
ローラ4が時計周りに回転すると、このピッカローラ4
の表面部材と紙幣3との摩擦により、紙幣3は第1のフ
ィードローラ5と第1のゲートローラ6から構成した紙
幣繰り出しゲート部のすき間に導かれ、第1のフィード
ローラ5により搬送路に一枚ずつ順に繰り出される。こ
の紙幣分離・繰出し状態は経年変化や環境状態の変化な
どによるピッカローラ4の摩擦係数の変化や左右のバラ
ツキ、紙幣押し付け力の左右のバラツキや変動、さらに
は紙幣繰出しゲート部の第1のフィードローラ5と第1
のゲートローラ6の左右の対向状態のバラツキや変動、
紙幣の状態などにより大きく影響を受けるため、常に安
定した搬送状態を保つことは難しく、紙幣搬送間隔の異
常や斜行などが発生していた。この紙幣搬送間隔異常や
斜行が発生したままで紙幣を搬送していくと、紙幣認識
精度が低下したり、搬送経路内で紙づまりを発生し、機
能停止を起こし易くなるため、装置の信頼性が著しく低
下する。そこで、繰り出された紙幣は搬送経路に設けら
れた紙幣搬送状態検出部20を通過する際に、その搬送
状態例えば、紙幣搬送間隔や斜行量を検出する。つま
り、搬送路に設けられた発光素子7と受光素子8間を紙
幣3が通過する際に、通過紙幣により発光素子7からの
光が遮ぎられるが、この時の受光素子8からの信号S1
を処理することにより、紙幣搬送間隔や斜行量を算出す
ることができる。この受光素子8からの信号S1は信号
処理回路15に入力し、ハイレベル/ローレベルの2値
信号に変換され、信号S2としてデータ処理部16に入
力する。このデータ処理部16では入力した信号S2か
ら紙幣搬送間隔や斜行量を算出し、信号S3として制御
部17に出力する。この制御部17ではデータ処理部1
6の出力信号S3から調整用モータ13への操作量を算
出し、制御信号S4として駆動回路18へ出力する。こ
の駆動回路18は入力する制御信号S4を駆動信号に変
換し、調整用モータ13に出力する。このため、紙幣搬
送間隔異常や斜行が発生している場合には、それをなく
すように調整用モータ13を左右独立に駆動して、第2
のフィードローラ9と第2のゲートローラ10の対向状
態を左右独立に調整し、搬送紙幣が第2のフィードロー
ラ9と第2のゲートローラ10の間(以下、搬送状態補
正ゲート部と呼ぶ)を通過する際に、紙幣搬送間隔や斜
行量を適正になるようにすることができる。
動作について説明する。まず、紙幣3は紙幣集積板1上
に集積され、この紙幣集積板1を介して押圧用バネ2に
よりピッカローラ4に押圧されている。そして、ピッカ
ローラ4が時計周りに回転すると、このピッカローラ4
の表面部材と紙幣3との摩擦により、紙幣3は第1のフ
ィードローラ5と第1のゲートローラ6から構成した紙
幣繰り出しゲート部のすき間に導かれ、第1のフィード
ローラ5により搬送路に一枚ずつ順に繰り出される。こ
の紙幣分離・繰出し状態は経年変化や環境状態の変化な
どによるピッカローラ4の摩擦係数の変化や左右のバラ
ツキ、紙幣押し付け力の左右のバラツキや変動、さらに
は紙幣繰出しゲート部の第1のフィードローラ5と第1
のゲートローラ6の左右の対向状態のバラツキや変動、
紙幣の状態などにより大きく影響を受けるため、常に安
定した搬送状態を保つことは難しく、紙幣搬送間隔の異
常や斜行などが発生していた。この紙幣搬送間隔異常や
斜行が発生したままで紙幣を搬送していくと、紙幣認識
精度が低下したり、搬送経路内で紙づまりを発生し、機
能停止を起こし易くなるため、装置の信頼性が著しく低
下する。そこで、繰り出された紙幣は搬送経路に設けら
れた紙幣搬送状態検出部20を通過する際に、その搬送
状態例えば、紙幣搬送間隔や斜行量を検出する。つま
り、搬送路に設けられた発光素子7と受光素子8間を紙
幣3が通過する際に、通過紙幣により発光素子7からの
光が遮ぎられるが、この時の受光素子8からの信号S1
を処理することにより、紙幣搬送間隔や斜行量を算出す
ることができる。この受光素子8からの信号S1は信号
処理回路15に入力し、ハイレベル/ローレベルの2値
信号に変換され、信号S2としてデータ処理部16に入
力する。このデータ処理部16では入力した信号S2か
ら紙幣搬送間隔や斜行量を算出し、信号S3として制御
部17に出力する。この制御部17ではデータ処理部1
6の出力信号S3から調整用モータ13への操作量を算
出し、制御信号S4として駆動回路18へ出力する。こ
の駆動回路18は入力する制御信号S4を駆動信号に変
換し、調整用モータ13に出力する。このため、紙幣搬
送間隔異常や斜行が発生している場合には、それをなく
すように調整用モータ13を左右独立に駆動して、第2
のフィードローラ9と第2のゲートローラ10の対向状
態を左右独立に調整し、搬送紙幣が第2のフィードロー
ラ9と第2のゲートローラ10の間(以下、搬送状態補
正ゲート部と呼ぶ)を通過する際に、紙幣搬送間隔や斜
行量を適正になるようにすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明で
は、紙幣分離・繰出し部から繰り出された紙幣の走行状
態を紙幣搬送経路内に設けられた複数の検出器で検出
し、この検出信号から通過紙幣1枚毎の紙幣間隔および
斜行量を求め、これらのデータから検出器の後段の搬送
経路内に設けられた一対の抵抗ローラの対向状態を調整
し、搬送紙幣がこの一対の抵抗ローラ間を通過する際
に、紙幣分離・繰出時に発生した紙幣間隔変動や斜行を
抑制するようにしたため、(A)紙幣間隔異常や斜行に
よる紙幣認識精度の低下や紙づまりによる機能停止がな
く、高安定、高信頼な装置を実現することができる。
(B)搬送経路内で紙幣搬送間隔の異常や斜行を補正し
てくれるため、紙幣分離・繰出し部の調整を厳密に行な
わなくてもよい。このため、調整に従来のように熟練者
の経験や勘に頼らなくても調整が容易に行なえるし、何
回もの試行錯誤を行なわなくてもよいため、工数が削減
でき、効率も上がるため、コストを削減することができ
る。(C)経年変化や環境条件の変化による紙幣分離・
繰出し状態が変化し、紙幣間隔異常や斜行が発生して
も、紙幣搬送状態補正手段により適正な搬送状態に修正
されるため、保守点検を繁雑に行なわなくても、高信頼
性、高安定性が確保できるため、保守点検期間を長く設
定でき、管理作業が楽になる。このため、休日運用や無
人化運用にも充分耐えられ、故障による機能停止の少な
い(稼働率の高い)装置を実現することができるなどの
効果がある。
は、紙幣分離・繰出し部から繰り出された紙幣の走行状
態を紙幣搬送経路内に設けられた複数の検出器で検出
し、この検出信号から通過紙幣1枚毎の紙幣間隔および
斜行量を求め、これらのデータから検出器の後段の搬送
経路内に設けられた一対の抵抗ローラの対向状態を調整
し、搬送紙幣がこの一対の抵抗ローラ間を通過する際
に、紙幣分離・繰出時に発生した紙幣間隔変動や斜行を
抑制するようにしたため、(A)紙幣間隔異常や斜行に
よる紙幣認識精度の低下や紙づまりによる機能停止がな
く、高安定、高信頼な装置を実現することができる。
(B)搬送経路内で紙幣搬送間隔の異常や斜行を補正し
てくれるため、紙幣分離・繰出し部の調整を厳密に行な
わなくてもよい。このため、調整に従来のように熟練者
の経験や勘に頼らなくても調整が容易に行なえるし、何
回もの試行錯誤を行なわなくてもよいため、工数が削減
でき、効率も上がるため、コストを削減することができ
る。(C)経年変化や環境条件の変化による紙幣分離・
繰出し状態が変化し、紙幣間隔異常や斜行が発生して
も、紙幣搬送状態補正手段により適正な搬送状態に修正
されるため、保守点検を繁雑に行なわなくても、高信頼
性、高安定性が確保できるため、保守点検期間を長く設
定でき、管理作業が楽になる。このため、休日運用や無
人化運用にも充分耐えられ、故障による機能停止の少な
い(稼働率の高い)装置を実現することができるなどの
効果がある。
【図1】本発明に係る紙幣繰り出し機構の一実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
1 紙幣集積板 4 ピッカローラ 5,6 紙幣繰り出しゲート部 7 発光素子 8 受光素子 13 調整用モータ 15 信号処理回路 16 データ処理部 17 制御部 18 駆動回路
Claims (2)
- 【請求項1】 紙葉類の集積体を紙葉類集積板を介して
ピッカローラに押圧し、このピッカローラを回転させる
ことにより、ローラと紙葉類表面の摩擦を利用して前記
紙葉類を1枚ずつ分離し、紙葉類を繰り出すため、フィ
ードローラとこのフィードローラに対向し、紙葉類の複
数枚数繰り出しを防止するために設けたゲートローラと
のすき間から順に紙葉類を繰り出すように構成した紙葉
類繰り出し機構において、 前記フィードローラと前記ゲートローラのすき間から繰
り出された紙葉類の搬送状態を検出する搬送状態検出手
段と、 この搬送状態検出手段の検出信号をもとに、少なくと
も、通過紙葉類の搬送間隔と斜行量を求める処理手段
と、 この処理手段で求めた紙葉類搬送間隔と斜行量の値から
制御信号を生成する制御部と、 この制御部からの制御信号により、搬送紙葉類の搬送状
態を修正する紙葉類搬送状態補正手段を前記紙葉類搬送
状態検出手段の後方に設けて構成したことを特徴とする
紙葉類繰り出し機構。 - 【請求項2】 前記紙葉類搬送状態補正手段に、一対の
対向した抵抗ローラを用い、前記制御部からの制御信号
により、対向ローラの対向状態を左右独立に調整できる
ようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の紙葉類繰り出し機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3314895A JPH05147772A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 紙葉類繰り出し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3314895A JPH05147772A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 紙葉類繰り出し機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147772A true JPH05147772A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18058926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3314895A Pending JPH05147772A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 紙葉類繰り出し機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147772A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6315284B1 (en) | 1998-03-18 | 2001-11-13 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and sheet processing apparatus |
| JP2011068478A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Toppan Printing Co Ltd | 中綴じにおける針金良否判別装置 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314895A patent/JPH05147772A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6315284B1 (en) | 1998-03-18 | 2001-11-13 | Canon Denshi Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and sheet processing apparatus |
| JP2011068478A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Toppan Printing Co Ltd | 中綴じにおける針金良否判別装置 |
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Legal Events
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