JPH05148509A - キヤステイング方法 - Google Patents
キヤステイング方法Info
- Publication number
- JPH05148509A JPH05148509A JP33978491A JP33978491A JPH05148509A JP H05148509 A JPH05148509 A JP H05148509A JP 33978491 A JP33978491 A JP 33978491A JP 33978491 A JP33978491 A JP 33978491A JP H05148509 A JPH05148509 A JP H05148509A
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- casting
- casting mold
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、スリップキャスティングによ
って均質な成形体を製造することにある。 【構成】通液性を有する鋳込型(11)にスリップ(3) をキ
ャスティングし、該鋳込型(11)の外側から液体を浸透さ
せ、該スリップ(3) 中に含まれるバインダーを該液体に
よって短時間で完全に硬化せしめる。
って均質な成形体を製造することにある。 【構成】通液性を有する鋳込型(11)にスリップ(3) をキ
ャスティングし、該鋳込型(11)の外側から液体を浸透さ
せ、該スリップ(3) 中に含まれるバインダーを該液体に
よって短時間で完全に硬化せしめる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミック、金属等の焼
結体を製造する際等に適用されるキャスティング方法に
関するものである。
結体を製造する際等に適用されるキャスティング方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のキャスティング方法は、図4に示
すように、石膏やゴム等からなる鋳込型(1) に例えば水
硬性のバインダーを使用したスリップ(3) をキャスティ
ングし、鋳込口(2) から散水ノズル(4) によって該スリ
ップ(3) に散水して該スリップ(3) 中のバインダーを硬
化させる方法が採用されている。
すように、石膏やゴム等からなる鋳込型(1) に例えば水
硬性のバインダーを使用したスリップ(3) をキャスティ
ングし、鋳込口(2) から散水ノズル(4) によって該スリ
ップ(3) に散水して該スリップ(3) 中のバインダーを硬
化させる方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では水との接触は鋳込口(2) から行なわれるの
みであり、したがってバインダーが完全に硬化するまで
に時間がかゝり、その間にスリップ(3) 中の素材粉末の
分離が起こり、スリップ(3) 中に濃度差が生じたり、ま
た二種以上の素材粉末を混合使用する場合には該素材粉
末の比重差による相互分離(偏析)が起こり、焼結時の
変形の原因となりまた製品特性の不均一にもつながるも
のであった。
来の方法では水との接触は鋳込口(2) から行なわれるの
みであり、したがってバインダーが完全に硬化するまで
に時間がかゝり、その間にスリップ(3) 中の素材粉末の
分離が起こり、スリップ(3) 中に濃度差が生じたり、ま
た二種以上の素材粉末を混合使用する場合には該素材粉
末の比重差による相互分離(偏析)が起こり、焼結時の
変形の原因となりまた製品特性の不均一にもつながるも
のであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、通液性を有する鋳込型に
液体と接触することによって固化するバインダーを使用
したスリップをキャスティングし、該鋳込型の外側から
該バインダーを固化させる液体を浸透せしめて該バイン
ダーを固化せしめるキャスティング方法を提供するもの
である。
を解決するための手段として、通液性を有する鋳込型に
液体と接触することによって固化するバインダーを使用
したスリップをキャスティングし、該鋳込型の外側から
該バインダーを固化させる液体を浸透せしめて該バイン
ダーを固化せしめるキャスティング方法を提供するもの
である。
【0005】本発明において通液性を有する鋳込型とは
ゴムのような型材料に水溶性塩類を混合し、型作製後水
に該水溶性塩類を溶出することによって連続気泡を形成
したり、あるいは上記型材料に発泡剤を混合して成形後
に発泡させたりすることによって製造される。更には通
液性繊維を型材料に混合して型を作製してもよい。この
場合、該繊維には揮発性液体を含浸させておき、型作成
後に該繊維から該液体を揮発させる方法を採用すること
が望ましい。
ゴムのような型材料に水溶性塩類を混合し、型作製後水
に該水溶性塩類を溶出することによって連続気泡を形成
したり、あるいは上記型材料に発泡剤を混合して成形後
に発泡させたりすることによって製造される。更には通
液性繊維を型材料に混合して型を作製してもよい。この
場合、該繊維には揮発性液体を含浸させておき、型作成
後に該繊維から該液体を揮発させる方法を採用すること
が望ましい。
【0006】上記鋳込型に連続気泡を形成させる方法で
は鋳込型の強度が低下するが、繊維を混合する方法では
繊維が鋳込型の強度を向上させる。
は鋳込型の強度が低下するが、繊維を混合する方法では
繊維が鋳込型の強度を向上させる。
【0007】上記型材料としてはゴムが望ましい。何と
なればゴムは可撓性があり、成形中に殆ど収縮しない成
形体でも傷つけることなく離型させることが容易である
からである。
なればゴムは可撓性があり、成形中に殆ど収縮しない成
形体でも傷つけることなく離型させることが容易である
からである。
【0008】本発明において使用される液体と接触する
ことによって固化するバインダーとしては、水硬化性ウ
レタン樹脂、水硬化性シリコン樹脂、水硬化性アクリル
樹脂、アルコール硬化性ウレタン樹脂、アルコール硬化
性アクリル樹脂等液体そのものによって硬化せしめられ
る合成樹脂、また尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂のような酸またはアルカリ触媒によって硬化する合
成樹脂、アミン触媒によって硬化するエポキシ樹脂等が
用いられる。
ことによって固化するバインダーとしては、水硬化性ウ
レタン樹脂、水硬化性シリコン樹脂、水硬化性アクリル
樹脂、アルコール硬化性ウレタン樹脂、アルコール硬化
性アクリル樹脂等液体そのものによって硬化せしめられ
る合成樹脂、また尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール
樹脂のような酸またはアルカリ触媒によって硬化する合
成樹脂、アミン触媒によって硬化するエポキシ樹脂等が
用いられる。
【0009】本発明において用いられる素材は金属、セ
ラミックス等であり、粉末としてスリップ中に分散せし
められる。そして上記バインダーは上記素材粉末に対
し、通常0.5〜5重量%程度添加され、またスリップ
としては通常固形分を75〜95重量%程度とされる。
ラミックス等であり、粉末としてスリップ中に分散せし
められる。そして上記バインダーは上記素材粉末に対
し、通常0.5〜5重量%程度添加され、またスリップ
としては通常固形分を75〜95重量%程度とされる。
【0010】
【作用】本発明においては、上記スリップを鋳込型にキ
ャスティングし、該鋳込型の外側から該スリップに使用
されているバインダーを固化させる液体を滲透させる。
かくして鋳込型内のスリップには鋳込型の内面全面から
該液体が接触しバインダーが硬化する。
ャスティングし、該鋳込型の外側から該スリップに使用
されているバインダーを固化させる液体を滲透させる。
かくして鋳込型内のスリップには鋳込型の内面全面から
該液体が接触しバインダーが硬化する。
【0011】
【実施例】図1に示すようにSKH51,70容量%,
Ti N30容量%の混合粉末を使用し、水硬化性アクリ
ル樹脂を該混合粉末100重量部に対して2.5重量部
およびトルエンを溶剤として14.0重量部混合してス
リップ(3) を作成し、該スリップ(3) を鋳造型(11)に鋳
込口(12)を介してキャスティングする。該鋳造型(11)は
シリコン樹脂に含水状態の木綿(13)を20容量%混合し
て所定の形状に発泡硬化させる。その後加熱乾燥して木
綿(13)中の水を除去することによって製造される。
Ti N30容量%の混合粉末を使用し、水硬化性アクリ
ル樹脂を該混合粉末100重量部に対して2.5重量部
およびトルエンを溶剤として14.0重量部混合してス
リップ(3) を作成し、該スリップ(3) を鋳造型(11)に鋳
込口(12)を介してキャスティングする。該鋳造型(11)は
シリコン樹脂に含水状態の木綿(13)を20容量%混合し
て所定の形状に発泡硬化させる。その後加熱乾燥して木
綿(13)中の水を除去することによって製造される。
【0012】スリップ(3) をキャスティングした後、該
鋳造型(11)を水(15)を満たした水槽(14)に浸漬する。該
水(15)は鋳造型(11)の外側から浸透し、該鋳造型(11)の
内面(11A) 全面から該スリップ(3) に接触し、該スリッ
プ(3) に含まれる水硬化性アクリル樹脂を硬化させる。
この場合の経過時間と固化容量との関係を図2グラフA
に示す。
鋳造型(11)を水(15)を満たした水槽(14)に浸漬する。該
水(15)は鋳造型(11)の外側から浸透し、該鋳造型(11)の
内面(11A) 全面から該スリップ(3) に接触し、該スリッ
プ(3) に含まれる水硬化性アクリル樹脂を硬化させる。
この場合の経過時間と固化容量との関係を図2グラフA
に示す。
【0013】このようにして成形された成形体を120
0℃で1時間焼成することによって均質な焼結体が製造
されるが、該成形体(3A)について図3に示すように上部
から,,,の区画に分割し、各区画の密度を測
定する。その結果は表1に示される。比較として連続気
泡を有せず、また木綿も混合されていないシリコンゴム
鋳造型により図4に示す従来方法で成形した場合の経過
時間と固化容量との関係を図2グラフBに示す。また成
形体の各区画の密度は表1に示される。
0℃で1時間焼成することによって均質な焼結体が製造
されるが、該成形体(3A)について図3に示すように上部
から,,,の区画に分割し、各区画の密度を測
定する。その結果は表1に示される。比較として連続気
泡を有せず、また木綿も混合されていないシリコンゴム
鋳造型により図4に示す従来方法で成形した場合の経過
時間と固化容量との関係を図2グラフBに示す。また成
形体の各区画の密度は表1に示される。
【0014】
【表1】
【0015】図2によれば本発明は従来法に比してスラ
リーの固化速度が格段に早く、また表1によれば成形体
の密度も本発明では上下にわたって均一であるが、従来
法では固化速度が遅くしたがって混合粉末の比重差によ
る分離が起こり、密度は上下でばらついていることがわ
かる。
リーの固化速度が格段に早く、また表1によれば成形体
の密度も本発明では上下にわたって均一であるが、従来
法では固化速度が遅くしたがって混合粉末の比重差によ
る分離が起こり、密度は上下でばらついていることがわ
かる。
【0016】
【発明の効果】したがって本発明においては、鋳造型内
面全面から液体がスリップに接触するので、スリップ中
のバインダーが速やかに硬化し、素材粉末の分離や偏析
が起こらず、均質な焼結体が得られる。
面全面から液体がスリップに接触するので、スリップ中
のバインダーが速やかに硬化し、素材粉末の分離や偏析
が起こらず、均質な焼結体が得られる。
【0017】
【図1】本発明の一実施例の断面図
【図2】スラリーキャスティングにおける経過時間と固
化容量との関係を示すグラフ
化容量との関係を示すグラフ
【図3】成形体の説明図
【図4】従来例の断面図
11 鋳込型 13 木綿 14 水槽 15 水 3 スリップ
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
Claims (2)
- 【請求項1】通液性を有する鋳込型に液体と接触するこ
とによって固化するバインダーを使用したスリップをキ
ャスティングし、該鋳込型の外側から該バインダーを固
化させる液体を浸透せしめて該バインダーを固化せしめ
ることを特徴とするキャスティング方法 - 【請求項2】該鋳込型は通液性ゴムからなる請求項1に
記載のキャスティング方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33978491A JPH05148509A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | キヤステイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33978491A JPH05148509A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | キヤステイング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05148509A true JPH05148509A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18330780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33978491A Withdrawn JPH05148509A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | キヤステイング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05148509A (ja) |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP33978491A patent/JPH05148509A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |