JPH0514917U - 検査用尿受け容器 - Google Patents
検査用尿受け容器Info
- Publication number
- JPH0514917U JPH0514917U JP7095791U JP7095791U JPH0514917U JP H0514917 U JPH0514917 U JP H0514917U JP 7095791 U JP7095791 U JP 7095791U JP 7095791 U JP7095791 U JP 7095791U JP H0514917 U JPH0514917 U JP H0514917U
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- urine receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】初期尿が除去された中間尿のみが要求される細
菌検査に際して、患者(被験者)に排尿を一時中断させ
るというような負担を全くかけることなく、中間尿のみ
を効果的に採取することが出来る検査用尿受け容器を提
供することにある。 【構成】上端が開放された上側の尿受け室4と閉塞され
た下側の尿受け室5、及び上側尿受け室4の下端と下側
尿受け室5の上端とを連通させる上下方向の小径通路3
を設け、下側尿受け室5内に尿が充満したときに前記小
径通路3の下側尿受け室側を浮力で閉塞するフロート弁
6を設けた検査用尿受け容器。
菌検査に際して、患者(被験者)に排尿を一時中断させ
るというような負担を全くかけることなく、中間尿のみ
を効果的に採取することが出来る検査用尿受け容器を提
供することにある。 【構成】上端が開放された上側の尿受け室4と閉塞され
た下側の尿受け室5、及び上側尿受け室4の下端と下側
尿受け室5の上端とを連通させる上下方向の小径通路3
を設け、下側尿受け室5内に尿が充満したときに前記小
径通路3の下側尿受け室側を浮力で閉塞するフロート弁
6を設けた検査用尿受け容器。
Description
【0001】
本考案は、尿の各種検査、特に細菌検査を行うに際して、主として患者(被験 者)が自ら排尿を適量採取するのに使用する検査用尿受け容器に関するものであ る。
【0002】
この種の検査用尿受け容器としては、紙やプラスティック等から成る普通のコ ップ形容器が使用されている。而して、特に尿の細菌検査を行う場合、一般に排 尿初期には雑菌が含まれているのが普通であるから、検査精度を高めるために排 尿初期の20ml程度の尿は採取しないで、その後の中間尿を適量採取することが 要求される。
【0003】 即ち、尿採取を自ら行う患者(被験者)は、適量の排尿後に一旦排尿を意識的 に停止し、尿受け容器で排尿を受ける態勢で再び排尿を開始することを要求され ることになるが、特に婦女子や老人の場合、この要求に応じることは非常に困難 であり、結局は中間尿のみを採取することが出来ないで、検査精度に悪影響が及 ぶ結果となっていた。
【0004】
本考案は上記のような従来の問題点を解決するために、排尿初期から採取しな がら、適量の初期尿とその後の中間尿とを自動的に分離して採取することの出来 る検査用尿受け容器を提案するものであって、その特徴を後述する実施例の参照 符号を付して示すと、上端が開放された上側の尿受け室4と閉塞された下側の尿 受け室5、及び上側尿受け室4の下端と下側尿受け室5の上端とを連通させる上 下方向の小径通路3を設け、下側尿受け室5内に尿が充満したときに前記小径通 路3の下側尿受け室側を浮力で閉塞するフロート弁6を設けた点にある。
【0005】
以下、本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説明すると、図1及び図2 に於いて、1は少なくとも内面を防水処理した紙やプラスティック等から成形さ れたコップ状容器本体であり、2はこの容器本体1に内嵌固定した筒状部材であ る。この筒状部材2は、上下両端が開放され且つ中間に小径通路3を有するもの であり、当該小径通路3の上側に、上端が開放された漏斗状の上側尿受け室4が 形成され、前記小径通路3の下側に、下端が容器本体1の底部1aで閉塞された 倒立漏斗状の下側尿受け室5が形成されている。
【0006】 6は発泡スチロール等から成形された中実球形のフロート弁であって、前記下 側尿受け室5内に遊動可能に収納されており、下側尿受け室5内に尿が充満した とき、図1に仮想線で示すように前記小径通路3の下側尿受け室5側を浮力で閉 塞する。このフロート弁6は、前記容器本体1内に入れた後に前記筒状部材2を 内嵌固定することにより、下側尿受け室5内に収納することが出来る。又、この フロート弁6は、中空球形のものでも良い。7は前記筒状部材2に穿設された空 気流通路であって、その上端は前記上側尿受け室4の上端近傍側面に開口し、下 端は、前記のようにフロート弁6が小径通路3の下側尿受け室5側を閉塞したと き、当該フロート弁6の当接箇所よりも下側で前記下側尿受け室5内の上端近傍 側面に開口する。
【0007】 尚、コップ状容器本体1の内周面と筒状容器2の外周面とは、少なくとも筒状 容器2の下端近傍位置で全周にわたって接着剤により接着固定しても良い。
【0008】 上記のように構成された尿受け容器は、使用前は図1に実線で示すようにフロ ート弁6が重力で下側尿受け室5の底部上にあって、小径通路3の下側尿受け室 5側は開放されている。係る状態で上側尿受け室4で排尿を受けると、尿は小径 通路3を経由して下側尿受け室5内に流入する。このとき空気流通路7の存在が 、下側尿受け室5内への尿の流入を円滑に行わせることになるが、当該空気流通 路7自体に尿が流入しても排気作用が阻害されないように、図示のように周方向 複数箇所に空気流通路7を形成するのが望ましい。そして下側尿受け室5内が尿 で充満すると、浮力で押し上げられているフロート弁6は、図2に仮想線で示す ように小径通路3の下側尿受け室5側を閉塞することになる。この後に継続して 上側尿受け室4内に受けられる尿は、そのまま上側尿受け室4内に滞留するので 、その尿が適当レベルに達したところで尿受け動作を終了すれば良い。
【0009】 上記のようにして排尿をその最初から上側尿受け室4で受けるのであるが、そ の排尿開始からの適量(20ml程度)の初期尿は下側尿受け室5内に収納され、 それ以後の中間尿は上側尿受け室4内に収納されることになる。従って、検査対 象尿として、上側尿受け室4内の中間尿のみをスポイト等で採取することが出来 る。
【0010】 尚、上側尿受け室4内に受けられる排尿の流勢によりフロート弁6が上下に遊 動し、上側尿受け室4に収納されるべき中間尿と下側尿受け室5内に収納される 初期尿とが若干入り交じることは考えられるが、検査結果に大きな影響を与える ことはない。又、図1の構成では、空気流通路7を介して上側尿受け室4内の中 間尿と下側尿受け室5内の初期尿とが入り交じる恐れもあるが、下側尿受け室5 内の初期尿が大量に上側尿受け室4内に逆流する恐れは殆どないので、検査結果 に影響を与えることはない。勿論、前記空気流通路7の上端を、コップ状容器本 体1の上端近傍外側面に開口させたり、上側尿受け室4の出来る限り上端に近い 側面に開口させることは好ましいことである。
【0011】 又、上記実施例に於ける筒状部材2は、肉厚が小径通路3の周囲で最大となる 無垢材から構成しているが、空気流通路7を形成する箇所以外の部分は肉厚を薄 くして、軽量化と材料費の軽減を図ることも出来る。
【0012】 勿論、図3及び図4に示すように、鼓形に成形した薄板製筒状部材8をコップ 状容器本体1に内嵌すると共に、少なくとも筒状部材8の下端全周を容器本体1 に接着固定して、小径通路3によって互いに連通する上側尿受け室4と下側尿受 け室5、及び下側尿受け室5内に遊嵌されたフロート弁6から成る尿受け容器を 構成することも出来る。この場合、空気流通路はパイプ9によって構成すること になるが、当該パイプ9の上端を、前記筒状部材8と容器本体1との間の空隙の 上端近傍に開口させ、当該筒状部材8と容器本体1との間の空隙は、容器本体1 の上端近傍に設けた小孔10、又は筒状部材8の上端近傍に設けた小孔、若しく は筒状部材8の上端と容器本体1の上端との間の隙間等により外界に連通させれ ば良い。
【0013】 更に、上側尿受け室4の内面に尿量を示す表示を行ったり、筒状部材2,8や その外側の容器本体1が透明材料から構成されるときは容器本体1の外側等に尿 量を示す表示を行うことが出来る。又、筒状部材2,8の底部をフロート弁6の 遊嵌後に底板で閉塞することにより、コップ状容器本体1を省くことも可能であ る。
【0014】
以上のように本考案の検査用尿受け容器によれば、排尿をその最初から上側尿 受け室4で受けるだけで、特別な操作を行うことなしに、その排尿開始からの適 量(20ml程度)の初期尿は下側尿受け室内に分離収納し、それ以後の中間尿の みを上側尿受け室内に分離収納することが出来る。従って、初期尿が除去された 中間尿のみが要求される細菌検査に際しては、検査対象尿として、上側尿受け室 内の中間尿のみをスポイト等で採取すれば良く、患者(被験者)に排尿を一時中 断させるというような負担を全くかけることなく、中間尿のみを効果的に採取す ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】 同平面図である。
【図3】 第二実施例を示す縦断側面図である。
【図4】 同平面図である。
1…コップ状容器本体、 2…筒状部材、 3…小径通路、 4…上側尿受け室、 5…下側尿受け室、 6…フロート弁、 7…空気流通路、 8…薄板製鼓形筒状部材、 9…パイプ、 10…小孔。
Claims (3)
- 【請求項1】上端が開放された上側の尿受け室と閉塞さ
れた下側の尿受け室、及び上側尿受け室の下端と下側尿
受け室の上端とを連通させる上下方向の小径通路を設
け、下側尿受け室内に尿が充満したときに前記小径通路
の下側尿受け室側を浮力で閉塞するフロート弁を設けて
成る検査用尿受け容器。 - 【請求項2】前記フロート弁により閉塞された下側尿受
け室内の上端近傍に連通する空気流通路を設けて成る請
求項1に記載の検査用尿受け容器。 - 【請求項3】コップ状容器本体内に、上下両端が開放さ
れ且つ中間に小径通路を有する筒状部材を内嵌固定し
て、前記小径通路の上下両側を前記上下両尿受け室とし
て成る請求項1又は2に記載の検査用尿受け容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7095791U JPH0723746Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 検査用尿受け容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7095791U JPH0723746Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 検査用尿受け容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514917U true JPH0514917U (ja) | 1993-02-26 |
| JPH0723746Y2 JPH0723746Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=13446513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7095791U Expired - Lifetime JPH0723746Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 検査用尿受け容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723746Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007527519A (ja) * | 2003-06-28 | 2007-09-27 | ピーター・エイ・ケイ・ヨン | 二重チャンバー式の液体受け取り収容装置 |
| JP2012509489A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | ナイト サイエンティフィック リミテッド | 初尿採取器 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP7095791U patent/JPH0723746Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007527519A (ja) * | 2003-06-28 | 2007-09-27 | ピーター・エイ・ケイ・ヨン | 二重チャンバー式の液体受け取り収容装置 |
| JP2012509489A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | ナイト サイエンティフィック リミテッド | 初尿採取器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0723746Y2 (ja) | 1995-05-31 |
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Legal Events
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