JPH0514923U - 車輪速センサのパルスロータ - Google Patents
車輪速センサのパルスロータInfo
- Publication number
- JPH0514923U JPH0514923U JP6290391U JP6290391U JPH0514923U JP H0514923 U JPH0514923 U JP H0514923U JP 6290391 U JP6290391 U JP 6290391U JP 6290391 U JP6290391 U JP 6290391U JP H0514923 U JPH0514923 U JP H0514923U
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- rotor
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案は、コスト低減及び破損防止を共に
図れる車輪速センサのパルスロータを提供することにあ
る。 【構成】 ここでは、リング状の本体20と、本体20
に支持される多数の磁性体片22から成る磁気発生部2
1を備え、磁気発生部21に対設された電磁ピックアッ
プ17に電圧変化を検出させるもので、特に、多数の磁
性体の細棒25と樹脂層Pから成る円筒基材Bを用い、
同円筒基材Bを輪切りにしたロータ基材Rより本体20
及び磁気発生部21が形成されることを特徴とする。
図れる車輪速センサのパルスロータを提供することにあ
る。 【構成】 ここでは、リング状の本体20と、本体20
に支持される多数の磁性体片22から成る磁気発生部2
1を備え、磁気発生部21に対設された電磁ピックアッ
プ17に電圧変化を検出させるもので、特に、多数の磁
性体の細棒25と樹脂層Pから成る円筒基材Bを用い、
同円筒基材Bを輪切りにしたロータ基材Rより本体20
及び磁気発生部21が形成されることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は車輪と一体的に回転して車輪速情報を出力出来る車輪速センサのパル スロータ、特に、多数の磁性体片から成ると共に電磁ピックアップに対設される 磁気発生部を備えた車輪速センサのロータに関する。
【0002】
車両は急制動時や滑り易い路面での制動時に車輪ロックを生じやすく成り、こ のような場合、車輪ロックは車体のスリップを招くことより、安定した車体姿勢 と方向安定性が損なわれやすく成る。そこで、各車輪のロック傾向を車輪速セン サからの車輪速情報に基づいて検出し、車輪がロック傾向にある場合には一時的 にその車輪への制動力を削減し、車輪のロック傾向が無くなると再度制動力を加 えるというアンチロックブレーキ制御を行う装置が実用化されている。 このようなアンチロックブレーキ装置で用いられる車輪速センサは車輪と同心 的に一体回転するパルスロータと同ロータの環状の外周部に対設された電磁ピッ クアップとで構成されている。
【0003】 パルスロータ1は図5及び図6に示すように、車輪側に一体結合されるリング 状の主部2と主部2より中心線方向Xに延出する多数の磁性歯片3から成る磁気 発生部4とで構成されている。図示しない電磁ピックアップはロータの磁気発生 部4との対向状態の変化によって増減する磁気に応じた電圧変化を検出し、その 発生電圧の周波数情報が車輪速情報と比例することに基づき車速情報を検出出来 る。
【0004】 処で、パルスロータ1の多数の磁性歯片3から成る磁気発生部4は、環状に凹 凸部を形成され、通常、同部分は鉄等の強磁性体から成るリングを切削加工して 多数の磁性歯片3を環状に備えるように形成されている。なお切削加工に代えて 、主部2及び磁気発生部4が焼結合金で一体形成されることもあり、精密鋳造に よって製造されることもある。
【0005】
ところで、このように凹凸の磁気発生部4は同部が機械加工等によって総削り 加工されたり、特殊加工される結果、その製造コストが高い部品と成っている。 更に、このようなパルスロータの磁気発生部4は多数の磁性歯片3から成り、 この磁性歯片3が他部品と当たって損傷を受けると測定精度が低下することより 、このような場合には交換の必要が生じ車体下部に配備され、と鉄製等の強磁性 体部材は錆びに対する対策が必要と成り、問題と成っている。 本考案の目的は、コスト低減を図れる車輪速センサのパルスロータを提供する ことにある。
【0006】
上述の目的を達成するために本考案は、車輪と同心的に一体回転するリング状 の本体と、同本体に支持されると共に各々間隔を保って環状に配列された多数の 磁性体片から成る磁気発生部を備え、上記磁気発生部に対設された電磁ピックア ップに磁束変化に応じた電圧変化を検出させるもので、特に、互いに所定間隔を 保って環状に並列配備された多数の磁性体の細棒を樹脂によって円筒状に型込め して成形された円筒基材を用い、同円筒基材を輪切りして得たロータ基材によっ て上記本体及び磁気発生部が形成されていることを特徴としている。
【0007】
互いに所定間隔を保って環状に並列配備された多数の磁性体の細棒を樹脂によ って円筒状に型込めして成形された円筒基材を用い、本体及び磁気発生部が円筒 基材を輪切りして得たロータ基材によって形成され、製造が容易化されるように なる。
【0008】
図1には本考案の一実施例としての車輪速センサのパルスロータが示され、こ のパルスロータ10に対設された電磁ピックアップ17とで車輪速センサが構成 されている。 ここで、フロントハブ11は図示しないサスペンションを介して車体に支持さ れるナックル12に枢着されている。なお、フロントハブ11にはその外側面に ブレーキディスク13及び図示しないホイールがナット14やハブボルト15に よって一体的に締め付け装着される。更に、フロントハブ11の内側には環状の 取付段部16が形成され、同取付段部16にパルスロータ10が嵌合され接着さ れている。
【0009】 電磁ピックアップ17はバックプレート18及びブラケット19を貫通してパ ルスロータ10に対設され、主要部はナックル12の取付穴に一体的に支持され ている。この電磁ピックアップ17はロータ10に対設される電極や、電極に磁 力線を発生させる図示しない永久磁石や、電極内の磁束密度の変化に応じて発生 電圧を変化させる図示しないコイルとから成る周知の構成を採る。 ここでパルスロータ10は図2(a),(b)に示すように、回転中心線方向 Xに本体20及び磁気発生部21を連続形成したリング状を成す。ここで、本体 20及び磁気発生部21は、回転中心線方向Xに長い多数の磁性体片22と各磁 性体片22間に充填される樹脂の隙間充填層23とこの隙間充填層23及び多数 の磁性体片22を環状に覆う樹脂の環状樹脂層24とで構成されている。ここで 、環状樹脂層24は各隙間充填層23と一体化し、パルスロータ10全体の一体 化を達成している。
【0010】 ここで、隙間充填層23及び多数の磁性体片22は連続する内周壁を備え、こ のうち本体20側の内周壁の内径D1より磁気発生部21側の内周壁の内径D2 が小さく形成され、これにより、環状の取付段部16に本体20側が確実に嵌着 され、しかも比較的幅のある磁気発生部21側を電磁ピックアップ17に確実に 対向配備させることかできる。なお、環状の取付段部16は接着剤によって本体 20を接着支持するが、場合によっては両接合面間に螺子溝を形成し、両者を螺 子結合させても良く、圧入によって一体結合させても良い。 このような形状のロータ10は図3及び図4に示すような手順で製作されてい る。
【0011】 ここでは、まず、断面矩形の鉄製の細棒25が多数用意され、これらは図示し ない円筒形のキャビティーを備えた鋳型内に型込めされる。この場合、各細棒2 5はキャビティーの長手方向に向けて、互いに所定間隔を保って環状に並列配備 される。その上で、合成樹脂、例えば、耐熱性の高いポリプロピレンがキャビテ ィー内の隙間である各細棒25間や環状外周部に注入されて、形込め成形が成さ れる。この結果、図3(a),(b)に示すような多数の細棒25を樹脂によっ て円筒状に型込めして成形された円筒基材Bが製作される。
【0012】 次に、図4(a)に示す様に、が順次製作される。 この後、各ロータ基材Rは旋盤等によってその内壁の要部を切削加工され、第 4図(b)に示す様に内径D1の主部20と、内径D2の磁気発生部21が形成 される。この結果、磁気発生部21側の切断された細棒25が各磁性体片22を 成し、切断された細棒25間の各樹脂層が隙間充填層23を成し、キャビティー の環状外周部に注入されて成形された上で輪切りされたリング状の樹脂層が環状 樹脂層24を成すことと成る。このように製作されたパルスロータ10はその主 部20を車輪側のフロントハブ11の取付段部16に嵌合され、接着によって一 体化される。
【0013】 このようにフロントハブ11に一体結合されたパルスロータ10は、その磁気 発生部21を電磁ピックアップ17に所定間隔を隔てて対設される。これによっ て電磁ピックアップ17が各磁性体片22に接近した時と一対の磁性体片22の 谷間にある時との磁束密度の変化を十分に検出出来、この変化に応じた誘導起電 力の周波数変化より車輪速情報を検出出来、この車輪速情報に基づきアンチロッ クブレーキ制御を的確に行うことが出来る。
【0014】
【考案の効果】 以上の様に、本考案は、多数の磁性体の細棒と樹脂とで成形された円筒基材を 輪切りにして得たロータ基材より本体及び磁気発生部が形成されるので、製造が 容易化され、大量生産に適し、コスト低減を図れ、しかも磁気発生部のる車輪速 センサのパルスロータを提供することに製造が容易化されてコスト低減を図れ、 しかも、環状に配列された多数の磁性体片間の各隙間が樹脂で充填されるので各 磁性体片の側部が樹脂で覆われ破損することが少なくなり、この点で取付作業性 が向上する。
【図1】本考案の一実施例としての車輪速センサのパル
スロータを車両のフロントアクスルに装着した状態の部
分切欠側断面図である。
スロータを車両のフロントアクスルに装着した状態の部
分切欠側断面図である。
【図2】(a)は図1のパルスロータの全体斜視図、
(b)は同ロータの正面図である。
(b)は同ロータの正面図である。
【図3】(a)は図1のパルスロータの製造に用いる円
筒基材Bの製造行程図、(b)は同円筒基材Bの側面図
である。
筒基材Bの製造行程図、(b)は同円筒基材Bの側面図
である。
【図4】(a)は図1のパルスロータの製造に用いる円
筒基材Bよりロータ基材Rを切り取る行程の説明図、
(b)は同ロータ基材Rより図1のパルスロータを製造
する行程の説明図である。
筒基材Bよりロータ基材Rを切り取る行程の説明図、
(b)は同ロータ基材Rより図1のパルスロータを製造
する行程の説明図である。
【図5】従来のパルスロータの斜視図である。
【図6】図5のパルスロータの断面図である。
10 パルスロータ 11 フロントハブ 17 電磁ピックアップ 20 本体 21 磁気発生部 22 磁性体片 23 隙間充填層 24 環状樹脂層 25 細棒 R ロータ基材 B 円筒基材
Claims (1)
- 【請求項1】車輪と同心的に一体回転するリング状の本
体と、同本体に支持されると共に各々間隔を保って環状
に配列された多数の磁性体片から成る磁気発生部を備
え、上記磁気発生部に対設された電磁ピックアップに磁
束変化に応じた電圧変化を検出させる車輪速センサのパ
ルスロータにおいて、互いに所定間隔を保って環状に並
列配備された多数の磁性体の細棒を樹脂によって円筒状
に型込めして成形された円筒基材を用い、同円筒基材を
輪切りして得たロータ基材によって上記本体及び磁気発
生部が形成されていることを特徴とする車輪速センサの
パルスロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290391U JPH0514923U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 車輪速センサのパルスロータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6290391U JPH0514923U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 車輪速センサのパルスロータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514923U true JPH0514923U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13213681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6290391U Withdrawn JPH0514923U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 車輪速センサのパルスロータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514923U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004085972A1 (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-07 | Nsk Ltd. | エンコーダ付転がり軸受ユニット及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP6290391U patent/JPH0514923U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004085972A1 (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-07 | Nsk Ltd. | エンコーダ付転がり軸受ユニット及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |