JPH05149286A - ロータリコンプレツサ - Google Patents
ロータリコンプレツサInfo
- Publication number
- JPH05149286A JPH05149286A JP31695091A JP31695091A JPH05149286A JP H05149286 A JPH05149286 A JP H05149286A JP 31695091 A JP31695091 A JP 31695091A JP 31695091 A JP31695091 A JP 31695091A JP H05149286 A JPH05149286 A JP H05149286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- supply hole
- oil supply
- rotary shaft
- rotary compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小さな潤滑油室に大容量の潤滑油を収納で
き、かつ、製造が容易なロータリコンプレッサを提供す
る 【構成】 回転軸7の内部に圧縮室25,26およびベ
アリング20,22の摺接部に連通する給油孔34を穿
設し、この給油孔34の下端部に、上端部が給油孔34
に内接し、下端部が回転軸7下方に貯溜された潤滑油中
に開口した少なくとも2つの外径を有する円筒状ホルダ
ー35を装着し、このホルダー35と給油孔34の内部
に螺旋状の板片からなる吸込羽根36を組み入れた。
き、かつ、製造が容易なロータリコンプレッサを提供す
る 【構成】 回転軸7の内部に圧縮室25,26およびベ
アリング20,22の摺接部に連通する給油孔34を穿
設し、この給油孔34の下端部に、上端部が給油孔34
に内接し、下端部が回転軸7下方に貯溜された潤滑油中
に開口した少なくとも2つの外径を有する円筒状ホルダ
ー35を装着し、このホルダー35と給油孔34の内部
に螺旋状の板片からなる吸込羽根36を組み入れた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小さな潤滑油室内に多
量の潤滑油を貯溜でき、かつ、製造が容易なロータリコ
ンプレッサに関する。
量の潤滑油を貯溜でき、かつ、製造が容易なロータリコ
ンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】大形の空調機器は、その摺接部分に供給
する潤滑油の量が必然的に多くなり、このため、予め空
調機器の内部に大量の潤滑油を封入する必要がある。一
般に大容量の潤滑油を必要するロータリコンプレッサ
は、電動機や圧縮装置等の機械部品をケーシングの上方
に集約的に組み込み、ケーシングの下部に大容量の潤滑
油室を形成し、さらに、回転軸と下部シリンダのシリン
ダカバーのベアリング部を下方に延設し、回転軸の給油
孔の下端が潤滑油中に開口するように構成されている。
する潤滑油の量が必然的に多くなり、このため、予め空
調機器の内部に大量の潤滑油を封入する必要がある。一
般に大容量の潤滑油を必要するロータリコンプレッサ
は、電動機や圧縮装置等の機械部品をケーシングの上方
に集約的に組み込み、ケーシングの下部に大容量の潤滑
油室を形成し、さらに、回転軸と下部シリンダのシリン
ダカバーのベアリング部を下方に延設し、回転軸の給油
孔の下端が潤滑油中に開口するように構成されている。
【0003】図3は、従来のロータリコンプレッサの縦
断面を示している。ロータリコンプレッサ51のコンプ
レッサ本体52は、密閉されたケーシング53を有して
いる。ケーシング内部には、モータ54とロータリ式の
圧縮装置55が上下直列的に配設されている。圧縮装置
55の下方には潤滑油室56が形成されている。潤滑油
室56の底部には、潤滑油Lが貯溜されている。モータ
54と圧縮装置55は、共通の回転軸57を有してい
る。モータ54の回転子58と圧縮装置55のローラ5
9は、回転軸57を介して一体に回転するように構成さ
れている。圧縮装置55のシリンダ上面と下面には、シ
リンダ開口面を覆うためのフランジ部を有するメインベ
アリング60と、サブベアリング61がそれぞれ装着さ
れている。メインベアリング60には、圧縮された冷媒
の脈動を緩衝する上部マフラー62が装着され、サブベ
アリング61には同様の下部マフラー63がそれぞれ固
定されている。回転軸57には、給油孔64が軸方向に
穿設され、この給油孔64の内部には板片を螺旋状に捩
った吸込羽根65が組み込まれている。この吸込羽根6
5と回転軸57の下端面には、中心部に開口を有するス
ラストプレート66が装着されている。スラストプレー
ト66は、板ばね状の弾性シール部品67を介して下部
マフラー63によって支承され、回転軸57の荷重はス
ラストプレート66によって支承されている。この従来
のロータリコンプレッサ51では、潤滑油の貯溜量を増
やすために、モータ54と圧縮装置55をケーシング5
3の上方部分に集約的に組み込み、潤滑油室56の容積
を大きくしている。潤滑油室56の底部の潤滑油Lを余
すことなく汲み上げるようにするために、前記サブベア
リング61の軸受部68は潤滑油室56の底部に達する
ように下方に延設されている。上記構造の従来のロータ
リコンプレッサ1では、モータ54の回転により、回転
軸57を介して圧縮装置55のローラ59が回転駆動さ
れ、冷媒が圧縮される。回転軸57の回転に伴って、回
転軸57の内部の吸込羽根65が回転し、その下端から
潤滑油Lを汲み上げることができる。潤滑油Lは、図の
矢印Lに示すように、給油孔64の内部を上昇し、給油
細孔69を通って、圧縮室や各ベアリングの摺接部に供
給される。
断面を示している。ロータリコンプレッサ51のコンプ
レッサ本体52は、密閉されたケーシング53を有して
いる。ケーシング内部には、モータ54とロータリ式の
圧縮装置55が上下直列的に配設されている。圧縮装置
55の下方には潤滑油室56が形成されている。潤滑油
室56の底部には、潤滑油Lが貯溜されている。モータ
54と圧縮装置55は、共通の回転軸57を有してい
る。モータ54の回転子58と圧縮装置55のローラ5
9は、回転軸57を介して一体に回転するように構成さ
れている。圧縮装置55のシリンダ上面と下面には、シ
リンダ開口面を覆うためのフランジ部を有するメインベ
アリング60と、サブベアリング61がそれぞれ装着さ
れている。メインベアリング60には、圧縮された冷媒
の脈動を緩衝する上部マフラー62が装着され、サブベ
アリング61には同様の下部マフラー63がそれぞれ固
定されている。回転軸57には、給油孔64が軸方向に
穿設され、この給油孔64の内部には板片を螺旋状に捩
った吸込羽根65が組み込まれている。この吸込羽根6
5と回転軸57の下端面には、中心部に開口を有するス
ラストプレート66が装着されている。スラストプレー
ト66は、板ばね状の弾性シール部品67を介して下部
マフラー63によって支承され、回転軸57の荷重はス
ラストプレート66によって支承されている。この従来
のロータリコンプレッサ51では、潤滑油の貯溜量を増
やすために、モータ54と圧縮装置55をケーシング5
3の上方部分に集約的に組み込み、潤滑油室56の容積
を大きくしている。潤滑油室56の底部の潤滑油Lを余
すことなく汲み上げるようにするために、前記サブベア
リング61の軸受部68は潤滑油室56の底部に達する
ように下方に延設されている。上記構造の従来のロータ
リコンプレッサ1では、モータ54の回転により、回転
軸57を介して圧縮装置55のローラ59が回転駆動さ
れ、冷媒が圧縮される。回転軸57の回転に伴って、回
転軸57の内部の吸込羽根65が回転し、その下端から
潤滑油Lを汲み上げることができる。潤滑油Lは、図の
矢印Lに示すように、給油孔64の内部を上昇し、給油
細孔69を通って、圧縮室や各ベアリングの摺接部に供
給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のロータリコンプレッサは、潤滑油室を大きくするため
に、モータや圧縮装置をロータリコンプレッサのケーシ
ング内部上方の狭い空間にに組み込むことになり、設計
および製造が困難であった。また、サブベアリングの軸
受部を下方に延設しなければならないので、ロータリコ
ンプレッサ全体の重量が増加する。また、バルブカバー
の深さが深くなるので、絞り加工によって形成されるバ
ルブカバーの製造が困難であった。また、上記従来のロ
ータリコンプレッサでは、サブベアリングの軸受部とバ
ルブカバーの下端部が潤滑油中に浸漬するので、バルブ
カバーが占める容積によって潤滑油を貯溜できる容積が
減少し、潤滑油室の容積を大きくしたのにも拘らず、潤
滑油の収納量が少ないという問題があった。そこで、本
発明の目的は、小さな潤滑油室に大容量の潤滑油を収納
でき、かつ、製造が容易なロータリコンプレッサを提供
することにある。
のロータリコンプレッサは、潤滑油室を大きくするため
に、モータや圧縮装置をロータリコンプレッサのケーシ
ング内部上方の狭い空間にに組み込むことになり、設計
および製造が困難であった。また、サブベアリングの軸
受部を下方に延設しなければならないので、ロータリコ
ンプレッサ全体の重量が増加する。また、バルブカバー
の深さが深くなるので、絞り加工によって形成されるバ
ルブカバーの製造が困難であった。また、上記従来のロ
ータリコンプレッサでは、サブベアリングの軸受部とバ
ルブカバーの下端部が潤滑油中に浸漬するので、バルブ
カバーが占める容積によって潤滑油を貯溜できる容積が
減少し、潤滑油室の容積を大きくしたのにも拘らず、潤
滑油の収納量が少ないという問題があった。そこで、本
発明の目的は、小さな潤滑油室に大容量の潤滑油を収納
でき、かつ、製造が容易なロータリコンプレッサを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のロータリコンプレッサは、回転軸内に回転軸
下端面から開口し、圧縮室およびベアリングの摺接部に
連通する給油孔を穿設し、この給油孔の下端部に、一端
が給油孔に内接し、他端が回転軸下方に貯溜された潤滑
油中に開口した少なくとも2つの外径を有する円筒状ホ
ルダーを装着し、このホルダーと給油孔内に板状の吸込
羽根を組み込んだ構成としている。
に本発明のロータリコンプレッサは、回転軸内に回転軸
下端面から開口し、圧縮室およびベアリングの摺接部に
連通する給油孔を穿設し、この給油孔の下端部に、一端
が給油孔に内接し、他端が回転軸下方に貯溜された潤滑
油中に開口した少なくとも2つの外径を有する円筒状ホ
ルダーを装着し、このホルダーと給油孔内に板状の吸込
羽根を組み込んだ構成としている。
【0006】
【作用】本発明のロータリコンプレッサは、回転軸内に
給油孔を穿設し、この給油孔の下端部に、一端が給油孔
に内接し、他端が潤滑油室の潤滑油中に開口した少なく
とも2つの外径を有する円筒状ホルダーを装着し、この
ホルダーと給油孔の内部に板状の吸込羽根を組み込んで
いるので、吸込羽根とホルダーによって回転軸の下方の
潤滑油を汲み上げることができる。すなわち、本発明の
ロータリコンプレッサによれば、吸込羽根とホルダーの
下端のみを潤滑油中に浸漬すれば、潤滑油を汲み上げる
ことができるので、吸込羽根とホルダーを長く下方に突
出させるとともに、下部マフラーを浅い形状に形成する
ことにより、下部マフラーによって潤滑油を収容できる
容積が減少することを防止できる。このことにより、小
さな潤滑油室に多量な潤滑油を貯溜することができるロ
ータリコンプレッサを得ることができ、また、下部マフ
ラーを浅い形状に形成するので、絞り加工によって形成
される下部マフラーの製造が容易となり、全体として製
造容易なロータリコンプレッサを得ることができる。
給油孔を穿設し、この給油孔の下端部に、一端が給油孔
に内接し、他端が潤滑油室の潤滑油中に開口した少なく
とも2つの外径を有する円筒状ホルダーを装着し、この
ホルダーと給油孔の内部に板状の吸込羽根を組み込んで
いるので、吸込羽根とホルダーによって回転軸の下方の
潤滑油を汲み上げることができる。すなわち、本発明の
ロータリコンプレッサによれば、吸込羽根とホルダーの
下端のみを潤滑油中に浸漬すれば、潤滑油を汲み上げる
ことができるので、吸込羽根とホルダーを長く下方に突
出させるとともに、下部マフラーを浅い形状に形成する
ことにより、下部マフラーによって潤滑油を収容できる
容積が減少することを防止できる。このことにより、小
さな潤滑油室に多量な潤滑油を貯溜することができるロ
ータリコンプレッサを得ることができ、また、下部マフ
ラーを浅い形状に形成するので、絞り加工によって形成
される下部マフラーの製造が容易となり、全体として製
造容易なロータリコンプレッサを得ることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について添付の図面を参
照して説明する。図1は、本発明のロータリコンプレッ
サの縦断面を示している。ロータリコンプレッサ1は、
従来と同様コンプレッサ本体2と気液分離器3を有して
いる。コンプレッサ本体2はケーシング4を有し、ケー
シング4の内部には、モータ5とロータリ式の圧縮装置
6が上下直列的に配設されている。モータ5と圧縮装置
6は、共通の回転軸7を有、モータ5の回転子8と圧縮
装置6のローラは、回転軸7を介して一体に回転するよ
うに構成されている。圧縮装置6は、上部圧縮部10と
下部圧縮部11からなる上下2段の構造を有している。
上部圧縮部10は上部シリンダ12と、上部ローラ13
と、図示しない上部ベーンとによって構成されている。
上部シリンダ12はボルト14によってケーシング4の
内周面に固定されたフレーム15に固定されている。上
部ローラ13は上部シリンダ12の内部に配置され、回
転軸7の外周面に偏心的に固定されている。上部圧縮部
10の下方には仕切板16を介して下部圧縮部11が配
設されている。この下部圧縮部11は、下部シリンダ1
7と下部ローラ18と下部ベーン19とによって構成さ
れている。下部ローラ18は、上部ローラ13と反対の
方向に偏心して回転軸7の外周面に固定されている。上
部圧縮部10の上面にはフランジ部21を有するメイン
ベアリング20が配設されている。一方、下部圧縮部1
1の下面にも同様のサブベアリング23が配設されてい
る。メインベアリング20と、上部圧縮部10と、下部
圧縮部11と、サブベアリング22は、複数の通しボル
ト24によって一体に締結されている。上記上部シリン
ダ12と下部シリンダ17には、上部圧縮室25と下部
圧縮室26とに連通する吸入管27,28がそれぞれ挿
入されている。メインベアリング20とサブベアリング
22には、それぞれ吐出バルブ29が設けられている。
このメインベアリング20の上面と、サブベアリング2
2の下面には、それぞれ吐出バルブ29を内包し、吐出
バルブ29から吐出される高圧の冷媒の脈動を緩衝する
上部マフラー30と下部マフラー31が設けられてい
る。圧縮装置6の下方のケーシング4内の空間には、潤
滑油室32が形成されている。この潤滑油室32には潤
滑油Lが貯溜されている。回転軸7には、給油細孔33
を介して圧縮室25,26やベアリング20,22の摺
接部に潤滑油Lを供給する給油孔34が穿設されてい
る。給油孔34の下端には、上端部が給油孔34に内接
し、下端が潤滑油L中に開口するホルダー35が装着さ
れている。給油孔34とホルダー35の内部には、板片
を螺旋状に捩った吸込羽根36が組み込まれている。こ
の給油孔34と吸込羽根36とホルダー35は、ロータ
リコンプレッサ1のオイルポンプ37として機能してい
る。
照して説明する。図1は、本発明のロータリコンプレッ
サの縦断面を示している。ロータリコンプレッサ1は、
従来と同様コンプレッサ本体2と気液分離器3を有して
いる。コンプレッサ本体2はケーシング4を有し、ケー
シング4の内部には、モータ5とロータリ式の圧縮装置
6が上下直列的に配設されている。モータ5と圧縮装置
6は、共通の回転軸7を有、モータ5の回転子8と圧縮
装置6のローラは、回転軸7を介して一体に回転するよ
うに構成されている。圧縮装置6は、上部圧縮部10と
下部圧縮部11からなる上下2段の構造を有している。
上部圧縮部10は上部シリンダ12と、上部ローラ13
と、図示しない上部ベーンとによって構成されている。
上部シリンダ12はボルト14によってケーシング4の
内周面に固定されたフレーム15に固定されている。上
部ローラ13は上部シリンダ12の内部に配置され、回
転軸7の外周面に偏心的に固定されている。上部圧縮部
10の下方には仕切板16を介して下部圧縮部11が配
設されている。この下部圧縮部11は、下部シリンダ1
7と下部ローラ18と下部ベーン19とによって構成さ
れている。下部ローラ18は、上部ローラ13と反対の
方向に偏心して回転軸7の外周面に固定されている。上
部圧縮部10の上面にはフランジ部21を有するメイン
ベアリング20が配設されている。一方、下部圧縮部1
1の下面にも同様のサブベアリング23が配設されてい
る。メインベアリング20と、上部圧縮部10と、下部
圧縮部11と、サブベアリング22は、複数の通しボル
ト24によって一体に締結されている。上記上部シリン
ダ12と下部シリンダ17には、上部圧縮室25と下部
圧縮室26とに連通する吸入管27,28がそれぞれ挿
入されている。メインベアリング20とサブベアリング
22には、それぞれ吐出バルブ29が設けられている。
このメインベアリング20の上面と、サブベアリング2
2の下面には、それぞれ吐出バルブ29を内包し、吐出
バルブ29から吐出される高圧の冷媒の脈動を緩衝する
上部マフラー30と下部マフラー31が設けられてい
る。圧縮装置6の下方のケーシング4内の空間には、潤
滑油室32が形成されている。この潤滑油室32には潤
滑油Lが貯溜されている。回転軸7には、給油細孔33
を介して圧縮室25,26やベアリング20,22の摺
接部に潤滑油Lを供給する給油孔34が穿設されてい
る。給油孔34の下端には、上端部が給油孔34に内接
し、下端が潤滑油L中に開口するホルダー35が装着さ
れている。給油孔34とホルダー35の内部には、板片
を螺旋状に捩った吸込羽根36が組み込まれている。こ
の給油孔34と吸込羽根36とホルダー35は、ロータ
リコンプレッサ1のオイルポンプ37として機能してい
る。
【0008】図2は、回転軸7の下端部を拡大して示し
ている。回転軸7の下端部はフランジ部23を有するサ
ブベアリング22内に挿入され、回転自在に支承されて
いる。このサブベアリング22と回転軸7の下端面に
は、給油孔34の内径より小径な開口を有するスラスト
プレート38が配設されている。このスラストプレート
38は板ばね状の弾性シール部品39を介して下部マフ
ラー31によって支持されている。下部マフラー31の
下面中心部には開口31aが設けられている。下部マフ
ラー31は複数のボルト40によってサブベアリング2
2に固定されている。回転軸7の荷重は、下部マフラー
31に支承されたスラストプレート38によって支承さ
れている。下部マフラー31の内部に形成された空間
は、弾性シール部品39とサブベアリング22と接する
周縁部においてシールされている。回転軸7の給油孔3
4の下端部には、ホルダー35が挿入されている。この
ホルダー35は、図に示すように、大径部35aと小径
部35bを有し、大径部35aと小径部35bの段部3
5cにおいてスラストプレート38の開口と係合してい
る。ホルダー35は、上端の大径部35aが給油孔34
に内接し、小径部35bが回転軸7の下方に突出し、下
端が潤滑油室32のに貯溜された潤滑油中に浸漬する状
態で係止している。このホルダー35の下端の開口35
dは、小径部35bよりさらに小さな内径を有してい
る。このホルダー35と給油孔34の内部には、吸込羽
根36が組み込まれている。この吸込羽根36は、下端
がホルダー35の下端開口35dの縁と係合し、上端が
潤滑油Lを供給すべき摺接部の高さに達している。
ている。回転軸7の下端部はフランジ部23を有するサ
ブベアリング22内に挿入され、回転自在に支承されて
いる。このサブベアリング22と回転軸7の下端面に
は、給油孔34の内径より小径な開口を有するスラスト
プレート38が配設されている。このスラストプレート
38は板ばね状の弾性シール部品39を介して下部マフ
ラー31によって支持されている。下部マフラー31の
下面中心部には開口31aが設けられている。下部マフ
ラー31は複数のボルト40によってサブベアリング2
2に固定されている。回転軸7の荷重は、下部マフラー
31に支承されたスラストプレート38によって支承さ
れている。下部マフラー31の内部に形成された空間
は、弾性シール部品39とサブベアリング22と接する
周縁部においてシールされている。回転軸7の給油孔3
4の下端部には、ホルダー35が挿入されている。この
ホルダー35は、図に示すように、大径部35aと小径
部35bを有し、大径部35aと小径部35bの段部3
5cにおいてスラストプレート38の開口と係合してい
る。ホルダー35は、上端の大径部35aが給油孔34
に内接し、小径部35bが回転軸7の下方に突出し、下
端が潤滑油室32のに貯溜された潤滑油中に浸漬する状
態で係止している。このホルダー35の下端の開口35
dは、小径部35bよりさらに小さな内径を有してい
る。このホルダー35と給油孔34の内部には、吸込羽
根36が組み込まれている。この吸込羽根36は、下端
がホルダー35の下端開口35dの縁と係合し、上端が
潤滑油Lを供給すべき摺接部の高さに達している。
【0009】上記構造に基づいて、以下に本発明の作用
について説明する。図1を用いてロータリコンプレッサ
1の作動中の冷媒の流れについて説明する。モータ5の
起動によって回転軸7が方向Rに回転し、回転軸7を介
して圧縮部10,11のローラ13,18は偏心的に回
転する。ローラ13,18の回転によって、低圧の冷媒
が吸入管27,28を経て圧縮室25,26に取り入れ
られ、ローラ13,18の回転によって圧縮され、吐出
バルブ29を経てマフラー30,31内に吐出される。
マフラー30,31内に吐出された高圧の冷媒は、マフ
ラー30,31によって脈動が緩衝された後に、マフラ
ー30,31の外部に流出する。マフラー30,31か
ら流出した冷媒は、モータ5の各構成部品の間の間隙を
通って、ケーシング4上面に取り付けられた吐出管41
から外部の冷媒の高圧流路に吐出される。図1に示す矢
印Gは冷媒の流路を示している。
について説明する。図1を用いてロータリコンプレッサ
1の作動中の冷媒の流れについて説明する。モータ5の
起動によって回転軸7が方向Rに回転し、回転軸7を介
して圧縮部10,11のローラ13,18は偏心的に回
転する。ローラ13,18の回転によって、低圧の冷媒
が吸入管27,28を経て圧縮室25,26に取り入れ
られ、ローラ13,18の回転によって圧縮され、吐出
バルブ29を経てマフラー30,31内に吐出される。
マフラー30,31内に吐出された高圧の冷媒は、マフ
ラー30,31によって脈動が緩衝された後に、マフラ
ー30,31の外部に流出する。マフラー30,31か
ら流出した冷媒は、モータ5の各構成部品の間の間隙を
通って、ケーシング4上面に取り付けられた吐出管41
から外部の冷媒の高圧流路に吐出される。図1に示す矢
印Gは冷媒の流路を示している。
【0010】次に図2を用いて、潤滑油Lの流れについ
て説明する。上述したようにロータリコンプレッサ1の
作動中、回転軸7は図2に示す方向Rに回転する。ホル
ダー35及び吸込羽根36は、回転軸7の回転に伴って
方向Rに回転する。吸込羽根36は、螺旋状の形状を有
し、下端が潤滑油L中に浸漬されているので、その回転
によって潤滑油Lがホルダー35と給油孔34の内部を
上昇し、給油細孔33から圧縮室25,26やベアリン
グ20,22の各摺接部に供給される。図2の矢印L
は、下部圧縮部11のローラ18の摺接部と下部ベアリ
ング22の摺接部に供給される潤滑油Lの流路を示して
いる。
て説明する。上述したようにロータリコンプレッサ1の
作動中、回転軸7は図2に示す方向Rに回転する。ホル
ダー35及び吸込羽根36は、回転軸7の回転に伴って
方向Rに回転する。吸込羽根36は、螺旋状の形状を有
し、下端が潤滑油L中に浸漬されているので、その回転
によって潤滑油Lがホルダー35と給油孔34の内部を
上昇し、給油細孔33から圧縮室25,26やベアリン
グ20,22の各摺接部に供給される。図2の矢印L
は、下部圧縮部11のローラ18の摺接部と下部ベアリ
ング22の摺接部に供給される潤滑油Lの流路を示して
いる。
【0011】本実施例のロータリコンプレッサ1は、下
部マフラー31の深さdが小さく形成されており、下部
マフラー31自体が潤滑油Lの内部に浸漬することがな
い。これに対し、吸込羽根36とホルダー35は下方に
突出し、その下端は潤滑油L中に浸漬しているので、潤
滑油Lを吸い上げることができる。すなわち、本実施例
のロータリコンプレッサ1によれば、潤滑油室32内の
潤滑油Lを収容できる有効容積が下部マフラー31によ
って減少することないので、小さな潤滑油室32内に多
量の潤滑油Lを貯溜することができる。また、下部マフ
ラー31の深さdが小さいので、絞り加工による下部マ
フラー31の製造が容易になり、全体として製造容易な
ロータリコンプレッサ1を得ることができる。なお、上
記実施例では、ホルダー35は大径部35aと小径部3
5bを有し、段部35cでスラストプレート38と係合
しているが、ホルダー35は、上記の形状に限られるこ
となく、例えばテーパー状の形状を有し、所定の位置で
スラストプレート38と係合するようにしても良い。
部マフラー31の深さdが小さく形成されており、下部
マフラー31自体が潤滑油Lの内部に浸漬することがな
い。これに対し、吸込羽根36とホルダー35は下方に
突出し、その下端は潤滑油L中に浸漬しているので、潤
滑油Lを吸い上げることができる。すなわち、本実施例
のロータリコンプレッサ1によれば、潤滑油室32内の
潤滑油Lを収容できる有効容積が下部マフラー31によ
って減少することないので、小さな潤滑油室32内に多
量の潤滑油Lを貯溜することができる。また、下部マフ
ラー31の深さdが小さいので、絞り加工による下部マ
フラー31の製造が容易になり、全体として製造容易な
ロータリコンプレッサ1を得ることができる。なお、上
記実施例では、ホルダー35は大径部35aと小径部3
5bを有し、段部35cでスラストプレート38と係合
しているが、ホルダー35は、上記の形状に限られるこ
となく、例えばテーパー状の形状を有し、所定の位置で
スラストプレート38と係合するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように本発明の
ロータリコンプレッサによれば、回転軸内に給油孔を穿
設し、この給油孔の下端部に、一端が給油孔に内接し、
他端が潤滑油室の潤滑油中に開口した少なくとも2つの
外径を有する円筒状のホルダーを装着し、このホルダー
と給油孔の内部に板状吸込羽根を組み込んでいるので、
回転軸の回転によって、潤滑油がホルダーを通って給油
孔の内部を上昇し、圧縮室やベアリングの摺接部に供給
される。すなわち、下部マフラーを浅い形状に形成し、
下部マフラーが潤滑油室中の潤滑油を排除しないように
することにより、圧縮室の内部の潤滑油を収容できる比
率が増加し、小さな潤滑油室に多量の潤滑油を貯溜でき
るロータリコンプレッサを得ることができる。また、下
部マフラーを浅い形状に形成できるので、絞り加工によ
って製造されるマフラーの製造が容易になり、全体とし
て製造容易なロータリコンプレッサを得ることができ
る。
ロータリコンプレッサによれば、回転軸内に給油孔を穿
設し、この給油孔の下端部に、一端が給油孔に内接し、
他端が潤滑油室の潤滑油中に開口した少なくとも2つの
外径を有する円筒状のホルダーを装着し、このホルダー
と給油孔の内部に板状吸込羽根を組み込んでいるので、
回転軸の回転によって、潤滑油がホルダーを通って給油
孔の内部を上昇し、圧縮室やベアリングの摺接部に供給
される。すなわち、下部マフラーを浅い形状に形成し、
下部マフラーが潤滑油室中の潤滑油を排除しないように
することにより、圧縮室の内部の潤滑油を収容できる比
率が増加し、小さな潤滑油室に多量の潤滑油を貯溜でき
るロータリコンプレッサを得ることができる。また、下
部マフラーを浅い形状に形成できるので、絞り加工によ
って製造されるマフラーの製造が容易になり、全体とし
て製造容易なロータリコンプレッサを得ることができ
る。
【図1】本発明のロータリコンプレッサの縦断面図。
【図2】本発明のロータリコンプレッサの下部を拡大し
て示した縦断面図。
て示した縦断面図。
【図3】従来のロータリコンプレッサの縦断面図。
1 ロータリコンプレッサ 5 モータ 6 圧縮装置 7 回転軸 20 メインベアリング 22 サブベアリング 25 上部圧縮室 26 下部圧縮室 34 給油孔 35 ホルダー 36 吸込羽根 37 オイルポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸内に回転軸下端面から開口し、圧縮
室およびベアリングの摺接部に連通する給油孔を穿設し
たロータリコンプッレッサにおいて、前記給油孔の下端
部に、一端が給油孔に内接し、他端が前記回転軸下方に
貯溜された潤滑油中に開口した少なくとも2つの外径を
有する円筒状ホルダーを装着し、このホルダー内に板状
の吸込羽根を組み込んだことを特徴とするロータリコン
プレッサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31695091A JPH05149286A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ロータリコンプレツサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31695091A JPH05149286A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ロータリコンプレツサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149286A true JPH05149286A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18082744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31695091A Pending JPH05149286A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ロータリコンプレツサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05149286A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011074798A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 回転圧縮機 |
| JP2013217281A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Mitsubishi Electric Corp | ロータリー式圧縮機 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP31695091A patent/JPH05149286A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011074798A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Sanyo Electric Co Ltd | 回転圧縮機 |
| JP2013217281A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Mitsubishi Electric Corp | ロータリー式圧縮機 |
| CZ306347B6 (cs) * | 2012-04-09 | 2016-12-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotační kompresor |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0472998B2 (ja) | ||
| JPH05149269A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| KR100657038B1 (ko) | 유체압축기 | |
| JPH0932752A (ja) | スクロール式圧縮機 | |
| JPH0942181A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JP6607971B2 (ja) | ロータリ圧縮機の製造方法 | |
| KR20060051788A (ko) | 압축기 | |
| JPH07103171A (ja) | 冷媒圧縮機 | |
| JP4690516B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JPH05149286A (ja) | ロータリコンプレツサ | |
| JP2603028Y2 (ja) | 密閉形圧縮機及びその潤滑油供給装置 | |
| JPH05149274A (ja) | スクロール式圧縮機 | |
| JP4832040B2 (ja) | 圧縮機 | |
| KR100629870B1 (ko) | 횡형 압축기의 윤활 시스템 | |
| JP2005201171A (ja) | 圧縮機の潤滑機構 | |
| JPH05312172A (ja) | ローリングピストン型圧縮機 | |
| JPH1047283A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH04262088A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH062673A (ja) | 密閉横形スクロール流体機械 | |
| JP4848844B2 (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP3574904B2 (ja) | 密閉式容積形圧縮機 | |
| JP2005220781A (ja) | 横型多段回転圧縮機 | |
| JP4301122B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH0727061A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH07279867A (ja) | スクロール型コンプレッサ |