JPH05149442A - 回転用シール - Google Patents

回転用シール

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JPH05149442A
JPH05149442A JP3341883A JP34188391A JPH05149442A JP H05149442 A JPH05149442 A JP H05149442A JP 3341883 A JP3341883 A JP 3341883A JP 34188391 A JP34188391 A JP 34188391A JP H05149442 A JPH05149442 A JP H05149442A
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seal
seal element
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shaft member
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Hiromi Obata
博美 小畑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の高圧化や回転軸の高速化に対しても、
充分な密封性を得ることができ、気体・液体何れの流体
に対しても確実に密封できる回転用シールを提供する。 【構成】 平円環状シールエレメントを軸方向へ折曲
て、シールエレメントを回転軸部材3の外周面4に摺接
させる回転用シール1であって、シールエレメントを2
つ並設し、一方のシールエレメント8aの摺接面11a側
に複数の同心円溝M1 …を形成すると共に、他方のシー
ルエレメント8bの摺接面11b側に螺旋溝Hを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転軸に使用されるシー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンプレッサ等の回転軸のシール
として、ゴムリップシールやメカニカルシールを使用し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴムリップシ
ールは、環境問題に起因する冷媒R12からR134 aへの
変更に伴うゴム材料と冷媒の不適合性の問題や、ゴム中
へ溶解した冷媒が圧力・温度変化に追従不足で発生する
ブリスタの問題があった。しかも、シール性能に限界が
あるため、今後の使用雰囲気での流体の高圧化(4kgf/
cm2 以上)や回転軸の高速化(6000rpm 以上)に伴う厳
しい条件下に於ては、充分な密封性を得ることができず
使用不可能となる問題があった。
【0004】また、メカニカルシールは、コンパクトで
ないためシールスペースが大きくなる、高価格、ガス漏
れが多く気体に対するシール性が乏しいという問題点が
あった。
【0005】そこで本発明は、流体の高圧化や回転軸の
高速化に対しても、充分な密封性を得ることができ、気
体・液体何れの流体に対しても確実に密封できる回転用
シールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、平円環状シールエレメントを軸方向へ折
曲て、該シールエレメントを回転軸部材の外周面に摺接
させる回転用シールであって、上記シールエレメントを
2つ並設し、一方の該シールエレメントの摺接面側に複
数の同心円溝を形成すると共に、他方の該シールエレメ
ントの摺接面側に螺旋溝を形成したものである。
【0007】
【作用】一方のシールエレメントに於ては、同心円溝に
よって、回転軸部材へのシールエレメントの接触面圧が
高くなり、液体のみならず気体をも密封でき、他方のシ
ールエレメントに於ては、螺旋溝と軸部材の回転力によ
って発生する回転流で、浸入する液体を流体側へ押戻
し、液体を密封できる。
【0008】このシールエレメントを2つ並設したこと
により、密封性が大幅に向上し、流体の高圧化や回転軸
の高速化に対しても、確実に流体漏れを防止できる。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
【0010】図1は本発明に係る回転用シールを示して
おり、この回転用シール1は、ケース等のハウジング2
の内周面に嵌着され、所定方向に回転する回転軸部材3
の外周面4に摺接し、液体又は気体の流体Rを密封す
る。
【0011】回転用シール1は、ゴムガスケット6と、
スペーサ7を介して2つのシールエレメント8a,8b
と、押え金具9とを並設して、環状金具5内に装着した
ものである。
【0012】10は、ハウジング2の内周面と環状金具5
の外周面との間に介装されたゴム系シーラントである。
【0013】シールエレメント8a,8bは、4ふっ化
エチレン樹脂等のふっ素系樹脂から成型され、成型後の
状態では、図2に示すように、夫々薄い平円環状であ
る。
【0014】そこで、図示省略のテーパシャンク等によ
り、各シールエレメント8a,8bの内径側を軸方向へ
押し加工して、図1の如く空隙S側から流体R側に折曲
げする。
【0015】したがって、回転用シール1の装着時に於
て、各シールエレメント8a,8bの摺接面11a,11b
が、回転軸部材3の外周面4に圧接する。
【0016】また、図2と図3に示すように、一方のシ
ールエレメント8aの摺接面11a側には、シールエレメ
ント8aの軸心Oを中心とする複数の同心円溝M1 ,M
2 …が、不等間隔のピッチP1 ,P2 …で、切込み等に
より形成される。
【0017】各同心円溝M1 ,M2 …は、シールエレメ
ント8aの内径側から外径側へいくに従って、ピッチP
1 ,P2 …が所定長さ分づつ───例えば0.3 〜0.4 mm
づつ───順次短くなる。
【0018】シールエレメント8aの内周縁と同心円溝
1 との(間隔)ピッチP0 は、ピッチP1 よりも上記
所定長さ分だけ長く設定される。
【0019】また、各同心円溝M1 ,M2 …は、微小な
一定幅で、シールエレメント8aの厚みの略半分の深さ
まで至り、摺接面11aに対して傾斜状───例えば40°
〜50°の傾斜角度θ1 ───となっている。
【0020】シールエレメント8aの摺接面11aを、図
4に示すように、回転軸部材3の外周面4に圧接した状
態に於て、各同心円溝M1 ,M2 …は、その断面形状が
鋭角三角形状に拡開し、同心円溝M1 ,M2 …の底部が
流体R側から空隙S側に傾斜する。
【0021】このとき、シールエレメント8aによる回
転軸部材3上の接触面圧は、図示Tの如く、接触面の減
少に伴い、流体R側から空隙S側にいくほど尖鋭状に高
くなり、空隙S側への流体Rの浸入を確実に防止する。
【0022】また、図2と図5に示すように、他方のシ
ールエレメント8bの摺接面11b側には、シールエレメ
ント8bの軸心Oを中心とする螺旋溝Hが、等間隔のピ
ッチL…で形成される。
【0023】螺旋溝Hは、微小な一定幅で、シールエレ
メント8bの厚みの略半分の深さまで至り、摺接面11b
に対して傾斜状───例えば40°〜50°の傾斜角度θ2
───となっている。また、螺旋溝Hの回転方向は、回
転軸部材3の回転方向と同一方向に形成する。
【0024】そして、図1の如く、シールエレメント8
bの摺接面11bを、回転軸部材3の外周面4に圧接した
状態に於て、螺旋溝Hは、(図3に示すシールエレメン
ト8aと同様に)その断面形状が鋭角三角形状に拡開
し、螺旋溝Hが流体R側から空隙S側に傾斜する。
【0025】このとき、流体Rが螺旋溝Hに浸入して
も、回転軸部材3の回転力によって、流体Rの粘性によ
る連れ廻り回転流を、空隙S側から流体R側方向へ発生
させて押戻し、空隙S側への流体Rの浸入を確実に防止
できる。
【0026】しかして、本発明のシールを用いて、表1
と表3の条件にて、従来のゴムリップシールとの軸回転
時の密封性能を比較した実験結果を表2と表4に示す。
【0027】さらに、表5の条件にて、従来デュアルタ
イプ(本発明シールのシールエレメント8aとして図示
省略のプレーン型を用いたもの)と、本発明シールとの
軸静止時の密封性能を比較した実験結果を表6に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】このように、油(液体)及びガス(気体)
漏れが全く生じず、従来のゴムリップシールやデュアル
タイプのものに比べて、気体・液体何れの流体に対して
も大幅に密封性能が向上することが明らかとなった。
【0035】図6は、図3の実施例に於て、同心円溝M
1 ,M2…のピッチP0 ,P1 ,P2 …を等間隔とした
場合を示しており、また、図7と図8は、図3の実施例
に於て、シールエレメント8aの内径及び同心円溝
1 ,M2 …を偏心させて、回転軸部材3に圧接させた
場合を示している。
【0036】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、図5の実施例に於て、螺旋溝HのピッチLを、(図
3の実施例と同様に)シールエレメント8bの内径側か
ら外径側へいくに従って、所定長さ分づつ順次短くなる
ようにするも好ましい。
【0037】また、各実施例に於て、傾斜角度θ1 ,θ
2 、ピッチP0 ,P1 …,L、及び同心円溝M1 ,M2
…の増減は自由である。また、図1に於て、シールエレ
メント8aとシールエレメント8bとを左右位置を交換
して装着しても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0039】従来のゴムリップシールでは使用不可能
な、流体の高圧化や回転軸の高速化に伴う厳しい条件下
に於ても、確実に流体漏れを防止して、充分な密封性を
得ることができる。
【0040】密封性能が、気体・液体何れの流体に対し
ても大幅に向上するので、信頼性の高い優れた回転用シ
ールを提供できる。
【0041】長期に渡って確実な密封性能を発揮でき、
しかも、コンパクトで安価製作可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す拡大断面図である。
【図2】シールエレメント折曲前の拡大断面図である。
【図3】同心円溝を形成したシールエレメントの正面図
である。
【図4】シールエレメントの作用説明図である。
【図5】螺旋溝を形成したシールエレメントの正面図で
ある。
【図6】他の実施例を示す正面図である。
【図7】別の実施例を示す正面図である。
【図8】同拡大断面図である。
【符号の説明】
1 回転用シール 3 回転軸部材 4 外周面 8a シールエレメント 8b シールエレメント 11a 摺接面 11b 摺接面 M 同心円溝 H 螺旋溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平円環状シールエレメントを軸方向へ折
    曲て、該シールエレメントを回転軸部材の外周面に摺接
    させる回転用シールであって、上記シールエレメントを
    2つ並設し、一方の該シールエレメントの摺接面側に複
    数の同心円溝を形成すると共に、他方の該シールエレメ
    ントの摺接面側に螺旋溝を形成したことを特徴とする回
    転用シール。
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