JPH05149788A - マイクロフアブリペロー共振器 - Google Patents
マイクロフアブリペロー共振器Info
- Publication number
- JPH05149788A JPH05149788A JP31263691A JP31263691A JPH05149788A JP H05149788 A JPH05149788 A JP H05149788A JP 31263691 A JP31263691 A JP 31263691A JP 31263691 A JP31263691 A JP 31263691A JP H05149788 A JPH05149788 A JP H05149788A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- perot resonator
- fabry
- light
- plate body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 予め複数のギャップを形成しておくことによ
り構成の簡単なマイクロフアブリペロー共振器を提供す
る。 【構成】 所定の波長を透過する平行平板からなる第1
板体1と,基準面からの深さが異なる複数の段差を有す
ると共に所定の波長を透過する第2板体2からなり,前
記第2板体2の基準面(C)に前記第1板体1を固着し
て長さの異なる複数の段差を有する共振空間3を形成す
る。
り構成の簡単なマイクロフアブリペロー共振器を提供す
る。 【構成】 所定の波長を透過する平行平板からなる第1
板体1と,基準面からの深さが異なる複数の段差を有す
ると共に所定の波長を透過する第2板体2からなり,前
記第2板体2の基準面(C)に前記第1板体1を固着し
て長さの異なる複数の段差を有する共振空間3を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,微小領域におけるフィ
ルタ機能を有するマイクロフアブリペロー共振器に関す
るものである。
ルタ機能を有するマイクロフアブリペロー共振器に関す
るものである。
【0002】
【0003】従来,マイクロフアブリペロー共振器とし
ては雑誌IEEE−1988に記載された図7に示す構
造のものが知られている。図において,20は正方形の
第1シリコンウエハ,21は中央部にメサ部22を形成
するために濠状に形成された薄肉部である。23は第1
シリコンウエハと同様の第2シリコンウエハであり,前
記第1シリコンウエハのメサ部22に対向して駆動電極
24およびセンサ電極25が不純物を拡散/注入した
り,又は蒸着やスパッタ等の手段を用いて形成され,図
では省略するがそれぞれに取り出し電極が形成されてい
る。前記駆動電極24およびセンサ電極25は対向する
位置の4カ所に形成されている。
ては雑誌IEEE−1988に記載された図7に示す構
造のものが知られている。図において,20は正方形の
第1シリコンウエハ,21は中央部にメサ部22を形成
するために濠状に形成された薄肉部である。23は第1
シリコンウエハと同様の第2シリコンウエハであり,前
記第1シリコンウエハのメサ部22に対向して駆動電極
24およびセンサ電極25が不純物を拡散/注入した
り,又は蒸着やスパッタ等の手段を用いて形成され,図
では省略するがそれぞれに取り出し電極が形成されてい
る。前記駆動電極24およびセンサ電極25は対向する
位置の4カ所に形成されている。
【0004】26は第1シリコンウエハに形成された薄
肉部よりわずかに大きめに形成された所定の厚さを有す
るスペーサであり,このスペーサ26の厚さは少なくと
も駆動電極24およびセンサ電極25よりも厚く形成さ
れる。上記第1,第2シリコンウエハはメサ部22のな
い側(A)と電極を形成した側(B)を接して固定さ
れ,反射板27との間にファブリペロー空間が形成され
て図示しない電源から各駆動電極24に電圧が印加され
る。
肉部よりわずかに大きめに形成された所定の厚さを有す
るスペーサであり,このスペーサ26の厚さは少なくと
も駆動電極24およびセンサ電極25よりも厚く形成さ
れる。上記第1,第2シリコンウエハはメサ部22のな
い側(A)と電極を形成した側(B)を接して固定さ
れ,反射板27との間にファブリペロー空間が形成され
て図示しない電源から各駆動電極24に電圧が印加され
る。
【0005】図8は駆動電極24に電圧を印加した場合
の各ウエハ間に働く静電力によるメサ部22の撓み具合
を示す断面図であり,各センサ電極25はその状態にお
けるギャップ(ファブリペロー空間)の大きさを検出す
る。そしてその検出結果に基づいて駆動電極24に印加
する電圧を調節し,第1シリコンウエハのメサ部22と
第2シリコンウエハの反射板板の間隔を平行に維持す
る。上記の構成において,メサ部22の中央付近に光を
照射するとメサ部の材質(シリコン)を透過する波長の
みがギャップに達し,そのギャップに対応した波長の光
が第2シリコンウエハ23側から出力する。
の各ウエハ間に働く静電力によるメサ部22の撓み具合
を示す断面図であり,各センサ電極25はその状態にお
けるギャップ(ファブリペロー空間)の大きさを検出す
る。そしてその検出結果に基づいて駆動電極24に印加
する電圧を調節し,第1シリコンウエハのメサ部22と
第2シリコンウエハの反射板板の間隔を平行に維持す
る。上記の構成において,メサ部22の中央付近に光を
照射するとメサ部の材質(シリコン)を透過する波長の
みがギャップに達し,そのギャップに対応した波長の光
が第2シリコンウエハ23側から出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のマイクロフアブリペロー共振器は4つの電極および
これらの電極のそれぞれに電圧を印加する手段と,平行
性を調べるための4つのセンサ電極25を必要とするの
で構成が複雑となり,また,ギャップ形成手段としてダ
イアフラム(薄肉部)を用いていることから平面が得に
くいという問題があった。本発明は上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので,予め複数のギャッ
プを形成しておくことにより構成の簡単なマイクロフア
ブリペロー共振器を提供することを目的とする。
来のマイクロフアブリペロー共振器は4つの電極および
これらの電極のそれぞれに電圧を印加する手段と,平行
性を調べるための4つのセンサ電極25を必要とするの
で構成が複雑となり,また,ギャップ形成手段としてダ
イアフラム(薄肉部)を用いていることから平面が得に
くいという問題があった。本発明は上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので,予め複数のギャッ
プを形成しておくことにより構成の簡単なマイクロフア
ブリペロー共振器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明は,所定の波長を透過する平行平板からなる第1
板体と,基準面からの深さが異なる複数の段差を有する
と共に所定の波長を透過する第2板体からなり,前記第
2板体の基準面に前記第1板体を固着して長さの異なる
複数の段差を有する共振空間を形成したことを特徴とす
るものである。
本発明は,所定の波長を透過する平行平板からなる第1
板体と,基準面からの深さが異なる複数の段差を有する
と共に所定の波長を透過する第2板体からなり,前記第
2板体の基準面に前記第1板体を固着して長さの異なる
複数の段差を有する共振空間を形成したことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】第1板体を透過した光は基準面からのそれぞれ
の段差(ギャップ)に応じた波長の光を出力する。光を
絞って一つの段差に合わせればその段差に対応した波長
の光が得られ,段差と光軸を相対的に移動させれば段差
に応じた複数の異なる波長の光を得ることができる。ま
た,段差全体に光を照射し出力側に一つの段差に対応し
た窓を有する遮蔽板を設ければ,その窓を移動させるこ
とにより所望の波長の光を得ることができる。
の段差(ギャップ)に応じた波長の光を出力する。光を
絞って一つの段差に合わせればその段差に対応した波長
の光が得られ,段差と光軸を相対的に移動させれば段差
に応じた複数の異なる波長の光を得ることができる。ま
た,段差全体に光を照射し出力側に一つの段差に対応し
た窓を有する遮蔽板を設ければ,その窓を移動させるこ
とにより所望の波長の光を得ることができる。
【実施例】以下図面を用いて本発明を説明する。図1は
本発明のマイクロフアブリペロー共振器の一実施例を示
す断面構成図である。図において1はシリコン単結晶か
らなる第1板体であり,この第1板体には表面(C)を
基準として順次深さの異なる段差(基準面からのギャッ
プa1〜a4)が形成されている。2は平行平板からなる
第2板体であり,第1板体1の基準面に固定されて共振
空間3を形成する。上記ギャップaは次のように決定す
る。 a=m・(λ/2)ただしmは自然数 出力される光の波長は λ=2a/m なので 例えば1.2〜1.5μmの波長を得たい場合は上式の
mを3として a=1.8+0.15n(n=1,2,3,4)と設定
すれば n1=1のとき,a1は1.8μm となり,出力波長は1.2μm n2=2のとき,a2は1.95μm 〃 1.3μm n3=3のとき,a3は2.10μm 〃 1.4μm n4=4のとき,a4は2.25μm 〃 1.5μm の波長の光を得ることができる。
本発明のマイクロフアブリペロー共振器の一実施例を示
す断面構成図である。図において1はシリコン単結晶か
らなる第1板体であり,この第1板体には表面(C)を
基準として順次深さの異なる段差(基準面からのギャッ
プa1〜a4)が形成されている。2は平行平板からなる
第2板体であり,第1板体1の基準面に固定されて共振
空間3を形成する。上記ギャップaは次のように決定す
る。 a=m・(λ/2)ただしmは自然数 出力される光の波長は λ=2a/m なので 例えば1.2〜1.5μmの波長を得たい場合は上式の
mを3として a=1.8+0.15n(n=1,2,3,4)と設定
すれば n1=1のとき,a1は1.8μm となり,出力波長は1.2μm n2=2のとき,a2は1.95μm 〃 1.3μm n3=3のとき,a3は2.10μm 〃 1.4μm n4=4のとき,a4は2.25μm 〃 1.5μm の波長の光を得ることができる。
【0009】次に上記マイクロフアブリペロー共振器の
製造方法について図2〜図5を用いて説明する。 工程1(図2参照) 第1板体(シリコン)1の表面にレジスト4aを塗布
し,露光・現像を行って共振空間3とすべき領域(図1
のa1〜a4)の窓開けを行う。次に不純物(例えばボロ
ン)を1.8μmの深さまで温度と時間を制御して熱拡
散(深さ1.8μmの場合1100℃で約20分)によ
り注入し,その後レジスト4aを除去する。
製造方法について図2〜図5を用いて説明する。 工程1(図2参照) 第1板体(シリコン)1の表面にレジスト4aを塗布
し,露光・現像を行って共振空間3とすべき領域(図1
のa1〜a4)の窓開けを行う。次に不純物(例えばボロ
ン)を1.8μmの深さまで温度と時間を制御して熱拡
散(深さ1.8μmの場合1100℃で約20分)によ
り注入し,その後レジスト4aを除去する。
【0010】工程2(図3参照) 第1板体1の表面にレジスト4bを塗布し,露光・現像
を行って図1のa2〜a4に示す領域の窓開けを行う。次
にボロンを1.95μmの深さに達するまで注入し,レ
ジスト4bを除去する。
を行って図1のa2〜a4に示す領域の窓開けを行う。次
にボロンを1.95μmの深さに達するまで注入し,レ
ジスト4bを除去する。
【0011】工程3(図4参照) 第1板体1の表面にレジスト4cを塗布し,露光・現像
を行って図1のa3〜a4に示す領域の窓開けを行う。次
にボロンを2.10μmの深さに達するまで注入し,レ
ジスト4cを除去する。
を行って図1のa3〜a4に示す領域の窓開けを行う。次
にボロンを2.10μmの深さに達するまで注入し,レ
ジスト4cを除去する。
【0012】工程4(図5参照) 第1板体1の表面にレジスト4dを塗布し,露光・現像
を行って図1のa4に示す領域の窓開けを行う。次にボ
ロンを2.25μmの深さにまで注入し,レジスト4d
を除去する。
を行って図1のa4に示す領域の窓開けを行う。次にボ
ロンを2.25μmの深さにまで注入し,レジスト4d
を除去する。
【0013】工程5(図6参照) 次に,第1板体1をHF:HNO3:CH3COOH=
1:3:8の混合液などの溶液に浸して濃度差エッチン
グを行い工程1〜工程4で不純物を注入した部分を除去
して順次深さの異なる段差a1〜a4を形成する。
1:3:8の混合液などの溶液に浸して濃度差エッチン
グを行い工程1〜工程4で不純物を注入した部分を除去
して順次深さの異なる段差a1〜a4を形成する。
【0014】工程6(図1参照) 第1板体1とほぼ同形の第2板体2を段差を覆って接合
し共振空間3を形成する。 上記構成のマイクロフアブリペロー共振器において,第
2板体2側から光を照射すれば透過した光は基準面から
のそれぞれの段差(ギャップ)に応じた波長の光を出力
する。従って図1に示すように光を絞って一つの段差に
合わせればその段差に対応した波長の光が得られ,段差
と光軸を相対的に移動させれば段差に応じた複数の異な
る波長の光を得ることができる。また,段差全体に光を
照射し出力側に一つの段差に対応した窓を有する遮蔽板
を設けその窓を移動させることにより所望の波長の光を
得ることができる。なお,本実施例においては第1,第
2板体をシリコンとして説明したが所望の範囲の光を透
過し,かつ,微細加工が可能な材質(例えば水晶)であ
れば他の材質であってもよい。
し共振空間3を形成する。 上記構成のマイクロフアブリペロー共振器において,第
2板体2側から光を照射すれば透過した光は基準面から
のそれぞれの段差(ギャップ)に応じた波長の光を出力
する。従って図1に示すように光を絞って一つの段差に
合わせればその段差に対応した波長の光が得られ,段差
と光軸を相対的に移動させれば段差に応じた複数の異な
る波長の光を得ることができる。また,段差全体に光を
照射し出力側に一つの段差に対応した窓を有する遮蔽板
を設けその窓を移動させることにより所望の波長の光を
得ることができる。なお,本実施例においては第1,第
2板体をシリコンとして説明したが所望の範囲の光を透
過し,かつ,微細加工が可能な材質(例えば水晶)であ
れば他の材質であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば,予め複数のギャップを形成してお
き,段差に対応した波長を選択的に取り出すことにより
フィルタ機能を有する構成の簡単なマイクロフアブリペ
ロー共振器を実現することができる。
うに本発明によれば,予め複数のギャップを形成してお
き,段差に対応した波長を選択的に取り出すことにより
フィルタ機能を有する構成の簡単なマイクロフアブリペ
ロー共振器を実現することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すフアブリペロー共振器
の断面構成図である。
の断面構成図である。
【図2】本発明のフアブリペロー共振器の概略製作工程
1を示す断面図である。
1を示す断面図である。
【図3】本発明のフアブリペロー共振器の概略製作工程
2を示す断面図である。
2を示す断面図である。
【図4】本発明のフアブリペロー共振器の概略製作工程
3を示す断面図である。
3を示す断面図である。
【図5】本発明のフアブリペロー共振器の概略製作工程
4を示す断面図である。
4を示す断面図である。
【図6】本発明のフアブリペロー共振器の概略製作工程
5を示す断面図である。
5を示す断面図である。
【図7】従来のマイクロファブリペロー共振器の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図8】従来の共振器の静電力によるメサ部の撓み具合
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 第1板体 2 第2板体 3 共振空間 4 レジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 敬司 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の波長を透過する平行平板からなる
第1板体と,基準面からの深さが異なる複数の段差を有
すると共に所定の波長を透過する第2板体からなり,前
記第2板体の基準面に前記第1板体を固着して長さの異
なる複数の段差を有する共振空間を形成したことを特徴
とするマイクロフアブリペロー共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31263691A JPH05149788A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | マイクロフアブリペロー共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31263691A JPH05149788A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | マイクロフアブリペロー共振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05149788A true JPH05149788A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18031597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31263691A Pending JPH05149788A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | マイクロフアブリペロー共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05149788A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6016199A (en) * | 1994-08-24 | 2000-01-18 | Newton; William | Interferometric device for performing spectroscopic measurements with a stepped Fabry Perot |
| CN1314949C (zh) * | 2003-04-09 | 2007-05-09 | 重庆大学 | 微型集成化法-珀腔阵列光谱探测器 |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP31263691A patent/JPH05149788A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6016199A (en) * | 1994-08-24 | 2000-01-18 | Newton; William | Interferometric device for performing spectroscopic measurements with a stepped Fabry Perot |
| CN1314949C (zh) * | 2003-04-09 | 2007-05-09 | 重庆大学 | 微型集成化法-珀腔阵列光谱探测器 |
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