JPH0514997U - 放射性物質の貯蔵庫 - Google Patents
放射性物質の貯蔵庫Info
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- JPH0514997U JPH0514997U JP1100891U JP1100891U JPH0514997U JP H0514997 U JPH0514997 U JP H0514997U JP 1100891 U JP1100891 U JP 1100891U JP 1100891 U JP1100891 U JP 1100891U JP H0514997 U JPH0514997 U JP H0514997U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本考案は、放射性物質の貯蔵庫に係るもの
で、点検対象箇所の監視や点検を簡便な方法で随時実施
することによって、施設の健全性の保持を確認しようと
するものである。 【構成】 放射線遮蔽壁2によって囲まれるセル室1、
セル室1内に配設される複数の収納管5、放射線遮蔽壁
2の内外を連通する点検用屈曲路17とを具備し、放射
線遮蔽壁2の外側から内視鏡等の点検機器を挿入して、
点検対象箇所の点検を必要に応じて随時実施するものと
している。
で、点検対象箇所の監視や点検を簡便な方法で随時実施
することによって、施設の健全性の保持を確認しようと
するものである。 【構成】 放射線遮蔽壁2によって囲まれるセル室1、
セル室1内に配設される複数の収納管5、放射線遮蔽壁
2の内外を連通する点検用屈曲路17とを具備し、放射
線遮蔽壁2の外側から内視鏡等の点検機器を挿入して、
点検対象箇所の点検を必要に応じて随時実施するものと
している。
Description
【0001】
本考案は、放射性物質の貯蔵庫に係り、特に、貯蔵用パッケージを収納してい る収納管やその支持構造物の点検性を向上させるものである。
【0002】
一般に、原子力発電プラント等で発生する高レベル放射性廃棄物は、例えばガ ラス固化処理することによって、取り扱い性を向上させることができる。そして 、ガラス固化等の処理がなされたいわゆる固化パッケージは、図2に示すような 放射性廃棄物の貯蔵庫で長期間保管される計画である。
【0003】 図2において、符号Pは高レベル放射性廃棄物をガラス固化する等の処理を施 してなる固化パッケージ等の貯蔵用パッケージ、1は貯蔵用パッケージPを多数 収納保管するためのセル室、2はセル室1を囲んでいるコンクリート壁、3はセ ル室1の上方に設けられる搬送室、4はセル室1と搬送室3とを仕切っているコ ンクリート壁からなる天井スラブ、5は天井スラブ4から吊持されて放射性廃棄 物を縦積み状態に複数収納するための鋼管等の収納管(内管)、6はセル室1の 中に水平に架設されている支持構造物( 支持架構 )、7は支持構造物6に支持さ れかつ収納管5を囲んでいる外管、8は外気入口、9は空気出口、10は給気シ ャフト、11は排気シャフト、12は収納管5の上部を密閉する閉塞蓋、13は 収納管5と外管7との間に形成されかつ給気シャフト10及び排気シャフト11 に連通させられる筒状冷却流路である。
【0004】 このような構造の貯蔵庫では、放射性物質の崩壊熱によって、収納管5の温度 が高くなると、筒状冷却流路13の空気が上昇する対流が生じて、図2に矢印で 示すように、外気入口8から取り入れた空気によって冷却が行なわれ、加熱され た空気が空気出口9から排出される。したがって、動力源を必要とせず、崩壊熱 が生じている期間、自然の対流による冷却が行なわれ、停電等に左右されず高い 安全性を有するものとなる。
【0005】
しかし、かかる貯蔵庫では、放射性物質を長期間保管するものであるから、収 納管5の支持部分や筒状冷却流路13等の重要箇所を必要に応じて点検し得ると 好都合であるが、かかる技術はいまだ完成されていない。
【0006】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、放射線レベルの低い作業環境 で必要箇所を効率良く点検して貯蔵庫の健全性を確認すること等を目的としてい るものである。
【0007】
本考案は、かかる目的を達成するための放射性物質の貯蔵庫であって、放射線 遮蔽壁によって囲まれるセル室と、該セル室内に上下方向に沿って配設され放射 性を有する貯蔵用パッケージが装填される複数の収納管とを具備するとともに、 収納管または支持構造物の近傍位置における放射線遮蔽壁に、その内外を連通し かつ内視鏡等を挿入する点検用屈曲路が形成される構成としている。
【0008】
セル室の回りは、放射線遮蔽壁によって囲まれ、放射線遮蔽壁の外側への放射 線漏洩を低減しているが、放射線遮蔽壁の点検用屈曲路によってセル室と放射線 遮蔽壁の外部とが連通状態となり、内視鏡等の挿入が可能となる。この場合、放 射線が直進性を有しているために、屈曲路に沿う放射線漏洩を低減した状態で、 点検対象箇所の点検を必要に応じて随時実施し得るものとなる。
【0009】
以下、本考案に係る放射性物質の貯蔵庫の一実施例について、図1を参照して 説明する。
【0010】 図1においても、従来例で引用した図2と共通する箇所には、同一符号を付し て説明する。
【0011】 該一実施例にあっては、コンクリート壁等からなる放射線遮蔽壁2の回りに、 複数の側部点検室14及び下部点検室15が配され、これらの点検室14・15 の間または外部との間に相互に出入り可能とする階段16等が設置され、監視対 象の収納管5または支持構造物6の近傍位置となる放射線遮蔽壁2には、その内 外を連通しかつクランク状等の点検用屈曲路17が複数箇所において形成されて いる。
【0012】 該点検用屈曲路17には、その外側開口部を閉塞して空気等の流通を抑制する プラグ18が取り付けられる。
【0013】 なお、図1において、符号19は、透明でかつ放射線遮蔽物質からなるガラス 等の遮蔽体によって構成される透視窓、Sはファイバースコープ等の内視鏡であ る。
【0014】 このような構造の貯蔵庫にあっても、放射性物質の崩壊熱によって貯蔵用パッ ケージPの温度が高くなると、収納管5の回りの筒状冷却流路13の空気が上昇 する対流が生じて、図1に矢印で示すように、外気入口8から取り入れた空気に よって冷却が行なわれ、加熱された空気が空気出口9から排出される。
【0015】 そして、筒状冷却流路13への空気の流通状態、言い換えると収納管5と外管 7との間の環状空間の保持状態等は、例えば下部点検室16から、プラグ18を 外した状態の点検用屈曲路17の中に内視鏡Sを挿入し、その先端を点検対象部 に向けることや、必要に応じて筒状冷却流路13の中まで挿入することによって 、直接的な監視点検を行なうことが可能となり、健全性が損われていないことを 必要に応じて随時確認することができる。
【0016】 また、収納管5の支持が正常であるか、あるいは、支持構造物6と外管7との 取り付け箇所の異常の有無や腐食やずれの発生の有無等は、側部点検室14及び 下部点検室16から、同様に点検用屈曲路17の中に内視鏡Sを挿入して、その 先端を点検対象部まで送り込むことによって随時確認することができる。
【0017】 これらの監視及び点検作業は、放射線被曝が少ない環境、つまり、コンクリー ト壁2や点検用屈曲路17の外側部分で、複数の点検用屈曲路17を駆使して、 必要箇所を効率良く実施することができる。この場合にあって、透視窓19を介 してセル室1の内部を直接目視し、内視鏡Sによる点検作業状況を監視すること もできる。
【0018】 なお、ここまで説明した一実施例にあっては、貯蔵用パッケージPがガラス固 化等の処理がなされたいわゆる固化パッケージであるとしたが、これに限定され るものではなく、一般の放射性廃棄物をパッケージ処理したものや、使用済燃料 をパッケージ処理したものを包含するものである。 また、点検用屈曲路17を経由して送り込む点検用機器は、内視鏡Sのみに限 定するものではなく、任意とすることができる。
【0019】
本考案に係る放射性物質の貯蔵庫によれば、セル室を囲む放射線遮蔽壁に、そ の内外を連通しかつ内視鏡等を挿入する点検用屈曲路が形成されているから、以 下のような効果を奏する。 (1)必要に応じて点検用屈曲路を介して内視鏡等を挿入し、点検対象箇所を監 視及び点検する等の簡便な方法で、貯蔵庫の健全性の保持状態を随時確認するこ とができる。 (2)放射線遮蔽壁による放射線遮蔽と点検用屈曲路による外側への放射線漏洩 低減によって、作業員の立入りが許容される雰囲気を形成するものとしているか ら、監視及び点検作業性を向上させることができる。
【図1】本考案に係る放射性物質の貯蔵庫の一実施例を
示す正断面図である。
示す正断面図である。
【図2】放射性廃棄物の貯蔵庫の従来例を示す正断面図
である。
である。
P 貯蔵用パッケージ S 内視鏡 1 セル室 2 放射線遮蔽壁(コンクリート壁) 3 搬送室 4 天井スラブ 5 収納管(内管) 6 支持構造物( 支持架構 ) 7 外管 8 外気入口 9 空気出口 10 給気シャフト 11 排気シャフト 12 閉塞蓋 13 筒状冷却流路 14 側部点検室 15 下部点検室 16 階段 17 点検用屈曲路 18 プラグ 19 透視窓
Claims (1)
- 【請求項1】 放射線遮蔽壁によって囲まれるセル室
と、該セル室内に上下方向に沿って配設され放射性を有
する貯蔵用パッケージが装填される複数の収納管とを具
備する放射性物質の貯蔵庫であって、収納管または支持
構造物の近傍位置における放射線遮蔽壁に、その内外を
連通しかつ内視鏡等を挿入する点検用屈曲路が形成され
ることを特徴とする放射性物質の貯蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991011008U JP2500054Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 放射性物質の貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991011008U JP2500054Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 放射性物質の貯蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514997U true JPH0514997U (ja) | 1993-02-26 |
| JP2500054Y2 JP2500054Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=11766093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991011008U Expired - Lifetime JP2500054Y2 (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 放射性物質の貯蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2500054Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5877315U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用保護チユ−ブの係止装置 |
| JPS61167598U (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-17 | ||
| JPS62146994U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-17 | ||
| JPH0187299U (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-08 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP1991011008U patent/JP2500054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5877315U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用保護チユ−ブの係止装置 |
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| JPS62146994U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-17 | ||
| JPH0187299U (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2500054Y2 (ja) | 1996-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960116 |