JPH0515046A - 地絡検出装置 - Google Patents
地絡検出装置Info
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- JPH0515046A JPH0515046A JP3246404A JP24640491A JPH0515046A JP H0515046 A JPH0515046 A JP H0515046A JP 3246404 A JP3246404 A JP 3246404A JP 24640491 A JP24640491 A JP 24640491A JP H0515046 A JPH0515046 A JP H0515046A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地絡検出装置において、負荷側にインバータ
を挿入して負荷制御を行う回路へ適用した場合に、イン
バータの高周波の影響により地絡が発生しても負荷遮断
がなされない不動作、およびインバータと負荷間の相電
線の長さが異なる場合等の浮遊静電容量を流れる高周波
を含む不平衡電流により地絡の発生していないのに負荷
遮断してしまう不要動作のない地絡検出装置を提供す
る。 【構成】 この発明の地絡検出装置は、交流電路の地絡
電流を検出する零相変流器の検出電流に含まれる高周波
成分を阻止する低域フィルターと、この低域フィルター
を通過した検出電流レベルが所定の値を超えた期間に対
応する時間幅のパルス信号を発生するレベル判別器から
のパルス信号が所定幅以上のとき出力信号を発生する信
号幅判別手段と、この信号幅判別手段からの上記出力信
号により作動し上記交流電路を遮断する遮断手段とを備
えたものである。
を挿入して負荷制御を行う回路へ適用した場合に、イン
バータの高周波の影響により地絡が発生しても負荷遮断
がなされない不動作、およびインバータと負荷間の相電
線の長さが異なる場合等の浮遊静電容量を流れる高周波
を含む不平衡電流により地絡の発生していないのに負荷
遮断してしまう不要動作のない地絡検出装置を提供す
る。 【構成】 この発明の地絡検出装置は、交流電路の地絡
電流を検出する零相変流器の検出電流に含まれる高周波
成分を阻止する低域フィルターと、この低域フィルター
を通過した検出電流レベルが所定の値を超えた期間に対
応する時間幅のパルス信号を発生するレベル判別器から
のパルス信号が所定幅以上のとき出力信号を発生する信
号幅判別手段と、この信号幅判別手段からの上記出力信
号により作動し上記交流電路を遮断する遮断手段とを備
えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電路に地絡が発
生したとき、その交流電路を遮断する地絡検出装置にお
いて、交流電路の負荷側に挿入されたインバータからの
高周波成分による不要動作、不動作の防止に関するもの
である。
生したとき、その交流電路を遮断する地絡検出装置にお
いて、交流電路の負荷側に挿入されたインバータからの
高周波成分による不要動作、不動作の防止に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば特開昭61−15422 号公報に
示された従来の地絡検出装置を示すブロック図、図7は
その動作波形図である。図において、1は交流電路、2
はこの交流電路1に設置された遮断器、3は交流電路1
を1次巻線とする地絡検出器例えば零相変流器、4は遮
断器2を引き外すように設けられた電磁装置、5は電磁
装置4と直列に接続されたスイッチング素子例えばサイ
リスタである。遮断器2、電磁装置4およびサイリスタ
5は遮断手段を構成している。6は零相変流器3に接続
され、その出力のレベルを判別するレベル判別器、7は
このレベル判別器6に接続され、その出力時間幅を判別
する信号幅判別器、8は信号幅判別器7に接続され、そ
の出力に応じてトリガ信号を発生させるトリガ回路であ
る。信号判別器7とトリガ回路8は信号判別手段を構成
する。トリガ回路8の出力側はサイリスタ5のゲート電
極に接続され、そのトリガ信号によりサイリスタ5がオ
ンされ電磁装置4を介して遮断器2を引き外し、交流電
路1を遮断する。
示された従来の地絡検出装置を示すブロック図、図7は
その動作波形図である。図において、1は交流電路、2
はこの交流電路1に設置された遮断器、3は交流電路1
を1次巻線とする地絡検出器例えば零相変流器、4は遮
断器2を引き外すように設けられた電磁装置、5は電磁
装置4と直列に接続されたスイッチング素子例えばサイ
リスタである。遮断器2、電磁装置4およびサイリスタ
5は遮断手段を構成している。6は零相変流器3に接続
され、その出力のレベルを判別するレベル判別器、7は
このレベル判別器6に接続され、その出力時間幅を判別
する信号幅判別器、8は信号幅判別器7に接続され、そ
の出力に応じてトリガ信号を発生させるトリガ回路であ
る。信号判別器7とトリガ回路8は信号判別手段を構成
する。トリガ回路8の出力側はサイリスタ5のゲート電
極に接続され、そのトリガ信号によりサイリスタ5がオ
ンされ電磁装置4を介して遮断器2を引き外し、交流電
路1を遮断する。
【0003】上記のような従来の地絡検出装置の動作を
図7の波形図を参照しながら説明する。交流電路1に地
絡が発生したとき、交流電路1には図7(a)に示す地絡
電流が流れる。この地絡電流は零相変流器3により検出
され、その出力側には図6(b) に示す検出信号が得られ
る。この検出信号はレベル判別器6に入力され、そのレ
ベルが閾値TH1を超えると、図7(c) に示すように、
零相変流器3の検出信号レベルが閾値TH1を超えてい
る期間の対応する時間幅のパルス信号が発生される。こ
のパルス信号は信号幅判別器7に入力され、このパルス
信号幅が所定の幅t1例えば2ミリ秒以上であれば信号
幅判別器7は図7(d) に示すような出力信号を発生し、
この出力信号に応答してトリガ回路8は図7(e) に示す
トリガ信号を発生する。このトリガ信号によりサイリス
タ5がオンされ電磁装置4を介して遮断器2を引き外
し、交流電路1を遮断する。
図7の波形図を参照しながら説明する。交流電路1に地
絡が発生したとき、交流電路1には図7(a)に示す地絡
電流が流れる。この地絡電流は零相変流器3により検出
され、その出力側には図6(b) に示す検出信号が得られ
る。この検出信号はレベル判別器6に入力され、そのレ
ベルが閾値TH1を超えると、図7(c) に示すように、
零相変流器3の検出信号レベルが閾値TH1を超えてい
る期間の対応する時間幅のパルス信号が発生される。こ
のパルス信号は信号幅判別器7に入力され、このパルス
信号幅が所定の幅t1例えば2ミリ秒以上であれば信号
幅判別器7は図7(d) に示すような出力信号を発生し、
この出力信号に応答してトリガ回路8は図7(e) に示す
トリガ信号を発生する。このトリガ信号によりサイリス
タ5がオンされ電磁装置4を介して遮断器2を引き外
し、交流電路1を遮断する。
【0004】ところで近年、負荷側にインバータを挿入
して負荷制御を行う回路への地絡検出装置の使用が増加
してきた。この場合の回路構成を図8に、その動作波形
図を図9、図10、図11に示す。図において、1〜8は上
記従来装置と同一のものである。10はインバータであ
り、誘導電動機の速度制御に用いられ周波数を変換して
負荷へ電力を供給するものが多い。インバータ10からの
電力には周波数を変換するため用いられる1キロHz前
後または10キロHz前後の高周波が含まれている。11は
配電用の変圧器であり、一般に200 V配電回路ではデル
タ接続の1相は接地される。12負荷周辺での地絡発生時
の地絡抵抗、13は負荷回路の電線と大地間の浮遊静電容
量である。
して負荷制御を行う回路への地絡検出装置の使用が増加
してきた。この場合の回路構成を図8に、その動作波形
図を図9、図10、図11に示す。図において、1〜8は上
記従来装置と同一のものである。10はインバータであ
り、誘導電動機の速度制御に用いられ周波数を変換して
負荷へ電力を供給するものが多い。インバータ10からの
電力には周波数を変換するため用いられる1キロHz前
後または10キロHz前後の高周波が含まれている。11は
配電用の変圧器であり、一般に200 V配電回路ではデル
タ接続の1相は接地される。12負荷周辺での地絡発生時
の地絡抵抗、13は負荷回路の電線と大地間の浮遊静電容
量である。
【0005】上記のような地絡検出装置の負荷側にイン
バータを挿入した回路の地絡の発生の無い場合の動作を
図11を用いて説明する。浮遊静電容量へは、図11(a) に
示すような尖塔波形の電流が流れ、零相変流器3は図11
(b) のような出力をレベル判別器6へ出力する。レベル
判別器6の閾値TH1を超える部分に相当する出力は図
11(c) に示すように幅の狭いパルス列になる。このパル
ス幅は所定の時間t1以下であるので、図11(d) に示す
ように信号幅判別器7の閾値TH2を超えない。つまり
信号幅判別器7が浮遊静電容量を流れる電流による信号
を阻止して地絡検出装置の不要動作を防止している。
バータを挿入した回路の地絡の発生の無い場合の動作を
図11を用いて説明する。浮遊静電容量へは、図11(a) に
示すような尖塔波形の電流が流れ、零相変流器3は図11
(b) のような出力をレベル判別器6へ出力する。レベル
判別器6の閾値TH1を超える部分に相当する出力は図
11(c) に示すように幅の狭いパルス列になる。このパル
ス幅は所定の時間t1以下であるので、図11(d) に示す
ように信号幅判別器7の閾値TH2を超えない。つまり
信号幅判別器7が浮遊静電容量を流れる電流による信号
を阻止して地絡検出装置の不要動作を防止している。
【0006】次に地絡検出装置の負荷側にインバータを
挿入した回路の地絡時の動作を図9を用いて説明する。
地絡発生による地絡抵抗12へは図9(a) に示すような地
絡電流が流れ、零相変流器3は図9(b) のような出力を
レベル判別器6へ出力する。レベル判別器6の閾値TH
1を超える部分に相当する出力は図9(c) に示すように
周波数変換のため用いられた高周波により非連続の微小
パルスとなる。この微小パルスが信号幅判別器7に入力
されるが、この非連続微小パルスの持続時間幅が所定の
時間t1以上であるにもかかわらず、この間の微小パル
スの集積が信号幅判別器7の閾値TH2を超えないの
で、トリガ回路8はトリガ信号を発生せず地絡が発生し
ても負荷遮断がなされないことになる。
挿入した回路の地絡時の動作を図9を用いて説明する。
地絡発生による地絡抵抗12へは図9(a) に示すような地
絡電流が流れ、零相変流器3は図9(b) のような出力を
レベル判別器6へ出力する。レベル判別器6の閾値TH
1を超える部分に相当する出力は図9(c) に示すように
周波数変換のため用いられた高周波により非連続の微小
パルスとなる。この微小パルスが信号幅判別器7に入力
されるが、この非連続微小パルスの持続時間幅が所定の
時間t1以上であるにもかかわらず、この間の微小パル
スの集積が信号幅判別器7の閾値TH2を超えないの
で、トリガ回路8はトリガ信号を発生せず地絡が発生し
ても負荷遮断がなされないことになる。
【0007】また、インバータ10と負荷間の相電線の長
さに応じた浮遊静電容量13を流れる電流と地絡電流の合
成電流は図10(a) に示すようになる。この合成電流は静
電容量(コンデンサ)を流れるので高周波部分に尖塔部
を持つ。従って、零相変流器3の出力は基本出力ではレ
ベル判別器6の閾値TH1を超えていないが波形の尖塔
部が閾値TH1を超える。これによりレベル判別器6か
らの出力は連続微小パルスとなり、信号幅判別器7に入
力される。信号幅判別器7で連続微小パルスを集積する
ので信号幅判別器7の閾値TH2を超えることがあり、
トリガ回路8はトリガ信号を発生し、所定レベルを超え
る地絡が発生していないのに負荷遮断がなされることに
なる。
さに応じた浮遊静電容量13を流れる電流と地絡電流の合
成電流は図10(a) に示すようになる。この合成電流は静
電容量(コンデンサ)を流れるので高周波部分に尖塔部
を持つ。従って、零相変流器3の出力は基本出力ではレ
ベル判別器6の閾値TH1を超えていないが波形の尖塔
部が閾値TH1を超える。これによりレベル判別器6か
らの出力は連続微小パルスとなり、信号幅判別器7に入
力される。信号幅判別器7で連続微小パルスを集積する
ので信号幅判別器7の閾値TH2を超えることがあり、
トリガ回路8はトリガ信号を発生し、所定レベルを超え
る地絡が発生していないのに負荷遮断がなされることに
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の地
絡検出装置では、以上説明したとおり負荷側にインバー
タを挿入して負荷制御を行う回路へ適用した場合に、イ
ンバータの周波数変換のため用いられた高周波の影響に
より地絡が発生しても負荷遮断がなされないことや、イ
ンバータと負荷間の相電線が長い場合、浮遊静電容量を
流れる高周波を含む不平衡電流により地絡が発生してい
ないのに負荷遮断してしまうといった課題があった。
絡検出装置では、以上説明したとおり負荷側にインバー
タを挿入して負荷制御を行う回路へ適用した場合に、イ
ンバータの周波数変換のため用いられた高周波の影響に
より地絡が発生しても負荷遮断がなされないことや、イ
ンバータと負荷間の相電線が長い場合、浮遊静電容量を
流れる高周波を含む不平衡電流により地絡が発生してい
ないのに負荷遮断してしまうといった課題があった。
【0009】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、負荷側にインバータを挿入して負荷
制御を行う回路へ適用してもインバータからの高周波成
分による不要動作、高周波成分の影響による不動作防止
がなされる地絡検出装置を提供することを目的としい
る。
になされたもので、負荷側にインバータを挿入して負荷
制御を行う回路へ適用してもインバータからの高周波成
分による不要動作、高周波成分の影響による不動作防止
がなされる地絡検出装置を提供することを目的としい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の地絡検出装置は、交流電路の地絡電流を検出する零相
変流器と、零相変流器に接続され上記地絡電流の信号に
含まれる高周波成分を阻止する低域フィルターと、この
低域フィルターを通過した上記地絡電流の信号のレベル
が所定の値を超えた期間に対応する時間幅のパルス信号
を発生するレベル判別器と、上記パルス信号が所定幅以
上のとき出力信号を発生する信号幅判別手段と、この信
号幅判別手段からの上記出力信号により作動し上記交流
電路を遮断する遮断手段とを備えたものである。
の地絡検出装置は、交流電路の地絡電流を検出する零相
変流器と、零相変流器に接続され上記地絡電流の信号に
含まれる高周波成分を阻止する低域フィルターと、この
低域フィルターを通過した上記地絡電流の信号のレベル
が所定の値を超えた期間に対応する時間幅のパルス信号
を発生するレベル判別器と、上記パルス信号が所定幅以
上のとき出力信号を発生する信号幅判別手段と、この信
号幅判別手段からの上記出力信号により作動し上記交流
電路を遮断する遮断手段とを備えたものである。
【0011】また、請求項2の地絡検出装置は、零相変
流器の出力特性に合った利得に調整可能なオペアンプを
含んだ構成の低域フィルターを備えたものである。
流器の出力特性に合った利得に調整可能なオペアンプを
含んだ構成の低域フィルターを備えたものである。
【0012】請求項3の地絡検出装置は、請求項2の地
絡検出装置に信号幅判別手段からの出力信号が所定時間
内に2回以上存在したとき出力信号を出すカウンタとタ
イマーを備えたものである。
絡検出装置に信号幅判別手段からの出力信号が所定時間
内に2回以上存在したとき出力信号を出すカウンタとタ
イマーを備えたものである。
【0013】
【作用】この発明に係る地絡検出装置は、零相変流器に
接続された低域フィルターが負荷制御のために挿入され
たインバータから発生する高周波成分を阻止し、レベル
判別器以降への高周波成分の影響をなくする。
接続された低域フィルターが負荷制御のために挿入され
たインバータから発生する高周波成分を阻止し、レベル
判別器以降への高周波成分の影響をなくする。
【0014】この発明に係る請求項3の地絡検出装置
は、低域フィルターが持つ時定数による過渡出力をカウ
ンタとタイマーが阻止する。
は、低域フィルターが持つ時定数による過渡出力をカウ
ンタとタイマーが阻止する。
【0015】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の実施例1を示す
地絡検出装置を示すヅロック図、図2〜図3はその動作
波形図である。図において、1〜8は上記従来装置にお
いて説明したものと同様である。9は零相変流器3とレ
ベル判別器6の間に接続された低域フィルターであり、
高周波成分をカットして低周波成分だけをレベル判別器
6へ伝える。
地絡検出装置を示すヅロック図、図2〜図3はその動作
波形図である。図において、1〜8は上記従来装置にお
いて説明したものと同様である。9は零相変流器3とレ
ベル判別器6の間に接続された低域フィルターであり、
高周波成分をカットして低周波成分だけをレベル判別器
6へ伝える。
【0016】ここで地絡電流の主要周波数成分は、200
V回路での一般的なデルタ接地系においては、運転周波
数(0〜120 Hz)、電源周波数(50または60Hz)、
キャリア周波数(800 〜20KHz)及びその高調波成分
である。また、400 V回路での一般的なスター接地系に
おいては、運転周波数(0〜120 Hz)、電源周波数の
第3次成分(150 または180 Hz)、キャリア周波数
(800〜20kHz)及びその高調波成分である。
V回路での一般的なデルタ接地系においては、運転周波
数(0〜120 Hz)、電源周波数(50または60Hz)、
キャリア周波数(800 〜20KHz)及びその高調波成分
である。また、400 V回路での一般的なスター接地系に
おいては、運転周波数(0〜120 Hz)、電源周波数の
第3次成分(150 または180 Hz)、キャリア周波数
(800〜20kHz)及びその高調波成分である。
【0017】低域フィルター9は前述のうち高周波成分
であるキャリア周波数及びその高調波を阻止し、デルタ
接地では電源周波数成分を、スター接地においては運転
周波数及び電源周波数の第3次成分を有効に通過させる
必要がある。従って、カットオフ周波数は通過させる周
波数の2倍程度の100 〜360Hz、減衰特性はキャリア
周波数800 Hzが減衰するように12dB/0ct以上のも
のが望ましい。
であるキャリア周波数及びその高調波を阻止し、デルタ
接地では電源周波数成分を、スター接地においては運転
周波数及び電源周波数の第3次成分を有効に通過させる
必要がある。従って、カットオフ周波数は通過させる周
波数の2倍程度の100 〜360Hz、減衰特性はキャリア
周波数800 Hzが減衰するように12dB/0ct以上のも
のが望ましい。
【0018】このように構成された地絡検出装置におい
て、負荷側にインバータを挿入した場合、零相変流器3
により検出される波形は図2(a) 、図3(a) に示すよう
に高周波成分を含むが、低域フィルター9がインバータ
の高周波成分をカットするので、レベル判別器6へ入力
される波形は図2(b) 、図3(b) のように交流電路1の
商用周波数となり、該地絡検出装置は高周波成分の影響
を受けずに所定の地絡検出成分でだけで作動する。
て、負荷側にインバータを挿入した場合、零相変流器3
により検出される波形は図2(a) 、図3(a) に示すよう
に高周波成分を含むが、低域フィルター9がインバータ
の高周波成分をカットするので、レベル判別器6へ入力
される波形は図2(b) 、図3(b) のように交流電路1の
商用周波数となり、該地絡検出装置は高周波成分の影響
を受けずに所定の地絡検出成分でだけで作動する。
【0019】実施例2.図4はこの発明の請求項2の低
域フィルターの実施例を示す図である。図において、1
〜3は上記実施例1にて説明したものと同一である。14
は調整抵抗、15はオペアンプであり、抵抗16、コンデン
サ17の帰還路を持つ。
域フィルターの実施例を示す図である。図において、1
〜3は上記実施例1にて説明したものと同一である。14
は調整抵抗、15はオペアンプであり、抵抗16、コンデン
サ17の帰還路を持つ。
【0020】この様な低域フィルターは利得が可変であ
り、零相変流器3の出力特性に合わせて適性な利得設定
が可能であるので、零相変流器3を地絡検出に用いた地
絡検出装置に適している。またオペアンプ15を用いるこ
とで、抵抗、コンデンサだけの組み合わせからなる低域
フィルターに比べ。回路構成の小形化が可能である。
り、零相変流器3の出力特性に合わせて適性な利得設定
が可能であるので、零相変流器3を地絡検出に用いた地
絡検出装置に適している。またオペアンプ15を用いるこ
とで、抵抗、コンデンサだけの組み合わせからなる低域
フィルターに比べ。回路構成の小形化が可能である。
【0021】実施例3.図5はこの発明の実施例3を示
す地絡検出装置を示すブロック図である。図において、
2〜10は上記実施例1において説明したものも同様であ
る。低域フィルター9は実施例2で説明のオペアンプ15
を用いた低域フィルターを具備している。18はカウンタ
であり、信号幅判別器7から入力されるパルスが2回以
上になるとトリガ回路8へトリガ信号を出力する。19は
信号幅判別器7からの最後のパルスから所定時間だけカ
ウンタ18を作動可能にするタイマーである。カウンタ18
は最後のパルスから所定時間経過するとリセットされ
る。
す地絡検出装置を示すブロック図である。図において、
2〜10は上記実施例1において説明したものも同様であ
る。低域フィルター9は実施例2で説明のオペアンプ15
を用いた低域フィルターを具備している。18はカウンタ
であり、信号幅判別器7から入力されるパルスが2回以
上になるとトリガ回路8へトリガ信号を出力する。19は
信号幅判別器7からの最後のパルスから所定時間だけカ
ウンタ18を作動可能にするタイマーである。カウンタ18
は最後のパルスから所定時間経過するとリセットされ
る。
【0022】オペアンプ15を用いた低域フィルター9は
時定数を持っており、電源の立上時にその時定数により
過渡出力を発生する。この過渡出力波形が前述の信号幅
判別器7の判別値である所定の時間幅t1以上のときは
上記実施例2の地絡検出装置は地絡の発生で無いのに誤
動作してしまう。一般に過渡出力波形は最初の波形は大
きいが後は急減衰する。このため信号幅判別器7からの
出力は単発パルスとなる。また、地絡検出による信号幅
判別器7の出力は連続パルスとなる。従って、上記のよ
うにカウンタ18、タイマー19を具備させることでカウン
タ18で規制される所定時間内の単発パルス(電源の立上
時の時定数による過渡出力)では動作せず、所定時間内
にパルスが2回以上になる連続パルス(地絡検出による
出力)のとき動作する不要動作の少ない地絡検出装置と
なる。
時定数を持っており、電源の立上時にその時定数により
過渡出力を発生する。この過渡出力波形が前述の信号幅
判別器7の判別値である所定の時間幅t1以上のときは
上記実施例2の地絡検出装置は地絡の発生で無いのに誤
動作してしまう。一般に過渡出力波形は最初の波形は大
きいが後は急減衰する。このため信号幅判別器7からの
出力は単発パルスとなる。また、地絡検出による信号幅
判別器7の出力は連続パルスとなる。従って、上記のよ
うにカウンタ18、タイマー19を具備させることでカウン
タ18で規制される所定時間内の単発パルス(電源の立上
時の時定数による過渡出力)では動作せず、所定時間内
にパルスが2回以上になる連続パルス(地絡検出による
出力)のとき動作する不要動作の少ない地絡検出装置と
なる。
【0023】なお、上記におけるカウンタ18、タイマー
19に代えてコンデンサと抵抗からなる時定数回路を用い
ても同等の効果を奏する。
19に代えてコンデンサと抵抗からなる時定数回路を用い
ても同等の効果を奏する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、イ
ンバータの周波数変換のため用いられた高周波の影響に
より地絡が発生しても負荷遮断がなされない不動作、お
よびインバータと負荷間の相電線が長い場合等の浮遊静
電容量を流れる高周波を含む不平衡電流により地絡が発
生していないのに負荷遮断をしてしまう不要動作の無い
地絡検出装置を得ることができる。
ンバータの周波数変換のため用いられた高周波の影響に
より地絡が発生しても負荷遮断がなされない不動作、お
よびインバータと負荷間の相電線が長い場合等の浮遊静
電容量を流れる高周波を含む不平衡電流により地絡が発
生していないのに負荷遮断をしてしまう不要動作の無い
地絡検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す地絡検出装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の地絡検出装置の不動作波
形図である。
形図である。
【図3】この発明の実施例1の地絡検出装置の不要動作
波形図である。
波形図である。
【図4】この発明の実施例2を示す低域フィルターの回
路図である。
路図である。
【図5】この発明の実施例3を示す地絡検出装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】従来の地絡検出装置を示すブロック図である。
【図7】従来の地絡検出装置の動作波形図である。
【図8】従来の地絡検出装置にインバータを挿入したと
きの回路構成図である。
きの回路構成図である。
【図9】図8の不動作を説明する動作波形図である。
【図10】図8の不要動作を説明する動作波形図であ
る。
る。
【図11】浮遊静電容量の不要動作を説明する動作波形
図である。
図である。
1 交流電路
3 零相変流器
6 レベル判別器
7 信号幅判別器
8 トリガ回路
9 低域フィルター
10 インバータ
12 地絡抵抗
13 浮遊静電容量
15 オペアンプ
18 カウンタ
19 タイマ
Claims (3)
- 【請求項1】 交流電路と電磁的に結合されこの交流電
路の地絡電流を検出する零相変流器、この零相変流器に
接続され上記検出された地絡電流に含まれる高周波成分
を阻止する低域フィルター、この低域フィルターを通過
した上記地絡電流のレベルが所定の値を超えた期間に対
応する時間幅のパルス信号を発生するレベル判別器、こ
のレベル判別器からの上記パルス信号が所定幅以上のと
き出力信号を発生する信号幅判別手段、この信号幅判別
手段からの上記出力信号により作動し上記交流電路を遮
断する遮断手段を備えたことを特徴とする地絡検出装
置。 - 【請求項2】 低域フィルターはオペアンプを含んで構
成されることを特徴とする請求項第1項記載の地絡検出
装置。 - 【請求項3】 信号幅判別手段からの出力信号が所定時
間内に2回以上存在したとき出力信号を出すカウンタと
タイマーを備えたことを特徴とする請求項第2項記載の
地絡検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246404A JP2600534B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-09-26 | 地絡検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-21872 | 1991-02-15 | ||
| JP2187291 | 1991-02-15 | ||
| JP3246404A JP2600534B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-09-26 | 地絡検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515046A true JPH0515046A (ja) | 1993-01-22 |
| JP2600534B2 JP2600534B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=26359000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3246404A Expired - Fee Related JP2600534B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-09-26 | 地絡検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600534B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013021919A (ja) * | 1998-11-06 | 2013-01-31 | Metglas Inc | バルクアモルファス金属磁気構成要素を有する電動モータ |
| JP2013251981A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Mitsubishi Electric Corp | パワーコンディショナ |
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-
1991
- 1991-09-26 JP JP3246404A patent/JP2600534B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN105849850A (zh) * | 2013-12-24 | 2016-08-10 | 松下知识产权经营株式会社 | 断路器 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600534B2 (ja) | 1997-04-16 |
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