JPH0515174A - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
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- JPH0515174A JPH0515174A JP3158062A JP15806291A JPH0515174A JP H0515174 A JPH0515174 A JP H0515174A JP 3158062 A JP3158062 A JP 3158062A JP 15806291 A JP15806291 A JP 15806291A JP H0515174 A JPH0515174 A JP H0515174A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- elastic body
- stator
- ultrasonic motor
- piezoelectric element
- Prior art date
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】円盤状の弾性体1の端面に隙間なく設けられ弾
性体を励振する円環状の圧電素子2をもつステータ3
と、弾性体の端面1aに対向して設けられたロータ4
と、ロータ4を弾性体1に押しつける円盤状のばね5
と、ステータとロータの中心軸に設けられロータと共に
回転する出力軸6と、出力軸を支持する軸受8と、ステ
ータ,ロータ及び軸受を囲むケース7とを含む超音波モ
ータにおいて、圧電素子とケースとの間に両者と密着し
て設けられた放熱部材10を設ける。 【効果】弾性体とロータとの摺動による摩擦熱の放熱を
効果的に行えるため、摺動面の温度上昇を抑えることが
でき、摺動部の摩擦特性の変化を小さくでき、安定した
超音波モータの特性が得られる。
性体を励振する円環状の圧電素子2をもつステータ3
と、弾性体の端面1aに対向して設けられたロータ4
と、ロータ4を弾性体1に押しつける円盤状のばね5
と、ステータとロータの中心軸に設けられロータと共に
回転する出力軸6と、出力軸を支持する軸受8と、ステ
ータ,ロータ及び軸受を囲むケース7とを含む超音波モ
ータにおいて、圧電素子とケースとの間に両者と密着し
て設けられた放熱部材10を設ける。 【効果】弾性体とロータとの摺動による摩擦熱の放熱を
効果的に行えるため、摺動面の温度上昇を抑えることが
でき、摺動部の摩擦特性の変化を小さくでき、安定した
超音波モータの特性が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電素子により弾性体
を励振し、弾性体表面に進行波を発生させ、この弾性体
表面にロータを押しつけ、弾性体表面とロータ表面の間
に生じる摩擦力によりロータを回転させる進行波型超音
波モータに係り、特に、弾性体表面とロータ表面の摺動
により発生する摩擦熱の放熱装置に関する。
を励振し、弾性体表面に進行波を発生させ、この弾性体
表面にロータを押しつけ、弾性体表面とロータ表面の間
に生じる摩擦力によりロータを回転させる進行波型超音
波モータに係り、特に、弾性体表面とロータ表面の摺動
により発生する摩擦熱の放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波モータは、図3に示すよう
に、円盤状の弾性体1の一端面に隙間なく設けらた圧電
素子2により弾性体1の表面1aに進行波を励起し、弾
性体1に振動吸収用部材9を介してばね5を用いてロー
タ4を押しつけ、弾性体1の表面1aとロータ4との間
に生じる摩擦力によりロータ4を進行波の進行方向と反
対方向に回転させ、出力軸6を回転させていた。このよ
うな進行波型の超音波モータは、特開平2−261077 号公
報に記載されている。
に、円盤状の弾性体1の一端面に隙間なく設けらた圧電
素子2により弾性体1の表面1aに進行波を励起し、弾
性体1に振動吸収用部材9を介してばね5を用いてロー
タ4を押しつけ、弾性体1の表面1aとロータ4との間
に生じる摩擦力によりロータ4を進行波の進行方向と反
対方向に回転させ、出力軸6を回転させていた。このよ
うな進行波型の超音波モータは、特開平2−261077 号公
報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、弾性
体1の表面1aに効率よく進行波を発生させるために、
ステータ3の内周部3aを薄肉化してある。また、ロー
タ4をばね5により弾性体1へ押しつける時、不要な反
力が生じないよう、ロータ4の内周部は、出力軸6との
隙間gを保って嵌合されている。弾性体1とロータ4と
の摩擦力により生じる摩擦熱は、 (1) ステータ3の内周部の薄肉部3aを通りケース7へ
熱伝導される。
体1の表面1aに効率よく進行波を発生させるために、
ステータ3の内周部3aを薄肉化してある。また、ロー
タ4をばね5により弾性体1へ押しつける時、不要な反
力が生じないよう、ロータ4の内周部は、出力軸6との
隙間gを保って嵌合されている。弾性体1とロータ4と
の摩擦力により生じる摩擦熱は、 (1) ステータ3の内周部の薄肉部3aを通りケース7へ
熱伝導される。
【0004】(2) 振動吸収用部材9とばね5を通りシャ
フト6へ熱伝導される。
フト6へ熱伝導される。
【0005】(3) 仕様環境が気体中の場合、気体を通り
ケース7へ熱伝達される。
ケース7へ熱伝達される。
【0006】(4) 輻射によりケース7へ伝えられる。
【0007】の四つの経路で放熱される。しかし、(1)
の熱伝導による放熱経路は、ステータ3の薄肉部3aの
ために熱抵抗が大きく放熱量は小さい。(2) の熱伝導に
よる放熱経路も、振動吸収用部材として一般的に使用さ
れている熱伝導率の小さいゴムや薄肉のばねのため熱抵
抗が大きく放熱量が小さい。(3) の熱伝達による経路
は、熱伝導に比べ放熱量が小さい。仕様環境が真空の場
合、熱伝達による放熱は期待できない。(4) の輻射によ
る経路は、摺動部とケース7の温度差により決まるが、
温度差は最大でも60℃程度であり放熱量は小さい。こ
のように、摺動部に発生する摩擦熱は、十分に放熱され
ず弾性体1やロータ4に蓄積され温度上昇する。このた
め、安定した摩擦力を発生するためにロータ4に設けら
れた摺動材スライダ4aの摩擦特性が温度上昇により変
化し、発生トルクの低下や、回転数の低下,回転数の変
動など超音波モータの安定した特性を維持できない。ま
た、温度上昇により、スライダ4aの摩耗量が増加す
る。さらに、温度上昇により、圧電素子のキュリー温度
を越え圧電素子の特性が失われる恐れがある。従って、
従来の超音波モータは、連続した運転を行うような用途
への利用が困難であった。また、真空や窒素雰囲気な
ど、摺動材の特性が大気中と大きく異なる環境下で超音
波モータを使用した場合、摺動材の摩耗が大きかった。
の熱伝導による放熱経路は、ステータ3の薄肉部3aの
ために熱抵抗が大きく放熱量は小さい。(2) の熱伝導に
よる放熱経路も、振動吸収用部材として一般的に使用さ
れている熱伝導率の小さいゴムや薄肉のばねのため熱抵
抗が大きく放熱量が小さい。(3) の熱伝達による経路
は、熱伝導に比べ放熱量が小さい。仕様環境が真空の場
合、熱伝達による放熱は期待できない。(4) の輻射によ
る経路は、摺動部とケース7の温度差により決まるが、
温度差は最大でも60℃程度であり放熱量は小さい。こ
のように、摺動部に発生する摩擦熱は、十分に放熱され
ず弾性体1やロータ4に蓄積され温度上昇する。このた
め、安定した摩擦力を発生するためにロータ4に設けら
れた摺動材スライダ4aの摩擦特性が温度上昇により変
化し、発生トルクの低下や、回転数の低下,回転数の変
動など超音波モータの安定した特性を維持できない。ま
た、温度上昇により、スライダ4aの摩耗量が増加す
る。さらに、温度上昇により、圧電素子のキュリー温度
を越え圧電素子の特性が失われる恐れがある。従って、
従来の超音波モータは、連続した運転を行うような用途
への利用が困難であった。また、真空や窒素雰囲気な
ど、摺動材の特性が大気中と大きく異なる環境下で超音
波モータを使用した場合、摺動材の摩耗が大きかった。
【0008】本発明の目的は、圧電素子により進行波を
発生させる超音波モータにおいて、摺動部の摩擦熱を放
熱する手段をもつ安定した特性の超音波モータを提供す
ることにある。また、温度上昇や真空環境での使用に対
し摺動材の摩耗を低減し超音波モータの寿命を増加させ
ることにある。
発生させる超音波モータにおいて、摺動部の摩擦熱を放
熱する手段をもつ安定した特性の超音波モータを提供す
ることにある。また、温度上昇や真空環境での使用に対
し摺動材の摩耗を低減し超音波モータの寿命を増加させ
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は円盤状の弾性体の一端面に隙間なく設けら
れた円環状の圧電素子の端面とケースとの隙間に冷却部
材を設けたものである。冷却部材は、二重円筒状の金属
ベローズを設け、金属ベローズ内部に液体を封入したも
のである。また、二重円筒状の金属ベローズ内部の液体
の供給排出手段を設けたものである。さらに、冷却部材
は、液体を封入した二重円筒状の金属ベローズと金属ベ
ローズの端面接して熱電素子を設けたものである。
に、本発明は円盤状の弾性体の一端面に隙間なく設けら
れた円環状の圧電素子の端面とケースとの隙間に冷却部
材を設けたものである。冷却部材は、二重円筒状の金属
ベローズを設け、金属ベローズ内部に液体を封入したも
のである。また、二重円筒状の金属ベローズ内部の液体
の供給排出手段を設けたものである。さらに、冷却部材
は、液体を封入した二重円筒状の金属ベローズと金属ベ
ローズの端面接して熱電素子を設けたものである。
【0010】摺動部の摩擦熱を放熱するために、弾性体
とロータの押しつけ力は弾性体をばねにより押すことに
より付与し、ロータを厚肉化しかつロータと出力軸を一
体化したものである。摺動材の摩耗を低減するために、
出力軸に軸シール手段を設けたものである。
とロータの押しつけ力は弾性体をばねにより押すことに
より付与し、ロータを厚肉化しかつロータと出力軸を一
体化したものである。摺動材の摩耗を低減するために、
出力軸に軸シール手段を設けたものである。
【0011】
【作用】弾性体の一端面に隙間なく設けられた円環状の
圧電素子の端面とケースとの間に液体を封入した二重円
筒状の金属ベローズを設けることにより、弾性体からケ
ースへの熱抵抗が低減し、弾性体とロータの摺動により
発生した摩擦熱は、金属ベローズ及び液体を通りケース
へ熱伝達され、放熱が促進される。また、二重円筒状の
金属ベローズ内部の液体の供給排出手段を設けることに
より、金属ベローズ内部へ冷却された液体を供給するこ
とができ摺動部に生じた摩擦熱の放熱量を増加できる。
さらに、液体を封入した二重円筒状の金属ベローズと金
属ベローズの端面接して熱電素子を設けることにより、
金属ベローズを冷却することができ、放熱をより促進で
きる。
圧電素子の端面とケースとの間に液体を封入した二重円
筒状の金属ベローズを設けることにより、弾性体からケ
ースへの熱抵抗が低減し、弾性体とロータの摺動により
発生した摩擦熱は、金属ベローズ及び液体を通りケース
へ熱伝達され、放熱が促進される。また、二重円筒状の
金属ベローズ内部の液体の供給排出手段を設けることに
より、金属ベローズ内部へ冷却された液体を供給するこ
とができ摺動部に生じた摩擦熱の放熱量を増加できる。
さらに、液体を封入した二重円筒状の金属ベローズと金
属ベローズの端面接して熱電素子を設けることにより、
金属ベローズを冷却することができ、放熱をより促進で
きる。
【0012】弾性体とロータの押しつけ力は弾性体をば
ねにより押すことにより付与し、ロータを厚肉化しかつ
ロータと出力軸を一体化することにより、ロータから出
力軸への熱抵抗が低減し、摺動部の摩擦熱の出力軸への
放熱量が増加する。
ねにより押すことにより付与し、ロータを厚肉化しかつ
ロータと出力軸を一体化することにより、ロータから出
力軸への熱抵抗が低減し、摺動部の摩擦熱の出力軸への
放熱量が増加する。
【0013】出力軸に軸シール手段を設けることによ
り、超音波モータの使用環境によらず超音波モータ内部
は大気雰囲気に保たれるため、摺動部材の摩擦特性を安
定化できる。
り、超音波モータの使用環境によらず超音波モータ内部
は大気雰囲気に保たれるため、摺動部材の摩擦特性を安
定化できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1を用いて
説明する。円盤状の弾性体1の一端面には圧電素子2が
隙間なく接着されている。弾性体1の圧電素子2の接着
面と反対の端面1aには櫛歯状の溝1bが形成されてい
る。弾性体1と圧電素子2からなる円盤状のステータ3
は弾性体1の剛性を低下させるために内周部が薄肉3a
になっている。圧電素子2は弾性体1を励振し、弾性体
1の端面1aに進行波を発生させる。弾性体1の端面1
aに対向してロータ4が設けられている。ロータ4は円
形のダイヤフラム状のばね5により弾性体1に押しつけ
られている。ロータ4の弾性体との接触面には摺動材の
スライダ4aが接着されている。ロータ4とばね5の間
には振動吸収用ゴム9がある。ロータ4とステータ3の
中心軸には出力軸6があり、軸受8a,8bで支持され
ている。ばね5の他端は出力軸に設けられたカラーで止
められており、ばね5の反力はスラスト軸受8bで受け
ている。ステータ3,ロータ4を囲んでケース7が設け
られており、ステータ3の内周部と接続されている。圧
電素子2とケース7との隙間には両端を密封された二重
円筒状の金属ベローズ10が一端を圧電素子と他端をケ
ース7と隙間なく接するように設けられている。金属ベ
ローズ10の内部には熱伝導率の大きい液体11が封入
されている。金属ベローズ10のばね定数は弾性体1の
剛性よりも十分に低く、また内部に封入した液体11に
より金属ベローズ10のばね定数が上昇しないように、
液体11は適当な空間をもって金属ベローズ10内封入
されている。このように構成することにより弾性体1と
ロータ4との摺動により生じる摩擦熱は、液体11入り
の金属ベローズ10を熱伝達によりケース7へ放熱され
る。従って、本実施例によれば、弾性体1とロータ4と
の摺動による摩擦熱の放熱を大きくできるため、弾性体
1やロータ4,圧電素子2の温度上昇を抑えることがで
きるため、スライダ4aの安定した摩擦特性がえられる
と共に、スライダ4aの摩耗を低減できる。
説明する。円盤状の弾性体1の一端面には圧電素子2が
隙間なく接着されている。弾性体1の圧電素子2の接着
面と反対の端面1aには櫛歯状の溝1bが形成されてい
る。弾性体1と圧電素子2からなる円盤状のステータ3
は弾性体1の剛性を低下させるために内周部が薄肉3a
になっている。圧電素子2は弾性体1を励振し、弾性体
1の端面1aに進行波を発生させる。弾性体1の端面1
aに対向してロータ4が設けられている。ロータ4は円
形のダイヤフラム状のばね5により弾性体1に押しつけ
られている。ロータ4の弾性体との接触面には摺動材の
スライダ4aが接着されている。ロータ4とばね5の間
には振動吸収用ゴム9がある。ロータ4とステータ3の
中心軸には出力軸6があり、軸受8a,8bで支持され
ている。ばね5の他端は出力軸に設けられたカラーで止
められており、ばね5の反力はスラスト軸受8bで受け
ている。ステータ3,ロータ4を囲んでケース7が設け
られており、ステータ3の内周部と接続されている。圧
電素子2とケース7との隙間には両端を密封された二重
円筒状の金属ベローズ10が一端を圧電素子と他端をケ
ース7と隙間なく接するように設けられている。金属ベ
ローズ10の内部には熱伝導率の大きい液体11が封入
されている。金属ベローズ10のばね定数は弾性体1の
剛性よりも十分に低く、また内部に封入した液体11に
より金属ベローズ10のばね定数が上昇しないように、
液体11は適当な空間をもって金属ベローズ10内封入
されている。このように構成することにより弾性体1と
ロータ4との摺動により生じる摩擦熱は、液体11入り
の金属ベローズ10を熱伝達によりケース7へ放熱され
る。従って、本実施例によれば、弾性体1とロータ4と
の摺動による摩擦熱の放熱を大きくできるため、弾性体
1やロータ4,圧電素子2の温度上昇を抑えることがで
きるため、スライダ4aの安定した摩擦特性がえられる
と共に、スライダ4aの摩耗を低減できる。
【0015】本発明の第二の実施例を図2を用いて説明
する。圧電素子2とケース7との間の隙間に設けられて
いる二重円筒状の金属ベローズ10のケース側端面の円
周方向には、一つ以上の液体11供給用のパイプ12と
液体排出用のパイプ13が設けられている。このように
することにより、金属ベローズ10内に液体11が満た
されるため、弾性体1とロータ4との摺動により生じる
摩擦熱は、液体11入りの金属ベローズ10を熱伝達に
よりケース7へ放熱される。また、液体供給用パイプ1
2から冷却された液体11aを流入させ金属ベローズ1
0内で温度上昇した液体11bを排出パイプ13から流
出させ、液体11を循環させることにより、放熱量を第
一の実施例よりも増加させることができる。また、液体
11の循環量を弾性体1の摺動面1aの温度により調整
することにより、摺動部の温度を概略一定に保つことも
可能である。従って、本実施例によれば、第一の実施例
と同様、弾性体1とロータ4との摺動による摩擦熱の放
熱を大きくできるため、弾性体1やロータ4,圧電素子
2の温度上昇を抑えることができるため、スライダ4a
の安定した摩擦特性がえられると共に、スライダ4aの
摩耗を低減できる。
する。圧電素子2とケース7との間の隙間に設けられて
いる二重円筒状の金属ベローズ10のケース側端面の円
周方向には、一つ以上の液体11供給用のパイプ12と
液体排出用のパイプ13が設けられている。このように
することにより、金属ベローズ10内に液体11が満た
されるため、弾性体1とロータ4との摺動により生じる
摩擦熱は、液体11入りの金属ベローズ10を熱伝達に
よりケース7へ放熱される。また、液体供給用パイプ1
2から冷却された液体11aを流入させ金属ベローズ1
0内で温度上昇した液体11bを排出パイプ13から流
出させ、液体11を循環させることにより、放熱量を第
一の実施例よりも増加させることができる。また、液体
11の循環量を弾性体1の摺動面1aの温度により調整
することにより、摺動部の温度を概略一定に保つことも
可能である。従って、本実施例によれば、第一の実施例
と同様、弾性体1とロータ4との摺動による摩擦熱の放
熱を大きくできるため、弾性体1やロータ4,圧電素子
2の温度上昇を抑えることができるため、スライダ4a
の安定した摩擦特性がえられると共に、スライダ4aの
摩耗を低減できる。
【0016】本発明の第三の実施例を図3を用いて説明
する。圧電素子2とケース7との間の隙間に設けられて
いる液体11を封入した二重円筒状の金属ベローズ10
のケース側端面には熱電素子14の片面が接着されてお
り、熱電素子14のもう一方の面はケース7に密着して
いる。熱電素子14は、金属ベローズ側が低温側になる
ように取り付けられている。このように構成することに
より、弾性体1を冷却することができるため、摺動部
(弾性体表面1aとスライダ4a)の温度上昇を抑える
ことができる。摺動部の温度を熱電素子14のコントロ
ーラにフィードバックすることにより、摺動部にとって
最適な温度での運転が可能となる。このため、超音波モ
ータを安定した最高の特性で運転することができ、弾性
体1とスライダ4aの摩耗を低減でき、超音波モータの
長寿命化と信頼性の向上が図れる。
する。圧電素子2とケース7との間の隙間に設けられて
いる液体11を封入した二重円筒状の金属ベローズ10
のケース側端面には熱電素子14の片面が接着されてお
り、熱電素子14のもう一方の面はケース7に密着して
いる。熱電素子14は、金属ベローズ側が低温側になる
ように取り付けられている。このように構成することに
より、弾性体1を冷却することができるため、摺動部
(弾性体表面1aとスライダ4a)の温度上昇を抑える
ことができる。摺動部の温度を熱電素子14のコントロ
ーラにフィードバックすることにより、摺動部にとって
最適な温度での運転が可能となる。このため、超音波モ
ータを安定した最高の特性で運転することができ、弾性
体1とスライダ4aの摩耗を低減でき、超音波モータの
長寿命化と信頼性の向上が図れる。
【0017】本発明の第四の実施例を図4を用いて説明
する。円盤状の弾性体1の一断面には圧電素子2が隙間
なく接着されている。弾性体1と圧電素子2からなる円
盤状のステータ3は弾性体1の剛性を低下させるために
内周部が薄肉3aになっている。圧電素子2は弾性体1
を励振し、弾性体1の端面1aに進行波を発生させる。
弾性体1の端面1aに対向してロータ4が設けられてい
る。ステータ3は円形のダイヤフラム状のばね15によ
りロータ4に押しつけられている。ロータ4の弾性体と
の接触面には摺動材のスライダ4aが接着されている。
ロータ4は厚肉の円盤4bをもっておりで出力軸6と一
体化されている。ばね15の反力は軸受8bで受けてい
る。このように構成することにより、ロータ4から出力
軸6への熱抵抗を小さくすることができるため、弾性体
1とロータ4との摺動により発生した摺動熱を熱伝導に
より出力軸6へ導き、出力軸6に接続された機器に放熱
することができる。本実施例の場合、ロータ4と出力軸
6の材質には、銅やアルミニウムなどの熱伝導率の良い
ものを選ぶことはもちろんである。本実施例によれば、
弾性体1とロータ4の摺動部の温度を下げることができ
るため、スライダ4aと弾性体4の表面4aの摺動特性
が安定するため、超音波モータの特性を安定化できると
ともに、スライダ4aの摩耗を減少することができ
る。。
する。円盤状の弾性体1の一断面には圧電素子2が隙間
なく接着されている。弾性体1と圧電素子2からなる円
盤状のステータ3は弾性体1の剛性を低下させるために
内周部が薄肉3aになっている。圧電素子2は弾性体1
を励振し、弾性体1の端面1aに進行波を発生させる。
弾性体1の端面1aに対向してロータ4が設けられてい
る。ステータ3は円形のダイヤフラム状のばね15によ
りロータ4に押しつけられている。ロータ4の弾性体と
の接触面には摺動材のスライダ4aが接着されている。
ロータ4は厚肉の円盤4bをもっておりで出力軸6と一
体化されている。ばね15の反力は軸受8bで受けてい
る。このように構成することにより、ロータ4から出力
軸6への熱抵抗を小さくすることができるため、弾性体
1とロータ4との摺動により発生した摺動熱を熱伝導に
より出力軸6へ導き、出力軸6に接続された機器に放熱
することができる。本実施例の場合、ロータ4と出力軸
6の材質には、銅やアルミニウムなどの熱伝導率の良い
ものを選ぶことはもちろんである。本実施例によれば、
弾性体1とロータ4の摺動部の温度を下げることができ
るため、スライダ4aと弾性体4の表面4aの摺動特性
が安定するため、超音波モータの特性を安定化できると
ともに、スライダ4aの摩耗を減少することができ
る。。
【0018】本発明の第五の実施例を図5を用いて説明
する。出力軸6には軸シール15が設けられている。軸
シールとしては、例えば、磁性流体シールやゴム製のO
リングなどが使用可能である。ケース7aとケース7b
の接合部には固定用ガスケット17が設けられている。
ケース7には電流導入端子16が取り付けられており、
圧電素子2の駆動電力供給用電線2aは電流導入端子1
6を介して圧電素子2と接続されている。この構成にす
ることにより、超音波モータの内部18は超音波モータ
の外部と完全に隔離することができる。このため、超音
波モータの使用環境が真空,液中,大気以外のガス雰囲
気中などの場合にも大気中と同様に使用できる。また、
超音波モータ内は大気に保たれるため、弾性体1とロー
タ4の材料を超音波モータの使用環境に適したものに変
更する必要がない。さらに、超音波モータが完全に外部
と隔離されているため,超音波モータ内で発生した摩耗
粉が超音波モータ外部に飛散することがない。本発明に
よれば、各種の環境下で超音波モータを使用する場合、
超音波モータの構成部材を使用環境用に変更する必要が
なく、大気中と同様の特性を得ることができる。また、
外部への摩耗粉の飛散がないためクリーン度を要求され
る用途への適用が行える。なお、本実施例の説明では省
略したが、本実施例でも、第一から第四の実施例と同様
弾性体2とロータ4の冷却部材を設けることにより、超
音波モータの特性の安定化と超寿命化を図れることはも
ちろんである。
する。出力軸6には軸シール15が設けられている。軸
シールとしては、例えば、磁性流体シールやゴム製のO
リングなどが使用可能である。ケース7aとケース7b
の接合部には固定用ガスケット17が設けられている。
ケース7には電流導入端子16が取り付けられており、
圧電素子2の駆動電力供給用電線2aは電流導入端子1
6を介して圧電素子2と接続されている。この構成にす
ることにより、超音波モータの内部18は超音波モータ
の外部と完全に隔離することができる。このため、超音
波モータの使用環境が真空,液中,大気以外のガス雰囲
気中などの場合にも大気中と同様に使用できる。また、
超音波モータ内は大気に保たれるため、弾性体1とロー
タ4の材料を超音波モータの使用環境に適したものに変
更する必要がない。さらに、超音波モータが完全に外部
と隔離されているため,超音波モータ内で発生した摩耗
粉が超音波モータ外部に飛散することがない。本発明に
よれば、各種の環境下で超音波モータを使用する場合、
超音波モータの構成部材を使用環境用に変更する必要が
なく、大気中と同様の特性を得ることができる。また、
外部への摩耗粉の飛散がないためクリーン度を要求され
る用途への適用が行える。なお、本実施例の説明では省
略したが、本実施例でも、第一から第四の実施例と同様
弾性体2とロータ4の冷却部材を設けることにより、超
音波モータの特性の安定化と超寿命化を図れることはも
ちろんである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、弾性体とロータとの摺
動による摩擦熱の放熱を効大気中と全く同様の超音波モ
ータの特性果的に行えるため、摺動面の温度上昇を抑え
ることができ、摺動部の摩擦特性の変化を小さくするこ
とができ、安定した超音波モータの特性が得られる。ま
た、摺動部の摩耗が低減できるため、長寿命化が図れ
る。
動による摩擦熱の放熱を効大気中と全く同様の超音波モ
ータの特性果的に行えるため、摺動面の温度上昇を抑え
ることができ、摺動部の摩擦特性の変化を小さくするこ
とができ、安定した超音波モータの特性が得られる。ま
た、摺動部の摩耗が低減できるため、長寿命化が図れ
る。
【図1】本発明の超音波モータの第一の実施例を示す断
面図。
面図。
【図2】本発明の第二の実施例を示す断面図。
【図3】本発明の第三の実施例を示す部分断面図。
【図4】本発明の第四の実施例を示す断面図。
【図5】本発明の第五の実施例を示す断面図。
【図6】従来の超音波モータを示す断面図である。
1…弾性体、2…圧電素子、3…ステータ、4…ロー
タ、6…出力軸、7…ケース、8…軸受、10…ベロー
ズ、11…液体。
タ、6…出力軸、7…ケース、8…軸受、10…ベロー
ズ、11…液体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】円盤状の弾性体と、前記弾性体の一端面に
隙間なく設けられ前記弾性体を励振する円環状の圧電素
子とを含むステータと、前記弾性体の他端面に対向して
設けられたロータと、前記ロータの反ステータ側に設け
られ前記ロータを前記弾性体に押しつける円盤状のばね
部材と、前記ステータと前記ロータの中心軸に設けられ
前記ロータと共に回転する出力軸と、前記出力軸を支持
する軸受と、前記ステータ,前記ロータ,前記出力軸及
び前記軸受を囲むケースとを含む超音波モータにおい
て、前記圧電素子の反弾性体面及びケースと接するよう
に設けられた放熱部材を設けたことを特徴とする超音波
モータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3158062A JPH0515174A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3158062A JPH0515174A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 超音波モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0515174A true JPH0515174A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15663469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3158062A Pending JPH0515174A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 超音波モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515174A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011200055A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Canon Inc | 振動波モータ |
| US8349440B2 (en) * | 2007-12-24 | 2013-01-08 | Choongwae Corporation | High barrier multilayer film for functional medical solution product |
| JP2013021777A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Canon Inc | 振動型アクチュエータ |
| CN108512338A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-07 | 西安创联超声技术有限责任公司 | 一体式高精度大力矩旋转行波超声波电机系统 |
| US10680537B2 (en) | 2016-02-16 | 2020-06-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration-type-motor driving apparatus |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3158062A patent/JPH0515174A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8349440B2 (en) * | 2007-12-24 | 2013-01-08 | Choongwae Corporation | High barrier multilayer film for functional medical solution product |
| JP2011200055A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Canon Inc | 振動波モータ |
| US8912706B2 (en) | 2010-03-23 | 2014-12-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Oscillatory wave motor capable of decreasing degradation of performance |
| JP2013021777A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Canon Inc | 振動型アクチュエータ |
| US10680537B2 (en) | 2016-02-16 | 2020-06-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration-type-motor driving apparatus |
| CN108512338A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-07 | 西安创联超声技术有限责任公司 | 一体式高精度大力矩旋转行波超声波电机系统 |
| CN108512338B (zh) * | 2018-04-09 | 2024-03-19 | 西安创联超声技术有限责任公司 | 一体式高精度大力矩旋转行波超声波电机系统 |
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