JPH05152544A - 半導体メモリセル - Google Patents

半導体メモリセル

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JPH05152544A
JPH05152544A JP3312398A JP31239891A JPH05152544A JP H05152544 A JPH05152544 A JP H05152544A JP 3312398 A JP3312398 A JP 3312398A JP 31239891 A JP31239891 A JP 31239891A JP H05152544 A JPH05152544 A JP H05152544A
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semiconductor memory
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transistors
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Abstract

(57)【要約】 【目的】より高い集積度を実現でき、ビット単位を大幅
に低減でき、製造プロセスの容易化、パターンの高密度
化を達成できる半導体メモリセルを提供する。 【構成】カスケード接続された複数のMOSトランジス
タQ1〜Q4の一端側が読み出し/書込み用のノードN
1に接続されるカスケード・ゲートと、上記各MOSト
ランジスタの上記ノードから遠い側の各一端に対応して
各一端が接続された複数の情報記憶用のキャパシタC1
〜C4とが同一半導体基板上に形成された半導体メモリ
セルにおいて、半導体基板上で隣り合う他の半導体メモ
リセルとの間に形成された素子分離用のMOSトランジ
スタQ0を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリセルに係
り、特にダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DR
AM)のメモリセルに関する。
【0002】
【従来の技術】現在実用化されているDRAMのメモリ
セルは、図14に示すように、ワード線WLおよびビッ
ト線BLに接続される1個のトランスファゲート用MO
S(絶縁ゲート型)トランジスタQと、これに接続され
る1個の情報記憶用キャパシタCとで構成されている。
【0003】一方、半導体メモリセルとして、より高い
集積度を達成し、ビット単価を低減することが要求され
ており、この要求に応え得るカスケード・ゲート型のメ
モリセルが、本願発明者の一人により提案(本願出願人
の出願に係る特願平2−104576号)されている。
このカスケード・ゲート型のメモリセルは、例えば図1
5あるいは図16に示す等価回路のように構成されてい
る。
【0004】図15のメモリセルは、カスケード接続さ
れた複数のMOSトランジスタQ1〜Q4と、このトラ
ンジスタQ1〜Q4の各一端にそれぞれ一端が接続され
た情報記憶用のキャパシタC1〜C4とを有する。上記
トランジスタQ1〜Q4を所定の順序でオン/オフ制御
することにより、カスケード接続の一端側(読み出し/
書込み用のノードN1)に近い側のキャパシタC1から
順に各キャパシタC1〜C4の記憶情報をノードN1に
読み出すことができ、このノードN1に遠い側のキャパ
シタC4から順に各キャパシタC4〜C1にノードN1
の情報を書込むことができる。
【0005】また、図16のメモリセルは、図15のセ
ルのトランジスタQ4の他端と第2のノードN2との間
にMOSトランジスタQ5を付加接続したものである。
上記トランジスタQ1〜Q5を所定の順序でオン/オフ
制御することにより、ノードN1に近い側のキャパシタ
C1から順に各キャパシタC1〜C4の記憶情報をノー
ドN1に読み出し、ノードN1に近い側のキャパシタC
1から順に各キャパシタC1〜C4に第2のノードN2
の情報を書込むことが可能になる。
【0006】この場合、カスケード接続されたトランジ
スタQ1〜Q5のオン/オフ制御の順序を上記とは逆に
すれば、第2のノードN2に近い側のキャパシタC4か
ら各キャパシタC4〜C1の記憶情報を第2のノードN
2に順次読み出し、第2のノードN2に近い側のキャパ
シタC4から各キャパシタC4〜C1にノードN1の情
報を順次書き込むことが可能になる。
【0007】また、カスケード接続されたトランジスタ
Q1〜Q5の両端のトランジスタQ1、Q5を選択的に
オフ状態にスイッチ制御し、残りのカスケード接続され
たトランジスタQ1〜Q4またはQ2〜Q5を所定の順
序でオン/オフ制御することにより、メモリセルとノー
ドN1または第2のノードN2との間で選択的に情報の
やりとりを行うことが可能になる。
【0008】上記した図15、図16のようなカスケー
ド・ゲート型のメモリセルは、複数ビットの情報をビッ
ト単位で格納することが可能であり、このメモリセルの
アレイを構成すると、メモリセルとビット線とのコンタ
クトは複数ビット当り1個しか必要としないので、従来
の1トランジスタ・1キャパシタ型セルのアレイを用い
たDRAMよりも格段に高い集積度を実現でき、ビット
単価を大幅に低減させることができる。
【0009】図17および図18は、図15のカスケー
ド・ゲート型のセルの平面パターンおよび断面構造とし
て、前記特願平2−104576号に開示されている一
例を示している。ここでは、カスケード・ゲート型のセ
ルを例えばスタックセル構造として実現し、ワード線と
ビット線との交点近傍にキャパシタが存在するように配
置した例えばオープン・ビット線方式のDRAMセルア
レイに使用した場合を示している。
【0010】図17および図18において、50は半導
体基板、52は半導体基板表面で4個のトランジスタQ
1〜Q4の活性領域(ソース、ドレイン、チャネルの各
領域からなる。)が直線状に配置されたセル活性領域、
WL1〜WL4はそれぞれ上記4個のトランジスタQ1
〜Q4のゲート(ワード線)、531〜534はそれぞ
れ4個の情報記憶用キャパシタC1〜C4のストレージ
ノード、541〜544はそれぞれ上記4個のストレー
ジノード531〜534と上記4個のトランジスタQ1
〜Q4の各ソース領域とのコンタクト、55はビット線
BLと上記セル活性領域の一端(トランジスタQ1のド
レイン領域)とのコンタクト(ビット線コンタクト)、
56はゲート絶縁膜、57は層間絶縁膜、58はそれぞ
れ4個のキャパシタC1〜C4の絶縁膜、59は4個の
キャパシタC1〜C4のプレート電極、60は層間絶縁
膜、51はカスケード接続されたトランジスタの配列方
向において隣り合うメモリセル間の電気的な素子分離用
のフィールド酸化膜である。
【0011】ところで、上記カスケード・ゲート型のセ
ルにおいて、各キャパシタC1〜C4の記憶情報をノー
ドN1に順次読み出す際に、情報を読み終えたキャパシ
タ(例えばC1)はノードN1に電気的に接続されたま
まの状態となるので、別のキャパシタ(例えばC2)の
情報を読む際の読み出し電荷が上記キャパシタC1にも
分配されてしまう。この場合、もしも、各キャパシタC
1〜C4の各容量値が同じであると、キャパシタC1の
情報を読む際のノードN1での電圧変化分よりもキャパ
シタC2、C3、C4の情報を順次読む際のノードN1
での電圧変化分が次第に小さくなり、極端な場合、キャ
パシタC4の情報を読む際の読み出し電荷がキャパシタ
C1〜C3に分配されるので、ノードN1での電圧変化
分が著しく小さくなって情報の読み出し誤りを生じるお
それがある。
【0012】この点に鑑みて、本願発明者らは、各キャ
パシタの記憶情報を順次読み出す場合のノードの電圧変
化分をほぼ等しくすることが可能になる半導体メモリセ
ルを提案(本願出願人の出願に係る特願平3−4132
1号)した。このメモリセルは、カスケード・ゲート型
のセルにおける複数の情報記憶用のキャパシタC1〜C
4の容量値の関係にある規則が与えられていることを特
徴とする。例えば、上記キャパシタC1〜C4の各容量
値の関係として、例えば情報の読み出し順と関係する規
則を与え、情報の読み出し順に容量値を大きくするよう
に設定しておくと、各キャパシタの記憶情報を順次読み
出す場合のノードの電圧変化分が次第に減少することを
緩和または防止し、それぞれの電圧変化分をほぼ等しく
することが可能になり、情報の読み出し誤りを防止する
ことができる。
【0013】しかし、カスケード・ゲート型のセルのア
レイを構成する場合、図18に示したように、メモリセ
ル間の素子分離にフィールド酸化膜51を使用すると、
メモリセルのMOSトランジスタQ1〜Q4のゲート配
線(ワード線WL1〜WL4)が規則的に並んでいる領
域にフィールド酸化膜51が点在するので、基板上のパ
ターンの規則性が損なわれる。パターンに不連続点があ
ると、ICの製造に際してプロセスの困難化をまねき、
パターンの高密度化に対して悪影響を及ぼす。また、フ
ィールド酸化膜51の上面はパターンの平坦性も失わ
れ、その上層部に形成されるポリシリコン配線、アルミ
ニウム配線などに悪影響を及ぼす。
【0014】なお、従来のDRAMセルにフィールド酸
化膜以外の素子分離技術を使用した例が、文献; IEEE
Journal of Solid-State Circuits Vol.SC-21,No.5,P.
640OCT.1986 " A 1-Mbit CMOS Dynamic RAM With Desig
n-For Test Function "に開示されている。この例で
は、DRAMセルのキャパシタとメモリセルアレイのビ
ット線との間を電気的に分離するために、接地電位に設
定されたポリシリコン配線を使用している。
【0015】また、図17および図18に示したよう
に、ビット線コンタクト55も基板上のパターンの規則
性を損ねている。即ち、トランジスタQ1〜Q4の各ソ
ース領域上にはキャパシタC1〜C4の電荷ストレージ
用の導電体(例えばポリシリコン)531〜534が存
在するが、トランジスタQ1のドレイン領域上には上記
電荷ストレージ用のポリシリコンが存在しない。
【0016】また、上記トランジスタQ1のドレイン領
域上にはビット線BLが直接にコンタクトしており、こ
の部分に対応して層間絶縁膜57に形成されるコンタク
トホールが深くなるので、プロセスの困難化をまねき、
パターンの高密度化に対して悪影響を及ぼす。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記したように現在提
案されているカスケード・ゲート型のメモリセルは、メ
モリセル間の素子分離部またはメモリセルの一端側のコ
ンタクト部の構造に改善の余地がある。
【0018】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、より高い集積度を実現でき、ビット単位を大幅に
低減でき、しかも、製造プロセスが容易になり、パター
ンの高密度化を達成し得る半導体メモリセルを提供する
ことを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明(第1発明)は、
複数のMOSトランジスタがカスケード接続されてな
り、一端側が読み出し/書込み用のノードに接続される
カスケード・ゲートと、上記各MOSトランジスタの上
記ノードから遠い側の各一端に対応して各一端が接続さ
れた複数の情報記憶用のキャパシタとが同一半導体基板
上に形成された半導体メモリセルにおいて、上記半導体
基板上で隣り合う他の半導体メモリセルとの間に形成さ
れた素子分離用のMOSトランジスタを有することを特
徴とする。
【0020】また、本発明(第2発明)は、複数のMO
Sトランジスタがカスケード接続されてなり、一端側が
読み出し/書込み用のノードに接続されるカスケード・
ゲートと、上記各MOSトランジスタの上記ノードから
遠い側の各一端に対応して各一端が接続された複数の情
報記憶用のキャパシタとが同一半導体基板上に形成され
た半導体メモリセルにおいて、前記情報記憶用のキャパ
シタは前記MOSトランジスタ用の活性領域の一端にコ
ンタクトした電荷ストレージ用導電体を有しており、前
記カスケード・ゲート用の活性領域の一端側にコンタク
トした導電体が形成され、この導電体が前記第1のノー
ドに接続されることを特徴とする。
【0021】また、本発明(第3発明)は、複数のMO
Sトランジスタがカスケード接続されてなり、一端側が
読み出し/書込み用のノードに接続されるカスケード・
ゲートと、上記各MOSトランジスタの上記ノードから
遠い側の各一端に対応して各一端が接続された複数の情
報記憶用のキャパシタとが同一半導体基板上に形成され
た半導体メモリセルにおいて、上記半導体基板上で隣り
合う他の半導体メモリセルとの間に形成された素子分離
用のMOSトランジスタを有しており、さらに、前記情
報記憶用のキャパシタは前記MOSトランジスタ用の活
性領域の一端にコンタクトした電荷ストレージ用導電体
を有しており、前記カスケード・ゲート用の活性領域の
一端側にコンタクトした導電体が形成され、この導電体
が前記第1のノードに接続されることを特徴とする。
【0022】
【作用】第1発明の半導体メモリセルは、カスケード・
ゲート型のメモリセル間に素子分離用のMOSトランジ
スタが形成されており、このMOSトランジスタを常に
オフ状態にするようにそのゲート電位を設定することに
より、メモリセル間の素子分離を行うことができる。
【0023】これにより、上記メモリセルのアレイを構
成する場合、メモリセルのMOSトランジスタのゲート
配線が規則的に並ぶ領域にフィールド酸化膜が点在しな
くなり、基板上のパターンの規則性が実現される。従っ
て、ICの製造に際して、プロセスが容易になり、パタ
ーンの高密度化を達成することができる。
【0024】また、素子分離用のMOSトランジスタの
ゲート電極を、カスケード接続された複数のMOSトラ
ンジスタのゲート電極と同一パターンを有するように、
同一プロセスにより同一配線層に形成することにより、
パターンの平坦性が失われることもなく、その上層部に
形成されるポリシリコン配線、アルミニウム配線などに
悪影響を及ぼすこともない。
【0025】第2発明の半導体メモリセルは、カスケー
ド・ゲート用の活性領域の一端側にコンタクトした導電
体が形成されている。この導電体を、情報記憶用のキャ
パシタの電荷ストレージ用の導電体と同一パターンを有
するように、同一プロセスにより同一配線層に形成する
ことができる。
【0026】これにより、上記メモリセルのアレイを構
成する場合、情報記憶用のキャパシタの電荷ストレージ
用の導電体とカスケード・ゲート用の活性領域の一端側
にコンタクトした導電体とが規則的に並び、基板上のパ
ターンの規則性が実現される。また、カスケード・ゲー
ト用の活性領域の一端側にコンタクトした導電体が存在
するので、上記導電体が存在しない場合に比べて、この
導電体上に形成されるコンタクトホールのマスク合わせ
余裕が大きくなると共にコンタクトホールを浅く形成す
ることができる。従って、ICの製造に際して、プロセ
スが容易になり、パターンの高密度化を達成することが
できる。
【0027】第3発明の半導体メモリセルは、第1発明
の半導体メモリセルの特徴と第2発明の半導体メモリセ
ルの特徴とを組合わせているので、上記したような第1
発明の半導体メモリセルの効果と第2発明の半導体メモ
リセルの効果が得られる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例に係るカスケ
ード・ゲート型のメモリセルを用いたDRAMにおける
メモリセルアレイの1カラムの一部を示している。
【0029】このメモリセルアレイは、図15に示した
ようなカスケード・ゲート型のメモリセル群がオープン
・ビット線構成あるいはシングルエンド型センスアンプ
構成を有するように配置されており、表示の簡単化のた
めに4個のメモリセルMCi(i=1,2,3,4 )を示して
いる。BLはビット線、WLi1〜WLi4(i=1,2,3,4
)はワード線駆動回路(図示せず)により駆動される
ワード線である。Q0は素子分離用のNチャネルエンハ
ンスメント型のMOSトランジスタ、WL0は上記トラ
ンジスタQ0のゲート配線であり、接地電位VSSあるい
は負の基板バイアス電位VBBが与えられる。
【0030】上記メモリセルMCiは、複数個(本例で
は4個)のMOSトランジスタQ1〜Q4がカスケード
接続されてなり、一端側がノードN1に接続される第1
のカスケード・ゲートと、上記各トランジスタQ1〜Q
4の上記ノードN1から遠い側の各一端に対応して各一
端が接続された複数の情報記憶用のキャパシタC1〜C
4とが同一半導体基板上に形成されている。上記ノード
N1は前記ビット線BLに接続されている。
【0031】上記メモリセルMCiのトランジスタQ1
〜Q4の各ゲートは、対応してワード線WLi1〜WLi4
に接続され、このワード線WLi1〜WLi4は、メモリセ
ルアレイの同一ロウのメモリセル群(図示せず)の対応
するトランジスタQ1〜Q4のゲートに共通に接続され
ている。また、上記キャパシタC1〜C4の各他端は上
記メモリセルアレイのキャパシタ配線11に共通に接続
されている。本例では、上記キャパシタC1〜C4の各
プレート電極が共通に接続され、このプレート電極に他
のDRAMセルと共通に所定のキャパシタプレート電位
VPLが与えられる。
【0032】次に、図1のカスケード・ゲート型のセル
MCiのうちの任意の1個のセルの読み出し動作および
書込み動作の一例について図2のタイミング波形図を参
照して説明する。ここでは、メモリセルのワード線をW
L1〜WL4で表わす。
【0033】ワード線WL1〜WL4を図2のようなタ
イミングでオン/オフ制御し、トランジスタQ1〜Q4
の順序でオン、トランジスタQ4〜Q1の順序でオフさ
せる。即ち、ビット線プリチャージ回路(図示せず)に
よってビット線BLを所定電位にプリチャージした後、
時刻t1にワード線WL1をオンにすると、トランジス
タQ1がオンになってキャパシタC1の記憶情報がトラ
ンジスタQ1を経てビット線BLに読み出され、センス
アンプ(図示せず)によりセンス増幅される。
【0034】次に、ビット線BLを再び一定時間プリチ
ャージした後、時刻t2にワード線WL2をオンにする
と、トランジスタQ2がオンになってキャパシタC2の
記憶情報がトランジスタQ2、Q1を経てビット線BL
に読み出される。
【0035】次に、ビット線BLを再びプリチャージし
た後、時刻t3にワード線WL3をオンにすると、トラ
ンジスタQ3がオンになってキャパシタC3の記憶情報
がトランジスタQ3〜Q1を経てビット線BLに読み出
される。
【0036】次に、ビット線BLを再びプリチャージし
た後、時刻t4にワード線WL4をオンにすると、トラ
ンジスタQ4がオンになってキャパシタC4の記憶情報
がトランジスタQ4〜Q1を経てビット線BLに読み出
される。
【0037】次に、時刻t5にワード線WL4をオフに
すると、トランジスタQ4がオフになり、キャパシタC
4にビット線BLの情報が書き込まれる。時刻t6にワ
ード線WL3をオフにすると、トランジスタQ3がオフ
になってキャパシタC3にビット線BLの情報が書き込
まれる。時刻t7にワード線WL2をオフにすると、ト
ランジスタQ2がオフになってキャパシタC2にビット
線BLの情報が書き込まれる。時刻t8にワード線WL
1をオフにすると、トランジスタQ1がオフになってキ
ャパシタC1にビット線BLの情報が書き込まれる。
【0038】なお、上記したような順次読み出し動作と
順次書込み動作との間、つまり、時刻t4と時刻t5と
の間に、読み出しデータの順序の入れ替え、エラー訂正
などの処理を行ってもよい。
【0039】このような図1のカスケード・ゲート型の
セルによれば、トランジスタQ1〜Q4を所定の順序で
オン/オフ制御することにより、ノードN1に近い側の
キャパシタC1から遠い側のキャパシタC4の順にキャ
パシタ記憶情報をノードN1に読み出すことが可能にな
る。また、ノードN1に遠い側のキャパシタC4から近
い側のキャパシタC1の順にノードN1の情報を書込む
(再書込み)ことが可能になる。なお、図1のセルは、
ノードN1をビット線BLに接続した場合を示したが、
ノードN1を直接にセンスアンプ12の入力端に接続し
てもよい。図3は、第2実施例に係るカスケード・ゲー
ト型のメモリセルを用いたDRAMにおけるメモリセル
アレイの1カラムの一部を示している。
【0040】このカスケード・ゲート型のセルは、図1
のセルにおけるカスケード・ゲートの他端側(トランジ
スタQ4側)と第2のノードN2との間に第2のMOS
トランジスタQ5がカスケード接続されたものである。
換言すれば、このカスケード・ゲート型のセルは、第1
のノードN1と第2のノードN2との間にカスケード接
続された3個以上(本例では5個)のMOSトランジス
タQ1〜Q5を有するカスケード・ゲートと、上記カス
ケード接続されたMOSトランジスタ相互間の接続ノー
ドに対応して各一端が接続された複数の情報記憶用のキ
ャパシタC1〜C4とを備えている。本例では、上記第
1のノードN1と第2のノードN2とは共通に接続さ
れ、メモリセルアレイのビット線BLに接続されてい
る。
【0041】上記メモリセルMCiのトランジスタQ1
〜Q4の各ゲートは、対応してワード線WLi1〜WLi5
に接続され、このワード線WLi1〜WLi5は、メモリセ
ルアレイの同一ロウのメモリセル群(図示せず)の対応
するトランジスタQ1〜Q4のゲートに共通に接続され
ている。また、上記キャパシタC1〜C4の各他端は上
記メモリセルアレイのキャパシタ配線11に共通に接続
されている(本例では、このキャパシタ配線11にキャ
パシタプレート電位VPLが与えらる)。
【0042】次に、図3のカスケード・ゲート型のセル
MCiのうちの任意の1個のセルの読み出し動作および
書込み動作の一例について図4のタイミング波形図を参
照して説明する。ここでは、メモリセルのワード線をW
L1〜WL5で表わす。
【0043】ワード線WL1〜WL5を図4のようなタ
イミングでオン/オフ制御し、トランジスタQ1〜Q5
の順序でオン、トランジスタQ1〜Q5の順序でオフさ
せる。即ち、トランジスタQ1〜Q5の順序でオンさせ
ると、図2を参照して前述した動作と同様に、ノードN
1に近い側のキャパシタC1から遠い側のキャパシタC
4の順にそれぞれの記憶情報を上記ノードN1に読み出
すことができる。この後、ワード線WL1をオフにして
トランジスタQ1をオフ、ワード線WL5をオンにして
トランジスタQ5をオンにする(この動作は、逆でもよ
い)。
【0044】次に、時刻t5にワード線WL2をオフに
すると、トランジスタQ2がオフになってキャパシタC
1に第2のノードN2の情報が書き込まれる。時刻t6
にワード線WL3をオフにすると、トランジスタQ3が
オフになってキャパシタC2に上記ノードN2の情報が
書き込まれる。時刻t7にワード線WL4をオフにする
と、トランジスタQ4がオフになってキャパシタC3に
上記ノードN2の情報が書き込まれる。時刻t8にワー
ド線WL5をオフにすると、トランジスタQ5がオフに
なってキャパシタC4に上記ノードN2の情報が書き込
まれる。
【0045】なお、上記したような順次読み出し動作と
順次書込み動作との間、つまり、時刻t4と時刻t5と
の間に、読み出しデータの転送、エラー訂正などの処理
を行ってもよい。
【0046】このような図3のカスケード・ゲート型の
セルによれば、トランジスタQ1〜Q5を所定の順序で
オン/オフ制御することにより、第1のノードN1に近
い側のキャパシタC1から遠い側のキャパシタC4の順
にキャパシタ記憶情報を第1のノードN1に読み出すこ
とが可能になる。また、第1のノードN1に近い側のキ
ャパシタC1から遠い側のキャパシタC4の順に、第2
のノードN2の情報を書込むことが可能になる。
【0047】なお、図3では、第1のノードN1および
第2のノードN2が同じビット線BLに共通に接続され
ている場合を示したが、第1のノードN1および第2の
ノードN2が別々のビット線あるいはセンスアンプに接
続されていてもよい。
【0048】また、図4のタイミング波形におけるワー
ド線WL1〜WL5の駆動順序をWL5〜WL1の逆に
変更して、トランジスタQ5〜Q1の順序でオン、トラ
ンジスタQ5〜Q1の順序でオフさせるようにすると、
第2のノードN2に近い側のキャパシタC4から遠い側
のキャパシタC1の順にキャパシタ記憶情報を第2のノ
ードN2に読み出し、第2のノードN2に近い側のキャ
パシタC4から遠い側のキャパシタC1の順に第1のノ
ードN1の情報を書き込むことが可能になる。
【0049】また、図3のセルにおいて、カスケード・
ゲートの両端のトランジスタのうちの一方のトランジス
タQ1またはQ5を選択的に使用しないようにオフ状態
に制御し、残りのトランジスタ(Q2〜Q5)、また
は、(Q1〜Q4)を図1に示したDRAMセルの動作
に準じてオン/オフ制御すれば、セルと第1のノードN
1または第2のノードN2との間で選択的に情報をやり
とりすることが可能になる。
【0050】なお、前記各実施例では、キャパシタC1
〜C4の各他端をキャパシタプレート電位VPLに共通に
接続している場合を示したが、キャパシタC1〜C4の
各他端を外部から与えられる電源電位Vccや接地電位V
SSに共通に接続してもよい。また、文献;IEEE JOURNAL
OF SOLID-STATE CIRCUITS " VOL.SC-17,NO.5,p.872 OC
T.1982 " A Storage-Node-Boosted RAM with Word-Line
Delay Compensation " by K.FUJISHIMA et al. に示さ
れているようなキャパシタプレートをクロック動作させ
る技術を用いて、本発明のセルを実現することも可能で
ある。
【0051】この技術を例えば図1のセルに適用した場
合の等価回路を図5に示しており、PL1〜PL4はキ
ャパシタC1〜C4の各他端が対応して接続されるキャ
パシタ配線であり、その他は図1中と同じであるので同
じ符号を付している。
【0052】また、文献;1989 Symposium of VLSI Cir
cuits, Digest of Tech.Papers, pp.101-102 " A Novel
Memory Cell Architecture for High-Density DRAMs "
Fig.1(b) by Y.OHTA et al. に示されているようなキ
ャパシタ両端にトランスファゲートを接続する技術を用
いて、本発明のセルを実現することも可能である。この
技術を図1のDRAMセルに適用した場合の等価回路を
図6に示しており、図3のDRAMセルに適用した場合
の等価回路を図7に示している。
【0053】図6において、Q1a〜Q4aはカスケード接
続されたトランスファゲート用のMOSトランジスタで
あり、このトランジスタQ1a〜Q4aの各ソースが対応し
てキャパシタC1〜C4の各他端に接続されており、ト
ランジスタQ1a〜Q4aの各ゲートは対応してトランジス
タQ1〜Q4の各ゲートに接続されている。そして、ト
ランジスタQ1、Q1aの各ドレインは相補的なビット線
BL、/BLに接続されている。その他は図1中と同じ
であるので同じ符号を付している。なお、上記トランジ
スタQ1のドレインおよびトランジスタQ1aのドレイン
をセンスアンプの一対の差動入力端に直接に接続しても
よい。
【0054】図7において、Q1a〜Q5aはカスケード接
続されたトランスファゲート用のMOSトランジスタで
あり、このトランジスタQ1a〜Q5aの相互間接続ノード
が対応してキャパシタC1〜C4の各他端に接続されて
おり、トランジスタQ1a〜Q5aの各ゲートは対応してト
ランジスタQ1〜Q5の各ゲートに接続されている。そ
して、トランジスタQ1、Q1aの各一端は相補的なビッ
ト線BL1、/BL1に接続され、トランジスタQ5、
Q5aの各他端は相補的なビット線BL2、/BL2に接
続されている。その他は図3中と同じであるので同じ符
号を付している。なお、上記トランジスタQ5、Q5aの
各他端をトランジスタQ1、Q1aの各一端と共通に相補
的なビット線BL1、/BL1に接続してもよい。
【0055】また、前記各実施例では、1個のキャパシ
タに“1”か“0”かの1ビット信号(1ディジタル情
報)を記憶する場合を示したが、回路的な工夫で1個の
キャパシタに複数ビットの情報(多値)を記憶させるよ
うにしてもよい。
【0056】なお、図1、図5乃至図7に示したカスケ
ード・ゲート型のメモリセルにおいて、前記特願平3−
41321号により提案した技術(キャパシタC1〜C
4の容量値の関係にある規則、例えば情報の読み出し順
と関係する規則を与える。)を適用することにより、各
キャパシタの記憶情報を順次読み出す場合の読み出し/
書込みノードN1の電圧変化分をほぼ等しくすることが
可能になり、情報の読み出し誤りを防止することができ
る。次に、本発明のカスケード・ゲート型のセルの構造
の一例を説明する。
【0057】図8は、例えば図1のセルをスタックセル
構造として実現し、ワード線とビット線との各交点に記
憶ノードを配置したDRAMセルアレイ(例えばオープ
ン・ビット線方式のDRAMセルアレイ)に使用した場
合の平面パターンを示しており、そのB−B線に沿う断
面構造の一例を図9に示している。
【0058】図8および図9において、50は半導体基
板、52は半導体基板表面で4個のトランジスタQ1〜
Q4の活性領域(ソース、ドレイン、チャネルの各領域
からなる。)が直線状に配置されたセル活性領域、WL
1〜WL4はそれぞれ上記4個のトランジスタQ1〜Q
4のゲート(ワード線)、531〜534はそれぞれ4
個の情報記憶用キャパシタC1〜C4のストレージノー
ド、541〜544はそれぞれ上記4個のストレージノ
ード531〜534と上記4個のトランジスタQ1〜Q
4の各ソース領域とのコンタクト、55はトランジスタ
Q1のドレイン領域とビット線BLとのコンタクト(ビ
ット線コンタクト)、56はゲート絶縁膜、57は層間
絶縁膜、58はそれぞれ4個のキャパシタC1〜C4の
絶縁膜、59は4個のキャパシタC1〜C4のプレート
電極、60は層間絶縁膜である。さらに、Q0は図1に
示した素子分離用のMOSトランジスタであり、半導体
基板上で前記カスケード接続されたトランジスタの配列
方向に隣り合うメモリセル相互間に形成されており、そ
のチャネル領域を71、ゲート電極をWL0で示してい
る。この素子分離用のMOSトランジスタQ0は、図1
に示したように、隣り合うカスケード・ゲート型メモリ
の各トランジスタQ4に連なっている。
【0059】即ち、上記カスケード・ゲート型のセル
は、半導体基板上で隣り合う他の半導体メモリセルとの
間に形成された素子分離用のMOSトランジスタQ0を
有しており、この素子分離用のMOSトランジスタQ0
のゲート電極WL0は、前記カスケード接続された複数
のMOSトランジスタのゲート電極と同一配線層に形成
されている。そこで、上記素子分離用のMOSトランジ
スタQ0を常にオフ状態にするようにそのゲート電位を
設定する(例えば接地電位VSS、あるいは負の基板バイ
アス電位VBBに設定する)ことにより、メモリセル間の
素子分離を行うことができる。
【0060】従って、上記メモリセルのアレイを構成す
る場合、メモリセルのMOSトランジスタのゲート配線
が規則的に並ぶ領域にフィールド酸化膜が点在しなくな
り、基板上のパターンの規則性(連続性)が実現され
る。これにより、ICの製造に際して、プロセスが容易
になり、パターンの高密度化を達成することができる。
しかも、パターンの規則性が良いと、位相シフト方式の
パターン露光技術を採用し、より微細なパターンの形成
が可能になる。
【0061】また、素子分離用のMOSトランジスタの
ゲート電極WL0を、カスケード接続された複数のMO
Sトランジスタのゲート電極WL1〜WL4と同一パタ
ーンを有するように、同一プロセスにより同一配線層に
形成することにより、パターンの平坦性が失われること
もなく、その上層部に形成されるポリシリコン配線、ア
ルミニウム配線などに悪影響を及ぼすこともない。
【0062】なお、上記素子分離用のMOSトランジス
タQ0を、カスケード接続された複数のMOSトランジ
スタと必ずしも同じ大きさで形成する必要はなく、別々
の大きさで形成してもよい。この場合には、同じ大きさ
のMOSトランジスタを用いる場合と比べて、基板上の
パターンの規則性が少し悪化するが、素子分離のために
フィールド酸化膜を使用する場合と比べて、パターンの
規則性およびパターンの平坦性が良いので、プロセスが
容易になり、パターンの高密度化を達成することができ
る。
【0063】ここで、上記カスケード・ゲート型のDR
AMセルのパターン面積を、図14に示した従来の1ト
ランジスタ・1キャパシタ型のDRAMセルのパターン
面積と比較する。従来のDRAMセルをスタックセル構
造とする場合に、セル面積の縮小の限界は8F2 (Fは
セルの加工上の最小寸法)といわれている。
【0064】これに対して、上記カスケード・ゲート型
のセルは、図8において、マスクパターンの会わせ余裕
を0.5とすると、トランジスタQ1およびキャパシタ
C1のパターン部分の長辺は4.5Fであるが、トラン
ジスタQ2〜Q4およびそれぞれに対応して接続されて
いるキャパシタC2〜C4の各1組のパターン部分の長
辺はそれぞれ3Fになるので、セル全体としては長辺が
13.5Fとなる。従って、1キャパシタ当り1ビット
の記憶方式とすると、セルの1ビット当りの長辺は3.
375Fとなる。つまり、上記カスケード・ゲート型の
セルをスタックセル構造とする場合には、トランジスタ
Q2〜Q4およびそれぞれに対応して接続されているキ
ャパシタC2〜C4の各1組のパターン面積を原理的に
それぞれ4F2 で実現することが可能になる。従って、
上記カスケード・ゲート型のセルは、セルの1ビット当
りの面積を大幅に縮小することが可能になり、高集積化
が可能になる。
【0065】なお、図9のセルは、キャパシタC1〜C
4の面積が従来のDRAMセルのキャパシタCの面積よ
りも小さくなっており、いわゆるキャパシタ容量Csが
減少し、ビット容量Cb/キャパシタ容量Csが大きく
なるように思われる。しかし、前記ビット線コンタクト
55を他のメモリセルに対しても共通に設ける、換言す
れば、図1に示したように、前記ノードN1にDRAM
セルを2組接続することにより、8ビット当り1個のビ
ット線コンタクト(4ビット当り1/2個のビット線コ
ンタクト)になるので、ビット容量Cbを大幅に減少さ
せることが可能になる。これにより、Cb/Csの値
は、むしろ、従来よりも下回るようになり、データ読み
出し時の電位変化が大きくなる。しかも、ビット容量C
bが大幅に減少するということは、消費電流の削減にな
る。
【0066】なお、前記キャパシタ容量Csに関して
は、ある程度のプロセス変更を必要としても構わないな
らば、文献; 1988 IEDM Technical Digest, pp.592-5
95 " 3-DIMENSIONAL STACKED CAPACITOR CELL FOR 16M
AND 64M DRAMS " by T.EMA etal. とか、上記文献の p
p.600-603 " Stacked Capacitor Cells for High-densi
ty dynamic RAMs " by H.WATANABE et al. に示されて
いる技術を用いることにより、大きくすることができ
る。この場合、ビット線とワード線との各交点に1ビッ
トづつ配置されるアレイ構成となる。上記したように素
子分離用のMOSトランジスタを使用する技術は、図
1、図5乃至図7のセルには適用できるが、図3のセル
には適用できない。
【0067】図10は、例えば図1のセルをスタックセ
ル構造として実現し、例えばオープン・ビット線方式の
DRAMセルアレイに使用した場合の断面構造の他の例
を示している。
【0068】このカスケード・ゲート型のセルは、図1
8に示したカスケード・ゲート型のセルと比べて、素子
分離用のMOSトランジスタQ0が省略されており、カ
スケード・ゲート用の活性領域の一端側にコンタクトし
た導電体(例えばポリシリコン)81が形成され、この
導電体にビット線BLがコンタクトしている点が異な
る。その他は図18中と同じであるので同じ符号を付し
ている。
【0069】上記カスケード・ゲート型のセルにおいて
は、情報記憶用のキャパシタC1〜C4は前記MOSト
ランジスタ用の活性領域の一端にコンタクトした電荷ス
トレージ用ポリシリコン531〜534を有しており、
前記カスケード・ゲート用の活性領域の一端側にコンタ
クトした導電体81に前記ビット線BLが接続される。
この導電体81は、前記電荷ストレージ用のポリシリコ
ンと同一パターンを有するように、同一プロセスにより
同一配線層に形成されている。
【0070】従って、上記メモリセルのアレイを構成す
る場合、情報記憶用のキャパシタC1〜C4の電荷スト
レージ用ポリシリコン531〜534とカスケード・ゲ
ート用の活性領域の一端側にコンタクトした導電体81
とが規則的に並び、基板上のパターンの規則性が実現さ
れる。
【0071】また、カスケード・ゲート用の活性領域の
一端側にコンタクトした導電体81が存在するので、こ
の導電体が存在しない場合に比べて、この導電体81上
に形成されるコンタクトホールのマスク合わせ余裕が大
きくなると共にコンタクトホールを浅く形成することが
できる。これにより、ICの製造に際して、プロセスが
容易になり、パターンの高密度化を達成することができ
る。
【0072】上記したようにカスケード・ゲート用の活
性領域の一端側にコンタクトした導電体81を形成する
技術は、図1、図3、図5乃至図7のセルの全てに適用
できる。
【0073】図11は、例えば図1のセルをスタックセ
ル構造として実現し、例えばオープン・ビット線方式の
DRAMセルアレイに使用した場合の断面構造のさらに
他の例を示している。
【0074】このカスケード・ゲート型のセルは、図9
に示したメモリセルの特徴と図10に示したメモリセル
の特徴とが組み合わせされている。即ち、図9に示した
カスケード・ゲート型のセルに対して、さらに、図10
に示したカスケード・ゲート用の活性領域の一端側にコ
ンタクトした導電体81が形成されている。その他は図
9中と同じであるので同じ符号を付している。
【0075】上記カスケード・ゲート型のセルにおいて
は、半導体基板上で隣り合う他の半導体メモリセルとの
間に形成された素子分離用のMOSトランジスタQ0を
有しており、この素子分離用のMOSトランジスタQ0
のゲート電極WL0と前記カスケード接続された複数の
MOSトランジスタのゲート電極とは同一配線層に形成
されており、さらに、カスケード・ゲート用の活性領域
の一端側にコンタクトした導電体81が形成され、この
導電体81は前記電荷ストレージ用ポリシリコンと同一
配線層に形成されている。
【0076】従って、上記カスケード・ゲート型のセル
は、図9に示したメモリセルの特徴と図10に示したメ
モリセルの特徴とを有するので、前述したようなそれぞ
れの効果が共に得られる。
【0077】上記したようにカスケード・ゲート用の活
性領域の一端側にコンタクトした導電体を形成すると共
に素子分離用のMOSトランジスタを使用する技術は、
図1、図5乃至図7のセルには適用できるが、図3のセ
ルには適用できない。
【0078】図12は、例えば図1のセルをスタックセ
ル構造として実現し、例えばオープン・ビット線方式の
DRAMセルアレイに使用した場合の平面パターンの他
の例を示しており、そのB−B線に沿う断面構造の一例
を図13に示している。
【0079】このカスケード・ゲート型のセルは、ビッ
ト線を電荷ストレージ用のポリシリコンよりも先に作り
込む、いわゆるビット線先作りプロセスを採用したDR
AMに適用されている。そして、カスケード・ゲート用
の活性領域の一端側にビット線BLが直接にコンタクト
しているが、このビット線BLはセルトランジスタ(カ
スケード接続された複数のトランジスタ)の配列方向に
直交する方向の隣りの半導体メモリセルとの間の素子分
離領域上に形成されている。その他は図8および図9中
と同じであるので同じ符号を付している。
【0080】上記したように、セルトランジスタの配列
方向に直交する方向に隣り合う半導体メモリセルとの間
の素子分離領域上にビット線を形成すると共にカスケー
ド・ゲート用の活性領域の一端側にビット線を直接にコ
ンタクトさせる技術は、図1、図3、図5乃至図7のセ
ルの全てに適用できる。
【0081】なお、上記図8乃至図13に示した各実施
例においては、セルトランジスタの配列方向に直交する
方向に隣り合う半導体メモリセル相互間における素子分
離は、フィールド酸化膜を使用してもよいが、上記素子
分離を行う領域の半導体基板表面に不純物を導入してお
き、この上にゲート絶縁膜を介して例えばポリシリコン
配線を形成しておき、このポリシリコン配線に接地電位
VSSまたは負の基板バイアス電位VBBを与えるようにし
てもよい。
【0082】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体メモリセ
ルによれば、より高い集積度を実現し、ビット単価を大
幅に低減でき、しかも、製造プロセスの容易化、パター
ンの高密度化を達成できる。従って、低価格で大容量の
DRAMを実現し、磁気ディスクなどの記憶媒体の代替
として使用することができ、非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本本発明の第1実施例に係る半導体メモリセル
を用いたDRAMにおけるメモリセルアレイの一部を示
す回路図。
【図2】図1のメモリセルの読み出し動作および書込み
動作の一例を示すタイミング波形図。
【図3】本発明の第2実施例に係る半導体メモリセルを
用いたDRAMにおけるメモリセルアレイの一部を示す
回路図。
【図4】図3のメモリセルの読み出し動作および書込み
動作の一例を示すタイミング波形図。
【図5】図1の半導体メモリセルの変形例を示す等価回
路図。
【図6】図1の半導体メモリセルの他の変形例を示す等
価回路図。
【図7】図1の半導体メモリセルのさらに他の変形例を
示す等価回路図。
【図8】図1のメモリセルをスタックセル構造としてオ
ープン・ビット線方式のDRAMセルアレイに使用した
場合の平面パターンの一例を示す図。
【図9】図1のメモリセルの断面構造の一例を示す図。
【図10】図1のメモリセルの断面構造の他の例を示す
図。
【図11】図1のメモリセルの断面構造のさらに他の例
を示す図。
【図12】図1のメモリセルの平面パターンのさらに他
の例を示す図。
【図13】図12のメモリセルの断面構造の一例を示す
図。
【図14】従来の1トランジスタ・1キャパシタ型のD
RAMセルを示す等価回路図。
【図15】現在提案されているカスケード・ゲート型の
メモリセルの一例を示す等価回路図。
【図16】現在提案されているカスケード・ゲート型の
メモリセルの他の例を示す等価回路図。
【図17】図15のメモリセルをスタックセル構造とし
てオープン・ビット線方式のDRAMセルアレイに使用
した場合の平面パターンの一例を示す図。
【図18】図17のメモリセルの断面構造の一例(現在
提案されている例)を示す図。
【符号の説明】
N1…第1のノード、N2…第2のノード、Q1〜Q4
…第1のMOSトランジスタ、Q5…第2のMOSトラ
ンジスタ、Q0…素子分離用のMOSトランジスタ、Q
1a〜Q5a…トランスファゲート用のMOSトランジス
タ、C1〜C4…情報記憶用キャパシタ、WL1〜WL
5…ワード線、WL0…素子分離用のMOSトランジス
タのゲート電極、BL、/BL…ビット線、11…キャ
パシタ配線、50…半導体基板、51…素子分離領域、
52…セルSDG領域、531〜534…ストレージノ
ード、541〜544…ストレージノードとソース領域
とのコンタクト、55…ビット線コンタクト、56…ゲ
ート絶縁膜、57、60…層間絶縁膜、58…キャパシ
タ絶縁膜、59…キャパシタプレート電極、71…素子
分離用のMOSトランジスタのチャネル領域、81…導
電体。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1のMOSトランジスタがカス
    ケード接続されてなり、一端側が第1のノードに接続さ
    れる第1のカスケード・ゲートと、上記各MOSトラン
    ジスタの上記第1のノードから遠い側の各一端に対応し
    て各一端が接続された複数の情報記憶用のキャパシタと
    が同一半導体基板上に形成された半導体メモリセルにお
    いて、 上記半導体基板上で隣り合う他の半導体メモリセルとの
    間に形成された素子分離用のMOSトランジスタを有す
    ることを特徴とする半導体メモリセル。
  2. 【請求項2】 複数の第1のMOSトランジスタがカス
    ケード接続されてなり、一端側が第1のノードに接続さ
    れる第1のカスケード・ゲートと、上記各MOSトラン
    ジスタの上記第1のノードから遠い側の各一端に対応し
    て各一端が接続された複数の情報記憶用のキャパシタと
    が同一半導体基板上に形成された半導体メモリセルにお
    いて、 前記情報記憶用のキャパシタは前記MOSトランジスタ
    用の活性領域の一端にコンタクトした電荷ストレージ用
    導電体を有しており、 前記カスケード・ゲート用の活性領域の一端側にコンタ
    クトした導電体が形成され、この導電体が前記第1のノ
    ードに接続されることを特徴とする半導体メモリセル。
  3. 【請求項3】 複数の第1のMOSトランジスタがカス
    ケード接続されてなり、一端側が第1のノードに接続さ
    れる第1のカスケード・ゲートと、上記各MOSトラン
    ジスタの上記第1のノードから遠い側の各一端に対応し
    て各一端が接続された複数の情報記憶用のキャパシタと
    が同一半導体基板上に形成された半導体メモリセルにお
    いて、 上記半導体基板上で隣り合う他の半導体メモリセルとの
    間に形成された素子分離用のMOSトランジスタを有し
    ており、 さらに、前記情報記憶用のキャパシタは前記MOSトラ
    ンジスタ用の活性領域の一端にコンタクトした電荷スト
    レージ用導電体を有しており、 前記カスケード・ゲート用の活性領域の一端側にコンタ
    クトした導電体が形成され、この導電体が前記第1のノ
    ードに接続されることを特徴とする半導体メモリセル。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の半導体メモリセルにお
    いて、さらに、前記第1のカスケード・ゲートの他端側
    と第2のノードとの間で前記第1のMOSトランジスタ
    にカスケード接続された第2のMOSトランジスタを具
    備することを特徴とする半導体メモリセル。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体メモリセルにおいて、前記カスケード接続された
    複数のトランジスタのそれぞれのソース・ドレイン・チ
    ャネル領域が半導体基板表面で直線状に配置され、この
    複数のトランジスタのソース領域あるいはドレイン領域
    に前記キャパシタの電荷ストレージ用導電体がコンタク
    トするスタックセル構造で実現されることを特徴とする
    半導体メモリセル。
  6. 【請求項6】請求項1、3、5のいずれか1項に記載の
    半導体メモリセルにおいて、前記素子分離用のMOSト
    ランジスタのゲート電極は前記カスケード接続された複
    数のMOSトランジスタのゲート電極と同じ配線層に形
    成されていることを特徴とする半導体メモリセル。
  7. 【請求項7】請求項2乃至6のいずれか1項に記載の半
    導体メモリセルにおいて、前記カスケード・ゲート用の
    活性領域の一端側にコンタクトした導電体は前記電荷ス
    トレージ用導電体と同じ配線層に形成されていることを
    特徴とする半導体メモリセル。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    半導体メモリセルにおいて、前記カスケード接続された
    複数のトランジスタの各ゲートはメモリセルアレイの別
    々のワード線に接続され、上記各MOSトランジスタは
    所定の順序でオン/オフ制御されることを特徴とする半
    導体メモリセル。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    半導体メモリセルにおいて、前記複数のキャパシタの各
    他端は共通の配線に接続されることを特徴とする半導体
    メモリセル。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の半導体メモリセルに
    おいて、前記複数のキャパシタの各プレート電極は共通
    に形成され、所定のキャパシタプレート電位が与えられ
    ることを特徴とする半導体メモリセル。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載
    の半導体メモリセルにおいて、前記複数のキャパシタの
    各他端は別々の配線に接続されることを特徴とする半導
    体メモリセル。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか1項に記
    載の半導体メモリセルにおいて、前記複数のキャパシタ
    の各容量値の関係は、情報の読み出し順と関係する規則
    が与えられていることを特徴とする半導体メモリセル。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の半導体メモリセル
    において、前記複数のキャパシタの各容量値の関係は、
    情報の読み出し順に容量値が同等以上になっていること
    を特徴とする半導体メモリセル。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1項に記
    載の半導体メモリセルにおいて、前記第1のノードはメ
    モリセルアレイのビット線あるいはセンスアンプの入力
    端に接続されることを特徴とする半導体メモリセル。
  15. 【請求項15】 請求項4乃至14のいずれか1項に記
    載の半導体メモリセルにおいて、前記複数のトランジス
    タの各ゲートはメモリセルアレイの別々のワード線に接
    続され、前記カスケード・ゲートの両端のトランジスタ
    のうちの一方のトランジスタは選択的にオフ状態に制御
    され、残りのトランジスタが所定の順序でオン/オフ制
    御されることを特徴とする半導体メモリセル。
  16. 【請求項16】 請求項4乃至15のいずれか1項に記
    載の半導体メモリセルにおいて、前記第1のノードと第
    2のノードとは共通に接続されることを特徴とする半導
    体メモリセル。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16のいずれか1項に記
    載の半導体メモリセルにおいて、前記第1のカスケード
    ・ゲートのトランジスタと同数のMOSトランジスタが
    カスケード接続された第2のカスケード・ゲートをさら
    に有し、この第2のカスケード・ゲートの複数のトラン
    ジスタの各他端は前記複数のキャパシタの各他端に対応
    して接続され、上記第2のカスケード・ゲートの複数の
    トランジスタの各ゲートは前記第1のカスケード・ゲー
    トの複数のトランジスタの各ゲートに対応して接続され
    ていることを特徴とする半導体メモリセル。
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