JPH05154060A - 電気ロースター - Google Patents

電気ロースター

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Publication number
JPH05154060A
JPH05154060A JP34240391A JP34240391A JPH05154060A JP H05154060 A JPH05154060 A JP H05154060A JP 34240391 A JP34240391 A JP 34240391A JP 34240391 A JP34240391 A JP 34240391A JP H05154060 A JPH05154060 A JP H05154060A
Authority
JP
Japan
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smoke
catalyst
lid
electric heater
body case
Prior art date
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Pending
Application number
JP34240391A
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English (en)
Inventor
Masaru Matsumura
勝 松村
Masaru Naya
優 納谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Kanazawa Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Kanazawa Kogyo Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、触媒による脱煙効果を向上で
きるとともに、使用者において脱煙の誤認がないように
した電気ロースターを得ることにある。 【構成】調理室D内に配置されて被調理物を加熱する電
気ヒータ36とは別に、調理室Dと排気口68との間の
ダクト(排気通路)75に内蔵されて調理室D内の被調
理物から出る煙りの分解機能を有する触媒76を、排気
口68側から加熱する再加熱電気ヒータ77をダクト7
5内に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被加熱物から出る煙りを
浄化する脱煙装置を備えた電気魚焼器などの電気ロース
ターに関する。
【0002】
【従来の技術】持運びが可能な電気魚焼器は、上面が開
口された本体ケースと、この本体ケースの上面開口を開
閉する蓋体とで、被調理物を収納する調理室を形成し、
この調理室内において本体ケースの内側に下側電気ヒー
タを配置するとともに、蓋体の内側に上側電気ヒータを
配置している。そして、脱煙のため従来においては、蓋
体に、排気口と、調理室から排気口に至る排気通路に配
置される触媒とを設けている。そして、被調理物から出
る煙りが流通する触媒は、排気通路の入り口、換言すれ
ば上側電気ヒータの真上に配置されている。
【0003】そのため、上下電気ヒータの加熱により被
調理物から出る煙りは、排気通路内において触媒を通
り、その際に触媒により水と炭酸ガスとに分解される。
なお、この後に、既述のようにして浄化された排気が排
気口から外部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、触媒は通常
250〜 300℃以上の温度で安定した分解機能を発揮する
ものであり、それ以下の温度では十分に機能しないこと
は一般に知られている。しかし、従来の脱煙において、
触媒はその直下に位置する上側電気ヒータの発熱のみに
よって加熱されるだけであるため、その温度の立上りが
遅く、前記実用温度に達するまで5分程度の長い時間を
必要としていた。したがって、その間に触媒を通過する
煙りについての浄化能力が大きく不足していた。その
上、前記実用温度においては分解された水蒸気が排気口
から立上ぼるため、触媒による脱煙が恰もなされていな
いように使用者が錯覚し易く、その解決が望まれてい
た。
【0005】本発明の目的は、触媒による脱煙効果を向
上できるとともに、使用者において脱煙の誤認がないよ
うにした電気ロースターを得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電気ロースターは、調理室内に配置されて
被調理物を加熱する電気ヒータとは別に、調理室と排気
口との間の排気通路に設けられて調理室内の被調理物か
ら出る煙りの分解機能を有する触媒を、排気口側から加
熱する再加熱電気ヒータを排気経路に設けたものであ
る。
【0007】
【作用】上記構成において、調理室内の電気ヒータは被
調理物を加熱するとともに、排気通路内の触媒を加熱
し、その一方で再加熱電気ヒータは触媒を排気口側から
加熱する。そのため、触媒は煙りの流通方向両側から加
熱されて早期に実用温度に達する。さらに、再加熱電気
ヒータは、触媒から出る水蒸気を加熱して、この水蒸気
を発散させる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図16を参照して本発明の一実
施例を説明する。図2〜図4等において符号1は遮熱板
となる長方形の浅い皿状の金属製ベースで、その長手方
向両側部分には前後方向に延びる長孔2(図2参照)が
夫々複数設けられている。ベース1の左右両端部には耐
熱性合成樹脂からなる脚兼用の取手3が夫々ねじ止めさ
れている。
【0009】ベース1の長手方向中央部の前側部分には
タイマーを内蔵した耐熱性合成樹脂の操作箱4がねじ止
めされており、この箱4の前面には前記タイマーの操作
摘み5が配置されている。ベース1の長手方向中央部の
後側部分には、下側ヒンジ金具6とこの金具6を覆い隠
す下側ヒンジカバー7とが、これらを共締めするねじに
より固定されている。ヒンジカバー7は耐熱性合成樹脂
製であって、脚部7aを有している。
【0010】ベース1の略中央部下面にはサーモスタッ
ト8(図3,図7参照)が取付けられている。このサー
モスタット8は板金製のカバー9で覆われている。この
カバー9は操作箱4および下側ヒンジカバー7に一体に
設けられたねじ受け突部4b,7bにわたって設けられ
ることによって、サーモスタット8を覆っており、か
つ、前記突部4b,7bにねじ10で固定されている。
【0011】サーモスタット8は、後述の本体ケース1
5内に水を入れないで誤って使用したり、或いは使用中
に本体ケース15内の水が蒸発してなくなった場合に、
ベース1の温度過昇を検出してヒータ回路を切るために
使用される。そのため、このサーモスタット8を備えた
ことによって、この電気ロースターが設置されたテーブ
ル面等の異常加熱を防止できる。
【0012】ベース1上には図1〜図4等に示される本
体ケース15が前側から出し入れ自在に載置されてい
る。このケース15は、板金製であって、上面が開放さ
れた長方形の箱状をなしていて、その内部には使用時に
水が収納されるようになっている。
【0013】本体ケース15の底壁は、その周部を残し
て図3および図11等に示されるように上向きに膨出す
る底面膨出部16を有している。この膨出部16は前記
ベース1と相似形でかつ一回り大きく形成されている。
この底面膨出部16の周部内側をベース1の周縁に嵌合
することにより、本体ケース15は前後左右に位置決め
されてベース1上に載置されるようになっている。底面
膨出部16の上面には一対の金属製ヒータ支え17が突
設されている。また、これらヒータ支え17を含めて本
体ケース15の全表面はほうろう引きされている。
【0014】図3に示されるように前記下側ヒンジ金具
6は、ベース1に固定される前向き水平状のベ−ス連結
板部6aと、この板部6aの後端に連なった垂直状板部
6bと、この垂直状板部6bの上端に連なった後向き水
平状のヒ−ジベ−ス板部6cとを備えている。垂直状板
部6bの上部であって幅方向中央位置には、図3,図7
に示されるように矩形の孔21が開口されているととも
に、この孔21を塞ぐヒータホルダ板22が取付けられ
ている。このヒータホルダ板22は枢軸23を支点とし
て回動可能に取付けられている。なお、図3,図7中2
4は垂直状板部6bから折曲げられた枢軸支え、22a
はヒータホルダ板22の回動規制縁である。
【0015】ヒータホルダ板22にはこれを貫通する下
側電気ヒータ25が支持されている。このヒータ25は
シーズヒータからなり、その前記ホルダ板22側部分は
逆L状の曲げ部25aに形成されている。この曲げ部2
5aを設けたことによって、下側電気ヒータ25は本体
ケース15の後壁を避けて、このケース15内に配置さ
れるようになっている。なお、下側電気ヒータ25がそ
の自重で前下がりになることは、前記回動規制縁22a
が孔21の上縁に当接することにより防止される。
【0016】したがって、ヒータホルダ板22に支持さ
れた下側電気ヒータ25は、枢軸23を中心に上下に回
動できる。そのため、図7中2点鎖線の位置から実線で
示す位置に下側電気ヒータ25を持ち上げた状態で、本
体ケース15をベース1上に着脱することができる。な
お、その状態は図14に示されている。
【0017】このように下側電気ヒータ25が本体ケー
ス15の後壁を逃げる曲げ部25aを持っていて、この
ヒータ25が上下に回動されて本体ケース15の着脱に
支承を来すことがないので、本体ケース15の後壁を孔
なしの構造とできる。そのため、本体ケース15の構造
および製造を簡単にできるとともに、後述する調理室D
の密閉性を高めるのに役立つものである。しかも、本体
ケース15の着脱作業において、その後壁に下側電気ヒ
ータ25が挿通する場合のように、これらが擦れ合って
騒音を発生することもない。
【0018】本体ケース15にはその上面開口を覆って
焼網26が着脱自在に取付けられている。焼網26は、
図2,図3,および図11に示されるようにアルミニュ
ーム合金の押出し型材を略四角枠状に曲げてなる焼網フ
レーム27と、このフレーム27の内側に取付けられた
グリッド28とで形成されている。
【0019】焼網フレーム27は、載置部27aの外周
にこの載置部27aとともに略T字状断面をなすように
上下方向に延びる外縁部27bを一体に連ねるととも
に、載置部27aの内周に断面略くの字状の支持部27
cを一体に連ねて形成されている。支持部27cの先端
部は載置部27aに対する高さ位置が異なっている。こ
の焼網フレーム27の後側枠部の略中央には、下側電気
ヒータ25の曲げ部25aが通るヒータ逃げ部29(図
2参照)が設けられている。
【0020】グリッド28は、左右方向に延びる前後2
本の金属製第1グリッド棒と、これらに渡って架設され
た互いに平行な多数本の金属製第2グリッド棒とで形成
されている。前後方向に延びる第2グリッド棒のうちの
数本は、その前後両端部を支持部27cの先端部に固定
され、それによってグリッド28が焼網フレーム27に
支持されている。
【0021】このような構成の焼網26は、その表裏を
反転して載置部27aを本体ケース15の上縁に係合さ
せることによって、本体ケース15に着脱自在に取付け
られるようになっている。その着脱の状況は図13に示
されており、同図13中において矢印は焼網26の取外
し方向である。
【0022】この焼網26は既述のように載置部27a
に対して上側または下側に変位したグリッド28を備え
ているから、その表裏を反転して本体ケース15に取付
けることにより、魚などの被調理物の厚みに応じて、グ
リッド28および被調理物の高さ位置を変えて、下側電
気ヒータ25および後述する上側電気ヒータ36との距
離を調節できる。グリッド28を低位置に配置した状態
は図11(A)に示され、高位置に配置した状態は図1
1(B)に示されている。
【0023】さらに、焼網26の外縁部27bは上下方
向に延びていて、本体ケース15および後述する蓋体4
1の開口縁部を夫々覆うから、板金製である故に精度が
出ない本体ケース15と蓋体41の開口縁部とを直接合
わせるものと異なり、合わせ面での隙間の視認を防止で
きる。しかも、既述のように焼網26を本体ケース15
の上端開口縁に係合させて取付けたから、本体ケース1
5の側壁に焼網を支持するための凹み等を形成する必要
がない。そのため、本体ケース15ひいては電気ロース
ター全体の外観を向上できる。
【0024】しかも、焼網26の焼網フレーム27は板
金と異なり押出し成形品であるので、その寸法精度が高
い。このような焼網フレーム27の載置部27aに対し
て本体ケース15の上端開口縁を当接させるので、これ
ら合わせ間で隙間の発生を少なくできるとともに、同様
に後述の蓋体41の下端開口縁と載置部27aとの合わ
せ面の隙間も発生も少なくできる。したがって、後述す
る調理室Dの気密性を高めるのに役立つ。なお、載置部
27aの最小幅B(図11参照)は、前記両開口縁部に
予想される寸法誤差を吸収できる程度の大きさに形成さ
れていることは勿論である。
【0025】その上、以上のような焼網フレーム27を
有した焼網26を本体ケース15と蓋体41との間に介
在させたから、本体ケース15と蓋体41とを直接合わ
せる場合のように、これらのいずれか一方に嵌合用の縁
部を形成する必要がない。したがって、本体ケース15
または蓋体41の構造が簡単になるとともに、その成形
も簡単にできる。
【0026】前記下側ヒンジ金具6の上側には、この金
具6とともにヒンジAを構成する上側ヒンジ金具31が
設けられている。上側ヒンジ金具31は図3,図6,図
10に示されるように前板部31aとこの上縁に連なっ
て後向きに突出する天板部31bとを有している。前板
部31aの長手方向両端から後方に向けて夫々折曲げら
れたアーム板31cは、前記下側ヒンジ金具6のヒンジ
ベ−ス板部6cの長手方向両端から上方向に向けて折曲
げられたアーム支え6dの側面に重ねられ、ヒンジ軸3
2を介して連結されている。したがって、上側ヒンジ金
具31はヒンジ軸32を支点として回動できる。
【0027】上側ヒンジ金具31の天板部31bには耐
熱性合成樹脂製の上側ヒンジカバー33がねじ止めされ
ている。このカバー33が有した複数(一つのみ図3,
図7に図示)の突部33aが、前記下側ヒンジカバー7
に形成したストッパ部7cに当接されることにより、上
側ヒンジ金具31は回動を阻止される。その状態では後
述する蓋体41が図7に示されるように略垂直状態に開
かれた位置を保持できるようになっている。
【0028】また、図10に示されるように天板部31
bには他のヒンジ金具34がねじ止めされている。この
金具34はその両端に上向きに折曲げられた支持板部3
4aを有している。
【0029】上側ヒンジ金具31の前板部31aには、
これを貫通して上側電気ヒータ36が取付けられてい
る。このヒータ36はシーズヒータからなり、高さ方向
には曲げを持っていない構成であり、通常は図3に示さ
れるように焼網26の上方に配置されて水平状態を維持
している。なお、図10中37は上側電気ヒータ36の
後部と対向して前板部31aの長さ方向に延びるととも
に前方に少し突出して、前板部31aに形成された膨出
部である。さらに、前板部31aの長手方向両端部には
夫々上下方向に延びる長孔からなる支持孔38が形成さ
れている。
【0030】前板部31aには蓋体41が着脱可能に支
持されている。蓋体41は、前記本体ケース15と合わ
さって、この本体ケース15ととともに互いの間に調理
室D(図3参照)を形成するものである。蓋体41は、
板金製であって、上面が開放された長方形の箱状をなし
ており、その全表面はほうろう引きされている。蓋体4
1の前壁には板ガラス製の透視窓42が取付けられてい
る。なお、図1〜図5中43は蓋体41の両側壁に取付
けられた耐熱性合成樹脂製の取手である。
【0031】蓋体41の後壁にはその長手方向に延びる
長孔44が設けられ、これを通って上側電気ヒータ36
が蓋体41の内部に配置されている。なお、長孔44は
これに略入り込むように位置される前記膨出部37で塞
がれるようになっている。また、蓋体41の後壁の長手
方向中央部には蓋体41の内側に凹む凹み部45が形成
されている。この凹み部45で下側電気ヒータ36の曲
げ部36aを逃げて、蓋体41を閉じる際に曲げ部36
aが邪魔にならないようにしてある。
【0032】蓋体41の後壁には例えば長孔44の両端
部近傍に位置して後方に突出する一対の係止突片46が
突設されている。これら突片46は垂直であって、かつ
後端に向かうに従い先細状に形成されている。しかも、
係止突片46は前記支持孔38に挿入されるものであ
り、その板厚に比較して支持孔38の幅E(図10参
照)は数倍大きい。したがって、これらの寸法差に応じ
て蓋体41はその幅方向(左右方向)に自由に動き得る
ようになっている。
【0033】図3および図6等に示されるように蓋体4
1の天井壁の後部中央には凹み47が形成され、この凹
み47の底壁中央には例えば半月形の孔48が開口され
ている。孔48の孔縁48a(図6,図9参照)は上向
きに突出されている。さらに、凹み47の後縁部中央に
は第1係止ばね49が固定されている。このばね49は
板ばねを折曲げて形成されている。凹み47の底壁下面
にも板ばね製の保持ばね50が固定されている。これら
両ばね49,50は、これらにわたるボルトと、これに
螺合されるナットにより共締めされている(図9参
照)。
【0034】蓋体41の天井壁の前部下面には一対の保
持金具51が溶接止めにより突設されている。これらは
図3,図6に示されるように閉蓋状態で前向きの保持溝
51aを有しているとともに、この下側に位置する後向
きのヒータ支え溝51bを有して形成されている。保持
溝51aは保持ばね50と略同一の高さに設けられてい
る。ヒータ支え溝51bには上側電気ヒータ36の前端
部36aが入り込んで支持されている。
【0035】このヒータ支え溝51bの開口51b1は蓋
体41を開いた時に図15に示されるように下端に位置
される。そのため、から、図12に示されるように蓋体
41を上方に引き外す際に上側電気ヒータ36に引掛か
ることがないとともに、上側電気ヒータ36を内部に収
めるように蓋体41を挿入すると同時に、上側電気ヒー
タ36の前端部36aがヒータ支え溝51bが係合され
るようになっている。
【0036】蓋体41の天板壁下面には、前記保持ばね
50と一対の保持金具51とにより3点支持される反射
板52が、着脱可能に保持されている。すなわち、反射
板52の前部には保持金具51に対応する一対の取付け
孔53が前後方向に延びて形成されている。そして、反
射板52は、一対の取付け孔53を夫々保持金具51に
嵌合させた後に、蓋体41の後壁側に移動させることに
よって、この反射板52の後縁部中央を、保持ばね50
の弾性力に抗してこの保持ばね50と凹み47の底壁下
面との間に挿入する同時に、反射板52に前部を一対の
保持金具51の前向き保持溝51aに夫々係合させて、
蓋体41に取付け保持されるようになっている。
【0037】また、以上と逆の操作により蓋体41から
反射板52が取外されるようになっている。なお、符号
52aは反射板52の前縁から斜め下方に折曲げられた
操作部で、ここに手をかけて着脱操作がなされる。
【0038】反射板52は前記凹み47の孔48よりも
一回り大きい半月形の孔52bを有している。この孔5
2bは前記孔48に連通される。また、反射板52の板
金の全表面をほうろう引きしてなるものである。
【0039】ほうろう引きされた反射板52の板厚はほ
うろう材の溜まり加減に基づくばらつきが可成り大きい
が、それにも拘らず前記蓋体41内面への保持構造によ
れば、保持ばね50のばね力で反射板52を凹み47の
底壁下面に確実に押付けて固定できる。したがって、蓋
体41の開閉の際における反射板52の動揺がなく、騒
音の発生を防止できる。
【0040】そして、反射板52がほうろう引きされて
いることにより、従来のステンレス製反射板に比較して
反射効率を小さくできる。そのため、上側電気ヒータ3
6の熱が反射板52の直下に集中することが少なくな
り、被調理物上面の焦付きを少なくして調理できる。な
お、この反射板52の断熱性は従来のステンレス製反射
板と略同等である。その上、ほうろう材料は遠赤外線の
放射率が高いので、加熱されて温度上昇することによ
り、直下の被調理物に向けて遠赤外線を放射して、被調
理物の内部にまで多くの熱量を供給できる。したがっ
て、被調理物の焦付きを少なくしながら短い時間で加熱
調理ができるものである。
【0041】前記上側ヒンジ金具31には脱煙装置61
が回動可能に取付けられている。すなわち、図3,図
6,図8,および図9において符号62は板金製のベー
ス板である。このベース板62は、その前部に前記孔4
8の孔縁48aが挿入される半月形の煙導入口孔72
(図6参照)を有しているとともに、後部に一対のヒン
ジアーム63が上向きに切り起こされている。前記ヒン
ジ金具34の支持板部34aはベース板62を貫通して
ヒンジアーム63の側面に重なっており、これらはヒン
ジ軸64を介して回動可能に連結されている。したがっ
て、ベース板62はヒンジ軸64を支点として回動でき
る。しかし、その回動はベース板62が前記上側ヒンジ
カバー33の突部33aに当接することにより制限され
るようになっている。
【0042】ヒンジ軸64が挿通する支持板部34aお
よびヒンジアーム63の通孔は、ヒンジ軸64よりも大
きく形成されていて、相互間の遊びによりベース板62
は前後方向などに多少動き得る。そのため、蓋体41が
前述のように左右方向とともに前後方向にも動き得る。
このような自由な遊動が蓋体41に可能であることによ
って、蓋体41を閉じた時にその下端開口縁が焼網26
の載置部27aに対して適正に載置されて、相互間に大
きい隙間が形成されることを防止できる。したがって、
調理室Dの密閉性を高めるのに役立っている。
【0043】ベース板62上には脱煙部65が取付けら
れているとともに、これを覆う板金製カバー66が取付
けられている。カバー66には通気口67とこの後側に
位置する排気口68とが設けられている。これら通気口
67と排気口68とは前後方向に延びる長孔で形成さ
れ、通気口67をなす長孔の幅よりも排気口68をなす
長孔の幅の方が大きく形成されている。
【0044】なお、カバー66の取付けは、図9に示さ
れるようにベース板62の前縁の起立片に形成された少
なくとも一つの掛止孔69に、カバー66の前端部に後
向きに折り曲げた掛止舌片70を挿入した後、図3等に
示されるようにベース板62とカバー66の互いに合わ
さった後縁を通るねじ71を締付けることにより、行わ
れている。
【0045】脱煙部65は、ダクト75と、被調理物か
ら出る煙りの分解機能を有する触媒76と、再加熱電気
ヒータ77とを備えている。ダクト75は、煙導入孔7
2と排気口68との間にわたって設けられ、煙を調理室
D内から排気口68間に導く排気通路を形成している。
このダクト75は板金製であって、その上壁75aは通
気口67に対向している。ダクト75は再加熱電気ヒー
タ77からカバー66を遮熱して、このカバー66の温
度上昇を抑制するのに役立っている。
【0046】触媒76はダクト75の前部内側に収納さ
れている。触媒77は格子状に形成されたセラミック担
体触媒であって、その厚み方向に排気が通過できる構成
である。この触媒77は前記煙導入孔72よりも大形で
あって、この導入孔72から外れることがない範囲で自
由に動き得るように保持されている。すなわち、煙導入
孔72の孔縁の数箇所には図8および図9に示されるよ
うに断面逆L字状をなす触媒ホルダー78が切り起こさ
れており、これらの間を平面形状が略半月形をなす前記
触媒76が上下および横方向に自由に動き得るようにな
っている。
【0047】図8に示されるようにダクト75の前部両
側壁には夫々絶縁碍子79が取付けられている。前記再
加熱電気ヒータ77には例えばニクロム線を石英ガラス
管内に通してなる石英管ヒータが2本使用され、これら
は左右の絶縁碍子79にわたって取付けられている。そ
れによって、触媒76の上面側に近接対向して、換言す
れば排気口68側から触媒76を加熱するように再加熱
電気ヒータ77が配置されている。
【0048】前記構成の脱煙装置61にはそのベース板
62を貫通して下方に突出する第2係止ばね80が取付
けられている。この係止ばね80は板ばねよりなり、前
記第1係止ばね49に係脱可能である。その係合により
脱煙装置61の下部を前記凹み47に嵌合された状態に
保持して、脱煙装置61を蓋体41に連結するようにな
っている。
【0049】そのため、図6に示されるように脱煙装置
61が凹み47から外れた位置に回動された状態で、こ
の装置61を図6中矢印G方向にヒンジ軸64を支点と
して回動させると、第2係止ばね80が凹み47内の第
1係止ばね49に接した後、これらが弾性変形して、図
3,図9に示されるように両係止ばね49,80が弾発
的に係合される。この状態で両係止ばね49,80はい
ずれも撓んでいるとともに、第2係止ばね80の係合端
部は第1掛止ばね49の係合端部の下側に位置される。
【0050】そうすると、第1係止ばね49の弾性力に
より脱煙装置61は凹み47の底壁に押付けられるとと
もに、第2係止ばね80の弾性力により蓋体41の後壁
が上側ヒンジ金具31の前板部31aに押付けられる。
したがって、蓋体41が、前記両係止ばね49,80の
係合と、前記係止突片46の支持孔38への挿入とによ
り、不用意にがたつくことなく安定した状態に上側ヒン
ジ金具31に支持される。
【0051】しかも、既述のような第1係止ばね49の
弾性力により、脱煙装置61のベース板62における煙
導入孔72の回りの平坦部分が、凹み47の底壁におけ
る孔48の回りの平坦部分に密接されて、凹み47の底
壁と脱煙装置61のベース板62との合わせ部のシール
性を確保できる。したがって、電気ロースターの使用時
において被調理物から出て排気口68に導かれる煙り
が、凹み47の底壁と脱煙装置61のベース板62との
合わせ部を通って外部に漏れ出ることを防止できる。
【0052】加えて、既述のように本体ケース15には
下側電気ヒータ25を通す通孔がないとともに、本体ケ
ース15と蓋体41との間に焼網26の焼網フレーム2
7を挟んでいる。そのため、使用時においては、本体ケ
ース15を通して煙りが外部に漏れることがないととも
に、本体ケース15と蓋体41との間からも煙りが外部
に漏れることも極めて少ない。
【0053】したがって、この電気ロースターは調理室
Dの気密性が高く、煙りが調理室Dの煙導入口72以外
から流出することが極めて少ないとともに、煙りを触媒
76に確実に通すことができる。
【0054】なお、以上のような脱煙装置61を介して
の蓋体41の前記固定の際、孔48の孔縁48aは煙導
入孔72に挿入されて触媒76を持ち上げる。そのた
め、触媒76が凹み47の底壁とベース板62との合わ
せ部の密接を邪魔しないとともに、この触媒76と孔4
8の孔縁48aとの間に隙間ができて、脱煙装置61内
において煙りが触媒76を迂回して通ることが防止され
る。
【0055】さらに、既述のように脱煙装置61で蓋体
41を上側ヒンジ金具31に固定することに伴い、図
3,図9に示されるように脱煙装置61の触媒76の上
下両側には、再加熱電気ヒータ77と上側電気ヒータ3
6とが触媒76を挟むようにして夫々設けられる。
【0056】そのため、この電気ロースターの使用時に
おいて触媒76はその上下両側から前記両ヒータ36,
77で同時に加熱されるから、触媒76を短時間で実用
温度( 250〜 300℃以上)まで上昇させて、被調理物か
らの煙りの出方が少ない段階から、触媒76に安定した
分解機能を発揮させることができる。したがって、触媒
76を効率よく使用でき、煙りを確実に分解できる。
【0057】しかも、脱煙装置61は触媒76および再
加熱電気ヒータ77を収納したダクト75を有している
から、このダクト75により排気口68に向かう排気の
流れを方向づけて、煙りを確実に触媒76に流通させる
ことができる。その意味でも、煙りが未浄化のままで調
理室D外に出ることが防止でき、効果的に煙りを浄化で
きる。
【0058】ところで、煙りが分解されることによって
触媒76は水蒸気を発生する。しかし、この触媒76の
排気口68側には再加熱電気ヒータ77が近接して配置
されているから、このヒータ77により前記水蒸気を発
散できる。そのため、排気口68からの水蒸気の立上り
がなく、恰も脱煙がされていないかのように使用者が誤
認することを防止できる。
【0059】また、図3に示す状態から脱煙装置61を
矢印H方向に引き動かすことによって、両係止ばね4
9,80の係合を外して脱煙装置61を図6に示される
ように蓋体41の凹み47から離すことができる。その
ため、蓋体41を開いて、これを上方に引き外す際に脱
煙装置61が邪魔となることがない。
【0060】なお、この電気ロースターにおいては、既
述した手順により、本体ケース15、焼網26、蓋体4
1、および反射板52は夫々図2に示されるように単独
の状態に分離できるから、これらを単独で丸洗いするこ
とができるので、取扱い上極めて便利であることは勿論
である。
【0061】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、排
気通路内の触媒を排気口側から加熱する再加熱電気ヒー
タを設けて、触媒の温度を早期に実用温度まで上昇させ
る構成であるから、触媒よる脱煙効果を向上できるとと
もに、前記再加熱電気ヒータが触媒から出る水蒸気を発
散させるから、排気口からの水蒸気の立上りがなく、恰
も脱煙がされていないかのように使用者が誤認すること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気ロースターを示す
斜視図。
【図2】同実施例に係る電気ロースターを分解して示す
斜視図。
【図3】同実施例に係る電気ロースターを示す縦断側面
図。
【図4】同実施例に係る電気ロースターを示す正面図。
【図5】同実施例に係る電気ロースターを示す平面図。
【図6】同実施例に係る蓋体回りを示す縦断側面図。
【図7】同実施例に係る本体ケース回りを示す縦断側面
図。
【図8】同実施例に係る脱煙装置回りを一部切欠いて示
す平面図。
【図9】同実施例に係る脱煙装置を示す断面図。
【図10】同実施例に係る上側ヒンジ金具回りを示す正
面図。
【図11】(A)(B)は同実施例に係る焼網の本体ケ
ースに対する配置を示す断面図。
【図12】同実施例に係る電気ロースターの蓋体を着脱
する状況を示す斜視図。
【図13】同実施例に係る電気ロースターの焼網を着脱
する状況を示す斜視図。
【図14】同実施例に係る電気ロースターの本体ケース
を着脱する状況を示す斜視図。
【図15】同実施例に係る保持金具に上側電気ヒータが
支持された状況を示す斜視図。
【図16】同実施例に係る反射板が保持された蓋体を裏
面側から示す斜視図。
【符号の説明】
25…下側電気ヒータ、36…上側電気ヒータ、D…調
理室、61…脱煙装置、68…排気口、75…ダクト
(排気通路)、76…触媒、77…再加熱電気ヒータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室と、この調理室内に配置され被調
    理物を加熱する電気ヒータと、前記調理室と排気口との
    間の排気通路に設けられて前記被調理物から出る煙りの
    分解機能を有する触媒とを具備した電気ロースターにお
    いて、前記排気経路に前記触媒を前記排気口側から加熱
    する再加熱電気ヒータを設けたことを特徴とする電気ロ
    ースター。
JP34240391A 1991-11-30 1991-11-30 電気ロースター Pending JPH05154060A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012174576A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2020028316A (ja) * 2018-08-20 2020-02-27 三菱電機株式会社 加熱調理器
JP2025173457A (ja) * 2024-05-14 2025-11-27 ディーエヌダブリュー リミテッド 空気循環式電気ロースター用の機能性カバー及びこれを備える空気循環式電気ロースター

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