JPH0515502A - 電気的コネクタ接続機構 - Google Patents

電気的コネクタ接続機構

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JPH0515502A
JPH0515502A JP3198389A JP19838991A JPH0515502A JP H0515502 A JPH0515502 A JP H0515502A JP 3198389 A JP3198389 A JP 3198389A JP 19838991 A JP19838991 A JP 19838991A JP H0515502 A JPH0515502 A JP H0515502A
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electrode
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JP3198389A
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Shinji Ishida
石田伸司
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Terumo Corp
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で簡単な構造でありながら操作が容易
で、しかも、電気的・機械的接続の信頼性及び耐久性を
高めることができるようにしたことを主要な特徴とす
る。 【構成】 第1錠止部7、7を有する板状の電極側コネ
クタ1を、装置本体10の開口部14から着脱可能に差
し込み、この装置本体内に移動可能に設けられた本体側
コネクタ20の可動部材21をカム作用により付勢部材
26の付勢力に抗する他方向に移動させて、可動部材に
設けた本体側コネクタの第2端子部25を電極側コネク
タの第1端子部6に対して離間状態を保つようにし、か
つこれら電極側及び本体側コネクタの両端子部が互いに
対応する差込み位置で、可動部材を一方向に移動させる
ことにより、本体側コネクタの第2端子部を電極側コネ
クタの第1端子部に接触導通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば心電図検査に
おける心電図電極と心電計とを電気的に接続するために
用いられるコネクタ接続機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体計測の中でも心電図検査は、
病院内においては、一般病棟や、ICU、CCU等で使
用され、さらに学童検診、人間ドックでの検診、あるい
は成人病検診等、幅広く普及している。
【0003】このような心電図検査に不可欠なものとし
ては、心電図信号を収集するための心電図電極がある。
【0004】この心電図電極には、大別して何回も再使
用するタイプと、1回のみの使い捨て使用する所謂ディ
スポーザブルタイプとの2種類のタイプがある。
【0005】このディスポーザブルタイプの心電図電極
は、特に、ICU、CCU等における心電図モニタ検
査、あるいは長時間心電図検査等の比較的長時間に亘っ
て心電図検査を行う場合に多く使用されている。
【0006】ところが、従来のディスポーザブルタイプ
の心電図電極は、心電計装置本体と接続するためのリー
ド線と一体化されておらず分離されているので、検査時
に、生体の適正個所に複数の電極を貼付した後に、心電
計装置本体に予め接続された複数のリード線の先端に設
けられているクリップ、スナップあるいはマグネットな
どを電極上の接続部に接続をしている。
【0007】このため、心電図電極を心電計装置本体に
接続するに際して、対応するリード線と電極との接続を
誤ったり、また、互いの接続が不完全であったり、検査
中にリード線に手等が触れて外力が加わることなどによ
り接続不良を生じて、ノイズが発生したり、外れ易いと
いう現象を生じる場合が少なくない。
【0008】そこで、上記した従来構造の心電図電極に
おける不具合を解消するものとして、電極とリード線を
一体にすることが望ましい。
【0009】しかしながら、このように電極とリード線
とを一体にすると、リード線及びこれに付随する心電計
本体接続用のコネクタも使い捨てにすることから、コス
トアップになる。
【0010】また、このようなコストを下げるために、
コネクタを安価で簡単なものにすると、コネクタ部分の
信頼性や耐久性を低下させることになり、その結果とし
て、心電図検査自体の精度を下げてしまうことになるこ
とから、従来では、電極とリード線及びコネクタを一体
にしてなる構成を有するものが殆どなく、しかも、リー
ド線は心電計装置本体に一体化され、またはプラグ等を
介して接続することにより何回も再使用されているのが
現状である。
【0011】ところで、上記したようなリード線一体型
の心電図電極は、従来構造の電極と比較して、生体への
装着が容易であり、心電計装置本体への接続に際して、
誤って接続されるおそれがなく、又、検査中に接続不良
により、ノイズが発生したり外れるという恐れもない。
【0012】さらに、電極にリード線を接続するための
突起等を設ける必要がないことから、電極表面を平坦に
することができ、これによって、生体への長時間の装着
に際して違和感がなく、また、電極とリード線の接触部
の接触不良によるノイズの発生や、外力による外れがな
い。
【0013】したがって、このようなリード線一体型の
心電図電極を実現させるにおいては、これに付随するコ
ネクタを安価で簡単な構造にし、かつ、この電極側のコ
ネクタが接続される心電計装置本体側のコネクタ部分と
の接続機構も電気的及び機械的な信頼性を高める必要が
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
電極側コネクタの端子部を心電計装置の本体側コネクタ
の端子部に差し込み操作により電気的及び機械的に接続
させる場合、従来の接続機構を用いたものでは使い捨て
の電極側コネクタを交換する度毎に、該コネクタの端子
部が本体側コネクタの端子部を擦りながら接触するよう
になるために、本体側コネクタの端子部が何回もの使用
により摩耗し、電気的接続に対する信頼性や耐久性に劣
るばかりでなく、心電計装置本体側のコネクタ部分の機
械的接続機構が複雑となって、携帯便利なように小型化
を図ることができないという問題があった。
【0015】この発明の目的は、安価で簡単な構造であ
りながら操作が容易で、しかも、電気的・機械的接続の
信頼性及び耐久性を高めることができるようにしたコネ
クタ接続機構を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、電極と電気的に導通している第1
端子部と、第1錠止部とを有する板状の電極側コネクタ
と、この電極側コネクタが着脱可能に差し込まれる開口
部を有する装置本体と、この装置本体内の前記開口部に
対応する位置に移動可能に設けられた可動部材と、この
可動部材を一方向に付勢する付勢部材と、前記可動部材
に設けられ、かつ前記電極側コネクタの第1端子部に対
応する面に第2端子部を露出させた本体側コネクタと、
前記本体側コネクタに設けられ前記電極側コネクタの差
し込み動作に係合して前記付勢部材の付勢力に抗する他
方向に前記可動部材を移動可能にするカム部と、前記本
体側コネクタに設けられ、かつ前記電極側コネクタの第
1錠止部に錠止可能な第2錠止部とを具備し、前記装置
本体の開口部から差し込まれる電極側コネクタの差し込
み動作で、前記カム部とのカム作用で前記可動部材を他
方向に移動させ、前記本体側コネクタの第2端子部を前
記電極側コネクタの第1端子部に対して離間状態を保つ
ようにし、かつ前記電極側コネクタ及び前記本体側コネ
クタの第1及び第2端子部が互いに対応する差し込み位
置で、前記電極側コネクタとカム部との係合状態を開放
して、前記付勢部材の付勢力により前記可動部材を一方
向に移動させて前記本体側コネクタの第2端子部を電極
側コネクタの第1端子部に接触導通させるとともに、前
記電極側コネクタ及び本体側コネクタ側に設けた第1及
び第2の両錠止部を互いに錠止させてなる一方、この錠
止状態を前記可動部材の他方向の移動で解錠可能にし
て、前記電極側コネクタを前記装置本体から引脱可能に
したことを特徴とする電気的コネクタ接続機構を提案す
るものである。
【0017】この場合、前記装置本体の開口部の両側部
にガイド溝を切欠き形成し、このガイド溝に電極側コネ
クタの両側端部に形成した張出し部を差し込み状態にお
いて係合させて、前記電極側コネクタを可動部材の移動
方向に揺動不能に構成することが好ましい。
【0018】また、前記本体側コネクタは、前記電極側
コネクタの第1端子部の差し込み状態にて対応する位置
に第2端子部を露出させた移動可能な可動部材と、この
可動部材を一方向に付勢する付勢部材と、この付勢部材
の付勢力に抗する他方向に前記電極側コネクタの差込み
動作に係合させて前記可動部材を移動可能にし、かつ前
記両端子部が離間状態を保つようにするとともに、前記
電極側コネクタの差込み位置で前記可動部材を付勢部材
の付勢力により一方向に移動させて前記両端子部を接触
導通可能にしたカム部と、前記可動部材の移動と共に前
記電極側コネクタの錠止部に錠止または解錠可能にした
錠止部とからなる構成としたものである。
【0019】さらに、前記電極側コネクタは、一端に電
極が一体に接続されたリード線の他端を差込み側端面に
露出させた端子部に接続してなる電極及びリード線一体
型構造からなる板状の基板と、この基板の両側端部に形
成され、かつ前記本体側コネクタ側に設けた錠止部が係
合可能な切欠部と、前記基板の両側端部に形成され、前
記装置本体の開口部の両側部に形成したガイド溝に差し
込み状態において係合可能にした張出し部とからなるデ
ィスポーザブル型の構成としたものである。
【0020】
【作用】すなわち、この発明は、電極が接続された第1
端子部を基板の差込み側端面に露出させてなる第1錠止
部を有する板状の電極側コネクタを、装置本体の開口部
から着脱可能に差し込み、この装置本体内に移動可能に
設けられた可動部材をカム作用により付勢部材の付勢力
に抗する他方向に移動させて、可動部材に設けた本体側
コネクタの端子部を電極側コネクタの端子部に対して離
間状態を保つようにし、かつこれら電極側及び本体側コ
ネクタの両端子部が互いに対応する差込み位置で、電極
側コネクタとカム部との係合状態を開放して、付勢部材
の付勢力により可動部材を一方向に移動させることによ
り、本体側コネクタの第2端子部を電極側コネクタの第
1端子部に接触導通する一方向に移動させるようになっ
ているために、電極側コネクタの差込み途上において、
電極側及び本体側コネクタの両端子部の擦り合いが防止
されるとともに、電極側コネクタの差込み操作が容易に
行える。
【0021】また、前記電極側及び本体側コネクタの両
端子部が互いに対応する差込み位置で、電極側の第1錠
止部を本体側コネクタ側に設けた第2錠止部に錠止させ
てなるために、接続状態における電極側コネクタの引脱
が確実に防止されるとともに、この錠止状態を可動部材
の他一方向の移動で解錠可能にして、電極側コネクタを
装置本体から引脱可能してなるために、電極側コネクタ
の引脱操作が容易に行える。
【0022】さらに、前記装置本体の開口部の両側部に
ガイド溝を切欠き形成し、このガイド溝に電極側コネク
タの両側端部に形成した張出し部を差し込み状態におい
て係合させて、電極側コネクタを可動部材の移動方向に
揺動不能にしてなるために、接続状態における電極側及
び本体側コネクタの両端子部の電気的接続が確実に維持
される。
【0023】また、前記本体側コネクタが、電極側コネ
クタの第1端子部の差し込み状態にて対応する位置に第
2端子部を露出させた移動可能な可動部材と、この可動
部材を一方向に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付
勢力に抗する他方向に電極側コネクタの差込み動作に係
合させて可動部材を移動可能にし、かつ両端子部が離間
状態を保つようにするとともに、電極側コネクタの差込
み位置で可動部材を付勢部材の付勢力により一方向に移
動させて両端子部を接触可能にしたカム部と、可動部材
の移動と共に電極側コネクタの第1錠止部に錠止または
解錠可能にした第2錠止部とからなっているために、電
極側コネクタの差込み操作が容易に行え、構造も簡単で
小型化が図れる。
【0024】さらにまた、前記電極側コネクタは、一端
に電極が一体に接続されたリード線の他端を差込み側端
面に露出させた端子部に接続してなる電極及びリード線
一体型構造からなる板状の基板と、この基板の両側端部
に形成され、かつ前記本体側コネクタ側に設けた錠止部
が係合可能な切欠部と、前記基板の両側端部に形成さ
れ、前記装置本体の開口部の両側部に形成したガイド溝
に差し込み状態において係合可能にした張出し部とから
なる簡単な構造になっているために、安価であり、しか
も、本体側コネクタへの接続も簡単に行える。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0026】図1は、この発明に係る例えば心電図検査
に用いられる心電図用電極と心電計とのコネクタによる
電気的接続状態を示すもので、図中1は後述する心電計
装置本体10内に内蔵された本体側コネクタ20に着脱
可能に接続されるデイスポーザブル型コネクタをなす電
極側コネクタである。
【0027】この電極側コネクタ1は、図1及び図2で
示すように、心電図等の計測を行なう患者等の生体(図
示せず)に貼付される複数個の電極2と、これら各々の
電極2が一端に一体にそれぞれ接続された複数本のリー
ド線3と、これら各々のリード線3の他端が接続される
基板4とを有し、この基板4は、例えば紙フェノールあ
るいはガラスエポキシなどの薄い板状になっている。
【0028】そして、前記基板4の少なくとも片面の差
込み側端面4aには、前記各々のリード線3の他端が半
田付けにより分離不可能に接続されるランド5を介して
通電可能な電気的接点となる銅パターンからなる第1端
子部をなす端子部6が設けられているとともに、前記各
々のリード線3の一部及びランド5は、図1及び図2に
2点破線で示すように、熱収縮フィルム9などにより被
覆保護され、前記各々の端子部6のみが差込み側端面4
aに露出させるようにした電極及びリード線一体型構造
のディスポーザブル型に形成されている。
【0029】さらに、前記基板4は、後述する電気的コ
ネクタ装置をなす心電計装置本体10の開口部14に差
込み可能な外寸法を有し、その両側端部の中間部には、
第1錠止部をなす切欠部7、7が形成され、また、その
リード線接続端側の両側端部には、張出し部8、8が形
成されている。
【0030】一方、前記心電計装置本体10は、心電計
回路基板11が内蔵されたケーシング12と、このケー
シング12の上端面に開口させた前記電極側コネクタ1
が差込み挿入可能な開口部10aと、この開口部10a
が形成されたケーシング12の上端面に着脱可能に組み
付けたブラケット13とから構成されているとともに、
このブラケット13には、前記開口部10aに対応位置
させて前記電極側コネクタ1が差込み挿入可能な開口部
14が設けられ、この開口部14の前記電極側コネクタ
1の差込み側に対応する面14aはテーパ面に形成され
ている。
【0031】そして、図4及び図5で示すように、前記
ケーシング12の上端面の両側部には、スライド溝1
5、15が形成され、このスライド溝15、15には、
本体側コネクタ20を構成する可動部材21が前記開口
部14と対応する位置に移動可能に設けられている。
【0032】この可動部材21は、図6及び図7で示す
ように、前記ブラケット13の開口部14を開閉するシ
ャッタ部を兼ねた水平辺部22と、この水平辺部22か
ら一体に垂下させた垂下辺部23とでL字型に形成さ
れ、前記電極側コネクタ1の差込み側に対応する水平辺
部22と垂下辺部23との角面21aを円弧状に傾斜さ
せて、前記開口部14のテーパ面14aとで差込み部を
形成し、電極側コネクタ1の差込み端部1aの挿入を容
易にしてなるとともに、前記水平辺部22の両側部に張
出し形成したガイド部22a、22aを前記スライド溝
15、15に嵌合させて、前記ブラケット13で挾着保
持してなる構成を有する。
【0033】また、図中24、24は前記可動部材21
の垂下辺部23の端面23a中間部に突出形成したカム
部を構成する一対の傾斜状突起で、これら各々の傾斜状
突起24、24は、後述する電極側コネクタ1の差し込
状態において、電極側コネクタ1の基板4に形成した切
欠部7、7に対応位置するようになっているとともに、
それらの下端顎部24a、24aを第1錠止部の切欠部
7、7に係止可能にすることにより第2錠止部を構成し
ている。
【0034】さらに、図中25は前記可動部材21の垂
下部辺23の下部端面に露出させたスプリングピンなど
からなる電気的接点を構成する第2端子部で、これら各
々の端子部25は、前記心電計回路基板11にリード線
16及びプラグ17を介して電気的に接続されている。
【0035】さらにまた、図中26は前記ケーシング1
2の上端面とブラケット13間に組み込み挾持されたね
じりコイルバネなどからなる付勢部材で、この付勢部材
26は、前記可動部材21を一方向に付勢し、その可動
部材21の水平辺部22が前記開口部14を常に閉塞す
るようにしてなるとともに、前記可動部材21の垂下辺
部23の端面23aが前記ケーシング12の内側端面1
2aに圧接し得るようになっている。
【0036】また、図中27、27は前記電極側コネク
タ1が差し込まれる装置本体10の開口部14の両側部
に切欠き形成したガイド溝で、このガイド溝27、27
には、前記電極側コネクタ1を構成する基板4の両側端
部に形成した張出し部8、8が係合し、これによって、
差し込み状態における電極側コネクタ1を可動部材21
の移動方向に揺動不能にしてなるものである。
【0037】次に、上記したこの発明に係る構成を有す
る電気的コネクタの接続過程を図8及び図9に基づいて
説明する。
【0038】図8で示すように、電気的コネクタ装置を
なす装置本体10の開口部14は、電極側コネクタ1が
差し込まれないときに、付勢部材26の付勢力により一
方向に付勢された可動部材21の水平辺部22で閉塞さ
れるようになっているもので、これによって、装置本体
10内の本体側コネクタ20への塵、埃などの侵入を防
止している。
【0039】この状態において、電極側コネクタ1の差
し込み端部1aを装置本体10の開口部14のテーパ面
14aと、円弧状に傾斜させた可動部材21の角面21
aとの間の差込み部に挿入すると、この差込み動作に応
動して可動部材21がカム作用により付勢部材26の付
勢力に抗する他方向(左方向)に移動し、差込み部が開
き、電極側コネクタ1の差し込み端部1aの挿入を可能
にする。
【0040】このように、電極側コネクタ1の差し込み
端部1aがある程度まで挿入されると、図9で示すよう
に、電極側コネクタ1の差し込み端部1aが可動部材2
1の垂下辺部23の端面23a中間部に突設した傾斜状
突起24、24に接触して係合し、その押し込み動作に
伴うカム作用で前記可動部材21を更に付勢部材26の
付勢力に抗する他方向に移動させる。
【0041】これによって、前記可動部材21の垂下辺
部23の端面23a下部に露出させた本体コネクタ20
側の第2端子部25は、電極側コネクタ1の差込み端面
に露出させた銅パターンからなる第1端子部6から相対
的に離間し、この離間状態を保つことにより、電極側コ
ネクタ1の差込み中において、両端子部6、25が互い
に接触することがないように構成されている。
【0042】さらに、この状態で電極側コネクタ1を押
し込んで、図9に鎖線で示すように電極側コネクタ1の
第1端子部6が本体側コネクタ20の第2端子部25の
対応位置に達すると、前記電極側コネクタ1を構成する
基板4の両側端部に形成した切欠部7、7に可動部材2
1の傾斜状突起24、24が嵌合し、同時に、前記電極
側コネクタ1の差し込み端部1aと可動部材21の傾斜
状突起24、24との係合状態が開放される。
【0043】そして、このような係合状態の開放によっ
て、前記可動部材21は、付勢部材26の付勢力により
一方向(右方向)に移動し、図3で示すように、電極側
コネクタ1を装置本体10のケーシング12の内側面1
2aに圧接させると同時に、電極側コネクタ1の端子部
6と本体側コネクタ20の端子部25とが接触し、電気
的に導通がなされる。
【0044】また、このとき、前記可動部材21の傾斜
状突起24、24の下端顎部14a、14aは、電極側
コネクタ1を構成する基板4の両側端部に形成した切欠
部7、7に錠止するように係止し、機械的に錠止状態を
維持するようになっているために、電極側コネクタ1を
引いても抜けることがない。
【0045】さらにまた、前記電極側コネクタ1を構成
する基板4の両側端部に形成した張出し部8、8が、前
記装置本体10の開口部14の両側部に切欠き形成した
ガイド溝27、27に係合させるようになっているため
に、差し込み状態における電極側コネクタ1に外力が加
わっても、電極側コネクタ1は、可動部材21の移動方
向に揺動することがなく、これによって、コネクタ接続
機構の電気的接続が断たれることはない。
【0046】一方、図3で示すような錠止状態におい
て、前記装置本体10から電極側コネクタ1を取り外す
には、可動部材21を付勢部材26の付勢力に抗する他
方向に移動させることにより、電極側コネクタ1の切欠
部7、7と可動部材21の傾斜状突起24、24との嵌
合状態を開放して解錠し、これによって、電極側コネク
タ1の引脱を可能にしてなるものである。
【0047】なお、上記したこの発明の実施例において
は、本体側コネクタ20に露出させた端子部25をスプ
リングピンで構成したが、例えばシリコンゴムに金細線
を埋設してなるものや、導電性ゴム等で形成することも
可能である。
【0048】また、錠止機構として、電極側コネクタ1
の基板4に形成した切欠部7、7に可動部材21に突設
した傾斜状突起24、24の下端顎部24a、24aを
嵌合させてなる構成としたが、電極側コネクタ1の基板
4中央部に係合孔を設ける一方、本体側コネクタ20の
可動部材21の垂下辺部23に係止ピンを突設し、これ
ら係合孔と係止ピンとが電極側及び本体側コネクタの両
端子部の対応位置で係合させるようにすれば、位置決め
機構を兼ねるとともに、より安全性を高めることが可能
である。
【0049】さらに、本体側コネクタ20の可動部材2
1を水平方向に移動させるように構成したが、この可動
部材21を偏心回動可能に軸支することにより移動させ
ることも可能である。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、電極が接続された第1端子部を基板の差込み側端
面に露出させてなる第1錠止部を有する板状の電極側コ
ネクタを、装置本体の開口部から着脱可能に差し込み、
この装置本体内に移動可能に設けられた可動部材をカム
作用により付勢部材の付勢力に抗する他方向に移動させ
て、可動部材に設けた本体側コネクタの第2端子部を電
極側コネクタの第1端子部に対して離間状態を保つよう
にし、かつこれら電極側及び本体側コネクタの両端子部
が互いに対応する差込み位置で、電極側コネクタとカム
部との係合状態を開放して、付勢部材の付勢力により可
動部材を一方向に移動させることにより、本体側コネク
タの第2端子部を電極側コネクタの第1端子部に接触導
通させるようになっているために、電極側コネクタの差
込み途上において、電極側及び本体側コネクタの両端子
部の擦り合いを防止することができるとともに、本体側
コネクタの耐久性の向上を図ることができ、電極側コネ
クタの接続操作を容易かつ確実に行うことができる。
【0051】また、前記電極側及び本体側コネクタの両
端子部が互いに対応する差込み位置で、電極側及び本体
側コネクタ側に設けた両錠止部を互いに錠止させてなる
ために、接続状態における電極側コネクタの引脱が確実
に防止されるとともに、この錠止状態を可動部材の他一
方向の移動で解錠可能にして、電極側コネクタを装置本
体から引脱可能してなるために、電極側コネクタの引脱
操作を容易に行うことができる。
【0052】さらに、前記装置本体の開口部の両側部に
ガイド溝を切欠き形成し、このガイド溝に電極側コネク
タの両側端部に形成した張出し部を差し込み状態におい
て係合させて、電極側コネクタを可動部材の移動方向に
揺動不能にしてなるために、接続状態における電極側及
び本体側コネクタの両端子部の電気的接続を確実に維持
することができ、これによって、コネクタ接続の電気的
・機械的な信頼性を高めることができる。
【0053】また、前記本体側コネクタが、電極側コネ
クタの第1端子部の差し込み状態にて対応する位置に第
2端子部を露出させた移動可能な可動部材と、この可動
部材を一方向に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付
勢力に抗する他方向に電極側コネクタの差込み動作に係
合させて可動部材を移動可能にし、かつ両端子部が離間
状態を保つようにするとともに、電極側コネクタの差込
み位置で可動部材を付勢部材の付勢力により一方向に移
動させて両端子部を接触可能にしたカム部と、可動部材
の移動と共に電極側コネクタの第1錠止部に錠止または
解錠可能にした第2錠止部とからなっているために、電
極側コネクタの接続操作を容易かつ確実に行うことがで
き、構造も簡単で小型化を図ることができる。
【0054】さらにまた、前記電極側コネクタが、一端
に電極が一体に接続されたリード線の他端を差込み側端
面に露出させた端子部に接続してなる電極及びリード線
一体型構造からなる板状の基板と、この基板の両側端部
に形成され、かつ前記本体側コネクタ側に設けた錠止部
が係合可能な切欠部と、前記基板の両側端部に形成さ
れ、前記装置本体の開口部の両側部に形成したガイド溝
に差し込み状態において係合可能にした張出し部とから
なる簡単な構造になっているために、安価であり、デイ
スポーザブル型とすることが可能となる。しかも、本体
側コネクタへの接続も簡単かつ確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気的コネクタ接続機構の一実
施例を示す電極側コネクタの説明図である。
【図2】電極側コネクタの側面図である。
【図3】電極側コネクタと本体側コネクタとの接続状態
における要部縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視方向から見た断面図であ
る。
【図5】本体側コネクタの分解斜視図である。
【図6】本体側コネクタを構成する可動部材の側面図で
ある。
【図7】図6における右側から見た状態を示す本体側コ
ネクタを構成する可動部材の説明図である。
【図8】本体側コネクタの電極側コネクタ挿入前の状態
を示す要部縦断側面図である。
【図9】本体側コネクタへの電極側コネクタ挿入途上の
状態を示す要部縦断側面図である。
【符号の説明】
1・・・電極側コネクタ(デイスポーザブル型コネクタ)、 2・・・電極、 3・・・リード線、 4・・・基板、 6・・・第1端子部、 7、7・・・第1錠止部(切欠部)、 8、8・・・張出し部、 10・・・装置本体(電気的コネクタ装置)、 14・・・開口部、 20・・・本体側コネクタ、 21・・・可動部材、 24、24・・・カム部(傾斜状突起)、 24a、24a・・・第2錠止部(顎部)、 25・・・第2端子部、 26・・・付勢部材、 27、27・・・ガイド溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極と電気的に導通している第1端子部
    と、第1錠止部とを有する板状の電極側コネクタと、 この電極側コネクタが着脱可能に差し込まれる開口部を
    有する装置本体と、この装置本体内の前記開口部に対応
    する位置に移動可能に設けられた可動部材と、 この可動部材を一方向に付勢する付勢部材と、前記可動
    部材に設けられ、かつ前記電極側コネクタの第1端子部
    に対応する面に第2端子部を露出させた本体側コネクタ
    と、前記本体側コネクタに設けられ前記電極側コネクタ
    の差し込み動作に係合して前記付勢部材の付勢力に抗す
    る他方向に前記可動部材を移動可能にするカム部と、前
    記本体側コネクタに設けられ、かつ前記電極側コネクタ
    の第1錠止部に錠止可能な第2錠止部とを具備し、 前記装置本体の開口部から差し込まれる電極側コネクタ
    の差し込み動作で、前記カム部とのカム作用で前記可動
    部材を他方向に移動させ、前記本体側コネクタの第2端
    子部を前記電極側コネクタの第1端子部に対して離間状
    態を保つようにし、 かつ前記電極側コネクタ及び前記本体側コネクタの第1
    及び第2端子部が互いに対応する差し込み位置で、前記
    電極側コネクタとカム部との係合状態を開放して、前記
    付勢部材の付勢力により前記可動部材を一方向に移動さ
    せて前記本体側コネクタの第2端子部を電極側コネクタ
    の第1端子部に接触導通させるとともに、前記電極側コ
    ネクタ及び本体側コネクタ側に設けた第1及び第2の両
    錠止部を互いに錠止させてなる一方、 この錠止状態を前記可動部材の他方向の移動で解錠可能
    にして、前記電極側コネクタを前記装置本体から引脱可
    能にしたことを特徴とする電気的コネクタ接続機構。
  2. 【請求項2】装置本体の開口部の両側部にガイド溝を切
    欠き形成し、このガイド溝に電極側コネクタの両側端部
    に形成した張出し部を差し込み状態において係合させ
    て、前記電極側コネクタを可動部材の移動方向に揺動不
    能にしたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ接
    続機構。
  3. 【請求項3】電極側コネクタを装置本体内に設けた本体
    側コネクタに着脱可能に接続させてなる電気的コネクタ
    接続機構において、 前記本体側コネクタは、前記電極側コネクタの第1端子
    部の差し込み状態にて対応する位置に第2端子部を露出
    させた移動可能な可動部材と、 この可動部材を一方向に付勢する付勢部材と、 この付勢部材の付勢力に抗する他方向に前記電極側コネ
    クタの差込み動作に係合させて前記可動部材を移動可能
    にし、かつ前記両端子部が離間状態を保つようにすると
    ともに、前記電極側コネクタの差込み位置で前記可動部
    材を付勢部材の付勢力により一方向に移動させて前記両
    端子部を接触導通可能にしたカム部と、前記可動部材の
    移動と共に前記電極側コネクタの錠止部に錠止または解
    錠可能にした錠止部とを具備したことを特徴とする電気
    的コネクタ装置。
  4. 【請求項4】電極側コネクタを装置本体内に設けた本体
    側コネクタに着脱可能に接続させてなる電気的コネクタ
    接続機構において、 前記電極側コネクタは、一端に電極が一体に接続された
    リード線の他端を差込み側端面に露出させた端子部に接
    続してなる電極及びリード線一体型構造からなる板状の
    基板と、 この基板の両側端部に形成され、かつ前記本体側コネク
    タ側に設けた錠止部が係合可能な切欠部と、 前記基板の両側端部に形成され、前記装置本体の開口部
    の両側部に形成したガイド溝に差し込み状態において係
    合可能にした張出し部とを具備したことを特徴とするデ
    ィスポーザブル型コネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102582910A (zh) * 2011-01-14 2012-07-18 苏州工业园区新欣电子科技有限公司 可折叠塑料箱体

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