JPH05155078A - シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置 - Google Patents
シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置Info
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- JPH05155078A JPH05155078A JP32025991A JP32025991A JPH05155078A JP H05155078 A JPH05155078 A JP H05155078A JP 32025991 A JP32025991 A JP 32025991A JP 32025991 A JP32025991 A JP 32025991A JP H05155078 A JPH05155078 A JP H05155078A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドットマトリックス方式等の印字ヘッドの揺
動を行うシャトル機構を備えたシャトルバー方式プリン
タのプラテン回転装置に関し、プリンタの印字品質を改
善し、またプリンタ全体の幅の縮小を図る。 【構成】 シャトル機構1が揺動されると、その揺動が
揺動・回転変換手段3により回転運動に変換されてプラ
テン2が回転される。すなわち、トラクタの駆動はプラ
テン2の回転とは切り離され、トラクタによって行われ
る紙送りがプラテン2のイナーシャの影響を受けること
がない。また、トラクタを駆動する歯車、プラテンを回
転させる歯車、およびそれらを繋ぐタイミングベルトが
不要になるために、プリンタ全体の幅を小さくすること
ができる。また、揺動・回転変換手段3がワンウエイク
ラッチを有する。さらに、ラック3aはピニオン3bに
対向する部分の一部に切欠き部3aaを有し、印字がさ
れるときにはプラテン2が回転しないようにすることが
できる。
動を行うシャトル機構を備えたシャトルバー方式プリン
タのプラテン回転装置に関し、プリンタの印字品質を改
善し、またプリンタ全体の幅の縮小を図る。 【構成】 シャトル機構1が揺動されると、その揺動が
揺動・回転変換手段3により回転運動に変換されてプラ
テン2が回転される。すなわち、トラクタの駆動はプラ
テン2の回転とは切り離され、トラクタによって行われ
る紙送りがプラテン2のイナーシャの影響を受けること
がない。また、トラクタを駆動する歯車、プラテンを回
転させる歯車、およびそれらを繋ぐタイミングベルトが
不要になるために、プリンタ全体の幅を小さくすること
ができる。また、揺動・回転変換手段3がワンウエイク
ラッチを有する。さらに、ラック3aはピニオン3bに
対向する部分の一部に切欠き部3aaを有し、印字がさ
れるときにはプラテン2が回転しないようにすることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットマトリックス方式
等の印字ヘッドを揺動させるシャトル機構を備えたシャ
トルバー方式プリンタのプラテン回転装置に関し、特に
シャトル機構の揺動を利用してプラテン軸の回転を行う
シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置に関す
る。
等の印字ヘッドを揺動させるシャトル機構を備えたシャ
トルバー方式プリンタのプラテン回転装置に関し、特に
シャトル機構の揺動を利用してプラテン軸の回転を行う
シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置に関す
る。
【0002】プリンタのプラテンは、通常、ローラ(丸
棒)状の形状をしたものが大半を占めており、印字によ
るプラテンの偏摩耗を防ぐために、印字を行う毎に、あ
るいは断続的な周期または不定期に、プラテンを回転さ
せるようにしている。従って、プラテンを回転させる機
構をプリンタに設ける必要があり、その機構はごく簡単
なものが望まれる。
棒)状の形状をしたものが大半を占めており、印字によ
るプラテンの偏摩耗を防ぐために、印字を行う毎に、あ
るいは断続的な周期または不定期に、プラテンを回転さ
せるようにしている。従って、プラテンを回転させる機
構をプリンタに設ける必要があり、その機構はごく簡単
なものが望まれる。
【0003】
【従来の技術】図4は、従来のシャトルバー方式プリン
タの全体構成を示す斜視図である。このプリンタはドッ
トマトリックス方式のラインプリンタであり、14モジ
ュールの印字ヘッドを上下2段に有したシャトル機構4
1を備えている。シャトル機構41は、支点41a,4
1b等の3点で支持されて、リニアモータ等(図示せ
ず)の駆動により、矢印D1の方向に往復運動(揺動)
をするように構成され、その往復運動の間に、プラテン
42とシャトル機構41との間に挟まれた用紙43に印
字ヘッドから印字がされる。用紙43は、両側に設けら
れた送り穴43a,43bに係合するトラクタ44,4
5によって矢印D2の方向に送られるように構成され
る。プラテン42とトラクタ44,45とは回転伝達機
構47を介してパルスモータ46に接続される。
タの全体構成を示す斜視図である。このプリンタはドッ
トマトリックス方式のラインプリンタであり、14モジ
ュールの印字ヘッドを上下2段に有したシャトル機構4
1を備えている。シャトル機構41は、支点41a,4
1b等の3点で支持されて、リニアモータ等(図示せ
ず)の駆動により、矢印D1の方向に往復運動(揺動)
をするように構成され、その往復運動の間に、プラテン
42とシャトル機構41との間に挟まれた用紙43に印
字ヘッドから印字がされる。用紙43は、両側に設けら
れた送り穴43a,43bに係合するトラクタ44,4
5によって矢印D2の方向に送られるように構成され
る。プラテン42とトラクタ44,45とは回転伝達機
構47を介してパルスモータ46に接続される。
【0004】この回転伝達機構47を図5をも参照して
説明する。図5(A)は回転伝達機構47の正面図であ
り、図5(B)は回転伝達機構47の回転力伝達の様子
を示す側面図である。パルスモータ46は、タイミング
ベルト52を介して、トラクタ44,45を回転駆動す
るための歯車51aに接続される。タイミングベルト5
2はテンションローラ54によって張力を調整されてい
る。歯車51aには同軸に歯車51bが固定され、この
歯車51bは、タイミングベルト53を介して、プラテ
ン42を回転駆動するための歯車42aに接続される。
タイミングベルト53はテンションローラ55によって
張力を調整されている。なお、図5(A)では、テンシ
ョンローラ54,55の図示を省略している。以上のよ
うな構成により、プラテン42とトラクタ44,45と
はパルスモータ46によって回転される。
説明する。図5(A)は回転伝達機構47の正面図であ
り、図5(B)は回転伝達機構47の回転力伝達の様子
を示す側面図である。パルスモータ46は、タイミング
ベルト52を介して、トラクタ44,45を回転駆動す
るための歯車51aに接続される。タイミングベルト5
2はテンションローラ54によって張力を調整されてい
る。歯車51aには同軸に歯車51bが固定され、この
歯車51bは、タイミングベルト53を介して、プラテ
ン42を回転駆動するための歯車42aに接続される。
タイミングベルト53はテンションローラ55によって
張力を調整されている。なお、図5(A)では、テンシ
ョンローラ54,55の図示を省略している。以上のよ
うな構成により、プラテン42とトラクタ44,45と
はパルスモータ46によって回転される。
【0005】一方、シャトル機構41は、図6に示すよ
うにバランスウエイト機構を逆方向に往復運動させるよ
うに構成されている。すなわち、シャトル機構41と一
体に構成されたアーム41cと、バランスウエイト64
と一体に構成されたアーム64aとが、2つのリール6
1,62とワイヤ63とからなる伝達機構で結合され
る。バランスウエイト64は、その重量がシャトル機構
41の重量に応じて決定され、またシャトル機構41の
往復運動方向(図4の矢印D1の方向)と平行な方向に
移動自在となるように構成されている。ワイヤ63の一
端はアーム41cに固着され、他端はアーム64aにコ
イルスプリング(図示せず)を介して固着され、途中部
分はリール61,62に巻き付けられている。このよう
な構成により、シャトル機構41が矢印D3の方向に動
くと、バランスウエイト64は、シャトル機構41の動
作方向と反対の方向である矢印D4の方向に動かされ、
また、シャトル機構41が矢印D3と反対の方向に動く
と、バランスウエイト64は矢印D4と反対の方向に動
かされる。このバランスウエイト64の動作により、シ
ャトル機構41の往復動作に伴うプリンタの振動や印字
ズレが防止される。
うにバランスウエイト機構を逆方向に往復運動させるよ
うに構成されている。すなわち、シャトル機構41と一
体に構成されたアーム41cと、バランスウエイト64
と一体に構成されたアーム64aとが、2つのリール6
1,62とワイヤ63とからなる伝達機構で結合され
る。バランスウエイト64は、その重量がシャトル機構
41の重量に応じて決定され、またシャトル機構41の
往復運動方向(図4の矢印D1の方向)と平行な方向に
移動自在となるように構成されている。ワイヤ63の一
端はアーム41cに固着され、他端はアーム64aにコ
イルスプリング(図示せず)を介して固着され、途中部
分はリール61,62に巻き付けられている。このよう
な構成により、シャトル機構41が矢印D3の方向に動
くと、バランスウエイト64は、シャトル機構41の動
作方向と反対の方向である矢印D4の方向に動かされ、
また、シャトル機構41が矢印D3と反対の方向に動く
と、バランスウエイト64は矢印D4と反対の方向に動
かされる。このバランスウエイト64の動作により、シ
ャトル機構41の往復動作に伴うプリンタの振動や印字
ズレが防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のプ
リンタにおいては、プラテン42を回転駆動させる歯車
42aとトラクタ44,45を駆動する歯車51bとが
タイミングベルト53で連結しており、かつ、プラテン
42が、印字時の騒音を減少させる目的でかなりの重量
を有しているために、プラテン42のイナーシャがトラ
クタ44,45の動きに悪影響を及ぼす。特に、高速紙
送り(スキップ送り)直後に、プラテン42のイナーシ
ャによってトラクタ44,45が急速停止ができず、印
字品質を低下させるという問題点があった。
リンタにおいては、プラテン42を回転駆動させる歯車
42aとトラクタ44,45を駆動する歯車51bとが
タイミングベルト53で連結しており、かつ、プラテン
42が、印字時の騒音を減少させる目的でかなりの重量
を有しているために、プラテン42のイナーシャがトラ
クタ44,45の動きに悪影響を及ぼす。特に、高速紙
送り(スキップ送り)直後に、プラテン42のイナーシ
ャによってトラクタ44,45が急速停止ができず、印
字品質を低下させるという問題点があった。
【0007】また、図4および図5(A)に示すよう
に、正面から見た回転伝達機構47の幅が大きいため、
プリンタ全体の幅が大きくなってしまうという問題点が
あった。
に、正面から見た回転伝達機構47の幅が大きいため、
プリンタ全体の幅が大きくなってしまうという問題点が
あった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、プリンタの印字品質を改善し、またプリンタ
全体の幅の縮小を図ったシャトルバー方式プリンタのプ
ラテン回転装置を提供することを目的とする。
のであり、プリンタの印字品質を改善し、またプリンタ
全体の幅の縮小を図ったシャトルバー方式プリンタのプ
ラテン回転装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、印字ヘッドの揺動
(往復運動)を行うシャトル機構1の揺動に応じてプラ
テン2を回転させる揺動・回転変換手段3を提供する。
成するために、図1に示すように、印字ヘッドの揺動
(往復運動)を行うシャトル機構1の揺動に応じてプラ
テン2を回転させる揺動・回転変換手段3を提供する。
【0010】また、揺動・回転変換手段3は、少なくと
も、シャトル機構1に設けられたラック3aと、ラック
に係合するピニオン3bと、プラテン2に設けられたウ
ォームホイール3cおよびウォームギア3dからなるギ
ア機構とを有する。
も、シャトル機構1に設けられたラック3aと、ラック
に係合するピニオン3bと、プラテン2に設けられたウ
ォームホイール3cおよびウォームギア3dからなるギ
ア機構とを有する。
【0011】また、揺動・回転変換手段3は、シャトル
機構1の一方向の揺動のみをプラテン2の回転として伝
達するワンウエイクラッチを有する。さらに、ラック3
aはピニオン3bに対向する部分の一部に切欠き部3a
aを有し、切欠き部3aaではラック3aがピニオン3
bに係合しないような構成にする。
機構1の一方向の揺動のみをプラテン2の回転として伝
達するワンウエイクラッチを有する。さらに、ラック3
aはピニオン3bに対向する部分の一部に切欠き部3a
aを有し、切欠き部3aaではラック3aがピニオン3
bに係合しないような構成にする。
【0012】
【作用】シャトル機構1が揺動されると、その揺動が揺
動・回転変換手段3により回転運動に変換されてプラテ
ン2が回転される。すなわち、トラクタの駆動はプラテ
ン2の回転とは切り離され、そのため、トラクタによっ
て行われる紙送りがプラテン2のイナーシャの影響を受
けることがなく、印字品質の改善が図れる。また、図5
(A)に示すような、トラクタを駆動する歯車51b、
プラテンを回転させる歯車42a、およびそれらを繋ぐ
タイミングベルト53が不要になるために、プリンタ全
体の幅を小さくすることができる。
動・回転変換手段3により回転運動に変換されてプラテ
ン2が回転される。すなわち、トラクタの駆動はプラテ
ン2の回転とは切り離され、そのため、トラクタによっ
て行われる紙送りがプラテン2のイナーシャの影響を受
けることがなく、印字品質の改善が図れる。また、図5
(A)に示すような、トラクタを駆動する歯車51b、
プラテンを回転させる歯車42a、およびそれらを繋ぐ
タイミングベルト53が不要になるために、プリンタ全
体の幅を小さくすることができる。
【0013】また、揺動・回転変換手段3がワンウエイ
クラッチを有することで、シャトル機構1の一方向の揺
動のみがプラテン2を回転させ、他方向の揺動はプラテ
ン2を回転させない。これにより、プラテン2が一方向
にのみ回転されることになり、プラテン2の偏磨耗を防
止できる。
クラッチを有することで、シャトル機構1の一方向の揺
動のみがプラテン2を回転させ、他方向の揺動はプラテ
ン2を回転させない。これにより、プラテン2が一方向
にのみ回転されることになり、プラテン2の偏磨耗を防
止できる。
【0014】さらに、ラック3aはピニオン3bに対向
する部分の一部に切欠き部3aaを有しているので、シ
ャトル機構1の一方向の揺動があってもその揺動の間に
プラテン2が回転しない時期がある。特に、印字がされ
る時期をその回転しない時期に合わせることにより、印
字がされるときにはプラテン2が回転しないようにする
ことができる。
する部分の一部に切欠き部3aaを有しているので、シ
ャトル機構1の一方向の揺動があってもその揺動の間に
プラテン2が回転しない時期がある。特に、印字がされ
る時期をその回転しない時期に合わせることにより、印
字がされるときにはプラテン2が回転しないようにする
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はシャトルバー方式プリンタの揺動・回転
変換手段3等を示す斜視図である。図中、図6と同一の
部分には図6と同一の番号を付与し、その説明を省略す
る。
明する。図1はシャトルバー方式プリンタの揺動・回転
変換手段3等を示す斜視図である。図中、図6と同一の
部分には図6と同一の番号を付与し、その説明を省略す
る。
【0016】揺動・回転変換手段3は、ラック3a、ピ
ニオン3b、ウォームホイール3c、ウォームギア3
d、ギア3e、アーム4、およびワンウエイクラッチ
(図示せず)から成る。すなわち、シャトル機構1の揺
動に連動するバランスウエイト64の一部にラック3a
がアーム4を介して固着される。ピニオン3bは小径の
ギア部と大径のギア部とが同軸に一体化されたものであ
り、小径のギア部がラック3aのギア部と係合するよう
に配置される。ピニオン3bの支持部材の図示は省略す
る。ピニオン3bの小径のギア部に対向するラック3a
のギア部のうち、両端部を除いては切欠き部3aaとな
っており、切欠き部3aaではラック3aはピニオン3
bの小径のギア部と係合しない。ラック3aのギア部の
両端部の位置はそれぞれ、シャトル機構1の動きが加速
状態または減速状態にあるときにピニオン3bと係合す
るように設定される。
ニオン3b、ウォームホイール3c、ウォームギア3
d、ギア3e、アーム4、およびワンウエイクラッチ
(図示せず)から成る。すなわち、シャトル機構1の揺
動に連動するバランスウエイト64の一部にラック3a
がアーム4を介して固着される。ピニオン3bは小径の
ギア部と大径のギア部とが同軸に一体化されたものであ
り、小径のギア部がラック3aのギア部と係合するよう
に配置される。ピニオン3bの支持部材の図示は省略す
る。ピニオン3bの小径のギア部に対向するラック3a
のギア部のうち、両端部を除いては切欠き部3aaとな
っており、切欠き部3aaではラック3aはピニオン3
bの小径のギア部と係合しない。ラック3aのギア部の
両端部の位置はそれぞれ、シャトル機構1の動きが加速
状態または減速状態にあるときにピニオン3bと係合す
るように設定される。
【0017】プラテン2の一端にはウォームホイール3
cが固着され、このウォームホイール3cに係合するよ
うにウォームギア3dが配置される。ウォームギア3d
の一端には、ピニオン3bの大径のギア部と係合するギ
ア3eを配置し、このギア3eはワンウエイクラッチ
(図示せず)を介してウォームギア3dに連結される。
従って、ギア3eの一方向の回転はウォームギア3dに
伝達されるが、他方向の回転はウォームギア3dに伝達
されない。ウォームギア3dおよびギア3eの支持部材
の図示は省略する。
cが固着され、このウォームホイール3cに係合するよ
うにウォームギア3dが配置される。ウォームギア3d
の一端には、ピニオン3bの大径のギア部と係合するギ
ア3eを配置し、このギア3eはワンウエイクラッチ
(図示せず)を介してウォームギア3dに連結される。
従って、ギア3eの一方向の回転はウォームギア3dに
伝達されるが、他方向の回転はウォームギア3dに伝達
されない。ウォームギア3dおよびギア3eの支持部材
の図示は省略する。
【0018】以上のように構成される揺動・回転変換手
段3の動作を次に説明する。シャトル機構1が往復運動
(揺動)をすると、それに連動してバランスウエイト6
4がシャトル機構1の動く方向とは逆方向に移動する。
従って、ラック3aもバランスウエイト64と同じ動き
をする。このラック3aとピニオン3bとの係合タイミ
ングを図2を参照して説明する。
段3の動作を次に説明する。シャトル機構1が往復運動
(揺動)をすると、それに連動してバランスウエイト6
4がシャトル機構1の動く方向とは逆方向に移動する。
従って、ラック3aもバランスウエイト64と同じ動き
をする。このラック3aとピニオン3bとの係合タイミ
ングを図2を参照して説明する。
【0019】図2はシャトル機構1の移動速度のグラフ
である。シャトル機構1は加速期間21を経て定速期間
22に入り、この定速期間22の間だけ印字が行われ、
その後、減速期間23を経て1ストローク分の動き(例
えば27mm)を終了する。次に移動方向を反転して同
様に、加速期間24、定速期間25、減速期間26を経
て1ストローク分の反転の動きを終了する。やはり定速
期間25の間だけ印字が行われる。その後は以上の期間
の繰り返しとなる。
である。シャトル機構1は加速期間21を経て定速期間
22に入り、この定速期間22の間だけ印字が行われ、
その後、減速期間23を経て1ストローク分の動き(例
えば27mm)を終了する。次に移動方向を反転して同
様に、加速期間24、定速期間25、減速期間26を経
て1ストローク分の反転の動きを終了する。やはり定速
期間25の間だけ印字が行われる。その後は以上の期間
の繰り返しとなる。
【0020】ラック3aのギア部の両端部がピニオン3
bの小径のギア部と係合するときを、シャトル機構1の
移動速度が加速期間21,24または減速期間23,2
6にあるときになるように設定し、一方、ラック3aの
切欠き部3aaがピニオン3bの小径のギア部に対向す
るときを、シャトル機構1の移動速度が定速期間22,
25にあるときに設定するので、印字の行われる定速期
間22,25の間はピニオン3bは回転されない。
bの小径のギア部と係合するときを、シャトル機構1の
移動速度が加速期間21,24または減速期間23,2
6にあるときになるように設定し、一方、ラック3aの
切欠き部3aaがピニオン3bの小径のギア部に対向す
るときを、シャトル機構1の移動速度が定速期間22,
25にあるときに設定するので、印字の行われる定速期
間22,25の間はピニオン3bは回転されない。
【0021】さらに、このピニオン3bの回転はギア3
eを経てワンウエイクラッチに伝えられる。ワンウエイ
クラッチは期間21〜23におけるギア3eの回転をウ
ォームギア3dに伝えるが、反転期間24〜26におけ
るギア3eの回転はウォームギア3dに伝えない。従っ
て、ウォームギア3dおよびウォームホイール3cを経
た後のプラテン2の回転は、期間21〜26のうち、期
間21および期間23のみで行われ、しかもその回転方
向は矢印D5の方向のみとなる。
eを経てワンウエイクラッチに伝えられる。ワンウエイ
クラッチは期間21〜23におけるギア3eの回転をウ
ォームギア3dに伝えるが、反転期間24〜26におけ
るギア3eの回転はウォームギア3dに伝えない。従っ
て、ウォームギア3dおよびウォームホイール3cを経
た後のプラテン2の回転は、期間21〜26のうち、期
間21および期間23のみで行われ、しかもその回転方
向は矢印D5の方向のみとなる。
【0022】以上のように、バランスウエイト64を介
したシャトル機構1の往復運動が、揺動・回転変換手段
3を経て回転運動に変換され、プラテン2に伝えられ
る。しかもその回転運動は、一方向のみであり、かつ、
シャトル機構1の移動速度が、印字の行われない加速期
間21,24または減速期間23,26にあるときに限
られる。
したシャトル機構1の往復運動が、揺動・回転変換手段
3を経て回転運動に変換され、プラテン2に伝えられ
る。しかもその回転運動は、一方向のみであり、かつ、
シャトル機構1の移動速度が、印字の行われない加速期
間21,24または減速期間23,26にあるときに限
られる。
【0023】図3は、図1に示した揺動・回転変換手段
3に代わる別の実施例を示す斜視図である。すなわち、
バランスウエイト64の一部にラック31が固着され、
ピニオン32がラック31のギア部と係合するように配
置される。ピニオン32に対向するラック31のギア部
のうち、両端部を除いては切欠き部31aとなってお
り、切欠き部31aではラック31はピニオン32と係
合しない。ラック31のギア部の両端部の位置はそれぞ
れ、シャトル機構1の動きが加速状態または減速状態に
あるときにピニオン32と係合するように設定される。
3に代わる別の実施例を示す斜視図である。すなわち、
バランスウエイト64の一部にラック31が固着され、
ピニオン32がラック31のギア部と係合するように配
置される。ピニオン32に対向するラック31のギア部
のうち、両端部を除いては切欠き部31aとなってお
り、切欠き部31aではラック31はピニオン32と係
合しない。ラック31のギア部の両端部の位置はそれぞ
れ、シャトル機構1の動きが加速状態または減速状態に
あるときにピニオン32と係合するように設定される。
【0024】プラテン2の一端にはウォームホイール3
6が固着され、このウォームホイール36に係合するよ
うにウォームギア35が配置される。ウォームギア35
は軸34に固定され、この軸34はワンウエイクラッチ
33を介してピニオン32と結合する。従って、ピニオ
ン32の一方向の回転はウォームギア35に伝達される
が、他方向の回転はウォームギア35に伝達されない。
なお、軸34は支持部材(図示せず)によって回転自在
に支持される。
6が固着され、このウォームホイール36に係合するよ
うにウォームギア35が配置される。ウォームギア35
は軸34に固定され、この軸34はワンウエイクラッチ
33を介してピニオン32と結合する。従って、ピニオ
ン32の一方向の回転はウォームギア35に伝達される
が、他方向の回転はウォームギア35に伝達されない。
なお、軸34は支持部材(図示せず)によって回転自在
に支持される。
【0025】以上のような構成により、図1に示した揺
動・回転変換手段3と同様に、バランスウエイト64を
介したシャトル機構1の往復運動が、一方向で、かつ印
字の行われない期間のみ、回転運動に変換されてプラテ
ン2に伝えられる。
動・回転変換手段3と同様に、バランスウエイト64を
介したシャトル機構1の往復運動が、一方向で、かつ印
字の行われない期間のみ、回転運動に変換されてプラテ
ン2に伝えられる。
【0026】上記の説明では、いずれもシャトル機構1
の往復運動をバランスウエイト64を介して取り出し、
回転運動に変換するようにしたが、シャトル機構1の往
復運動を直接取り出し、回転運動に変換するようにして
もよい。
の往復運動をバランスウエイト64を介して取り出し、
回転運動に変換するようにしたが、シャトル機構1の往
復運動を直接取り出し、回転運動に変換するようにして
もよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、シャト
ル機構の揺動を回転運動に変えてプラテンを回転させる
ようにしたので、トラクタの駆動がプラテンの回転と切
り離されて、トラクタにより行われる紙送りがプラテン
のイナーシャの影響を受けることがなくなり、印字品質
を改善することができる。しかもトラクタ駆動用の軸か
らプラテンの回転軸への回転伝達機構が不要になるため
に、プリンタ全体の幅を小さくすることができる。
ル機構の揺動を回転運動に変えてプラテンを回転させる
ようにしたので、トラクタの駆動がプラテンの回転と切
り離されて、トラクタにより行われる紙送りがプラテン
のイナーシャの影響を受けることがなくなり、印字品質
を改善することができる。しかもトラクタ駆動用の軸か
らプラテンの回転軸への回転伝達機構が不要になるため
に、プリンタ全体の幅を小さくすることができる。
【0028】また、揺動・回転変換手段がワンウエイク
ラッチを有することで、シャトル機構の一方向の揺動の
みがプラテンを回転させ、他方向の揺動はプラテンを回
転させない。これにより、プラテンが一方向にのみ回転
されてプラテンの偏磨耗を防止できる。
ラッチを有することで、シャトル機構の一方向の揺動の
みがプラテンを回転させ、他方向の揺動はプラテンを回
転させない。これにより、プラテンが一方向にのみ回転
されてプラテンの偏磨耗を防止できる。
【0029】さらに、揺動・回転変換手段において、ラ
ックがピニオンに対向する部分の一部に切欠き部を有し
ているので、シャトル機構の一方向の揺動があってもそ
の揺動の間にプラテンが回転しない時期がある。特に、
印字がされる時期をその回転しない時期に合わせること
により、印字がされるときにはプラテンが回転しないよ
うにすることができる。
ックがピニオンに対向する部分の一部に切欠き部を有し
ているので、シャトル機構の一方向の揺動があってもそ
の揺動の間にプラテンが回転しない時期がある。特に、
印字がされる時期をその回転しない時期に合わせること
により、印字がされるときにはプラテンが回転しないよ
うにすることができる。
【図1】本発明のプリンタの揺動・回転変換手段等を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】シャトル機構の移動速度を示すグラフである。
【図3】揺動・回転変換手段の別の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図4】従来のプリンタの全体構成図である。
【図5】従来の回転伝達機構を示す図である。
【図6】従来のバランスウエイト機構を示す斜視図であ
る。
る。
1 シャトル機構 2 プラテン 3 揺動・回転変換手段 3a ラック 3b ピニオン 3c ウォームホイール 3d ウォームギア 3aa 切欠き部 64 バランスウエイト
Claims (4)
- 【請求項1】 印字ヘッドの揺動を行うシャトル機構
(1)を備えたシャトルバー方式プリンタのプラテン回
転装置において、 前記シャトル機構(1)の揺動に応じてプラテン(2)
を回転させる揺動・回転変換手段(3)を有することを
特徴とするシャトルバー方式プリンタのプラテン回転装
置。 - 【請求項2】 前記揺動・回転変換手段(3)は、少な
くとも、前記シャトル機構(1)に設けられたラック
(3a)と、前記ラックに係合するピニオン(3b)
と、前記プラテン(2)に設けられたウォームホイール
(3c)およびウォームギア(3d)からなるギア機構
とを有することを特徴とする請求項1記載のシャトルバ
ー方式プリンタのプラテン回転装置。 - 【請求項3】 前記揺動・回転変換手段(3)は、前記
シャトル機構(1)の一方向の揺動のみを前記プラテン
(2)の回転として伝達するワンウエイクラッチを有す
ることを特徴とする請求項1または2記載のシャトルバ
ー方式プリンタのプラテン回転装置。 - 【請求項4】 前記ラック(3a)は前記ピニオン(3
b)に対向する部分の一部に切欠き部(3aa)を有
し、前記切欠き部(3aa)では前記ラック(3a)が
前記ピニオン(3b)に係合しないような構成にするこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシ
ャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32025991A JPH05155078A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32025991A JPH05155078A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05155078A true JPH05155078A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18119510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32025991A Withdrawn JPH05155078A (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | シャトルバー方式プリンタのプラテン回転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05155078A (ja) |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP32025991A patent/JPH05155078A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |