JPH0515582A - 包装体 - Google Patents

包装体

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JPH0515582A
JPH0515582A JP3169602A JP16960291A JPH0515582A JP H0515582 A JPH0515582 A JP H0515582A JP 3169602 A JP3169602 A JP 3169602A JP 16960291 A JP16960291 A JP 16960291A JP H0515582 A JPH0515582 A JP H0515582A
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JP
Japan
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biomaterial
water vapor
package
moisture
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP3169602A
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English (en)
Inventor
Tatsuma Morokuma
辰馬 諸隈
Takao Tanaka
隆夫 田中
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、水和硬化性の著しい生体材料を密封
包装して空気中の水分による水和硬化を防止し、生体材
料の特性を損なうことなく、患者に提供する。 【構成】内層にヒートシール性の良い材質のシートを用
い、外層に水分透湿度が1.0以下のシートを用いた多
層構造のシートで密封してなる自硬化性生体材料の包装
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自硬化性生体材料(以
下、生体材料とする)を包装するところの包装体に関
し、その目的とするところは水和硬化性の著しい生体材
料を、密封包装することにより空気中の水分等による水
和硬化を防止し、該生体材料の特性を損なうことなく、
患者に提供することにある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】生体
代替及び充填用の生体材料としては、従来より良く知ら
れている歯科セメント、コンポジットレジン、ボーンセ
メント等亜鉛華、シリカ粉、ポリアクリレート、ユージ
ノール等の生体組織とは異なる有機、無機物から成るも
のがある。これらの包装材には従来の包装材(ポリエチ
レン,ポリプロピレン,ポリスチレン等)が用いられて
いた。
【0003】また、近年新しい生体代替及び充填用の生
体材料として燐酸カルシウム系生体材料が開発されてき
ている。本発明者らも先に燐酸カルシウム系生体材料に
関する出願をしている(特開昭62-182146 号、特開昭62
-123854 号、特開昭63-255209 号、特開昭63-252913
号、特開昭63-255210 号、特開昭63-255208 号、特願平
2-158824 号)。
【0004】具体的な例を挙げると、カルシウムとリン
をグラムアトム比としてCa/P=1.3〜2.0の割
合で含有する、水和自硬化性燐酸カルシウムと硬化後の
硬化体の表面硬度や圧縮強度、生体硬組織との初期接着
力を向上させ、又硬化時のアパタイトへの転化速度を早
めるため、アミンフッ化物または/及びアンモニウムフ
ッ化物または/及び金属フッ化物等の難容性フッ化物と
からなり、フッ化物の添加量が、フッ素とリンのグラム
アトム比で表したF/Pで、0.01〜0.33である
ことを特徴とし、空気中の微量の水分により容易に水和
硬化する高活性の粉体である。
【0005】この燐酸カルシウム系生体材料は、硬化後
アパタイトに転化し、生体組織と同化する優れたもので
あるが、これらの包装形態については、従来検討された
ことがない。このため従来の包装体が用いられてきた。
しかし、本発明者らが先に発明した生体材料は極めて水
和しやすく、保存中に該生体材料が空気中の水分により
水和硬化を起こしてアパタイトを生成し、練和時の操作
性が著しく低下すると共に、硬化後の硬度及び圧縮強度
などの物理的物性も低下するするため、実質長期保存は
無理であった。
【0006】又水分を透過させにくい材料としては、塩
化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、サランコートポリ
エステル、テフロン、防湿セロハン(サランコート)、
アルミニウム等有るが、これらの材料は市販のシール機
でシールする場合ヒートシール性が悪く、シール面から
の水分の透過により内容物の吸湿があるため、単体では
吸湿性の生体材料の包装体としては不適当である。
【0007】本発明の目的は、空気中の水分による生体
材料の水和硬化を防止し長期間の保存に耐える包装体
を、提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決するため鋭意検討した結果、包装材料として水
分透湿度が小さい素材を外層材に、易ヒートシール性を
持つフィルム及びシート素材を内層に用いた複合材料を
使用して密封包装することにより、水分を長期間遮断し
生体材料の水和硬化を防止出来ることを見いだし、遂に
本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明は水分透湿度が小さい外層
及び易ヒートシール性の内層より構成され、自硬化性生
体材料を密封してなる包装体である。
【0010】以下、本発明を更に詳細に説明する。本発
明では外層は水分透湿度の小さいものを用いる。本発明
で言う水分透湿度とはJIS−Z0208に準じ、温度
25℃における値である。(JIS−Z0208 定
義;「温度25℃又は40℃において防湿包装材料を境
界面とし、一方側の空気を相対湿度90%、他方を吸湿
剤によって乾燥状態に保ったとき、24時間にこの境界
面を通過する水蒸気の質量(g)をその材料1m当り
に換算した値」)水分透湿度が1.0以下のものが好ま
しく、0〜0.5の範囲のものを用いた方が特に好まし
い。水分透湿度が1.0を越えると、空気中の水分によ
り生体材料が水和してしまうことがあるので好ましくな
い。水分透湿度は、透湿カップ法(JIS−Z020
8)により測定できる。例えば、ポリ三フッ化塩化エチ
レン、塩化ビニリデンー一塩化ビニル、塩化ビニリデン
ーアクリルニトリル、アルミ箔等があるがこれに限定す
るものではない。
【0011】本発明では易ヒートシール性の内層をと
し、ヒートシール性がよくシール後のシール強度が強い
材質のものを用いる。更に200℃以下程度でヒートシ
ール可能な材質であれば特に好ましい。例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等がある。
【0012】外層を内層と一体化させる構造も可能であ
り、ポリエチレンフィルム等にアルミニウムを蒸着し
た、アルミ蒸着フィルムはこの一例である。
【0013】本発明は単体での短所を多層化により補っ
た構造のものである。本発明の包装体は、外層の更に外
側に最外層を有していても構わない。また、外層と内層
の間に中層が存在しても構わない。最外層及び中層とし
ては特に限定するものではないが、一例をあげると、耐
熱性で透明度の高いものが好ましく、例えばポリエステ
ル,ポリプロピレン、セロハン等がある。
【0014】本発明で用いる複合材料の厚みは、種類に
応じて適宜選択するが、内層10μm以上、外層7μm
以上、アルミ蒸着の場合は蒸着膜0.04μm以上程度
が望ましい、各層は厚い方が透湿度、強度等は向上する
が、ヒートシール性の低下,コストアップ等の面から、
過剰の層厚は必要ではない。生体材料は水和硬化を生じ
る特性が著しい燐酸カルシウム系生体材料(特開昭62
−182146号、特開昭62−123854号、特開
昭63−255209号、特開昭63−252913
号、特開昭63−255210号、特開昭63−255
208号、特願平2−158824号)である。これは
他の生体材料では効果が劣るということを意味するもの
ではなく、従来の包装体との差異が明らかであるという
ことである。他の生体材料にももちろん効果的に使用さ
れることは、言うまでもない。
【0015】上記複合材料で生体材料をヒートシール機
により密封することにより、本発明の包装体を得ること
ができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。透湿
度は25℃で測定した。
【0017】実施例1 α−燐酸三カルシウム(Ca/P=1.5) とCaF2をCa/F=15 と
なるように混合した生体材料10gを中層に厚み7μm
のアルミ箔,内層に厚み30μmのポリエチレン,外層に
厚み12μmのポリエステルを用いた10cm四方の包装材
内(透湿度=0.4)にヒートシール機(富士インパル
ス社製FA型オートシーラー)を用いて 180℃で密封し
た。この包装体を6カ月間室温にて保存し、アパタイト
への経日変化をX線解析により確認した。結果を表1に
示す。6ヶ月後にもアパタイトの生成は見られなかっ
た。保存前の生体材料のX線回折を図1に、6ヶ月後の
生体材料のX線回折を図2に示す。
【0018】実施例2 実施例1で用いたものと同じ生体材料10gを中層に厚
み30μmのアルミ箔,内層に厚み30μmのポリエチレ
ン,外層に厚み20μmのセロハンを用いた10cm四方の
包装体内(透湿度=0.2)に実施例1と同様のヒート
シール機を用いて180℃で密封した。その後、実施例1
と同様の試験を行った。結果を表1に示す。6ヶ月後に
もアパタイトの生成は見られなかった。
【0019】実施例3 実施例1で用いたものと同じ生体材料10gを低密度ポ
リエチレンフィルムにアルミニウムを蒸着したフィルム
(厚み30μm、内、蒸着膜 0.1μm)を用いた10cm四
方の包装体内(透湿度=0.4)に実施例1と同様のヒ
ートシール機を用いて 180℃で密封した。その後、実施
例1と同様の試験を行った。結果を表1に示す。6ヶ月
後にもアパタイトの生成は見られなかった。
【0020】比較例1 実施例1で用いたものと同じ生体材料10gを厚み30μ
mのポリエチレン製の袋(透湿度=10〜15)に密封
し、実施例1と同様の試験を行った。結果を表1に示
す。2ヶ月後には、アパタイトの生成が確認された。6
ヶ月後の生体材料のX線回折を図3に示す。
【0021】比較例2 実施例1で用いたものと同じ生体材料10gをポリプロ
ピレン製瓶(透湿度=5〜10)に密封し、実施例1と
同様の試験を実施した。結果を表1に示す。2ヶ月後に
は、アパタイトの生成が確認された。
【0022】比較例3 実施例1で用いたものと同じ生体材料10gをポリスチ
レン製瓶(透湿度=20〜30)に密封し、実施例1と
同様の試験を実施した、その結果を表1に示す。2ヶ月
後には、アパタイトの生成が確認された。
【0023】
【表1】 X線メインピーク強度比は、図中の2(アパタイトのメ
インピーク)と1(生体材料のメインピーク)の強度比
を示す。
【0024】
【発明の効果】本発明の包装体は水分透湿度が低く、且
つヒートシール性も良好であり、きわめて良好な保存安
定性を有している。また、高性能ながら適した包装材が
なかったリン酸カルシウム系の生体材料を包装する場合
にも、水和硬化を防止し、初期の物性を保持したまま患
者に提供することが可能になった。本発明はどの生体材
料にも適しているという点からもきわめて意義深いもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例で用いた生体材料の包装前の
X線回折図を示す。
【図2】実施例1の6ヶ月目のX線回折図を示す。
【図3】比較例1の6ヶ月目のX線回折図を示す。
【符号の説明】
1 生体材料のメインピーク 2 アパタイトのメインピーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分透湿度が小さい外層及び易ヒート
    シール性の内層より構成され、自硬化性生体材料を密封
    してなる包装体。
  2. 【請求項2】 水分透湿度が小さい外層がアルミ箔で
    あり、易ヒートシール性の内層がポリエチレンフィルム
    である請求項1記載の包装体。
  3. 【請求項3】 ポリエチレンフィルムにアルミニウム
    を蒸着したシートよりなる請求項1記載の包装体。
JP3169602A 1991-07-10 1991-07-10 包装体 Pending JPH0515582A (ja)

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JP3169602A JPH0515582A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 包装体

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JP3169602A JPH0515582A (ja) 1991-07-10 1991-07-10 包装体

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