JPH0515681B2 - - Google Patents

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JPH0515681B2
JPH0515681B2 JP60257868A JP25786885A JPH0515681B2 JP H0515681 B2 JPH0515681 B2 JP H0515681B2 JP 60257868 A JP60257868 A JP 60257868A JP 25786885 A JP25786885 A JP 25786885A JP H0515681 B2 JPH0515681 B2 JP H0515681B2
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JP
Japan
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powder
present
fluidity
scattering
agrochemical
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JP60257868A
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JPS62120301A (ja
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Seishiro Kondo
Kunihiko Sasaki
Shigeo Uchida
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Hokko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 1 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、ドリフト(drift:飛散漂流)防止
剤を添加することにより、特に散布された粉剤が
風により目的外へ飛散漂流しないようにするため
の農薬粉剤を提供することに関するものである。 更に詳しくは本発明は、農薬活性成分に鉱物質
粉状担体を担持させてなる農薬粉剤において、パ
ルプ廃液を含有する水溶液を添加して製造するこ
とにより、当該粉剤の散布時における飛散漂流性
を少なくし、かつ流動性あるいは吐粉性が損なわ
れることのない農薬粉剤に関する。 従来の技術 農薬粉剤は、300メツシユ以上(45μ以下)の
粒径となるように調製し製剤化されているため、
散布すると微風あるいは上昇気流などにより、散
布目的以外の場所へ飛散漂流し、環境の汚染を助
長したり、あるいは他の有用作物に薬害を発生さ
せるなどの問題を引き起こすことがある。 また、散布した粉剤が目的外へ飛散漂流する
と、目的の場所への薬剤落下量が減少するので、
薬効低下の原因となる。このようなことのないよ
うにするために散布量を増やす必要があり、経済
的にも損失が大きくなる。 そこで粉剤に凝集剤を添加して微粒子の飛散漂
流を抑制する技術の開発が精力的に行われてお
り、一部は既に実用化されている。その例として
は、流動パラフインあるいはグリセリン、ジエチ
レングリコールなどの二価又は三価アルコールを
0.5〜3.0%使用するもの(特公昭53−23383号及
び特開昭55−43035号)、有機燐酸エステルまたは
その塩を1〜3%添加するもの(特公昭53−
33660号)、一定の粘度を有する鉱物油、動・植物
油脂、シリコン油、重油、ノニルフエノール、ア
ルキルフタレート、アルキレングリコール、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリス
チレン、ポリ酢酸ビニル、エポキシ樹脂、ブテン
の重合物、アルキルホスフエート、ソルビタン脂
肪酸エステル誘導体、各種界面活性剤などを使用
するもの(特開昭50−53538号、特開昭50−
155631号、特開昭50−157531号、特開昭54−
67034号、特開昭54−160735号、特開昭56−59701
号及び特開昭57−67501号)、ダイマー酸を1〜3
%添加するもの(特開昭51−41441号)、高級アル
コール、高級脂肪酸を添加したもの(特開昭53−
113029号)、グリセリンのエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド付加物(分子量1000〜
10000)を0.5〜5.0%添加するもの(特開昭55−
141402号)、アルカノールアミン酸付加物を0.01
〜5.0%添加したもの(特開昭56−86105号)、多
価アルコールと1価カルボン酸のエステルを0.2
〜3.0%添加するもの(特開昭57−130902号)、な
どがある。 発明が解決しようとする課題 従来のドリフト防止剤は、いずれも液状物を添
加して粉末粒子を凝集させるものである。したが
つて、それらの添加によつて目的とするドリフト
防止効果を発揮するが、その結果として粉剤に潤
滑性を付与することにもなるので、一方では粉剤
として要求される物理特性を損い、特に流動性が
低下する傾向が現れる。粉剤の流動性が低下する
と、散布する際散布機からの吐出機能が劣り、と
きには散布不能となる事態が発生する。そのため
この対策として、高吸油性粉末、脂肪酸金属塩あ
るいはイソプロピルアシツドホスフエートなどの
流動性付与剤を添加したり、あるいは既に添加し
ている場合は更に増量することが必要となる。 このような処置を取つた場合は、粉剤のコスト
が高く付き、経済性が悪くなる。また流動性付与
剤の添加やその増量は凝集剤(ドリフト防止剤)
の効力を減少させ、粉剤の飛散漂流性を増加させ
ることになる。したがつて、従来の技術では飛散
漂流性の抑制と流動性の維持の両特性を満足させ
ることは非常に困難な状況にある。したがつて、
本発明は、流動性を低下させることなしに特に飛
散漂流性の抑制された農薬粉剤を提供することに
ある。 2 発明の構成 課題を解決するための手段 本発明者らは、上記目的を解決するために鋭意
研究をした。その結果、農薬活性成分を鉱物質粉
状担体に担持させてなる農薬粉剤において、パル
プ廃液を含有する水溶液を添加することにより、
流動性を損なわずに飛散漂流性を著しく抑制した
農薬粉剤が製造できることを見出し、本発明を完
成するに至つた。 本発明で使用されるパイプ廃液は、パルプ製造
に際して発生するチオリグニン塩又はリグニンス
ルホン酸塩と糖類を含有した水溶液である。 作 用 本発明で使用されるパイプ廃液は、粉剤が散布
目的地以外に風により飛散漂流するのを防止する
役目を果す。それはこれらの添加剤を粉剤の製造
時に配合しておくと、粉剤の粒子同志が凝集して
飛散漂流が抑制されるものと考える。 また上記添加剤は一方では凝集による流動性低
下をも抑制する。したがつて、上記した添加剤は
粉剤の粒子をほどよく凝集させるために、飛散漂
流防止と流動性低下の抑制という相反する作用を
バランスよく発揮するものと考えられる。 実施例 本発明の粉剤を製剤化するには、通常の農薬粉
剤の製剤化工程に準じて行えばよい。すなわち、
農薬活性成分、鉱物質粉状担体、本発明の添加
剤、所望に応じて安定剤などの補助剤を添加して
混合粉砕すればよい。この場合、本発明で使用す
るパルプ廃液は糖類を30〜60%程度含む水溶液と
して、この水溶液を農薬粉剤に添加すればよい。
この水溶液を農薬粉剤に添加する量は、あまり少
ないと均一化をはかる上で混合に時間を要する
し、また多過ぎると一時的に流動性が悪くなり装
置に付着して作業性を悪化するので、水溶性とし
ての添加量は製剤の0.5〜6%程度、糖類の成分
としての0.15〜3.6%程度の添加が好ましい。 本発明に使用できる農薬活性成分は、通常農薬
に使用される活性成分であればいずれも使用でき
る。また、1種でもよいが2種以上の活性成分を
含有してもよい。これらの活性成分を農薬ハンド
ブツク(日本植物防疫協会 1981年版)の一般名
を用いて例示すると、次のとおりである。 殺虫剤の例 MEP、DEP、マラソン、PAP、PMP、
DDVP、ダイアジノン、EPN、EPBP、MPP、
CYAP、CVP、CVMP、プロパホス、ECP、
XMC、MTMC、BPMC、MPMC、MIPC、
NAC、ケルセン、カルタツプ、など 殺菌剤の例 カスガマイシン、ブラエス、ポリオキシン、バ
リダマイシン、フサライド、チオフアネートメチ
ル、IBP、EDDP、イソプロチオラン、キヤプタ
ン、ダイホルタン、TPN、ジネブ、塩基性塩化
銅、塩基性硫酸銅、メタンアルソン酸鉄、トリア
ジンなど 上記した鉱物質粉状担体としては、クレー、タ
ルク、カオリン、珪石、ベントナイト、珪藻土、
石膏、炭酸カルシウム、ボウ硝などが挙げられ
る。これらは通常の農薬粉剤に広く使用される粉
末をそのまま用いてもよいが、これらの粉末に含
まれている10ミクロン以下程度の微粒子を分級し
て平均粒径を20μ以上としたカツトクレーあるい
はDLクレーと称されるドリフトを少な目にした
粉末状担体も使用することができる。本発明で使
用できる担体は、これらの例に限定されるもので
はなく、また必要によりこれらの担体を任意の割
合に混合して使用してもよい。 更に本発明の粉剤の特徴を失なわせない範囲
で、農薬活性成分の安定剤(分解防止剤)、薬害
軽減剤、共力剤あるいは物理性改良剤などを併用
しても差し支えない。 次に本発明を具体的に説明するために実施例を
示すが、本発明はこれらの例示のみに限定される
ものではない。 実施例 1 フサライド 1.6部、EDDP 2.1部、パルプ廃液
(山陽国策パルプ株式会社の商品名サンエキス
P252)(固形分40%) 3部、ホワイトカーボン
1.5部およびクレー 91.8部をハンマーミルで
粉砕し、リボンミキサーで混合して、本発明の粉
砕を得る。 実施例 2 フサライド 2.6部、バリダマイシン 0.33部、
パルプ廃液(山陽国策パルプ株式会社の商品名サ
ンエキスP201)(固形分50%) 0.5部およびクレ
ー 96.57部をブレンドミルで分散混合し、リボ
ンミキサーで混合して、本発明の粉剤を得る。 実施例 3 カスガマイシン塩酸塩 0.12部、フサライド
1.6部、MTMC 2.1部、ブドウ糖50%水溶液 1
部、パルプ廃液(山陽国策パルプ株式会社の商品
名サンエキスC)(固形分50%) 2部およびク
レー 93.18部をブレンドミルで分散混合し、リ
ボンミキサーで混合して、本発明の粉剤を得る。 3 発明の効果 本発明の上記した添加剤を農薬粉剤に0.5〜6.0
%程度配合すると、風による目的外飛散漂流を防
止することができる。そのため、散布すれば防除
対象(作物の病害虫発生部位など)への付着が確
実となり、有効に所期の目的を達成することがで
きる。また、一方では凝集効果によつて流動性低
下が危惧されるが、本発明では流動性低下もほと
んど問題となることはない。したがつて、一般農
薬で広く使用される流動性改良剤は特に添加しな
くてもよい。 次に、本発明の改良された農薬粉剤の具体的な
作用効果を試験例により示す。 試験例 供試粉剤 実施例3で示した本発明の粉剤の添加剤の種類
およびその添加量を変えた粉剤を製造し、供試し
た。また対照例として、本発明に係る添加剤の無
添加の粉剤を、また比較例として、現在広く使用
されている添加剤の流動パラフイン1部を添加し
た粉剤を実施例3の粉剤と同様に製造し、供試し
た。 1 浮遊性試験 粉剤の標準吐粉機を用いて供試粉剤10gを縦、
横各々1mの高さ2mの箱内に高さ1mの位置よ
り散布し、5分放置した後、箱内に浮遊している
粒子を水75mlを入れた吸収管に30/分の速度で
1分間吸引して補集した液を波長610mmにおける
透過率を測定し、次式により浮遊性指数とした。
この値が小さい程飛散漂流性の少ないことを示
す。 浮遊性指数=100−透過率(%) 2 流動性試験 目開き1mmの金網を張つた内径50mm高さ55mm篩
にバイブレーター(ナシヨナルバイブレーター
EV−17型)を直結し、篩の真下に天秤の上に乗
せたビーカーがくるようにセツトして、篩より落
下した粉体を計量できるようにしておく。 篩の中へ供試粉剤50gを入れてバイブレーター
を始動させ、落下した粉体が10gとなつた時点よ
り時間計測を始め、更に粉体が20g落下(落下開
始より30g)したとき終了とし、この20g落下す
るのに要した時間を流動性(秒で表わす)とし
た。 秒数が短い程、流動性がよいことを示す。 3 飛散性距離試験 幅4m、長さ30mの木製建家の一方に径30cmの
換気扇1個を設置し、建家内の空気を排気しなが
ら他方よりミゼツトダスターで供試粉剤100gを
散布した。散布10分後にあらかじめ散布地点より
3m間隔で設置した5cm×10cmの黒色粘着紙に落
下した粉剤を肉眼により観察し、粉剤の落下が認
められない粘着紙の散布地点よりの飛散距離とし
た。 飛散距離(m)が長い程飛散漂流性が大きいこ
とを示す。これらの結果は第1表のとおりであ
る。 なお、表中の添加量(%)は、添加剤(水溶
液)の添加量を示す。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 農薬有効成分を鉱物質粉状担体に担持させて
    なる農薬粉剤において、パルプ廃液を含有する水
    溶液を添加してなることを特徴とする、改良され
    た農薬粉剤。
JP25786885A 1985-11-19 1985-11-19 改良された農薬粉剤 Granted JPS62120301A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25786885A JPS62120301A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 改良された農薬粉剤

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JP25786885A JPS62120301A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 改良された農薬粉剤

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JPS62120301A JPS62120301A (ja) 1987-06-01
JPH0515681B2 true JPH0515681B2 (ja) 1993-03-02

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