JPH05158375A - 定着用回転体のクリーニング方法 - Google Patents

定着用回転体のクリーニング方法

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JPH05158375A
JPH05158375A JP34855891A JP34855891A JPH05158375A JP H05158375 A JPH05158375 A JP H05158375A JP 34855891 A JP34855891 A JP 34855891A JP 34855891 A JP34855891 A JP 34855891A JP H05158375 A JPH05158375 A JP H05158375A
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JP
Japan
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cleaning
temperature
heating roller
fixing
cleaning sheet
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JP34855891A
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English (en)
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Satoshi Tsuruya
聡 鶴谷
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着装置の定着用回転体表面に対するクリー
ニングシートによるクリーニング効果を向上させること
ができる定着用回転体のクリーニング方法を提供する。 【構成】 クリーニングの開始を指示するクリーニング
キーが押されると、温度制御手段はハロゲンヒータへの
電力の供給を開始する(時点t0)。加熱ローラ1の表
面温度は定着温度T1からクリーニング温度T2まで上昇
しる。次いで、手差給紙部のクリーニングシートの給紙
が開始される。加熱ローラ1の表面温度がクリーニング
温度T2に到達した直後(時点t1)、クリーニングシー
トの送り方向先端はニップ部に到達し、クリーニングシ
ートはそのクリーニング層を加熱ローラ1に接触させな
がらニップ部を通過する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置、静
電情報記録装置などの画像形成装置の定着装置に設けら
れている定着用回転体のクリーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】転写材に形成されている未定着トナー像
を該転写材に永久画像として定着させる方式には、一対
の定着用回転体が形成するニップ部で未定着トナー像を
転写材上に定着させる熱ローラ方式、圧力定着方式など
の方式がある。
【0003】上記熱ローラ方式による定着装置として、
表面が加熱源で加熱される加熱ローラと、該加熱ローラ
に回転可能に圧接されている加圧ローラと、上記加圧ロ
ーラの表面温度を検知する温度検知素子と、該温度検知
素子で検知される検温度に基づき上記加熱源への通電お
よびその停止を制御する温度制御手段と、上記加熱ロー
ラの表面温度が設定温度より高い温度に到達するときに
上記加熱源への通電を遮断する安全装置とを備え、上記
加熱ローラと上記加圧ローラとが形成するニップ部で転
写材上の未定着トナー像を加熱し、加圧することによっ
て上記未定着トナー像を上記転写材に定着させるものが
ある。上記温度検知素子は、加熱ローラの転写材の画像
形成領域に対応する領域に圧接され、該温度検知素子の
表面はポリイミドテープで覆われている。上記安全装置
は、上記温度検知素子と同様に、加熱ローラの上記領域
に圧接され、その表面はポリイミドテープで覆われてい
る。
【0004】上記定着装置に用いられている加熱ローラ
などの材質は、トナーに対する離型性、転写材に対する
搬送性、帯電特性および耐熱性などを考慮して選定され
ているが、上記加熱ローラの使用回数の増加に伴い該加
熱ローラ表面または加圧ローラ表面にトナー、紙粉など
が付着する量は増加するから、該加熱ローラまたは加圧
ローラ上の付着トナーなどによって転写材上の画像が汚
染されたり、転写材の裏汚れが発生したり、転写材の送
り精度が悪くなるなどの問題が生じる。よって、クリー
ニング部材を上記加熱ローラの表面に当接させることに
よって上記加熱ローラ表面に付着しているトナーなどを
除去する方法が提案されている。
【0005】しかし、このクリーニング方法では、該方
法を実現する装置の小型化が難しく、またクリーニング
部材のクリーニング性能を長期に亘り維持することが困
難である。よって、クリーニング部材に代えてクリーニ
ングシートを用いるクリーニング方法が提案されてい
る。このクリーニングシートを用いるクリーニング方法
では、片面に粘着性を発現するクリーニング層が形成さ
れているクリーニングシートが用いられている。クリー
ニングシートのクリーニング層の幅は、通常給紙される
最大サイズの転写材の幅より狭く、かつ最大印字可能領
域より広く設けられ、クリーニングシートのクリーニン
グ範囲が可能な限り広くされている。
【0006】上記クリーニングシートは、上記ニップ部
に定期的に例えば1万枚の通紙毎に挿通される。上記ク
リーニングシートの上記ニップ部通過中、上記クリーニ
ングシートのクリーニング層は上記加熱ローラに接触
し、該接触によって上記クリーニング層は粘着性を発現
する。上記加熱ローラ表面上の付着トナーなどは上記ク
リーニングシートのクリーニング層に捕集される。
【0007】また、クリーニングシートの両面にクリー
ニング層を形成することによって、上記加熱ローラ表面
のクリーニングと同時に上記加圧ローラ表面のクリーニ
ングをすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記クリーニ
ングシートが用いられているクリーニング方法では、上
記クリーニングシートのニップ部への挿通が定期的に行
われるから、次の上記クリーニングシートの挿通時まで
の期間内に上記温度検知素子、上記安全装置を覆うポリ
イミドテープと上記加熱ローラとの間にトナーが堆積
し、該堆積トナーを上記クリーニングシートで除去する
ことはできない。よって、未定着トナー像が形成されて
いる転写材の通紙枚数の増加に伴い上記ポリイミドテー
プと上記加熱ローラとの間に堆積するトナー量は増加
し、該堆積トナーの一部が上記ポリイミドテープと上記
加熱ローラとの間から擦り抜け、後に定着される転写材
の汚れを発生させることになる。
【0009】本発明の目的は、定着装置の定着用回転体
表面に対するクリーニングシートによるクリーニング効
果を向上させることができる定着用回転体のクリーニン
グ方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、表面温度が制御されている一対の定着用回転体の
ニップ部で転写材上の未定着現像剤像を加熱し、加圧す
ることによって上記未定着現像剤像を上記転写材に定着
させる定着装置に用いられ、少なくとも一方の面に粘着
性を発現するクリーニング層が形成されているクリーニ
ングシートで上記回転体の内の少なくとも一方の回転体
表面を清掃する定着用回転体のクリーニング方法におい
て、上記クリーニングシートが上記ニップ部を通過する
ときに、上記回転体の表面温度を上記転写材に対する定
着温度より高いクリーニング温度に保持することにより
達成される。
【0011】
【作用】本発明の定着用回転体のクリーニング方法で
は、上記クリーニングシートが上記ニップ部を通過する
ときに、上記回転体の表面温度を上記転写材に対する定
着温度より高いクリーニング温度に保持する。
【0012】上記クリーニングシートの上記ニップ部の
通過中、上記回転体に付着しているトナーは定着時より
加熱され、トナーの一部は溶融される。トナーは上記回
転体から剥離しやすくなり、上記クリーニングシートの
クリーニング層には、より多くのトナーが捕集される。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の定着用回転体のクリーニン
グ方法が用いられるヒートローラ方式の定着装置を示す
構成図、図2は図1の定着装置の加熱ローラをクリーニ
ングシートでクリーニングするときに制御される加熱ロ
ーラの表面温度の時間的変化を示す図、図3は本発明の
定着用回転体のクリーニング方法に用いれるクリーニン
グシートの一例を示す平面図である。
【0015】画像形成装置であるレーザープリンターに
組み込まれているヒートローラ方式の定着装置は、図1
に示すように、表面が弗素樹脂で被覆されているアルミ
ニウム製の芯金からなる加熱ローラ1と、該加熱ローラ
1に圧接しながら回転され、表面に弾性層が形成されて
いるステンレス鋼製の芯金からなる加圧ローラ2とを備
える。加圧ローラ2は加熱ローラ1と協働して転写材を
挟圧搬送するためのニップ部を形成する。
【0016】加熱ローラ1内には、加熱源であるハロゲ
ンヒータ3が配置されている。ハロゲンヒータ3の動作
は温度制御手段(図示せず)で制御される。温度制御手
段は、サーミスタ4で検知された加熱ローラ1の表面温
度を監視しながらハロゲンヒータ3への電力供給および
供給停止を行う。加熱ローラの表面温度は、定着時に1
70℃の定着温度T1に保持され、クリーニング時に2
00℃のクリーニング温度T2に保持される。
【0017】サーミスタ4の表面は、ポリイミドテープ
(以下、「PIテープ」という。)で覆われている。サ
ーミスタ4は転写材の画像領域に対応する加熱ローラ1
のほぼ中央部に所定の力で当接されている。サーミスタ
4の転写材に対する押付け力は約100gである。
【0018】加熱ローラ1には安全装置5が設けられ、
安全装置5は、ハロゲンヒータ3の異常加熱などによっ
て加熱ローラ1の表面温度が異常温度に到達したとき
に、ハロゲンヒータ3への電力供給を停止する。安全装
置5の表面はPIテープで覆われ、安全装置5はサーミ
スタ4に隣接する位置に配置されている。安全装置5の
加熱ローラ1に対する押付け力は約50gである。な
お、この定着装置には、加熱ローラ1または加圧ローラ
2の表面を清掃するクリーニング部材が設けられていな
い。
【0019】次に、上記定着装置の加熱ローラ1に対す
るクリーニング方法について説明する。
【0020】まず、この定着装置が組み込まれているレ
ーザープリンターで通紙テストが行われ、該通紙テスト
では、定着温度T1を170℃とし、現像剤として微粒
子トナー(粒径:約6μm)を用い、A4サイズの転写
紙(坪量:64g/m2)を横送りで毎分8枚の速度で
連続通紙しながら印字比率5%程度の文字が書かれてい
るテストパターン画像を転写紙に形成する。約1000
0枚の転写材の通紙時点で加熱ローラ1表面、サーミス
タ3のPIテープの加熱ローラ1に対向する表面および
安全装置5のPIテープの加熱ローラ1の対向する表面
にトナー、紙粉などの付着が認められ、さらに2000
0枚の通紙時点では加熱ローラ1表面および上記各PI
テープ表面の汚れがひどくなるとともに加圧ローラ2表
面に汚れが確認されている。また、転写材に形成されて
いる画像の汚れ、転写材の裏汚れが発生し、その汚れの
発生位置は加熱ローラ1表面の固着トナーが徐々に成長
し固りに変化した箇所、加熱ローラ1に接触している部
材の位置などである。
【0021】次に、加熱ローラ1表面、加圧ローラ2表
面、サーミスタ4のPIテープの加熱ローラ1に対向す
る表面および安全装置5のPIテープの加熱ローラ1に
対向する表面に付着しているトナー、紙粉などを除去す
るクリーニングが行われる。このクリーニング時期は予
め確認されているトナーの付着状況から決定される。例
えば、転写材の通紙枚数があらかじめ設定されている枚
数に到達すると、クリーニングの実施を指示する表示が
される。
【0022】トナー、紙粉などを除去するクリーニング
には、クリーニングシート6が用いられる。クリーニン
グシート6は、図3に示すように、べた黒画像が形成さ
れているA3サイズの転写材からなる。クリーニングシ
ート6の両面には、クリーニング層7が形成され、該ク
リーニング層7は、加熱ローラ1などのローラに接触す
るときに粘着性を発現する。クリーニングシート6のク
リーニング層の幅Wcは、図1および図3に示すよう
に、通常給紙される最大サイズの転写材の幅Wより狭
く、かつ最大印字可能領域を示す寸法Lより広く設けら
れ、クリーニングシート6のクリーニング範囲が可能な
限り広くされている。
【0023】クリーニング実施の指示が表示されると、
クリーニングシート6は手差給紙部にセットされる。次
いで、クリーニング開始を指示するクリーニングキーが
押されると、図2に示すように、温度制御手段はハロゲ
ンヒータ3への電力の供給を開始する(時点t0)。
【0024】加熱ローラ1の表面温度は定着温度T1
らクリーニング温度T2まで上昇し、加熱ローラ1の表
面温度の上昇に伴い加圧ローラ2の表面温度は定着時の
温度以上になる。次いで、手差給紙部のクリーニングシ
ート6の給紙が開始される。加熱ローラ1の表面温度が
クリーニング温度T2に到達した直後(時点t1)、クリ
ーニングシート6の送り方向先端はニップ部に到達し、
クリーニングシート6はその一方のクリーニング層7を
加熱ローラ1に接触させかつ他方のクリーニング層7を
加圧ローラ2に接触させながらニップ部を通過する。
【0025】クリーニングシート6のニップ部通過中、
加熱ローラ1の表面温度が定着温度T1より高い温度に
保持されていることにより、加熱ローラ1表面、加圧ロ
ーラ2表面、サーミスタ4のPIテープ表面および安全
装置5のPIテープ表面に付着しているトナーは溶融さ
れるから、トナーが剥がれやすくなり、加熱ローラ1表
面、加圧ローラ2表面および上記各PIテープ表面のト
ナーはクリーニングシート6のクリーニング層7に確実
に捕集される。
【0026】クリーニングシート6のニップ部通過後
(時点t2)、加熱ローラ1の表面温度は温度制御手段
で再び定着温度T1まで下げられる。
【0027】クリーニング完了後、5000枚の転写材
の通紙毎にクリーニングシート6でクリーニングを行い
ながら総通紙枚数が100000枚になるまで通紙テス
トが継続されたが、転写材の画像汚れ、転写材の裏汚れ
などの発生がないことが確認されている。
【0028】なお、加熱ローラ1の表面温度を定着温度
1に保持しながらクリーニングシート6をニップ部に
挿通すると、加圧ローラ2表面のトナーなどはクリーニ
ングシート6のクリーニング層7に捕集されたが、加熱
ローラ1表面、各PIテープ表面のトナーはほとんど除
去されていないことが確認されている。
【0029】本実施例では、クリーニング温度T2とし
て200℃を選択しているが、この温度に代えて高温オ
フセット現象の発生を招く温度T3(例えば、220
℃)から定着温度T1までの範囲内の温度をクリーニン
グ温度T2として選択することができる。
【0030】また、加圧ローラ2の表面温度を十分に上
昇するために、定着温度T1からクリーニング温度T2
加熱ローラ1の表面温度を上昇させる際、前多回転(ク
リーニングシート給紙前に定着用回転体対を回転させ
る)させてクリーニング効果を高めることもできる。
【0031】次に、クリーニングシートによるクリーニ
ング方法が用いられる他の定着装置について説明する。
【0032】他の定着装置は、表面が弗素樹脂で被覆さ
れているアルミニウム製の芯金からなり、ハロゲンヒー
タを有する加熱ローラと、該加熱ローラに圧接しながら
回転され、表面がPFAチューブで被覆されているシリ
コーンゴムからなる弾性層をステンレス鋼製の芯金上に
形成した加圧ローラと、サーミスタで検知された加熱ロ
ーラの表面温度を監視しながらハロゲンヒータへの電力
供給および供給停止を行う温度制御手段と、ハロゲンヒ
ータの異常加熱などによって加熱ローラの表面温度が異
常温度に到達したときに、ハロゲンヒータへの電力供給
を停止する安全装置と、加熱ローラの回転駆動を制御す
る駆動制御手段とを備える。
【0033】画像形成モードが選択されるとき、ハロゲ
ンヒータは温度制御手段で加熱ローラの表面温度が定着
温度T1に保持されるように制御され、加熱ローラの回
転駆動は駆動制御手段で制御される。クリーニングモー
ドが選択されるとき、ハロゲンヒータの動作は加熱ロー
ラの表面温度がクリーニング温度T2に保持されるよう
に制御され、加熱ローラの駆動は駆動制御手段で加熱ロ
ーラの回転およびその停止をクリーニングシートのニッ
プ部の通過中に5回繰り返すように制御される。
【0034】次に、上記定着装置の加熱ローラをクリー
ニングシート6(図3に示す)で清掃する方法について
説明する。
【0035】まず、この定着装置が組み込まれているレ
ーザープリンターで通紙テストが行われ、該通紙テスト
では、A4サイズの転写材を横送りで毎分2枚の速度で
間欠通紙しながらテストパターン画像を転写材に形成す
る。
【0036】約10000枚の転写材の通紙時点で加熱
ローラ表面に当接されている部材であるサーミスタのP
Iテープ表面および安全装置のPIテープ表面にトナ
ー、紙粉などの付着が認められたが、加圧ローラ表面に
トナー、紙粉などの付着による汚れはほとんど認められ
ていない。20000枚の通紙時点では加熱ローラ表面
および上記各PIテープ表面の汚れがひどくなるととも
に加圧ローラ表面に汚れが確認されている。また、転写
材に形成されている画像の汚れ、転写材の裏汚れが発生
し、その汚れの発生位置は加熱ローラ表面の固着トナー
が徐々に成長し固りに変化した箇所、加熱ローラの接触
している部材の位置などである。
【0037】次に、加熱ローラ表面、加圧ローラ表面、
サーミスタのPIテープの加熱ローラに対向する表面お
よび安全装置のPIテープの加熱ローラに対向する表面
に付着しているトナー、紙粉などを除去するクリーニン
グが行われる。このクリーニング時期はあらかじめ確認
されているトナーの付着状況から決定される。例えば、
転写材の通紙枚数が予め設定されている枚数に到達する
と、クリーニングの実施を指示する表示がされる。
【0038】転写材の通紙枚数が予め設定されている枚
数に到達すると、クリーニング実施の指示が表示され
る。クリーニングモードが選択され、クリーニングシー
トは手差給紙部にセットされる。次いで、クリーニング
の開始を指示するクリーニングキーが押されると、温度
制御手段はハロゲンヒータへの電力の供給を開始する。
【0039】加熱ローラの表面温度は定着温度T1から
クリーニング温度T2まで上昇し、加熱ローラの表面温
度の上昇に伴い加圧ローラの表面温度は定着温度T1
上になる。次いで、手差給紙部のクリーニングシートの
給紙が開始される。加熱ローラの表面温度がクリーニン
グ温度T2に到達した直後(時点t1)、クリーニングシ
ートの送り方向先端はニップ部に到達し、クリーニング
シートはそのクリーニング層を加熱ローラに接触させな
がらニップ部を通過する。
【0040】クリーニングシートのニップ部通過中、加
熱ローラの表面温度が定着温度T1より高い温度に保持
されていることにより、加熱ローラ表面、加圧ローラ表
面、サーミスタのPIテープ表面および安全装置のPI
テープ表面に付着しているトナーは溶融されるから、ト
ナーが剥がれやすくなり、上記PIテープ表面に固着し
ているトナーの一部が各PIテープと加熱ローラとの間
から擦り抜ける。また、クリーニングシートのニップ部
の通過中、加熱ローラの回転および停止が5回繰り返さ
れることにより、サーミスタのPIテープ表面および安
全装置のPIテープ表面と加熱ローラ表面との間に摩擦
力が発生するから、該摩擦力によって上記PIテープ表
面に固着しているトナーが各PIテープと加熱ローラと
の間から擦り抜ける。その結果、加熱ローラ表面、加圧
ローラ表面および上記各PIテープ表面の付着トナーの
内の多量のトナーはクリーニングシートのクリーニング
層に捕集され、よりクリーニング効果を高めることがで
きる。
【0041】クリーニングシートのニップ部通過後、加
熱ローラの表面温度は温度制御手段で再び定着温度T1
まで下げられ、再び定着可能な状態に戻される。
【0042】クリーニング完了後、10000枚の転写
材の通紙毎にクリーニングシートでクリーニングを行い
ながら総通紙枚数が200000枚になるで通紙テスト
が継続されたが、転写材の画像汚れ、転写材の裏汚れ、
搬送不良などの発生がないことが確認されている。
【0043】なお、本実施例では、加熱ローラの回転お
よび停止の繰り返し数が5回に設定されているが、この
回数を定着装置の定着条件などに応じて適宜に設定する
ことが好ましい。また、駆動時に転写材上のトナーが加
熱ローラに転移するオフセット現象の発生の可能性を考
慮すると、所定の加熱ローラの回転および停止を所定の
回数繰り返した後に加熱ローラを少なくとも一周分クリ
ーニングすることが好ましい。さらに、クリーニングシ
ートのニップ部通過中加熱ローラの駆動速度を変えるな
ど、上記PIテープと加熱ローラとの間の摩擦力の大き
さを変化させる手段を設けることによって、クリーニン
グ効果をさらに高めることができる。
【0044】次に、加熱ローラなどの定着用回転体のク
リーニングに用いられる他のクリーニングシートについ
て図4を参照しながら説明する。図4は本発明の定着用
回転体のクリーニング方法に用いれるクリーニングシー
トの他の例を示す平面図である。
【0045】他のクリーニングシート8は、図4に示す
ように、ポリエチレンテレフタレートからなるシート基
材9を有する。シート基材9の幅寸法は310mmであ
り、その長さ寸法は420mmであり、その厚さ寸法は
100μmである。シート基材9の一方の面には粘着層
10および帯電防止層11が形成されている。粘着層1
0と帯電防止層11とはクリーニングシート8の通紙方
向(図中の矢印で示す方向)に沿って配列されている。
粘着層10の厚さ寸法は約10μmであり、その通紙方
向に沿う長さ寸法は200mmである。同様に、帯電防
止層11の厚さ寸法は約10μmであり、その通紙方向
に沿う長さ寸法は200mmである。
【0046】粘着層10は水性粘着剤のアクリル系エマ
ルジョン((株)スリーボンド製、スリーボンド#15
49)からなり、該アクリル系エマルジョンをシート基
材9に塗布した後、乾燥することによって形成されてい
る。帯電防止層11は弗素系界面活性剤((株)三菱金
属製EF122A)からなり、弗素系界面活性剤をシー
ト基材9に塗布することによって形成されている。
【0047】クリーニングシート8は、レーザプリンタ
ーに組み込まれている定着装置(図1に示す)の加熱ロ
ーラ、加圧ローラに対するクリーニングに用いられる。
【0048】10000枚の通紙時点でクリーニングシ
ート8を図4の矢印が示す方向に通紙すると、加熱ロー
ラ表面の汚れおよび加圧ローラ表面の汚れがクリーニン
グシート6と同等以上に除去される。また、クリーニン
グシート8の通紙前、加圧ローラの表面電位は−2KV
となり、トナーに静電的な力が作用することによる静電
オフセットが発生しやすい状態にある。しかし、クリー
ニングシート8のニップ部の通過によって、帯電防止層
11を形成する界面活性剤が加熱ローラおよび加圧ロー
ラに塗布されるから、特に加圧ローラに対する帯電が防
止され、加圧ローラの表面電位は約−500Vまで低下
する。その結果、クリーニングシート8のニップ部の通
過後に、オフセット現象の発生を抑える性能は初期の状
態にまで回復される。
【0049】通紙テストにおいて、10000枚毎にク
リーニングシート8を一回通紙しながら、200000
枚の通紙完了までに実用上問題となる転写材の画像汚れ
などの発生がないことが確認されている。
【0050】また、クリーニングシート8の幅寸法をA
3サイズの幅寸法より大きくすることによってクリーニ
ングシート8を他の転写材と区別し、クリーニングシー
ト8が手差給紙部にセットされると同時に一連の動作を
自動的に実行させることも可能である。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の定着用
回転体のクリーニング方法によれば、上記クリーニング
シートの上記ニップ部の通過中、上記回転体に付着して
いるトナーが定着時より加熱されることにより、トナー
は上記回転体から剥離しやすくなるから、上記クリーニ
ングシートのクリーニング層により多くのトナーが捕集
され、上記クリーニングシートのよるクリーニング効果
をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着用回転体のクリーニング方法が用
いられるヒートローラ方式の定着装置を示す構成図であ
る。
【図2】図1の定着装置の加熱ローラをクリーニングシ
ートで清掃するときに制御される加熱ローラの表面温度
の時間的変化を示す図である。
【図3】本発明の定着用回転体のクリーニング方法に用
いられるクリーニングシートの一例を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の定着用回転体のクリーニング方法に用
いれるクリーニングシートの他の例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 加圧ローラ 3 ハロゲンヒータ 4 サーミスタ 5 安全装置 6,8 クリーニングシート 7 クリーニング層 9 シート基材 10 粘着層 11 帯電防止層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面温度が制御されている一対の定着用
    回転体のニップ部で転写材上の未定着現像剤像を加熱
    し、加圧することによって上記未定着現像剤像を上記転
    写材に定着させる定着装置に用いられ、少なくとも一方
    の面に粘着性を発現するクリーニング層が形成されてい
    るクリーニングシートで上記回転体の内の少なくとも一
    方の回転体表面を清掃する定着用回転体のクリーニング
    方法において、上記クリーニングシートが上記ニップ部
    を通過するときに、上記回転体の表面温度を上記転写材
    に対する定着温度より高いクリーニング温度に保持する
    ことを特徴とする定着用回転体のクリーニング方法。
  2. 【請求項2】 クリーニングシートの定着用回転体のニ
    ップ部の通過中、該定着用回転体の回転および停止を繰
    り返すこととする請求項1に記載の定着用回転体のクリ
    ーニング方法。
JP34855891A 1991-12-06 1991-12-06 定着用回転体のクリーニング方法 Pending JPH05158375A (ja)

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