JPH05161416A - 脱穀装置の送塵弁制御装置 - Google Patents
脱穀装置の送塵弁制御装置Info
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- JPH05161416A JPH05161416A JP32843191A JP32843191A JPH05161416A JP H05161416 A JPH05161416 A JP H05161416A JP 32843191 A JP32843191 A JP 32843191A JP 32843191 A JP32843191 A JP 32843191A JP H05161416 A JPH05161416 A JP H05161416A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送塵弁の自動開度調節を作物の条件に応じて
適切に行う。 【構成】 扱室に設けられた送塵弁13を、開閉駆動手
段Mを介して開閉制御する制御手段Hが設けられた脱穀
装置の送塵弁制御装置において、脱穀対象作物の条件を
切換える作物設定手段24が設けられ、制御手段Hは、
作物設定手段24の切換位置に応じて送塵弁13の目標
開度を設定するように構成されている。
適切に行う。 【構成】 扱室に設けられた送塵弁13を、開閉駆動手
段Mを介して開閉制御する制御手段Hが設けられた脱穀
装置の送塵弁制御装置において、脱穀対象作物の条件を
切換える作物設定手段24が設けられ、制御手段Hは、
作物設定手段24の切換位置に応じて送塵弁13の目標
開度を設定するように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扱室に設けられた送塵
弁を、開閉駆動手段を介して開閉制御する制御手段が設
けられた脱穀装置の送塵弁制御装置に関する。
弁を、開閉駆動手段を介して開閉制御する制御手段が設
けられた脱穀装置の送塵弁制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】扱室に設けられた送塵弁は、脱穀対象作
物(穀稈)の扱胴の回転軸芯方向への移動を促進し、又
は抑制するためのものである。従来から、送塵弁の開度
を扱室への穀稈供給量に応じて調節することにより、穀
稈の扱室内での滞留時間を調節し、もって脱穀性能を向
上させる制御が行われている。
物(穀稈)の扱胴の回転軸芯方向への移動を促進し、又
は抑制するためのものである。従来から、送塵弁の開度
を扱室への穀稈供給量に応じて調節することにより、穀
稈の扱室内での滞留時間を調節し、もって脱穀性能を向
上させる制御が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作物の種類や
脱粒性等の条件に無関係に行われていたために必ずしも
適切な送塵弁制御とはいえないものであった。一方、送
塵弁の開度を手動調節することも行われているが、この
場合は、ある程度の熟練を必要とし、又、調節ミスや調
節忘れにより送塵弁の開度が不適切なままで脱穀される
おそれもある。因みに、送塵弁の開度が適正開度より小
さくなると、穀稈の移動(排出)が遅くなり、過脱穀に
よる損傷粒や脱ぷ等が発生する。逆に送塵弁の開度が適
正開度より大きくなると、脱穀が不十分なまま穀稈が速
く排出されるので二番還元物や三番ロスの増加といった
不具合が発生する。
脱粒性等の条件に無関係に行われていたために必ずしも
適切な送塵弁制御とはいえないものであった。一方、送
塵弁の開度を手動調節することも行われているが、この
場合は、ある程度の熟練を必要とし、又、調節ミスや調
節忘れにより送塵弁の開度が不適切なままで脱穀される
おそれもある。因みに、送塵弁の開度が適正開度より小
さくなると、穀稈の移動(排出)が遅くなり、過脱穀に
よる損傷粒や脱ぷ等が発生する。逆に送塵弁の開度が適
正開度より大きくなると、脱穀が不十分なまま穀稈が速
く排出されるので二番還元物や三番ロスの増加といった
不具合が発生する。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、送塵弁の自動開度調節を作物
の条件に応じて適切に行うことにある。
のであって、その目的は、送塵弁の自動開度調節を作物
の条件に応じて適切に行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の脱穀装置の送塵
弁制御装置は、扱室に設けられた送塵弁を、開閉駆動手
段を介して開閉制御する制御手段が設けられたものであ
って、その特徴構成は、脱穀対象作物の条件を切換える
作物設定手段が設けられ、前記制御手段は、前記作物設
定手段の切換位置に応じて前記送塵弁の目標開度を設定
するように構成されている点にある。尚、脱穀対象作物
の条件の切換えとは、例えば作物の種類(稲、麦、大豆
等)の切換えや脱粒性が良い場合と悪い場合の切換え等
をいう。
弁制御装置は、扱室に設けられた送塵弁を、開閉駆動手
段を介して開閉制御する制御手段が設けられたものであ
って、その特徴構成は、脱穀対象作物の条件を切換える
作物設定手段が設けられ、前記制御手段は、前記作物設
定手段の切換位置に応じて前記送塵弁の目標開度を設定
するように構成されている点にある。尚、脱穀対象作物
の条件の切換えとは、例えば作物の種類(稲、麦、大豆
等)の切換えや脱粒性が良い場合と悪い場合の切換え等
をいう。
【0006】
【作用】上記の特徴構成によれば、オペレータは、作物
設定手段を適切に切換え設定するだけでよい。後は制御
手段が、作物設定手段の切換位置に応じて前記送塵弁の
目標開度を設定し、開閉駆動手段を介して送塵弁を開閉
制御する。
設定手段を適切に切換え設定するだけでよい。後は制御
手段が、作物設定手段の切換位置に応じて前記送塵弁の
目標開度を設定し、開閉駆動手段を介して送塵弁を開閉
制御する。
【0007】
【発明の効果】従って、作物の条件に応じた適切な送塵
弁の自動開度調節を行うことができるものとなった。
弁の自動開度調節を行うことができるものとなった。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。先ず、図5にコンバイン全体の側面図を示す。左
右一対のクローラ走行装置1を備える機体Vに操縦室
2、脱穀装置3等が搭載され、機体Vの前方には刈取装
置4が昇降自在に設けられている。刈取装置4は、分草
具5、掻き込み装置6、刈り刃7、刈り取った作物を機
体左右方向の中央部に寄せ集めるオーガー8、寄せ集め
た作物を脱穀装置3に搬送するコンベア9を備えてい
る。
する。先ず、図5にコンバイン全体の側面図を示す。左
右一対のクローラ走行装置1を備える機体Vに操縦室
2、脱穀装置3等が搭載され、機体Vの前方には刈取装
置4が昇降自在に設けられている。刈取装置4は、分草
具5、掻き込み装置6、刈り刃7、刈り取った作物を機
体左右方向の中央部に寄せ集めるオーガー8、寄せ集め
た作物を脱穀装置3に搬送するコンベア9を備えてい
る。
【0009】脱穀装置3は、機体Vの前後方向の軸芯周
りに回転する扱胴10と受け網11を備える脱穀部(以
下、扱室という)A、及び、扱室Aからの漏下処理物か
ら穀粒を選別して回収する選別部Bからなる。選別部B
の詳細については図示しないが、穀粒と藁屑等とを分離
選別するための揺動選別板や藁屑等を吹き飛ばす風を発
生させるトウミ、選別された穀粒を回収する回収装置等
が設けられている。
りに回転する扱胴10と受け網11を備える脱穀部(以
下、扱室という)A、及び、扱室Aからの漏下処理物か
ら穀粒を選別して回収する選別部Bからなる。選別部B
の詳細については図示しないが、穀粒と藁屑等とを分離
選別するための揺動選別板や藁屑等を吹き飛ばす風を発
生させるトウミ、選別された穀粒を回収する回収装置等
が設けられている。
【0010】刈取装置4で刈り取られ、オーガー8及び
コンベア9により脱穀装置3に搬送される稲、麦、大豆
等の作物(穀稈)は、扱室Aに供給されて扱胴10の回
転により脱穀される。扱室Aの前部には、穀稈が供給さ
れているか否かを検出するための穀稈感知スイッチS1
が設けられている。穀稈感知スイッチS1は、図6に示
すように、扱室Aの天井カバー12の内側に付設され、
扱胴10の回転方向に揺動自在に垂下する接触片と、そ
の接触片が穀稈の接触によって揺動するとオンになるス
イッチからなる。従って、穀稈感知スイッチS1は、扱
室Aに穀稈が供給されていない状態でオフ、供給されて
いる状態でオンになる。
コンベア9により脱穀装置3に搬送される稲、麦、大豆
等の作物(穀稈)は、扱室Aに供給されて扱胴10の回
転により脱穀される。扱室Aの前部には、穀稈が供給さ
れているか否かを検出するための穀稈感知スイッチS1
が設けられている。穀稈感知スイッチS1は、図6に示
すように、扱室Aの天井カバー12の内側に付設され、
扱胴10の回転方向に揺動自在に垂下する接触片と、そ
の接触片が穀稈の接触によって揺動するとオンになるス
イッチからなる。従って、穀稈感知スイッチS1は、扱
室Aに穀稈が供給されていない状態でオフ、供給されて
いる状態でオンになる。
【0011】扱室A内の穀稈(処理物)は、扱胴10の
周囲に螺旋状に設けられた扱歯によって脱穀されながら
機体後方へ移送され、受け網11の後端部から選別部B
に落下する。そして揺動選別板でささり粒等が回収され
た後、藁屑が機外に排出される。扱室内の処理物の後方
への移送を促進し、或いは抑制することにより処理物の
扱室内での滞留時間を調節し、もって脱穀具合を最適化
するための送塵弁13が扱室の天井カバー12の内面に
設けられている。
周囲に螺旋状に設けられた扱歯によって脱穀されながら
機体後方へ移送され、受け網11の後端部から選別部B
に落下する。そして揺動選別板でささり粒等が回収され
た後、藁屑が機外に排出される。扱室内の処理物の後方
への移送を促進し、或いは抑制することにより処理物の
扱室内での滞留時間を調節し、もって脱穀具合を最適化
するための送塵弁13が扱室の天井カバー12の内面に
設けられている。
【0012】図6及び図7に示すように、複数の板状の
送塵弁13が、扱胴の回転軸芯方向に所定間隔で配設さ
れている。各送塵弁13は、上下方向の軸芯周りで回動
自在に天井カバー12に枢着され、天井カバー12の外
側に設けられたリンク機構14,15により全送塵弁1
3が平行状態を維持しつつ同時に回動するように構成さ
れている。
送塵弁13が、扱胴の回転軸芯方向に所定間隔で配設さ
れている。各送塵弁13は、上下方向の軸芯周りで回動
自在に天井カバー12に枢着され、天井カバー12の外
側に設けられたリンク機構14,15により全送塵弁1
3が平行状態を維持しつつ同時に回動するように構成さ
れている。
【0013】即ち、各送塵弁13と共に回動するリンク
14が一本のリンク15で枢支連結され、モータMによ
って各送塵弁13の回動角度(開度)を所定範囲内で同
時に変更できるように構成されている。このモータM
は、後述する制御手段によって正逆転駆動される。又、
送塵弁13の回動角度(開度)を検出するためのポテン
ショメータ式の送塵弁開度センサS2が設けられてい
る。
14が一本のリンク15で枢支連結され、モータMによ
って各送塵弁13の回動角度(開度)を所定範囲内で同
時に変更できるように構成されている。このモータM
は、後述する制御手段によって正逆転駆動される。又、
送塵弁13の回動角度(開度)を検出するためのポテン
ショメータ式の送塵弁開度センサS2が設けられてい
る。
【0014】送塵弁13の回動範囲(開度調節範囲)
は、図7に破線で示す位置(+20°)から二点鎖線で
示す位置(−10°)までに規制されている。破線で示
す位置は全開状態であってこの状態では処理物の後方へ
の移送が最も促進される。逆に、二点鎖線で示す全閉状
態では処理物の後方への移送が最も抑制される。
は、図7に破線で示す位置(+20°)から二点鎖線で
示す位置(−10°)までに規制されている。破線で示
す位置は全開状態であってこの状態では処理物の後方へ
の移送が最も促進される。逆に、二点鎖線で示す全閉状
態では処理物の後方への移送が最も抑制される。
【0015】次に、送塵弁13の開閉制御について説明
する。図1に示すように、モータM等で構成される開閉
駆動手段を介して送塵弁13を開閉制御する制御手段H
が設けられている。制御手段Hは、マイクロコンピュー
タを用いて構成され、2本の出力16,17のいずれか
一方をオン(Lレベル)にすることにより、2つのリレ
ー18,19のいずれか一方をVcc側に閉成し、もっ
てモータMを正転又は逆転させる。すると、送塵弁13
は前述のようにして開閉操作され、その開度が送塵弁開
度センサS2によって制御手段Hにフィードバックされ
る。
する。図1に示すように、モータM等で構成される開閉
駆動手段を介して送塵弁13を開閉制御する制御手段H
が設けられている。制御手段Hは、マイクロコンピュー
タを用いて構成され、2本の出力16,17のいずれか
一方をオン(Lレベル)にすることにより、2つのリレ
ー18,19のいずれか一方をVcc側に閉成し、もっ
てモータMを正転又は逆転させる。すると、送塵弁13
は前述のようにして開閉操作され、その開度が送塵弁開
度センサS2によって制御手段Hにフィードバックされ
る。
【0016】図中、20は手動で送塵弁を開閉させるた
めの中立位置付の切換えスイッチである。又、21,2
2はリミットスイッチであって、送塵弁13が前述の回
動範囲の限界、即ち全開状態又は全閉状態になるに伴っ
てオフになりリレー18又はリレー19の励磁電流を遮
断する。尚、図6ではリミットスイッチ21,22を省
略した。
めの中立位置付の切換えスイッチである。又、21,2
2はリミットスイッチであって、送塵弁13が前述の回
動範囲の限界、即ち全開状態又は全閉状態になるに伴っ
てオフになりリレー18又はリレー19の励磁電流を遮
断する。尚、図6ではリミットスイッチ21,22を省
略した。
【0017】図1に示すように、制御手段Hには、既述
の穀稈感知スイッチS1、送塵弁開度センサS2の他
に、種々のセンサやスイッチの情報が入力されている。
脱穀クラッチスイッチS3、刈取クラッチスイッチS4
は、脱穀クラッチ又は刈取クラッチが接続状態にあると
きにオンになるスイッチである。即ち、これらの信号か
ら制御手段Hは、コンバインが脱穀中であること又は刈
り取り中であることを知る。
の穀稈感知スイッチS1、送塵弁開度センサS2の他
に、種々のセンサやスイッチの情報が入力されている。
脱穀クラッチスイッチS3、刈取クラッチスイッチS4
は、脱穀クラッチ又は刈取クラッチが接続状態にあると
きにオンになるスイッチである。即ち、これらの信号か
ら制御手段Hは、コンバインが脱穀中であること又は刈
り取り中であることを知る。
【0018】電磁ピックアップS5は、エンジンの回転
数に比例する周波数の正弦波を発生して制御手段Hに与
える。車速センサS6はミッション部に設けられ、クロ
ーラ走行装置1の駆動輪の回転数に比例するパルス数の
信号を発生して制御手段Hに与える。送塵弁オートスイ
ッチ23は次に述べる送塵弁の自動開閉制御を実行する
か否かを切換えるスイッチ、作物切換スイッチ24は刈
取・脱穀対象作物(稲、麦、大豆等)に応じて切換える
スイッチであって作物設定手段に相当する。送塵弁調節
VR25は作物の脱粒性に応じて送塵弁開度を調節する
ための可変抵抗である。
数に比例する周波数の正弦波を発生して制御手段Hに与
える。車速センサS6はミッション部に設けられ、クロ
ーラ走行装置1の駆動輪の回転数に比例するパルス数の
信号を発生して制御手段Hに与える。送塵弁オートスイ
ッチ23は次に述べる送塵弁の自動開閉制御を実行する
か否かを切換えるスイッチ、作物切換スイッチ24は刈
取・脱穀対象作物(稲、麦、大豆等)に応じて切換える
スイッチであって作物設定手段に相当する。送塵弁調節
VR25は作物の脱粒性に応じて送塵弁開度を調節する
ための可変抵抗である。
【0019】次に、上記の入力情報に基づいて制御手段
Hが実行する送塵弁制御について図2及び図3の流れ図
に基づいて説明する。先ず、処理(イ)において自動開
閉制御の起動条件をチェックする。即ち、送塵弁オート
スイッチ23、脱穀クラッチスイッチS3、及び刈取ク
ラッチスイッチS4がオンで、且つ、エンジン回転数が
2000rpm以上であれば起動条件が成立して(ロ)
以下の処理に移るが、いずれかの条件を満たしていなけ
れば出力停止処理(出力16,17をオフにする)に分
岐する。
Hが実行する送塵弁制御について図2及び図3の流れ図
に基づいて説明する。先ず、処理(イ)において自動開
閉制御の起動条件をチェックする。即ち、送塵弁オート
スイッチ23、脱穀クラッチスイッチS3、及び刈取ク
ラッチスイッチS4がオンで、且つ、エンジン回転数が
2000rpm以上であれば起動条件が成立して(ロ)
以下の処理に移るが、いずれかの条件を満たしていなけ
れば出力停止処理(出力16,17をオフにする)に分
岐する。
【0020】処理(ロ)においては、刈取・脱穀作業中
のエンジンの回転数の低下から脱穀装置3の負荷を検出
する。つまり、車速が0.1m/s未満のときのエンジ
ン回転数の最大値を基準回転数(R)として記憶してお
き、車速が0.1m/s以上になったときのエンジン回
転数の現在値(r)との差を負荷Lとして算出する。得
られた負荷Lは、走行装置1や刈取装置4等、脱穀装置
3以外の負荷をも含むが、脱穀装置3の割合が大きいこ
と、及び、他の負荷の変化が比較的少ないことから便宜
上脱穀装置3の負荷とみなしている。従って、脱穀装置
3の負荷を検出する負荷検出手段26が制御手段Hの内
部に構成されていることになる。
のエンジンの回転数の低下から脱穀装置3の負荷を検出
する。つまり、車速が0.1m/s未満のときのエンジ
ン回転数の最大値を基準回転数(R)として記憶してお
き、車速が0.1m/s以上になったときのエンジン回
転数の現在値(r)との差を負荷Lとして算出する。得
られた負荷Lは、走行装置1や刈取装置4等、脱穀装置
3以外の負荷をも含むが、脱穀装置3の割合が大きいこ
と、及び、他の負荷の変化が比較的少ないことから便宜
上脱穀装置3の負荷とみなしている。従って、脱穀装置
3の負荷を検出する負荷検出手段26が制御手段Hの内
部に構成されていることになる。
【0021】次に、処理(ハ)において作物切換スイッ
チ24の切換位置をチェックし、切換位置に応じた送塵
弁13の目標開度の設定処理に分岐する。即ち、大豆、
麦の場合はそれぞれ図4(a)、図4(b)に示すよう
に、送塵弁調節VR25の設定値が大きくなるほど、即
ち作物の脱粒性が悪いほど大きい目標開度が設定され
る。もっとも、実際には図4(a)、図4(b)に示す
ような送塵弁調節VR25の設定値と目標開度(°)と
の関係を所定の粗さで量子化したデータテーブルが制御
手段H内のメモリに記憶されており、制御手段Hはその
データテーブルから目標開度を求めている。後述する図
4(c)についても同様である。尚、送塵弁調節VR2
5の設定値は抵抗値(電圧値)の変化をA/D変換した
値を便宜上、1から5の値に置き換えて図示している。
チ24の切換位置をチェックし、切換位置に応じた送塵
弁13の目標開度の設定処理に分岐する。即ち、大豆、
麦の場合はそれぞれ図4(a)、図4(b)に示すよう
に、送塵弁調節VR25の設定値が大きくなるほど、即
ち作物の脱粒性が悪いほど大きい目標開度が設定され
る。もっとも、実際には図4(a)、図4(b)に示す
ような送塵弁調節VR25の設定値と目標開度(°)と
の関係を所定の粗さで量子化したデータテーブルが制御
手段H内のメモリに記憶されており、制御手段Hはその
データテーブルから目標開度を求めている。後述する図
4(c)についても同様である。尚、送塵弁調節VR2
5の設定値は抵抗値(電圧値)の変化をA/D変換した
値を便宜上、1から5の値に置き換えて図示している。
【0022】作物の切換位置が稲である場合は、穀稈感
知スイッチS1がオンになった直後、即ち、脱穀開始直
後の5秒間と、それ以後とを区別している。脱穀開始直
後の5秒間は、大豆や麦の場合と同様に図4(c)に示
す送塵弁調節VR25の設定値との関係から求められ
る。尚、図4(a),(b),(c)からわかるように
大豆、麦、稲の順に送塵弁開度が小さくなっている。こ
れは、脱粒し易さ(脱粒性)の違い等による。
知スイッチS1がオンになった直後、即ち、脱穀開始直
後の5秒間と、それ以後とを区別している。脱穀開始直
後の5秒間は、大豆や麦の場合と同様に図4(c)に示
す送塵弁調節VR25の設定値との関係から求められ
る。尚、図4(a),(b),(c)からわかるように
大豆、麦、稲の順に送塵弁開度が小さくなっている。こ
れは、脱粒し易さ(脱粒性)の違い等による。
【0023】穀稈感知スイッチS1がオンになってから
5秒を経過した後は、図4(d)に示すように、処理
(ロ)で算出した負荷(エンジン回転数の低下量)L
(rpm)に応じて目標開度を変える。即ち、図に示す
ように段階的な変化ではあるが、負荷Lが大きいほど目
標開度を大きくする(結果的に送塵弁13の開度が大き
くなる)。これは、脱穀負荷が大いほど扱室A内の処理
物量が多く過脱穀になるので、処理物を速く後方へ移送
し、扱室A内での滞留時間を短くするのである。又、処
理物の詰まり状態や過負荷によるエンジン停止の回避に
もなる。
5秒を経過した後は、図4(d)に示すように、処理
(ロ)で算出した負荷(エンジン回転数の低下量)L
(rpm)に応じて目標開度を変える。即ち、図に示す
ように段階的な変化ではあるが、負荷Lが大きいほど目
標開度を大きくする(結果的に送塵弁13の開度が大き
くなる)。これは、脱穀負荷が大いほど扱室A内の処理
物量が多く過脱穀になるので、処理物を速く後方へ移送
し、扱室A内での滞留時間を短くするのである。又、処
理物の詰まり状態や過負荷によるエンジン停止の回避に
もなる。
【0024】但し、図4(d)に示すように、負荷Lが
同じときの目標開度を送塵弁調節VR25の設定値に応
じて変更する。つまり、送塵弁調節VR25の設定値が
大きいほど、即ち作物の脱粒性が悪いほど目標開度を大
きくする。尚、図4(d)では送塵弁調節VR25の設
定値を3段階に分けて目標開度を変更しているが、もっ
と細かく分けてもよい。
同じときの目標開度を送塵弁調節VR25の設定値に応
じて変更する。つまり、送塵弁調節VR25の設定値が
大きいほど、即ち作物の脱粒性が悪いほど目標開度を大
きくする。尚、図4(d)では送塵弁調節VR25の設
定値を3段階に分けて目標開度を変更しているが、もっ
と細かく分けてもよい。
【0025】それぞれの作物に応じた目標開度が求まれ
ば、処理(ニ)以下で送塵弁13の開閉操作が行われ
る。先ず、目標開度と現在開度との偏差が求められる。
ここで、現在開度は前記送塵弁開度センサS2によって
制御手段Hにフィードバックされる信号から求められる
値である。偏差が許容範囲(不感帯)内であれば出力停
止を実行する。偏差が負、即ち開き過ぎであれば閉出力
を実行し、偏差が正、即ち閉じ過ぎであれば開出力を実
行する。
ば、処理(ニ)以下で送塵弁13の開閉操作が行われ
る。先ず、目標開度と現在開度との偏差が求められる。
ここで、現在開度は前記送塵弁開度センサS2によって
制御手段Hにフィードバックされる信号から求められる
値である。偏差が許容範囲(不感帯)内であれば出力停
止を実行する。偏差が負、即ち開き過ぎであれば閉出力
を実行し、偏差が正、即ち閉じ過ぎであれば開出力を実
行する。
【0026】出力停止は、前述のように出力16及び出
力17をオフにする処理でありこれにより、送塵弁13
の操作は停止される。開出力は出力16をオン(Lレベ
ル)、出力17をオフにする処理であり、これにより、
モータMが正転駆動され送塵弁13が開く方向に操作さ
れる。閉出力は出力17をオン(Lレベル)、出力17
をオフにする処理であり、これによりモータMが逆転駆
動され送塵弁13が閉じる方向に操作される。
力17をオフにする処理でありこれにより、送塵弁13
の操作は停止される。開出力は出力16をオン(Lレベ
ル)、出力17をオフにする処理であり、これにより、
モータMが正転駆動され送塵弁13が開く方向に操作さ
れる。閉出力は出力17をオン(Lレベル)、出力17
をオフにする処理であり、これによりモータMが逆転駆
動され送塵弁13が閉じる方向に操作される。
【0027】以下、別実施例を列記する。 上記実施例において、刈り終わりや刈り始めでの脱
穀状態の不安定な状態をできるだけ改善すべく、以下の
ような過渡的な送塵弁制御を行うことも考えられる。例
えば、刈り終わり時に穀稈感知スイッチがオフになるに
伴って、送塵弁の目標開度を負荷ゼロのときの目標開度
に等しくする。或いは、穀稈感知スイッチがオフになっ
たときの送塵弁の(目標)開度を記憶しておき、刈取・
脱穀が再開されるに伴って送塵弁の目標開度を所定時間
だけ記憶された開度に維持する。
穀状態の不安定な状態をできるだけ改善すべく、以下の
ような過渡的な送塵弁制御を行うことも考えられる。例
えば、刈り終わり時に穀稈感知スイッチがオフになるに
伴って、送塵弁の目標開度を負荷ゼロのときの目標開度
に等しくする。或いは、穀稈感知スイッチがオフになっ
たときの送塵弁の(目標)開度を記憶しておき、刈取・
脱穀が再開されるに伴って送塵弁の目標開度を所定時間
だけ記憶された開度に維持する。
【0028】 作物設定手段は、上記実施例の作物切
換スイッチに限らず、例えば、脱粒性の良し悪しを切換
えるものや、着粒量の多少を切換えるものであってもよ
い。 送塵弁やその開閉駆動手段の具体構成については上
記実施例の構成に限らず、種々変更できる。 本発明は、上記実施例のようなコンバインに限ら
ず、ハーベスタと呼称される収穫機等の脱穀装置に適用
することもできる。
換スイッチに限らず、例えば、脱粒性の良し悪しを切換
えるものや、着粒量の多少を切換えるものであってもよ
い。 送塵弁やその開閉駆動手段の具体構成については上
記実施例の構成に限らず、種々変更できる。 本発明は、上記実施例のようなコンバインに限ら
ず、ハーベスタと呼称される収穫機等の脱穀装置に適用
することもできる。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明の実施例に係る脱穀装置の送塵弁制御装
置のブロック図
置のブロック図
【図2】送塵弁制御の流れ図
【図3】送塵弁制御の流れ図
【図4】送塵弁の目標開度を求めるためのグラフ
【図5】コンバインの側面図
【図6】脱穀装置の部分断面図
【図7】送塵弁を示す脱穀装置の平面図
13 送塵弁 24 作物設定手段 A 扱室 H 制御手段 M 開閉駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 扱室(A)に設けられた送塵弁(13)
を、開閉駆動手段(M)を介して開閉制御する制御手段
(H)が設けられた脱穀装置の送塵弁制御装置であっ
て、脱穀対象作物の条件を切換える作物設定手段(2
4)が設けられ、前記制御手段(H)は、前記作物設定
手段(24)の切換位置に応じて前記送塵弁(13)の
目標開度を設定するように構成されている脱穀装置の送
塵弁制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328431A JP2694078B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 脱穀装置の送塵弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328431A JP2694078B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 脱穀装置の送塵弁制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161416A true JPH05161416A (ja) | 1993-06-29 |
| JP2694078B2 JP2694078B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=18210189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3328431A Expired - Fee Related JP2694078B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | 脱穀装置の送塵弁制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2694078B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012200169A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 脱穀装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61160623U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-04 | ||
| JPH03259012A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-19 | Kubota Corp | 脱穀装置 |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP3328431A patent/JP2694078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61160623U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-04 | ||
| JPH03259012A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-19 | Kubota Corp | 脱穀装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012200169A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 脱穀装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2694078B2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |