JPH0516148A - プラスチツク成形品用成形型およびその製造方法 - Google Patents
プラスチツク成形品用成形型およびその製造方法Info
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- JPH0516148A JPH0516148A JP17563491A JP17563491A JPH0516148A JP H0516148 A JPH0516148 A JP H0516148A JP 17563491 A JP17563491 A JP 17563491A JP 17563491 A JP17563491 A JP 17563491A JP H0516148 A JPH0516148 A JP H0516148A
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- plastic molded
- molding
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- mold
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/30—Mounting, exchanging or centering
- B29C33/301—Modular mould systems [MMS], i.e. moulds built up by stacking mould elements, e.g. plates, blocks, rods
- B29C33/302—Assembling a large number of mould elements to constitute one cavity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】成形型の構造を改善することにより、型設計お
よび型加工を容易化し、かつ局部的な型変更への対応を
も容易化する。 【構成】成形型がプラスチック成形品の同一断面を有す
る部分毎に分割された単位成形型2B,3B,4B,5
B,6Bの積層体からなるものとする。また、その製造
方法が、単位成形型2B,3B,4B,5B,6B毎に
決まる所定の加工プログラムデ−タにより数値制御され
るワイヤカット加工機により、板状の単位成形型素材を
成形品の同一断面を有する部分の輪郭に沿って切断する
工程を含むこととする。さらに、所定の加工プログラム
デ−タが、CADシステムに図形登録されたプラスチッ
ク成形品の三次元図形デ−タを、プラスチック成形品の
同一断面を有する部分毎の輪切図形デ−タに分割する手
順と、輪切図形デ−タをCAMシステムにより加工プロ
グラムデ−タに変換する手順とを含む一連の手順により
作成されることとする。
よび型加工を容易化し、かつ局部的な型変更への対応を
も容易化する。 【構成】成形型がプラスチック成形品の同一断面を有す
る部分毎に分割された単位成形型2B,3B,4B,5
B,6Bの積層体からなるものとする。また、その製造
方法が、単位成形型2B,3B,4B,5B,6B毎に
決まる所定の加工プログラムデ−タにより数値制御され
るワイヤカット加工機により、板状の単位成形型素材を
成形品の同一断面を有する部分の輪郭に沿って切断する
工程を含むこととする。さらに、所定の加工プログラム
デ−タが、CADシステムに図形登録されたプラスチッ
ク成形品の三次元図形デ−タを、プラスチック成形品の
同一断面を有する部分毎の輪切図形デ−タに分割する手
順と、輪切図形デ−タをCAMシステムにより加工プロ
グラムデ−タに変換する手順とを含む一連の手順により
作成されることとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形機などを用
いて電気機械器具のプラスチック成形部品等を製造する
際使用されるプラスチック成形品用成形型、およびその
製造方法に関する。
いて電気機械器具のプラスチック成形部品等を製造する
際使用されるプラスチック成形品用成形型、およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形品用成形型は、その内
部の成形空間(キャビティ)内に成形されたプラスチッ
ク成形品を離型できるようにするため、例えば上型,下
型等に複数分割され、その分割面にはプラスチック成形
品の外形を写刻した成形加工面が型加工され、複数分割
された成形型をその分割面で結合(型合わせ)すること
により、キャビティを内包したプラスチック成形品用成
形型が形成される。
部の成形空間(キャビティ)内に成形されたプラスチッ
ク成形品を離型できるようにするため、例えば上型,下
型等に複数分割され、その分割面にはプラスチック成形
品の外形を写刻した成形加工面が型加工され、複数分割
された成形型をその分割面で結合(型合わせ)すること
により、キャビティを内包したプラスチック成形品用成
形型が形成される。
【0003】方形の成形型素材の分割面をプラスチック
成形品の例えば半分に相当する部分を切削して三次元の
成形加工面を形成する型加工には、近年CAD(comput
er aided design)システム、およびCAM(computer a
ided manufacture) システムから加工プログラムデ−タ
を受けて数値制御されるNCフライス盤,NC放電加工
機等が用いられ、型設計および型加工の自動化が計られ
ている。
成形品の例えば半分に相当する部分を切削して三次元の
成形加工面を形成する型加工には、近年CAD(comput
er aided design)システム、およびCAM(computer a
ided manufacture) システムから加工プログラムデ−タ
を受けて数値制御されるNCフライス盤,NC放電加工
機等が用いられ、型設計および型加工の自動化が計られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動化された従来の加
工方法では、プラスチック成形品の体積に相当する部分
を型素材から削り取ることにより三次元の成形加工面を
形成する方法がとられており、削り取る素材量が多く、
かつ放電加工機の切削速度が遅いために加工時間が長
く、CAD設計を終了した後加工を終わる迄に数十日を
要することが多く、その短縮が求められている。また、
複数分割された成形型をそれぞれ一つの型素材で構成し
て三次元の型加工を行うため、局部的な型変更がある度
に成形型を更新しなければならない場合が多く、型の作
り直しに上記同様な加工日数を要するばかりか、経済的
にも大きな負担を強いられるという問題があり、局部的
型変更が容易な型構造および型加工方法の開発が求めら
れている。
工方法では、プラスチック成形品の体積に相当する部分
を型素材から削り取ることにより三次元の成形加工面を
形成する方法がとられており、削り取る素材量が多く、
かつ放電加工機の切削速度が遅いために加工時間が長
く、CAD設計を終了した後加工を終わる迄に数十日を
要することが多く、その短縮が求められている。また、
複数分割された成形型をそれぞれ一つの型素材で構成し
て三次元の型加工を行うため、局部的な型変更がある度
に成形型を更新しなければならない場合が多く、型の作
り直しに上記同様な加工日数を要するばかりか、経済的
にも大きな負担を強いられるという問題があり、局部的
型変更が容易な型構造および型加工方法の開発が求めら
れている。
【0005】この発明の目的は、成形型の構造を改善す
ることにより、型設計および型加工を容易化し、かつ局
部的な型変更への対応をも容易化することにある。
ることにより、型設計および型加工を容易化し、かつ局
部的な型変更への対応をも容易化することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、プラスチック成形品の離型が可
能な分割面で複数分割されたプラスチック成形品用成形
型において、各成形型が分割面に対して垂直な積層面で
複数分割された単位成形型の積層体からなり、互いに隣
接する単位成形型がプラスチック成形品の同一断面を有
する部分毎に分割され、その成形加工面がプラスチック
成形品の同一断面を有する部分の輪郭に相応する二次元
平面,二次元湾曲面,あるいはその連結面で構成されて
なるものとする。
に、この発明によれば、プラスチック成形品の離型が可
能な分割面で複数分割されたプラスチック成形品用成形
型において、各成形型が分割面に対して垂直な積層面で
複数分割された単位成形型の積層体からなり、互いに隣
接する単位成形型がプラスチック成形品の同一断面を有
する部分毎に分割され、その成形加工面がプラスチック
成形品の同一断面を有する部分の輪郭に相応する二次元
平面,二次元湾曲面,あるいはその連結面で構成されて
なるものとする。
【0007】また、プラスチック成形品用成形型の製造
方法が、外周寸法が互いに等しく,厚みがプラスチック
成形品の同一断面を有する部分の幅に等しい板状の単位
成形型素材を、単位成形型毎に決まる所定の加工プログ
ラムデ−タにより数値制御されるワイヤカット加工機に
より、プラスチック成形品の同一断面を有する部分の輪
郭に相応する二次元平面,二次元湾曲面,あるいはその
連結面に沿って切断加工する成形加工面の型加工工程を
含むこととする。
方法が、外周寸法が互いに等しく,厚みがプラスチック
成形品の同一断面を有する部分の幅に等しい板状の単位
成形型素材を、単位成形型毎に決まる所定の加工プログ
ラムデ−タにより数値制御されるワイヤカット加工機に
より、プラスチック成形品の同一断面を有する部分の輪
郭に相応する二次元平面,二次元湾曲面,あるいはその
連結面に沿って切断加工する成形加工面の型加工工程を
含むこととする。
【0008】所定の加工プログラムデ−タを、プラスチ
ック成形品の三次元図形デ−タをCADシステムに図形
登録する手順と、図形登録された前記三次元図形デ−タ
をプラスチック成形品の同一断面を有する部分毎の輪切
図形デ−タに分割する手順と、得られた輪切図形デ−タ
を成形型に対応して複数分割する手順と、この分割され
た輪切図形デ−タをCAMシステムによりNCワイヤカ
ット加工機の加工プログラムデ−タに変換する手順とに
より作成することとする。
ック成形品の三次元図形デ−タをCADシステムに図形
登録する手順と、図形登録された前記三次元図形デ−タ
をプラスチック成形品の同一断面を有する部分毎の輪切
図形デ−タに分割する手順と、得られた輪切図形デ−タ
を成形型に対応して複数分割する手順と、この分割され
た輪切図形デ−タをCAMシステムによりNCワイヤカ
ット加工機の加工プログラムデ−タに変換する手順とに
より作成することとする。
【0009】
【作用】この発明の構成において、各成形型をその分割
面に対して垂直な積層面で複数分割された単位成形型の
積層体とし、互いに隣接する単位成形型を、プラスチッ
ク成形品の同一断面を有する部分に対応してそれぞれ分
割するよう構成したことにより、各単位成形型の成形加
工面はプラスチック成形品の同一断面を有する部分の輪
郭に相応する二次元平面,二次元湾曲面,あるいはその
連結面で構成されることになり、板状の型素材をプラス
チック成形品の輪郭に沿って切断することにより容易に
成形加工面を形成することができる。また、CAD/C
AMシステムによる加工プログラムデ−タの作成も単位
成形型の数に対応したプラスチック成形品の輪切図形デ
−タをもとに容易に作成することができる。さらに、プ
ラスチック成形品の局部的な型変更は、単位成形型の追
加工または更新で対応することが可能になる。
面に対して垂直な積層面で複数分割された単位成形型の
積層体とし、互いに隣接する単位成形型を、プラスチッ
ク成形品の同一断面を有する部分に対応してそれぞれ分
割するよう構成したことにより、各単位成形型の成形加
工面はプラスチック成形品の同一断面を有する部分の輪
郭に相応する二次元平面,二次元湾曲面,あるいはその
連結面で構成されることになり、板状の型素材をプラス
チック成形品の輪郭に沿って切断することにより容易に
成形加工面を形成することができる。また、CAD/C
AMシステムによる加工プログラムデ−タの作成も単位
成形型の数に対応したプラスチック成形品の輪切図形デ
−タをもとに容易に作成することができる。さらに、プ
ラスチック成形品の局部的な型変更は、単位成形型の追
加工または更新で対応することが可能になる。
【0010】また、プラスチック成形品用成形型の製造
方法を、外周寸法が互いに等しく,厚みがプラスチック
成形品の同一断面を有する部分の幅に等しい板状の単位
成形型素材を、単位成形型毎に決まる所定の加工プログ
ラムデ−タにより数値制御されるワイヤカット加工機に
より、プラスチック成形品の同一断面を有する部分の輪
郭に沿って切断するよう構成したことにより、切断加工
なるが故に加工速度の早いワイヤカット加工機を利用し
て成形加工面を効率よく形成することが可能になり、そ
の加工時間を大幅に短縮することができる。
方法を、外周寸法が互いに等しく,厚みがプラスチック
成形品の同一断面を有する部分の幅に等しい板状の単位
成形型素材を、単位成形型毎に決まる所定の加工プログ
ラムデ−タにより数値制御されるワイヤカット加工機に
より、プラスチック成形品の同一断面を有する部分の輪
郭に沿って切断するよう構成したことにより、切断加工
なるが故に加工速度の早いワイヤカット加工機を利用し
て成形加工面を効率よく形成することが可能になり、そ
の加工時間を大幅に短縮することができる。
【0011】さらに、上記製造方法において、所定の加
工プログラムデ−タを、プラスチック成形品の三次元図
形デ−タをCADシステムに図形登録する手順と、図形
登録された三次元図形デ−タをプラスチック成形品の同
一断面を有する部分毎の輪切図形デ−タに分割する手順
と、得られた輪切図形デ−タを成形型の数に対応して分
割する手順と、分割された輪切図形デ−タをCAMシス
テムによりNCワイヤカット加工機の加工プログラムデ
−タに変換する手順とにより作成するよう構成したこと
により、CADシステムの登録図形分割機能を利用して
輪切図形デ−タおよびその分割図形デ−タを容易に作成
でき、CAMシステムを利用して分割した輪切図形デ−
タをNCワイヤカット加工機の加工プログラムデ−タに
容易に変換できるので、この加工プログラムデ−タをN
Cワイヤカット加工機の情報司令部に入力することによ
り、型加工を精度良く迅速に行うことができる。
工プログラムデ−タを、プラスチック成形品の三次元図
形デ−タをCADシステムに図形登録する手順と、図形
登録された三次元図形デ−タをプラスチック成形品の同
一断面を有する部分毎の輪切図形デ−タに分割する手順
と、得られた輪切図形デ−タを成形型の数に対応して分
割する手順と、分割された輪切図形デ−タをCAMシス
テムによりNCワイヤカット加工機の加工プログラムデ
−タに変換する手順とにより作成するよう構成したこと
により、CADシステムの登録図形分割機能を利用して
輪切図形デ−タおよびその分割図形デ−タを容易に作成
でき、CAMシステムを利用して分割した輪切図形デ−
タをNCワイヤカット加工機の加工プログラムデ−タに
容易に変換できるので、この加工プログラムデ−タをN
Cワイヤカット加工機の情報司令部に入力することによ
り、型加工を精度良く迅速に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になるプラスチック成形品
用成形型の下型を示す斜視図、図2は実施例における単
位成形型の分割方法を説明するためのプラスチック成形
品の斜視図、図3は実施例における上型の要部を展開し
て示す斜視図、図4は実施例における下型の要部を展開
して示す斜視図であり、いずれも配電回路のサ−キット
プロテクタ−の開閉ハンドルを成形するためのプラスチ
ック成形品用成形型を例に示したものである。図2にお
いて、プラスチック成形品としての開閉ハンドル31
は、断面の輪郭が一様な卵形線状の操作レバ−部32
と、その幅方向の中央に突出した方形の把手部33と、
操作レバ−部32の幅方向の両端面に突出した一対の支
軸部34とからなり、プラスチック成形品用成形型を用
いて一体成形される。
る。図1はこの発明の実施例になるプラスチック成形品
用成形型の下型を示す斜視図、図2は実施例における単
位成形型の分割方法を説明するためのプラスチック成形
品の斜視図、図3は実施例における上型の要部を展開し
て示す斜視図、図4は実施例における下型の要部を展開
して示す斜視図であり、いずれも配電回路のサ−キット
プロテクタ−の開閉ハンドルを成形するためのプラスチ
ック成形品用成形型を例に示したものである。図2にお
いて、プラスチック成形品としての開閉ハンドル31
は、断面の輪郭が一様な卵形線状の操作レバ−部32
と、その幅方向の中央に突出した方形の把手部33と、
操作レバ−部32の幅方向の両端面に突出した一対の支
軸部34とからなり、プラスチック成形品用成形型を用
いて一体成形される。
【0013】また、プラスチック成形品用成形型は、そ
のキャビティ内で成形されたプラスチック成形品を離型
できるようにするために、成形型を複数分割する必要が
ある。そこで、操作レバ−部32をその卵形線の長径を
通るX−X方向の成形型分割面Xで2分割し、開閉ハン
ドル1を下型に含まれる部分35と、上型に含まれる部
分36とに区分する。
のキャビティ内で成形されたプラスチック成形品を離型
できるようにするために、成形型を複数分割する必要が
ある。そこで、操作レバ−部32をその卵形線の長径を
通るX−X方向の成形型分割面Xで2分割し、開閉ハン
ドル1を下型に含まれる部分35と、上型に含まれる部
分36とに区分する。
【0014】次に、開閉ハンドル成形用の成形型の型構
造を図 1に示す下型の斜視図に基づいて説明する。図に
おいて、下型1Bの成形加工面10を有する主体部分
は、5個の単位成形型2B,3B,4B,5B,および
6Bに分割され、その両側を端板7,7で挟んだ状態で
箱状の型ホルダ−8に収納され、複数の固定ねじ9によ
り単位成形型相互の積層面Yが密着し、かつ成形型分割
面Xが平滑な平面からなる型合わせ面を形成するよう型
ホルダ−8に固定される。
造を図 1に示す下型の斜視図に基づいて説明する。図に
おいて、下型1Bの成形加工面10を有する主体部分
は、5個の単位成形型2B,3B,4B,5B,および
6Bに分割され、その両側を端板7,7で挟んだ状態で
箱状の型ホルダ−8に収納され、複数の固定ねじ9によ
り単位成形型相互の積層面Yが密着し、かつ成形型分割
面Xが平滑な平面からなる型合わせ面を形成するよう型
ホルダ−8に固定される。
【0015】また、5分割された単位成形型相互の積層
面Yは図2に示すように、操作レバ−の両側面Y1,Y2
および把手部3の両側面Y3,Y4 に位置し、成形型分割
面Xに対して垂直な平面であり、各単位成形型は互いに
大きさが等しく,それぞれの厚みが各積層面の間隔ある
いは支軸部34の突出長さに等しい方形の板状に形成さ
れる。従って、単位成形型5B,6Bはその成形加工面
10が円柱状の支軸部34の半周分に相当する二次元円
周面となり、単位成形型3B,4Bはその成形加工面が
操作レバ−部32の卵形線状の輪郭の半周に相当する二
次元湾曲面となり、単位成形型2Bの成形加工面は把手
部33を含む操作レバ−部32の輪郭の半周に相当する
直交二次元平面と二次元湾曲面との連結面となる。
面Yは図2に示すように、操作レバ−の両側面Y1,Y2
および把手部3の両側面Y3,Y4 に位置し、成形型分割
面Xに対して垂直な平面であり、各単位成形型は互いに
大きさが等しく,それぞれの厚みが各積層面の間隔ある
いは支軸部34の突出長さに等しい方形の板状に形成さ
れる。従って、単位成形型5B,6Bはその成形加工面
10が円柱状の支軸部34の半周分に相当する二次元円
周面となり、単位成形型3B,4Bはその成形加工面が
操作レバ−部32の卵形線状の輪郭の半周に相当する二
次元湾曲面となり、単位成形型2Bの成形加工面は把手
部33を含む操作レバ−部32の輪郭の半周に相当する
直交二次元平面と二次元湾曲面との連結面となる。
【0016】次に、成形加工面の型加工方法を図3およ
び図4に基づいて説明する。上述のように、実施例によ
れば、下型1B,上型1A間で対を成す単位成形型2
A,2B、3A,3B、4A,4B等の成形加工面は、
積層面Y1,Y2,Y3,Y4 等で分割した開閉ハンドル31
各部の輪郭に相当する二次元平面,二次元湾曲面および
その連結面となるので、各単位成形型の板状の素材を開
閉ハンドル各部の輪郭線に沿って切断する二次元加工方
法により成形加工面を形成することが可能になり、キャ
ビティに相当する部分の素材を削り取る従来の三次元加
工方法に比べて、その加工日数を大幅に短縮することが
できる。また、二次元加工方法で成形加工面が形成され
た単位成形型は、その組立工程において、単位成形型の
積層面に平行な成形加工面が、例えば単位成形型5,
6,3,4,(サフィクスA,Bを省略)、および端板
7の側面(積層面)の一部がキャビティ内に露出して成
形加工面の役割を果たすので、型組立工程により初めて
キャビティを包囲する三次元構造の成形加工面を有する
プラスチック成形品用成形型が形成されるとともに、単
位成形型の積層面を利用した分だけ型加工面積が減るの
で、型加工工数を一層低減することができ、その加工日
数を減らすことができる。
び図4に基づいて説明する。上述のように、実施例によ
れば、下型1B,上型1A間で対を成す単位成形型2
A,2B、3A,3B、4A,4B等の成形加工面は、
積層面Y1,Y2,Y3,Y4 等で分割した開閉ハンドル31
各部の輪郭に相当する二次元平面,二次元湾曲面および
その連結面となるので、各単位成形型の板状の素材を開
閉ハンドル各部の輪郭線に沿って切断する二次元加工方
法により成形加工面を形成することが可能になり、キャ
ビティに相当する部分の素材を削り取る従来の三次元加
工方法に比べて、その加工日数を大幅に短縮することが
できる。また、二次元加工方法で成形加工面が形成され
た単位成形型は、その組立工程において、単位成形型の
積層面に平行な成形加工面が、例えば単位成形型5,
6,3,4,(サフィクスA,Bを省略)、および端板
7の側面(積層面)の一部がキャビティ内に露出して成
形加工面の役割を果たすので、型組立工程により初めて
キャビティを包囲する三次元構造の成形加工面を有する
プラスチック成形品用成形型が形成されるとともに、単
位成形型の積層面を利用した分だけ型加工面積が減るの
で、型加工工数を一層低減することができ、その加工日
数を減らすことができる。
【0017】すなわち、NCワイヤカット加工機を用い
て単位成形型の型加工を行った場合、型設計終了後、型
組立および型仕上げを終了する迄の製造日数は、前記開
閉ハンドル用成形型では3日程度となる。また、別の実
施例として空気遮断器のトリップクロスバ−を14個の
単位成形型に分割して型加工を行ったが、この場合の製
造日数はほぼ10日であった。従来の製造方法では通常
その製造日数が20日以上に及ぶのが普通なので、実施
例方法によれば型製造日数を従来のそれの1/2以下に
短縮することができる。また、型製作費用も数分の一以
下に低減することができる。
て単位成形型の型加工を行った場合、型設計終了後、型
組立および型仕上げを終了する迄の製造日数は、前記開
閉ハンドル用成形型では3日程度となる。また、別の実
施例として空気遮断器のトリップクロスバ−を14個の
単位成形型に分割して型加工を行ったが、この場合の製
造日数はほぼ10日であった。従来の製造方法では通常
その製造日数が20日以上に及ぶのが普通なので、実施
例方法によれば型製造日数を従来のそれの1/2以下に
短縮することができる。また、型製作費用も数分の一以
下に低減することができる。
【0018】図5は実施例における成形型の製造方法を
加工プログラムデ−タの作成手順を含めて示す流れ図で
あり、開閉ハンドル用成形型を例に一連の手順を説明す
る。ステップ1では、開閉ハンドル31の表面の三次元
図形座標がCADシステムに入力され、三次元図形デ−
タが登録される。ステップ2では、図2における積層面
Yの情報をCADシステムに指定することにより、登録
された三次元図形デ−タが単位成形型に対応する輪切図
形デ−タに変換される。ステップ3では成形型分割面X
に関する情報をCADシステムに指定することにより、
輪切図形デ−タが上型,下型に対応してそれぞれ2分割
される。ステップ4では、分割された輪切図形デ−タを
CAMシステムに加工条件を指定する情報とともに入力
することにより、加工プログラムデ−タが出力される。
ステップ5では加工プログラムデ−タをNCワイヤカッ
ト加工機の情報司令部に入力することにより、NCワイ
ヤカット加工機は数値制御され、ステップ6における単
位成形型素材を輪切図形デ−タの輪郭線に沿って切断す
る型加工が行われる。また、ステップ7において図1に
示すように型組立することにより、ワイヤカット加工機
により型加工された二次元湾曲面に、単位成形型の積層
面の一部が組み合わされ、キャビティを囲む3次元に立
体化した成形加工面が形成され、型加工面の研磨などに
よる仕上げ加工を行うことにより型加工が終了する。
加工プログラムデ−タの作成手順を含めて示す流れ図で
あり、開閉ハンドル用成形型を例に一連の手順を説明す
る。ステップ1では、開閉ハンドル31の表面の三次元
図形座標がCADシステムに入力され、三次元図形デ−
タが登録される。ステップ2では、図2における積層面
Yの情報をCADシステムに指定することにより、登録
された三次元図形デ−タが単位成形型に対応する輪切図
形デ−タに変換される。ステップ3では成形型分割面X
に関する情報をCADシステムに指定することにより、
輪切図形デ−タが上型,下型に対応してそれぞれ2分割
される。ステップ4では、分割された輪切図形デ−タを
CAMシステムに加工条件を指定する情報とともに入力
することにより、加工プログラムデ−タが出力される。
ステップ5では加工プログラムデ−タをNCワイヤカッ
ト加工機の情報司令部に入力することにより、NCワイ
ヤカット加工機は数値制御され、ステップ6における単
位成形型素材を輪切図形デ−タの輪郭線に沿って切断す
る型加工が行われる。また、ステップ7において図1に
示すように型組立することにより、ワイヤカット加工機
により型加工された二次元湾曲面に、単位成形型の積層
面の一部が組み合わされ、キャビティを囲む3次元に立
体化した成形加工面が形成され、型加工面の研磨などに
よる仕上げ加工を行うことにより型加工が終了する。
【0019】
【発明の効果】この発明のプラスチック成形品用成形型
およびその製造方法は前述のように、プラスチック成形
品を離型可能に複数分割された成形型を、プラスチック
成形品の一様な断面を有する部分毎に更に複数分割した
板状の単位成形型の積層体として構成した。その結果、
成形加工面の型加工をNCワイヤカット加工機による単
位成形型素材の切断加工で行い、型組立工程で単位成形
型の積層面の一部を成形加工面に組み込むことにより初
めて成形加工面が立体化される新たな型構造と、その製
造方法を提供することができる。
およびその製造方法は前述のように、プラスチック成形
品を離型可能に複数分割された成形型を、プラスチック
成形品の一様な断面を有する部分毎に更に複数分割した
板状の単位成形型の積層体として構成した。その結果、
成形加工面の型加工をNCワイヤカット加工機による単
位成形型素材の切断加工で行い、型組立工程で単位成形
型の積層面の一部を成形加工面に組み込むことにより初
めて成形加工面が立体化される新たな型構造と、その製
造方法を提供することができる。
【0020】また、NCワイヤカット加工機による単位
成形型素材の切断加工により成形加工面を型加工できる
ことにより、その加工日数および加工費を成形加工面を
三次元切削加工する従来技術のそれの数分の一程度に短
縮または低減できるので、短納期で安価なプラスチック
成形品用成形型を提供することができる。さらに、局部
的型変更を単位成形型の追加工,あるいは一部の単位成
形型の更新により対処できることになり、従来技術にお
ける成形型の作り替えによる経済的損失と、作り替えに
要する製作日数の無駄を排除できる利点がえられる。
成形型素材の切断加工により成形加工面を型加工できる
ことにより、その加工日数および加工費を成形加工面を
三次元切削加工する従来技術のそれの数分の一程度に短
縮または低減できるので、短納期で安価なプラスチック
成形品用成形型を提供することができる。さらに、局部
的型変更を単位成形型の追加工,あるいは一部の単位成
形型の更新により対処できることになり、従来技術にお
ける成形型の作り替えによる経済的損失と、作り替えに
要する製作日数の無駄を排除できる利点がえられる。
【0021】一方、NCワイヤカット加工機の加工プロ
グラムデ−タの作成も、CADシステムの登録図形の分
割機能を利用して得られるプラスチック成形品の輪切図
形デ−タを基に、CAMシステムで加工プログラムデ−
タに容易に変換できることになり、加工プログラムデ−
タを得るための一連の手順を効率よく行うことができ
る。また、型変更に際しても、その追加加工プログラム
デ−タを迅速に作成することができる。
グラムデ−タの作成も、CADシステムの登録図形の分
割機能を利用して得られるプラスチック成形品の輪切図
形デ−タを基に、CAMシステムで加工プログラムデ−
タに容易に変換できることになり、加工プログラムデ−
タを得るための一連の手順を効率よく行うことができ
る。また、型変更に際しても、その追加加工プログラム
デ−タを迅速に作成することができる。
【図1】この発明の実施例になるプラスチック成形品用
成形型の下型を示す斜視図
成形型の下型を示す斜視図
【図2】実施例における単位成形型の分割方法を説明す
るためのプラスチック成形品の斜視図
るためのプラスチック成形品の斜視図
【図3】実施例における上型の要部を展開して示す斜視
図
図
【図4】実施例における下型の要部を展開して示す斜視
図
図
【図5】実施例における成形型の製造方法を加工プログ
ラムデ−タの作成手順を含めて示す流れ図
ラムデ−タの作成手順を含めて示す流れ図
1A プラスチック成形品用成形型(上型)
1B プラスチック成形品用成形型(下型)
2B 単位成形型(下型側)
3B 単位成形型(下型側)
4B 単位成形型(下型側)
5B 単位成形型(下型側)
6B 単位成形型(下型側)
7 端板
8 型ホルダ−
9 固定ねじ
10 成形加工面
31 プラスチック成形品(開閉ハンドル)
32 操作レバ−
33 把手部
34 支軸部
35 下型に含まれる部分
36 上型に含まれる部分
X 成形型分割面
Y 積層面(単位成形型の分割面)
Claims (3)
- 【請求項1】プラスチック成形品の離型が可能な分割面
で複数分割された成形型において、前記各成形型が前記
分割面に対して垂直な積層面で複数分割された単位成形
型の積層体からなり、互いに隣接する単位成形型が前記
プラスチック成形品の同一断面を有する部分毎に分割さ
れ、その成形加工面が前記プラスチック成形品の同一断
面を有する部分の輪郭に相応する二次元平面,二次元湾
曲面,あるいはその連結面からなることを特徴とするプ
ラスチック成形品用成形型。 - 【請求項2】外周寸法が互いに等しく,厚みがプラスチ
ック成形品の同一断面を有する部分の幅に等しい板状の
単位成形型素材を、単位成形型毎に決まる所定の加工プ
ログラムデ−タにより数値制御されるワイヤカット加工
機により、プラスチック成形品の同一断面を有する部分
の輪郭に相応する二次元平面,二次元湾曲面,あるいは
その連結面に沿って切断加工する成形加工面の型加工工
程を含むことを特徴とする請求項1記載のプラスチック
成形品用成形型の製造方法。 - 【請求項3】所定の加工プログラムデ−タを、プラスチ
ック成形品の三次元図形デ−タをCADシステムに図形
登録する手順と、図形登録された前記三次元図形デ−タ
をプラスチック成形品の同一断面を有する部分毎の輪切
図形デ−タに分割する手順と、得られた輪切図形デ−タ
を成形型に対応して複数分割する手順と、この分割され
た輪切図形デ−タをCAMシステムによりNCワイヤカ
ット加工機の加工プログラムデ−タに変換する手順とに
より作成することを特徴とする請求項2記載のプラスチ
ック成形品用成形型の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17563491A JPH0516148A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | プラスチツク成形品用成形型およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17563491A JPH0516148A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | プラスチツク成形品用成形型およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516148A true JPH0516148A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15999518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17563491A Pending JPH0516148A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | プラスチツク成形品用成形型およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516148A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023130169A (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-20 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 積層金型とその型締め機 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17563491A patent/JPH0516148A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023130169A (ja) * | 2022-03-07 | 2023-09-20 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 積層金型とその型締め機 |
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