JPH0516154B2 - - Google Patents

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JPH0516154B2
JPH0516154B2 JP59024691A JP2469184A JPH0516154B2 JP H0516154 B2 JPH0516154 B2 JP H0516154B2 JP 59024691 A JP59024691 A JP 59024691A JP 2469184 A JP2469184 A JP 2469184A JP H0516154 B2 JPH0516154 B2 JP H0516154B2
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Japan
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circuit
period
switching element
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signal
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JP59024691A
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Minoru Fukazawa
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to US06/696,245 priority patent/US4701588A/en
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【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明はデジタル制御回路を用いた誘導加熱装
置に関する。
ロ 従来技術 誘導加熱装置は直流電源に結ばれた加熱コイ
ル、この加熱コイルと共振回路を為す共振コンデ
ンサ及びスイツチ素子から成り、上記スイツチン
グ素子をON、OFF制御することにより上記加熱
コイルに共振電流を発生させて、この加熱コイル
で交番磁界を生成して、この加熱コイルに近接配
置された鉄系金属より成る被加熱物を誘導加熱す
るものである。このような誘導加熱装置にあつて
は、例えば特願昭56−115713に示された家庭用誘
導加熱装置のようにスイツチング素子がONして
からOFFするまでのタイミングはRCの時定数回
路を用いて行つていた。
然し乍ら、RCの時定数回路では時定数の経時
変化、温度変化が大きく、スイツチング素子ON
期間を正確に保つことが出来ず、出力が設定値か
らずれると云う不都合があつた。また、アルミ等
の低抵抗非磁性材料から成る調理具を使用した場
合において加熱コイルの等価抵抗及び等価インダ
クタンスが小さくなり、スイツチング素子のON
時間を長くするとスイツチング素子に流れる電流
量が多くなつて熱破壊される危険性があつた。こ
のため従来ではインバータ回路への交流入力電流
をカレントトランス等で検知してこの電流値が所
定値以上のときスイツチング素子を停止すると云
う方法が採られていた。然し乍ら、このような方
法でスイツチング素子の過電流防止を行う場合、
入力検知は低周波の交流入力電流を検知して行な
わねばならず、検知までの時間が長くなり、過電
流保護をするのに時間が掛かると云う不都合があ
つた。
ハ 発明の目的 本発明は、アルミ等の低抵抗非磁性材料からな
る調理具を使用した場合、スイツチング素子に流
れる過電流に素早く対処して、スイツチング素子
が破壊するのを確実に抑制することを目的とす
る。
ニ 発明の構成 本発明は調理具が配設されたときのインバータ
の共振期間を各発振毎に検出し、この期間長に応
じた制限データIcpを設定してこの制限データIcp
でスイツチング素子のON期間長を制限する構成
を採つている。
ホ 実施例 第1図は本発明誘導加熱装置に用いられるイン
バータ回路の回路図であつて、1はAC電源電圧
を全波整流する全波整流回路、2はこの全波整流
回路1の出力端子に結ばれたチヨークコイル、3
はこのチヨークコイル2とともにフイルタ回路を
構成するフイルタコンデンサ、4はこのフイルタ
コンデンサ3の一端に結ばれた誘導加熱コイル、
5はこの誘導加熱コイル4とともに共振回路を構
成する共振コンデンサ、6はこの共振コンデンサ
5に並列に接続されたトランジスタ等のスイツチ
ング素子、7はこのスイツチング素子に逆並列に
接続されたダンパーダイオードである。8は後述
する制御回路よりON、OFF信号を受けて、上記
スイツチング素子6をON、OFFせしめる駆動回
路を示し、この駆動回路8の入力段には抵抗9及
びコンデンサ10で構成された微分回路が設けら
れていて、スイツチングの立ち上がり、立ち下が
りが急速に行なわれるようになつている。11は
上記AC電源ラインに設けられたカレントトラン
スであつて、このインバータ回路へ入力される交
流電流を検出する。
このようなインバータにおいては、駆動回路8
を介してスイツチング素子6に第2図Aのような
ON、OFF信号が加えられると、このスイツチン
グ素子6には同図Bに示す電流Icが流れ、このス
イツチング素子6端子間電圧VCEは同図Cの如
く、変動する。このとき、加熱コイル4には共振
電流が流れ、高周波交番磁界が発生して加熱コイ
ル4近傍の鉄又は、18−8ステンレス系金属より
成る鍋等の調理具12に供給され、この調理具1
2が誘導加熱される。尚、ここでVconは全波整
流回路1からチヨークコイル2を介して伝えられ
る全波整流電圧である。
第3図はこのような誘導加熱装置の制御回路を
示すブロツク図であつて、13は上記カレントト
ランス12で検出された入力電流値をデジタルな
入力データPADに変換するA/D変換回路、14
はこのA/D変換回路13がA/D変換をするタ
イミングを与えるSample信号及び交流電源電圧
を全波整流した脈流の低電位部に同期した
MINT信号を生成するタイミング生成回路を示
し、AC電圧を全波整流した整流電圧の所定のタ
イミングで各々Sample信号及びMINT信号を出
力する。15は上記A/D変換回路13からの入
力データPADを受けて、上記加熱コイル4に近接
してナイフ、フオーク等の小物が配置されている
状態や何も配置されていない無負荷状態を検知す
る不適正負荷検知回路であつて、上記入力データ
PADが所定値以下のとき禁止信号を発する。16
はデジタル値でこの調理器から出力すべきパワー
に応じたパワー設定データPrefが設定されるパワ
ー設定回路、17はこのパワー設定回路16から
設定データPrefを受けるとともに上記A/D変換
回路13から入力データPADを受けるSUB回路を
示し、設定データPrefから入力データPADを差し
引いた値Pref−PADが出力される。18は上記ス
イツチング素子6をONさせる時間に応じたON
期間データPconが設定されるON期間設定手段で
あつて、上記SUB回路17から設定データPref
から入力データPADを差し引いた差データPref−
PADを受けて上記ON期間データPconが調節され
る。19は上記全波整流回路1からの直流電圧
Vconとスイツチング素子6の端子電圧VCEを比
較してVCE>Vconである共振期間中に“L”レ
ベルの検出信号を出力する共振期間検出回路であ
つて、VCE<Vconとなつたときの検出信号の消
滅によりスイツチング素子6をONさせるタイミ
ングを知らせるオンタイミング検出手段も兼ねて
いる。20はこの共振期間検出回路19からの検
出信号により共振期間長を計り、この共振期間長
に応じてスイツチング素子6のON時間を制限す
るための制限データIcpを設定する過電流保護設
定回路であつて、スイツチング素子6へ大電流が
流れるの防止する。21は上記共振期間検出回路
19からの検出信号を受け、この検出信号の終了
時から計数動作を開始し、この計数値が上記ON
期間設定手段18のON期間データPcon又は上記
過電流保護設定回路20での制限データIcpと同
じになると一致信号を出力するON期間計数回
路、22は上記共振期間検出回路19からの検出
信号終了時、即ち、VCE<Vconとなつたときに
セツトされるとともに、上記ON期間計数回路2
0からの一致信号によりセツトされるフリツプフ
ロツプ回路を示しこのセツト、リセツトによつ
て、“H”、“L”に変化するスイツチング素子6
のON、OFFを制御する制御信号を上記駆動回路
8へ送る。また、このフリツプフロツプ回路22
は上記不適正負荷検出回路15からの不適正負荷
検知によりこの動作は禁止される構成になつてい
る。
このような制御回路において、調理器動作中は
共振期間検知回路19からの“L”レベルの検出
信号が消滅しその出力が“H”レベルになつたと
きフリツプフロツプ回路22がセツトされ、この
フリツプフロツプ回路22からスイツチング素子
6の駆動回路8へのON信号を送る。これと同時
に上記検出信号の消滅によりON期間計数回路2
1が計数動作をし、通常、ON期間設定手段18
内のデータPconとこの計数値が一致したとき、
上記フリツプフロツプ回路22へリセツト信号が
送られる。これによつて、フリツプフロツプ回路
22はリセツトし上記駆動回路8へはスイツチン
グ素子6のOFF信号が送られる。即ち、通常動
作時は上記ON期間設定手段18から出力される
ON期間データPconによりスイツチング素子の
ON期間が決定される。
一方、パワー設定回路16で設定されたパワー
設定データPrefと、A/D変換回路13でAC入
力電力に比例した入力電流値をA/D変換して成
る入力データPADとがSample信号に応じてSUB
回路17に伝えられ、このSUB回路17はこの
パワー設定データPrefから入力データPADを引い
たデータ値Pref−PADをON期間設定手段18へ
送る。このデータPref−PADを受けてON期間設
定手段18は最初設定していたON期間データ
PconにPref−PADを加えて新たなON期間データ
とする。これは、入力データPADがパワー設定デ
ータPrefより小さいとき、ON期間データを増加
してスイツチング素子6のON期間長を長くし、
入力電力を増加させ、他方、入力データPADがパ
ワー設定データPrefより小さいとき、ON期間デ
ータPconを減じてスイツチング素子6のON期間
長を短くし、入力電力を減少させるように働く。
このような動作が入力データPADがパワー設定デ
ータPrefに一致するまで繰り返される。このた
め、使用される鍋の材質、形状、導電率によつて
変動する入力電力も常に一定になるように自動調
節される。
また、小物負荷、無負荷でインバータの加熱動
作がされた場合は入力カレントトランス11で検
出される入力電流値が低くなり、A/D変換回路
13から出力されるデータPADも小さくなる。不
適正負荷検知回路15はこのような入力データ
PADの値が所定値より低いことを検知してフリツ
プフロツプ回路22に禁止を掛ける。従つて、フ
リツプフロツプ回路22からスイツチング素子6
の駆動回路8へのON、OFF信号は禁止される。
尚、このとき上記所定値はパワー設定回路16の
パワー設定データPrefの値が大きく設定されたと
きは大きく、Prefの値が小さく設定されたときは
小さくされるようにパワー設定摘(図示せず)に
連動して変化させるのが好ましい。
さらに、アルミ等の非磁性材より成る調理具が
加熱コイル4に近接配置して加熱された場合、こ
の加熱コイル4の等価インダクタンスは磁性調理
具を利用した場合より低くなる。このためスイツ
チング素子6がOFFしてからスイツチング素子
6端子電圧VCEが全波整流回路1からの直流電圧
Vcpoより高い状態となる共振期間の期間長は短く
なる。共振期間検出回路19はこの期間を検出
し、過電流保護設定回路20が検出された共振期
間長に応じてON期間を制限する制限データIcp
の値を減少させる。これによりスイツチング素子
6のON期間を長くするように数値設定手段18
のON期間データPconが大きな値にされても、
ON期間計数回路21の計数は上記過電流保護設
定回路20の制限データIcpの値に制限され、ス
イツチング素子6のON期間が短くなつて、スイ
ツチング素子に大電流が流れると云う危険はな
い。
続いて、各ブロツクの詳細な説明をする。
第4図はA/D変換回路13の一実施例回路図
であつて、23は上記カレントトランス11から
の交流電圧を全波整流する全波整流回路、24は
この整流回路23からの信号を増巾する第1のオ
ペアンプ、25はこの第1のオペアンプ出力によ
り充電されるピークホールド用コンデンサ、26
はこのピークホールド用コンデンサ25に並列に
接続されたFETを示し、ダイオード27、コン
デンサ28より成る並列回路を介してそのゲート
電極にSample信号を受ける。尚、このSample信
号としては、後述するようにAC電圧を全波整流
した脈流のピーク時のタイミングで与えられるも
のを利用する。29は上記ピークホールド用コン
デンサ25の端子電圧を増巾する第2のオペアン
プ、30はこの第2のオペアンプ29出力VCT
を入力端子に受ける第1のコンパレータ、31
はこの第1のコンパレータ30からドライブ端子
(D)に信号を受ける逐次比較用レジスタを示し、
動作を開始させるための端子(SC)、クロツク入
力端子(CLOCK)に信号が入力されることによ
り、4bitの出力Q0〜Q3を変化させて出力する。
32はこのレジスタ31出力をD/A変換する
D/A変換部であつて、その出力は上記第1のコ
ンパレータ30の入力端子へ入力される。33
は上記逐次比較用レジスタ31の出力をラツチす
るラツチ回路を示し、このA/D変換回路13で
A/D変換が完了したときラツチ動作が行なわれ
て逐次比較用レジスタ31の出力Q0〜Q3を上記
入力データPADとして出力する。
第5図はタイミング信号生成回路の具体的回路
図を示し、34はAC電源電圧を全波整流する全
波整流回路、35はこの全波整流回路34からの
全波整流電圧を入力端子に入力し、定電圧+
Vcを抵抗35,36で分圧した電圧VAを入力
端子に入力する第3のコンパレータであつて、そ
の出力はインバータ37を介してSample信号と
なる。38は上記全波整流回路34からの全波整
流電圧を入力電力に入力し、定電圧+Vcを抵
抗39,40で分圧した電圧VBを入力端子に
入力する第3のコンパレータを示し、その出力は
MINT信号となる。尚、上記VAはAC電源電圧の
ピーク電圧より僅かに低く、上記VBは零電圧よ
り僅かに高く設定しておく。こうすることによ
り、第6図の如くSample信号はAC電源電圧のピ
ーク時付近において発せられ、MINT信号がAC
電源電圧零付近で発せられる。
このようなA/D変換回路13及びタイミング
信号生成回路14において、カレントトランス1
1で入力電流に応じて検出される信号は第1のオ
ペアンプ24を介してピークホールド用コンデン
サ25の端子に伝えられる。AC電源電圧の全波
整流電圧値が低いときはサンプル信号がないため
FET26がON状態にあり、コンデンサ25には
充電はされない。AC電源の全波整流電圧ピーク
付近になると、タイミング生成回路14から
FET26のゲートにSample信号が送られ、この
FET26がOFFする。このときカレントトラン
ス11、全波整流回路23を介して伝えられる入
力電流も各脈流のピークになつており、ピークホ
ールド用コンデンサ25に入力電流のピークに応
じた電荷が蓄積される。こうして、コンデンサ2
5端子に現われた電圧は第2のオペアンプ29を
通してVCTとして第1のコンパレータ30の端
子に加えられる。この信号VCTにより第1のコン
パレータ30は“H”レベル信号を出力する。レ
ジスタ31は端子SCにSample信号とスイツチン
グ素子6のON/OFF信号によつて生成されるス
タート信号が供給され、動作が開始される。最初
のON信号がclock端子に供給されたときD端子
が“H”レベルであるため、レジスタ31出力
Q0Q1Q2Q3は“1000”となる。この“1000”は
D/A変換部32でD/A変換されて、上記コン
パレータ30の入力端子に与えられる。この状
態で例えばこのコンパレータ30の入力端子電
圧の方が入力端子電圧より高い場合このコンパ
レータ30から上記レジスタ31のD端子へ供給
される信号は“H”レベル状態を保つ。このた
め、このレジスタ31は次のON信号の立ち上が
りに同期して前回の出力“1000”に“0100”を加
えた“1100”を出力する。この信号はさらにD/
A変換部32を介して上記コンパレータ30の
入力端子に与えられる。このとき、例えばこのコ
ンパレータ30の入力端子電圧の方が入力端
子電圧より高くなるとその出力は“L”レベルに
なつて上記レジスタ31のD端子に与えられる。
このD端子に“L”レベル信号が与えられている
ため、次のON信号の立ち上がりに同期してこの
レジスタ31は前回の出力“1100”から“0010”
を引いた値“1010”を出力する。この逐次比較動
作はさらに続いて繰り返され、レジスタ31が
ON信号を5回受けた時点で終了する。この比較
動作終了後、レジスタ31は上記動作で設定され
た出力Q0〜Q4例えば“1001”を保持した状態で
端子EOCからラツチ回路33へ信号を与える。
ラツチ回路33はこの信号によりレジスタ31か
らの出力Q0〜Q4をラツチする。
尚、この実施例ではA/D変換回路13として
逐次比較レジスタ31を用いて構成しているが本
願のA/D変換回路13はこの方式に限定される
ものではない。不適正負荷検知回路15及び
SUB回路17へ伝える。このA/D変換のタイ
ミングチヤート及びラツチ回路33のラツチ動作
のタイミングを第7図を示す。尚、ここで
DUTYは例えばデユーテイ制御回路(図示せず)
からの制御によりインバータ発振、停止を指令す
るタイミング、dutyは実際にインバータの発振
動作が行なわれるタイミングである。
第8図はON期間設定手段をさらに詳しく説明
するためのブロツク図であつて、41は上記
SUB回路17からパワー設定データPrefより入
力データPADを引いた値Pref−PADを受ける禁止回
路を示し、インバータ発振初期時にこのデータ
Pref−PADの禁止回路41からデータを受け取る
加算回路、43はこの加算回路42の出力をラツ
チするラツチ回路を示し、そのラツチタイミング
は上記MINT信号の立ち上がりに同期して行な
われ、その出力はON期間計数回路21へ与えら
れる。44は低レベルのデータSoft例えば
“0011”が記憶されたソフトスタート設定回路、
45は上記ラツチ回路43出力Pcon及びソフト
スタート設定回路44出力Softを受けどちらのデ
ータを出力するかを選択する選択回路であつて、
インバータ発振開始時にSoftが選択される。46
はこのデータセレクタ45の出力をラツチするラ
ツチ回路を示し、ラツチされた信号は上記加算回
路42のもう一方の入力端子に入力される。
このようなON期間設定手段において、インバ
ータ発振初期時において、禁止回路41は禁止状
態にあり、この禁止回路41から加算回路42へ
伝えられるデータは見かけ上“0000”である。ま
た選択回路45はソフトスタート設定手段44の
データSoftを出力する状態にある。こうした状態
にあつてはデータSoftが選択回路45、ラツチ回
路46、加算回路42を介してラツチ回路43に
与えられる。ラツチ回路43はこのSoftを略
MINT信号のタイミングで出力する。インバー
タ発振開始後、次のMINT信号に同期して禁止
回路41は禁止状態を解除し、選択回路45もラ
ツチ回路43の出力を選択するようになる。この
ため、ラツチ回路43からの出力Pconが選択回
路45、ラツチ回路46を介して加算回路42に
与えられる。この加算回路42で減算回路17か
ら禁止回路41を介して伝えられるデータPref−
PADがPconに加えられ、ラツチ回路43へ送られ
る。このPcon+(Pref−PAD)がラツチ回路43
においてMINT信号のタイミングで新たなON期
間データとしてラツチされる。即ち、PrefとPAD
の差に応じてON期間データPconを逐次補正す
る。このようなデータの変化を漸化式で表わすと
以下のようになる。
Pconk=Pconk-1+(Pref−PAD k) 〔k=1,2,3……,Pconp=Soft〕 また、このときのタイミングを示すタイミング
チヤートとデータの遷移を示す表を第9図に示
す。尚、ここで、τ2n-1(m=1,2,3……)は
ラツチ回路46入力がその出力に現われるタイミ
ング、τ2n(m=1,2,3……)はラツチ回路4
3入力がその出現に現われるタイミングである。
第10図はON期間計数回路の具体的構成を示
すブロツク図である。同図において、47は上記
共振期間検知回路19から共振期間検出信号が消
滅したとき即ち、スイツチング素子7のオンタイ
ミングに応じて発振動作を開始するクロツク用発
振器を示し、スイツチング素子7のオフタイミン
グに応じてこの動作は停止される。48はこのク
ロツク用発振器47からのクロツク信号によりカ
ウントアツプするON期間カウンタであつて、上
記共振期間検知回路19からの検出信号が消滅し
たときクリアが掛けられる。49はこのON期間
カウンタ48のカウント出力と上記ON期間設定
手段18のラツチ回路43出力であるON期間デ
ータPconを比較する第1の比較器を示し、両出
力の一致が採れたとき一致信号を発する。50は
上記ON期間カウンタ48のカウント出力と上記
過電流保護設定回路20出力である制限データ
Icpを比較する第2の比較器であつて、両出力が
一致したとき一致信号を出力する。51は上記第
1、第2の比較回路49,50から一致信号を受
けるORゲートを示し、少なくとも一方の比較回
路49又は50から一致信号があつたとき、上記
第3図のフリツプフロツプ回路22にリセツト信
号を与えるとともにONクロツク用発振器47に
停止信号を送る。
従つて、このON期間計数回路21において、
共振期間検知回路19からの検出信号が無くなる
と、ONクロツク用発振器47は発振を開始し、
クロツク信号を発する。尚、このとき上記スイツ
チング素子6もONされる。これと同時にON期
間カウンタ48は初期状態にクリアされ、上記
ONクロツク用発振器47からのクロツク信号に
よりカウントアツプされる。このカウンタ48出
力はカウントアツプに応じて逐次第1及び第2の
比較回路49,50に送られる。第1の比較回路
49は上記カウンタ48出力が送られてくる度に
このカウンタ48出力とON期間設定手段18か
らの出力Pconとを比較する。第2の比較器50
は上記カウンタ48出力が送られてくる度にこの
カウンタ48出力と過電流保護設定回路20から
の出力Icpとを比較する。通常状態ではON期間
データPconの方が制限データIcpより小さいた
め、ON期間カウンタ48の内容がPconと一致す
るようになると第1の比較器49からORゲート
51を介して上記第3図のフリツプフロツプ回路
22のリセツト端子(R)及びONクロツク用発
振器47に一致信号が送られる。これによつて上
記フリツプフロツプ回路22がリセツトされ、ス
イツチング素子6がOFFしてインバータ回路内
の加熱コイル4、共振コンデンサ5による共振期
間が開始される。また上記一致信号によりONク
ロツク用発振器47の発振動作が停止する。共振
期間が終了して共振期間検知回路19からの検出
信号が無くなると上述したON期間計数動作が再
び繰り返される。
また、調理具としてアルミ等の非磁性高導電率
材料から成る鍋が使用された場合、制限データ
Icpの方がON期間データPconより小さくなる。
このような場合にはON期間カウンタ48のカウ
ントアツプ過程でこのカウンタ48の出力と制限
データIcpの値が一致したとき第2の比較器50
から一致信号が出力される。この一致信号は上記
ORゲート51を介して上記フリツプフロツプ回
路22のリセツト端子(R)に伝えられ、このフ
リツプフロツプ回路22をリセツトする。即ち、
制限データIcpでON期間が制限される。
第11図は上記共振期間検知回路及び過電流保
護設定回路のブロツク回路図であつて、上記第3
図と同一部分には同一図番が付してある。同図に
おいて、52は共振電圧検知回路19の主構成要
素となる第4のコンパレータを示し、入力端子
には上記全波整流回路1、チヨークコイル2を介
して伝えられる電源電圧Vconが分割抵抗53,
54で分圧されて入力されるとともに、入力端
子には上記スイツチング素子6端子電圧VCEが分
割抵抗55,56で分圧されて入力される。57
は上記第4のコンパレータ52により共振期間検
出信号を受けて発振を開始する共振クロツク用発
振器、58はこの共振クロツク用発振器57から
のクロツク信号によりカウントアツプする共振期
間カウンタ、59はこのカウンタ58でカウント
アツプされたカウント内容をラツチするラツチ回
路、60は上記第4のコンパレータ52出力を受
けるコントローラを示し、上記共振期間カウンタ
58へのクリア信号や上記ラツチ回路59へ送る
ラツチタイミング信号を生成する。
このような共振期間検知回路19及び過電流保
護設定回路20においてスイツチング素子6が
ONしている間はスイツチング素子6端子電圧V
は略零となるため、上記第4のコンパレータ52
の入力端子は入力端子電圧より高く、この第
4のコンパレータ52からは“H”レベルの信号
が出力される。この“H”レベル信号を受けてい
る間は共振クロツク用発振器57及びコントロー
ラ60は動作しない。上述したようにフリツプフ
ロツプ回路22にリセツトが掛けられてスイツチ
ング素子6がOFFすると、加熱コイル4、共振
コンデンサ5による共振が開始されて上記スイツ
チング素子6端子電圧VCEが上昇し、上述した第
2図Cのような共振波形を描く。この共振期間の
期間長は調理具の材質によつて異なり、例えばア
ルミ等の非磁性高導電性材料から成る調理具を使
用した場合には短く、鉄系の強磁性で比較的高抵
抗の金属の場合は長くなる。この共振期間開始に
より上記スイツチング素子6端子電圧VCEが全波
整流電圧Vconより高くなつたとき、第5のコン
パレータ52は“L”レベルの共振期間検出信号
を出力する。コントローラ60はこの検出信号を
受けて共振期間カウンタ58の内容をクリアする
とともに、共振クロツク用発振器57はこの検出
信号を受けて、クリアされた上記共振期間カウン
タ58にクロツク信号を与える。共振期間カウン
タ58はこのクロツク信号に応じてカウントアツ
プされる。共振期間終了時になつてスイツチング
素子6端子電圧VCEが電源電圧Vconより低くな
ると再び第5のコンパレータ52から“H”レベ
ル信号が発せられる。これ応じて上記フリツプフ
ロツプ回路22がセツトされ、スイツチング素子
6がONされる。同時に共振用クロツク発振器5
7は発振を停止し、共振期間カウンタ58のカウ
ントアツプは停止され、共振期間に応じたデータ
がこのカウンタ58内に保持される。さらに、こ
れと同時にコントローラ60はラツチ回路59へ
ラツチ信号を送る。これにより上記共振期間カウ
ンタ58に保持されたデータがON期間長を制限
する制限データIcpとしてラツチ回路59を介し
てON期間計数回路21へ出力される。尚、上記
共振電圧VCEと全波整流電源電圧と検出信号との
関係を第12図に示す。
第13図は本発明誘導加熱装置の制御回路の異
なる実施例を示すブロツク図であつて、上述した
図面と同一部分には同一図番が付してある。この
実施例においては、AC入力電流がピークホール
ド回路61でピークホールドされ、A/D変換部
62を介して入力データPADに変換された後、ラ
ツチ回路63に伝えられる。一方、パワー設定回
路16はアナログ回路で構成されており、この回
路16からの出力は、上記ピークホールド電圧の
A/D変換タイミングと異なるタイミングで、上
記A/D変換部62でパワー設定データPrefに変
換されてラツチ回路64に伝えられる。即ち、こ
こではA/D変換部62を時分割して使用してい
る。尚、この時分割動作はSample信号のタイミ
ングでピークホールド回路61をA/D変換部6
2に接続し、上記MINT信号のタイミングでパ
ワー設定回路16をA/D変換部62に接続する
ように行う。
また、この実施例においてはON期間設定手段
18は上記ラツチ回路63,64から夫々入力デ
ータP及びパワー設定データPrefを受け第1の演
算回路65でON期間データPconを生成するとと
もに、第2の演算回路66で上記Prefをある一定
の割合で小さくしたソフトデータSoftを生成す
る。これ等のデータPcon及びSoftの出力選択は
データセレクタ67で行なわれる。即ち、インバ
ータの発振開始時は、データセレクタ67はSoft
を出力し、発振から一定時間経過後Pconを出力
する。
第14図は本発明誘導加熱装置の制御回路のさ
らに異なる実施例を示すブロツク図を示し、上述
の図面と同一部分には同一図番を付してある。こ
の実施例においてはインバータ発振開始の最初の
入力データPAD1と2回目の入力データPAD2の差
PAD2−PAD1を検出して、このPAD2−PAD1が所定値
より小さいとき、上記フリツプフロツプ回路22
に禁止を掛ける立ち上がり検知回路68が設けら
れている。また過電流保護設定回路20には共振
期間を計数する共振期間計数回路69と、この共
振期間計数回路69の計数内容が或る設定値より
低くなつたとき、信号出力をする大小比較器70
と、この共振期間計数回路69の内容を受け通常
はそのカウンタ69の計数回路内容をスイツチン
グ素子6のON期間を制限する制限データIcpと
して出力し、上記大小比較器70から信号が与え
られたときのみ上記計数回路69のカウント内容
を減じる方向に補正する演算回路71とが設けら
れている。即ち、この演算回路71は共振期間が
短い場合は上記計数回路69出力内容をさらに減
じて制限データIcpとして出力する。尚、上記演
算回路71としてはシフトレジスタを用い、大小
比較器70から信号が与えられたときその内容を
例えば“0101”を“0010”にするように一回シフ
トする構成にすれば、このような補正は容易に為
される。
ヘ 発明の効果 本発明によれば、インバータの共振期間を各発
振毎に検出して、この期間長に応じた制限データ
Icpを設定し、この制限データIcpでスイツチング
素子のON期間長を制限するものであり、これに
より、一回のインバータ発振で使用調理具の材質
検知、即ちアルミ等の低抵抗非磁性材料からなる
調理具が使用されているか否かを検知して、スイ
ツチング素子のON期間長を制限するものであ
る。従つて、インバータ回路への低周波の交流入
力電流をカレントトランスで検知してこの電流値
が所定値以上のときスイツチング素子を停止する
と云う従来方法に比べて、スイツチング素子に流
れる過電流に素早く対処でき、スイツチング素子
が破壊するのを確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられるインバータ回路の
回路図、第2図AはON、OFF信号を示す波形
図、同図Bはスイツチング素子に流れる電流を示
す波形図、同図Cはスイツチング素子端子電圧を
示す波形図、第3図は本発明誘導加熱調理器の制
御回路のブロツク図、第4図はA/D変換回路の
回路図、第5図はタイミング生成回路の回路図、
第6図はタイミング回路の各点における波形図、
第7図はA/D変換のタイミングを示すタイミン
グチヤート、第8図はON期間設定回路のブロツ
ク図、第9図Aは禁止回路の動作タイミングを示
すタイミングチヤート、同図BはON期間データ
の生成状態を示す流れ図、第10図はON期間計
数回路のブロツク図、第11図は共振期間検知回
路、及び過電流保護設定回路のブロツク回路図、
第12図はスイツチング素子端子電圧、直流電源
電圧と共振電圧検知回路の検出信号の関係を示す
図、第13図は本発明の制御回路の他実施例を示
すブロツク図、第14図は本発明の制御回路のさ
らに他の実施例を示すブロツク図である。 1……全波整流回路、2……チヨークコイル、
3……フイルタコンデンサ、4……誘導加熱コイ
ル、5……共振コンデンサ、6……スイツチング
素子、7……ダンパーダイオード、8……駆動回
路、11……カレントトランス、12……調理
具、13……A/D変換回路、14……タイミン
グ生成回路、15……不適正負荷検知回路、16
……パワー設定回路、17……SUB回路、18
……ON期間設定手段、19……共振期間検知回
路、20……過電流保護設定回路、21……ON
期間計数回路、22……フリツプフロツプ回路、
25……ピークホールド用コンデンサ、26……
FET、30,35,38,52……コンパレー
タ、31……逐次比較用レジスタ、32……D/
A変換部、33,43,46,59……ラツチ回
路、41……禁止回路、42……加算回路、44
……ソフトスタート設定回路、45……選択回
路、47……ONクロツク用発振器、48……
ON期間カウンタ、49,50……比較器、57
……共振クロツク用発振器、58……共振期間カ
ウンタ、60……コントローラ、62……A/D
変換部、65,66,71……演算回路、68…
…立ち上がり検知回路、69……共振期間計数回
路、70……大小比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電源と、この直流電源に結合された誘導
    加熱コイルと、この誘導加熱コイルとともに共振
    回路を為す共振コンデンサと、上記共振回路に結
    ばれ、この共振回路に共振電流を生成するための
    スイツチング素子と、このスイツチング素子に逆
    並列に接続されたダイオードと、から成り、上記
    スイツチング素子をON、OFF制御することによ
    り上記共振回路に振動電流を生ぜしめる誘導加熱
    装置において、上記スイツチング素子をONさせ
    るべき時間に対応したON期間データPconを設定
    するON期間設定手段と、上記スイツチング素子
    OFF後に共振するスイツチング素子端子電圧の
    共振期間を検知する共振期間検知回路と、この共
    振期間検知回路で検知される共振期間長を計数
    し、この計数値に応じた値を制限データIcpとし
    て設定する過電流保護設定回路と、スイツチング
    素子のONと同時に計数を開始し、その計数内容
    が上記ON期間データPcon又は制限データIcpに
    達したときスイツチング素子にOFF信号を与え
    るON期間計数回路と、から成る誘導加熱装置。
JP2469184A 1984-02-09 1984-02-13 誘導加熱装置 Granted JPS60170184A (ja)

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JP2469184A JPS60170184A (ja) 1984-02-13 1984-02-13 誘導加熱装置
US06/696,245 US4701588A (en) 1984-02-09 1985-01-29 Oscillation control circuit of an induction heating apparatus
DE19853504260 DE3504260A1 (de) 1984-02-09 1985-02-08 Induktions-heizgeraet

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333769Y2 (ja) * 1973-06-15 1978-08-19
JPS5831715B2 (ja) * 1979-05-11 1983-07-07 松下電器産業株式会社 誘導加熱装置
JPS5932878B2 (ja) * 1979-11-12 1984-08-11 松下電器産業株式会社 誘導加熱調理器
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JPS60170184A (ja) 1985-09-03

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