JPH05162146A - 発泡性合成樹脂製品およびその製造方法 - Google Patents

発泡性合成樹脂製品およびその製造方法

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JPH05162146A
JPH05162146A JP3330844A JP33084491A JPH05162146A JP H05162146 A JPH05162146 A JP H05162146A JP 3330844 A JP3330844 A JP 3330844A JP 33084491 A JP33084491 A JP 33084491A JP H05162146 A JPH05162146 A JP H05162146A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin product
mold
product
foamable synthetic
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Pending
Application number
JP3330844A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Enoki
芳美 榎
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Delta Kogyo Co Ltd filed Critical Delta Kogyo Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脱型しても発泡性合成樹脂製品に芯材を支持
する支持片による凹部や裂け目が存在しないようにす
る。 【構成】 芯材を装填した型の中に発泡性合成樹脂の原
料を装入し、この原料を発泡させて得られる発泡性合成
樹脂製品であって、上記型内における芯材の支持用とし
て使用した上記発泡性合成樹脂4aと同質の樹脂製の支
持片3nが、この支持片3nの一面が露出した状態で埋
設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型に原料を装入して製
造する発泡性合成樹脂製品およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】発泡性合成樹脂は、合成樹脂の中に微細
な泡が無数に入った樹脂であり、原料としてはポリスチ
レンやイソシアネート系の化合物が有名である。ポリス
チレンの場合は、懸濁重合によって製造したビーズに低
温では液体であるが、常温以上では気体になる発泡剤を
予め添加しておき、これを加熱することによってスチレ
ンフォームを得ることができる。また、イソシアネート
系の化合物の場合は、カルボン酸を加えて加熱すると、
イソシアネートとカルボン酸とが反応して炭酸ガスが発
生するため、高分子の間にこの炭酸ガスがそのまま残
り、いわゆるウレタンフォームが生成する。この他、通
常の樹脂にアゾジカルボン酸アミドのような有機発泡剤
を練り込んで発泡させるものもある。
【0003】いずれにしても、発泡性合成樹脂製品は、
上記のような樹脂原料を型の中に装填し、加熱すること
によって発泡させて所定形状のものを得ることができ
る。発泡性合成樹脂製品としては、シートやベッドなど
のクッション剤、包装時の緩衝材あるいは建物の内装材
などがあげられる。
【0004】これらの内、例えば自動車のシートやオー
トバイの座席などは、通常発泡性合成樹脂の内部に金属
製の芯材が内装されているのが普通である。
【0005】図4は、芯材が内装されている発泡性合成
樹脂製品(自動車用のシートバック)の製造方法の一例
を示す一部切欠き斜視図である。この図に示すように、
上型11と下型12とで型1が構成されており、上型1
1は軸13周りに回動自在に下型12に結合されてい
る。軸13に対向する上型11の側面には係止具14と
これより外方に延びた把手15が設けられており、係止
具14の下部には釣針状の係止片16が設けられてい
る。下型12の上記係止片16に対応する部分には係止
片16を嵌合させる係止溝17が切り込まれている。
【0006】一方、下型12の内部には、パイプを環状
に加工した芯材2が内装されており、この芯材2は適宜
個数が配置されている支持片3に支持されている。この
支持片3は、通常下型12内に予めネジ止めあるいは溶
接等によって固設されている。
【0007】このような状態の下型12の中に、前記の
発泡性合成樹脂の原料を装入し、上型11を下型12に
被せて把手15を操作して係止具14の係止片16を下
型12の係止溝17に嵌合させ、下型12上に上型11
を固定する。そして、この型1を均熱炉に装入して加熱
することにより、上記装入された発泡性合成樹脂の原料
を発泡させて図5に例示するような発泡性合成樹脂製品
4(自動車用のシートバック)を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上記
のような発泡性合成樹脂製の製品の製造方法において使
用される支持片3は金属製であり、下型12の内部に固
定されていたため、型1から脱型された発泡性合成樹脂
製品4には、図5に示すような支持片3に対応した凹部
41が形成されると共に、脱型した発泡性合成樹脂製品
4の凹部41の周辺一部に裂け目42が形成されること
も多い。このような凹部41や裂け目42が形成される
と、外見上見苦しく、また製品価値を低下させるという
不都合がある。
【0009】本発明は、従来の上記のような不都合を解
消するためになされたものであり、脱型しても発泡性合
成樹脂製品4に支持片3による凹部41や裂け目42が
存在しない発泡性合成樹脂製品、および、その製造方法
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発泡性合成樹脂製品は、芯材を装填した型の中に発泡性
合成樹脂の原料を装入し、この原料を発泡させて得られ
る発泡性合成樹脂製品であって、上記型内における芯材
の支持用として使用した上記発泡性合成樹脂と同質の樹
脂製の支持片が一体的に埋設されていることを特徴とす
るものである。
【0011】本発明の請求項2記載の発泡性合成樹脂製
品の製造方法は、芯材を装填した型の中に発泡性合成樹
脂の原料を装入し、この原料を発泡させて発泡性合成樹
脂製品を製造する方法において、上記型内には芯材の支
持用として上記発泡性合成樹脂と同質の樹脂製の支持片
を配置し、この支持片に芯材を載置し、型内に発泡性合
成樹脂製品の原料を装填し、この原料を発泡させて発泡
性合成樹脂製品を製造し、上記支持片と上記発泡性合成
樹脂製品とが一体化した状態で上記発泡性合成樹脂製品
を脱型することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の発泡性合成樹脂製品によれ
ば、この製品には製造過程で使用された芯材の支持片
が、発泡性合成樹脂製品の中に一体化されて埋設されて
いる。従って、本考案の発泡性合成樹脂製品には通常脱
型によって形成される凹部が存在しないため見た目は美
麗であり、商品価値を損なわない。
【0013】また、この支持片は上記発泡性合成樹脂製
品を構成している合成樹脂と同質のものが用いられてい
るため、この支持片の存在によって発泡性合成樹脂製品
の機能が損なわれることはない。
【0014】上記請求項2記載の発泡性合成樹脂製品の
製造方法によれば、型内で使用される支持片は、発泡性
合成樹脂製品と同質の発泡性合成樹脂を用いるものであ
るため、発泡性合成樹脂の発泡が完了したときは、上記
支持片は発泡性合成樹脂製品と一体化する。こ支持片と
発泡性合成樹脂製品とが一体化した状態で脱型するた
め、型に固定された金属製の支持片から発泡性合成樹脂
製品を抜き取るときに生じるような裂け目は形成されな
い。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係る発泡性合成樹脂製品の
製造方法を例示する一部切欠きの部分拡大斜視図であ
る。この図に示すように、下型12の内部底面12aに
は、その所定位置に支持片3nが配置されている。そし
て、その上にはパイプからなる芯材2が載置されてい
る。このような状態の下型12に発泡性合成樹脂の原料
が装入され、図示のない上型が被ぶされて閉止され、所
定の均熱炉に装填されて加熱され、発泡性合成樹脂原料
の発泡によって内部に芯材2が埋設された状態の発泡性
合成樹脂製品が製造される。
【0016】この場合、支持片3nとしては上記の発泡
性合成樹脂と同じ材質のものが使用される。この支持片
3nは、かなり重い金属製の芯材2を支持しなければな
らないが、芯材2の位置決めのための支持は支持片3を
用いずに別途行われ、ほとんどの重量はそれに加担され
るため支持片3としては特に大きな耐圧強度は要求され
ない。従って、通常クッション材として使用される発泡
性合成樹脂製品と同等のクッション性を有する支持片3
nが使用されるが、発泡の度合いを発泡性合成樹脂製品
のそれよりも低く抑えたものを使用しても特に不都合は
ない。
【0017】発泡を抑えたものとしては、発泡性合成樹
脂がスチレンフォームである場合には、支持片3n用に
は全く発泡剤の混入されていない、いわゆるポリスチレ
ンそのものを使用するか、あるいは発泡剤の混入を極力
抑えたものが好適に採用される。また、発泡性合成樹脂
がイソシアネート系のウレタンフォームであるときは、
それに添加されるカルボン酸の量を極力抑えた、いわゆ
るウレタン樹脂製の支持片3nを用いてもよい。更に、
通常の合成樹脂に、ポリスチレンジカルボン酸アミドの
ような有機発泡剤を練り込んだものが発泡性合成樹脂と
して使用される場合には、上記のような有機発泡剤の添
加を極力抑えたものを支持片3nとして使用してもよ
い。
【0018】図2は、このような支持片3nの一例を示
す斜視図である。この図に例示するように、通常支持片
3nとしては、正面視が台形状を呈し、その上面にはパ
イプからなる芯材2の円弧に対応するように円弧面を形
成したものが使用されることが多いが、特にこの形に限
定されるものではなく、芯材2の形状に対応することが
できるものであれば、どのような形状でもかまわない。
【0019】そして、本発明に係る支持片3nは、通常
型内に原料樹脂を射出して製造する射出成形法が採用さ
れることが多いが、これについても特に限定されるもの
ではなく、押出し成形法、発泡成形法など、適宜の成形
法を採用することによって製造することができる。
【0020】本発明の発泡性合成樹脂製品の製造方法は
以上のように構成されているので、図4に示すような上
型11と下型12とからなる型1の下型12内に、図1
に示すように製品となる発泡性合成樹脂と同じ材質の支
持片3nを適切に配置して、その上に芯材2を載置し、
発泡性合成樹脂の発泡前の原料を下型12内に充填し、
上型11で閉止して後、型1ごと加熱すれば、図3に示
すような発泡性合成樹脂製品4aを得ることができる。
【0021】このようにして得られた発泡性合成樹脂製
品4aは、支持片3nと発泡性合成樹脂製品4aの本体
部分とが一体化するため、従来のような図5に示す凹部
41や裂け目42は存在せず、外見が美麗である他、製
品価値も上昇する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発泡性合
成樹脂製品は、その中に製造時に使用した製品材質と同
質の支持片が製品表面と面一で埋設されているため、製
品の外観は見苦しいものにはならない。
【0023】本発明の発泡性合成樹脂製品の製造方法
は、芯材を装填した型の中に発泡性合成樹脂の原料を装
入し、この原料を発泡させて発泡性合成樹脂製品を製造
するに際し、上記型内の芯材の支持用として予め成形し
て製造した上記発泡性合成樹脂と同質の樹脂製の支持片
を使用し、支持片と発泡性合成樹脂製品とが一体化した
製品を脱型するものであるため、従来のような脱型時に
発生する製品の裂け目が存在せず、製品価値は上昇す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発泡性合成樹脂製品の製造方法を
例示する一部切欠きの部分拡大斜視図である。
【図2】本発明の発泡性合成樹脂製品の製造方法に係る
支持片の一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の発泡性合成樹脂製品の製造方法に係る
発泡性合成樹脂製品の一例を示す斜視図である。
【図4】従来の発泡性合成樹脂の製造方法を示す一部切
欠き斜視図である。
【図5】従来の発泡性合成樹脂製品の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 型 11 上型 12 下型 13 軸 14 係止具 15 把手 16 係止片 17 係止溝 2 芯材 3、3n 支持片 4、4a 発泡性合成樹脂製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材を装填した型の中に発泡性合成樹脂
    の原料を装入し、この原料を発泡させて得られる発泡性
    合成樹脂製品であって、上記型内における芯材の支持用
    として使用した上記発泡性合成樹脂と同質の樹脂製の支
    持片が一体的に埋設されていることを特徴とする発泡性
    合成樹脂製品。
  2. 【請求項2】 芯材を装填した型の中に発泡性合成樹脂
    の原料を装入し、この原料を発泡させて発泡性合成樹脂
    製品を製造する方法において、上記型内には芯材の支持
    用として上記発泡性合成樹脂と同質の樹脂製の支持片を
    配置し、この支持片に芯材を載置し、型内に発泡性合成
    樹脂製品の原料を装填し、この原料を発泡させて発泡性
    合成樹脂製品を製造し、上記支持片と上記発泡性合成樹
    脂製品とが一体化した状態で上記発泡性合成樹脂製品を
    脱型することを特徴とする発泡性合成樹脂製品の製造方
    法。
JP3330844A 1991-12-13 1991-12-13 発泡性合成樹脂製品およびその製造方法 Pending JPH05162146A (ja)

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