JPH0516231A - 熱収縮性フイルム - Google Patents
熱収縮性フイルムInfo
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- JPH0516231A JPH0516231A JP2403614A JP40361490A JPH0516231A JP H0516231 A JPH0516231 A JP H0516231A JP 2403614 A JP2403614 A JP 2403614A JP 40361490 A JP40361490 A JP 40361490A JP H0516231 A JPH0516231 A JP H0516231A
- Authority
- JP
- Japan
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- polymer
- ethylene
- film
- mixture
- copolymer
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- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリーブ包装時における横方向の端面の仕上
がりが良好な熱収縮性フィルムを提供する。 【構成】 第1層と第3層が、エチレン含有率5.8重
量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体で、第2
層がエチレン含有率5.8重量%のエチレン−プロピレ
ンランダム共重合体と融点78℃のポリブテン−1と密
度0.9の低密度ポリエチレンの重量比40/30/3
0の混合物を共押出成形して、2種3層の積層体を得、
これを一軸延伸して製造する。
がりが良好な熱収縮性フィルムを提供する。 【構成】 第1層と第3層が、エチレン含有率5.8重
量%のエチレン−プロピレンランダム共重合体で、第2
層がエチレン含有率5.8重量%のエチレン−プロピレ
ンランダム共重合体と融点78℃のポリブテン−1と密
度0.9の低密度ポリエチレンの重量比40/30/3
0の混合物を共押出成形して、2種3層の積層体を得、
これを一軸延伸して製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱収縮性フィルムに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】熱収縮性フィルムとしては、エチレン−
プロピレン共重合体フィルムを一軸延伸せしめたものが
知られている。
プロピレン共重合体フィルムを一軸延伸せしめたものが
知られている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
した熱収縮性フィルムは横方向の伸びが不十分であり、
例えばスリーブ包装を行った場合にはその横方向の端面
の仕上がりが悪くなるという欠点があった。
した熱収縮性フィルムは横方向の伸びが不十分であり、
例えばスリーブ包装を行った場合にはその横方向の端面
の仕上がりが悪くなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記実状に
鑑みて鋭意検討したところ、ブテン重合体を必須成分と
して含有してなるオレフィン重合体混合物が一軸延伸さ
れている熱収縮フィルムが、上記課題を解決することを
見い出し本発明を完成するに至った。
鑑みて鋭意検討したところ、ブテン重合体を必須成分と
して含有してなるオレフィン重合体混合物が一軸延伸さ
れている熱収縮フィルムが、上記課題を解決することを
見い出し本発明を完成するに至った。
【0005】即ち本発明は、ブテン重合体とそれ以外の
オレフィン重合体の混合物が一軸延伸されている熱収縮
フィルム及び少なくとも一つのブテン重合体とそれ以外
のオレフィン重合体の混合物層を有する多層積層体の全
体が一軸延伸されている熱収縮性フィルムを提供するも
のである。
オレフィン重合体の混合物が一軸延伸されている熱収縮
フィルム及び少なくとも一つのブテン重合体とそれ以外
のオレフィン重合体の混合物層を有する多層積層体の全
体が一軸延伸されている熱収縮性フィルムを提供するも
のである。
【0006】本発明においては、ブテンの重合体成分が
混合されていることが特に重要であって、ブテンはそれ
自体の重合体であってもよいし、ブテン以外のオレフィ
ンとの共重合体として混合されていてもよい。
混合されていることが特に重要であって、ブテンはそれ
自体の重合体であってもよいし、ブテン以外のオレフィ
ンとの共重合体として混合されていてもよい。
【0007】本発明における混合物の形態としては、例
えば、エチレン重合体とプロピレン重合体とブテン重合
体の混合物、エチレン−プロピレン共重合体とブテン重
合体の混合物、エチレン重合体とプロピレン−ブテン共
重合体の混合物等が挙げられる。混合物としては、相溶
性が良好な点でエチレン−プロピレン共重合体とブテン
重合体の混合物が好ましい。
えば、エチレン重合体とプロピレン重合体とブテン重合
体の混合物、エチレン−プロピレン共重合体とブテン重
合体の混合物、エチレン重合体とプロピレン−ブテン共
重合体の混合物等が挙げられる。混合物としては、相溶
性が良好な点でエチレン−プロピレン共重合体とブテン
重合体の混合物が好ましい。
【0008】本発明におけるブテン重合体としては、炭
素原子数4のオレフィンの重合体がいずれも使用でき
る。ブテン重合体としては、融点が100℃以下のもの
例えばポリブテン−1、ポリブテン−2が挙げられる
が、ポリブテン−1が好ましい。
素原子数4のオレフィンの重合体がいずれも使用でき
る。ブテン重合体としては、融点が100℃以下のもの
例えばポリブテン−1、ポリブテン−2が挙げられる
が、ポリブテン−1が好ましい。
【0009】本発明におけるブテン重合体以外のオレフ
ィン重合体としては、公知慣用のものがいずれも使用で
きるが、例えばエチレン重合体、プロピレン重合体が挙
げられる。オレフィン重合体としては、低温でフィルム
融着を行う場合はエチレン単独重合体が好ましく、フィ
ルムに高い引張弾性率や透明性や光沢が必要な場合はプ
ロピレン単独重合体が好ましい。オレフィン重合体とし
ては、例えばエチレン−プロピレン共重合体も勿論使用
できる。エチレン−プロピレン共重合体としては、低温
収縮性が良い点で1〜10重量%中でも3〜7重量%の
エチレン含有率のものが好ましい。
ィン重合体としては、公知慣用のものがいずれも使用で
きるが、例えばエチレン重合体、プロピレン重合体が挙
げられる。オレフィン重合体としては、低温でフィルム
融着を行う場合はエチレン単独重合体が好ましく、フィ
ルムに高い引張弾性率や透明性や光沢が必要な場合はプ
ロピレン単独重合体が好ましい。オレフィン重合体とし
ては、例えばエチレン−プロピレン共重合体も勿論使用
できる。エチレン−プロピレン共重合体としては、低温
収縮性が良い点で1〜10重量%中でも3〜7重量%の
エチレン含有率のものが好ましい。
【0010】次に本発明のフィルムについて、例えば上
記混合物として最も好ましいエチレン−プロピレン共重
合体とブテン重合体の混合物の一軸延伸フィルムを例に
とって説明する。
記混合物として最も好ましいエチレン−プロピレン共重
合体とブテン重合体の混合物の一軸延伸フィルムを例に
とって説明する。
【0011】エチレン−プロピレン共重合体とブテン重
合体の混合割合は特に制限されるものではないが、通常
エチレン−プロピレン共重合体100重量部当りブテン
重合体10〜80重量部、好ましくは横方向の熱収縮性
と成膜のいずれもが良好な点で20〜40重量部であ
る。この様なエチレン−プロピレン共重合体とブテン重
合体の混合物を一軸延伸したフィルムは横方向の収縮性
に優れている。
合体の混合割合は特に制限されるものではないが、通常
エチレン−プロピレン共重合体100重量部当りブテン
重合体10〜80重量部、好ましくは横方向の熱収縮性
と成膜のいずれもが良好な点で20〜40重量部であ
る。この様なエチレン−プロピレン共重合体とブテン重
合体の混合物を一軸延伸したフィルムは横方向の収縮性
に優れている。
【0012】本発明にかかる混合物とその他の形態につ
いて説明する。エチレン重合体とプロピレン−ブテン共
重合体の混合物におけるエチレン重合体としては、通常
密度が0.92以下でできるだけ低温収縮性のあるもの
が使用できるが、中でも直鎖状低密度エチレン重合体が
好ましい。又、これらの混合割合はエチレン、プロピレ
ン、ブテンの合計を100とした場合、上記エチレン−
プロピレン共重合体とブテン重合体の混合割合と同じに
なる様な割合が好ましい。プロピレン−ブテン共重合体
もその様になる割合で共重合されたものを用いれば良
い。最後にエチレン重合体とプロピレン重合体とブテン
重合体の混合物について説明すると、エチレン重合体と
プロピレン重合体とブテン重合体の混合割合はエチレ
ン、プロピレン、ブテンの合計を100とした場合、上
記エチレン−プロピレン共重合体とブテン重合体の混合
割合と同じになる様な割合が好ましい。
いて説明する。エチレン重合体とプロピレン−ブテン共
重合体の混合物におけるエチレン重合体としては、通常
密度が0.92以下でできるだけ低温収縮性のあるもの
が使用できるが、中でも直鎖状低密度エチレン重合体が
好ましい。又、これらの混合割合はエチレン、プロピレ
ン、ブテンの合計を100とした場合、上記エチレン−
プロピレン共重合体とブテン重合体の混合割合と同じに
なる様な割合が好ましい。プロピレン−ブテン共重合体
もその様になる割合で共重合されたものを用いれば良
い。最後にエチレン重合体とプロピレン重合体とブテン
重合体の混合物について説明すると、エチレン重合体と
プロピレン重合体とブテン重合体の混合割合はエチレ
ン、プロピレン、ブテンの合計を100とした場合、上
記エチレン−プロピレン共重合体とブテン重合体の混合
割合と同じになる様な割合が好ましい。
【0013】さらに必要に応じてこの混合物にその他の
重合体を含有させることができる。例えばエチレン−プ
ロピレン共重合体とブテン重合体の混合物に、更に低密
度エチレン重合体を含有させた混合物を一軸延伸したフ
ィルムは横方向の収縮性に優れているだけでなく、縦方
向の低温収縮性やフィルムのこしにも優れている。
重合体を含有させることができる。例えばエチレン−プ
ロピレン共重合体とブテン重合体の混合物に、更に低密
度エチレン重合体を含有させた混合物を一軸延伸したフ
ィルムは横方向の収縮性に優れているだけでなく、縦方
向の低温収縮性やフィルムのこしにも優れている。
【0014】この際に使用できる低密度エチレン重合体
としては、例えば直鎖状のものや分岐状のものがいずれ
も挙げられるが、直鎖状のものが好ましい。エチレン−
プロピレン共重合体とブテン重合体と低密度エチレン重
合体の混合割合は特に制限されないが、エチレン−プロ
ピレン共重合体とブテン重合体との混合物割合が、エチ
レン−プロピレン共重合体100重量部当りブテン重合
体20〜100重量部で、かつエチレン−プロピレン共
重合体と低密度エチレン重合体の混合割合が、エチレン
プロピレン共重合体100重量部当り低密度エチレン重
合体20〜100重量部であることが好ましい。この様
な構成からなる一軸延伸フィルムは、加熱収縮時に低温
より徐々に収縮するので、例えばスリーブ包装を行うに
際して、スリーブ端面の仕上がりは良好である。
としては、例えば直鎖状のものや分岐状のものがいずれ
も挙げられるが、直鎖状のものが好ましい。エチレン−
プロピレン共重合体とブテン重合体と低密度エチレン重
合体の混合割合は特に制限されないが、エチレン−プロ
ピレン共重合体とブテン重合体との混合物割合が、エチ
レン−プロピレン共重合体100重量部当りブテン重合
体20〜100重量部で、かつエチレン−プロピレン共
重合体と低密度エチレン重合体の混合割合が、エチレン
プロピレン共重合体100重量部当り低密度エチレン重
合体20〜100重量部であることが好ましい。この様
な構成からなる一軸延伸フィルムは、加熱収縮時に低温
より徐々に収縮するので、例えばスリーブ包装を行うに
際して、スリーブ端面の仕上がりは良好である。
【0015】ブテン重合体とそれ以外のオレフィン重合
体の混合物が一軸延伸されている本発明の熱収縮性フィ
ルムはそのままでも使用できるが、通常ブテン重合体と
それ以外のオレフィン重合体の混合物層の少なくとも1
面にその他の樹脂を積層した後に一軸延伸して使用され
る。積層は片面でも両面でもよく、層の数も限定されな
い。
体の混合物が一軸延伸されている本発明の熱収縮性フィ
ルムはそのままでも使用できるが、通常ブテン重合体と
それ以外のオレフィン重合体の混合物層の少なくとも1
面にその他の樹脂を積層した後に一軸延伸して使用され
る。積層は片面でも両面でもよく、層の数も限定されな
い。
【0016】例えばブテン重合体とそれ以外のオレフィ
ン重合体の混合物層を中心層としてその両外側層のその
他の樹脂層を積層した3層フィルム、前記3層フィルム
の両外側層にブテン重合体とそれ以外のオレフィン重合
体の混合物層を積層し、さらにその両外側層にその他の
樹脂層を積層した7層フィルム等を一軸延伸すれば多層
フィルムが得られる。
ン重合体の混合物層を中心層としてその両外側層のその
他の樹脂層を積層した3層フィルム、前記3層フィルム
の両外側層にブテン重合体とそれ以外のオレフィン重合
体の混合物層を積層し、さらにその両外側層にその他の
樹脂層を積層した7層フィルム等を一軸延伸すれば多層
フィルムが得られる。
【0017】積層される樹脂は特に制限されるものでは
ないが、例えば、エチレン重合体やプロピレン重合体が
挙げられる。熱収縮性フィルム表面に平滑性や充分な引
張弾性が要求される場合には、プロピレン重合体を用い
ることが好ましい。勿論エチレン−プロピレン重合体も
使用できる。
ないが、例えば、エチレン重合体やプロピレン重合体が
挙げられる。熱収縮性フィルム表面に平滑性や充分な引
張弾性が要求される場合には、プロピレン重合体を用い
ることが好ましい。勿論エチレン−プロピレン重合体も
使用できる。
【0018】例えばエチレン−プロピレン共重合体とブ
テン重合体と低密度エチレン重合体の3種ブレンドがコ
ア層で、その外側の二つの層が例えば比較的融点の高い
エチレン−プロピレン共重合体である積層物の全体が一
軸延伸された熱収縮性フィルムは、シール部破断の心配
もなく、タイトな包装物を得ることが出来、強制冷却の
心配もない。又、外観(ヘイズ、光沢)も向上し、商品
の展示効果を高めることが出来る。
テン重合体と低密度エチレン重合体の3種ブレンドがコ
ア層で、その外側の二つの層が例えば比較的融点の高い
エチレン−プロピレン共重合体である積層物の全体が一
軸延伸された熱収縮性フィルムは、シール部破断の心配
もなく、タイトな包装物を得ることが出来、強制冷却の
心配もない。又、外観(ヘイズ、光沢)も向上し、商品
の展示効果を高めることが出来る。
【0019】上記2種3層の一軸延伸フィルムの各層の
厚み構成は、特に制限されるものではないが、両表層を
合わせたエチレン−プロピレン共重合体の層構成比率が
全体の20〜40%であると、フィルムの熱収縮時にコ
ア層と表層の間でクラッキングが起こることもなく、フ
ィルムが白化する心配もないし、フィルムの縦方向の収
縮率はもちろん横方向の収縮率も著しく優れたものとな
る。
厚み構成は、特に制限されるものではないが、両表層を
合わせたエチレン−プロピレン共重合体の層構成比率が
全体の20〜40%であると、フィルムの熱収縮時にコ
ア層と表層の間でクラッキングが起こることもなく、フ
ィルムが白化する心配もないし、フィルムの縦方向の収
縮率はもちろん横方向の収縮率も著しく優れたものとな
る。
【0020】全体の厚みを100%として、エチレン−
プロピレン共重合体とブテン重合体と低密度エチレン重
合体の3種ブレンド層を3層有し、例えばエチレン−プ
ロピレン共重合体層を4層有する一軸延伸フィルムの場
合、3種ブレンド層の合計の厚みが60%以上であるこ
とが好ましい。
プロピレン共重合体とブテン重合体と低密度エチレン重
合体の3種ブレンド層を3層有し、例えばエチレン−プ
ロピレン共重合体層を4層有する一軸延伸フィルムの場
合、3種ブレンド層の合計の厚みが60%以上であるこ
とが好ましい。
【0021】又、表層のエチレン−プロピレン共重合体
の融点は低い程、フィルムの熱収縮時の包装物端面が融
着し易くなる。表層とコア層は非常に接着性がよく、両
層の間に接着層を設ける必要はないが、必要に応じてア
クリル系、ポリエステル系、ウレタン系、イソシアネー
ト系等の各種接着剤を併用することができる。
の融点は低い程、フィルムの熱収縮時の包装物端面が融
着し易くなる。表層とコア層は非常に接着性がよく、両
層の間に接着層を設ける必要はないが、必要に応じてア
クリル系、ポリエステル系、ウレタン系、イソシアネー
ト系等の各種接着剤を併用することができる。
【0022】本発明の熱収縮性フィルムには、更に必要
に応じて、撥水剤、撥油剤、内部潤滑剤、防曇剤、難燃
剤、芳香剤、着色剤、スリップ剤、アンチブロッキング
剤、帯電防止剤、離型剤、充填剤、金属粉等の各種添加
剤を必要量加えることも可能である。
に応じて、撥水剤、撥油剤、内部潤滑剤、防曇剤、難燃
剤、芳香剤、着色剤、スリップ剤、アンチブロッキング
剤、帯電防止剤、離型剤、充填剤、金属粉等の各種添加
剤を必要量加えることも可能である。
【0023】再生利用については単層一軸延伸フィルム
については成膜時のフィルムの耳や不適合品をそのまま
回収可能であり、2種3層一軸延伸フィルムについては
成膜時のフィルムの耳や不適合品を第二層に回収するこ
とができる。
については成膜時のフィルムの耳や不適合品をそのまま
回収可能であり、2種3層一軸延伸フィルムについては
成膜時のフィルムの耳や不適合品を第二層に回収するこ
とができる。
【0024】本発明の熱収縮性フィルムを成膜する際の
条件は特に限定されるものではないが、通常Tダイによ
り成膜し、多層フィルムの場合はマルチマニホールド、
フィードブロック両方の共押出方式によって成膜可能で
ある。延伸工程に関しては、フィルムの延伸方向に延伸
倍率が2〜6倍、好ましくは2.5〜3.5倍に延伸す
るのがよい。但し、延伸倍率が3倍を越えても成膜され
たそれぞれのフィルムの収縮率はあまり差がない。また
フィルムの縦延伸は通常のロール状延伸機が利用でき、
70〜100℃の加熱ロールで加熱後延伸するとフィル
ムの低温収縮性が損なわれることが少なく、延伸ムラも
起こりにくくなり、また延伸ロールの負荷もほとんどな
いので好ましい。100℃を越えた加熱ロールを用いる
場合は、冷却時の延伸ロールとその次の冷却ロールを4
0℃に設定し、延伸ロールと冷却ロール間のテンション
をかけず、自由収縮させながら冷却することが好まし
い。
条件は特に限定されるものではないが、通常Tダイによ
り成膜し、多層フィルムの場合はマルチマニホールド、
フィードブロック両方の共押出方式によって成膜可能で
ある。延伸工程に関しては、フィルムの延伸方向に延伸
倍率が2〜6倍、好ましくは2.5〜3.5倍に延伸す
るのがよい。但し、延伸倍率が3倍を越えても成膜され
たそれぞれのフィルムの収縮率はあまり差がない。また
フィルムの縦延伸は通常のロール状延伸機が利用でき、
70〜100℃の加熱ロールで加熱後延伸するとフィル
ムの低温収縮性が損なわれることが少なく、延伸ムラも
起こりにくくなり、また延伸ロールの負荷もほとんどな
いので好ましい。100℃を越えた加熱ロールを用いる
場合は、冷却時の延伸ロールとその次の冷却ロールを4
0℃に設定し、延伸ロールと冷却ロール間のテンション
をかけず、自由収縮させながら冷却することが好まし
い。
【0025】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。以下、特に断りのない限り%は「重量%」を、部は
「重量部」を表わすものとする。
る。以下、特に断りのない限り%は「重量%」を、部は
「重量部」を表わすものとする。
【0026】実施例1
エチレン−プロピレンランダム共重合体(エチレン含有
率5.8%)40部と直鎖状低密度ポリエチレン(密度
0.912)30部とポリブテン−1(融点78℃)3
0部の混合物を中心とし、その両外側が上記と同じエチ
レン−プロピレン共重合体となるようにして、層構成比
率合計30%でTダイによって押出しを行い45μmの
積層フィルムを得た。この積層未延伸原反フィルムを延
伸ロールによってロール温度90℃で縦方向に3.0倍
延伸し、15μmの積層縦延伸熱収縮性フィルムを得
た。得られたポリプロピレン系縦一軸延伸熱収縮性フィ
ルムを用いてスナック菓子箱の集積包装(2×5個)の
シュリンクトンネルテストを行った。トンネル内設定温
度170℃トンネル加熱時間15秒に設定されたシュリ
ンクトンネルにサンプルを通したところ、端面のシワ、
融着などなく、仕上がりが非常に良好な包装体が得られ
た。又、トンネル内設定温度を上下10℃変化させた
が、包装体の仕上がりに変化はなく、ラフな温度設定で
充分対応することができた。又シール部もトンネル通過
中、トンネル通過直後共に破断は起こらなかった。外観
についても光沢、透明感共にポリプロピレンフィルムと
同等の外観が得られた。
率5.8%)40部と直鎖状低密度ポリエチレン(密度
0.912)30部とポリブテン−1(融点78℃)3
0部の混合物を中心とし、その両外側が上記と同じエチ
レン−プロピレン共重合体となるようにして、層構成比
率合計30%でTダイによって押出しを行い45μmの
積層フィルムを得た。この積層未延伸原反フィルムを延
伸ロールによってロール温度90℃で縦方向に3.0倍
延伸し、15μmの積層縦延伸熱収縮性フィルムを得
た。得られたポリプロピレン系縦一軸延伸熱収縮性フィ
ルムを用いてスナック菓子箱の集積包装(2×5個)の
シュリンクトンネルテストを行った。トンネル内設定温
度170℃トンネル加熱時間15秒に設定されたシュリ
ンクトンネルにサンプルを通したところ、端面のシワ、
融着などなく、仕上がりが非常に良好な包装体が得られ
た。又、トンネル内設定温度を上下10℃変化させた
が、包装体の仕上がりに変化はなく、ラフな温度設定で
充分対応することができた。又シール部もトンネル通過
中、トンネル通過直後共に破断は起こらなかった。外観
についても光沢、透明感共にポリプロピレンフィルムと
同等の外観が得られた。
【0027】実施例2
エチレン−プロピレンランダム共重合体(エチレン含有
率5.8%)40部と直鎖状低密度ポリエチレン(密度
0.912)30部とポリブテン−1(融点78℃)3
0部の混合物をTダイによって押出しを行い45μmの
積層フィルムを得た。この単層未延伸原反フィルムを延
伸ロールによってロール温度90℃で縦方向に3.0倍
延伸し、15μmの単層縦延伸熱収縮性フィルムを得
た。得られたポリプロピレン系縦一軸延伸熱収縮性フィ
ルムを用いてスナック菓子箱の集積包装(2×5個)の
シュリンクトンネルテストを行った。トンネル内設定温
度160℃トンネル加熱時間15秒に設定されたシュリ
ンクトンネルにサンプルを通したところ、端面のシワ、
融着も殆どなく、端面に張りのある良好な包装体が得ら
れた。又、トンネル内設定温度を上下10℃変化させた
が、包装体の仕上がりに変化はなく、加熱中のフィルム
のシール部破断も起こらなかった。
率5.8%)40部と直鎖状低密度ポリエチレン(密度
0.912)30部とポリブテン−1(融点78℃)3
0部の混合物をTダイによって押出しを行い45μmの
積層フィルムを得た。この単層未延伸原反フィルムを延
伸ロールによってロール温度90℃で縦方向に3.0倍
延伸し、15μmの単層縦延伸熱収縮性フィルムを得
た。得られたポリプロピレン系縦一軸延伸熱収縮性フィ
ルムを用いてスナック菓子箱の集積包装(2×5個)の
シュリンクトンネルテストを行った。トンネル内設定温
度160℃トンネル加熱時間15秒に設定されたシュリ
ンクトンネルにサンプルを通したところ、端面のシワ、
融着も殆どなく、端面に張りのある良好な包装体が得ら
れた。又、トンネル内設定温度を上下10℃変化させた
が、包装体の仕上がりに変化はなく、加熱中のフィルム
のシール部破断も起こらなかった。
【0028】比較例1
実施例1で用いたエチレン−プロピレンランダム共重合
体のみをTダイで押出して45μmのフィルムを得た。
この積層未延伸原反フィルムを延伸ロールによってロー
ル温度90℃で縦方向に3.0倍延伸し、15μmの単
層縦延伸シュリンクフィルムを得た。得られたポリプロ
ピレン系縦一軸延伸シュリンクフィルムを用いてスナッ
ク菓子(箱)の集積包装(2×5個)のシュリンクトン
ネルテストを行った。トンネル内設定温度170℃トン
ネル加熱時間15秒に設定されたシュリンクトンネルに
サンプルを通したところ、包装物の縦方向横方向ともに
収縮不足で端面にシワが発生した。又、トンネル内設定
温度を上下に10℃変化させたが、フィルムのシワは消
えなかった。尚、フィルムの包装物端面の融着は起こら
なかった。
体のみをTダイで押出して45μmのフィルムを得た。
この積層未延伸原反フィルムを延伸ロールによってロー
ル温度90℃で縦方向に3.0倍延伸し、15μmの単
層縦延伸シュリンクフィルムを得た。得られたポリプロ
ピレン系縦一軸延伸シュリンクフィルムを用いてスナッ
ク菓子(箱)の集積包装(2×5個)のシュリンクトン
ネルテストを行った。トンネル内設定温度170℃トン
ネル加熱時間15秒に設定されたシュリンクトンネルに
サンプルを通したところ、包装物の縦方向横方向ともに
収縮不足で端面にシワが発生した。又、トンネル内設定
温度を上下に10℃変化させたが、フィルムのシワは消
えなかった。尚、フィルムの包装物端面の融着は起こら
なかった。
【0029】これら、実施例1〜2と比較例1の各熱収
縮性フィルムの物性値を表1に示した。
縮性フィルムの物性値を表1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】表1からも本発明の熱収縮性フィルムが横
方向の収縮性の点で著しく優れていることがわかる。
方向の収縮性の点で著しく優れていることがわかる。
【0032】
【発明の効果】本発明の熱収縮性フィルムは、ブテン重
合体を含有しているので熱収縮時の横方向の収縮が従来
のフィルムに比べて大きいという格別顕著な効果を奏す
る。
合体を含有しているので熱収縮時の横方向の収縮が従来
のフィルムに比べて大きいという格別顕著な効果を奏す
る。
【0033】請求項4のフィルムは、更に低密度ポリエ
チレン成分を含有しているので、より低温収縮性が良好
である。請求項7のフィルムは、更に両表層に融点の高
いエチレン−プロピレン共重合体を用いているので、フ
ィルムの加熱収縮時における端面融着がなく、包装体の
外観も極めて良好である。
チレン成分を含有しているので、より低温収縮性が良好
である。請求項7のフィルムは、更に両表層に融点の高
いエチレン−プロピレン共重合体を用いているので、フ
ィルムの加熱収縮時における端面融着がなく、包装体の
外観も極めて良好である。
【0034】従来の熱収縮性ポリエチレンフィルムは剛
性が低く厚みが必要であったが、本発明のフィルムはそ
れより剛性を高くしつつ厚みが薄くすることもできる。
性が低く厚みが必要であったが、本発明のフィルムはそ
れより剛性を高くしつつ厚みが薄くすることもできる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
B29K 23:00
105:02
B29L 7:00 4F
9:00 4F
Claims (8)
- 【請求項1】 ブテン重合体とそれ以外のオレフィン重
合体の混合物が一軸延伸されている熱収縮フィルム。 - 【請求項2】 エチレン重合体とブテン重合体とプロピ
レン重合体の混合物、エチレン−プロピレン共重合体と
ポリブテンとの混合物、エチレン重合体とプロピレン−
ブテン共重合体との混合物からなる群から選ばれる少な
くとも一種の混合物が一軸延伸されている熱収縮性フィ
ルム。 - 【請求項3】 エチレン−プロピレン共重合体(A)と
ブテン重合体(B)との混合物が一軸延伸されている熱
収縮性フィルム。 - 【請求項4】 共重合体(A)と重合体(B)との混合
割合が、共重合体(A)100重量部当り重合体(B)
10〜80重量部である請求項3記載のフィルム。 - 【請求項5】 エチレン−プロピレン共重合体(A)と
ブテン共重合体(B)と低密度エチレン重合体(C)と
の混合物が一軸延伸されている熱収縮性フィルム。 - 【請求項6】 共重合体(A)と重合体(B)との混合
物割合が、共重合体(A)100重量部当り重合体
(B)20〜100重量部で、かつ共重合体(A)と重
合体(C)の混合割合が、共重合体(A)100重量部
当り重合体(C)20〜100重量部である請求項5記
載のフィルム。 - 【請求項7】 少なくとも一つのブテン重合体とそれ以
外のオレフィン重合体の混合物層を有する多層積層体の
全体が一軸延伸されている熱収縮性フィルム。 - 【請求項8】 エチレン−プロピレン共重合体(A)か
らなる第一層と、エチレン−プロピレン共重合体(A)
とブテン重合体(B)と低密度ポリエチレン重合体
(C)とからなる第二層と、エチレン−プロピレン共重
合体(A)からなる第三層がこの順序で積層されてお
り、かつその全体が一軸延伸されている熱収縮性フィル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403614A JPH0516231A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 熱収縮性フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2403614A JPH0516231A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 熱収縮性フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516231A true JPH0516231A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=18513345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2403614A Pending JPH0516231A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | 熱収縮性フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516231A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096212A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-04-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | シュリンクフィルム |
| JPWO2015181901A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2017-04-20 | 住江織物株式会社 | 自動車用内装材 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2403614A patent/JPH0516231A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096212A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-04-03 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | シュリンクフィルム |
| JPWO2015181901A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2017-04-20 | 住江織物株式会社 | 自動車用内装材 |
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