JPH0516363A - インクジエツトヘツド - Google Patents
インクジエツトヘツドInfo
- Publication number
- JPH0516363A JPH0516363A JP3169929A JP16992991A JPH0516363A JP H0516363 A JPH0516363 A JP H0516363A JP 3169929 A JP3169929 A JP 3169929A JP 16992991 A JP16992991 A JP 16992991A JP H0516363 A JPH0516363 A JP H0516363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- frequency voltage
- electrodes
- high frequency
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクを誘導加熱により自己発熱させ、エネ
ルギー効率を向上すると共に、ヘッドの製造工程および
コストの点において有利なインクジェットヘッドを提供
することを目的とする。 【構成】 誘電体からなるインク2を収納したインクタ
ンク3に結合した複数のノズル4を設け、このノズル4
の外面に設けられる一対の電極5に高周波電圧を印加す
る高周波電圧印加装置7と、電極5に印加する高周波電
圧の周波数および電圧値を制御する高周波電圧制御回路
10を設け、電極5間のインク2を誘導加熱により自己
発熱させる構成とする。
ルギー効率を向上すると共に、ヘッドの製造工程および
コストの点において有利なインクジェットヘッドを提供
することを目的とする。 【構成】 誘電体からなるインク2を収納したインクタ
ンク3に結合した複数のノズル4を設け、このノズル4
の外面に設けられる一対の電極5に高周波電圧を印加す
る高周波電圧印加装置7と、電極5に印加する高周波電
圧の周波数および電圧値を制御する高周波電圧制御回路
10を設け、電極5間のインク2を誘導加熱により自己
発熱させる構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体から成るインク
に高周波電圧を印加し誘電加熱によりインクの沸騰を発
生させ、そのとき生じる気泡によりインク滴を飛翔させ
る方式のインクジェットヘッドに関する。
に高周波電圧を印加し誘電加熱によりインクの沸騰を発
生させ、そのとき生じる気泡によりインク滴を飛翔させ
る方式のインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年インクジェットプリンタは、印字の
際の静粛性などから、オフィス用コンピュータの出力用
プリンタとして広く利用されるようになってきている。
際の静粛性などから、オフィス用コンピュータの出力用
プリンタとして広く利用されるようになってきている。
【0003】インクジェットヘッドはインク滴を連続的
に発生させインク滴への荷電を制御し印字を行うコンテ
ィニアスタイプと、印字に必要なときだけインク滴を吐
出するオンデマンドタイプに大別される。さらに、オン
デマンドタイプは圧電素子の変形によりインク滴を吐出
させる電気機械変換タイプと熱による気泡の発生でイン
ク滴を吐出させる電気熱変換タイプ等に分類できる。
に発生させインク滴への荷電を制御し印字を行うコンテ
ィニアスタイプと、印字に必要なときだけインク滴を吐
出するオンデマンドタイプに大別される。さらに、オン
デマンドタイプは圧電素子の変形によりインク滴を吐出
させる電気機械変換タイプと熱による気泡の発生でイン
ク滴を吐出させる電気熱変換タイプ等に分類できる。
【0004】従来、この種の電気熱変換タイプインクジ
ェットヘッドは特開昭54−59936号公報に示すよ
うな構成が一般的であった。
ェットヘッドは特開昭54−59936号公報に示すよ
うな構成が一般的であった。
【0005】以下、その構成について図4を参照しなが
ら説明する。図に示すように、吐出口21を有し、内部
にインク22の満たされるノズル23の外周に電気変換
体24を保護膜25で覆い構成していた。
ら説明する。図に示すように、吐出口21を有し、内部
にインク22の満たされるノズル23の外周に電気変換
体24を保護膜25で覆い構成していた。
【0006】上記構成において、電気熱変換体24に電
流を流すと電気エネルギーが熱エネルギーに変換され、
熱エネルギーによりノズル23内のインク22が加熱さ
れ、状態変化が生じ、この状態変化によりインク22が
吐出口21より吐出されるものであった。
流を流すと電気エネルギーが熱エネルギーに変換され、
熱エネルギーによりノズル23内のインク22が加熱さ
れ、状態変化が生じ、この状態変化によりインク22が
吐出口21より吐出されるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイン
クジェットヘッドでは、電気熱変換体24が電気エネル
ギーにより発熱し、その熱がインク22に伝導しインク
22に状態変化を起こさせるので、インク22は間接的
に発熱するのでエネルギー効率が悪いという問題があっ
た。また、電気熱変換体24の酸化および損傷を防ぐた
め保護膜25を付加しなければならないので、ヘッドの
製造工程が複雑となり、かつコストアップの要因となる
問題があった。
クジェットヘッドでは、電気熱変換体24が電気エネル
ギーにより発熱し、その熱がインク22に伝導しインク
22に状態変化を起こさせるので、インク22は間接的
に発熱するのでエネルギー効率が悪いという問題があっ
た。また、電気熱変換体24の酸化および損傷を防ぐた
め保護膜25を付加しなければならないので、ヘッドの
製造工程が複雑となり、かつコストアップの要因となる
問題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、イン
クを誘導加熱により自己発熱させエネルギー効率を向上
すると共に、ヘッドの製造工程およびコストの点におい
て有利なインクジェットヘッドを提供することを目的と
する。
クを誘導加熱により自己発熱させエネルギー効率を向上
すると共に、ヘッドの製造工程およびコストの点におい
て有利なインクジェットヘッドを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、誘電体から成るインクを収容したインクタ
ンクと、このインクタンクに結合した複数個の隣接した
ノズルと、このノズル上面に対面した一対の電極と、こ
の電極に高周波電圧を印加する高周波電圧印加装置と、
前記電極に印加する高周波電圧の周波数および電圧値を
制御する高周波電圧制御回路とで構成したものである。
するために、誘電体から成るインクを収容したインクタ
ンクと、このインクタンクに結合した複数個の隣接した
ノズルと、このノズル上面に対面した一対の電極と、こ
の電極に高周波電圧を印加する高周波電圧印加装置と、
前記電極に印加する高周波電圧の周波数および電圧値を
制御する高周波電圧制御回路とで構成したものである。
【0010】
【作用】本発明は上記構成により、電極間のインクを誘
電加熱により自己発熱させるためエネルギー効率が良
く、さらに電極の酸化及び損耗が発生しないため電極の
保護膜を付加する必要がなくヘッドの製造工程上および
コスト上非常に有利となる。
電加熱により自己発熱させるためエネルギー効率が良
く、さらに電極の酸化及び損耗が発生しないため電極の
保護膜を付加する必要がなくヘッドの製造工程上および
コスト上非常に有利となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0012】図に示すように、一方に複数の吐出口1を
有し、他方に誘電体からなるインク2を収納するインク
タンク3を設けた上部本体4aと、この上部本体4aに
接合される下部本体4bによりノズル4を形成し、前記
ノズル4の外壁に一対の電極5を設け、この電極5にパ
ターン線6を介して高周波電圧印加装置7を設け、この
高周波電圧印加装置7には電源8およびCPU9を高周
波電圧制御回路10を介して接続している。
有し、他方に誘電体からなるインク2を収納するインク
タンク3を設けた上部本体4aと、この上部本体4aに
接合される下部本体4bによりノズル4を形成し、前記
ノズル4の外壁に一対の電極5を設け、この電極5にパ
ターン線6を介して高周波電圧印加装置7を設け、この
高周波電圧印加装置7には電源8およびCPU9を高周
波電圧制御回路10を介して接続している。
【0013】以上のように構成されたインクジェットヘ
ッドについて、その動作を以下に説明するCPU9から
高周波電圧制御回路10にL信号が出力されている時、
インクジェットヘッドは待期状態にある。
ッドについて、その動作を以下に説明するCPU9から
高周波電圧制御回路10にL信号が出力されている時、
インクジェットヘッドは待期状態にある。
【0014】CPU9から高周波電圧制御回路10にH
信号が出力されると電極5に高周波電圧が印加される。
この高周波電圧は高周波電圧制御回路10により周波数
及び電圧値を制御される。電極5に高周波電圧が印加さ
れると電極5間にある誘電体からなるインク2が誘電加
熱により自己発熱し、蒸発して気泡を発生する。このと
きノズル4内の誘電体から成るインク2の急峻な体積変
化により生じる圧力変動によって、吐出口1から誘電体
から成るインク2が吐出し、記録紙(図示せず)に飛翔
し、付着してドットの形成を行う。もちろん消費された
誘電体から成るインクは常時インクタンク3から補給さ
れるので、CPU9からの信号に応じたインク滴が連続
的に生成され、記録紙に対して任意の連続的なドット形
成が可能となる。
信号が出力されると電極5に高周波電圧が印加される。
この高周波電圧は高周波電圧制御回路10により周波数
及び電圧値を制御される。電極5に高周波電圧が印加さ
れると電極5間にある誘電体からなるインク2が誘電加
熱により自己発熱し、蒸発して気泡を発生する。このと
きノズル4内の誘電体から成るインク2の急峻な体積変
化により生じる圧力変動によって、吐出口1から誘電体
から成るインク2が吐出し、記録紙(図示せず)に飛翔
し、付着してドットの形成を行う。もちろん消費された
誘電体から成るインクは常時インクタンク3から補給さ
れるので、CPU9からの信号に応じたインク滴が連続
的に生成され、記録紙に対して任意の連続的なドット形
成が可能となる。
【0015】ここで、図3に示すように電極間距離をd
[μm]、ノズル4の厚さをx[μm]とし、インク2
の比誘電率をε1、誘電正接をtanδ1、ノズル1の比
誘電率をε2、印加する高周波電圧をf[MHz]、V
[V]とするとインク2の単位体積当りに消費される電
力Pは一般的に次式で与えられる。
[μm]、ノズル4の厚さをx[μm]とし、インク2
の比誘電率をε1、誘電正接をtanδ1、ノズル1の比
誘電率をε2、印加する高周波電圧をf[MHz]、V
[V]とするとインク2の単位体積当りに消費される電
力Pは一般的に次式で与えられる。
【0016】
【数1】 また、実施例の一例としてインク2にフェニルキシリル
スルホン(ε1=25、tanδ1=0.11*1
0-4)、ノズル1に感光性ガラス(ε2=6.54)を
用い、d=420[μm]、x=200[μm]とし、
1[MHz]、50[V]の矩形波の高周波電圧を電極5
に10[μsec]印加すると、上式よりインク7には
15.9*10-5[J/μm3]なる熱量が与えられ
る。これはインク2が蒸発するのに十分な熱量である。
スルホン(ε1=25、tanδ1=0.11*1
0-4)、ノズル1に感光性ガラス(ε2=6.54)を
用い、d=420[μm]、x=200[μm]とし、
1[MHz]、50[V]の矩形波の高周波電圧を電極5
に10[μsec]印加すると、上式よりインク7には
15.9*10-5[J/μm3]なる熱量が与えられ
る。これはインク2が蒸発するのに十分な熱量である。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明は、誘電体から成るインクと、このインクを収容した
インクタンクに結合した複数個の隣接したノズルと、前
記それぞれのノズル上面に対面した一対の電極に高周波
電圧を印加する高周波電圧印加装置と、前記電極に印加
する高周波電圧の周波数及び電圧値を制御する高周波電
圧制御回路とで構成したので、前記電極に高周波電圧を
印加することにより、電極間のインクを誘電加熱により
自己発熱させるためエネルギー効率が良く、さらに電極
の酸化および損耗が発生しないため電極の保護膜を付加
する必要がなくヘッドの製造工程上およびコスト上非常
に有利となる優れたインクジェットヘッドを提供でき
る。
明は、誘電体から成るインクと、このインクを収容した
インクタンクに結合した複数個の隣接したノズルと、前
記それぞれのノズル上面に対面した一対の電極に高周波
電圧を印加する高周波電圧印加装置と、前記電極に印加
する高周波電圧の周波数及び電圧値を制御する高周波電
圧制御回路とで構成したので、前記電極に高周波電圧を
印加することにより、電極間のインクを誘電加熱により
自己発熱させるためエネルギー効率が良く、さらに電極
の酸化および損耗が発生しないため電極の保護膜を付加
する必要がなくヘッドの製造工程上およびコスト上非常
に有利となる優れたインクジェットヘッドを提供でき
る。
【図1】本発明の一実施例のインクジェットヘッドの構
成を示す構成図
成を示す構成図
【図2】同インクジェットヘッドの分解斜視図
【図3】同インクジェットヘッドのノズル部分の断面図
【図4】従来のインクジェットヘッドのノズル部分の断
面図
面図
2 インク 3 インクタンク 4 ノズル 5 電極 7 高周波電圧印加装置 10 高周波電圧制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 光栄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 誘電体から成るインクを収容したインク
タンクと、このインクタンクに結合した複数個の隣接し
たノズルと、このノズル外面に対面した一対の電極と、
この電極に高周波電圧を印加する高周波電圧印加装置
と、前記電極に印加する高周波電圧の周波数及び電圧値
を制御する高周波電圧制御回路とを備え、電極間のイン
クを誘導加熱により自己発熱させる構成としたインクジ
ェットヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169929A JPH0516363A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | インクジエツトヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3169929A JPH0516363A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | インクジエツトヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516363A true JPH0516363A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15895554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3169929A Pending JPH0516363A (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | インクジエツトヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0516363A (ja) |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP3169929A patent/JPH0516363A/ja active Pending
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