JPH05164486A - フィン付き熱交換器 - Google Patents
フィン付き熱交換器Info
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- JPH05164486A JPH05164486A JP32891291A JP32891291A JPH05164486A JP H05164486 A JPH05164486 A JP H05164486A JP 32891291 A JP32891291 A JP 32891291A JP 32891291 A JP32891291 A JP 32891291A JP H05164486 A JPH05164486 A JP H05164486A
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- fins
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 フィン付き熱交換器において、フィン面にお
ける空気流の剥離を可及的に抑制することにより、通風
抵抗の低減及び気流通過音の減少を図ること。 【構成】 フィン2の表面に多数の凹部3,3,・・が形
成されていると、該フィン2の表面から空気流が剥離し
ようとした場合には該凹部3,3,・・内の空気量が減少
することから該凹部3,3,・・内は負圧となり、この負
圧により一旦剥離しかけた空気流がフィン表面側に引き
戻される状態となり、該空気流はフィン表面から剥離す
ることなくスムーズに流れ、この結果、フィン間での空
気流の乱れが抑制され、通風抵抗の低減、あるいは気流
通過音の減少が図られるものである。
ける空気流の剥離を可及的に抑制することにより、通風
抵抗の低減及び気流通過音の減少を図ること。 【構成】 フィン2の表面に多数の凹部3,3,・・が形
成されていると、該フィン2の表面から空気流が剥離し
ようとした場合には該凹部3,3,・・内の空気量が減少
することから該凹部3,3,・・内は負圧となり、この負
圧により一旦剥離しかけた空気流がフィン表面側に引き
戻される状態となり、該空気流はフィン表面から剥離す
ることなくスムーズに流れ、この結果、フィン間での空
気流の乱れが抑制され、通風抵抗の低減、あるいは気流
通過音の減少が図られるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、フィン付き熱交換器
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にフィン付き熱交換器においては、
伝熱管1,1,・・に跨って配置した多数のフィン2,2,
・・間に、該各フィン2,2,・・の面方向に沿って空気
流を通過させることで該空気流と上記伝熱管1,1,・・
内の流体との間において熱交換を行わせるようになって
いる関係上、該フィン面上における空気流の流れ状態に
よって熱交換性能が大きく左右される。このため、より
高い熱交換性能を得るためには、フィン面の全長に亘っ
て空気流がスムーズに流れるようにする必要がある
(尚、このようなフィン付き熱交換器の従来例としては
例えば、実開昭62ー34678号公報に開示される如
きものがある)。
伝熱管1,1,・・に跨って配置した多数のフィン2,2,
・・間に、該各フィン2,2,・・の面方向に沿って空気
流を通過させることで該空気流と上記伝熱管1,1,・・
内の流体との間において熱交換を行わせるようになって
いる関係上、該フィン面上における空気流の流れ状態に
よって熱交換性能が大きく左右される。このため、より
高い熱交換性能を得るためには、フィン面の全長に亘っ
て空気流がスムーズに流れるようにする必要がある
(尚、このようなフィン付き熱交換器の従来例としては
例えば、実開昭62ー34678号公報に開示される如
きものがある)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
フィン付き熱交換器においては、図6及び図7に示すよ
うに、空気流が各伝熱管1,1,・・間に跨って所定間隔
でその板厚方向に配置されたフィン2,2,・・間を通過
する場合に、特に該フィン2の空気流の流出部(即ち、
送風方向の下流側端縁部分)あるいは各伝熱管1,1,・
・の間の部分において空気流がフィン面より剥離して渦
が生じるため、これにより通風抵抗が増大し、さらに各
フィン2,2,・・間の狭い通路での乱れの発生によって
熱交換器特有の気流通過音が生じる原因ともなってい
た。
フィン付き熱交換器においては、図6及び図7に示すよ
うに、空気流が各伝熱管1,1,・・間に跨って所定間隔
でその板厚方向に配置されたフィン2,2,・・間を通過
する場合に、特に該フィン2の空気流の流出部(即ち、
送風方向の下流側端縁部分)あるいは各伝熱管1,1,・
・の間の部分において空気流がフィン面より剥離して渦
が生じるため、これにより通風抵抗が増大し、さらに各
フィン2,2,・・間の狭い通路での乱れの発生によって
熱交換器特有の気流通過音が生じる原因ともなってい
た。
【0004】そこで本願発明は、フィン面における空気
流の剥離を可及的に抑制することにより、通風抵抗の低
減による熱交換性能の向上、及び気流通過音の減少によ
る静粛運転を実現するようにしたフィン付き熱交換器を
提供せんとしてなされたものである。
流の剥離を可及的に抑制することにより、通風抵抗の低
減による熱交換性能の向上、及び気流通過音の減少によ
る静粛運転を実現するようにしたフィン付き熱交換器を
提供せんとしてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として、請求項1記載の発
明では、図1A、図3及び図4に例示するように、所定
間隔で平行に配置された複数の伝熱管1,1,・・に、所
定間隔で板厚方向に配置された複数枚のフィン2,2,・
・を、上記複数の伝熱管1,1,・・をその板厚方向に貫
通せしめた状態で固定し、上記各フィン2,2,・・の平
面方向に沿って送風するようにしたフィン付き熱交換器
において、上記各フィン2,2,・・の表面に多数の凹部
3,3,・・を形成したことを特徴としている。
を解決するための具体的手段として、請求項1記載の発
明では、図1A、図3及び図4に例示するように、所定
間隔で平行に配置された複数の伝熱管1,1,・・に、所
定間隔で板厚方向に配置された複数枚のフィン2,2,・
・を、上記複数の伝熱管1,1,・・をその板厚方向に貫
通せしめた状態で固定し、上記各フィン2,2,・・の平
面方向に沿って送風するようにしたフィン付き熱交換器
において、上記各フィン2,2,・・の表面に多数の凹部
3,3,・・を形成したことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
フィン付き熱交換器において、上記凹部3を所定大きさ
のディンプル31で構成したことを特徴としている。
フィン付き熱交換器において、上記凹部3を所定大きさ
のディンプル31で構成したことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
フィン付き熱交換器において、上記凹部3を送風方向に
略直交する方向に延びる凹条32で構成したことを特徴
としている。
フィン付き熱交換器において、上記凹部3を送風方向に
略直交する方向に延びる凹条32で構成したことを特徴
としている。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項2または
3記載のフィン付き熱交換器において、上記フィン2を
送風方向においてその両側面側に交互に折曲するワッフ
ルプレートで構成するとともに、上記凹部3,3,・・を
上記フィン2の折曲部の近傍に集中的に形成したことを
特徴としている。
3記載のフィン付き熱交換器において、上記フィン2を
送風方向においてその両側面側に交互に折曲するワッフ
ルプレートで構成するとともに、上記凹部3,3,・・を
上記フィン2の折曲部の近傍に集中的に形成したことを
特徴としている。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項2または
3記載のフィン付き熱交換器において、上記フィン2
を、その基板部21から切り起こされたルーバー22,
22,・・を備えるとともに、該各ルーバー22,22,
・・の送風方向下流側の端縁近傍に上記凹部3,3,・・
を集中的に形成したことを特徴としている。
3記載のフィン付き熱交換器において、上記フィン2
を、その基板部21から切り起こされたルーバー22,
22,・・を備えるとともに、該各ルーバー22,22,
・・の送風方向下流側の端縁近傍に上記凹部3,3,・・
を集中的に形成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】本願各発明ではかかる構成とすることによって
それぞれ次のような作用が得られる。
それぞれ次のような作用が得られる。
【0011】請求項1〜3記載の発明では、各フィン
2,2,・・間を空気流が流れる際、特にその流速が高い
場合、あるいは流れの方向が変化する場合においては、
該空気流がフィン表面から剥離し易くなる。
2,2,・・間を空気流が流れる際、特にその流速が高い
場合、あるいは流れの方向が変化する場合においては、
該空気流がフィン表面から剥離し易くなる。
【0012】ところがこれら各発明においては、該フィ
ン2,2,・・の表面にディンプル31,31,・・あるい
は凹条32,32,・・で構成される凹部3,3,・・を形
成しているため、該フィン表面を流れる空気流がこれか
ら剥離しようとした場合には、該凹部3,3,・・の内部
の空気量が減少する状態となって該凹部3,3,・・の内
部が負圧化し、一旦剥離しかけた空気流をフィン表面側
に引き戻す如く作用をする。この結果、該フィン表面か
らの空気流の剥離が効果的に防止され、該空気流はフィ
ン表面をスムーズに流れ、フィン2,2,・・間での気流
の乱れが可及的に抑制されるものである。
ン2,2,・・の表面にディンプル31,31,・・あるい
は凹条32,32,・・で構成される凹部3,3,・・を形
成しているため、該フィン表面を流れる空気流がこれか
ら剥離しようとした場合には、該凹部3,3,・・の内部
の空気量が減少する状態となって該凹部3,3,・・の内
部が負圧化し、一旦剥離しかけた空気流をフィン表面側
に引き戻す如く作用をする。この結果、該フィン表面か
らの空気流の剥離が効果的に防止され、該空気流はフィ
ン表面をスムーズに流れ、フィン2,2,・・間での気流
の乱れが可及的に抑制されるものである。
【0013】請求項4記載の発明では、フィン2,2,・
・がワッフルプレートで構成されていることからその折
曲部の近傍位置においては特に空気流の剥離が生じ易い
が、この場合、最も剥離を生じ易い部分に凹部3,3,・
・が集中的に形成され該凹部3,3,・・によって空気流
の剥離が抑制されることから、より効果的な剥離抑制作
用が得られるものである。
・がワッフルプレートで構成されていることからその折
曲部の近傍位置においては特に空気流の剥離が生じ易い
が、この場合、最も剥離を生じ易い部分に凹部3,3,・
・が集中的に形成され該凹部3,3,・・によって空気流
の剥離が抑制されることから、より効果的な剥離抑制作
用が得られるものである。
【0014】請求項5記載の発明では、各フィン2,2,
・・にルーバー22,22,・・が形成されていることか
ら、該各ルーバー22,22,・・においては空気流の流
出部、即ち該各ルーバー22,22,・・の送風方向下流
側の端縁近傍に最も空気流の剥離を生じ易いが、この場
合、最も剥離の生じ易い部位に集中的に凹部3,3,・・
が形成され該凹部3,3,・・によって空気流の剥離が抑
制されることから、より効果的な剥離抑制作用が得られ
るものである。
・・にルーバー22,22,・・が形成されていることか
ら、該各ルーバー22,22,・・においては空気流の流
出部、即ち該各ルーバー22,22,・・の送風方向下流
側の端縁近傍に最も空気流の剥離を生じ易いが、この場
合、最も剥離の生じ易い部位に集中的に凹部3,3,・・
が形成され該凹部3,3,・・によって空気流の剥離が抑
制されることから、より効果的な剥離抑制作用が得られ
るものである。
【0015】
【発明の効果】従って、本願各発明のフィン付き熱交換
器によればそれぞれ次のような効果が得られる。
器によればそれぞれ次のような効果が得られる。
【0016】請求項1〜3記載のフィン付き熱交換器に
よれば、フィン表面に形成した凹部3,3,・・による空
気流の剥離抑制作用によってフィン2,2,・・間におけ
る気流の乱れが防止されることから、フィン2,2,・・
間における通風抵抗が低減されより高い熱交換性能が得
られるとともに、気流通過音が減少しそれだけ熱交換器
の静粛運転が実現されるという効果が得られるものであ
る。
よれば、フィン表面に形成した凹部3,3,・・による空
気流の剥離抑制作用によってフィン2,2,・・間におけ
る気流の乱れが防止されることから、フィン2,2,・・
間における通風抵抗が低減されより高い熱交換性能が得
られるとともに、気流通過音が減少しそれだけ熱交換器
の静粛運転が実現されるという効果が得られるものであ
る。
【0017】請求項4及び5記載のフィン付き熱交換器
によれば、フィン2の形態上、最も空気流の剥離が生じ
易い部分に集中的に凹部3,3,・・を形成して該凹部
3,3,・・による剥離抑制作用を効果的に得るようにし
ていることから、より少ない数の凹部によって高い剥離
抑制効果を得ることができ、剥離抑制による通風抵抗の
低減と気流通過音の減少とをより安価に達成できるとい
う効果が得られるものである。
によれば、フィン2の形態上、最も空気流の剥離が生じ
易い部分に集中的に凹部3,3,・・を形成して該凹部
3,3,・・による剥離抑制作用を効果的に得るようにし
ていることから、より少ない数の凹部によって高い剥離
抑制効果を得ることができ、剥離抑制による通風抵抗の
低減と気流通過音の減少とをより安価に達成できるとい
う効果が得られるものである。
【0018】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいて本願
発明のフィン付き熱交換器を具体的に説明する。
発明のフィン付き熱交換器を具体的に説明する。
【0019】第1実施例 図1A及び図1Bには、本願の請求項1,2及び4記載
の発明の実施例にかかるフィン付き熱交換器の要部が示
されており、同各図において符号1は所定間隔で平行配
置された複数の伝熱管である。この各伝熱管1,1,・・
には、該伝熱管1,1,・・をその板厚方向に貫通せしめ
た状態で多数のフィン2,2,・・がその板厚方向に所定
間隔で取り付けられている。この各フィン2,2,・・
は、上記各伝熱管1,1,・・間の部分を板厚方向に交互
に折曲してなる比較的板厚の厚いワッフルプレートで構
成されている。そして、このフィン2の折曲部の近傍及
び送風方向下流側の端縁の近傍のしかも突出側の側面に
は、それぞれ所定大きさの多数のディンプル31,31,
・・が集中的に形成されている。
の発明の実施例にかかるフィン付き熱交換器の要部が示
されており、同各図において符号1は所定間隔で平行配
置された複数の伝熱管である。この各伝熱管1,1,・・
には、該伝熱管1,1,・・をその板厚方向に貫通せしめ
た状態で多数のフィン2,2,・・がその板厚方向に所定
間隔で取り付けられている。この各フィン2,2,・・
は、上記各伝熱管1,1,・・間の部分を板厚方向に交互
に折曲してなる比較的板厚の厚いワッフルプレートで構
成されている。そして、このフィン2の折曲部の近傍及
び送風方向下流側の端縁の近傍のしかも突出側の側面に
は、それぞれ所定大きさの多数のディンプル31,31,
・・が集中的に形成されている。
【0020】このようなワッフルプレートからなるフィ
ン2,2,・・を備えたフィン付き熱交換器おいて、その
板面方向の一方側から送風すると、特に流れ方向が変化
する折曲部の近傍、及び送風方向下流側の端縁近傍にお
いては空気流が剥離し易くなることは既述の通りであ
る。
ン2,2,・・を備えたフィン付き熱交換器おいて、その
板面方向の一方側から送風すると、特に流れ方向が変化
する折曲部の近傍、及び送風方向下流側の端縁近傍にお
いては空気流が剥離し易くなることは既述の通りであ
る。
【0021】ところが、この実施例のものにおいては、
このようにフィン2のうちで最も剥離を生じ易い部分に
多数のディンプル31,31,・・を集中的に形成してい
るため、これらの部分においてはフィン表面に沿って流
れる空気流が剥離しようとした場合には、これに伴って
該各ディンプル31,31,・・の内部の空気量が減少す
る状態となりその内圧が負圧化することから、この各デ
ィンプル31,31,・・の負圧吸引作用によって一旦剥
離しかけた空気流が再びフィン表面側に引き戻される状
態となり、結果的に空気流のフィン表面からの剥離その
ものが可及的に抑制されるものである。しかも、この場
合、該各ディンプル31,31,・・が剥離が最も発生し
易い部位に集中的に形成されていることから、より少な
い数のディンプル31,31,・・によって剥離抑制作用
を最大限確保することができるものである。
このようにフィン2のうちで最も剥離を生じ易い部分に
多数のディンプル31,31,・・を集中的に形成してい
るため、これらの部分においてはフィン表面に沿って流
れる空気流が剥離しようとした場合には、これに伴って
該各ディンプル31,31,・・の内部の空気量が減少す
る状態となりその内圧が負圧化することから、この各デ
ィンプル31,31,・・の負圧吸引作用によって一旦剥
離しかけた空気流が再びフィン表面側に引き戻される状
態となり、結果的に空気流のフィン表面からの剥離その
ものが可及的に抑制されるものである。しかも、この場
合、該各ディンプル31,31,・・が剥離が最も発生し
易い部位に集中的に形成されていることから、より少な
い数のディンプル31,31,・・によって剥離抑制作用
を最大限確保することができるものである。
【0022】このようにフィン表面での空気流の剥離が
可及的に抑制されることにより、該フィン表面における
空気流の流れがスムーズとなり、各フィン2,2,・・間
での空気流の乱れが可及的に抑制され、この結果、各フ
ィン2,2,・・間における通風抵抗が低減されより高い
熱交換性能が確保されるとともに、各フィン2,2,・・
間における気流通過音が可及的に減少しフィン付き熱交
換器の静粛運転が可能ならしめられるものである。
可及的に抑制されることにより、該フィン表面における
空気流の流れがスムーズとなり、各フィン2,2,・・間
での空気流の乱れが可及的に抑制され、この結果、各フ
ィン2,2,・・間における通風抵抗が低減されより高い
熱交換性能が確保されるとともに、各フィン2,2,・・
間における気流通過音が可及的に減少しフィン付き熱交
換器の静粛運転が可能ならしめられるものである。
【0023】尚、図1Bに示すようにフィン2の板厚が
比較的厚い場合には、一方の側面に、他方の側面へ膨出
させることなくディンプル31,31,・・を形成するこ
とができるが、例えば図2に示すようにフィン2の板厚
が非常に薄い場合には一方の側面へのディンプル31,
31,・・の形成により他方の側面には膨出突起が形成
されることから該他方の側面側においては平滑面である
場合に比して多少通風抵抗が増加することとなる。しか
し、この多数の膨出突起の間の部分は上記ディンプル3
1,31,・・と同様の剥離抑制作用に寄与することがで
き、また該膨出突起により空気流との接触面積が増加す
ることから、上記一方の側面のディンプル31,31,・
・における剥離抑制作用をも勘案すれば、トータル的に
は該ディンプル31,31,・・を形成しない場合に比し
て、より高い熱交換性能が得られることとなり実用に供
し得るものである。
比較的厚い場合には、一方の側面に、他方の側面へ膨出
させることなくディンプル31,31,・・を形成するこ
とができるが、例えば図2に示すようにフィン2の板厚
が非常に薄い場合には一方の側面へのディンプル31,
31,・・の形成により他方の側面には膨出突起が形成
されることから該他方の側面側においては平滑面である
場合に比して多少通風抵抗が増加することとなる。しか
し、この多数の膨出突起の間の部分は上記ディンプル3
1,31,・・と同様の剥離抑制作用に寄与することがで
き、また該膨出突起により空気流との接触面積が増加す
ることから、上記一方の側面のディンプル31,31,・
・における剥離抑制作用をも勘案すれば、トータル的に
は該ディンプル31,31,・・を形成しない場合に比し
て、より高い熱交換性能が得られることとなり実用に供
し得るものである。
【0024】第2実施例 図3には本願の請求項1,3及び4記載の発明の実施例
にかかるフィン付き熱交換器が示されている。この実施
例のものは、上記第1実施例のものがフィン2の折曲部
の近傍及び送風方向下流側の端縁の近傍にディンプル3
1,31,・・を集中的に形成していたのに対して、これ
らの部位に上記ディンプル31,31,・・に替えて送風
方向に直交する方向に延びる凹条32,32,・・を形成
したものである。
にかかるフィン付き熱交換器が示されている。この実施
例のものは、上記第1実施例のものがフィン2の折曲部
の近傍及び送風方向下流側の端縁の近傍にディンプル3
1,31,・・を集中的に形成していたのに対して、これ
らの部位に上記ディンプル31,31,・・に替えて送風
方向に直交する方向に延びる凹条32,32,・・を形成
したものである。
【0025】このようにフィン2の表面に凹条32,3
2,・・を形成すると、空気流の流れに対して該各凹条
32,32,・・が上記第1実施例におけるディンプル3
1,31,・・と同様の作用を行い、該フィン2の表面に
おける空気流の剥離が、より少ない数の凹条32,32,
・・によって効果的に抑制され、フィン2,2,・・間に
おける通風抵抗の低減及び気流通過音の減少が図られる
ものである。
2,・・を形成すると、空気流の流れに対して該各凹条
32,32,・・が上記第1実施例におけるディンプル3
1,31,・・と同様の作用を行い、該フィン2の表面に
おける空気流の剥離が、より少ない数の凹条32,32,
・・によって効果的に抑制され、フィン2,2,・・間に
おける通風抵抗の低減及び気流通過音の減少が図られる
ものである。
【0026】第3実施例 図4及び図5には本願の請求項1,2及び5記載の発明
の実施例にかかるフィン付き熱交換器が示されている。
この実施例のフィン付き熱交換器は、フィン2を複数の
ルーバー22,22,・・を形成したワッフルプレートで
構成したものであり、該各ルーバー22,22,・・の送
風方向下流側の端縁の近傍にそれぞ多数のディンプル3
1,31,・・を形成している。
の実施例にかかるフィン付き熱交換器が示されている。
この実施例のフィン付き熱交換器は、フィン2を複数の
ルーバー22,22,・・を形成したワッフルプレートで
構成したものであり、該各ルーバー22,22,・・の送
風方向下流側の端縁の近傍にそれぞ多数のディンプル3
1,31,・・を形成している。
【0027】このように各ルーバー22,22,・・に多
数のディンプル31,31,・・を形成することにより、
該各ルーバー22,22,・・部分を流れる空気流の該ル
ーバー表面からの剥離を、しかも最も剥離の発生し易い
下流側端縁部分において効果的に防止することができる
ものであり、特に通風抵抗の増大が問題となっていたル
ーバー付きフィンにおいて該通風抵抗を可及的に低減さ
せることができることから、ルーバー付きフィンを備え
た熱交換器においてその実用価値が顕著となるものであ
る。
数のディンプル31,31,・・を形成することにより、
該各ルーバー22,22,・・部分を流れる空気流の該ル
ーバー表面からの剥離を、しかも最も剥離の発生し易い
下流側端縁部分において効果的に防止することができる
ものであり、特に通風抵抗の増大が問題となっていたル
ーバー付きフィンにおいて該通風抵抗を可及的に低減さ
せることができることから、ルーバー付きフィンを備え
た熱交換器においてその実用価値が顕著となるものであ
る。
【0028】尚、上記各実施例においては、ディンプル
31,31,・・あるいは凹条32,32,・・をフィン2
のうちでも最も剥離の起き易い部分に集中的に形成して
いるが、本願発明はこれに限定されるものではなく、例
えば該フィン2の表面の全域に亘って形成することもで
きることは勿論である。
31,31,・・あるいは凹条32,32,・・をフィン2
のうちでも最も剥離の起き易い部分に集中的に形成して
いるが、本願発明はこれに限定されるものではなく、例
えば該フィン2の表面の全域に亘って形成することもで
きることは勿論である。
【図1A】本願発明の実施例にかかるフィン付き熱交換
器の要部縦断面図である。
器の要部縦断面図である。
【図1B】図1AのI-I縦断面図である。
【図2】図1Aのフィン付き熱交換器の変形例を示す要
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図3】本願発明の第2実施例にかかるフィン付き熱交
換器の縦断面図である。
換器の縦断面図である。
【図4】本願発明の第3実施例にかかるフィン付き熱交
換器の要部縦断面図である。
換器の要部縦断面図である。
【図5】図4のV-V要部拡大縦断面図である。
【図6】従来のフィン付き熱交換器の要部縦断面図であ
る。
る。
【図7】図6のVII-VII縦断面図である。
1は伝熱管、2はフィン、3は凹部、31はディンプ
ル、32は凹条である。
ル、32は凹条である。
フロントページの続き (72)発明者 川端 克宏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 大館 秀幸 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 所定間隔で平行に配置された複数の伝熱
管(1),(1),・・に、所定間隔で板厚方向に配置された
複数枚のフィン(2),(2),・・を、上記複数の伝熱管
(1),(1),・・をその板厚方向に貫通せしめた状態で固
定し、上記各フィン(2),(2),・・の平面方向に沿って
送風するようにしたフィン付き熱交換器であって、上記
各フィン(2),(2),・・の表面に多数の凹部(3),(3),
・・を形成したことを特徴とするフィン付き熱交換器。 - 【請求項2】 請求項1において、上記凹部(3)が所定
大きさのディンプル(31)で構成されていることを特徴
とするフィン付き熱交換器。 - 【請求項3】 請求項1において、上記凹部(3)が送風
方向に略直交する方向に延びる凹条(32)で構成されて
いることを特徴とするフィン付き熱交換器。 - 【請求項4】 請求項2または3において、上記フィ
ン(2)が送風方向においてその両側面側に交互に折曲す
るワッフルプレートで構成されるとともに、上記凹部
(3),(3),・・が上記フィン(2)の折曲部の近傍に集中
的に形成されていることを特徴とするフィン付き熱交換
器。 - 【請求項5】 請求項2または3において、上記フィン
(2)が、その基板部(21)から切り起こされたルーバー
(22),(22),・・を備えるとともに、該各ルーバー
(22),(22),・・の送風方向下流側の端縁近傍に上記
凹部(3),(3),・・が集中的に形成されていることを特
徴とするフィン付き熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328912A JP2684905B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | フィン付き熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3328912A JP2684905B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | フィン付き熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164486A true JPH05164486A (ja) | 1993-06-29 |
| JP2684905B2 JP2684905B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=18215485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3328912A Expired - Fee Related JP2684905B2 (ja) | 1991-12-12 | 1991-12-12 | フィン付き熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2684905B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018003123A1 (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-04 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938661A (ja) * | 1972-08-10 | 1974-04-10 | ||
| JPS6422185U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-03 | ||
| JPH0517366U (ja) * | 1991-08-06 | 1993-03-05 | 東洋ラジエーター株式会社 | 熱交換器のプレートフイン |
-
1991
- 1991-12-12 JP JP3328912A patent/JP2684905B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4938661A (ja) * | 1972-08-10 | 1974-04-10 | ||
| JPS6422185U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-03 | ||
| JPH0517366U (ja) * | 1991-08-06 | 1993-03-05 | 東洋ラジエーター株式会社 | 熱交換器のプレートフイン |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2018003123A1 (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-04 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 |
| GB2565486A (en) * | 2016-07-01 | 2019-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus |
| GB2565486B (en) * | 2016-07-01 | 2020-11-18 | Mitsubishi Electric Corp | Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2684905B2 (ja) | 1997-12-03 |
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